JP2003125433A - 通信制御方法及び移動端末 - Google Patents
通信制御方法及び移動端末Info
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- JP2003125433A JP2003125433A JP2001318310A JP2001318310A JP2003125433A JP 2003125433 A JP2003125433 A JP 2003125433A JP 2001318310 A JP2001318310 A JP 2001318310A JP 2001318310 A JP2001318310 A JP 2001318310A JP 2003125433 A JP2003125433 A JP 2003125433A
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Abstract
がないように、当該移動端末が異なる移動通信ネットワ
ーク間でのハンドオーバを行うことができるような通信
制御方法を提供することである。 【解決手段】上記課題は、移動端末が第一種の移動通信
ネットワークの提供する通信サービスエリアと第二種の
移動通信ネットワークの提供する通信サービスエリアと
の重複部分に在圏するときに、第一のアドレス宛ての情
報を第一の通信インターフェースが受信可能な状態を維
持しつつ、情報の宛先アドレスを第二種の移動通信ネッ
トワークにおける第二のアドレスに切替えるための処理
を行って、第二の通信インターフェースにより上記第二
のアドレス宛ての情報を受信できる状態にする通信制御
方法にて達成される。
Description
における通信制御方法に係り、詳しくは、複数種の移動
通信ネットワークの通信サービスエリアが重複するよう
に設定された移動通信システムにおいて、上記複数種の
移動通信ネットワークに対応した複数の通信インターフ
ェースを有する移動端末が各通信サービスエリアにてそ
の通信サービスエリアを提供する通信インターフェース
を用いて情報通信を行う際の通信制御方法に関する。
に従って情報通信の制御を行う移動端末に関する。
n)やBluetoothなどの通信方式を利用した近距離移動通
信ネットワーク、IEEE802.11を用いた無線LAN、更に、P
HS(Personal Handyphone System)、PDC(Personal Di
gital Cellular)、PDC-P(Personal Digital Cellular
-packet)、IMT-2000(International Mobile Telecomm
unications 2000)などの広域移動通信ネットワークな
どの無線インフラの拡充に伴い、それぞれの移動通信ネ
ットワーク上で運用されるモバイルアプリケーションが
普及してきた。このような状況の下で、上記のようなカ
バーエリアやリンク品質の異なる複数種の移動通信ネッ
トワークを統合した大規模移動通信システムが提案され
ている。
ば、図9に示すように、複数種の移動通信ネットワーク
の提供する通信サービスエリアが階層的に重複して設定
される。即ち、衛星移動通信ネットワーク(Satellit
e)の提供する通信サービスエリアE1、IMT-2000移動通
信ネットワークの提供する通信サービスエリアE2、無
線LAN(W-LAN)の提供する通信サービスエリアE3及
びBluetoothの通信方式を利用した近距離移動通信ネッ
トワークの提供する通信サービスエリアE4が順次階層
的に設定される。このような大規模移動通信システムに
おける移動端末は、上記のような複数種の移動通信ネッ
トワークに対応した複数の通信インターフェースを有
し、各通信サービスエリアにてその通信サービスエリア
を提供する移動通信ネットワークに対応した通信インタ
ーフェースを用いて情報通信を行う。移動端末が複数の
移動通信ネットワークが提供する通信サービスエリアの
重複部分に在圏する場合、その移動端末は、その複数の
移動通信ネットワークのうちのいずれかの移動通信ネッ
トワークに対応した通信インターフェースによりその移
動通信ネットワークを介した情報通信を行う。
移動通信ネットワークが提供する通信サービスエリアE
21に無線LANが提供する通信サービスエリアE31、E
32、E33、E34、E35、E36が重複して設定され、移動
端末が矢印で示すように移動する場合、移動端末は、IM
T-2000の移動通信ネットワークから無線LAN、あるい
は、無線LANからIMT-200の移動通信ネットワークの
ように異なる移動通信ネットワーク間でのハンドオーバ
を行うことが考えられる。
において、TCP/IPのプロトコルを用いて通信を行う場
合、モバイルIP(Mobile-IP)を適用することが考え
られる。モバイルIPを用いて移動端末が無線リンクを
一の移動通信ネットワークから他の移動通信ネットワー
クに切替える場合(ハンドオーバする場合)、移動端末
が継続的にパケットを受信するために、そのリンクハン
ドオーバと共にIPアドレスの切替えを行う必要があ
る。即ち、パケット(情報)の宛先アドレスを一の移動
通信ネットワークで適用されるIPアドレスから他の移
動通信ネットワークで適用されるIPアドレスに切替え
る必要がある。
移動通信ネットワークが統合された移動通信システムに
おいて、情報通信を継続しつつ移動端末が異なる移動通
信ネットワーク間でのハンドオーバを行う際に、情報の
宛先アドレスが切替えられることに起因して移動端末に
て受信される情報に欠落が生ずる可能性がある。例え
ば、情報の宛先アドレスがハンドオーバ元の移動通信ネ
ットワークにて適用されるアドレスからハンドオーバ先
