JPS634611Y2 - - Google Patents
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- JPS634611Y2 JPS634611Y2 JP1984098995U JP9899584U JPS634611Y2 JP S634611 Y2 JPS634611 Y2 JP S634611Y2 JP 1984098995 U JP1984098995 U JP 1984098995U JP 9899584 U JP9899584 U JP 9899584U JP S634611 Y2 JPS634611 Y2 JP S634611Y2
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- JP
- Japan
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- main body
- jaw
- teeth
- movable body
- pin
- Prior art date
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- 241000207961 Sesamum Species 0.000 description 3
- 235000003434 Sesamum indicum Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/10—Spanners; Wrenches with adjustable jaws
- B25B13/12—Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable
- B25B13/20—Arrangements for locking the jaws
- B25B13/22—Arrangements for locking the jaws by ratchet action or toothed bars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/10—Spanners; Wrenches with adjustable jaws
- B25B13/12—Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/10—Spanners; Wrenches with adjustable jaws
- B25B13/12—Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable
- B25B13/18—Spanners; Wrenches with adjustable jaws the jaws being slidable by cam, wedge, or lever
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はパイプレンチに関するものである。
(従来の技術)
従来、パイプレンチは、JISB4606に規定され
たものがある。これにおいては、下あごを有する
本体に対し、丸ナツトを所定方向へ回転操作する
ことで、上あごを進退させる構造となつていた。
たものがある。これにおいては、下あごを有する
本体に対し、丸ナツトを所定方向へ回転操作する
ことで、上あごを進退させる構造となつていた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記した従来のものにおいては、本体の下あご
と上あごとの間に管をくわえさせるときには、ま
ず、管の外径より両あご間の間隔が適宜に大きく
なるように、丸ナツトを所定方向へ回転操作し
て、上あごを進退させ、その後、ふただび、丸ナ
ツトを所定方向へ回転操作して、下あごに向けて
上あごを前進させて、これら両あごによつて管を
くわえさせていた。このため、管のくわえ作業が
厄介である問題点があつた。
と上あごとの間に管をくわえさせるときには、ま
ず、管の外径より両あご間の間隔が適宜に大きく
なるように、丸ナツトを所定方向へ回転操作し
て、上あごを進退させ、その後、ふただび、丸ナ
ツトを所定方向へ回転操作して、下あごに向けて
上あごを前進させて、これら両あごによつて管を
くわえさせていた。このため、管のくわえ作業が
厄介である問題点があつた。
(問題を解決するための手段)
