JP2003122802A - 作図図面表示装置、作図図面表示方法及び記録媒体 - Google Patents

作図図面表示装置、作図図面表示方法及び記録媒体

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JP2003122802A
JP2003122802A JP2001313854A JP2001313854A JP2003122802A JP 2003122802 A JP2003122802 A JP 2003122802A JP 2001313854 A JP2001313854 A JP 2001313854A JP 2001313854 A JP2001313854 A JP 2001313854A JP 2003122802 A JP2003122802 A JP 2003122802A
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    • G06T2219/20Indexing scheme for editing of 3D models
    • G06T2219/2024Style variation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作図対象となる図面のみを詳細図として簡単
に表示できる作図図面表示装置、作図図面表示方法及び
記録媒体を提供する。 【解決手段】 作図図面表示装置1は作図内容設定部5
と設計図面作成部6を備えている。作図内容設定部5は
作図対象となる製品に対してどの部分を詳細図として表
示するかをユーザに対して選択させ、それを図面表示の
際の条件として設定する。また、設計図面作成部6は作
図内容設定部5により設定された設定条件に基づき、ユ
ーザにより選択された部分を詳細図として作図し、詳細
図に関して関係付けのあるものを外郭図として作図し、
その設計図面を出力装置4に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作図図面表示装
置、作図図面表示方法及び記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車部品等の製品(部品)を設
計するにあたって、コンピュータ支援による設計システ
ムであるCADが広く利用されている。このCADシス
テムを利用した製品の設計には、それまでの紙面上での
製品の設計と比較して、データの加工や修正が容易であ
る、シュミレーションが可能になる、過去のデータの検
索や再利用が容易であるなどの数多くの利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のC
ADシステムを用いて構成部品が多い複雑な製品につい
て設計を行う場合がある。このとき、設計者は複数ある
部品のうち設計対象となる部品が設計可能な状態に表示
されるように表示操作する必要があるため、この操作が
面倒である問題や、表示操作が正確に行えず設計上のミ
スが生じる問題があった。
【0004】これら問題を解消するために、設計者は自
分が設計する部品のCADデータのみを取り込み、それ
を基に作図することも考えられる。しかし、この場合で
は上記問題は解消されるものの、自分が作成した部品に
関するCADデータと取付先の部品のCADデータとが
異なる場合には、設計後に他のCADデータと同じ形式
に調整、変更する必要があり、その処理が面倒であると
いう問題が生じてしまう。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、作図対象となる図面のみを詳
細図として簡単に表示できる作図図面表示装置、作図図
面表示方法及び記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、作図図面対象物に関
する設計図面をコンピュータ支援のもとに作成し、前記
設計図面が表示手段に表示される作図図面表示装置であ
って、前記作図図面対象の構成要件である部品の図面デ
ータを記憶する記憶手段と、前記表示手段の表示画面上
に前記設計図面を表示させる際に、作業者に諸条件を入
力させるための入力手段と、前記設計図面のうち詳細図
又は外郭図として表示させる部分を選択する際に、前記
入力手段により入力された選択情報を取り込む表示条件
設定手段と、前記部品間の関係付けを決めるために、前
記入力手段を用いて入力された関係付け情報を取り込む
関係付け条件設定手段と、前記記憶手段から図面データ
を読み出して、前記選択情報から決まるユニット又は部
品を詳細図、前記関係付け情報を基に前記詳細図に関し
て関係付けのあるユニット又は部品を外郭図として作図
する処理を実行し、その設計図面を前記表示手段に表示
させる作図手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】この発明によれば、作業者は入力手段を用
いて設計図面のうちどの部分を詳細図又は外郭図として
表示するかを設定し、表示条件設定手段がその選択情報
を取り込む。また、作業者は入力手段を用いて作図図面
対象の各部品間の関係付けを入力し、関係付け条件設定
手段がその関係付け情報を取り込む。そして、作図手段
は記憶手段から図面データを読み出し、選択情報から決
まるユニット又は部品を詳細図、関係付け情報を基に詳
細図に関して関係付けのあるユニット又は部品を外郭図
として作図する処理を実行し、その設計図面が表示手段
に表示される。従って、作図図面対象物の設計を行う際
