JP7265737B2 - 再販支援システム、再販支援装置及びその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents

再販支援システム、再販支援装置及びその制御方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、再生可能エネルギーに係る稼働済み発電所の売買(セカンダリ売買)の促進を支援する再販支援システムの技術に関する。
近年では太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及を図るため、電力会社に再エネで発電された電気を一定期間、固定価格で買い取ることを義務づけた制度(略称:FIT)が始まっている。
また、太陽光発電事業者の保守管理の義務化に伴い、大型発電所のO&M事業(保守管理事業)に加えて小型発電所も対象になり市場が拡大してきた。このような急激な体制変化のため発電事業者、販社、メーカーのいずれも保守管理の体制が整っておらず、保守管理水準の一律化も図られていない、などの課題がある。
また、一種の投資として発電事業を捉えた場合、発電事業者は現時点における保有設備の売却価格を把握しておきたいという要望を持っている。しかしながら、そのような要望を持つ発電事業者であっても設備売却までの一連の手続の流れや必要書類、売却依頼先などがわからず、また、売却希望者のみならず購入希望者も可能であれば売買の意思を広く伝えるのではなく、特定の相手と交渉し売買を進めたいと考える方も多いという事情がある。
例えば、特許文献1に開示された点検管理装置は、太陽光発電所の点検作業を効率的で漏れなく実施するために、点検箇所及び点検項目の全てに点検結果を格納したか否かによって点検が終了したか否かを判断する、というものである。
特開2016-177800号公報
しかしながら、特許文献1に開示された点検管理装置は、太陽光発電所から遠隔監視装置に送信される計測値自体が正常であるか否かの確認、人の五感による確認を含めた発電現場での作業者の日常点検や定期点検作業を支援するものである。そのため、この保守管理履歴に係る情報を用いて稼働済み発電所の売買(セカンダリ売買)を促進させることができない、という課題が残る。
本発明は、稼働済み発電所の売買に係る売却希望者と購入希望者それぞれの負担を大幅に軽減して稼働済み発電所のセカンダリ売買需要を喚起させることができる再販支援システムを提供することを、主たる目的とする。
本発明は、保守管理装置と当該保守管理装置と通信ネットワークを介して接続する情報処理装置とを含んで構成される発電所の再販支援システムであって、前記保守管理装置は、前記発電所を示す識別情報に関連付けて、当該発電所の所在地を示す位置情報と、当該発電所の売電実績を示す売電実績情報と、を含む情報を物件情報として記憶する第1の記憶手段と、前記発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果を保守管理情報として前記識別情報と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、を有し、前記情報処理装置は、前記発電所の所有者が売却を希望する場合は売却希望価格を含む条件を売却希望情報として受け付け、いずれかの発電所を所有することを希望する所有希望者の条件を所有希望情報として受け付ける受付手段と、前記売却希望情報に基づいて、前記保守管理装置から前記識別情報に関連付けられた物件情報と保守管理情報を取得する取得手段と、前記取得した物件情報と保守管理情報に基づいて前記発電所を評価する評価手段と、前記売却希望情報と前記所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲のうち必須条件が満たされているか否かを判別し、満たされていると判別した場合、前記評価結果を前記売却希望価格に反映させた評価結果を踏まえた売却希望情報当該所有希望情報とを比較して、比較した結果が当該所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段が前記所定の成立条件の範囲に含まれると判別した場合には前記発電所の所有者、並びに、所有希望者双方に通知を行う通知手段と、を有することを特徴とする。

本発明によれば、稼働済み発電所の売買に係る売却希望者と購入希望者それぞれの負担を大幅に軽減することが可能になり、稼働済み発電所のセカンダリ売買需要を喚起させることができる。
本実施形態に係る再販支援システムの機能構成の一例を説明するための図。 (a)、(b)は、顧客DBに格納された顧客情報等の一例を説明するための図。 (a)、(b)は、管理DBに格納された管理情報等の一例を説明するための図。 顧客情報等を登録する処理の処理手順の一例を示すフローチャート。 マッチング情報の生成及び通知処理の処理手順の一例を示すフローチャート。 (a)、(b)は、顧客情報を登録する際のフォーム入力画面の一例を示す図。
以下、本発明を稼働済み発電所の売買(セカンダリ売買)需要を喚起させる再販支援システムに適用した場合を例に挙げて、図面を参照しながら実施形態を説明する。なお、対象の発電所が太陽光発電所である場合を例に挙げて説明を進める。また、以下の説明においては太陽光発電所を物件と称する場合がある。