上記した従来の問題点を解決するために、この
考案では、 上端に上あご部を有し、下部をグリツプ部と
し、側縁にラツク歯が形成された本体と、 前記本体の上あご部に対向する下あご部を上端
に有し、かつ同本体に摺動可能に嵌挿された可動
体と、 前記可動体の下部一側に、第1のピンによつて
回動可能に連結された連結体と、 前記連結体の上部他側に、第2のピンによつて
上部が連結され、かつ前記本体のグリツプ部に対
し開閉動作するレバーグリツプと、 前記第2のピンより下方において、前記レバー
グリツプの上部に、第3のピンによつて回動可能
に取付けられ、かつ前記本体のラツク歯に係脱可
能に噛合う係止ごまとを備えたパイプレンチであ
つて、 前記本体には、その上あご部と可動体の下あご
部との間において、切換あご板を摺動可能に嵌挿
し、前記上あご部と下あご部との対向面のうち、
一方には、断面のこ歯状のくわえ歯を、他方には
平坦なくわえ面を形成し、前記切換あご板には、
前記くわえ歯と対向する側に該くわえ歯と噛合う
くわえ歯を、前記くわえ面に対向する側に該くわ
え面と平行する平坦なくわえ面を形成した構成に
したものである。
考案では、 上端に上あご部を有し、下部をグリツプ部と
し、側縁にラツク歯が形成された本体と、 前記本体の上あご部に対向する下あご部を上端
に有し、かつ同本体に摺動可能に嵌挿された可動
体と、 前記可動体の下部一側に、第1のピンによつて
回動可能に連結された連結体と、 前記連結体の上部他側に、第2のピンによつて
上部が連結され、かつ前記本体のグリツプ部に対
し開閉動作するレバーグリツプと、 前記第2のピンより下方において、前記レバー
グリツプの上部に、第3のピンによつて回動可能
に取付けられ、かつ前記本体のラツク歯に係脱可
能に噛合う係止ごまとを備えたパイプレンチであ
つて、 前記本体には、その上あご部と可動体の下あご
部との間において、切換あご板を摺動可能に嵌挿
し、前記上あご部と下あご部との対向面のうち、
一方には、断面のこ歯状のくわえ歯を、他方には
平坦なくわえ面を形成し、前記切換あご板には、
前記くわえ歯と対向する側に該くわえ歯と噛合う
くわえ歯を、前記くわえ面に対向する側に該くわ
え面と平行する平坦なくわえ面を形成した構成に
したものである。
(作用)
上記構成によれば、レバーグリツプの開き動作
時には、該レバーグリツプが第2のピンを支点と
して開き動作し、本体のラツク歯に対する係止ご
まの噛合いが解除される一方、レバーグリツプの
閉じ動作時には、本体のラツク歯と係止ごまとの
噛合いによつて該レバーグリツプが第3のピンを
支点として閉じ動作し、この動作で連結体を介し
て可動体が前進される。
時には、該レバーグリツプが第2のピンを支点と
して開き動作し、本体のラツク歯に対する係止ご
まの噛合いが解除される一方、レバーグリツプの
閉じ動作時には、本体のラツク歯と係止ごまとの
噛合いによつて該レバーグリツプが第3のピンを
支点として閉じ動作し、この動作で連結体を介し
て可動体が前進される。
従つて、円形状のパイプをくわえさせるときに
は、本体の上あご部又は可動体の下あご部に形成
された断面のこ歯状のくわえ歯と切換あご板のく
わえ歯とを対向させた状態において、前述したよ
うに、可動体を前進させることで、前記両くわえ
歯によつてパイプの外周が強固に挾持される。
は、本体の上あご部又は可動体の下あご部に形成
された断面のこ歯状のくわえ歯と切換あご板のく
わえ歯とを対向させた状態において、前述したよ
うに、可動体を前進させることで、前記両くわえ
歯によつてパイプの外周が強固に挾持される。
また、六角ボルト・ナツト等をくわえさせると
きには、本体の上あご部又は下あご部に形成され
た平坦なくわえ面と切換あご板の平断なくわえ面
とを対向させた状態において、前述したように、
可動体を前進させることで、前記両くわえ面によ
つて六角ボルト・ナツトの対向外側面が強固に挾
持される。
きには、本体の上あご部又は下あご部に形成され
た平坦なくわえ面と切換あご板の平断なくわえ面
とを対向させた状態において、前述したように、
可動体を前進させることで、前記両くわえ面によ
つて六角ボルト・ナツトの対向外側面が強固に挾
持される。
(実施例)
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
パイプレンチ1は、本体2、可動体4、連結体
12、レバーグリツプ14、係止ごま15を主体
として構成されている。
12、レバーグリツプ14、係止ごま15を主体
として構成されている。