の移動通信ネットワークにて適用されるアドレスに切替
えられたときに、既に、ハンドオーバ元の移動通信ネッ
トワーク内をその移動通信ネットワークにて適用される
アドレス宛てに転送されている情報は、移動端末に到来
しても当該移動端末にて受信できない可能性がある。
移動通信ネットワークが統合された移動通信システムに
おいて、移動端末にて受信される情報に欠落がないよう
に、当該移動端末が異なる移動通信ネットワーク間での
ハンドオーバを行うことができるような通信制御方法を
提供することである。
通信制御方法に従って情報通信の制御を行う移動端末を
提供することである。
るため、本発明は、請求項1に記載されるように、複数
種の移動通信ネットワークの提供する通信サービスエリ
アが重複するように設定された移動通信システムにおい
て、上記複数種の移動通信ネットワークに対応した複数
の通信インターフェースを有する移動端末が各通信サー
ビスエリアにてその通信サービスエリアを提供する移動
通信ネットワークに対応した通信インターフェースを用
いて情報通信を行う際の通信制御方法において、移動端
末が第一種の移動通信ネットワークの提供する通信サー
ビスエリアと第二種の移動通信ネットワークの提供する
通信サービスエリアとの重複部分に在圏するときに、第
一のアドレス宛ての情報を第一種の移動通信ネットワー
クに対応した第一の通信インターフェースが受信可能な
状態を維持しつつ、情報の宛先アドレスを第二種の移動
通信ネットワークにおける第二のアドレスに切替えるた
めの処理を行って、第二種の通信ネットワークに対応し
た第二の通信インターフェースにより上記第二のアドレ
ス宛ての情報を受信できる状態にする宛先アドレス切替
え手順を有するように構成される。
第一種の移動通信ネットワークが提供する通信サービス
エリアと第二種の移動通信ネットワークが提供する通信
サービスエリアとの重複部分に在圏する際、第一のアド
レス宛ての情報を第一種の移動通信ネットワークに対応
した第一の通信インターフェースにて受信する。そし
て、移動端末が第一種の移動通信ネットワークから第二
種の移動通信ネットワークにハンドオーバする際、上記
第一のアドレス宛ての情報を上記第一の通信インターフ
ェースにて受信可能となる状態を維持しつつ、情報の宛
先アドレスを第二種の移動通信ネットワークにおける第
二のアドレスに切替えるための処理が行われ、その第二
種の通信ネットワークに対応した第二の通信インターフ
ェースにより上記第二のアドレス宛ての情報を受信でき
る状態になる。
では、上記第一のアドレス宛ての情報を上記第一種の移
動通信ネットワークに対応した第一の通信インターフェ
ースにて受信可能な状態と、上記第二のアドレス宛ての
情報を上記第二種の移動通信ネットワークに対応した第
二の通信インターフェースにて受信可能な状態が並存す
ることになる。従って、情報の宛先アドレスが第二のア
ドレスに切替えられたときに、既に、第一種の移動通信
ネットワーク内を転送されている第一のアドレス宛ての
情報が存在したとしても、その第一のアドレス宛ての情
報は第一の通信インターフェースにて受信できるように
なる。
に対するユーザによる所定の操作に基づいて実行される
ものであっても、種々の条件から実行されるべきタイミ
ングを移動端末が決定し、その決定されたタイミングに
て実行されるものであってもよい。
欠落を防止すると共に、より有利な状態の通信インター
フェースでの情報受信が可能となるという観点から、本
発明は、請求項2に記載されるように、上記通信制御方
法において、第一の通信インターフェースによる通信と
第二の通信インターフェースによる通信のいずれが有利
であるかを所定の基準に基づいて判定する判定手順を有
し、該判定手順にて第二のインターフェースによる通信
が有利であると判定される場合に、上記宛先アドレス切
替え手順を実行するように構成することができる。
信と第二の通信インターフェースによる通信のいずれか
が有利であるか否かを判定するための所定の基準は、当
該移動通信システムにおいて任意に設定することができ
る。例えば、その所定の基準は、通信品質、通信効率、
通信サービスエリアにおける通信トラフィック、その通
信トラフィックと無線リソースとの関係、更に、移動端
末のユーザが契約するサービス内容(ベストエフォート
型サービスか否か等)、通信コストなどに基づいて設定
することができる。
通過する早さに基づいて当該移動端末がより適した移動
通信ネットワークにリンクできるようにするという観点
から、本発明は、請求項3に記載されるように、上記通
信制御方法において、移動端末が第一種の移動通信ネッ
トワークの通信サービスエリアと他の複数種の移動通信
ネットワークの通信サービスエリアとの重複部分に在圏
するときに、移動端末の移動速度に基づいて、上記第二
種の移動通信ネットワークとすべき移動通信ネットワー
クを上記他の複数種の移動通信ネットワークから選択す
る選択手順を有するように構成することができる。
サービスエリアを通過する際に、頻繁なハンドオーバを
避けるという観点から、本発明は、請求項4に記載され
るように、上記通信制御方法において、上記選択手順
は、移動端末の移動速度が大きいほど、より広い通信サ
ービスエリアを提供する移動通信ネットワークを上記第
二種の移動通信ネットワークとして選択するように構成
することができる。
の通信サービスエリア間を移動端末が受信情報の欠落な
しにハンドオーバすることができるという観点から、本
発明は、請求項5に記載されるように、上記通信制御方
法において、移動端末が、第二種の移動通信ネットワー
クが提供する通信サービスエリアに含まれる第一種の移
動通信ネットワークが提供する第一の通信サービスエリ
アと第二の通信サービスエリアとの重複部分に在圏する