また、以下の実施形態においては情報処理装置と保守管理装置として機能するPC(パーソナルコンピュータ)とが通信ネットワークを介して各種情報の授受ができるように接続された再販支援システムを例に挙げて説明するが、この構成に限定するものではない。例えば本発明を、情報処理装置が有する機能と保守管理装置が有する機能とを備えた再販支援装置として構成しても良い。
[実施形態例]
図1は、本実施形態に係る再販支援システムの機能構成の一例を説明するための図である。
再販支援システムSは、情報処理装置100、PC500を含んで構成される。
情報処理装置100、PC500は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理機能を備えた装置である。なお、情報処理装置100とPC500は、インターネット回線Nを介して各種情報の授受ができるように接続される。
情報処理装置100は、主として太陽光発電所の売買を支援するセカンダリ売買事業(マッチング事業)を運営する運営者が使用する。
PC500は、主として太陽光発電所の保守管理を行う者、例えば太陽光発電所を所有するオーナーや物件所有者(例えば、太陽光発電事業者)から保守管理を委託された保守管理代行者が使用するものとする。このようにPC500は、保守管理に係る各種情報、例えば保守管理履歴の情報などが格納される保守管理装置として機能する。
なお、保守管理業者等は改正FIT「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」の点検項目に準じて点検等を実施し、その結果を保守管理装置に記録する。
図1に示すPC500(保守管理装置)は、太陽光発電所を一意に示す識別情報に関連付けて、当該太陽光発電所の所在地を示す物件の位置情報、当該太陽光発電所の売電実績を示す売電実績情報を含む情報を受け付けて、物件情報として記憶する不図示の第1の記憶部(第1の記憶手段)を有する。また、太陽光発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果を含む情報を受け付けて、識別情報と関連付けた保守管理情報として記憶する不図示の第2の記憶部(第2の記憶手段)を有する。
なお、PC500に格納された各種情報は、インターネット回線Nを介して情報処理装置100と授受したり、あるいは無線通信を介して授受したりするように構成される。
図1に示す情報処理装置100は、顧客DB(データベース。以下同じ)101、管理DB102、登録部103、抽出部104、判別部105、生成部106、I/F(インタフェース)110、入力部111、出力部112、媒体収容機構113、主制御部200を含んで構成される。以下、それぞれの機能構成を詳細に説明する。
顧客DB101は、太陽光発電所の所有者に係る情報(所有者情報)、太陽光発電所の所有を希望する所有希望者の情報(所有希望者情報)が格納される。また、所有者情報に関連付けて、所有者が太陽光発電所の売却を希望している場合には売却条件等の情報が売却希望情報として格納される。
また、所有希望者情報に関連付けて、所有条件等の情報が所有希望情報として格納される。このように顧客DB101には物件の売買に係る双方当事者の情報が格納される。
なお、顧客DB101に格納される顧客情報の詳細は、図2を用いて後述する。
管理DB102は、主としてPC500(保守管理装置)に格納された情報(物件情報と保守管理情報等)や後述するマッチング情報(マッチングメール)の通知等に必要な各種管理情報を格納する。なお、管理DB102に格納される管理情報の詳細は、図3を用いて後述する。また、顧客DB101、及び、管理DB102を一つの記憶装置(格納手段)として構成することもできる。
登録部103は、例えば入力部111、あるいは媒体収容機構113を介して、マッチングメールが生成される際にその文書内で用いる文言(メッセージ)データなどを顧客DB101(あるいは管理DB102)に登録する。
抽出部104は、マッチングメールの通知処理の実行に用いる各種情報を顧客DB101、管理DB102から抽出して取得する。
また、抽出部104は管理DB102から物件情報と保守管理情報を取得し、これらの情報に基づいて物件を評価する。この評価は、例えば対象となる物件の現在の売却価格を物件情報、保守管理情報などに含まれる各種情報に基づいて推定する場合を含む。売却価格を推定する場合には、例えば評価対象の発電所の規模と同等の規模の発電所の市場取引価格を基準にして相対的に評価することで実現することもできる。
このように抽出部104は、各種情報を取得して対象となる物件を評価する評価手段として機能する。
判別部105は、顧客DB101に登録された顧客毎にマッチングメールの通知が必要であるか否かを、売却希望情報と所有希望情報に基づいてこれらを比較した結果が所定の成立条件(マッチング成立条件)の範囲内に含まれるか否かに基づいて判別する。
なお、所定の成立条件とは、例えば売却希望情報に含まれる各条件(情報)と所有希望情報に含まれる各条件(情報)のうち、必須条件が一致し、且つ、双方条件を比較した結果一致する割合が所定の閾値を超える場合(例えば、閾値を適合率90[%])などを規定し、予め記憶された条件である。
判別部105は、例えば所定の条件に基づいて売買成立(マッチング成立)する可能性が高いと判断した場合、マッチング成立した旨、あるいは成立する可能性が高い旨を示す情報(マッチング情報/マッチングメール)を売却希望者と購入希望者の双方に通知する。
