JP2003126171A - アームレスト装置 - Google Patents
アームレスト装置Info
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- JP2003126171A JP2003126171A JP2001322967A JP2001322967A JP2003126171A JP 2003126171 A JP2003126171 A JP 2003126171A JP 2001322967 A JP2001322967 A JP 2001322967A JP 2001322967 A JP2001322967 A JP 2001322967A JP 2003126171 A JP2003126171 A JP 2003126171A
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- Japan
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- elbow
- armrest device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の体格如何に関わらず安定した座位姿
勢をとることのできるようにする。 【解決手段】 アームレスト装置2の支持部材11は、
パイプ材を用いて両端側を屈曲させて略コ型形状に形成
し、これら両端近傍間にガードパネル13を設ける。前
記支持部材11は、二つのパイプ材を中間に設けた保持
体14によって一体化結合し、かかる保持体14から前
記ガードパネル13中心部にかけて、肘当部材12を、
支柱部15を介し高さ調節機構16により保持するよう
にする。
勢をとることのできるようにする。 【解決手段】 アームレスト装置2の支持部材11は、
パイプ材を用いて両端側を屈曲させて略コ型形状に形成
し、これら両端近傍間にガードパネル13を設ける。前
記支持部材11は、二つのパイプ材を中間に設けた保持
体14によって一体化結合し、かかる保持体14から前
記ガードパネル13中心部にかけて、肘当部材12を、
支柱部15を介し高さ調節機構16により保持するよう
にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定した座位姿勢
をとることができるだけでなく、立ち上がったり、移動
する際の掴まり手段として寄与できる、アームレスト装
置に関するものである。
をとることができるだけでなく、立ち上がったり、移動
する際の掴まり手段として寄与できる、アームレスト装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子は、高齢者、重傷病患者、
歩行障害者にとっては不可欠の備品であり、大多数の使
用者が使いやすいように設計がなされている。かかる車
椅子の使用者は、使用の際には、必ずと言っていいほど
ベッドやポータブルトイレ、その他、他の設備、例えば
診察台との間で乗り移りの動作を伴う。その際に、座部
傍らのアームレスト装置が、掴まり手段として利用され
ている。
歩行障害者にとっては不可欠の備品であり、大多数の使
用者が使いやすいように設計がなされている。かかる車
椅子の使用者は、使用の際には、必ずと言っていいほど
ベッドやポータブルトイレ、その他、他の設備、例えば
診察台との間で乗り移りの動作を伴う。その際に、座部
傍らのアームレスト装置が、掴まり手段として利用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、前記肘
当部材は本来的に、座位姿勢の際に、上肢を乗せて身を
委ねるためのものであるから、肘当部材は必ずしも掴み
やすいようには形作られていない。本発明は、かかる背
景から提案されたものであって、安定した座位姿勢をと
ることができるだけでなく、立ち上がったり、移動する
際の掴まり手段として寄与できる、アームレスト装置を
提供することを目的とする。
当部材は本来的に、座位姿勢の際に、上肢を乗せて身を
委ねるためのものであるから、肘当部材は必ずしも掴み
やすいようには形作られていない。本発明は、かかる背
景から提案されたものであって、安定した座位姿勢をと
ることができるだけでなく、立ち上がったり、移動する
際の掴まり手段として寄与できる、アームレスト装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明では、請求項1において、座位箇所側面
に沿って配置した支持部材に支持させた肘当部材を、使
用者の肘から手首に対応するように構成し、且つ前記肘
当部材の使用者の手の位置に対応する箇所にくびれ部を
形成したアームレスト装置を開示する。また本発明で
は、請求項2において、座位箇所側面に沿って配置した
支持部材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手首
に対応するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者の
手の位置に対応する先端箇所に手のひらに対応した突面
部を形成したアームレスト装置を開示する。また本発明
では、請求項3において、座位箇所側面に沿って配置し
た支持部材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手
首に対応するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者