ときに、上記宛先アドレス切替え手順を実行するように
構成することができる。
第一種の移動通信ネットワークが提供する第一の通信サ
ービスエリアから第二の通信サービスエリアにハンドオ
ーバする際に、当該移動端末は、一時的にその第一の通
信サービスエリアと第二の通信サービスエリアとの重複
部分に在圏する。この際、その移動端末は、第一のアド
レス宛ての情報を第一種の移動通信ネットワークに対応
した第一の通信インターフェースが受信可能な状態を維
持しつつ、情報の宛先アドレスを第二種の移動通信ネッ
トワークにおける第二のアドレスに切替えるための処理
を行って、第二種の通信ネットワークに対応した第二の
通信インターフェースにより上記第二のアドレス宛ての
情報を受信できる状態にする。
切替え手順)に従った制御を行うようにすれば、第一種
の移動通信ネットワークに対応した第一の通信インター
フェースによりそのアドレス宛ての情報を受信できる状
態にすることができる。これにより、移動端末が、第一
種の移動通信ネットワークが提供する第一の通信サービ
スエリアから第二のサービスエリアへのハンドオーバが
可能となる。
は、請求項6に記載されるように、複数種の移動通信ネ
ットワークの提供する通信サービスエリアが重複するよ
うに設定された移動通信システムにおいて、上記複数種
の移動通信ネットワークに対応した複数の通信インター
フェースを有し、各通信サービスエリアにてその通信サ
ービスエリアを提供する移動通信ネットワークに対応し
た通信インターフェースを用いて情報通信を行う移動端
末において、当該移動端末が第一種の移動通信ネットワ
ークの提供する通信サービスエリアと第二種の移動通信
ネットワークの提供する通信サービスエリアとの重複部
分に在圏するときに、第一のアドレス宛ての情報を第一
種の移動通信ネットワークに対応した第一の通信インタ
ーフェースが受信可能な状態を維持しつつ、情報の宛先
を第二種の移動通信ネットワークにおける第二のアドレ
スに切替えるための処理を行って、第二種の移動通信ネ
ットワークに対応した第二の通信インターフェースによ
り上記第二のアドレス宛ての情報を受信できる状態にす
る宛先アドレス切替え制御手段を有するように構成され
る。
に基づいて説明する。
が適用される移動通信システムは、上述したシステムと
同様、図9に示すように、複数種(衛星移動通信、IMT-
2000、無線LAN、Bluetooth)の移動通信ネットワー
クが統合され、各種の移動通信ネットワークが提供する
通信サービスエリアE1〜E4が階層的に重複するように
設定される。この移動通信システムの詳細な構成は図1
に示される。なお、図1では、説明を簡略化するため、
IMT-2000の移動通信ネットワークと無線LANとが統合
された構成となっており、衛星移動通信ネットワークお
よびBluetoothの通信方式に従った近距離移動通信ネッ
トワークは省略されている。また、この移動通信システ
ムでは、例えば、モバイルIPv4に従った情報通信が
なされるものとする。
ワーク200及び無線LAN300が所定のネットワー
ク100に接続されている。また、移動端末(以下、M
H(Mobile Host)という)20のホームアドレスが登
録されるホームエージェント(以下、HAという)10
が上記ネットワーク100に接続されている。このホー
ムアドレスは、HA10を含むホームネットワーク(図
示略)にて当該MH20を特定するためのIPアドレス
である。
基地局(以下、BSという)210、220を有し、無
線LAN300はBS310、320を有する。各BS
210、220及びBS310、320に対応して通信
サービスエリアが形成される。無線LAN300の各B
S310、320に対応した通信サービスエリアは、IM
T-2000の移動通信ネットワーク20のいずれかの通信サ
ービスエリアに含まれる。例えば、IMT-2000の移動通信
ネットワーク200のBS220が、図10に示す通信
サービスエリアE21を形成し、無線LAN300のBS
310、320が、例えば、図10に示す通信サービス
エリアE35、E36を形成する。
成される。
1を有すると共に、上記複数種の移動通信ネットワーク
に対応した通信機器、即ち、無線LAN用通信機器2
2、IMT-2000用通信機器23、Bluetooth用通信機器2
4、・・・を有している。上記制御部21は、上記各通
信機器とのインターフェースとなる無線LANインター
フェース部25、IMT-2000インターフェース部26、Bl
uetoothインターフェース部27、・・・を有すると共
に、IP制御部28、複数アドレス管理部29、伝送制
御部30及びアプリケーション部31を有している。
応するインターフェース部を介して接続される移動通信
ネットワークとの間でパケットのやり取りを行う。ま
た、このIP制御部28は、その接続された移動通信ネ
ットワークから通知される当該MH20に対するパケッ
トの宛先となるIPアドレスの取得及びそのIPアドレ
スのHA10への登録に関する処理を行う。複数アドレ
ス管理部29は、上記IP制御部28での処理により取
得されたIPアドレスを管理する。この複数アドレス管
理部29は、受信可能となるパケットの宛先となる複数
のIPアドレスを管理することができる。
ntrol Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)に
従って、アプリケーション部31と各移動通信ネットワ
ークとの間の情報通信を確立させるための制御を行う。
アプリケーション部31は、ファイル、電子メールなど
の送受信に関する処理を行う。
いて、MH20がホームネットワーク以外の移動通信ネ
ットワークに接続される場合、その移動通信ネットワー