このように、抽出部104、判別部105は、マッチング情報の通知対象となる物件を特定する特定手段として機能する。
生成部106は、判別部105がマッチングメールの通知が必要であると判別した顧客(物件の所有者、並びに、所有希望者双方)に向けて通知されるマッチングメールを生成する。このように、生成部106は、各顧客毎に通知されるマッチング情報を生成する生成手段として機能する。
なお、マッチングメールの内容(メール文書)は、例えばメールID(識別情報)、物件や売買条件など顧客毎で異なる情報が示される部分と、共通の情報が示される部分とを含んで構成される。
また、マッチングメールを生成する際には、すべての顧客に共通して伝えるメッセージ部分の文書は、所定の雛形文書を用いたり、登録部103を介して登録された文言(メッセージ)を用いたり、あるいは雛形文書に当該文言を加えたものを用いたりすることができる。
I/F110は、例えば、インターネット回線Nを介した各種情報の授受、あるいは無線通信による情報の授受を制御する。また、管理者は、I/F110を介して、インターネット回線Nに接続された図示しないサーバ装置に格納された各種情報のダウンロードを指示し、ダウンロードした情報を情報処理装置100において使用することもできる。
入力部111は、例えばキーボード、あるいはポインティングディバイス等の入力装置であり、管理者からの入力操作を受け付ける。
また、入力部111は、後述するフォーム入力画面を介した顧客情報の入力を受け付ける。このように入力部111は、各種情報を受け付ける受付手段として機能する。
出力部112は、例えば各種情報を表示するディスプレイ等の表示装置、当該各種情報を音声として出力するスピーカなどである。
また、出力部112は、インターネット回線Nを介して、顧客が使用するPCに向けて各種情報(例えば、マッチングメールなど)を出力する。具体的には、抽出部104、判別部105を介して所定の成立条件の範囲に含まれるとされた場合には、物件の所有者(売却希望者)、並びに、所有希望者双方に通知を行う。
このように出力部112は、各種情報を出力して顧客等に通知する通知手段として機能する。
媒体収容機構113は、各種情報が記録された媒体(例えば、DVD:Digital Versatile Disc、カード状記録媒体)を読み取り、書き出し可能に格納する。
主制御部200は、情報処理装置100が有する各構成機器を制御する。なお、主制御部は、情報処理装置100に内蔵されているプロセッサ及び内部メモリを有するコンピュータ装置のハードウエア資源と所定のコンピュータプログラムとの協働により実現される。なお、情報処理装置100は、例えば年月日を表す時刻データと制御動作の同期クロックとを出力するRTC(Real Time Clock)モジュールを有する。このように主制御部200は、情報処理装置100が行う各処理を統括的に制御する制御手段として機能する。
図2は、顧客DB101に格納された顧客情報等の一例を説明するための図である。
なお、前述したように顧客DB101に格納される顧客情報は、所有者情報(売却希望者)、並びに、所有希望者双方に係る情報である。
図2(a)に示すように、顧客DB101に格納される所有者情報/売却希望情報における顧客情報では「No」、「氏名/名称」、「属性」、「属性フラグ」、「地域」、「規模」、「稼働年数」、「設置年月日」、「売却希望価格」、「メールアドレス」などの項目を含んで構成される。
図2(b)に示すように、顧客DB101に格納される所有希望者情報/所有希望情報における顧客情報では「No」、「氏名/名称」、「属性」、「属性フラグ」、「(指定)地域」、「(指定)規模」、「稼働年数」、「設置年月日」、「購入希望価格」、「メールアドレス」などの項目を含んで構成される。
なお、顧客情報の入力は、例えば情報処理装置100が有するフォーム入力画面(後述する図6参照)にアクセスして、このフォーム入力画面上の各項目に情報を入力することにより行われる。また、情報処理装置100が入力部111を介して受け付けた顧客情報は、先述したように顧客DB101に格納される。
項目「No」には、顧客を一意に特定するための情報(識別情報)が格納される。本例の場合では昇順の連番管理とする。また、所有者情報/売却希望情報における項目「No」は、管理DB102に格納された物件情報とこれに関連付けられた保守管理情報とそれぞれ関連付けられている。
項目「氏名/名称」には、顧客名が格納される。なお、例えば物件の保有者が個人であればその個人の氏名が格納される。また、物件の保有者が企業(例えば、株式会社)であればその会社名と管理を行う担当者の氏名が格納される。
項目「属性」には、顧客の属性、例えば個人、企業などを識別するための情報が格納される。項目「属性フラグ」には、項目「属性」に格納された情報に応じたフラグが格納される。例えば、項目「属性」が個人であれば属性フラグは「A」、項目「属性」が企業であれば属性フラグは「B」などである。
所有者情報/売却希望情報における項目「地域」には、物件の所在地に係る情報(位置情報)が格納される。また、所有希望者情報/所有希望情報における「(指定)地域」には、購入対象となる物件を所在地(希望する所在地)で指定(特定)するための情報(位置情報)が格納される。