の手の位置に対応する箇所にくびれ部を形成すると共に
手のひらに対応した突面部を形成したアームレスト装置
を開示する。また本発明では、請求項4において、前記
肘当て部材に肘の部分から手首あたりまでを乗せやすく
するための上面を形成し、前記くびれ部の上面を他の箇
所に比較して幅狭く構成したアームレスト装置を開示す
る。また本発明では、請求項5において、前記座位箇所
は、家具椅子における座部であるアームレスト装置を開
示する。さらに本発明では、請求項6において、前記座
位箇所は、車椅子における座部であるアームレスト装置
を開示する。
ために、本発明では、請求項1において、座位箇所側面
に沿って配置した支持部材に支持させた肘当部材を、使
用者の肘から手首に対応するように構成し、且つ前記肘
当部材の使用者の手の位置に対応する箇所にくびれ部を
形成したアームレスト装置を開示する。また本発明で
は、請求項2において、座位箇所側面に沿って配置した
支持部材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手首
に対応するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者の
手の位置に対応する先端箇所に手のひらに対応した突面
部を形成したアームレスト装置を開示する。また本発明
では、請求項3において、座位箇所側面に沿って配置し
た支持部材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手
首に対応するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者
の手の位置に対応する箇所にくびれ部を形成すると共に
手のひらに対応した突面部を形成したアームレスト装置
を開示する。また本発明では、請求項4において、前記
肘当て部材に肘の部分から手首あたりまでを乗せやすく
するための上面を形成し、前記くびれ部の上面を他の箇
所に比較して幅狭く構成したアームレスト装置を開示す
る。また本発明では、請求項5において、前記座位箇所
は、家具椅子における座部であるアームレスト装置を開
示する。さらに本発明では、請求項6において、前記座
位箇所は、車椅子における座部であるアームレスト装置
を開示する。
【0005】請求項1によれば、使用者は、座位箇所に
おいて、肘当部材を支えとして安定姿勢を保つことがで
きるだけでなく、肘当部材先端側のくびれ部を掴んだり
することができるなど、手になじみやすいものとなる。
おいて、肘当部材を支えとして安定姿勢を保つことがで
きるだけでなく、肘当部材先端側のくびれ部を掴んだり
することができるなど、手になじみやすいものとなる。
【0006】請求項2によれば、座位姿勢の際に、肘当
部材に肘から手首にかけて乗せ、先端側の突面部に手の
ひらを当てた状態で違和感なく握ることができる。
部材に肘から手首にかけて乗せ、先端側の突面部に手の
ひらを当てた状態で違和感なく握ることができる。
【0007】請求項3によれば、座位姿勢の際に、肘当
部材に肘から手首にかけて乗せ、先端側のくびれ部を掴
んだり、突面部に手のひらを当てた状態で違和感なく握
ることができる。
部材に肘から手首にかけて乗せ、先端側のくびれ部を掴
んだり、突面部に手のひらを当てた状態で違和感なく握
ることができる。
【0008】請求項4によれば、くびれ部の上面を他の
箇所に比較して幅狭く構成したので、上から一層握りや
すく使いやすいものとなる。
箇所に比較して幅狭く構成したので、上から一層握りや
すく使いやすいものとなる。
【0009】請求項5によれば、使用者は肘当部材によ
って、安定姿勢を保つことができ、また、立ち上がった
り移動する際に掴まり手段として利用しやすく、一層、
椅子を使用しやすいものとすることができる。
って、安定姿勢を保つことができ、また、立ち上がった
り移動する際に掴まり手段として利用しやすく、一層、
椅子を使用しやすいものとすることができる。
【0010】請求項6によれば、使用者は肘当部材によ
って、安定姿勢を保つことができ、また、立ち上がった
り移動する際に掴まり手段として利用しやすく、一層、
車椅子を使用しやすいものとすることができる。
って、安定姿勢を保つことができ、また、立ち上がった
り移動する際に掴まり手段として利用しやすく、一層、
車椅子を使用しやすいものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるアームレス
ト装置について、車椅子に用いた一つの実施の形態を示
すと共に、添付の図面に基づいて、以下説明する。図1
に車椅子1を示し、この車椅子1は座部側面にアームレ
スト装置2を備えている。この車椅子1では、前輪3
と、前輪3に比較して大径な後輪4を装着したベースフ
レーム5と、ベースフレーム5に前記前輪3前方に突出
するフットレスト6を保持してなるフットフレーム7
と、ベースフレーム5から後輪4上方に延在する背フレ
ーム(図示省略)と背フレームに連なるハンドル部8
と、ベースフレーム5における背フレーム取付箇所近傍
から、前記フットフレーム7取付箇所にかけて配置して
なる座部9と背フレームに沿って配置した背部10とを
備え、前記座部9両側面に前記アームレスト装置2を配
置するようにしている。
ト装置について、車椅子に用いた一つの実施の形態を示
すと共に、添付の図面に基づいて、以下説明する。図1
に車椅子1を示し、この車椅子1は座部側面にアームレ
スト装置2を備えている。この車椅子1では、前輪3
と、前輪3に比較して大径な後輪4を装着したベースフ
