JP2003126821A - 有機系廃棄物の処理方法および装置 - Google Patents

有機系廃棄物の処理方法および装置

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JP2003126821A JP2001328651A JP2001328651A JP2003126821A JP 2003126821 A JP2003126821 A JP 2003126821A JP 2001328651 A JP2001328651 A JP 2001328651A JP 2001328651 A JP2001328651 A JP 2001328651A JP 2003126821 A JP2003126821 A JP 2003126821A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 悪臭の発生を抑制しつつかつ環境汚染を生じ
させず、さらに微生物が良好な処理を行うことができる
環境を形成することができ、高品質のコンポストを短期
間で大量に製造することができる有機系廃棄物の処理方
法および装置を提供すること。 【解決手段】 有機系廃棄物を微生物で処理した戻し材
と処理すべき有機系廃棄物の生素材とが攪拌・混合され
た混合物4が装入されて発酵処理が行われる密閉構造の
発酵槽2と、発酵槽2内に空気を供給して有機系廃棄物
を発酵させるとともに発酵により発生したガスを排気
し、その排気されたガスの一部を脱臭処理した後、大気
に放出し、ガスの残部を導入された大気とともに前記発
酵槽に送り込むセミクローズド方式の送排気循環機構3
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道汚泥、屎尿
処理排水汚泥等の汚泥に代表される有機系廃棄物の処理
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下水道汚泥、屎尿処理排水汚泥、家庭排
水汚泥、鶏糞・馬糞等の家畜糞、食品残渣物、染色工場
の残渣物等の有機系廃棄物は、一般的には焼却または埋
め立てにより処理されている。しかしこれらの処理は有
害物質を発生して二次的な環境汚染の原因となってい
る。
【0003】一方、これらの有機系廃棄物には大地や生
物に有効な成分が含まれており、単にこれらを焼却また
は埋め立てにより処理する場合には、このような有効な
成分を利用することができず、また処理に莫大なエネル
ギーを必要とし資源およびエネルギーの損失が大き過ぎ
る。
【0004】そこで、これらの有機系廃棄物の処理およ
び有価物の回収のために、炭化処理方式、乾燥処理方
式、ボイル処理方式等の技術が試みられている。しか
し、処理量および設備規模において、経済面で現実的な
解決策とはなっていない。一方、有機系廃棄物を微生物
によって分解安定化させ、大地へ還元可能な腐熟物質に
転換する操作(コンポスト化)によって得られたコンポ
ストは、有機肥料として利用可能なことから、有望な資
源として以前から注目されている。
【0005】従来のコンポスト化の主流は、有機系廃棄
物は腐敗しやすく悪臭・水分流失等の不都合があるため
短期間で安定的にコンポスト化する必要性がある観点か
ら、有機系廃棄物の生素材の堆積層への空気の供給を良
好にして微生物を活性化させ有機物の分解を促進させる
通気機構および攪拌機構を設け、極力空気の供給を可能
にした開放型方式である。
【0006】また、このような開放型方式をベースにし
て、各種微生物を有効に活用すべく、処理すべき生素材
に水分調整のためにおがくず等の水分調整剤を加え、さ
らに栄養剤を供給し、攪拌を繰り返しながら処理を行う
添加型方式も多用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
開放型や添加型の技術では、有機系廃棄物の滞留時間の
長期化や悪臭の発生を解消することはできない。したが
って、悪臭が拡散することを防止するためには建設費が
増大し、また水分調整剤・栄養剤の添加にともない必要
となる攪拌を繰り返すことにより発酵温度が低下して短
期間で高品質のコンポスト生産に必要となる高温を維持
し難く、発酵時間の長期化を招くとともに、病原菌・病
害虫を完全に死滅させることができず、また雑草種子の