ク内の所定の通信ノード(FA:Foreign Agent)のIP
アドレスが気付アドレスとして当該MH20のホームア
ドレスに対応するようにHA10に登録される。この状
態で、MH20の通信相手から当該MH20のホームア
ドレス宛てのパケットが送信されると、そのパケットは
ネットワーク100を介してHA10に転送される。そ
して、HA10は、その受信したパケットをそのホーム
アドレスに対応して登録された気付アドレス宛てに送信
する(トンネリング)。このようにして気付アドレス宛
てにHA10から送信されたパケットは、ネットワーク
100を介して当該移動通信ネットワークの気付アドレ
スで特定される通信ノード(FA)まで転送される。
v4のFA機能に従った動作により、そのパケットが当該
移動通信ネットワークを介してMH20に転送される。
これにより、MH20は、それが接続される移動通信ネ
ットワークに対応した気付アドレス宛てのパケットを受
信する。
ットワーク200のBS220に対応した通信サービス
エリアと無線LAN300のBS310に対応した通信
サービスエリアの重複部分(例えば、図10における通
信サービスエリアE35)に在圏する場合、例えば、図3
に示す手順に従って通信制御が行われる。
IMT-2000の移動通信ネットワーク200に対応した気付
アドレス宛てのパケットが当該移動通信ネットワーク2
00の所定の通信ノード(FAとして機能する通信ノード
であって、BS220であってもよい)まで順次転送さ
れる。そして、その所定の通信ノードからBS220の
通信サービスエリアに在圏するMH20に宛てて転送さ
れるパケットが、図3に示すように、BS220からM
H20に順次送信される(図3において細矢印参照)。
の通信ネットワーク200に対応した気付アドレスがH
A10に登録される際に、その気付アドレスが複数アド
レス管理部29に格納される。そして、その複数アドレ
ス管理部29に格納されて管理される気付アドレスを特
定する通信ノードを含むIMT-2000の移動通信ネットワー
ク200に対応したIMT-2000用通信機器23がBS22
0から送信されるパケットを順次受信する。このIMT-20
00用通信機器23にて順次受信されたパケットは、IMT-
2000インターフェース部26を介してIP制御部28に
転送され、このIP制御部28及び伝送制御部30での
処理により、そのパケットに含まれる情報がアプリケー
ション部31に順次供給される。
トワーク200のBS220の通信サービスエリアと無
線LAN300のBS310の通信サービスエリアとの
重複部分に在圏するMH20は、IMT-2000の移動通信ネ
ットワーク200のBS220からのパケットを順次受
信し、MH20のアプリケーション部31がその受信さ
れるパケットに含まれる情報を取得する。
LAN用通信機器22が、無線LAN300のBS31
0から送信される広告パケットを受信する()。この
広告バケットは、当該無線LAN300のFA機能を有す
る所定の通信ノードを特定する気付アドレスを含む。M
H20の無線LAN用通信機器22にて受信された上記
広告パケットは、無線LANインターフェース部25を
介してIP制御部28に供給される。IP制御部28
は、ハンドオーバを行うべき所定の条件(この条件の詳
細については後述する)を満足することを確認すると、
無線LAN300からのパケットを受信すべきであると
して、その気付アドレス及びMH20のホームアドレス
を含む登録要求をHA10に宛てて送信するための処理
を行う()。その結果、その登録要求が無線LAN用
通信機器22からBS310に送信され、更に、無線L
AN300及びネットワーク100を介してHA10に
転送される。
登録要求に含まれるホームアドレスに対応して管理して
いる気付アドレスをその登録要求に含まれる気付アドレ
スに変更する。そして、HA10は、その登録要求に対
する登録応答をMH20に向けて送信する()。その
HA10からの登録応答は、ネットワーク100及び無
線LAN300内を伝送され、BS310からMH20
に送信される。
した後、MH20宛てのパケットとして受信したパケッ
トの宛先アドレスをIMT-2000の移動通信ネットワーク2
00に対応した気付アドレス宛から無線LAN300に
対応した気付アドレスに切替える。即ち、HA10は、
上記登録応答を送信した後では、MH20宛てのパケッ
トとして受信したパケットを無線LAN300に対応す
る気付アドレス宛てに転送する(トンネリング)。
答が受信されると、IP制御部28での制御のもと、上
記のようにして受信した無線LAN300からの広告パ
ケットに含まれる無線LAN300の所定通信ノードを
特定する気付アドレスが複数アドレス管理部29に格納
される。このとき、既に、複数アドレス管理部29に格
納されているIMT-2000の移動通信ネットワーク200に
対応した気付アドレスは消去されず、複数アドレス管理
部29は、IMT-2000の移動通信ネットワーク200及び
無線LAN300双方に対応した気付アドレスを管理す
る。
ク200及び無線LAN300双方に対応した気付アド
レスが複数アドレス管理部29にて管理される状態で
は、IP制御部28は、IMT-2000の移動通信ネットワー
ク200からのパケット及び無線LAN300からのパ
ケットを正規のパケットとして受信可能となる。即ち、
MH20は、上記のように無線LAN300からの広告
パケットに基づいて当該無線LAN300に対応した気
付アドレスの登録要求をHA10に行い、その登録応答
をHA10から受信した後であっても、IMT-2000の移動
通信ネットワーク200のBS220から送信されるパ
ケットを破棄することなく、正規のパケットとして受信
