JP2003124015A - 圧粉磁心、コイル部品、及びそれらを用いた電力変換装置 - Google Patents

圧粉磁心、コイル部品、及びそれらを用いた電力変換装置

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JP2003124015A
JP2003124015A JP2001320252A JP2001320252A JP2003124015A JP 2003124015 A JP2003124015 A JP 2003124015A JP 2001320252 A JP2001320252 A JP 2001320252A JP 2001320252 A JP2001320252 A JP 2001320252A JP 2003124015 A JP2003124015 A JP 2003124015A
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Masahiro Kondo
将寛 近藤
Masayoshi Ishii
政義 石井
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NEC Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形化で省エネルギーで、かつ省資源と経済
性を高めたコイル部品を提供すること。 【解決手段】 閉磁路を形成する磁心1の少なくとも一
部にエアギャップ2を設け、磁心1に印加される磁界が
100Oeにおける実効透磁率が少なくとも20以上とす
る。磁心に巻線3を施してコイル部品を得る、好ましく
は、エアギャップの少なくとも一部に、磁心よりも飽和
磁束密度が小さい磁性体4を設ける。こうして得られた
コイル部品は、電力変換装置に用いるのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
やインバータ機器などの電子機器等に供する磁心及びコ
イル部品、更にはこれらを用いて構成する電力変換装置
に係わり、特に小形高性能で低損失な磁心及びコイル部
品、並びにこれらを用いた電力変換器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、閉磁路の磁芯に巻線を施してなる
コイル部品において比較的高い電流直流をコイルに通電
する際のコイル部品のインダクタンスを確保する際は、
通常のケイ素鋼板やフェライトの磁心に対して、その磁
路内に適当なギャップ(空隙)を設けて実効透磁率を下
げ比較的高い印加磁界まで磁気飽和を回避する方法が採
られてきた。
【0003】また、一方では実効透磁率の低い圧粉磁性
材料を磁心に適用して所望のコイル電流に対するインダ
クタンスを得る方法が採られてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子機器の要求である低電圧大電流を取り扱い、かつ小
形低損失の電力変換器にコイル部品を適用する際には、
上述した従来技術による磁心及びコイル部品、並びに電
力変換器それ自体としては、下記の様な工業的な不利益
があった。
【0005】つまり、従来の比較的大きな電流を取り扱
う電力変換器に従来のコイル部品を適用する際は、磁心
には、小型化の点からフェライト材よりも充分に飽和磁
束密度が高いセンダストなどの金属磁性材料粉末を主成
分として加圧した閉磁路の圧粉磁心に直接巻線を施して
所望の印加磁界での磁気飽和を抑えて安定なインダクタ
ンスを得る方法や、同じくフェライト材よりも充分に飽
和磁束密度が高いケイ素鋼板のスタック磁心や、鉄基ア
モルファスの巻鉄芯の磁路にわずかのエアギャップを設
けて所望の電流による印加磁界で磁気飽和を抑えて安定
なインダクタンスを得る方法がとられてきた。
【0006】これに対し、近年のバッテリーを軸とした
電子機器の設計トレンドによって当該電力変換器の低電
圧大電流化が進み小形低損失であることが最大の使命と
なったが、当該磁心を用いたコイル部品がその小低損失
化推進の大きな障害となった。つまり、上述した従来の
技術のコイル部品に課せられる磁心の印加磁界は通常1
00Oe程度が上限であったが、上述した新たな低電圧大
電流を取扱う電力変換器に要求される磁心の印加磁界は
当該巻線の抵抗による銅損制約とサイズの制約もあっ
て、上記100Oeの条件を超え、ものによっては200
Oe、更には300Oeを超えて充分な実効透磁率を確保す
べき状況になってきた。
【0007】しかしながら、前述した素鋼板や鉄基アモ
ルファスを用いた磁心の場合には、磁気飽和を回避する
ためエアギャップ更に拡大する方策を採って高印加磁界
に対応することは出来るが、その際には著しい鉄損の増
大が生じ、小型化を大きく阻害するという欠点があっ
た。加えて、上述した印加磁界の大幅アップとエアギャ
ップの拡大とによって、当該ギャップ部からの集中的な
漏洩磁束が周辺の回路の誤動作や、EMI上の障害を引
き起こし易いという欠点があり工業的には不適切なコイ
ル部品であった。