なお、購入対象となる物件を所在地で指定(特定)する情報は、本実施形態に係る再販支援システムSにおいては、前述した判別部105が行うマッチングにおける成立条件においては必須条件であるとする。また、所有希望者情報/所有希望情報における「(指定)地域」を複数の地域を指定できるように構成しても良い。
所有者情報/売却希望情報における項目「規模」には、物件の規模を示す情報(例えば、土地の面積や発電能力、発電所の売電実績など)が格納される。また、所有希望者情報/所有希望情報における「(指定)規模」には、購入対象となる物件をその規模で指定(特定)するための情報が格納される。
なお、購入対象となる物件をその規模で指定(特定)するための情報(売電実績情報等)は、前述した判別部105が行うマッチングにおける成立条件における必須条件とすることもできる。また、所有希望者情報/所有希望情報における「(指定)規模」を範囲などで指定できるように構成しても良い。
所有者情報/売却希望情報における項目「稼働年数」には、物件の稼働年数が格納される。また、所有希望者情報/所有希望情報における「稼働年数」には、購入対象となる物件をその稼働年数で指定(特定)するための情報が格納される。
なお、購入対象となる物件をその稼働年数で指定(特定)するための情報は、前述した判別部105が行うマッチングにおける成立条件における必須条件とすることもできる。また、所有希望者情報/所有希望情報における「稼働年数」を範囲(例えば、5年未満)で指定できるように構成しても良い。
所有者情報/売却希望情報における項目「設置年月日」には、物件の設地年月日が格納される。また、所有希望者情報/所有希望情報における「設置年月日」には、購入対象となる物件をその設置年月日で指定(特定)するための情報が格納される。
なお、購入対象となる物件をその設置年月日で指定(特定)するための情報は、前述した判別部105が行うマッチングにおける成立条件における必須条件とすることもできる。また、所有希望者情報/所有希望情報における「設置年月日」を範囲(例えば、2015年以降)で指定できるように構成しても良い。
所有者情報/売却希望情報における項目「売却希望価格」には、物件の売却希望価格が格納される。また、所有希望者情報/所有希望情報における「購入希望価格」には、購入対象となる物件をその価格で指定(特定)するための情報が格納される。
なお、購入対象となる物件をその価格で指定(特定)するための情報は、前述した判別部105が行うマッチングにおける成立条件における必須条件とすることもできる。また、所有希望者情報における「購入希望価格」を範囲(例えば、800万円~1000万円)あるいは○○万円以上、□□万円未満などと指定できるように構成しても良い。
また、売却希望価格は例えば、所有する発電所の規模と同等の規模の発電所の市場取引価格であったり、取得価格に償却費用を減算した価格であったりなど所有者が売買の実情を踏まえて任意に設定する。
項目「メールアドレス」は、項目「氏名/名称」に格納された顧客のメールアドレスが格納される。なお、上記した顧客DB101に格納する顧客情報の各項目は一例である。
図3は、管理DB102に格納された管理情報等の一例を説明するための図である。
図3(a)は、管理DB102に格納された管理情報のうち物件情報の一例を示している。また、図3(b)は、管理DB102に格納された管理情報のうち保守管理情報の一例を示している。
なお、これらの情報は前述したように、PC500(保守管理装置)に格納された物件情報、保守管理情報を情報処理装置100が取得している。つまり、PC500においてもこれらの情報が格納されている。また、図2(a)において説明したように、所有者情報/売却希望情報における項目「No」は、管理DB102に格納された物件情報とこれに関連付けられた保守管理情報とそれぞれ関連付けられている。
図3(a)に示すように、物件情報には発電所の所在地を示す位置情報、発電所の売電実績を示す売電実績情報の項目(不図示)の他、例えば「基礎」、「架台」、「パネル」、「土地」、「工事」などの項目を含んで構成される。なお、これらの情報は物件のシステム特性を判別するための情報としても利用される。また、項目「基礎」、「架台」、「パネル」はシステムを構築する3要素などとも称される。
項目「基礎」は、基礎施工に関する情報であり、例えば基礎の杭が1200[mm]と短い場合などでは物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
項目「パネル」は、パネルの構造(単結晶・多結晶・CIS(銅、インジウム、セレンを組み合わせて生成された化合物半導体))に関する情報であり、例えばCISであれば物件の相対的な評価において加点要素となる、などである。
項目「架台」は太陽光パネルを保持する架台に関する情報であり、例えば単管パイプを使用している場合などでは物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
項目「土地」は、地理、地盤、傾斜などの物件が設置されている土地に関する情報であり、例えば地盤が軟弱である場合などは物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
項目「工事」は、基礎施工の仕様や電気工事内容などを示す情報であり、例えば水平でない場合などは物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