発芽能を完全に消失させることができない。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、悪臭の発生を抑制しつつかつ環境汚染を生じ
させず、さらに微生物が良好な処理を行うことができる
環境を形成することができ、高品質のコンポストを短期
間で大量に製造することができる有機系廃棄物の処理方
法および装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、有機系廃棄物を微生物で処理した戻し材
と処理すべき有機系廃棄物の生素材と攪拌・混合し、こ
れらの混合物を密閉された発酵槽内に装入し、この発酵
槽内に空気を供給してその中の有機系廃棄物を発酵さ
せ、発酵により発生したガスを排気し、排気されたガス
の一部を脱臭処理した後、大気に放出し、ガスの残部を
導入された大気とともに前記発酵槽に送り込むセミクロ
ーズド方式の送排気循環によって有機系廃棄物を発酵処
理することを特徴とする有機系廃棄物の処理方法を提供
する。
【0010】また、本発明は、有機系廃棄物を微生物で
処理した戻し材と処理すべき有機系廃棄物の生素材とが
攪拌・混合された混合物が装入されて発酵処理が行われ
る密閉構造の発酵槽と、前記発酵槽内に空気を供給して
有機系廃棄物を発酵させるとともに発酵により発生した
ガスを排気し、その排気されたガスの一部を脱臭処理し
た後、大気に放出し、ガスの残部を導入された大気とと
もに前記発酵槽に送り込むセミクローズド方式の送排気
循環機構とを具備することを特徴とする有機系廃棄物の
処理装置を提供する。
【0011】本発明によれば、セミクローズド方式の送
排気循環によって発酵処理を行い、外部に排出するガス
をコントロールしながら発酵槽内に常に新鮮な空気を導
入しつつ微生物により槽内の有機系廃棄物を発酵させる
ので、常に良好な環境で適切な発酵を行わせることがで
き、悪臭の発生を抑制しつつ短期間で高品質なコンポス
トを製造することができる。また、セミクローズド方式
であるから発酵槽から排気されたガスの一部を大気放出
させる際には、簡易な脱臭設備を設けるだけで十分に脱
臭処理を行うことができ、設備費を増大させずに悪臭の
放散を抑制することができ、二次的な環境汚染を生じさ
せずに発酵処理を行うことができる。
【0012】また、このように常に新鮮な空気が供給さ
れることにより発酵が促進され、また、戻し材が水分調
整および栄養補給の機能を果たし、基本的に水分調整剤
や栄養剤が不要であるため、発酵槽内の混合物の攪拌を
必要とせず、発酵温度を高く維持することができる。し
たがって、処理時間の短縮を図ることができ、かつ病害
虫を死滅させたり雑草種子の発芽能を消失させることが
できる。
【0013】上記方法において、前記戻し材と処理すべ
き有機系廃棄物とを攪拌・混合する際の混合比を、混合
後の含水率が略50%となるように配合して前記発酵槽
に装入することが好ましい。このような構成により、発
酵に都合の良い水分量が維持され、水分調整剤が不要と
なり、発酵を速やかに行わせることができる。
【0014】また、発酵槽から排気されたガスは脱湿処
理および有害物質除去処理され、それによって分離され
た廃液を回収することが好ましい。これにより、発酵槽
内の戻し材と有機系廃棄物との混合物の水分量が理想的
に減少し、かつ有害物質が発酵槽内に返戻されることが
防止されるとともに、廃液が外部に漏出することによる
環境汚染を防止することができる。
【0015】さらに、ガスの残部と導入大気とが発酵槽
に送り込まれる際に、これらを加熱するようにしてもよ
い。これにより、外気温が低い場合にも適正温度に加熱
した空気を送気することができ、季節にかかわらず処理
能率を高く維持することができる。特に、本発明では大
気を導入し、排気されたガスの残部とともに発酵槽に戻
すので、このように加熱することにより取り入れる大気
の温度変動を緩和することができる。
【0016】さらにまた、戻し材は、有機系廃棄物を好
気性高温代謝型の微生物で処理したものであることが好
ましい。これにより発生する発酵熱が90℃以上で24
時間以上継続するため、完全に病害虫を死滅させ、雑草
種子の発芽能を消失させることができる。
【0017】上記装置において、送排気循環機構は、具
体的には、発酵槽で発生したガスを排気する排気管と、
該排気管に設けられたブロアーと、排気管に接続され、
排気されたガスの一部を大気放出する大気放出管と、大
気放出管に設けられた脱臭装置と、排気管に設けられ排