に、設計対象として設計者が選択したユニット又は部品
が詳細図、詳細図に対して関係付けのある部分が外郭図
として表示され、設計図面作図時に設計対象となるユニ
ット又は部品を設計可能な詳細図として簡単に表示する
ことが可能になる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記関係付け情報は、前記部品間の
組付条件を示す組付条件データであって、前記作図手段
は、前記選択情報から決まるユニット又は部品を詳細
図、前記組付条件データを基に前記詳細図に関して関係
付けのあるユニット又は部品を外郭図として作図する処
理を実行し、その設計図面を前記表示手段に表示させる
ことを要旨とする。
【0009】この発明によれば、請求項1に記載の発明
の作用に加え、詳細図として表示するユニット又は部品
と、外郭図として表示するユニット又は部品との間の関
係付けは、部品間の組付条件を示す組付条件データによ
って決められる。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記関係付け情報は、前記作
図図面対象をユニット又は部品の単位でその組付関係を
階層的に示し、前記部品間の組付条件を示すアッセンブ
リ構造データであって、前記作図手段は、前記選択情報
から決まるユニット又は部品を詳細図、前記アッセンブ
リ構造データを基に前記詳細図に関して関係付けのある
ユニット又は部品を外郭図として作図する処理を実行
し、その設計図面を前記表示手段に表示させることを要
旨とする。
【0011】この発明によれば、請求項1又は2に記載
の発明の作用に加え、詳細図として表示するユニット又
は部品と、外郭図として表示するユニット又は部品との
間の関係付けは、作図図面対象をユニット又は部品の単
位でその組付関係を階層的に示し、部品間の組付条件を
示すアッセンブリ構造データによって決められる。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記関係付
け情報は、前記ユニット及び部品の間の関係の有無を設
定するテンポラリ構造データであって、前記作図手段
は、前記選択情報から決まるユニット又は部品を詳細
図、前記テンポラリ構造データを基に前記詳細図と関係
のあるユニット又は部品を外郭図、前記テンポラリ構造
データを基に前記詳細図と関係のないユニット又は部品
を省略して作図する処理を実行し、その設計図面を前記
表示手段に表示させることを要旨とする。
【0013】この発明によれば、請求項1〜3のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、作図図面対象を
構成する複数のユニット又は部品のうち、テンポラリ構
造データにより設定された詳細図と関係のないものは表
示手段の表示が省略される。従って、作図図面対象を構
成する複数のユニット又は部品のうち、設計に関係のな
いものについて関係を外しておけば、そのユニットがデ
ィスプレイ上に表示されずに済み、設計対象となるユニ
ット又は部品の作図時の邪魔にならなくなる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記作図手
段は、前記選択情報から決まるユニット又は部品を詳細
図、前記関係付け情報を基に前記詳細図に関して関係付
けのあるユニット又は部品を外郭図として作図する処理
を、前記作図図面対象をユニット又は部品の単位でその
組付関係を階層的に示した組付関係データの階層ごと
に、上位層側から順に段階的に実行することを要旨とす
る。
【0015】この発明によれば、請求項1〜4のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、選択情報から決
まるユニット又は部品を詳細図、その詳細図と関係付け
のあるユニット又は部品を外郭図として表示する処理
が、作図図面対象を構成するユニットの分割単位ごとに
上位層側から順に段階的に行われる。従って、作図図面
対象の設計対象をラフなレベルから段階的に詳細図とし
て表示が行え、設計図面のチェックや確認が容易にな
る。
【0016】請求項6に記載の発明では、請求項1〜5
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記作図手
段は、前記設計図面において孔又は凹部に組み付けられ
た部品の外郭図を作図する際に、前記孔又は凹部に組み
付けられる部品の径を、前記部品又は凹部の径に合わせ
て簡略化することで前記外郭図を作図する処理を実行す
ることを要旨とする。
【0017】この発明によれば、請求項1〜5のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、孔又は凹部に組
み付けられる部位に関して余計な外形線が表示されなく
なり、無駄な線のない簡素化した外郭図を表示すること
が可能になる。
【0018】請求項7に記載の発明では、作図図面対象
物に関する設計図面をコンピュータ支援のもとに作成
し、前記設計図面が表示手段に表示される作図図面表示
装置に用いられる作図図面表示方法であって、前記コン
ピュータの表示条件設定手段が、前記設計図面のうち詳
細図又は外郭図として表示させる部分を選択する際に、
入力手段により入力された選択情報を取り込むステップ
と、同じく関係付け条件設定手段が、前記部品間の関係
付けを決めるために、前記入力手段を用いて入力された
関係付け情報を取り込むステップと、同じく作図手段
が、記憶手段に記憶された図面データを読み出して、前
記選択情報から決まるユニット又は部品を詳細図、前記
