JP2003122819A - 太陽光発電設備管理方法とそのシステム - Google Patents

太陽光発電設備管理方法とそのシステム

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JP2003122819A
JP2003122819A JP2001317879A JP2001317879A JP2003122819A JP 2003122819 A JP2003122819 A JP 2003122819A JP 2001317879 A JP2001317879 A JP 2001317879A JP 2001317879 A JP2001317879 A JP 2001317879A JP 2003122819 A JP2003122819 A JP 2003122819A
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Hideaki Kotoi
英明 小樋
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、一般の個人および団体等が発電設
備を導入する場合であっても、資金調達を容易にする太
陽光発電設備管理方法およびシステムを提供することを
目的とする。 【解決手段】 太陽光発電設備の発電する電力を売電す
る権利を有する所有者の情報および所有者が売電する権
利を有する電力量の情報を記憶部に記憶し、記憶された
電力量の情報に基いて電力会社に売電することにより得
られる収益を配分することができるため、太陽光発電設
備の設置者は、所有者に売電する権利を購入してもらう
ことにより、太陽光発電設備設置のために必要な資金を
容易に調達することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムを用いた太陽光発電設備の管理方法と管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の個人あるいは団体が太陽光発電設
備に投資を行なう場合、図25に示されるシステムにお
いて2つの方式が従来から用いられている。
【0003】1つ目は、直接的な投資方式で、金融機関
からの融資、公的機関からの補助、自己資金などによっ
て発電設備2509の導入のための資金を融通し、自ら
発電設備設置者2508となって自ら発電事業を行な
い、新エネルギ−・産業技術保護開発機構と太陽光発電
技術研究組合とが平成12年3月に発行の「未来を切り
開く太陽光発電」なる冊子に記載のように電力需要者と
なるか、または電力会社の商用電力系統2503に系統
連系の上、発電設備2509により発電した電力を逆潮
して電力会社へ売電を行なう方式である。
【0004】2つ目は、間接的な方式で、たとえば関西
電力株式会社のような複数種の発電設備で発電事業を行
なうような公知の電力会社、また2000年5月31日
に日経産業新聞17頁に記載のような単一の発電形式で
発電事業を行なうエコ・パワー株式会社などの再生可能
エネルギを利用した風力発電会社などの発電設備250
2を持つ発電事業者2512の発行する証券を購入し株
主となる方式である。
【0005】現在、一般に発電事業者2512が発行し
た証券を購入するには、証券購入者2506はネットワ
ーク2511に接続されている証券売買用サーバ250
9または電話等を利用し、発電事業者2512がある通
貨単位の額面価格にて発行の証券を証券会社サーバ25
10を経由することにより、2000年7月15日に株
式会社日本実業出版社より発行の「最新版入門“株”の
仕組み」50頁に記載の東京証券取引所のようなシステ
ムに代表される証券市場で市場価格にて証券を購入し、
購入後は証券管理会社にて預かり保管の上、証券会社サ
ーバ2510にて管理または各自で保管となる。証券取
引時の売買の代金および各種手数料などの決済、およ
び、発電事業者2512の営業実績からの定期的な配当
は、発電事業者サーバ2501によって、予め相互に指
定した金融機関サーバ2504を経由してそれぞれの口
座に振込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直接的
な投資方式により発電設備を導入するためには、まとま
った資金が必要でありその資金をいかに調達するかが問
題である。また、一般の個人および団体等が発電設備の
導入を考える場合、間接的な投資方式を利用したくて
も、一般の個人および団体等は、信用が得られにくく、
広く一般に対して証券を発行できたとしても、容易に資
金調達を行うことおよび管理を行なうことは不可能であ
る。
【0007】そこで、本発明は、かかる一般の個人およ
び団体等が発電設備を導入する場合であっても、その資
金調達を容易にする太陽光発電設備管理方法およびシス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽光発電設備
管理方法は、コンピュータを用いた太陽光発電設備管理
方法であって、太陽光発電設備が発電した電力を電力会
社に売電する権利を有する所有者の情報および所有者が
売電する権利を有する電力量の情報を記憶部に登録する
ステップと、太陽光発電設備の発電した電力を電力会社
に売電することにより得られる収益を集計するステップ
と、記憶部に登録された電力量の情報に基いて、収益を
配分するステップと、収益を配分した結果を所有者の端
末に送信するステップとを含む。
【0009】好ましくは、売電する権利の購入希望情報
を購入希望者の端末から受信するステップと、受信した
購入希望情報に応じて、記憶部に登録された所有者の情
報を書換えるステップとをさらに含む。
【0010】特に、書換えるステップは、所有者が売電
する権利を有する電力量を分割して電力量の情報を書換
えるステップを含む。
【0011】好ましくは、収益を集計するステップは、
地域毎に収益を集計するステップを含む。
【0012】好ましくは、所有者の端末から送信された
識別情報を受信するステップと、受信した識別情報に基
づいて所有者の認証を行なうステップとをさらに含む。
【0013】好ましくは、売却を希望する電力量の情報
を含む、売電する権利の売却希望情報を所有者の端末か
ら受信するステップと、受信した売却希望情報に応じ
て、売却希望情報を集計するステップと、購入を希望す
る電力量を含む、売電する権利の購入希望情報を購入希
望者の端末から受信するステップと、受信した購入希望
情報に応じて、購入希望情報を集計するステップと、集
計した売却希望情報と集計した購入希望情報とを比較す
るステップと、比較結果に基いて、購入希望者が購入可
能な電力量を配分するステップと、購入希望者の端末に
購入可能な電力量を送信するステップとをさらに含む。
【0014】特に、購入希望情報の受信回数を集計する
ステップをさらに含み、購入可能な電力量を配分するス
テップは、売却希望情報の集計結果に含まれる、売却可
能な電力量の総計を集計した購入希望情報の受信回数で
除算するステップと、除算結果を購入希望者が購入可能
な電力量の上限に設定するステップとを含む。
【0015】本発明の太陽光発電設備管理システムは、
太陽光発電設備が発電した電力を電力会社に売電する権