気されたガスの脱湿処理および有害成分除去処理を行う
デミスターと、排気管のデミスターの下流側に設けら
れ、大気を排気管に導入するための大気導入管と、脱湿
処理されたガスと導入された大気とを発酵槽に送出する
送気管とを有する構成とすることができる。このような
構成により、常に良好な環境で適切な発酵を行わせるこ
とができるとともに、デミスターによって脱湿処理およ
び有害成分除去処理を行うので発酵槽に送り込むガスを
適正湿度に維持することができ、かつ有害成分を発酵槽
に送り込むことが防止される。
【0018】このような構成において、前記ブロアー
は、発酵槽を排気するための排気吸引ブロアーと、発酵
槽に空気を供給するためのメインブロアーとからなるこ
とが好ましい。また、このような構成において、脱臭装
置の上流側に、発酵により発生したガスの大気への放出
量を調整するバルブをさらに具備することが好ましく、
前記デミスターの冷却装置の冷却能力の調整を行う冷却
能力調整機構をさらに具備することが好ましい。さら
に、デミスターにより分離された廃液を回収する廃液回
収タンクをさらに具備することが好ましい。これによ
り、廃液が外部に漏出することによる環境汚染を防止す
ることができる。また、脱湿処理されたガスと大気導入
管から排気管に導入された大気とを加熱するヒーターを
さらに具備することが好ましい。これにより、気温が低
い場合にも適正温度に加熱した空気を送気することがで
き、季節にかかわらず処理能率を高く維持することがで
きるとともに、取り入れる大気の温度変動を緩和するこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態について具体的に説明する。図1は、本
発明の一実施形態に係る有機系廃棄物の処理装置を示す
概略構成図である。図1に示すように、有機系廃棄物の
処理装置1は、発酵槽2と、発酵槽2に対する送排気循
環を行う送排気循環機構3とを有する。
【0020】発酵槽2は、密閉構造を有し、有機系廃棄
物を発酵処理するための槽であり、有機系廃棄物を微生
物で処理した戻し材と有機系廃棄物の生素材とが予め攪
拌・混合されて装入され、これらの混合物4が貯留され
る。ここで有機系廃棄物としては、下水道汚泥、屎尿処
理排水汚泥、家庭排水汚泥、鶏糞・馬糞等の家畜糞、食
品残渣物、染色工場の残渣物等を挙げることができる。
また、戻し材としては、有機系廃棄物を好気性高温代謝
型の微生物で処理したものを好適に用いることができ
る。
【0021】送排気循環機構3は、発酵槽2内の上部に
接続された排気管5と、排気管5に設けられた排気吸引
ブロアー6と、排気管5に接続され、排気されたガスの
一部を大気放出する大気放出管7と、大気放出管7に接
続された脱臭装置8と、脱臭装置8の上流側である大気
放出管7に設けられた調節弁9と、排気管5の大気放出
管7の下流側に設けられ発酵槽2から排気されたガスの
脱湿処理を行うデミスター10と、デミスター10で分
離された廃液を回収するための廃液回収タンク11と排
気管5におけるデミスター10の上流側に設けられた調
節弁12と、排気管5におけるデミスター10の下流側
に設けられ、大気を排気管5に導入するための大気導入
管13と、大気導入管13の下流側で排気管5をバイパ
スするバイパス管5aと、バイパス管5aに設けられた
ヒーター14と、排気流を排気管5およびバイパス管5
aの間で切り替えるための3つのバルブ15と、排気管
5におけるヒーター14の下流側に設けられ、発酵槽2
に空気を供給するためのメインブロアー16と、発酵槽
2内に空気を供給する複数の送気管17とを有してお
り、セミクローズド方式が採用されている。
【0022】そして、発酵槽2内では、送気管17を介
して供給された空気によりその中の有機系廃棄物が発酵
される。発酵槽2において発酵により発生したガスは排
気管5を介して排気され、排気されたガスの一部は大気
放出管7から脱臭装置8に導かれて脱臭処理された後、
大気へ放出され、ガスの残部はデミスター10で脱湿処
理および有害物質除去処理され次いで大気導入管11か
ら導入された大気とともに、送気管17を介して発酵槽
2に供給される。そして、必要な場合には、排気管5の
バルブ15を閉じてバイパス管5aにガスを通流させて
ヒーター14によりガスを加熱する。
【0023】次に、上記有機系廃棄物の処理装置1を用
いて有機系廃棄物を処理する方法について図2を参照し
ながら説明する。