関係付け情報を基に前記詳細図に関して関係付けのある
ユニット又は部品を外郭図として作図する処理を実行
し、その設計図面を前記表示手段に表示させるステップ
とを実行することを要旨とする。
【0019】この発明によれば、作業者は入力手段を用
いて設計図面のうちどの部分を詳細図又は外郭図として
表示するかを設定し、表示条件設定手段がその選択情報
を取り込む。また、作業者は入力手段を用いて作図図面
対象の各部品間の関係付けを入力し、関係付け条件設定
手段がその関係付け情報を取り込む。そして、作図手段
は記憶手段から図面データを読み出し、選択情報から決
まるユニット又は部品を詳細図、関係付け情報を基に詳
細図に関して関係付けのあるユニット又は部品を外郭図
として作図する処理を実行し、その設計図面が表示手段
に表示される。従って、作図図面対象物の設計を行う際
に、設計対象として設計者が選択したユニット又は部品
が詳細図、詳細図に対して関係付けのある部分が外郭図
として表示され、設計図面作図時に設計対象となるユニ
ット又は部品を設計可能な詳細図として簡単に表示する
ことが可能になる。
【0020】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の各ステップをコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを要旨とする。この発明によれ
ば、請求項7と同様の作用が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した作図図
面表示装置、作図図面表示方法及び記録媒体の一実施形
態を図1〜図10に従って説明する。
【0022】図1は、作図図面表示装置の概略構成図で
ある。作図図面表示装置1は作図図面対象物となる製品
の設計図面をCADにより作成するものである。作図図
面表示装置1は制御装置2、入力手段としての入力装置
3、表示手段としての出力装置4を備えている。制御装
置2は入力装置3により入力された文字情報や図形の描
画情報を基に製品に関する図面を作成し、その図面を出
力装置4が適宜の形式で出力する。なお、制御装置2は
CPU、ROM、RAM等からなり、入力装置3はキー
ボードやポインティングデバイス等からなり、出力装置
4はディスプレイやプリンタ等からなる。
【0023】制御装置2は表示条件設定手段および関係
付け条件設定手段を構成する作図内容設定部5と、作図
手段としての設計図面作成部6を備えている。作図内容
設定部5は作図対象となる製品に対してどの部分を詳細
図として表示するかをユーザに対して選択させ、それを
図面表示の際の条件として設定する。また、設計図面作
成部6は作図内容設定部5により設定された設定条件に
基づき、ユーザにより選択された部分を詳細図として作
図し、その詳細図に対して関係付けのあるものを外郭図
として作図し、その設計図面を出力装置4に表示させ
る。
【0024】作図図面表示装置1は読取装置7を備え、
読取装置7には記録媒体としてのCD−ROM8がセッ
トされる。読取装置7はCD−ROM8上に書き込まれ
たプログラムとしての図面表示用プログラムを読み取
り、そのプログラムがハードディスク(図示省略)にイ
ンストールされる。制御装置2はこの図面表示用プログ
ラムを基にして、ユーザに選択された部分が詳細図、そ
れ以外のものが外郭図となった設計図面を作図し、その
設計図面を出力装置4に表示させる。
【0025】作図図面表示装置1は、入力装置3を用い
て入力された各種データが記憶される記憶手段としての
部品形状データベース9とアッセンブリ構造データベー
ス10を備えている。部品形状データベース9には、製
品の最小分解単位である部品の形状データ(3次元デー
タ)が記憶されている。アッセンブリ構造データベース
10には、各部品間同士の組立て(組付け)の関係付け
を決めるアッセンブリ構造データが記憶されている。ア
ッセンブリ構造データは、所定の部品がどの部品のどの
位置に組みつけられるかを設定するものである。なお、
形状データとアッセンブリ構造データが図面データに相
当し、アッセンブリ構造データが関係付け情報に相当す
る。
【0026】図2は、出力装置4のディスプレイに表示
される製品のCAD図面である。製品11のCAD図面
12は3次元CADデータからなり、通常では影付きの
詳細図として表示される。また、このCAD図面12は
製品11の構成要件としてユーザにより入力された所定
の部品を、所定の順序および位置に組み付けることで作
成される。なお、製品11のCAD図面12は視覚方向
(見る方向)が自由に設定可能となっている。
【0027】また、製品11は一つひとつのものとして
それだけで存在することが可能な構成単位であるユニッ
トごとに、その分割単位に合わせて段階的に分割され
る。ちなみに、本例の製品11はまずユニット13〜1
5に分割され、次に各ユニット13〜15も分割単位に
応じて分割される。そして、それ以降の段階においても
ユニットの分割単位に応じて順次分割され、最終的には
製品11の最小構成単位である部品の単位まで分割され
る。
【0028】次に、図2に示す製品11のCAD図面を
作成する手順を説明する。まず、設計用の図面として製
品11に関する部品の形状データを作成してゆき、この
形状データの作成に並行してこれら部品に関するアッセ
ンブリ構造データ(組付関係データ、組付条件データ)
も入力する。部品の形状データの作成は、入力装置3を
用いてユーザ自身が直接作図したり、外部からロードし
たCADデータを用いたりする。
【0029】一方、アッセンブリ構造データベースの入