レーム5と、ベースフレーム5に前記前輪3前方に突出
するフットレスト6を保持してなるフットフレーム7
と、ベースフレーム5から後輪4上方に延在する背フレ
ーム(図示省略)と背フレームに連なるハンドル部8
と、ベースフレーム5における背フレーム取付箇所近傍
から、前記フットフレーム7取付箇所にかけて配置して
なる座部9と背フレームに沿って配置した背部10とを
備え、前記座部9両側面に前記アームレスト装置2を配
置するようにしている。
【0012】前記アームレスト装置2は、図2に示すよ
うに前記ベースフレーム5上の、背フレーム取付箇所近
傍から、前記フットフレーム7取付箇所にかけて配置し
てなる支持部材11と、支持部材11に装着した肘当部
材12とを備え、前記支持部材11は、前記ベースフレ
ーム5に、背フレーム側の端部E1を回動着脱支持機構
(図示省略)を介して取り付ける一方、フットフレーム
7取付箇所側の端部E2をロック機構(図示省略)を介
して着脱可能に装着する構成としている。
うに前記ベースフレーム5上の、背フレーム取付箇所近
傍から、前記フットフレーム7取付箇所にかけて配置し
てなる支持部材11と、支持部材11に装着した肘当部
材12とを備え、前記支持部材11は、前記ベースフレ
ーム5に、背フレーム側の端部E1を回動着脱支持機構
(図示省略)を介して取り付ける一方、フットフレーム
7取付箇所側の端部E2をロック機構(図示省略)を介
して着脱可能に装着する構成としている。
【0013】前記支持部材11は、パイプ材を用いて両
端側を屈曲させて略コ型形状に形成し、これら両端近傍
間にガードパネル13を設けている。すなわち前記支持
部材11は、二つのパイプ材を中間に設けた保持体14
によって一体化結合したもので、かかる保持体14から
前記ガードパネル13中心部にかけて、前記肘当部材1
2を、支柱部15を介し高さ調節機構16により調節可
能に保持するようにしている。前記ガードパネル13の
中心部には、前記保持体14直下にあって、前記肘当部
材12の支柱部15を受け入れる支柱部格納部17を設
けている。なお、前記支持部材11は、パイプ材に限ら
ず、勿論、棒材を前記コ型形状に成形するようにしても
よい。さらに、前記支持部材11は、ガードパネル13
を用いず、板状部材のものを用いてもよい。
端側を屈曲させて略コ型形状に形成し、これら両端近傍
間にガードパネル13を設けている。すなわち前記支持
部材11は、二つのパイプ材を中間に設けた保持体14
によって一体化結合したもので、かかる保持体14から
前記ガードパネル13中心部にかけて、前記肘当部材1
2を、支柱部15を介し高さ調節機構16により調節可
能に保持するようにしている。前記ガードパネル13の
中心部には、前記保持体14直下にあって、前記肘当部
材12の支柱部15を受け入れる支柱部格納部17を設
けている。なお、前記支持部材11は、パイプ材に限ら
ず、勿論、棒材を前記コ型形状に成形するようにしても
よい。さらに、前記支持部材11は、ガードパネル13
を用いず、板状部材のものを用いてもよい。
【0014】そして前記肘当部材12は、周知の合成樹
脂により成形したもので、前記保持体14とガードパネ
ル13中心部の支柱部格納部17によって、支持部材1
1の中間箇所と略平行に支持している。すなわち前記肘
当部材12は、背フレーム側に向く後端側から、車椅子
1前方側であるフットフレーム7取付箇所側に向いた先
端側にかけて漸次細くなる形状としている。すなわち、
前記背フレーム側に向く後端側から中間箇所にかけて、
上肢の肘の部分から手首あたりまでを乗せやすくするた
めに、上面Uを比較的幅広に構成した肘乗部12aとし
ている(図3参照)。
脂により成形したもので、前記保持体14とガードパネ
ル13中心部の支柱部格納部17によって、支持部材1
1の中間箇所と略平行に支持している。すなわち前記肘
当部材12は、背フレーム側に向く後端側から、車椅子
1前方側であるフットフレーム7取付箇所側に向いた先
端側にかけて漸次細くなる形状としている。すなわち、
前記背フレーム側に向く後端側から中間箇所にかけて、
上肢の肘の部分から手首あたりまでを乗せやすくするた
めに、上面Uを比較的幅広に構成した肘乗部12aとし
ている(図3参照)。
【0015】また前記中間箇所からフットフレーム7取
付箇所側に向いた先端側にかけて特に上から握りやすく
するために、扁平な上面Uの幅を狭くすると共に(図4
参照)、肘当部材12自体を比較的幅狭としたくびれ部
12bとしている。このくびれ部12bは、例えば、肘
当部材12全体を握る場合や、ベッドから車椅子へ乗り
移る際における掴まり箇所としている。このため、くび
れ部12b裏面側には、くびれ部12bを握った際の凹
面状の指掛部12cを形成している(図5参照)。勿
論、前記くびれ部12bは、単に肘当部材12自体を比
較的幅狭とした形状でもよい。
付箇所側に向いた先端側にかけて特に上から握りやすく
するために、扁平な上面Uの幅を狭くすると共に(図4
参照)、肘当部材12自体を比較的幅狭としたくびれ部
12bとしている。このくびれ部12bは、例えば、肘
当部材12全体を握る場合や、ベッドから車椅子へ乗り
移る際における掴まり箇所としている。このため、くび
れ部12b裏面側には、くびれ部12bを握った際の凹
面状の指掛部12cを形成している(図5参照)。勿
論、前記くびれ部12bは、単に肘当部材12自体を比
較的幅狭とした形状でもよい。
【0016】そして、前記肘当部材12の先端側は、車
椅子前方に向かって外側寄りが円弧状に展開するように
前記くびれ部12bに比較して幅広く構成した先端握部