上端に上あご部2aを有する本体2は、その胴
部2bが所定長さの平帯状に形成され、胴部2b
の下部をグリツプ部2cとしている。さらに、本
体2の胴部2bの側縁にはラツク歯3が上下方向
に形成されている。
部2bが所定長さの平帯状に形成され、胴部2b
の下部をグリツプ部2cとしている。さらに、本
体2の胴部2bの側縁にはラツク歯3が上下方向
に形成されている。
上記本体2の上あご部2aに対向する下あご4
aを上端に有する可動体4は、その中心部の上下
方向に、本体2の胴部2bに嵌合する摺動孔4b
が貫設され、本体2の胴部2bに沿つて摺動可能
に嵌挿されている。
aを上端に有する可動体4は、その中心部の上下
方向に、本体2の胴部2bに嵌合する摺動孔4b
が貫設され、本体2の胴部2bに沿つて摺動可能
に嵌挿されている。
また、この実施例では、本体2の上あご部2a
下面には断面でのこ刃状のくわえ歯5が形成され
る一方、可動体4の下あご部4a上面には平坦な
くわえ面6が形成されている。そして、本体2の
上あご部2aと可動体4の下あご部4aとの間に
おおいて、本体2の胴部2bには切換あご板7が
摺動可能に嵌挿されかつすべり止め用のばね8に
よつて保持されている。この切換あご板7の上面
には、本体2の上あご部2aのくわえ歯5に対向
して噛合う断面でのこ刃状のくわえ歯9が形成さ
れ、同切換あご板7の下面には、可動体4の下あ
ご部4aのくわえ面6に平行する平坦なくわえ面
10が形成されている。
下面には断面でのこ刃状のくわえ歯5が形成され
る一方、可動体4の下あご部4a上面には平坦な
くわえ面6が形成されている。そして、本体2の
上あご部2aと可動体4の下あご部4aとの間に
おおいて、本体2の胴部2bには切換あご板7が
摺動可能に嵌挿されかつすべり止め用のばね8に
よつて保持されている。この切換あご板7の上面
には、本体2の上あご部2aのくわえ歯5に対向
して噛合う断面でのこ刃状のくわえ歯9が形成さ
れ、同切換あご板7の下面には、可動体4の下あ
ご部4aのくわえ面6に平行する平坦なくわえ面
10が形成されている。
可動体4の下部一側には、第1のピン11によ
つて連結体12の下部一側が回転可能に連結され
ている。この連結体12は、可動体4の一側縁か
ら他側縁に向けて跨がる二又状に形成されてお
り、その上部の他側(二又の先端部)には第2の
ピン13によつてレバーグリツプ14が、その上
部において連結されている。
つて連結体12の下部一側が回転可能に連結され
ている。この連結体12は、可動体4の一側縁か
ら他側縁に向けて跨がる二又状に形成されてお
り、その上部の他側(二又の先端部)には第2の
ピン13によつてレバーグリツプ14が、その上
部において連結されている。
レバーグリツプ14の上部は、係止ごま15を
収納するための収納部を備えた二又状に形成され
ており、この収納部には、本体2のラツク歯3と
係脱可能に噛合う係止歯15aを備えた係止ごま
15が、第2ピン13より下方に位置する第3の
ピン16によつて回動可能に取付けられている。
収納するための収納部を備えた二又状に形成され
ており、この収納部には、本体2のラツク歯3と
係脱可能に噛合う係止歯15aを備えた係止ごま
15が、第2ピン13より下方に位置する第3の
ピン16によつて回動可能に取付けられている。
すなわち、本体2に対するレバーグリツプ14
の閉じ動作時には、第3図に示すように、本体2
のラツク歯3と係止ごま15の係止歯15aとの
噛合いによつて該レバーグリツプ14が第3のピ
ン16を支点として閉じ動作し、連結休12を介
して可動体4を前進させる一方、レバーグリツプ
14の開き動作時には、第2図に示すように、レ
バーグリツプ14が第2のピン13を支点として
開き動作し、本体2のラツク歯3に対する係止ご
ま15の噛合いが解除されるように、第1、第
2、第3のピン11,13,16の配設位置が設
定されている。
の閉じ動作時には、第3図に示すように、本体2
のラツク歯3と係止ごま15の係止歯15aとの
噛合いによつて該レバーグリツプ14が第3のピ
ン16を支点として閉じ動作し、連結休12を介
して可動体4を前進させる一方、レバーグリツプ
14の開き動作時には、第2図に示すように、レ
バーグリツプ14が第2のピン13を支点として
開き動作し、本体2のラツク歯3に対する係止ご
ま15の噛合いが解除されるように、第1、第
2、第3のピン11,13,16の配設位置が設
定されている。
また、この実施例では、可動体4と連結体12
との間には、該連結体12を第1のピン11を支