力は以下のように行われる。本例では、図3に示す入力
画面16を出力装置4のディスプレイに表示し、ツリー
形式で組付関係データを入力する。この組付関係データ
は、製品11がどのようなユニットの集合体として組み
立てられるかを設定するデータであり、製品を分割する
分割対象となる。本例では、製品11は1段階目として
3つのユニット13〜15により構成され、これらユニ
ット13〜15も2段階目として所定のユニットにより
構成され、以下も部品レベルまで同様の形式をとって構
成される。
【0030】入力画面16上では、「部品」と表示され
た部分をマウス等で選択できるようになっており、部品
のボタン17をクリックすると図4に示す入力画面18
がディスプレイに表示される。この入力画面18には組
付位置(基準位置)の入力欄19と組付方向(3次元方
向)の入力欄20とが設けられ、各入力欄19,20に
諸条件を入力することで組付条件データが入力される。
この組付条件データは、部品間の組付位置と組付方向を
決めるデータである。なお、形状データが部品形状デー
タベース9に保存され、アッセンブリ構造データがアッ
センブリ構造データベース10に保存される。
【0031】ここで、組付条件データの入力について図
5に示す一例を用いて説明する。入力対象となる部品
(図5では部品21)のどの位置が組付先の部品(図5
では部品22)のどの位置に組み付けられるかを指定す
るために、入力欄19には部品21の組付点Sと部品2
2の組付点Tとが入力される。また、部品21の部品2
2に対する組付方向を指定するために、入力欄20には
部品21の組付方向(Ix,Iy,Iz)、つまり部品
22への組付方向としてX,Y,Z軸に対する角度がそ
れぞれ入力される。これにより、部品21と部品22は
組付点Sが組付点Tと一致するように部品21が部品2
2を基準にして組付方向に沿って移動することで組み付
けられる。
【0032】そして、ユニット(部品)が組み付けられ
た状態のCAD図面12は、アッセンブリ構造データか
ら決まる諸条件に沿って部品を組み付けることで作図さ
れる。つまり、制御装置2は最初に組付関係データにお
いて最下層である部品を組付条件データに沿って組み付
け、次に分割段階が下位の側から順にユニットを順次組
み付けていくことで、ユニット(部品)が組み付けられ
た状態のCAD図面12を作図する。
【0033】図6は、製品11の一部を詳細図とし、他
の部分を外郭図としたCAD図面である。製品11を設
計する際には、部品単体ではなく部品を組み付けたユニ
ットや、ユニット同士を組み付けた状態で作図する場合
がある。この状態で作図するときのCAD図面の表示機
能として、製品11の全体図のうち設計者(ユーザ)が
指定したユニット(部品)のみを詳細図として表示し、
その詳細図と関係付けのあるユニット(部品)を外郭図
として表示する機能がある。
【0034】即ち、製品11の設計時において、設計者
が自分の設計するユニット(部品)をマウス等の入力装
置3を用いてディスプレイ上で指定し、その指定された
ものが詳細図で、それ以外のユニット(部品)が外郭図
で表示された簡略化図面23が表示される。ここで、詳
細図とは表示対象物を影付き表示した図であり、外郭図
とは外形線のみで表示した図である。なお、本例では製
品11の全体図のうちユニット14が詳細図の表示対象
として指定され、この結果、ユニット14が詳細表示さ
れ、ユニット13,15が外郭表示される。
【0035】次に、図6に示す製品11の簡略化図面2
3を表示する手順を説明する。まず、製品11の全体を
表示して設計する場合には、全体が詳細図となったCA
D図面12がディスプレイ上に表示される。そして、設
計者は詳細図として表示したいものを選択し、その選択
したものを詳細図、それ以外を外郭図として表示する処
理を、製品11を構成するユニットの分割単位ごとに上
位層から順に段階的に行っていく。
【0036】以下に詳述すると、図2に示すように製品
11の設計を行う際のディスプレイ上には、マウスでク
リック操作可能な「詳細化」ボタン24(図2参照)が
設けられている。そして、製品11の全体が表示された
CAD図面12において、設計者は詳細図として表示し
たいユニットを選択情報としてマウス等でクリックし、
その状態で「詳細化」ボタン24をクリックする。本例
では、ユニット14がクリックされ、その状態で「詳細
化」ボタン24がクリックされる。
【0037】このとき、作図内容設定部5は設計者によ
って指定されたユニットを詳細図、アッセンブリ構造デ
ータから決まる詳細図と関係付けのあるユニットを外郭
図として表示するように設定する。そして、設計図面作
成部6は作図内容設定部5の設定条件を基に、形状デー
タやアッセンブリ構造データを用いて、設計者が指定し
たユニットを詳細図、それ以外を外郭図としてディスプ
レイ上に表示する。この結果、本例では図6に示すよう
にユニット14が詳細表示され、ユニット13,15が
外郭表示される。
【0038】さらに、ユニット14の下位層のユニット
を詳細表示したい場合には、このユニット14を構成す
る各ユニットのうち所望のものをクリックし、その状態
で「詳細化」ボタン24をクリックする。すると、その
クリックしたユニットのみが詳細表示され、それ以外の
ものが外郭表示される。そして、この表示処理を製品1
1を構成するユニットの分割単位ごとに段階的に行って
いき、設計者が作図したい所望のユニット(部品)のみ
を詳細表示させる。これにより、製品11を設計する際
に、設計対象となるユニット(部品)を設計可能な詳細