利を有する所有者の情報および所有者が売電する権利を
有する電力量の情報を記憶部に登録する手段と、太陽光
発電設備の発電した電力を電力会社に売電することによ
り得られる収益を集計する手段と、記憶部に登録された
電力量の情報に基いて、収益を配分する手段と、収益を
配分した結果を所有者の端末に送信する手段とを備え
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付しその説明は繰返さない。
【0017】図1は、本発明の実施の形態の太陽光発電
設備管理システム100の全体構成を示す図である。
【0018】図1を参照して、太陽光発電設備管理シス
テム100は、本システムを管理するための太陽光発電
設備管理サーバ102(以下、単に、管理サーバ102
と称する)と、ネットワーク103と、太陽光発電設備
101を設置した設置者105が所有する太陽光発電設
備設置者端末(以下、単に、設置者端末と称する)10
4と、太陽光発電設備管理システム100を利用する利
用者107が所有する太陽光発電設備管理システム利用
者端末(以下、単に、利用者端末と称する)106と、
金融機関サーバ108と、電力会社サーバ116と、商
用電力系統115とを備える。また、以下においては、
利用者端末106と設置者端末104とは、便宜上、区
別して説明するが、設置者端末104は、利用者端末1
06とも成り得るものとする。
【0019】管理サーバ102、各設置者端末104、
各利用者端末106、金融機関サーバ108および電力
会社サーバ116は、ネットワーク103とそれぞれ接
続され、ネットワーク103を介して相互にデータを送
受信することができる。
【0020】金融機関サーバ108は、管理サーバ10
2、各設置者端末104、各利用者端末105および電
力会社サーバ108のそれぞれの間で行なわれる売買の
代金や各種手数料等の決済等を管理し、それぞれの口座
に振込み処理を行なう。
【0021】電力会社サーバ116は、商用電力系統1
15に発電設備101が買電した電力量の管理を含む、
電力料金および電力量の管理を行なう。
【0022】各設置者端末104および各利用者端末1
06は、キーボードおよびマウス等の入力部を有する。
【0023】1.管理サーバ102の構成 図1を参照して、管理サーバ102の詳細構成について
説明する。
【0024】管理サーバ102は、制御部110と、記
憶部111〜113と、サポート端末114とを含む。
【0025】制御部110は、CPU等から構成され、
各部の制御や、データの送受信、種々の演算を行なうと
共に、メインプログラムおよび所定の情報が記憶されて
いる。メインプログラムは、制御部110のCPU等に
よって、用いられ、例えば、設置者端末104および利
用者端末106の表示部に案内画面を表示させるプログ
ラム等から構成されている。記憶部111〜113は、
それぞれ以下のデータ等を記憶している。
【0026】記憶部111は、発電設備の設置の募集、
勧誘、査定、メンテナンスおよび撤去等を行なう場合に
必要な査定データおよび契約書等のデータを記憶してい
る(以下、記憶部111は、査定部111と称する)。
記憶部112は、設置された太陽光発電設備101から
設置者端末104を介して得られる太陽光発電設備10
1の運用管理データを記憶している(以下、記憶部11
2は、管理部112と称する)。さらに、管理部112
は、各都道府県毎に太陽光発電設備101の運用管理デ
ータを編集したファイルを記憶している。記憶部113
は、本システム利用者107の利用者ファイルおよび売
買取引の対象となる売電権利証のデータを記憶している
(以下、記憶部113は、権利証管理部113と称す
る)。ここで、売電権利証(以下、権利証とも称する)
とは、太陽光発電設備101が発電した電力を電力会社
に売電する権利に関するものである。
【0027】サポート端末114は、システム管理者が
所有するものであり、設置者端末104および利用者端
末106とデータの送受信を行なう。
【0028】各設置者端末104は、各太陽光発電設備
101と接続されており、かかる各太陽光発電設備10
1の運用データを管理サーバ102に送信することも可
能である。
【0029】2.動作説明 本実施の形態の動作について説明する。
【0030】図2は、制御部110が有するメインプロ
グラムの動作によって、画面が遷移するフローを示す。
本動作説明では、動作処理別に分けて説明する。
【0031】2−1.利用者登録 まず、本発明のシステムを利用する利用者107の権利
証管理部113に記憶されている利用者ファイルの作成
過程を説明すべく、利用者端末106の操作者が新規の
利用者107であるとする。
【0032】制御部110は、図3に示される構成のよ
うな太陽光発電設備管理システムサービスホームページ
画面301(以下、単にサービスホームページ画面30
1と称する)を、利用者端末106の表示部に対し、表
示させ、画面の中において、「太陽光発電設備の売電権
利証とは(説明文)」、「利用者登録申し込み」、「利
用者画面へ移る」および「太陽光発電設備設置査定申込
み」の中から所望する処理をするよう促す。また、以下
の画面においては、図示しないがマウスカーソルが表示
されており、所定の場所をクリックすることにより、種
々の操作を行なえるものとする。例えば、ボタン30
2、303および305のいずれかのボタンに、マウス
カーソルを合わせてクリックすれば、当該ボタンに示さ
れた処理が行なわれる。
【0033】ここでは、利用者107は、マウスカーソ
ルをボタン302に合わせた後、クリック操作を行なっ
て、「利用者登録申込み」の処理を選択する。これを検
知した制御部110は、利用者端末106の表示部に対
し、図2に示すように図4の利用者登録申込み画面40
1を表示させる。この利用者登録申込み画面401は、
利用者107の情報をキーボード等により画面に入力す
ることができる。例えば、利用者登録申込み画面401
において、利用者107は、「利用者の氏名または団体
名」、「利用者の住所」、「利用者の電話番号」、「利
用者のE−Mailアドレス」、「利用者の生年月
日」、「金融機関名およびその口座番号」、「利用者の
希望パスワード」および「ランキング掲載希望」等を利
用者端末106から入力することができる。なお、この
利用者登録申込み画面401において、ボタン403を
クリック操作することにより、図2に示すようにサービ
スホームページ画面301に戻ることができる。
【0034】図5のフローを参照して、利用者登録処理
について説明する。図4および図5を参照して、利用者
107は、利用者端末106のキーボード等からそれぞ
れ必要な利用者情報を入力する(ステップS1)。この
ようにして、利用者107が必要な利用者情報を入力し
終わると、マウスカーソル「実行」ボタン410に合わ
せて押下し、データを制御部110に送信する(ステッ
プS2)。制御部110は、データを受信(ステップS
3)して、利用者情報の入力内容の確認をする(ステッ
プS4)。この際、利用者107が、適切な利用者情報
の入力を行なっていないのであれば、利用者情報の入力
が完了していないとして、制御部110は、再び図4の