可能な状態を維持する。
LAN300に対応した気付アドレス宛てのパケット
は、無線LAN300における当該気付アドレスにて特
定される通信ノード(FA)まで順次転送される。そし
て、その通信ノードからBS310の通信サービスエリ
アに在圏するMH20に宛てて転送されるパケットがB
S310からMH20に順次送信される。
00のBS310から順次送信されるパケットがその無
線LAN300に対応した無線LAN用通信機器22に
て順次受信される。この無線LAN用通信機器22にて
順次受信されたパケットは、無線LANインターフェー
ス部25を介してIP制御部28に転送される。IP制
御部28は、前述したように無線LAN300に対応し
た気付アドレスが複数アドレス管理部29に管理されて
いることから、その受信されたパケットを正規のパケッ
トとして処理し、更に、伝送制御部30での処理によ
り、そのパケットに含まれる情報がアプリケーション部
31に順次供給される。
トワーク200のBS220に対応した通信サービスエ
リアと無線LAN300のBS310に対応した通信サ
ービスエリアとの重複部分に在圏するMH20は、無線
LAN300のBS310からのパケットを順次受信す
ることになり。これにより、MH20は、IMT-2000の移
動通信ネットワーク200のBS220に対応した通信
サービスエリアから無線LAN300のBS310に対
応した通信サービスエリアへのハンドオーバが可能とな
る。
通信ネットワーク200の通信サービスエリアから無線
LAN300の通信サービスエリアにハンドオーバする
際に、図3に示すように、無線LAN300に対応した
気付アドレスの登録要求に対する登録応答をMH20に
て受信した()後に、IMT-2000の移動通信ネットワー
ク200に対応した気付アドレス宛てに転送されるパケ
ットをMH20にて受信することがある(図3の*印参
照)。これは、データパケットの転送速度が登録要求及
び登録応答などの制御パケットの転送速度より遅いこと
に起因している(図3におけるデータパケットの転送を
表す矢印の傾きと制御パケットの転送を表す矢印の傾き
を参照)。
うに、登録応答を受信した時点で、無線LAN300か
らのパケットを正規のパケットとして受信できる状態に
なるが、IMT-2000の移動通信ネットワーク200から受
信したパケットも正規のパケットとして受信可能な状態
を維持している。従って、上記のように、無線LAN3
00に対応した気付アドレスの登録要求に対する登録応
答をMH20にて受信した()後に、IMT-2000の移動
通信ネットワーク200に対応した気付アドレス宛てに
転送されるパケット(図3の*印参照)はMH20にて
破棄されることなく正規のパケットとして処理される。
ットワーク200のBS220に対応した通信サービス
エリアと無線LAN300のBS310に対応した通信
サービスエリアとの重複部分において、双方の移動通信
ネットワークからのパケットを正規のパケットとして受
信できるようになり、所謂、ソフトハンドオーバが可能
となる。
H20が上記無線LAN300に対応した気付アドレス
宛てのパケットを正規なパケットとして受信可能な状態
となった後、IMT-2000の移動通信ネットワーク200か
らのパケットを正規なパケットとして受信可能な状態を
いつまで継続させるかは、移動通信システムにおいて、
MH20での受信パケットの欠落が生じないようにする
という観点や、ハンドオーバに際しての切替え制御のし
易さなどの観点から、任意に決めることができる。
ービスエリアに在圏するMH20が広告パケットを受信
した際に、前述したように、登録要求を送信するための
処理の詳細について説明する。
移動通信ネットワークBが提供する通信サービスエリア
Bからその通信サービスエリアBに重複する他の移動通
信ネットワークCが提供する通信サービスエリアC3に
移動した際(矢印参照)、MH20(具体的には、I
P制御部28)は、図5に示す手順に従って処理を行
う。
のパケットを受信可能な状態にあるMH20は、通信サ
ービスエリアC3に進入すると、通信サービスエリアC
3において報知される広告パケットを受信する(S
1)。そして、MH20は、その広告パケットに含まれ
る通信サービスエリアC3におけるパケットの宛先IP
アドレス(気付アドレス)を取得する(S2)。その
後、MH20は、通信サービスエリアC3での通信速度
と通信サービスエリアBでの通信速度とに基づいていず
れの通信サービスエリアでの通信効率がよいかを判定す
る(S3)。
きく、通信サービスエリアC3での通信が有利であると
判定されると(S3でYES)、前述した手順に従って
(図3参照)、MH20は、上記のように取得した(S
2参照)通信サービスエリアC3に対応した気付アドレ
スをHA10に登録するための登録要求を行う(S
4)。その登録要求に対して、HA10からの登録応答
をMH20が受信すると、このMH20は、前述したよ
うに、通信サービスエリアBからのパケットの受信可能
な状態を維持しつつ、その登録した気付アドレスに対応
した通信サービスエリアC3からのパケットを受信でき
る状態になる。即ち、MH20は、通信サービスエリア
Bから通信サービスエリアC3へのハンドオーバを行
う。
が大きく、当該通信サービスエリアBでの通信が有利で
ある場合、通信サービスエリアBからのパケットの受信
可能な状態を維持するだけで、特に、通信サービスエリ
アC3へのハンドオーバを行わない。
0が、移動通信ネットワークBが提供する通信サービス
エリアBと移動通信ネットワークCが提供する通信サー
ビスエリアC3との重複部分からその通信サービスエリ
アC3の外部に向かって移動する際(矢印)、MH2
0は、図6に示す手順に従って処理を行う。