【0024】まず、有機系廃棄物を好気性高温代謝型の
微生物で処理した戻し材と、処理すべき有機系廃棄物の
生素材とを攪拌・混合し、発酵槽2に装入する(STE
P1)。この場合に、混合物4が良好な通気性を有する
多孔質の小粒となるように攪拌・混合することが好まし
い。戻し材は、従来の水分調整剤および栄養剤の機能も
兼ね備得ている。この場合に、戻し材と処理すべき有機
系廃棄物との混合比を、混合後の含水率が略50%とな
るように配合しておくことが好ましい。これにより発酵
に都合の良い水分量が維持され、発酵を速やかに行わせ
ることができ、水分調整剤を全く必要とせず、同時に攪
拌を必要としない。
【0025】次いで、発酵槽2内で上記混合物4の一次
発酵処理がなされる(STEP2)。この処理において
は、発酵槽2の下部から送気管17を介して空気が強制
的に供給され、有機系排気物が発酵される。この発酵処
理によって発生したガスは、排気吸引ブロアー6により
強制的に排気管5を通って吸引排気される。排気された
ガスはメインブロアー16により循環され、送気管17
を介して再び発酵槽2に供給されるのであるが、排気さ
れたガスの一部が大気放出管7を介して大気へ放出さ
れ、その分大気導入管13から新鮮な大気が導入される
ため、発酵槽2に供給される空気は常に新鮮な空気を含
むものとなる。
【0026】このように、大気放出管7からコントロー
ルされた量のガスを放出させながら大気導入管13から
新鮮な大気を取り入れて発酵槽2内に常に新鮮な空気を
導入するので、常に良好な環境で適切な発酵を行わせる
ことができる。この一次発酵は例えば4日間で行われ
る。この一次発酵によって、水分含有量が30%程度に
なる。
【0027】一次発酵終了後、パワーショベル等の適宜
の装置により発酵物を攪拌し(STEP3)、二次発酵
・熟成がなされる(STEP4)。この二次発酵・熟成
においては、送気のみで発酵・熟成が可能である。この
二次発酵・熟成は例えば4日間で行われる。この二次発
酵・熟成によって、水分量が20〜15%程度の高品質
のコンポストが得られる(STEP5)。
【0028】一次発酵処理、二次発酵・熟成を通じて、
セミクローズド方式の送排気循環機構により、良好な環
境で適切な発酵処理を行うことができるので、悪臭の発
生が抑制され従来にない4日+4日という短期間で高品
質のコンポストを製造することができる。また、セミク
ローズド方式であるから発酵槽2から排気されたガスの
一部を大気放出させる際に設ける脱臭装置8は簡易なも
ので十分であり、設備費を増大させずに悪臭の放散を抑
制することができ、環境汚染を生じさせずに発酵処理を
行うことができる。また、このように常に新鮮な空気が
供給されることにより発酵が促進され、戻し材が水分調
整および栄養補給の機能を果たすため、発酵槽2内の混
合物4の攪拌を必要とせず、本質的に発酵温度を高く維
持することができる。しかもこの際の発酵は、好気性高
温代謝型の微生物の代謝により行われるので、微生物自
体の発酵熱により、90℃を超えるの超高温の期間を長
期間に亘って持続させることができ、処理する有機系廃
棄物に含まれている病害虫が完全に死滅し、雑草種子の
発芽能も完全に消失する。
【0029】このような発酵処理において、発酵槽2か
ら排気されたガスをデミスター10により脱湿処理およ
び有害物質除去処理することにより発酵槽2内の戻し材
と有機系廃棄物の生素材との混合物4の水分量が理想的
に減少し、かつ有害物質が発酵槽2内に返戻されること
が防止される。また、廃液回収タンク11を設けること
により廃液が外部に漏出することによる環境汚染を防止
することができる。さらに、ガスの残部と導入大気とが
発酵槽2に送り込まれる際にヒーター14により加熱可
能であるから、外気温が低い場合にも適正温度に加熱し
た空気を送気することができ、季節にかかわらず処理能
率を高く維持することができる。特に、本実施形態では
大気を導入して排気されたガスの残部とともに発酵槽2
に戻すので、このようにヒーター14を用いることによ
り取り入れる大気の温度変動を緩和することができる。
また、脱臭装置8の上流側に、発酵により発生したガス
の大気への放出量を調節する調節弁9が設けられている
ので、ガスの放出量を任意に調節して適切に発酵を進行
させることができる。さらに、デミスター10に内蔵さ
れている冷却装置の冷却能力を調節弁12で調節するこ
とができるので、ガスの残部の湿度調整および有害物除