物件情報には、稼働開始日、立地、土地の面積、所在地の気候、予定発電力、発電所の直近、あるいは累積の売電実績などの物件に係る様々な情報を項目とすることができる。
図3(b)に示すように、保守管理情報には「保守点検実施の有無」、「実施結果」、「補修履歴」、「定期性」などの項目を含んで構成される。なお、これらの情報は物件のシステム特性(図3(a))と合わせて当該物件を評価するための情報として利用される。このように保守管理情報は、既存の発電所の評価(売却価格)に影響する一つの要素となる。
項目「保守点検実施の有無」は、保守点検の実施に関する情報である。例えば保守点検を実施していなければ物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
項目「実施結果」は、保守点検の実施結果に関する情報である。例えば保守点検に要する基準となる作業時間(パネル洗浄や草刈りに要する基準時間)を予め設定しておき、この予定された保守点検時間よりも短い時間しか作業していなければ物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
項目「補修履歴」は物件の補修に関する情報である。例えば正しく補修を行っていれば物件の相対的な評価において加点要素となる、などである。
項目「定期性」は、保守点検が定期的に行われているかに関する情報である。例えば保守点検の実施タイミングを予め設定しておき、予定されたタイミングで実施されなければ物件の相対的な評価において減点要素となる、などである。
なお、保守管理情報には、保守点検実施の際のさらに詳細な作業情報、例えば雨天時に作業したか否か、使用した水は真水であるかなどに係る情報を項目として持たせても良い。
抽出部104は管理DB102から物件情報と保守管理情報を取得し、これらの情報に基づいて物件を評価する。この評価は、例えば評点法による加点/減点を単位価格に適応させた調整価格を導出し、これを売却希望価格に反映させて評価結果とする。この場合、判別部105は、抽出部104における評価結果に基づいて、例えば顧客DB101に登録された購入希望価格とのマッチングを行うように構成される。
なお、評価結果と所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する場合、少なくともマッチングにおける成立条件のうち必須条件が満たされている必要がある。
以下、主として主制御部200が行う情報処理装置100のマッチング処理について詳細に説明する。
図4は、顧客情報等を登録する処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す各処理は、主として主制御部200により実行制御される。
また、主制御部200は、物件の売却を希望する顧客(物件の所有者/売却希望者)に係る顧客情報を登録する際のフォーム入力画面(図6(a)参照)、物件の所有を希望する顧客(所有希望者)に係る顧客情報を登録する際のフォーム入力画面(図6(b)参照)を入力する顧客情報に応じて適宜選択して表示する。
主制御部200は、フォーム入力画面を介して顧客情報等の入力を受け付けたか否かを判別する(S501)。顧客情報の入力を受け付けた場合(S501:Yes)、主制御部200は、顧客情報の入力が完了したか否かを判別する(S502)。
例えば、入力必須の項目(例えば、項目「(指定)地域」を必須条件にする場合など)に情報が入力されていない場合(S502:No)、主制御部200は、未入力項目があることなどを表すアラート情報を顧客に通知する(S503)。また、そうでない場合(S502:Yes)、主制御部200は、受け付けた情報を顧客DB101に顧客情報として格納する(S504)。
主制御部200は、顧客情報等の登録受け付けが完了したことを表す受付完了メールを顧客に向けて通知する(S505)。このような一連の処理により、マッチング情報の通知を受けたい顧客に係る各種情報が特定される。
図5は、マッチング情報の生成及び通知処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示す各処理は、主として主制御部200により実行制御される。
情報処理装置100の使用者(管理者)からマッチング処理開始の指示を受け付けた主制御部200は、抽出部104を介して、処理の実行に用いる各種情報を顧客DB101、管理DB102から抽出して取得する(S601)。
主制御部200は、抽出部104を介して、取得した情報に基づいて物件を評価する(S602)。この評価は前述したように、例えば評点法による加点/減点を予め設定した単位価格に適応させた調整価格を導出し、これを売却希望価格に反映させて評価結果とする。例えば、-(マイナス)10、単位価格5万円である場合、-50万円を売却希望価格から減算する。例えば、この値は売却希望者と所有希望者におけるいわゆる価格交渉の「幅」を意味することにもなる。
主制御部200は、判別部105を介して、顧客DB101に格納される所有者情報/売却希望情報と顧客DB101に格納される所有希望者情報/所有希望情報の比較を行いマッチング成立条件のうち必須条件が満たされているか否かを判別する(S603)。必須条件が満たされていると判別した場合(S603:Yes)、ステップS604の処理へ進む。また、そうでない場合(S603:No)、処理を終了する。