信サービスエリアC3との重複部分に在圏し、通信サー
ビスエリアC3からのパケットを受信可能な状態にある
MH20は、通信サービスエリアC3及び通信サービス
エリアBからの所定の制御信号の受信品質(SNR:信号
対雑音比)を測定する(S11)。そして、MH20
は、通信サービスエリアC3からの制御信号の受信品質
と通信サービスエリアBからの制御信号の受信品質のい
ずれが良いかを判定する(S12)。通信サービスエリ
アC3からの制御信号の受信品質が通信サービスエリア
Bからの制御信号の受信品質より良い場合(S12でC
3)、MH20は、通信サービスエリアC3での通信が
有利であるとして、通信サービスエリアC3からのパケ
ットの受信可能な状態を継続する。そして、MH20
は、通信サービスエリアC3での通信を継続することが
可能であるか否かを判定する(S13)。
続することが可能である場合(S13でYES)、上述
した処理(S11、S12、S13)が繰り返し実行さ
れる。この過程で、MH20が移動して通信サービスエ
リアC3の外周部に近づき、当該サービスエリアC3で
の受信品質が低下すると、通信サービスエリアBでの受
信品質が通信サービスエリアC3での受信品質が良いと
の判定がなされる(S12でB)。すると、HA20
は、通信サービスエリアBでの通信が有利であるとし
て、通信サービスエリアBからの広告パケットに含まれ
る当該通信サービスエリアBに対応した気付アドレスを
HA10に登録するための登録要求を行う(S14)。
その登録要求に対して、HA10からの登録応答をMH
20が受信すると、MH20は、前述したように、通信
サービスエリアC3からのパケットの受信可能な状態を
維持しつつ、その登録した気付アドレスに対応した通信
サービスエリアBからのパケットを受信できる状態にな
る。即ち、MH20は、通信サービスエリアC3から通
信サービスエリアBへのハンドオーバを行う。
C3での通信の継続が可能でないと判定すると、(S1
3でNO)、上記と同様に、通信サービスエリアBに対
応した気付アドレスのHA10への登録がなされる(S
14)。その結果、MH20の通信サービスエリアC3
から通信サービスエリアBへのハンドオーバがなされ
る。
動通信ネットワークAが提供する通信サービスエリア
A、移動通信ネットワークBが提供する通信サービスエ
リアB及び移動通信ネットワークCが提供する通信サー
ビスエリアC3の重複部分から上記通信サービスエリア
C3及び通信サービスエリアBの外部に向かって移動す
る際(矢印)、MH20は、図7に示す手順に従って
処理を行う。
信サービスエリアB及び通信サービスエリアC3の重複
部分に在圏し、通信サービスエリアC3からのパケット
を受信可能な状態にあるMH20は、当該MH20の移
動速度を測定する(S21)。MH20は、その測定さ
れた移動速度が、所定の速度(閾値)より大きいか否か
を判定する(S22)。MH20の移動速度が上記所定
の速度より小さい場合(S22で「遅い」)、MH20
は、通信サービスエリアBからの広告パケットに含まれ
る当該通信サービスエリアBに対応した気付アドレスを
HA10に登録するための登録要求を行う(S24)。
その登録要求に対して、HA10からの登録応答をMH
20が受信すると、MH20は、前述したように、通信
サービスエリアC3からのパケットの受信可能な状態を
維持しつつ、その登録した気付アドレスに対応した通信
サービスエリアBからのパケットを受信できる状態にな
る。即ち、MH20は、通信サービスエリアC3から通
信サービスエリアBへのハンドオーバを行う。
の速度以上であると判定されると(S22で「速
い」)、MH20は、最も広いサービスエリアAからの
広告パケットに含まれる当該通信サービスエリアAに対
応した気付アドレスをHA10に登録するための登録要
求を行う(S23)。この登録要求に対して、HA10
からの登録応答をMH20が受信すると、MH20は、
前述したように、通信サービスエリアC3からのパケッ
トの受信可能な状態を維持しつつ、その登録した気付ア
ドレスに対応した通信サービスエリアAからのパケット
を受信できる状態になる。即ち、MH20は、通信サー
ビスエリアC3から通信サービスエリアAへのハンドオ
ーバを行う。
サービスエリアの重複部分に在圏する状態で、当該MH
20の移動速度が所定速度より大きい状況では、当該M
H20が最も広い通信サービスエリアにハンドオーバす
ることにより、そのMH20の移動中に頻繁にハンドオ
ーバすることが防止される。
速度以上か否かの判定結果に応じてMH20のハンドオ
ーバ先の通信サービスエリアを切替えるようにしている
が、更に、MH20の移動速度が3つ以上の速度範囲の
いずれに属するかを判定し、その判定結果に基づいて、
MH20のハンドオーバ先の通信サービスエリアを切替
えることも可能である。その通信サービスの切替えに際
して、移動速度がより大きいほど、より広い通信サービ
スエリアに切替えることが好ましい。
動通信ネットワークAが提供する通信サービスエリアA
に重複する移動通信ネットワークCが提供する通信サー
ビスエリアC1からC2に移動する際(矢印)、MH2
0は、図8に示す手順に従って処理を行う。
通信サービスエリアC1からのパケットを受信可能な状
態となるMH20がその通信サービスエリアC1と通信
サービスエリアC2との重複部分に移動すると、MH2
0は、通信サービスエリアC2から広告パケットを受信
する(S31)。このように、通信サービスエリアC1
からのパケットを受信可能となるMH20が通信サービ
スエリアC2からの広告パケットを受信すると、そのM
H20は、通信サービスエリアC1と通信サービスエリ
アC2との重複部分に在圏していることを認識する。