点として第1図中矢印P方向へ付勢する戻しばね
17が介装される一方、レバーグリツプ14の上
端には可動体4の側縁に接離可能に当接するスト
ツパ片14aが形成されている。
との間には、該連結体12を第1のピン11を支
点として第1図中矢印P方向へ付勢する戻しばね
17が介装される一方、レバーグリツプ14の上
端には可動体4の側縁に接離可能に当接するスト
ツパ片14aが形成されている。
さらに、この実施例では、本体2の上あご部2
aの側縁とこれに対向する可動体4の側縁には、
ビスの頭部や線材を切断するための切断刃18,
19が形成されている。
aの側縁とこれに対向する可動体4の側縁には、
ビスの頭部や線材を切断するための切断刃18,
19が形成されている。
上記したように構成されるこの実施例のパイプ
レンチにおいて、レバーグリツプ14を開き動作
すると、第2図に示すように、このレバーグリツ
プ14は、連結体12を、第1のピン11を支点
としかつ戻しばね17の付勢力に抗して回動しつ
つ、第2のピン13を支点として開き動作し、本
体2のラツク歯3に対する係止ごま15の噛合い
が解除される。この状態のもとで、レバーグリツ
プ14によつて可動体4を、本体2の胴部2bに
沿つて上下方向へ摺動させることで、本体2の上
あご部2aに対し、可動体4の下あご部4aが進
退する。このようにして、本体2の上あご部2a
のくわえ歯5と、可動体4の下あご部4aのくわ
え面5上の切換あご板7のくわえ歯9との間隔
が、管Pの外径に比し、適宜に大きくなるよう
に、本体2の上あご部2aに対し、可動体4の下
あご部4aを進退させる。そして、第3図に示す
ように、管Pの外周面に対し、本体2の上あご部
2aのくわえ歯5と、可動体4の下あご部4a側
の切換あご板7のくわえ歯9とを対向させた後、
レバーグリツプ14を、第3図中、鎖線に示すよ
うに閉じ動作することで、レバーグリツプ14
は、第3のピン16を支点として閉じ動作する。
すると、連結体12を介して可動体4が本体2の
上あご部2aに向けて前進する。このため、本体
2の上あご部2aのくわえ歯5と、切換あご板7
のくわえ歯9との間に管Pが強固にくわえられ
る。
レンチにおいて、レバーグリツプ14を開き動作
すると、第2図に示すように、このレバーグリツ
プ14は、連結体12を、第1のピン11を支点
としかつ戻しばね17の付勢力に抗して回動しつ
つ、第2のピン13を支点として開き動作し、本
体2のラツク歯3に対する係止ごま15の噛合い
が解除される。この状態のもとで、レバーグリツ
プ14によつて可動体4を、本体2の胴部2bに
沿つて上下方向へ摺動させることで、本体2の上
あご部2aに対し、可動体4の下あご部4aが進
退する。このようにして、本体2の上あご部2a
のくわえ歯5と、可動体4の下あご部4aのくわ
え面5上の切換あご板7のくわえ歯9との間隔
が、管Pの外径に比し、適宜に大きくなるよう
に、本体2の上あご部2aに対し、可動体4の下
あご部4aを進退させる。そして、第3図に示す
ように、管Pの外周面に対し、本体2の上あご部
2aのくわえ歯5と、可動体4の下あご部4a側
の切換あご板7のくわえ歯9とを対向させた後、
レバーグリツプ14を、第3図中、鎖線に示すよ
うに閉じ動作することで、レバーグリツプ14
は、第3のピン16を支点として閉じ動作する。
すると、連結体12を介して可動体4が本体2の
上あご部2aに向けて前進する。このため、本体
2の上あご部2aのくわえ歯5と、切換あご板7
のくわえ歯9との間に管Pが強固にくわえられ
る。
管Pを所定方向へ回わすときには、本体2のグ
リツプ部2cとともに、レバーグリツプ14を閉
じ方向へ把持しながら、管P回りに回動すること
で、管Pが所定方向へ回される。このとき、レバ
ーグリツプ14の閉じ方向の把持力によつて、可
動体4が前進方向へ付勢される構造上、管Pの外
周面に対し、本体2の上あご部2aのくわえ歯5
及び切換あご板7のくわえ歯9のすべりが確実に
防止され、管Pを安全に回すことができる。
リツプ部2cとともに、レバーグリツプ14を閉
じ方向へ把持しながら、管P回りに回動すること
で、管Pが所定方向へ回される。このとき、レバ
ーグリツプ14の閉じ方向の把持力によつて、可
動体4が前進方向へ付勢される構造上、管Pの外
周面に対し、本体2の上あご部2aのくわえ歯5
及び切換あご板7のくわえ歯9のすべりが確実に
防止され、管Pを安全に回すことができる。
また、六角ボルトBや六角ナツト等を回すとき
には、本体2の上あご部2aのくわえ歯5に対