図としてディスプレイに表示する処理が簡単に行える。
【0039】設計図面作成部6は外郭図を表示するとき
に、外形線を表示するための特別な表示処理を施してお
り、その一例を図7に従って説明する。同図において左
側が設計図として作図された実際の製品形状で、この場
合は詳細図としてディスプレイ上に表示されるものであ
る。また、右側が外郭図としてディスプレイ上に表示さ
れる外郭形状である。この例では、部品25が部品26
の孔27に挿通されることで取り付けられるものとす
る。
【0040】部品25を孔27に挿通する製品を設計す
る場合、その部品25を孔27に挿通できるように設計
上の寸法では部品25の外周と孔27の内周との間に若
干のスキdを設けている。よって、部品25,26を詳
細図として表示する場合、設計図面作成部6は部品25
の径Rを次の関係式(1) により算出する。
【0041】R=D−2d±公差…(1) なお、Dは部品26の孔27の直径であり、公差とは機
械加工の工作品で、許される誤差の最大値と最小値との
差をいう。そして、設計図面作成部6は詳細図として製
品11をディスプレイに表示するとき、この関係式(1)
に基づき製品11の詳細図を設計上の寸法に沿った影付
きの図面として作図する。
【0042】一方、部品25,26を外郭図として表示
する場合、設計図面作成部6は部品25の径Rを次の関
係式(2) により算出する。 R=D±公差…(2) よって、設計図面作成部6は外郭図として製品11をデ
ィスプレイに表示するとき、部品が孔に挿通される箇所
をこの関係式(2) に基づき詳細図を簡略化して作図す
る。このため、図7の例においては製品11を外郭表示
する際に、部品25の外周を示す外形線や、部品26の
孔27の内周を示す外形線が表示されなくなり、無駄な
線のない外郭図が表示される。
【0043】また、図2に示すように製品11の設計を
行う際のディスプレイ上には、マウスでクリック操作可
能な「テンポラリ構造データ設定」ボタン28が設けら
れている。ところで、製品11を設計する際にはユニッ
ト(部品)とユニット(部品)の間で互いに相手側を考
慮に入れながら、関係を持たせて設計を行っているが、
これらユニット(部品)において互いの関係を外したり
持たせたりするときに「テンポラリ構造データ設定」ボ
タン28が操作される。
【0044】図8は、「テンポラリ構造データ設定」ボ
タン28が操作されたときにディスプレイに表示される
設定画面図である。設定画面29にはユニット(部品)
の名称(記号等も含む)を入力する複数の入力欄30
と、その入力欄30に入力された諸条件を設定する際に
操作される「設定」ボタン31とが設けられている。な
お、入力欄30の総数は図8に示す3つに限らず、ユニ
ットの数に合わせて自由に変更してもよい。
【0045】設計者は製品11の構成要件である複数の
ユニット(部品)のうち、互いに関係を持たせておきた
いものについてそのユニット名(部品名)を入力欄30
に入力する。入力欄30への入力後、マウス等で「設
定」ボタン31をクリックすることにより、入力欄30
に入力した諸条件がテンポラリ構造データとして設定さ
れる。ちなみに、本例ではユニット13とユニット14
とに関係を持たせ、ユニット15の関係を外すものとす
る。
【0046】テンポラリ構造データ設定後、ディスプレ
イ上に再び製品11の全体を表示させる。そして、ユニ
ット14をクリックした状態にし、「詳細化」ボタン2
4がクリックされると、ユニット15が省略された図9
に示す簡略化図面32が表示される。即ち、設計図面作
成部6はテンポラリ構造データに基づき、ユニット15
を省略して、ユニット14が詳細図、ユニット13が外
郭図となった簡略化図面32を作成してディスプレイ上
に表示する。よって、ユニット(部品)が複数あるう
ち、設計に関係のないものについて関係を外しておけ
ば、そのユニットがディスプレイ上に表示されずに済
み、作図時の邪魔にならなくなる。
【0047】なお、テンポラリ構造データの設定は簡略
化図面を表示する前段階の処理として実行される他に、
簡略化図面23を表示した後においても実行可能となっ
ている。例えば、図6に示す簡略化図面23を表示した
後に、3つのユニット13〜15のうちユニット15の
関係を外すようにテンポラリ構造データを設定した場
合、図6の簡略化図面23に代えてユニット15の表示
が外された図9に示す簡略化図面32が表示される。
【0048】次に、簡略化図面23を作図する際に制御
装置2が図面表示用プログラムに沿って実行する手順を
図10に従って説明する。まず、ステップ(以下、単に
Sと記す)100では、部品の形状データを取り込む。
即ち、ユーザによって入力された部品に関する形状デー
タを部品形状データベース9から取り込む。
【0049】S110では、アッセンブリ構造データを
取り込む。即ち、ユーザによって指定された各部品間の
関係を示すアッセンブリ構造データをアッセンブリ構造
データベース10から取り込む。
【0050】S120では、詳細図表示対象を取り込
む。即ち、設計図面作成時において詳細図で表示したい
ものとして設計者により選択されたユニット(部品)
を、複数あるユニット(部品)のうち詳細表示すべきも
のとして認識する。
【0051】S130では、簡略化図面23の作図処理
を実行する。即ち、設計者により選択されたユニット
(部品)が詳細図、その詳細図と関係付けのあるユニッ
ト(部品)が外郭図となるように、形状データとアッセ
ンブリ構造データとを基にして簡略化図面23を作図す
る。
【0052】S140では、出力装置4への表示処理を