12dとしている。かかる先端握部12dには、上面に
手のひらを当てやすいようにするための突面部12eを
形成している。さらに先端握部12dには、裏面側に、
先端握部12dを握った際の凹面状の指かけ部12fを
形成している。
椅子前方に向かって外側寄りが円弧状に展開するように
前記くびれ部12bに比較して幅広く構成した先端握部
12dとしている。かかる先端握部12dには、上面に
手のひらを当てやすいようにするための突面部12eを
形成している。さらに先端握部12dには、裏面側に、
先端握部12dを握った際の凹面状の指かけ部12fを
形成している。
【0017】以上のようなアームレスト装置2の肘当部
材12によれば、使用者は、車椅子1の座部9におい
て、側面に沿って配置した支持部材11によって支持し
た肘当部材12に肘から手首にかけて乗せることで、こ
の肘当部材12を支えとして安定姿勢を保つことができ
る。この場合、前記肘当部材12は、前記背フレーム側
に向く後端側から中間箇所にかけて上面Uを比較的幅広
に構成した肘乗部12aとしているので、使用者は、上
肢の肘の部分から手首あたりまでを容易に乗せておくこ
とができる。またこの際、手は、肘当部材12先端側の
先端握部12dにもたらされ、手のひらを先端握部12
d上面の突面部12eに当てると共に、裏側の指かけ部
12fに指をかけるようにして容易に握ることができる
(図6参照)。
材12によれば、使用者は、車椅子1の座部9におい
て、側面に沿って配置した支持部材11によって支持し
た肘当部材12に肘から手首にかけて乗せることで、こ
の肘当部材12を支えとして安定姿勢を保つことができ
る。この場合、前記肘当部材12は、前記背フレーム側
に向く後端側から中間箇所にかけて上面Uを比較的幅広
に構成した肘乗部12aとしているので、使用者は、上
肢の肘の部分から手首あたりまでを容易に乗せておくこ
とができる。またこの際、手は、肘当部材12先端側の
先端握部12dにもたらされ、手のひらを先端握部12
d上面の突面部12eに当てると共に、裏側の指かけ部
12fに指をかけるようにして容易に握ることができる
(図6参照)。
【0018】そして、使用者がその場で立ち上がるとき
は、前記肘当部材12のくびれ部12bを握ることで、
肘当部材12を支えに容易に立ち上がることができる
(図7参照)。この時、くびれ部12bの扁平な上面U
の幅を狭くしてあり、しかも使用者の指はくびれ部12
b裏面の指掛部12cに当たるので容易にくびれ部12
bを握ることができる(図4参照)。
は、前記肘当部材12のくびれ部12bを握ることで、
肘当部材12を支えに容易に立ち上がることができる
(図7参照)。この時、くびれ部12bの扁平な上面U
の幅を狭くしてあり、しかも使用者の指はくびれ部12
b裏面の指掛部12cに当たるので容易にくびれ部12
bを握ることができる(図4参照)。
【0019】さらに使用者が、ベッドやポータブルトイ
レ、その他、他の設備、例えば診察台との間で乗り移り
する場合は、前記くびれ部12bを握ることで、肘当部
材12を支えとして、身体を移動させることができる
(図8参照)。
レ、その他、他の設備、例えば診察台との間で乗り移り
する場合は、前記くびれ部12bを握ることで、肘当部
材12を支えとして、身体を移動させることができる
(図8参照)。
【0020】このようにして、使用者は、アームレスト
装置2における肘当部材12に、肘から手首にかけて乗
せて快適に座位姿勢を保つだけでなく、立ち上がる際、
或いは移乗する際の介助手段として大いに活用すること
ができ、車椅子1を一層、使いやすいものとすることが
できる。
装置2における肘当部材12に、肘から手首にかけて乗
せて快適に座位姿勢を保つだけでなく、立ち上がる際、
或いは移乗する際の介助手段として大いに活用すること
ができ、車椅子1を一層、使いやすいものとすることが
できる。
【0021】以上、本発明にかかるアームレスト装置に
ついて、車椅子1に設けたアームレスト装置2における
肘当部材12を示し、説明したが、かかる肘当部材12
は、勿論、通常の椅子18に設けることもできる。
ついて、車椅子1に設けたアームレスト装置2における
肘当部材12を示し、説明したが、かかる肘当部材12
は、勿論、通常の椅子18に設けることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、使用者の体格如何に関
わらず安定した座位姿勢をとることのできる、アームレ
スト装置を提供することができ、快適な椅子、車椅子を
もたらすことかできる。
わらず安定した座位姿勢をとることのできる、アームレ
スト装置を提供することができ、快適な椅子、車椅子を
もたらすことかできる。
【0023】
【図1】本発明にかかるアームレスト装置を用いた車椅
子の一例を示した、側面図である。
子の一例を示した、側面図である。
【図2】図1に示すアームレスト装置の機能を説明する
ための、側面説明図である。
ための、側面説明図である。
【図3】図2に示すアームレスト装置の肘当部材を上か
ら見た、平面図である。
ら見た、平面図である。
【図4】図3に示す肘当部材において、A−A線に沿っ
て切断して見た、切断矢視図である。
て切断して見た、切断矢視図である。
【図5】図3に示す肘当部材を下から見た、下面図であ
る。
る。