利用者登録申込み画面401を利用者端末106の表示
部に表示する(ステップS8)。適切な利用者情報の入
力が行なわれている場合には、利用者登録を行ない(ス
テップS5)、権利証管理部113の利用者ファイルに
利用者情報を記憶する。次に、制御部110は、太陽光
発電設備管理システム100の利用に必要なIDとパス
ワードを利用者端末106に送信する(ステップS
6)。利用者端末106は、送信されたIDとパスワー
ドを受信する(ステップS7)。また、ステップS5に
おける利用者登録において、IDおよびパスワードにつ
いても利用者情報に含められて利用者ファイルに記憶さ
れる。
【0035】この結果、利用者107は、次回から利用
者端末106において自己のIDおよびパスワードを入
力することにより、本システム利用に関する様々なサー
ビスを受けることが可能となる。
【0036】2−1−1.太陽光発電設備の売電権利証
の説明文 再び、図3を参照して、上述した「太陽光発電設備の売
電権利証とは(説明文)」ボタン302をマウスカーソ
ルを合わせて押下する。そうすると、制御部110は、
図2に示すように説明文画面を利用者端末106の表示
部に表示する。太陽光発電設備の売電権利証についての
説明文が表示され、本システムの意義や利用者107の
疑問等が記載されており、この説明文の記載から本シス
テム利用の関心を高めることが可能となる。なお、説明
文の内容は、制御部に記憶されているものとする。
【0037】2−1−2.認証 認証の方法について説明する。
【0038】再び、図3のサービスホームページ画面3
01を参照して、登録が完了した利用者107は、サー
ビスを利用するために「利用者画面に移る」の入力領域
304に利用者端末106のキーボードから既に与えら
れたIDおよびパスワードを入力するよう促される。次
に、「実行」ボタン306を押下する。制御部110
は、この操作を受けて、認証を行なう。すなわち、制御
部110は、権利証管理部113に記憶されている利用
者ファイルを読出して、入力されたIDおよびパスワー
ドが存在するかをチェックする。制御部110は、ID
およびパスワードが存在すれば、認証完了として、利用
者端末106の表示部に、図2に示すように図6の運用
地域選択画面601を表示する。一方、制御部110
は、IDおよびパスワードが存在しない場合には、認証
失敗として、利用者端末106の表示部に、図4の利用
者登録申込み画面401を表示させる。
【0039】この方法により、登録が完了した利用者1
07についてのみ本システムのサービスを享受でき、登
録未完了の利用者107については、登録を促す処理を
することによって、本システムの保全性の向上を図るこ
とができる。
【0040】2−2.売電権利証売買 ここでは、登録が完了した利用者107が享受できるサ
ービスについて説明する。したがって、利用者107
は、登録が完了しているものとして説明する。図6を参
照して、制御部110は、運用地域選択画面601にお
いて、太陽光発電設備の売電権利証を利用したい都道府
県を選択するように促す。ここで、各都道府県名は、そ
れぞれ選択ボタン602として表示されており、マウス
カーソルを合わせて選択することができる。制御部11
0は、いずれかの都道府県が選択されれば、それを受け
て、利用者端末106の表示部に図2に示すように図7
の運用状況確認画面701を表示する。運用状況確認画
面701に表示されているボタン702には、選択され
た運用地域が示されている。このボタン702は,プル
ダウンメニュ−を表示させるボタンであり、ここにマウ
スカーソルを合わせて、マウスボタンを押下すると、他
の運用地域が表示され、押下した状態を保ったまま、希
望する運用地域にマウスカーソルを合わせて、マウスボ
タンを離すと選択した運用地域の運用状況選択画面が表
示される。ボタン703は、「権利証購入画面へ移る」
ボタンである。このボタン703をマウスカーソルによ
り、押下すれば、制御部110は、利用者端末106の
表示部に、図2に示すように図8の権利証購入画面80
1を表示する。再び図7の運用状況確認画面701を参
照して、ボタン704は、「保有権利証一覧へ移る」ボ
タンである。詳細については、後述する。表示領域70
5に記載されたグラフは、今年および昨年の当該運用地
域における月毎の発電実績を示している。また、ボタン
706を押下すれば、図2に示すように図6の運用地域
選択画面601に戻る。
【0041】2−2−1.売電権利証の新規予約 売電権利証の新規予約の申し込みについて、図9のフロ
ーを用いて説明する。
【0042】制御部110は、設置者端末104から新
規発行の権利証に関する情報を受信する(ステップS1
0)。次に、制御部110は、受信した新規発行の権利
証情報を編集し、権利証管理部113に登録する(ステ
ップS11)。利用者107は、「権利証購入画面へ移
る」ボタン703を押下する(ステップS12)。制御
部110は、これを受信し(ステップS13)、権利証
購入情報を送信する(ステップS14)。利用者端末1
16は、送信された情報を受信して(ステップS1
5)、表示部に図2に示すように図8の権利証購入画面
801を表示する(ステップS16)。
【0043】権利証購入画面801には、運用希望地域
における売電権利証の新規発行分の権利証情報802が
表示されている。上述の受信した新規発行の権利証情報
の編集(種々の情報の集計も含まれる)により、新規発
行分の権利証情報802には、間もなく運用される新規
の売電権利証の情報が表示される。例えば、権利証有効
期間、権利証発売予定価格(万円/kW)、購入予約申
込み期限および購入予約申込み期限までに今回新規に売
り出される売電権利証の新規発行数(kW)等が表示さ
れる。再び図9のフローを参照して、この内容を確認し
た利用者107は、購入を希望する場合には、「購入予
約申し込み」ボタン803を押下することにより、予約
申込み処理がなされる(ステップS17)。
【0044】ここで、「購入予約申込み」ボタン708
を押下すると、制御部110は、利用者端末106の表
示部に図2に示すように図10の新規発行分購入予約申
込み画面1001を表示させる。購入を希望する利用者
107は、利用者端末106から予約で購入を希望する
数量を入力領域1002に入力する。また、予約できる
数量が希望する数量に満たない場合に、次の新規募集の
時に繰り越してさらに予約を希望する、予約申し込み限
度を入力領域1003に入力する。例えば、図10を参
照して、入力領域1003において、「今回のみ」は、
今回のみの予約期間中のみ予約を希望するものであり、
自分の希望する数量を購入できない場合であっても、次
回の新規発売に繰り越しはしないことを示す。「次回ま
で」は、今回、自分の希望する数量を購入できない場合
であっても、残りの希望する数量は、次回の新規発売の
ときまで繰り越して希望する事を示す。「買えるまで」
は、今回、自分の希望する数量を購入できない場合であ
っても、繰り越し続けて、希望する数量が購入できるま
で、予約を継続することを示す。
【0045】また、新規発行分購入予約申込み画面10
01では、今回の発売する予定価格(万円/kW)およ