実行する。即ち、簡略化図面23が出力装置4のディス
プレイに表示され、ユーザは詳細表示されたユニット
(部品)に対して作図(設計)作業を行う。
【0053】従って、この実施形態では以下のような効
果を得ることができる。 (1)製品11の設計を行う際に、設計対象として設計
者が選択したユニット(部品)を詳細図、その詳細図と
関係付けのあるものを外郭図とした簡略化図面23,3
2を表示するようにしている。従って、製品11を設計
する際に、設計対象となるユニット(部品)を設計可能
な詳細図として簡単に表示することができる。また、外
郭表示する部分についてはユニット(部品)に関するデ
ータ量が少なくて済むので、ディスプレイ上に製品11
を表示させる際に必要な全体のデータ量を削減すること
ができる。さらに、設計者が重要とみなす部分を外郭図
として表示しておけば、製品11を機密保持することも
できる。
【0054】(2)設計対象となる製品11のユニット
(部品)を詳細図、その他を外郭図としてディスプレイ
上に表示する手順として、まず最初に製品11の全体が
詳細図として表示される。そして、設計者の簡略化表示
の操作に伴い、製品11を構成するユニットの分割単位
ごとに上位層側から順に製品11が段階的に簡略化表示
される。従って、製品11の設計対象をラフなレベルか
ら段階的に簡略化図面として表示でき、設計図面のチェ
ックや確認が容易にできる。
【0055】(3)設計の寸法上、互いの部品の間にス
キができるユニット(部品)を外郭表示する際には、そ
のスキを考慮に入れないで外郭図を作図している。即
ち、図7の一例で示すように、実際の製品としては部品
25の外周と部品26の孔27の内周との間にはスキd
があるものの、これを外郭図として表示する場合には部
品25の径Rを孔27の径Dと同じにして表示する。従
って、製品11を外郭表示する際に、部品25の外周を
示す外形線や、部品26の孔27の内周を示す外形線が
表示されなくなり、無駄な線のない簡素化した外郭図を
表示できる。
【0056】(4)テンポラリ構造データを設定するこ
とにより、設計対象のユニット(部品)とそれ以外のも
のとの間の関係を外したり、持たせたりする設定が行え
るようにした。従って、製品11を構成する複数のユニ
ット(部品)のうち、設計に関係のないものについて関
係を外しておけば、そのユニットがディスプレイ上に表
示されずに済み、設計対象となるユニット(部品)の作
図時の邪魔にならなくなる。
【0057】なお、実施形態は前記に限定されず、例え
ば、次の態様に変更してもよい。 ・ 図面データは部品の形状データとアッセンブリ構造
データにより構成されることに限定されない。即ち、複
数の部品からなる製品をCAD図面としてディスプレイ
上に表示するためのデータであれば、その形式や内容は
特に限定されない。
【0058】・ 関係付け情報はアッセンブリ構造デー
タに限定されず、例えば組付条件データであってもよ
く、簡略化図面を表示する際に組付条件データから決ま
る関係付けのあるユニット(部品)を外郭図として表示
してもよい。また、組付情報は所定のユニット(部品)
とユニット(部品)に関係を持たせるために、新たに入
力されたデータでもよく、このデータを基に関係付けの
有無を判断してもよい。この場合、アッセンブリ構造デ
ータの階層が異なるユニット間で関係付けを持たせるよ
うにしてもよい。
【0059】・ 製品11の一部を詳細図、他を外郭図
として表示する際に、その表示単位はユニットであるこ
とに限定されない。例えば、詳細図として表示させたい
部分をマウスを用いてドラッグし、その状態で「詳細
化」ボタン25をクリックすることで、その部分を詳細
図、他の部分を外郭図として表示するようにしてもよ
い。
【0060】・ 本例において詳細図は影付きの図と記
載したが、これに限らず詳細図は設計する際に必要な程
度に詳細化された図面であればよい。また、外郭図は外
形線のみ表示した図と記載したが、この外郭図は見た目
にユニットと分かる程度に簡略化して表示した図面であ
ればよい。
【0061】・ 簡略化図面23,32を表示させる際
には、設計者が詳細図として表示したいユニットを指定
する形式に限定されず、これとは逆に外郭図として表示
したいユニットを指定する形式としてもよい。
【0062】・ 簡略化図面を表示する際の処理は、設
計者の設計対象となるユニット(部品)のみが詳細図と
して表示されるまで、設計者の操作に応じてユニットの
分割単位ごとに段階的に実施されることに限定されな
い。例えば、ユニット名(部品名)を入力するための入
力画面をディスプレイ上に表示させ、その入力画面に例
えば分割単位が2段階目以降のユニットを入力すること
により、分割単位が1段階目を簡略化表示させず、2段
階目の簡略化図面を表示するようにしてもよい。
【0063】・ 図7に示すように、部品25が孔27
に挿通される部分の外郭図を表示する場合、孔27に挿
通される部品25の径Rを孔27の径Dの大きさにして
表示処理を行っていたが、この処理はなくてもよい。ま
た、部品25や孔27の径方向の断面形状は円、楕円、
多角形などどれでもよい。また、部品25が組み付けら
れる組付対象は孔27に限らず、所定の深さを有する凹
部であってもよい。
【0064】・ 本例では、テンポラリ構造データを入
力することで設計対象となるユニット(部品)とそれ以
外のユニット(部品)との関係の有無を設定し、簡略化
図面を表示する際には設計対象のユニット(部品)に対
して関係が外されたユニットを省略するようにしたが、
この処理はなくてもよい。
【0065】・ アッセンブリ構造データの入力形式は