し、切換あご板7のくわえ歯9が噛合う位置ま
で、同切換あご板7を移動し、可動体4の下あご
部4aのくわえ面6と切換あご板7のくわえめ面
10とを対向させ、その後は、前述の管Pを回す
ときとほぼ同様の操作によつて、六角ボルトBや
六角ナツト等を回すことができる。(第4図参照) なお、この実施例では、本体2の上あご部2a
の切断刃18と、可動体4の下あご部4aの切断
刃19とで、ビスの頭部や線材等を切断すること
もできるが、前記切断刃18,19は限定するも
のではない。
には、本体2の上あご部2aのくわえ歯5に対
し、切換あご板7のくわえ歯9が噛合う位置ま
で、同切換あご板7を移動し、可動体4の下あご
部4aのくわえ面6と切換あご板7のくわえめ面
10とを対向させ、その後は、前述の管Pを回す
ときとほぼ同様の操作によつて、六角ボルトBや
六角ナツト等を回すことができる。(第4図参照) なお、この実施例では、本体2の上あご部2a
の切断刃18と、可動体4の下あご部4aの切断
刃19とで、ビスの頭部や線材等を切断すること
もできるが、前記切断刃18,19は限定するも
のではない。
(考案の効果)
この考案によれば、従来のパイプレンチと異な
り、本体の上あご部に対する可動体の下あご部の
進退動作は、レバーグリツプを開き動作し、本体
のラツク歯に対する係止ごまの噛合いを解除した
状態のもので、本体に対し可動体を摺動動作する
ことで容易にかつ手早く行うことができる。さら
に、本体の上あご部に対し、可動体の下あご部を
逐次に前進させるときには、レバーグリツプの閉
じ動作を繰返すことで可動体を逐次に前進させる
ことができる。
り、本体の上あご部に対する可動体の下あご部の
進退動作は、レバーグリツプを開き動作し、本体
のラツク歯に対する係止ごまの噛合いを解除した
状態のもので、本体に対し可動体を摺動動作する
ことで容易にかつ手早く行うことができる。さら
に、本体の上あご部に対し、可動体の下あご部を
逐次に前進させるときには、レバーグリツプの閉
じ動作を繰返すことで可動体を逐次に前進させる
ことができる。
従つて、円形状のパイプをくわえさせるときに
は、本体の上あご部又は可動体の下あご部に形成
された断面のこ刃状のくわえ歯と切換あご板のく
わえ歯とを対向させた状態において、前述したよ
うに、可動体を前進させることで、前記両くわえ
歯によつてパイプの外周を強固に挾持することが
でき、パイプを安全に回すことができる。
は、本体の上あご部又は可動体の下あご部に形成
された断面のこ刃状のくわえ歯と切換あご板のく
わえ歯とを対向させた状態において、前述したよ
うに、可動体を前進させることで、前記両くわえ
歯によつてパイプの外周を強固に挾持することが
でき、パイプを安全に回すことができる。
また、六角ボルト・ナツト等をくわえさせると
きには、本体の上あご部又は下あご部に形成され
た平坦なくわえ面と切換あご板の平断なくわえ面
とを対向させた状態において、前述したように、
可動体を前進させることで、前記両くわえ面によ
つて六角ボルト・ナツトの対向外側面を強固に挾
持することができ、かつ、六角ボルト・ナツトの
外側面を損傷させることなく安全に回すことがで
きる。
きには、本体の上あご部又は下あご部に形成され
た平坦なくわえ面と切換あご板の平断なくわえ面
とを対向させた状態において、前述したように、
可動体を前進させることで、前記両くわえ面によ
つて六角ボルト・ナツトの対向外側面を強固に挾
持することができ、かつ、六角ボルト・ナツトの
外側面を損傷させることなく安全に回すことがで
きる。
このようにして、切換あご板のくわえ歯とくわ
え面とを選択して用いることで、パイプにあつて
はその外周を強固に挾持し、また、六角ボルト・
ナツトにあつては、その外側面を損傷させること
なく強固に挾持することができるという効果があ
る。
え面とを選択して用いることで、パイプにあつて
はその外周を強固に挾持し、また、六角ボルト・
ナツトにあつては、その外側面を損傷させること
なく強固に挾持することができるという効果があ
る。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はパイプレンチを示す斜視図、第2図はレバー
グリツプを開き動作して本体のラツク歯に対する
係止ごまの噛合いを解除した状態を一部破断して
示す側面図、第3図は本体の上あご部と可動体の
下あご部側の切換あご板との間に管をくわえさせ
てこの管を所定方向へ回すときの状態を一部破断
して示す側面図、第4図は六角ボルトや六角ナツ