【図6】本発明にかかる肘当部材の使用を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図7】本発明にかかる肘当部材の使用を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図8】本発明にかかる肘当部材の使用を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】本発明にかかるアームレスト装置を用いた椅子
の一例を示した、側面図である。
の一例を示した、側面図である。
1 車椅子
2 アームレスト装置
3 前輪
4 後輪
5 ベースフレーム
6 フットレスト
7 フットフレーム
8 ハンドル部
9 座部
10 背部
11 支持部材
12 肘当部材
12a 肘乗部
12b くびれ部
12c 指掛部
12d 先端握部
12e 突面部
12f 指かけ部
13 ガードパネル
14 保持体
15 支柱部
16 高さ調節機構
17 支柱部格納部
18 椅子
E1,E2 端部
U 上面
Claims (6)
- 【請求項1】 座位箇所側面に沿って配置した支持部
材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手首に対応
するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者の手の位
置に対応する箇所にくびれ部を形成したことを特徴とす
るアームレスト装置。 - 【請求項2】 座位箇所側面に沿って配置した支持部
材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手首に対応
するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者の手の位
置に対応する先端箇所に手のひらに対応した突面部を形
成したことを特徴とするアームレスト装置。 - 【請求項3】 座位箇所側面に沿って配置した支持部
材に支持させた肘当部材を、使用者の肘から手首に対応
するように構成し、且つ前記肘当部材の使用者の手の位
置に対応する箇所にくびれ部を形成すると共に手のひら
に対応した突面部を形成したことを特徴とするアームレ
スト装置。 - 【請求項4】 前記肘当て部材に肘の部分から手首あ
たりまでを乗せやすくするための上面を形成し、前記く
びれ部の上面を他の箇所に比較して幅狭く構成したこと
を特徴とする請求項1または3記載のアームレスト装
置。 - 【請求項5】 前記座位箇所は、家具椅子における座
部であることを特徴とする請求項1ないし4記載のアー
ムレスト装置。 - 【請求項6】 前記座位箇所は、車椅子における座部
であることを特徴とする請求項1ないし4記載のアーム
レスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001322967A JP2003126171A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | アームレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001322967A JP2003126171A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | アームレスト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003126171A true JP2003126171A (ja) | 2003-05-07 |
Family
ID=19139924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001322967A Pending JP2003126171A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | アームレスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003126171A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017153705A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | マツ六株式会社 | 便器用手摺 |
WO2017213236A1 (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 株式会社岡村製作所 | 肘掛け及び椅子 |
JP2017217378A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 株式会社岡村製作所 | 肘掛け及び椅子 |
JP2017217393A (ja) * | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 株式会社岡村製作所 | 肘掛け及び椅子 |
JP2019030629A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社幸和製作所 | 歩行車 |
JP2019030384A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社幸和製作所 | 歩行車 |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001322967A patent/JP2003126171A/ja active Pending
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