び購入希望数量の合計金額の値が表示される。なお、マ
ウスカーソルを「戻る」ボタン1005に合わせて、押
下すれば、図2に示すように図8の画面に戻る。利用者
107は、利用者端末106からマウスカーソルで、
「実行」ボタン1004にカーソルを合わせて、押下す
ることにより、入力した予約申込情報を制御部110に
送信する(ステップS18)。制御部110は、予約申
込情報を受信(ステップS19)して、権利証管理部1
13に予約申込情報を登録し、編集(種々の情報の集計
も含む)する(ステップS20)。次に、制御部110
は、利用者端末106に予約完了確認情報を送信する
(ステップS21)。利用者端末106は、予約完了確
認情報を受信して、表示部に図11の購入予約登録デー
タ確認画面1101(以下、単に、予約確認画面110
1と称する。)を表示する。予約確認画面1101は、
予約申込みに関する情報を表示する画面であり、購入予
約番号、購入希望場所、購入予約規模、権利証有効期
間、購入予約開始日、購入予約有効期間、利用者管理番
号、現在の利用者107の権利証保有総量(kW×期
間)等を表示する。
【0046】この処理により、新規購入予約申込み処理
を行なうことができるが、各予約申込みをおこなった利
用者107への売電権利証の配分は、マッチング処理に
より行なう。図12のマッチング処理のフローを参照し
ながら、売電権利証の配分について説明する。
【0047】まず、購入予約締切日に制御部110は、
購入予約の受信を停止し、マッチング処理がスタートす
る(ステップS30)。次に、制御部110は、新規発
行の権利証情報の編集結果である権利証の新規発行数量
および予約申込情報の編集結果である権利証の新規購入
予約数量の各数量データを権利管理部113から読込む
(ステップS31)。制御部110は、読み出された数
量比較を行なう(ステップS33)。制御部110は、
予約数量が発行数量よりも大きい場合には、マッチング
の規則を適用する(ステップS34)。
【0048】ステップS34において、以下の、マッチ
ング規則が適用される。 (1)上限枠および下限枠を設けて分配する。新規発行
数量である電力量を新規購入予約数量で除算する。例え
ば、10kWの電力量に対して、9人の予約者があった
場合、一人あたりの予約可能な電力量の平均値を上限枠
に設定する。1.1kW/人を上限枠に設定することに
より、9人の予約者全員に公平に分配することができ
る。ただし、管理上の問題から下限枠は、0.1kWと
する。
【0049】(2)次に、(1)での分配によって、配
分されなかった電力量については、優先順位を予約者の
中から決定して配分する。
【0050】一例として、前回の新規購入予約の時に、
予約した数量が購入できていたか否かを優先順位の決定
の基準とする。上記の例を用いて、10kWのうち4k
Wの電力量の配分が未だ終わっていないとする。また、
9人の予約者のうち、AAさん、BBさん、CCさん、
DDさんは、まだ、自分の希望する電力量が配分されて
いないとする。ここで、AAさん、BBさんおよびCC
さんは、前回から引き続いて購入予約をしていたが、希
望する分だけ購入できなかった人とする。具体的には、
前回の購入予約申込み画面1001において、予約申込
み限度の入力領域1003において、「次回まで」また
は「買えるまで」のいずれかを入力していた場合であ
る。この場合、DDさんの優先順位は、4番目となる。
【0051】次に、既に保有している権利証の電力量の
数量と権利証の契約期間の積の合計を優先順位の決定の
基準とする。例えば、上述の例を用いてAAさんおよび
BBさんは、共に、同じ合計であり、CCさんの合計
は、合計の値が低い場合には、CCさんの優先順位は、
3番目となる。
【0052】次に、予約日時の先着順を優先順位の決定
の基準とする。例えば、上述の例を用いて、AAさんと
BBさんの合計が共に同じであった場合であっても、A
Aさんの方が、新規発売予約をBBさんよりも先に行な
っていた場合、AAさんの優先順位は、1番目、BBさ
んの優先順位は、2番目となる。
【0053】このような規則を適用することにより、優
先順位を決定し、残っている電力量を優先順位にしたが
って適切に分配し、各予約者の購入量を決定する(ステ
ップS35)。
【0054】次に、この規則により決定した予約を希望
する利用者107の電力量を権利証管理部113に登録
する(ステップS37)。図13は、権利証管理部11
3に登録された権利証管理データ画面1301を示す図
である。具体的には、権利証管理番号、購入場所、保有
規模、運用開始日、権利証有効期限、利用者管理番号等
の情報が登録される。
【0055】一方、ステップS33において、制御部1
10は、予約数量が発行数量よりも小さい場合には、予
約者全員に希望数量を分配する(ステップS37)。次
に、権利証管理部113に分配された電力量を登録する
(ステップS36)。
【0056】制御部110は、予約を希望する各利用者
107それぞれの新規発売の売電権利証の配分の登録完
了後、マッチングを終了する(ステップ38)。
【0057】2−2−2.売電権利証の購入 上記においては、売電権利証の新規予約について説明し
たが、ここでは、既に運用が開始されている売電権利証
を利用者107が購入する方法について説明する。
【0058】再び、図8を参照して、権利証購入画面8
01には、既に発行され、売却を希望する売却希望権利
証804が表示されている。売電権利証の売却について
は、後述する。
【0059】売却希望権利証804は、売電権利証を保
有する利用者107が売却を希望するものであり、売電
権利証の情報が表示されている。例えば、販売価格(万
円/kW)および電力量(kW)、運用地域、運用開始
日、購入時期、有効時期および有効時期から購入時期を
減算した権利証有効期間等が表示されている。ここで、
利用者107は、利用者端末106からマウスカーソル
を「購入申込み」ボタン805に合わせて押下すること
により購入を申し込むことができる。
【0060】なお、「保有権利証一覧画面へ移る」ボタ
ン717をマウスカーソルを合わせて押下すると図2に
示すように保有権利証一覧画面1501へ移る。保有権
利証については、後述する。「前ページ」ボタン807
および「次ページ」ボタン808にマウスカーソルを合
わせて押下することにより、ページとなる画面が存在す
る場合には、それぞれ前ページおよび次ページの画面が
表示される。また、「戻る」ボタン809をマウスカー
ソルで押下することにより、図2に示すように図7の画
面に戻ることができる。
【0061】制御部110は、「購入申込み」ボタン8
05の入力を利用者端末106から受けて、利用者端末
106の表示部に図2に示すように図14の購入申込み
画面1401を表示する。
【0062】購入申込み画面1401は、購入申込みを
希望する権利証の内容を表示し、図8において説明した
売却を希望する売電権利証の情報が表示される。次に、
希望する権利証のうちどれだけの売電量を購入希望する
か入力領域1402に入力するように促される。
【0063】利用者107は、利用者端末106から入
力領域1402に購入を希望する売電量を入力し、「実
行」ボタン1403にマウスカーソルを合わせて、押下