去の程度の調整を行うことができる。
【0030】以上のようにして製造されたコンポストに
は、微生物を大量に含有するため、肥料や土壌改良材と
して好適なものとなり、製品として出荷される(STE
P6)。
【0031】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく本発明の思想の範囲内で種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、発酵槽から排気されたガス
の一部を大気放出した後にガスの残部にデミスターによ
り脱湿処理を施したが、図3に示すように、デミスター
10の下流側に大気放出管7を設けて、脱湿処理を行っ
た後に排気されたガスの一部を大気放出してもよい。ま
た、ブロアーとして排気吸引ブロアーとメインブロアー
の2つを用いたが、メインブロアーのみであってもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
セミクローズド方式の送排気循環によって発酵処理を行
い、外部に排出するガスをコントロールしながら発酵槽
内に常に新鮮な空気を導入しつつ微生物により槽内の有
機系廃棄物を発酵させるので、常に良好な環境で適切な
発酵を行わせることができ、悪臭の発生を抑制しつつ短
期間で高品質なコンポストを製造することができる。ま
た、セミクローズド方式であるから発酵槽から排気され
たガスの一部を大気放出させる際には、簡易な脱臭設備
を設けるだけで十分に脱臭処理を行うことができ、設備
費を増大させずに悪臭の放散を抑制することができ、二
次的な環境汚染を生じさせずに発酵処理を行うことがで
きる。また、このように常に新鮮な空気が供給されるこ
とにより発酵が促進され、また、戻し材が水分調整およ
び栄養補給の機能を果たし、基本的に水分調整剤や栄養
剤などが不要であるため、発酵槽内の混合物の攪拌を必
要とせず、発酵温度を高く維持することができる。した
がって、処理時間の短縮を図ることができ、かつ病害虫
を死滅させたり雑草種子の発芽能を消失させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る有機系廃棄物の処理
装置を示す模式図。
【図2】図1の処理装置を用いた有機系廃棄物の処理方
法を説明するためのフローチャート。
【図3】本発明の他の実施形態に係る有機系廃棄物の処
理装置を部分的に示す模式図。
【符号の説明】
1;有機系廃棄物の処理装置 2;発酵槽 3;送排気循環機構 4;混合物 5;排気管 6,16;ブロアー 7;大気放出管 8;脱臭装置 9,12;調節弁 10;デミスター 11;廃液回収タンク 13;大気導入管 14;ヒーター 15;バルブ 17;送気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12M 1/02 C12M 1/04 1/04 C12N 1/00 S C12N 1/00 B09B 3/00 ZABA Fターム(参考) 4B029 AA03 BB01 EA03 EA14 4B065 AA99X AC02 AC20 BC33 BC34 BC35 CA55 4D004 AA02 AA04 AB01 BA04 CA12 CA15 CA19 CA22 CA32 CA48 CB04 CB32 CB44 CC02 CC07 DA02 DA03 DA09 4D059 AA01 AA03 AA07 AA30 BA03 BA05 BA07 BA25 BA48 BA56 BF15 BJ00 BK01 CA15 CA16 CC01 EB01 4H061 AA02 AA03 CC36 CC42 CC51 EE03 EE66 GG14 GG18 GG41 GG43 GG49 LL26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機系廃棄物を微生物で処理した戻し材
    と処理すべき有機系廃棄物の生素材と攪拌・混合し、こ
    れらの混合物を密閉された発酵槽内に装入し、この発酵
    槽内に空気を供給してその中の有機系廃棄物を発酵さ
    せ、発酵により発生したガスを排気し、排気されたガス
    の一部を脱臭処理した後、大気に放出し、ガスの残部を
    導入された大気とともに前記発酵槽に送り込むセミクロ
    ーズド方式の送排気循環によって有機系廃棄物を発酵処