【0008】また、圧粉磁心の場合には上述の大きい印
加磁界では磁気飽和にはまだ至らぬものの磁化が進行し
て実効透磁率が低下する領域となって、所望のインダク
タンスを得るには巻回数を増すことで銅損が増加し、低
損失化を阻害したり、磁心の大型化を採ればコイル部品
の小型化が実現できないという不都合があった。
【0009】そこで、本発明の技術的課題は、かかる従
来の課題を解決して、小形化で省エネルギーで、かつ省
資源と経済性を高めた磁心及びコイル部品並びに電力変
換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、閉磁路
を形成する磁心の少なくとも一部にエアギャップを設
け、前記磁心に印加される磁界が100Oeにおける実効
透磁率が少なくとも20以上とすることを特徴とする圧
粉磁心が得られる。
【0011】前記エアギャップの少なくとも一部に磁性
体を有してもよい。前記磁性体は前記磁心よりも飽和磁
束密度が小さいものでもよい。前記磁心の飽和磁束密度
は7000Gauss以上であってもよい。前記磁心はSi
が2〜7重量%のSiFeを主成分とするものであって
もよい。
【0012】本発明によれば、上述した圧粉磁心のいず
れか一つに巻線を施したことを特徴とするコイル部品が
得られる。
【0013】本発明によれば、入力端と出力端との間に
少なくとも前記コイル部品とスイッチ素子とを具備し、
前記スイッチ素子のオン期間に前記入力端の入力のエネ
ルギが少なくとも前記コイル部品に蓄積エネルギとして
蓄えられ、前記スイッチ素子のオフ期間に前記蓄積エネ
ルギが前記出力端に放出されることを特徴とする電力変
換装置が得られる。
【0014】前記入力端及び前記出力端の各々は二つの
端を有し、前記入力端の一方の端は前記コイル部品とダ
イードとの直列接続を介して前記出力端の一方の端に接
続されるとともに、前記コイル部品と前記ダイオードと
の接続点は、スイッチ回路を介して前記入力端と前記出
力端のそれぞれ他方の端と接続されていてもよい。
【0015】前記入力端及び前記出力端の各々は二つの
端を有し、前記入力端の一方の端はスイッチ素子と前記
コイル部品との直列接続を介して前記出力端の一方の端
に接続されるとともに、前記スイッチ素子と前記コイル
部品との接続点は、ダイオードを介して前記入力端と前
記出力端のそれぞれ他方の端と接続されていてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態に係るコ
イル部品の正面図である。図1のコイル部品は、閉磁路
を形成する圧粉成形されたリング状の磁心1の少なくと
も一部にエアギャップ2を設けた圧粉磁心を含んでい
る。この圧粉磁心には巻線即ちコイル3が装巻されてい
る。磁心1としては4.5%SiFe圧粉磁心を用いて
いる。なお、磁心1はSiが2〜7重量%のSiFeを
主成分とするものであるとよい。
【0018】コイル部品において電流を通電した際の磁
心に生じる磁界における実効透磁率特性は図2に示すと
おりである。即ち、前述した従来の技術で課題となって
いた100Oeを大きく超える磁界における実効透磁率
が、6.5%ケイ素鋼板やFe基アモルファスによる磁
心を用いた従来技術によるコイル部品に比較して、4.
5%SiFe圧粉磁心を用いたコイル部品では充分に高
く得られる。例えば250Oeの磁界レベルでの実効透磁
率を、4.5%SiFe圧粉磁心を用いたものでは約3
0程度を確保出来ていることがわかる。したがって、磁
心に印加される磁界が100Oeにおける実効透磁率を少
なくとも20に設定することが可能である。
【0019】また、磁心のコアロス特性も図3に示す。
図3から分かるように、4.5%SiFe圧粉磁心にお
いては、従来の技術でのケイ素鋼板やFe基アモルファ
スによる磁心のようにギャップを設けたことによる鉄損
の著しい増加も認められず、最も少ない鉄損特性値が得
られている。
【0020】上述したように、図1のコイル部品によれ
ば、高実効透磁率であってかつ低鉄損であるため磁心の
小型化も可能である。また、たとえ同一の磁心サイズで
あっても巻回数を低減出来、かつ、より抵抗の低い太径
の巻線も可能となるため、銅損を著しく低減することが
可能である。したがって、図1のコイル部品を用いる電
力変換装置の小形、低損失化にも大きく寄与することが
明らかである。
【0021】図4(a)又は(b)に示すように、磁心
1及びそれのエアギャップ2の形状には様々な変形が可
能であり、それらによっても同様な効果が期待できる。
【0022】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
コイル部品の正面図である。同様な部分には同じ参照符
号を付して説明を省略する。
【0023】図5において、磁心1の磁路を一部切り欠
いたエアギャップ2の少なくとも一部に磁性体4を装着
している。磁心1の飽和磁束密度は7000Gauss以上
とする。磁性体4は例えばフェライト材よりなり、磁心
1よりも飽和磁束密度が小さいものとする。