する。
【0064】制御部110は、「実行」ボタン1403
の入力を受けて、入力された情報から新たに売電権利証
を作成し、権利証管理部113に登録する。新たな売電
権利証については上述した図13と同様の内容が登録さ
れる。すなわち、新たな権利証管理番号、購入場所、新
たな保有規模、運用開始日、権利証有効期限および売電
権利証の所有者の情報である新たな利用者管理番号が登
録される。なお、「戻る」ボタン1404にマウスカー
ソルを合わせて押下することにより、図2に示すように
図8の画面に戻ることができる。
【0065】2−2−3.売電権利証の売却および譲渡 まず、売電権利証の売却について説明する。
【0066】図7において、利用者端末106から「保
有権利証一覧へ移る」ボタン704にマウスカーソルを
合わせて押下する。
【0067】制御部110は、これを受けて、図2に示
すように図15の保有権利証一覧画面1501(以下、
単に、保有権利画面と称する。)を利用者端末106の
表示部に表示する。なお、保有する権利証が存在しない
場合には、ボタン704は、無効になっている。
【0068】保有権利画面1501は、権利証管理番号
に対応して権利証管理部113に記憶されている自己の
保有している売電権利証情報1502が表示され、具体
的には購入時の価格および設置規模、市場価格、運用地
域、運用開始日、購入時期、有効期日および有効期日か
ら購入時期を減算した残りの有効期間等が表示される。
売却を希望する利用者107は、利用者端末106から
マウスカーソルを「売却エントリー申込み」ボタン15
03に合わせて押下する。
【0069】制御部110は、「売却エントリー申込
み」ボタン1503の入力を受けて、利用者端末106
の表示部に図2に示すように図16の売却エントリー申
込み画面1601を表示する。
【0070】図16の売却エントリー申込み画面160
1は、売却を希望する売電権利証情報1602が表示さ
れている。売却を希望する利用者107は、利用者端末
106から表示されている自己の権利証のうちの売却す
る売電電力量を入力領域1603に入力する。また、希
望する単位電力量当たりの売電権利証価格を入力領域1
604に入力する。
【0071】ここで、単位電力量当たりの売電権利証の
価格について説明する。図17は、売電権利証の契約期
間と、売電権利証の価値との関係を示した図である。
【0072】売電権利証は、所定の太陽光発電設備設置
契約期間を前提として発行されるものであるため、契約
期間が減少するのに比例してその価値は、減少するもの
である。したがって、上述した単位電力量当たりの売電
権利証の価格については、制御部110で計算され、一
般的な表示価格があらかじめ入力領域1604に表示さ
れているとする。従って、利用者107は、その値から
価格を調整することが可能となる。
【0073】次に、利用者端末106からマウスカーソ
ルを「実行」ボタン1605に合わせて押下する。制御
部110は、「実行」ボタン1605の入力を受けて、
売却された売電権利証に新たな管理番号を付して、権利
証管理部113に記憶する。また、制御部110は、か
かる売却された売電権利証情報を上述した権利証購入画
面801に次の表示の時から表示する。
【0074】次に、売電権利証の譲渡について説明す
る。再び、図15の保有権利画面1501を参照して、
利用者107は、利用者端末106からマウスカーソル
を売電権利証の譲渡方法である「権利証名義変更画面へ
移る」ボタン1504に合わせて押下する。
【0075】制御部110は、「権利証名義変更画面へ
移る」ボタン1504の入力を受けて、利用者端末10
6の表示部に図2に示すように図18の権利証名義変更
申込み画面1801を表示する。
【0076】権利証名義変更申込み画面1801は、自
己が保有している売電権利証情報1802を表示する。
利用者107は、利用者端末106からマウスカーソル
を「選択」ボタン1803に合わせて押下し、名義変更
を行なう売電権利証を選択する。
【0077】次に、名義変更を行なう利用者107は、
利用者端末106から名義変更後の利用者ID番号を入
力領域1804に入力する。また、名義変更後の利用者
氏名を入力領域1805に入力する。次に、利用者端末
106からマウスカーソルを「実行」ボタン1806に
合わせて押下する。制御部110は、かかる入力を受け
て、名義変更を行ない、権利証管理部113に登録す
る。
【0078】なお、「戻る」ボタン1807を押下する
ことにより、図2に示すように図15の画面が表示され
る。なお、名義変更を受ける者は、ID番号等が必要で
あるため予め、利用者登録を済ませておくことが前提で
ある。
【0079】2−3.太陽光発電設備設置査定および権
利証の価格設定 上記においては、利用者登録および売電権利証の売買に
ついて説明してきたが、以下においては、太陽光発電設
備設置の査定(以下、単に、設置査定と称する)および
売電権利証の価格設定について説明する。
【0080】2−3−1.太陽光発電設備設置査定 図3を参照して、サービスホームページ301におい
て、利用者107は、利用者端末106からマウスカー
ソルを「太陽光発電設備設置査定申込」ボタン305に
合わせて押下する。制御部110は、かかる入力を受け
て、図2に示すように図19の太陽光発電設備設置査定
申込画面1901を利用者端末106の表示部に表示す
る。
【0081】利用者107は、利用者端末106から太
陽光発電設備設置査定申込画面1901の氏名、住所、
電話番号、E−Mailアドレスおよび太陽光発電設備
設置査定希望日の入力領域にそれぞれ必要事項を入力す
る。次に、マウスカーソルを「実行」ボタン1902に
合わせて押下する。なお、「戻る」ボタン1903をマ
ウスカーソルを合わせて押下することにより、図2に示
すように図3の画面に戻ることができる。
【0082】図20は、設置査定予約のフローを示す図
である。図20を参照しながら説明する。まず、利用者
端末106によって査定申込入力がされる(ステップS
40)。利用者端末106から査定申込入力情報が送信
される(ステップS41)。制御部110は、かかる送
信された査定申込入力情報を受信する(ステップS4
2)。システム管理者は、かかる情報を受けて、査定を
希望する場所を特定して仮査定を行なう。次に、システ
ム管理者は、サポート端末115から仮査定の結果を入
力する(ステップS43)。制御部110は、かかる入
力を受けて、仮査定結果情報を利用者端末106に送信
する(ステップS44)。利用者端末106は、仮査定
結果情報を受信し(ステップS46)、その内容を画面
に表示する(ステップ47)。なお、制御部110は、
ステップS44において、送信した仮査定結果情報を査
定部112に記憶する(ステップS45)。利用者10
7は、利用者端末106に表示された仮査定結果情報か
ら本査定申込へ進むかどうか選択し、本査定を申込む場
合には、利用者端末106から本査定申込の入力をする
(ステップS48)。利用者端末106から本査定申込
入力情報が送信される(ステップ49)。制御部110
は、かかる送信された本査定申込入力情報を受信する
(ステップS50)。システム管理者は、かかる情報を