    理することを特徴とする有機系廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 前記戻し材と処理すべき有機系廃棄物と
    を攪拌・混合する際の混合比を、混合後の含水率が略5
    0%となるように配合して前記発酵槽に装入することを
    特徴とする請求項1に記載の有機系廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】 前記発酵槽から排気されたガスは脱湿処
    理および有害物質除去処理され、それによって分離され
    た廃液を回収することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の有機系廃棄物の処理方法。
  4. 【請求項4】 前記ガスの残部と導入大気とは、加熱さ
    れて前記発酵槽に送り込まれることを特徴とする請求項
    1から請求項3のいずれか1項に記載の有機系廃棄物の
    処理方法。
  5. 【請求項5】 前記戻し材は、有機系廃棄物を好気性高
    温代謝型の微生物で処理したものであることを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の有機系
    廃棄物の処理方法。
  6. 【請求項6】 有機系廃棄物を微生物で処理した戻し材
    と処理すべき有機系廃棄物の生素材とが攪拌・混合され
    た混合物が装入されて発酵処理が行われる密閉構造の発
    酵槽と、 前記発酵槽内に空気を供給して有機系廃棄物を発酵させ
    るとともに発酵により発生したガスを排気し、その排気
    されたガスの一部を脱臭処理した後、大気に放出し、ガ
    スの残部を導入された大気とともに前記発酵槽に送り込
    むセミクローズド方式の送排気循環機構とを具備するこ
    とを特徴とする有機系廃棄物の処理装置。
  7. 【請求項7】 前記送排気循環機構は、発酵槽で発生し
    たガスを排気する排気管と、該排気管に設けられたブロ
    アーと、前記排気管に接続され、前記排気されたガスの
    一部を大気放出する大気放出管と、大気放出管に設けら
    れた脱臭装置と、前記排気管に設けられ前記排気された
    ガスの脱湿処理および有害成分除去処理を行うデミスタ
    ーと、前記排気管の前記デミスターの下流側に設けら
    れ、大気を前記排気管に導入するための大気導入管と、
    脱湿処理されたガスと導入された大気とを前記発酵槽に
    送出する送気管とを有することを特徴とする請求項6に
    記載の有機系廃棄物の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ブロアーは、前記発酵槽を排気する
    ための排気吸引ブロアーと、前記発酵槽に空気を供給す
    るためのメインブロアーとからなることを特徴とする請
    求項7に記載の有機系廃棄物の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記脱臭装置の上流側に、前記発酵によ
    り発生したガスの大気への放出量を調整するバルブをさ
    らに具備することを特徴とする請求項7または請求項8
    に記載の有機系廃棄物の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記デミスターの冷却装置の冷却能力
    の調整を行う冷却能力調整機構をさらに具備することを
    特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載
    の有機系廃棄物の処理装置。
  11. 【請求項11】 前記デミスターにより分離された廃液
    を回収する廃液回収タンクをさらに具備することを特徴
    とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の
    有機系廃棄物の処理装置。
  12. 【請求項12】 前記脱湿処理されたガスと前記大気導
    入管から前記排気管に導入された大気とを加熱するヒー
    ターをさらに具備することを特徴とする請求項7から請
    求項11のいずれか1項に記載の有機系廃棄物の処理装
    置。
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