【0024】コイル部品に電流を通電した際の磁心に生
じる印加磁界に対する実効透磁率特性を図6に示す。図
6から分かるように、磁心1として4.5%SiFe圧
粉磁心を用い、かつ磁性体4としてフェライト材を用い
たものは、エアギャップ2を設けることによって生じる
低磁界領域での実効透磁率の低下、即ち、コイル部品の
低電流領域におけるインダクタンスの低下を起こさず
に、逆に高めて動作に供すべき電力変換器の用途に好適
な特性が得られる。
【0025】ここで磁心1は飽和磁束密度が7000Ga
uss以上のものを使用し、かつ磁性体4は比透磁率は比
較的高いながら飽和磁束密度の小さいフェライト材料を
使用することによって、低磁界の領域ではフェライト材
料はまだ磁気飽和に達せず磁路全体の磁気抵抗は低い状
態を呈するため、実効透磁率を高く確保することが可能
であり、以降磁界が増すにつれて磁性体4が磁気飽和状
態を呈し、その装着なしの構成における特性挙動を呈す
る。
【0026】従って、磁心1の材質及びエアギャップを
含めた形状と磁性体4の磁気特性及び寸法とで、コイル
電流による印加磁界に対する所望の実効透磁率特性、即
ち、インダクタンス特性軌跡を、小形、低損失の特長を
確保しながら制御することが可能である。
【0027】次に、上述したコイル部品の一つを用いた
電力変換回路について説明する。この電力変換回路は、
入力端と出力端との間に少なくともコイル部品とスイッ
チ素子とを具備し、スイッチ素子のオン期間に入力端の
入力エネルギーを蓄積エネルギーとしてコイル部品に蓄
え、スイッチ素子のオフの期間に蓄積エネルギーを出力
端に放出する。この電力変換回路によると、低電圧大電
流の処理を小形低損失に実施することができる。
【0028】図7を参照して、電力変換装置の第1の例
を具体的に説明する。
【0029】図7の電力変換装置は、コイル部品72を
用いて入力電圧を所望の出力電圧まで高めた出力を得る
昇圧チョッパ回路である。即ち、本発明によるコイル部
品を直流入力源に対する昇圧電力変換装置に適用した例
である。コイル部品72としては、図1、図4(a),
(b)、及び図5に示したコイル部品が選択的に使用さ
れる。電力変換回路の入力端は二つの端7A及び7Bを
有し、出力端は二つの端7Cおよび7Dを有している。
入力端の一方の端7Aはコイル部品72とダイード74
との直列接続を介して出力端の一方の端7Cに接続され
る。コイル部品72とダイオード74との接続点は、ス
イッチ素子73を介して入力端及び出力端の他方の端7
B及び7Dに接続される。なお、71は直流源、75は
コンデンサ、76は負荷である。
【0030】これによれば、バッテリーからの入力を出
力側インバータモータ等の駆動回路に繋げる際、入力電
圧の変動等に拘わらず最適なインバータモータの駆動電
圧に安定化して供給出来、しかも昇圧の効果で駆動電流
も軽減出来るため、電力変換装置としてもこれを用いる
電子機器装置としても低電圧入力源における大電力処理
を小形で低損失に実現することが可能となる。
【0031】図8(a)を参照して、電力変換装置の第
2の例を具体的に説明する。
【0032】図8(a)の電力変換装置は、交流源87
を全波整流ダイオード89で整流平滑し、コイル部品8
2を用いてインバータモータ駆動回路等の負荷86に大
電力を小形で低損失に供給できる。コイル部品82とし
ては、図1、図4(a),(b)、及び図5に示したコ
イル部品が選択的に使用される。電力変換回路の入力端
は二つの端8A及び8Bを有し、出力端は二つの端8C
および8Dを有している。入力端の一方の端8Aはコイ
ル部品82とダイード84との直列接続を介して出力端
の一方の端8Cに接続される。コイル部品82とダイオ
ード84との接続点は、スイッチ素子83を介して入力
端及び出力端の他方の端8B及び8Dに接続される。な
お、85,88はコンデンサである。
【0033】図8(a)の電力変換装置の入出力間の電
力変換効率は図8(b)に示すとおりであり、充分な高
効率特性が得られている。尚、軽負荷領域での効率を少
しでも高く確保したい用途、或いは軽負荷での間欠動作
領域を狭くしたい用途としては、特に前述したギャップ
部に磁性体を設けて低磁界域での実効透磁率を高めた図
5のコイル部品が好適であることがわかる。
【0034】図9を参照して、電力変換装置の第3の例
を具体的に説明する。
【0035】図9の電力変換装置は、コイル部品92を
用いて入力電圧を所望の出力電圧まで低減した出力を得
る降昇圧チョッパ回路である。コイル部品92として
は、図1、図4(a),(b)、及び図5に示したコイ
ル部品が選択的に使用される。電力変換回路の入力端は
二つの端9A及び9Bを有し、出力端は端9Cおよび9
Dを有している。入力端の一方の端9Aと出力端の一方
の端9Cの間にスイッチ素子93とコイル部品92を直
列接続する。スイッチ素子93とコイル部品92との接
続点は、ダイオード94を介して入力端及び出力端の他
方の端9B及び9Dと接続する。なお、91は直流源、
95はコンデンサ、96は負荷である。
【0036】これによれば、上述とは逆に高圧側バッテ