受けて、本査定をする日取りを決定するために本査定ス
ケジュール案をサポート端末115から入力する。制御
部110は、かかる入力を受けて、本査定スケジュール
案を利用者端末106に送信する(ステップS52)。
利用者端末106は、送信された本査定スケジュール案
を受信する(ステップS53)。利用者107は、利用
者端末106から送信された本査定スケジュール案の中
から最適なスケジュール案を選択する(ステップS5
4)。利用者端末106から選択された本査定スケジュ
ール案が送信され(ステップS55)、制御部110
は、かかる選択された本査定スケジュール案を受信する
(ステップS56)。制御部110は、本査定スケジュ
ール案を査定部112に登録する(ステップS57)。
次に、制御部110は、本査定の予約が完了したことを
示す情報を利用者端末106に送信する(ステップ5
8)。利用者端末106は、かかる情報を受信する(ス
テップS59)。
【0083】図21は、本査定結果のデータを示す太陽
光発電設備設置査定データ画面(以下、単に、査定デー
タ画面と称する)2101を示す図である。
【0084】査定データ画面2101には、種々の査定
データが表示される。具体的には、設置者の氏名または
団体名、設置者の住所、電話番号、E−Mailアドレ
ス、太陽光発電設備運用開始日、太陽光発電設備運用期
間、太陽光発電設備設置面積、太陽光発電設備タイプと
発電能力、設置場所、設備住所、設置方位角と設置傾斜
角、年間発電電力量、設置者の権利証購入量、設置所土
地代、銀行振込先と口座番号、イニシャルコスト、予想
ランニングコスト、単位権利証あたりの発売価格、ラン
キング掲載希望、発電設備管理番号および査定担当者番
号等がそれぞれ表示される。
【0085】2−3−2.単位権利証当たりの発売価格 単位権利証当たりの発売価格は、例えば、以下の方法に
よって、価格設定が行なわれる。
【0086】まず、システム管理者は、設置者105に
なることを検討する査定希望者の同意の下に売電権利証
の有効期間、設置場所の規模すなわち設置面積を設定
し、発電設備101の導入に係るイニシャルコスト、発
電設備運用中のランニングコスト、また、地理的発電条
件を考慮した発電設備の契約期間中の発電量を推定し、
それらを考慮の上に、太陽光発電設備の価値を算出し、
その価値から売電権利証の販売価格を決定する。よって
イニシャルコストとランニングコスト推定方法を始めに
説明する。
【0087】発電設備導入に係るイニシャルコストをA
1とすると、A1としては発電設備一式の費用と発電設
備設置費用があり、年間のランニングコストをA3とす
ると、A3としては故障時の復旧費用のために発電設備
に掛ける保険料(以下保険料と称する)、発電設備設置
場所の賃貸料すなわち土地代、発電設備管理費用があ
り、以下のように算出することができる。
【0088】ここで保険料は、発電設備一式の費用に比
例する金額であり、設置場所の土地代の金額は発電実績
により変動するものとする。
【0089】ここで年間の発電電力の推定換算金額をA
2、イニシャルコストを含まない年間の収支をA4、3
0年後の収支をA5とし、それぞれ以下の仮定の下に計
算すると、以下のような計算から太陽光発電設備の売電
権利証を設定することが可能となる。
【0090】たとえば、150(万円)の公称発電能力
3(kW)の発電設備を導入する場合、基本的な設置の
ための費用が21(万円)と仮定して、イニシャルコス
トA1は、 A1=1500000+210000=1710000
(円) 30年の契約期間で年間当たりの保険料を発電設備の2
(%/年)、年間に発電設備1(kW)当たり990
(kWh)発電し、電力価格24(円/kWh)、発電
設備設置場所の賃貸料を発電量の3(%)、発電設備管
理代を2400(円)と仮定すると、年間の発電電力の
推定換算金額A2は、 A2=990×3×24=71280(円) 年間のランニングコストA3は、 A3=(1710000÷30)×0.02+7128
0×0.03+2400=1000+2138+240
0=6978(円) イニシャルコストを含まない年間の収支A4は、 A4=71280−6978=+64302(円) 30年後の収支A5は、 A5=64302×30−1710000=+2190
70(円)となる。
【0091】次に年間の太陽光発電設備による発電量の
推定方法を説明する。契約期間中の発電設備の設置場所
での発電量の推定には、発電設備の設置位置(経度、緯
度)、設置条件(傾斜角、方位角)、設置場所の日照条
件から気象庁等の測定データと事業者が蓄積する独自の
測定データとをもとにし、平均の日射データ(設置地点
もしくは近くの1つまたは2つ以上の観測点からの推
定)を用い、平均的な年間の発電量を算出する。これを
契約期間の年数倍することにより、総発電量を推定する
ことができる。発電設備の経年変化を考慮すれば、さら
に現実に近い推定が可能となる。
【0092】ここで、地域毎に売電権利証を発行するに
は、地域毎に発売価格を標準化する必要がある場合もあ
るので、標準化する場合の発売価格決定の方法を説明す
る。
【0093】上述の例を用いて、150(万円)の公称
発電電力3(kW)の発電設備の売電権利証の発売価格
を計算してみると太陽光発電設備の価格は、17100
00×990÷1000=1695000(円)であ
る。
【0094】売電権利証の1(kW)当たりの発売価格
は、1695000÷3=565000(円)に決定す
ることができる。
【0095】もし、設置者105が優先的に1(kW)
分だけ自己で購入し、残りの2(kW)分を権利証とし
て発売する契約にするならば、権利証発行によって融通
する金額は565000×2=1140000(円)で
あり、1710000−1140000=580000
(円)をシステム管理者に支払い、残りの権利証を売却
すれば、3kW規模の発電設備を設置することができる
契約が成立する。
【0096】ここで、設置者105は、3kWすべての
権利証を他の利用者107向けに発売することもでき
る。すべての権利証を他の利用者107向けに発売する
場合は、1710000−1695000=15000
(円)をシステム管理者に支払い、発行する権利証を売
却すれば、3kW規模の発電設備を設置する契約が成立
する。
【0097】したがって、太陽光発電設備を設置した設
置者105は、自己の太陽光発電設備が発電する電力量
に相当する売電権利証を本来的に所有している。設置者
105は、その本来的に所有している売電権利証を利用
者107に販売することにより、太陽光発電設備の設置
に対する投資の回収を容易に行なうことができる。この
本来的に設置者105が所有している売電権利証を利用
者107に販売する契約がシステム管理者との間で成立
することにより、販売されることとなった売電権利証が
上述した新規発行の権利証となる。
【0098】2−4.太陽光発電設備管理および売電権
利証の配当 2−4−1.太陽光発電設備管理 本発明の太陽光発電設備管理には大きく分けて3つの管
理、発電設備自体の発電量の管理、発電設備設置場所に
よる電力消費量の管理、系統連携先の電力会社への売電
の電力量の管理がある。図22の管理フローを参照しな