の移動通信ネットワークAが提供する通信サービスエリ
アAに含まれている。上記のように通信サービスエリア
C1及びC2の重複部分に在圏することを認識したMH2
0は、通信サービスエリアC2へのハンドオーバを行う
前に、上記通信サービスエリアAからの広告パケットに
含まれる当該通信サービスエリアAに対応した気付アド
レスをHA10に登録するための登録要求を行う(S3
2)。その登録要求に対して、HA10からの登録応答
をMH20が受信すると、MH20は、前述したよう
に、通信サービスエリアC1からのパケットの受信可能
な状態を維持しつつ、その登録した気付アドレスに対応
した通信サービスエリアAからのパケットを受信できる
状態になる。即ち、MH20は、通信サービスエリアC
1から通信サービスエリアC2にハンドオーバする前
に、他の移動通信ネットワークAが提供する通信サービ
スエリアAにハンドオーバする。
パケットを受信可能な状態となるMH20は、通信サー
ビスエリアC2からの広告パケットを更に受信すると、
その広告パケットに含まれる当該通信サービスエリアC
2に対応した気付アドレスを取得する(S33)。そし
て、MH20は、この通信サービスエリアC2に対応し
た気付アドレスをHA10に登録するための登録要求を
行う(S34)。この登録要求に対して、HA10から
の登録応答をMH20が受信すると、MH20は、前述
したように、通信サービスエリアAからのパケットの受
信可能な状態を維持しつつ、その登録した気付アドレス
に対応した通信サービスエリアC2からのパケットを受
信できる状態になる。即ち、MH20は、通信サービス
エリアAから通信サービスエリアC2にハンドオーバす
る。
トワークCの通信サービスエリアC1から通信サービス
エリアC2に直接ハンドオーバするのではなく、通信サ
ービスエリアC1から一旦他の移動通信ネットワークA
の通信サービスエリアAにハンドオーバした後に、その
通信サービスエリアAから通信サービスエリアC2にハ
ンドオーバする。このような通信制御を行うことによ
り、移動通信ネットワークCにおいて予め定められる方
法に従ったハンドオーバでは、そのハンドオーバ時にM
H20の受信パケットの欠落が生じうる場合であって
も、通信サービスエリアC1から通信サービスエリアA
へのハンドオーバ及び、通信サービスエリアAから通信
サービスエリアC2へのハンドオーバでは、前述したよ
うに、受信パケットの欠落が防止される(図3参照)。
その結果、MH20は、受信パケットの欠落なく、通信
サービスエリアC1から通信サービスエリアC2へのハ
ンドオーバが可能となる。
が、通信サービスエリアC1からのパケットを受信可能
な状態を維持しつつ、通信サービスエリアAからのパケ
ットを受信可能な状態になった後、上記通信サービスエ
リアC1からのパケットを受信可能となる状態を解除す
るタイミングは、任意である。上記通信サービスエリア
C1からのパケットを受信可能な状態は、上記通信サー
ビスエリアAからのパケットを受信可能な状態になった
後、その状態を維持しつつ通信サービスエリアC2から
のパケットを受信可能な状態となるまでの任意の時点ま
で継続させることができる。また、上記通信サービスエ
リアC2からのパケットを受信可能な状態になった後、
適当なタイミングで通信サービスエリアAからのパケッ
トが受信可能となる情報を解除することができる。
に従った情報通信がなされるものであったが、他のモバ
イルIPプロトコル、例えば、IPv6に従った情報通
信がなされるものであってもよい。この場合、上記気付
アドレスに代えて、各移動通信ネットワークにてMH自
体を特定するIPアドレスが用いられる。
る場合にであっても、上記気付アドレスに代えて、各位
同通信ネットワークにおいて各MHに対応付けられる共
存気付アドレスを用いることもできる。
信品質、移動速度)をMH20(移動端末)にて判断
し、その判断された条件に基づいてハンドオーバを行う
か否か、どの通信エリアにハンドオーバするかなどを決
めていた。更に、MH20のユーザが通信コストなどを
考慮して所定の操作を行ったときに、複数の通信エリア
が重複する領域に在圏するMH20が一の通信エリアか
ら他の通信エリアにハンドオーバするようにすることも
できる。
順に従った処理、図5に示すS4での処理、図6に示す
S14での処理、図7に示すS23やS24での処理、
図8に示すS31やS34での処理を実現するMH20
のIP制御部28、複数アドレス管理部29及び伝送制
御部30での機能は、宛先アドレス切替え制御手順(手
段)に対応する。
2での処理は、判定手順(手段)に対応し、図7に示す
S22での処理は、選択手順(手段)に対応する。
24及びそれらに対応したインターフェース部25、2
6、27は、移動通信ネットワークに対応した通信イン
ターフェースに対応する。
記載の本願発明によれば、複数種の移動通信ネットワー
クが統合された移動通信システムにおいて、第一のアド
レス宛ての情報を第一種の移動通信ネットワークに対応
した第一の通信インターフェースにて受信可能な状態
と、第二のアドレス宛ての情報を第二種の移動通信ネッ
トワークに対応した第二の通信インターフェースにて受
信可能な状態が並存することになる。従って、移動端末
に受信される情報に欠落がないように、当該移動端末
が、第一の移動通信ネットワークが提供する第一の通信
サービスエリアから第二の移動通信ネットワークが提供
する第二の通信サービスエリアにハンドオーバすること
ができるようになる。
によれば、上記のような通信制御を実現するような移動
端末を実現することが可能となる。
を示すブロック図である。
用される移動通信システムの構成例を示す図である。
った情報の転送手順の一例を示すシーケンス図である。