リー等からの入力を出力側インバータモータ等の駆動回
路に繋げる際、同様に入力電圧の変動等に拘わらず最適
な駆動電圧に安定化して供給出来できるため、電力変換
装置としてもこれを用いる電子機器装置としても低電圧
大電力処理を小形で低損失に実現することが可能とな
る。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたとおり、本発明によれば、
前述した従来技術の問題点を解決して、小形化で低損失
であって、そのために省資源と経済性に優れたコイル部
品並びに電力変換装置を提供できるため、工業的に益す
るところ極めて大なるものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコイル部品の
正面図である。
【図2】図1のコイル部品及び従来のコイル部品の実効
透磁率特性を示すグラフである。
【図3】図1のコイル部品及び従来のコイル部品のコア
ロス特性を示すグラフである。
【図4】図1のコイル部品の第1の変形例(a)と及び
第2の変形例(b)を示すそれぞれ正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るコイル部品の
正面図である。
【図6】図5のコイル部品及び従来のコイル部品の実効
透磁率特性を示すグラフである。
【図7】本発明のコイル部品を用いた電力変換装置の第
1の例の回路図である。
【図8】(a)は本発明のコイル部品を用いた電力変換
装置の第2の例の回路図であり、(b)は図1のコイル
部品を用いた場合と図5のコイル部品を用いた場合とに
おける図8(a)の電力変換装置の効率特性を示すグラ
フである。
【図9】本発明のコイル部品を用いた電力変換装置の第
3の例の回路図である。
【符号の説明】 1 磁心 2 エアギャップ 3 コイル 4 磁性体 71,91 直流源 72、82,92 コイル部品 73,83,93 スイッチ素子 74,84,89,94 ダイオード 75,85,88,95 コンデンサ 76,86,96 電力変換器の負荷 87 交流源 7A 入力端の一方の端 7B 入力端の他方の端 7C 出力端の一方の端 7D 出力端の他方の端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E041 AA02 NN01 NN06 NN13 NN14 5H730 AA15 BB13 BB14 CC01 DD04 ZZ17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉磁路を形成する磁心の少なくとも一部
    にエアギャップを設け、前記磁心に印加される磁界が1
    00Oeにおける実効透磁率が少なくとも20以上とする
    ことを特徴とする圧粉磁心。
  2. 【請求項2】 前記エアギャップの少なくとも一部に磁
    性体を有する請求項1に記載の圧粉磁心。
  3. 【請求項3】 前記磁性体は前記磁心よりも飽和磁束密
    度が小さいものである請求項2に記載の圧粉磁心。
  4. 【請求項4】 前記磁心の飽和磁束密度は7000Gaus
    s以上である請求項1から3のいずれか一つに記載の圧
    粉磁心。
  5. 【請求項5】 前記磁心はSiが2〜7重量%のSiF
    eを主成分とするものである請求項1から4のいずれか
    一つに記載の圧粉磁心。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一つに記載の
    圧粉磁心に巻線を施したことを特徴とするコイル部品。
  7. 【請求項7】 入力端と出力端との間に少なくとも請求
    項6に記載のコイル部品とスイッチ素子とを具備し、前
    記スイッチ素子のオン期間に前記入力端の入力のエネル
    ギが少なくとも前記コイル部品に蓄積エネルギとして蓄
    えられ、前記スイッチ素子のオフ期間に前記蓄積エネル
    ギが前記出力端に放出されることを特徴とする電力変換
    装置。
  8. 【請求項8】 前記入力端及び前記出力端の各々は二つ
    の端を有し、前記入力端の一方の端は前記コイル部品と
    ダイードとの直列接続を介して前記出力端の一方の端に
    接続されるとともに、前記コイル部品と前記ダイオード
    との接続点は、スイッチ回路を介して前記入力端と前記
    出力端のそれぞれ他方の端と接続されている請求項7に
    記載の電力変換装置。
  9. 【請求項9】 前記入力端及び前記出力端の各々は二つ
    の端を有し、前記入力端の一方の端はスイッチ素子と前
    記コイル部品との直列接続を介して前記出力端の一方の
    端に接続されるとともに、前記スイッチ素子と前記コイ
    ル部品との接続点は、ダイオードを介して前記入力端と
    前記出力端のそれぞれ他方の端と接続されている請求項
    7に記載の電力変換装置。
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