がら説明する。
【0099】まず、制御部110は、太陽光発電設備の
発電実績情報を得るため利用者端末106にデータ要求
情報を送信する(ステップS70)。利用者端末106
は、データ要求情報を受信して(ステップS71)、利
用者端末106と接続されている太陽光発電設備から発
電実績データを取得する(ステップS72)。利用者端
末106は、発電実績データを送信する(ステップS7
3)。制御部110は、発電実績データを受信する(ス
テップS74)。また、制御部110は、電力会社サー
バ116にデータ要求情報を送信する(ステップS7
1)。電力会社サーバ116は、データ要求情報を受信
して(ステップS75)、電力会社が購入した購買電力
量を取得する(ステップS76)。次に、電力会社サー
バ116は、取得した購買電力量を送信する(ステップ
S77)。制御部110は、電力会社サーバ116から
の購買電力量を受信する(ステップS78)。次に、制
御部110は、太陽光発電設備の発電量から電力会社が
購入した購買電力量を減算することにより設置者105
が消費した消費電力量を計算する(ステップS79)。
制御部110は、かかる消費電力量を設置者端末104
に送信する(ステップS80)。設置者端末104は、
かかる消費電力量を受信し(ステップS81)、設置者
105は、消費電力量分の電気料金を支払う。また、制
御部110は、管理部112に発電した発電電力量、電
力会社に売電した売電電力量および消費電力量等の管理
データを登録する(ステップS82)。図23は、月毎
の管理データを得て編集され、管理部112に記憶され
ている太陽光発電設備実績管理データ(以下、単に、管
理データ画面と称する)画面2301を示す図である。
具体的には、太陽光発電設備管理番号、設置者氏名、設
置者住所、設置者E−Mailアドレス、発電設備運用
期間、設置面積、太陽光発電設備タイプと発電能力、太
陽光発電設備設置場所、太陽光発電設備設置住所、太陽
光発電設備設置方位角と傾斜角、担当者番号および月毎
の太陽光発電設備の今年と昨年の発電量と売電量と買電
量の実績データ等が表示される。
【0100】したがって、システム管理者は、サポート
端末114から管理部112のデータに基いて設置者1
05の設置者端末104および電力会社の電力会社サー
バ116に入金を促す情報を送信する。この情報を受信
した設置者105および電力会社は、設置者端末104
および電力会社サーバ116のそれぞれから金融機関サ
ーバ108に入金処理をする。具体的には、設置者10
5は、金融機関サーバ108を介して、設置者端末10
4からシステム管理者の口座に消費電力料金を入金す
る。電力会社は、金融機関サーバ108を介して、電力
会社サーバ116からシステム管理者の口座に購買電力
量金を入金する。この合計金額が太陽光発電設備が発電
し売電することにより得られる収益となる。
【0101】2−4−2.売電権利証の配当 売電権利証を導入した発電設備においては、発電設備で
発電した電力の運用結果を集計し運用結果からもたらさ
れる収益を各権利証の所有者である利用者107に還元
する。図24の配当金のフローを参照しながら配当につ
いて説明する。
【0102】配当金の計算は、一定期間毎に行なわれる
(ステップS100)。制御部110は、まず、都道府
県毎の太陽光発電設備の運用実績データを集計する(ス
テップS101)。次に、制御部110は、集計により
得られた結果から都道府県毎に単位電力量当たりの配当
金を算出する(ステップS102)。次に、制御部11
0は、都道府県毎の各売電権利証の利用者107の配当
金を算出する(ステップS103)。次に、制御部11
0は、各売電権利証の利用者107の配当金を集計する
(ステップS104)。次に、制御部110は、各売電
権利証を所有する利用者端末106に配当金の結果を送
信する(ステップS105)。
【0103】2−5.ランキングおよび保守サービス 次に、発電設備設置および権利証保有ランキングについ
て説明する。
【0104】利用者登録申込時に発電設備設置および権
利証保有ランキングに参加希望の利用者107におい
て、制御部110は、権利証運用時のデータを利用して
ランキングを計算し、権利証サービストップ画面301
にランキング情報308を表示する。例えば、発電設備
設置団体ランキング、権利証保有団体ランキング、発電
設備設置者個人ランキング、権利証保有者個人ランキン
グ等を表示する。
【0105】次に発電設備の保守サービスについて説明
する。各発電設備104の発電状況を各発電設備の発電
量の履歴情報または近くの発電設備の発電状況と比較す
ることで、各発電設備に異常がないかを定期的に確認検
査を行ない、異常が見つかれば、異常が検知された発電
設備の保守を担当する担当者に点検を依頼する。
【0106】これにより突然の異常、傾向的な異常が発
見することができる。権利証の契約時に明記される最低
保証期間内に外的な原因以外で発電設備が故障の場合
は、サポート部門が修理、設備取換を行ない、最低保証
期間以降であれば予め発電設備に掛けてある保険から費
用を捻出する。
【0107】2−6.契約期間の終了における太陽光発
電設備の撤去 次に、権利証の有効期間終了時すなわち契約期間の終了
について説明する。
【0108】制御部110は、発電設備設置契約の期間
が切れる日の60日前に、設置契約の期間が終了する発
電設備を所有する設置者105に対して契約終了時の発
電設備の取り扱いについて以下の情報を送信して、選択
するように促す。
【0109】(1)設備自体は現状維持でネットワーク
管理を止めて、従来技術通りの系統連携の発電設備とし
て所有者の管理の下に発電を続けるか、または(2)発
電設備撤去か設置者105は、設置者端末104から
(1)または(2)のいずれかを選択し、選択結果を制
御部110に送信する。
【0110】制御部110は、設置者105の発電設備
の取扱意思に従って、設置者105が(1)を選択の場
合はネットワークの設定を解除し、該当するデータを消
去し、その発電設備に対する権利証サービスを終了す
る。
【0111】設置者105が(2)を選択する場合には
発電設備撤去の見積りをする。連絡を受けた発電設備の
撤去を受持つ担当者は、設置者105へ発電設備撤去の
見積りを出すため、撤去実施のスケジュールを決め、撤
去作業を実施する。
【0112】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0113】
【発明の効果】本発明の太陽光発電設備管理方法および
システムによれば、太陽光発電設備の発電する電力を売
電する権利を有する所有者の情報および所有者が売電す
る権利を有する電力量の情報を記憶部に記憶し、記憶さ
れた電力量の情報に基いて電力会社に売電することによ
り得られる収益を配分することができるため、太陽光発
電設備の設置者は、所有者に売電する権利を購入しても
らうことにより、太陽光発電設備設置のために必要な資
金を容易に調達することができる。
【0114】本発明の太陽光発電設備管理方法によれ
ば、購入希望者からの購入希望情報に応じて、所有者の
情報を書換えることができるため、所有者は、売電する