主制御部200は、判別部105を介して、評価結果と所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する(S604)。所定の成立条件の範囲に含まれると判別した場合(S604:Yes)、ステップS605の処理へ進む。また、そうでない場合(S604:No)、処理を終了する。
このように、判別部105においてマッチング成立条件のうち必須条件が満たされており、且つ、抽出部104における評価結果を踏まえて顧客DB101に登録された購入希望価格との比較を含む顧客DB101に格納される所有者情報/売却希望情報と顧客DB101に格納される所有希望者情報/所有希望情報の比較を行い、一致する割合が所定の閾値(例えば、閾値を適合率90[%])を超えるか否かによりマッチング成立か否かを判別する。
主制御部200は、マッチングメールを生成する(S605)。このマッチングメールは生成部106を介して生成されることは前述した通りである。そして、主制御部200は、生成したマッチングメールを顧客に向けて通知する。
主制御部200は、マッチングメールの通知が完了したか否かを判別する(S606)。完了したと判別した場合(S606:Yes)、主制御部200は一連の処理を終了する。
これにより情報処理装置100の使用者(管理者)は、処理により通信エラーなどが発生した場合、あるいはメールアドレスそのものが間違って登録されていた場合、登録メールアドレスが使用できない場合などマッチングメールが未達状態であるか否かを確認することができる。
なお、これら一連の処理を所定のタイミングで開始されるように予め設定しておいても良い。この場合、例えば非適合の項目の変化をウォッチし、適合したタイミングで双方に通知するように構成することが可能となり、情報処理装置100の使用者(管理者)の負担を軽減することができる。
図6は、管理者が顧客情報を登録する際のフォーム入力画面の一例を示す図である。
図6(a)は、物件の売却を希望する顧客(物件の所有者/売却希望者)に係る顧客情報を登録する際のフォーム入力画面の一例である。
フォーム入力画面600上の項目601には顧客を一意に特定するための情報が表示される。また、項目602では顧客名を入力し、項目603では属性が選択可能になっている。なお、項目603において選択された属性に応じた属性フラグが項目604に表示される。
また、項目605では顧客のメールアドレスを入力する。項目606では物件の所在地に係る情報(地域)を入力し、項目607では物件の規模を示す情報(規模)を入力し、項目608では物件の稼働年数を入力する。
また、項目609では物件の設地年月日を入力する。項目610では物件の売却希望価格を入力する。
図6(b)は、物件の所有を希望する顧客(所有希望者)に係る顧客情報を登録する際のフォーム入力画面の一例である。
フォーム入力画面700上の項目701には顧客を一意に特定するための情報が表示される。また、項目702では顧客名を入力し、項目703では属性が選択可能になっている。なお、項目703において選択された属性に応じた属性フラグが項目704に表示される。
また、項目705では顧客のメールアドレスを入力する。項目706では物件の所在地に係る情報((指定)地域/希望する所在地)を入力し、項目707では物件の規模を示す情報((指定)規模)を入力し、項目708では物件の稼働年数を入力する。
また、項目709では物件の設地年月日を入力する。項目710では物件の購入希望価格を入力する。
なお、項目708の物件の稼働年数、並びに、項目709の物件の設地年月日は、特に指定が無い場合を想定して未入力(ブランク)を受け付けるように構成しても良い。
このように、本実施形態に係る再販支援システムSでは、マッチング成立条件のうち必須条件が満たされており、且つ、評価結果を踏まえて購入希望価格との比較を含む売買希望条件の一致する割合が所定の閾値を超えるか否かによりマッチング成立か否かを判別することができる。
これにより、稼働済み発電所の売買に係る売却希望者と購入希望者それぞれの負担、例えば売却意思の確認や双方が何を重視しているか、あるいは交渉の余地があるか否かなど本来当事者間で個別に行われていた様々な確認・交渉等のプロセスを大幅に軽減することが可能になり、稼働済み発電所のセカンダリ売買需要を喚起させることができる。また、売却希望者と購入希望者それぞれにとって秘匿性が高いクローズな売買環境を提供することができる。
なお、「太陽光発電所の所有者の潜在的セカンダリ売買需要を喚起する」という観点から、本実施形態に係る再販支援システムSにおいて、例えば既存発電所の価格(売却価格)に影響する一つの要素であるから、保有する発電所の売却価格を上げるためには、保守管理情報(発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果)に含まれる要素のうちいずれを改善することにより売却価格(評価価格)が向上するか(高く売れるか)の情報を所有者に通知するように構成しても良い。これにより、よりマッチング成立の可能性が高まることになる。
[変形例]