本例の形態に限定されない。例えば、アッセンブリ構造
データを入力する際に、組付関係データを図3に示すツ
リー形式で入力するのではなく、例えば部品の形状デー
タの入力に並行して、その形状データにアッセンブリ構
造データを付加することによりデータ入力を行うように
してもよい。また、組付条件データも図4に示す入力画
面18を開く形態ではなく、同様に形状データの入力に
並行して行うものでもよい。
【0066】・ 設計図面を作図するシステムはCAD
システムに限らず、コンピュータ支援のもと図面設計が
できるものであれば、他の形式のシステムに変更しても
よい。
【0067】・ 記録媒体はCD−ROM8に限定され
ず、例えばフロッピー(R)ディスクやメモリカード等
の他の媒体を用いてもよい。 ・ 設計図面の対象物は本例のような製品11に限定さ
れず、自動車部品、電気製品、工作機械、玩具など多種
多様な製品の設計図面を作成するときに、本例の作図図
面表示装置1を利用できる。
【0068】前記実施形態及び別例から把握できる技術
的思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項7において、前記関係付け情報は、前記部
品間の組付条件を示す組付条件データであって、前記作
図手段は、前記選択情報から決まるユニット又は部品を
詳細図、前記組付条件データを基に前記詳細図に関して
関係付けのあるユニット又は部品を外郭図として作図す
る処理を実行し、その設計図面を前記表示手段に表示さ
せる。
【0069】(2)請求項7、前記技術的思想(1)に
おいて、前記関係付け情報は、前記作図図面対象をユニ
ット又は部品の単位でその組付関係を階層的に示し、前
記部品間の組付条件を示すアッセンブリ構造データであ
って、前記作図手段は、前記選択情報から決まるユニッ
ト又は部品を詳細図、前記アッセンブリ構造データを基
に前記詳細図に関して関係付けのあるユニット又は部品
を外郭図として作図する処理を実行し、その設計図面を
前記表示手段に表示させる。
【0070】(3)請求項7、前記技術的思想(1),
(2)において、前記関係付け情報は、前記ユニット及
び部品の間の関係の有無を設定するテンポラリ構造デー
タであって、前記作図手段は、前記選択情報から決まる
ユニット又は部品を詳細図、前記テンポラリ構造データ
を基に前記詳細図と関係のあるユニット又は部品を外郭
図、前記テンポラリ構造データを基に前記詳細図と関係
のないユニット又は部品を省略して作図する処理を実行
し、その設計図面を前記表示手段に表示させる (4)請求項7、前記技術的思想(1)〜(3)におい
て、前記作図手段は、前記情報から決まるユニット又は
部品を詳細図、前記関係付け情報を基に前記詳細図に関
して関係付けのあるユニット又は部品を外郭図として作
図する処理を、前記作図図面対象をユニット又は部品の
単位でその組付関係を階層的に示した組付関係データの
階層ごとに、上位層側から順に段階的に実行する。
【0071】(5)請求項7、前記技術的思想(1)〜
(4)において、前記作図手段は、前記設計図面におい
て孔又は凹部に組み付けられた部品の外郭図を作図する
際に、前記孔又は凹部に組み付けられる部品の径を、前
記部品又は凹部の径に合わせて簡略化することで前記外
郭図を作図する処理を実行する。
【0072】(6)前記技術的思想(1)〜(5)に記
載の各ステップをコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、作
図図面対象物に関する設計図面のうち、作業者によって
選択されたユニット又は部品が詳細図、その詳細図に関
係付けのあるユニット又は部品が外郭図として自動で表
示されるので、作業者の作図対象となる図面のみを作図
可能な詳細図として簡単に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態における作図図面表示装置の概略
構成図。
【図2】 ディスプレイに表示される製品のCAD図
面。
【図3】 組付関係データの入力画面図。
【図4】 組付条件データの入力画面図。
【図5】 組付条件データについての説明図。
【図6】 簡略化図面として表示されたCAD図面。
【図7】 外郭図を表示する際の表示処理についての説
明図。
【図8】 テンポラリ構造データの入力画面図。
【図9】 簡略化図面として表示されたCAD図面。
【図10】 簡略化図面を表示処理する際に実行される
フローチャート。
【符号の説明】
1…作図図面表示装置、3…入力手段としての入力装
置、4…表示手段としての出力装置、5…表示条件設定
手段および関係付け条件設定手段を構成する作図内容設
定部、6…作図手段としての設計図面作成部、8…記録
媒体としてのCD−ROM、9,10…記憶手段として
のデータベース、11…作図図面対象物としての製品、
13〜15…ユニット、21,22,25,26…部
品、27…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501287953 インパクトソフト インコーポレイテッド ImpactXoft Incorpor ated アメリカ合衆国 95119 カリフォルニア 州 グレート オークス ブルバード サ ンホゼ 22A 22A Great Oaks Boule vard、San Jose、Calif ornia USA 95119 (72)発明者 川合 基正 愛知県名古屋市中区栄二丁目12番12号 株 式会社トヨタケーラム内 Fターム(参考) 5B046 AA04 FA16 HA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作図図面対象物に関する設計図面をコン