ト等を回すときの状態を一部破断して示す側面図
である。 1……パイプレンチ、2……本体、2a……上
あご部、3……ラツク歯、4……可動体、11…
…第1のピン、12……連結体、13……第2の
ピン、14……レバーグリツプ、15……係止ご
ま、16……第3のピン。
図はパイプレンチを示す斜視図、第2図はレバー
グリツプを開き動作して本体のラツク歯に対する
係止ごまの噛合いを解除した状態を一部破断して
示す側面図、第3図は本体の上あご部と可動体の
下あご部側の切換あご板との間に管をくわえさせ
てこの管を所定方向へ回すときの状態を一部破断
して示す側面図、第4図は六角ボルトや六角ナツ
ト等を回すときの状態を一部破断して示す側面図
である。 1……パイプレンチ、2……本体、2a……上
あご部、3……ラツク歯、4……可動体、11…
…第1のピン、12……連結体、13……第2の
ピン、14……レバーグリツプ、15……係止ご
ま、16……第3のピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上端に上あご部を有し、下部をグリツプ部と
し、側縁にラツク歯が形成された本体と、 前記本体の上あご部に対向する下あご部を上端
に有し、かつ同本体に摺動可能に嵌挿された可動
体と、 前記可動体の下部一側に、第1のピンによつて
回動可能に連結された連結体と、 前記連結体の上部他側に、第2のピンによつて
上部が連結され、かつ前記本体のグリツプ部に対
し開閉動作するレバーグリツプと、 前記第2のピンより下方において、前記レバー
グリツプの上部に、第3のピンによつて回動可能
に取付けられ、かつ前記本体のラツク歯に係脱可
能に噛合う係止ごまと、を備えたパイプレンチで
あつて、 前記本体には、その上あご部と可動体の下あご
部との間において、切換あご板を摺動可能に嵌挿
し、前記上あご部と下あご部との対向面のうち、
一方には、断面のこ歯状のくわえ歯を、他方には
平坦なくわえ面を形成し、前記切換あご板には、
前記くわえ歯と対向する側に該くわえ歯と噛合う
くわえ歯を、前記くわえ面に対向する側に該くわ
え面と平行する平坦なくわえ面を形成したことを
特徴とするパイプレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9899584U JPS6116277U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | パイプレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9899584U JPS6116277U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | パイプレンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116277U JPS6116277U (ja) | 1986-01-30 |
JPS634611Y2 true JPS634611Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30658512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9899584U Granted JPS6116277U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | パイプレンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116277U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004202609A (ja) | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Honda Motor Co Ltd | 対をなす係合面を有する被回転操作部材の回転操作工具 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9899584U patent/JPS6116277U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6116277U (ja) | 1986-01-30 |
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