ステップS603、S604の処理では、判別部105においてマッチング成立条件のうち必須条件が満たされており、且つ、抽出部104における評価結果を踏まえて顧客DB101に登録された購入希望価格との比較を含む顧客DB101に格納される所有者情報/売却希望情報と顧客DB101に格納される所有希望者情報/所有希望情報の比較を行い、一致する割合が所定の閾値(例えば、閾値を適合率90[%])を超えるか否かによりマッチング成立か否かを判別する場合を説明した。
例えば、制御部200は、マッチング処理において必須条件とした項目が満たされている場合(図5に示すステップS603の処理がYes)には、その物件の評価(図5に示すステップS602の処理)を抽出部104を介して制御部200が行い、その後マッチング成立か否かを判別(図5に示すS604の処理)するように制御しても良い。この場合、システム、あるいは装置の処理量を軽減することができる。
上記説明は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれ、例えば上述した各実施形態の一部を適宜組み合わせても良い。
また、本発明は、情報処理システム、情報処理装置においてなされる各処理の手順を含む方法であっても良い。
また、本発明は、コンピュータに、上述した情報処理システム、情報処理装置においてなされる各処理の手順を実行させるためのコンピュータプログラム、アプリケーションソフトウエアであっても良い。このコンピュータプログラムは、各種記録媒体、あるいはネットワーク、クラウド上のDBを介して流布させることが可能なものである。このコンピュータプログラムがROMなどの記憶装置を有するコンピュータにインストールされることで実行可能となり、上述の情報処理システム、情報処理装置を実現する。また、本発明は、上述した情報処理システム、情報処理装置においてなされる各処理の手順を含む方法であっても良い。
また、本発明は、コンピュータに、上述した情報処理システム、情報処理装置においてなされる各処理の手順を実行させるためのコンピュータプログラムであっても良い。このコンピュータプログラムは、各種記録媒体、あるいはネットワークを介して流布させることが可能なものである。このコンピュータプログラムがROMなどの記憶装置を有するコンピュータにインストールされることで実行可能となり、上述の情報処理システム、情報処理装置を実現する。
100・・・情報処理装置、101・・・顧客DB、102・・・管理DB、103・・・登録部、104・・・抽出部、105・・・判別部、106・・・生成部、110・・・I/F、111・・・入力部、112・・・出力部、113・・・媒体収容機構、200・・・主制御部、500・・・PC、N・・・インターネット回線、S・・・再販支援システム。

Claims (8)

  1. 保守管理装置と当該保守管理装置と通信ネットワークを介して接続する情報処理装置とを含んで構成される発電所の再販支援システムであって、
    前記保守管理装置は、
    前記発電所を示す識別情報に関連付けて、当該発電所の所在地を示す位置情報と、当該発電所の売電実績を示す売電実績情報と、を含む情報を物件情報として記憶する第1の記憶手段と、
    前記発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果を保守管理情報として前記識別情報と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記発電所の所有者が売却を希望する場合は売却希望価格を含む条件を売却希望情報として受け付け、いずれかの発電所を所有することを希望する所有希望者の条件を所有希望情報として受け付ける受付手段と、
    前記売却希望情報に基づいて、前記保守管理装置から前記識別情報に関連付けられた物件情報と保守管理情報を取得する取得手段と、
    前記取得した物件情報と保守管理情報に基づいて前記発電所を評価する評価手段と、
    前記売却希望情報と前記所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲のうち必須条件が満たされているか否かを判別し、満たされていると判別した場合、前記評価の結果を前記売却希望価格に反映させた評価結果を踏まえた売却希望情報と当該所有希望情報とを比較して、比較した結果が当該所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段が前記所定の成立条件の範囲に含まれると判別した場合には前記発電所の所有者、並びに、所有希望者双方に通知を行う通知手段と、を有することを特徴とする、
    再販支援システム。
  2. 発電所の再販を支援する再販支援装置であって、
    前記発電所を示す識別情報に関連付けて、当該発電所の所在地を示す位置情報と、当該発電所の売電実績を示す売電実績情報と、を含む情報を物件情報として記憶する第1の記憶手段と、
    前記発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果を保守管理情報として前記識別情報と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記発電所の所有者が売却を希望する場合は売却希望価格を含む条件を売却希望情報として受け付け、いずれかの発電所を所有することを希望する所有希望者の条件を所有希望情報として受け付ける受付手段と、
    前記売却希望情報に基づいてこれに関連付けられた物件情報と保守管理情報を取得する取得手段と、