アの構成と移動端末の移動状況の例を示す図である。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
ローチャートである。
動通信システムにおける各通信サービスエリアの構成例
を示す図である。
アの構成例と移動端末の移動状況の例を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】複数種の移動通信ネットワークの提供する
通信サービスエリアが重複するように設定された移動通
信システムにおいて、上記複数種の移動通信ネットワー
クに対応した複数の通信インターフェースを有する移動
端末が各通信サービスエリアにてその通信サービスエリ
アを提供する移動通信ネットワークに対応した通信イン
ターフェースを用いて情報通信を行う際の通信制御方法
において、 移動端末が第一種の移動通信ネットワークの提供する通
信サービスエリアと第二種の移動通信ネットワークの提
供する通信サービスエリアとの重複部分に在圏するとき
に、第一のアドレス宛ての情報を第一種の移動通信ネッ
トワークに対応した第一の通信インターフェースが受信
可能な状態を維持しつつ、情報の宛先アドレスを第二種
の移動通信ネットワークにおける第二のアドレスに切替
えるための処理を行って、第二種の通信ネットワークに
対応した第二の通信インターフェースにより上記第二の
アドレス宛ての情報を受信できる状態にする宛先アドレ
ス切替え手順を有する通信制御方法。 - 【請求項2】請求項1記載の通信制御方法において、 第一の通信インターフェースによる通信と第二の通信イ
ンターフェースによる通信のいずれが有利であるかを所
定の基準に基づいて判定する判定手順を有し、 該判定手順にて第二のインターフェースによる通信が有
利であると判定される場合に、上記宛先アドレス切替え
手順を実行する通信制御方法。 - 【請求項3】請求項1記載の通信制御方法において、 移動端末が第一種の移動通信ネットワークの通信サービ
スエリアと他の複数種の移動通信ネットワークの通信サ
ービスエリアとの重複部分に在圏するときに、移動端末
の移動速度に基づいて、上記第二種の移動通信ネットワ
ークとすべき移動通信ネットワークを上記他の複数種の
移動通信ネットワークから選択する選択手順を有する通
信制御方法。 - 【請求項4】請求項3記載の通信制御方法において、 上記選択手順は、移動端末の移動速度が大きいほど、よ
り広い通信サービスエリアを提供する移動通信ネットワ
ークを上記第二種の移動通信ネットワークとして選択す
る通信制御方法。 - 【請求項5】請求項1記載の通信制御方法において、 移動端末が、第二種の移動通信ネットワークが提供する
通信サービスエリアに含まれる第一種の移動通信ネット
ワークが提供する第一の通信サービスエリアと第二の通
信サービスエリアとの重複する部分に在圏するときに、
上記宛先アドレス切替え手順を実行する通信制御方法。 - 【請求項6】複数種の移動通信ネットワークの提供する
通信サービスエリアが重複するように設定された移動通
信システムにおいて、上記複数種の移動通信ネットワー
クに対応した複数の通信インターフェースを有し、各通
信サービスエリアにてその通信サービスエリアを提供す
る移動通信ネットワークに対応した通信インターフェー
スを用いて情報通信を行う移動端末において、 当該移動端末が第一種の移動通信ネットワークの提供す
る通信サービスエリアと第二種の移動通信ネットワーク
の提供する通信サービスエリアとの重複部分に在圏する
ときに、第一のアドレス宛ての情報を第一種の移動通信
ネットワークに対応した第一の通信インターフェースが
受信可能な状態を維持しつつ、情報の宛先を第二種の移
動通信ネットワークにおける第二のアドレスに切替える
ための処理を行って、第二種の移動通信ネットワークに
対応した第二の通信インターフェースにより上記第二の
アドレス宛ての情報を受信できる状態にする宛先アドレ
ス切替え制御手段を有する移動端末。 - 【請求項7】請求項6記載の移動端末において、 第一の通信インターフェースによる通信と第二の通信イ
ンターフェースによる通信のいずれが有利であるかを所
定の基準に基づいて判定する判定手段を有し、 該判定手段にて第二のインターフェースによる通信が有
利であると判定される場合に、上記宛先アドレス切替え
制御手段により上記第二のアドレス宛ての情報を上記第
二の通信インターフェースにて受信できる状態にするよ
うにした移動端末。 - 【請求項8】請求項6記載の移動端末において、 移動端末が第一種の移動通信ネットワークの通信サービ
スエリアと他の複数種の移動通信ネットワークの通信サ
ービスエリアとの重複部分に在圏するときに、移動端末
の移動速度に基づいて、上記第二種の移動通信ネットワ
ークとすべき移動通信ネットワークを上記他の複数種の
移動通信ネットワークから選択する選択手段を有する。 - 【請求項9】請求項8記載の移動端末において、 上記選択手段は、移動端末の移動速度が大きいほど、よ
り広い通信サービスエリアを提供する移動通信ネットワ
ークを上記第二種の移動通信ネットワークとして選択す
るようにした移動端末。 - 【請求項10】請求項6記載の移動端末において、 該移動端末が、第二種の移動通信ネットワークが提供す
る通信サービスエリアに含まれる第一種の移動通信ネッ
トワークが提供する第一の通信サービスエリアと第二の
通信サービスエリアとの重複する部分に在圏するとき
に、上記宛先アドレス切替え手段により上記第二のアド
レス宛ての情報を上記第二の通信インターフェースにて
受信できる状態にするようにした移動端末。
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