権利の転売が可能となり、売電する権利を購入すること
に対する不安を解消することができる。
【0115】本発明の太陽光発電設備管理方法によれ
ば、売電する権利の名義を書換えることができるため、
所有者は、一部の権利について譲渡可能であり、売電す
る権利を購入することに対する不安を解消することがで
きる。
【0116】本発明の太陽光発電設備管理方法によれ
ば、収益は、地域毎に集計されるため、地域毎に価格競
争が生じ、売電する権利の購買意欲を高めることができ
る。
【0117】本発明の太陽光発電設備管理方法によれ
ば、所有者の識別情報の認証を行うため、太陽光発電設
備管理の保全性を高めることができる。
【0118】本発明の太陽光発電設備管理方法によれ
ば、売却希望情報と、購入希望情報とを比較し、比較結
果に基いて、購入希望者が購入可能な電力量の上限を設
定し、配分することができるため、購入希望者に配分す
る電力量の公平性を担保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の太陽光発電設備管理シ
ステム100の全体構成を示す図である。
【図2】 制御部110が有するメインプログラムの動
作によって、画面が遷移するフローを示す図である。
【図3】 太陽光発電設備管理システムサービスホーム
ページ画面301を示す図である。
【図4】 利用者登録申込み画面401を示す図であ
る。
【図5】 利用者登録処理のフローを示す図である。
【図6】 運用地域選択画面601を示す図である。
【図7】 運用状況確認画面701を示す図である。
【図8】 権利証購入画面801を示す図である。
【図9】 新規予約申込のフローを示す図である。
【図10】 新規発行分購入予約申込み画面1001を
示す図である。
【図11】 購入予約登録データ確認画面1101を示
す図である。
【図12】 マッチング処理のフローを示す図である。
【図13】 権利証管理部113に登録された権利証管
理データ画面1301を示す図である。
【図14】 購入申込み画面1401を示す図である。
【図15】 保有権利証一覧画面1501を示す図であ
る。
【図16】 売却エントリー申込み画面1601を示す
図である。
【図17】 売電権利証の契約期間と、売電権利証の価
値との関係を示した図である。
【図18】 権利証名義変更申込み画面1801を示す
図である。
【図19】 太陽光発電設備設置査定申込画面1901
を示す図である。
【図20】 設置査定予約のフローを示す図である。
【図21】 本査定結果のデータを示す太陽光発電設備
設置査定データ画面2101を示す図である。
【図22】 管理フローを示す図である。
【図23】 管理部112に記憶されている太陽光発電
設備実績管理データ画面2301を示す図である。
【図24】 配当金のフローを示す図である。
【図25】 従来のシステムを示す図である。
【符号の説明】
100 太陽光発電設備管理システム、101 太陽光
発電設備、102 管理サーバ、103 ネットワー
ク、104 設置者端末、105 設置者、106 利
用者端末、107 利用者、108 金融機関サーバ、
110 制御部、111 査定部、112 管理部、1
13 権利管理部、114 サポート端末、115 商
用電力系統、116 電力会社サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/04 H02J 3/00 Z H02J 3/00 H01L 31/04 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いた太陽光発電設備管
    理方法であって、 太陽光発電設備が発電した電力を電力会社に売電する権
    利を有する所有者の情報および前記所有者が売電する権
    利を有する電力量の情報を記憶部に登録するステップ
    と、 前記太陽光発電設備の発電した電力を前記電力会社に売
    電することにより得られる収益を集計するステップと、 前記記憶部に登録された前記電力量の情報に基いて、前
    記収益を配分するステップと、 前記収益を配分した結果を前記所有者の端末に送信する
    ステップとを含む、太陽光発電設備管理方法。
  2. 【請求項2】 前記売電する権利の購入希望情報を購入
    希望者の端末から受信するステップと、 前記受信した購入希望情報に応じて、前記記憶部に登録
    された前記所有者の情報を書換えるステップとをさらに
    含む、請求項1記載の太陽光発電設備管理方法。
  3. 【請求項3】 前記書換えるステップは、前記所有者が
    売電する権利を有する電力量を分割して前記電力量の情
    報を書換えるステップを含む、請求項2記載の太陽光発
    電設備管理方法。
  4. 【請求項4】 前記収益を集計するステップは、地域毎
    に前記収益を集計するステップを含む、請求項1記載の
    太陽光発電設備管理方法。
  5. 【請求項5】 前記所有者の端末から送信された識別情
    報を受信するステップと、 前記受信した識別情報に基づいて前記所有者の認証を行
    なうステップとをさらに含む、請求項1記載の太陽光発
    電設備管理方法。
  6. 【請求項6】 売却を希望する電力量の情報を含む、前
    記売電する権利の売却希望情報を前記所有者の端末から
    受信するステップと、 前記受信した売却希望情報に応じて、前記売却希望情報
    を集計するステップと、 購入を希望する電力量を含む、前記売電する権利の購入
    希望情報を購入希望者の端末から受信するステップと、 前記受信した購入希望情報に応じて、前記購入希望情報
    を集計するステップと、 前記集計した売却希望情報と前記集計した購入希望情報
    とを比較するステップと、 前記比較結果に基いて、前記購入希望者が購入可能な電
    力量を配分するステップと、 前記購入希望者の端末に前記購入可能な電力量を送信す
    るステップとをさらに含む、請求項1記載の太陽光発電
    設備管理方法。
  7. 【請求項7】 前記購入希望情報の受信回数を集計する
    ステップをさらに含み、 前記購入可能な電力量を配分するステップは、 前記売却希望情報の集計結果に含まれる、売却可能な電
    力量の総計を前記集計した購入希望情報の受信回数で除
    算するステップと、 前記除算結果を前記購入希望者が購入可能な電力量の上
    限に設定するステップとを含む、請求項6記載の太陽光
    発電設備管理方法。
  8. 【請求項8】 太陽光発電設備が発電した電力を電力会
    社に売電する権利を有する所有者の情報および前記所有
    者が売電する権利を有する電力量の情報を記憶部に登録
    する手段と、 前記太陽光発電設備の発電した電力を前記電力会社に売
    電することにより得られる収益を集計する手段と、 前記記憶部に登録された前記電力量の情報に基いて、前
    記収益を配分する手段と、 前記収益を配分した結果を前記所有者の端末に送信する
    手段とを備える、太陽光発電設備管理システム。
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