    前記取得した物件情報と保守管理情報に基づいて前記発電所を評価する評価手段と、
    前記売却希望情報と前記所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲のうち必須条件が満たされているか否かを判別し、満たされていると判別した場合、前記評価の結果を前記売却希望価格に反映させた評価結果を踏まえた売却希望情報と当該所有希望情報とを比較して、比較した結果が当該所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段が前記所定の成立条件の範囲に含まれると判別した場合には前記発電所の所有者、並びに、所有希望者双方に通知を行う通知手段と、を有することを特徴とする、
    再販支援装置。
  3. 前記評価手段は、前記物件情報と前記保守管理情報、並びに、評価対象の発電所の規模と同等の規模の発電所の市場取引価格とに基づいて評価を行い当該評価対象の発電所の売却価格を導出することを特徴とする、
    請求項2に記載の再販支援装置。
  4. 前記判別手段は、前記売却希望情報と前記所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲のうち必須条件が満たされているか否かを判別し、満たされていると判別した場合、前記評価結果を踏まえた売却希望情報と当該所有希望情報とを比較して、比較した結果一致する割合が所定の閾値を超える場合にはマッチングが成立したと判別することを特徴とする、
    請求項2又は3に記載の再販支援装置。
  5. 前記必須条件は、前記比較における前記発電所の所在地を示す位置情報の一致であることを特徴とする、
    請求項2、3又は4に記載の再販支援装置。
  6. 前記必須条件は、前記比較における前記売電実績情報の一致であることを特徴とする、
    請求項2、3又は4に記載の再販支援装置。
  7. 発電所の再販を支援する再販支援装置の制御方法であって、
    前記再販支援装置が、
    前記発電所を示す識別情報に関連付けて、当該発電所の所在地を示す位置情報と、当該発電所の売電実績を示す売電実績情報と、を含む情報を物件情報として記憶する工程と、
    前記発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果を保守管理情報として前記識別情報と関連付けて記憶する工程と、
    前記発電所の所有者が売却を希望する場合は売却希望価格を含む条件を売却希望情報として受け付け、いずれかの発電所を所有することを希望する所有希望者の条件を所有希望情報として受け付ける工程と、
    前記売却希望情報に基づいてこれに関連付けられた物件情報と保守管理情報を取得する工程と、
    前記取得した物件情報と保守管理情報に基づいて前記発電所を評価する工程と、
    前記売却希望情報と前記所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲のうち必須条件が満たされているか否かを判別し、満たされていると判別した場合、前記評価の結果を前記売却希望価格に反映させた評価結果を踏まえた売却希望情報と当該所有希望情報とを比較して、比較した結果が当該所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する工程と、
    前記判別する工程において、前記所定の成立条件の範囲に含まれると判別した場合には前記発電所の所有者、並びに、所有希望者双方に通知を行う工程と、を有することを特徴とする、
    再販支援装置の制御方法。
  8. コンピュータを発電所の再販を支援する再販支援装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記発電所を示す識別情報に関連付けて、当該発電所の所在地を示す位置情報と、当該発電所の売電実績を示す売電実績情報と、を含む情報を物件情報として記憶する第1の記憶手段、
    前記発電所の保守点検の実施の有無、並びに、実施結果を保守管理情報として前記識別情報と関連付けて記憶する第2の記憶手段、
    前記発電所の所有者が売却を希望する場合は売却希望価格を含む条件を売却希望情報として受け付け、いずれかの発電所を所有することを希望する所有希望者の条件を所有希望情報として受け付ける受付手段、
    前記売却希望情報に基づいてこれに関連付けられた物件情報と保守管理情報を取得する取得手段、
    前記取得した物件情報と保守管理情報に基づいて前記発電所を評価する評価手段、
    前記売却希望情報と前記所有希望情報とを比較して、比較した結果が所定の成立条件の範囲のうち必須条件が満たされているか否かを判別し、満たされていると判別した場合、前記評価の結果を前記売却希望価格に反映させた評価結果を踏まえた売却希望情報と当該所有希望情報とを比較して、比較した結果が当該所定の成立条件の範囲に含まれるか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段が前記所定の成立条件の範囲に含まれると判別した場合には前記発電所の所有者、並びに、所有希望者双方に通知を行う通知手段、として機能させることを特徴とする、
    コンピュータプログラム。
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