    ピュータ支援のもとに作成し、前記設計図面が表示手段
    に表示される作図図面表示装置であって、 前記作図図面対象の構成要件である部品の図面データを
    記憶する記憶手段と、 前記表示手段の表示画面上に前記設計図面を表示させる
    際に、作業者に諸条件を入力させるための入力手段と、 前記設計図面のうち詳細図又は外郭図として表示させる
    部分を選択する際に、前記入力手段により入力された選
    択情報を取り込む表示条件設定手段と、 前記部品間の関係付けを決めるために、前記入力手段を
    用いて入力された関係付け情報を取り込む関係付け条件
    設定手段と、 前記記憶手段から図面データを読み出して、前記選択情
    報から決まるユニット又は部品を詳細図、前記関係付け
    情報を基に前記詳細図に関して関係付けのあるユニット
    又は部品を外郭図として作図する処理を実行し、その設
    計図面を前記表示手段に表示させる作図手段とを備えた
    ことを特徴とする作図図面表示装置。
  2. 【請求項2】 前記関係付け情報は、前記部品間の組付
    条件を示す組付条件データであって、 前記作図手段は、前記選択情報から決まるユニット又は
    部品を詳細図、前記組付条件データを基に前記詳細図に
    関して関係付けのあるユニット又は部品を外郭図として
    作図する処理を実行し、その設計図面を前記表示手段に
    表示させることを特徴とする請求項1に記載の作図図面
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記関係付け情報は、前記作図図面対象
    をユニット又は部品の単位でその組付関係を階層的に示
    し、前記部品間の組付条件を示すアッセンブリ構造デー
    タであって、 前記作図手段は、前記選択情報から決まるユニット又は
    部品を詳細図、前記アッセンブリ構造データを基に前記
    詳細図に関して関係付けのあるユニット又は部品を外郭
    図として作図する処理を実行し、その設計図面を前記表
    示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の作図図面表示装置。
  4. 【請求項4】 前記関係付け情報は、前記ユニット及び
    部品の間の関係の有無を設定するテンポラリ構造データ
    であって、 前記作図手段は、前記選択情報から決まるユニット又は
    部品を詳細図、前記テンポラリ構造データを基に前記詳
    細図と関係のあるユニット又は部品を外郭図、前記テン
    ポラリ構造データを基に前記詳細図と関係のないユニッ
    ト又は部品を省略して作図する処理を実行し、その設計
    図面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求
    項1〜3のうちいずれか一項に記載の作図図面表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記作図手段は、前記情報から決まるユ
    ニット又は部品を詳細図、前記関係付け情報を基に前記
    詳細図に関して関係付けのあるユニット又は部品を外郭
    図として作図する処理を、前記作図図面対象をユニット
    又は部品の単位でその組付関係を階層的に示した組付関
    係データの階層ごとに、上位層側から順に段階的に実行
    することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項
    に記載の作図図面表示装置。
  6. 【請求項6】 前記作図手段は、前記設計図面において
    孔又は凹部に組み付けられた部品の外郭図を作図する際
    に、前記孔又は凹部に組み付けられる部品の径を、前記
    部品又は凹部の径に合わせて簡略化することで前記外郭
    図を作図する処理を実行することを特徴とする請求項1
    〜5のうちいずれか一項に記載の作図図面表示装置。
  7. 【請求項7】 作図図面対象物に関する設計図面をコン
    ピュータ支援のもとに作成し、前記設計図面が表示手段
    に表示される作図図面表示装置に用いられる作図図面表
    示方法であって、 前記コンピュータの表示条件設定手段が、前記設計図面
    のうち詳細図又は外郭図として表示させる部分を選択す
    る際に、入力手段により入力された選択情報を取り込む
    ステップと、 同じく関係付け条件設定手段が、前記部品間の関係付け
    を決めるために、前記入力手段を用いて入力された関係
    付け情報を取り込むステップと、 同じく作図手段が、記憶手段に記憶された図面データを
    読み出して、前記選択情報から決まるユニット又は部品
    を詳細図、前記関係付け情報を基に前記詳細図に関して
    関係付けのあるユニット又は部品を外郭図として作図す
    る処理を実行し、その設計図面を前記表示手段に表示さ
    せるステップとを実行することを特徴とする作図図面表
    示方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の各ステップをコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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