JP2003122117A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2003122117A
JP2003122117A JP2001314963A JP2001314963A JP2003122117A JP 2003122117 A JP2003122117 A JP 2003122117A JP 2001314963 A JP2001314963 A JP 2001314963A JP 2001314963 A JP2001314963 A JP 2001314963A JP 2003122117 A JP2003122117 A JP 2003122117A
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JP
Japan
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toner
developing device
developing
carrier
housing
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JP2001314963A
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English (en)
Inventor
Manabu Suzuki
学 鈴木
Kenji Okada
健嗣 岡田
Eita Sakaba
英太 坂場
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真装置の現像装置において、トナー濃
度が低い場合、キャリアが磁力により連なり現像磁気ロ
ールがキャリアを介して現像装置のハウジングに短絡
し、現像磁気ロールにかかっていた電位が正常に保つこ
とができなくなって、印刷薄や白抜けなど印刷品質低下
の原因となることがある。 【解決手段】 電子写真装置の現像装置において、トナ
ー及びキャリアを納め、内側表面に被膜厚さ30〜15
0μmのフッ素被膜を施したアルミ合金からなるハウジ
ングを設けたことにより、課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置の現
像装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電子写真を用いる複写機やレーザビーム
プリンタでは、トナー補給装置または直接トナーカート
リッジから現像装置内へトナーが補給され、現像装置内
の鉄粉からなるキャリアとともにトナーが磁石を内蔵し
たマグネットロール円周上に付着し感光体側に搬送さ
れ、搬送されたそのトナーが感光体上の静電潜像に付着
し現像される。 【0003】通常現像プロセスではトナーをキャリアと
均一に混合させかつ帯電させるためにスクリュー状の攪
拌部材で攪拌しており、現像装置内にそれによる摩擦熱
や現像磁気ロールのうず電流により発生する熱が蓄積し
てトナーが高温になった場合、トナーが変質し塊状とな
り印刷品質障害の原因となるため、トナーおよびキャリ
アを収納する現像装置のハウジングには放熱性のよいア
ルミ合金材を使用しているものが多い。 【0004】図2は従来の電子写真装置における現像装
置1周辺の断面図である。感光体2に対向して内部にマ
グネットを内蔵し金属の筒状の現像磁気ロール3と、そ
の下に感光体に付着したキャリアを回収するマグネット
を内蔵した清掃磁気ロール4が設置している。現像装置
1のトナー補給口の下にはトナー5と鉄粉からなるキャ
リア6を均一に混合するスクリュー状の攪拌部材7,
8,9が設置され、その周辺をアルミ合金材からなるハ
ウジング10で囲みトナー5とキャリア6を収納してい
る。 【0005】トナー5は上部にあるトナー補給装置11
から現像装置1内部にあるトナー濃度センサ12により
キャリア6と一定の濃度になるように制御し補給され、
トナー5はキャリア6と均一に混合するように攪拌され
ると同時に摩擦によりトナー5はマイナスに帯電する。
均一に混合されたトナー5とキャリア6は、鉄粉からな
るキャリア6は磁力により現像磁気ロール3に引き寄せ
られトナー5も一緒に現像磁気ロール3に付着し現像磁
気ロール3の回転により感光体2側に搬送される。 【0006】一方感光体2の表面は、帯電器13により
均一に一定のマイナスの電位に帯電し、次行程のレーザ
ビーム照射14により感光体2の露光された部分の表面
電位は当初の約10〜20%の電位に落ち静電潜像が形
成される。現像装置1側のトナー5とキャリア6が付着
した現像磁気ロール3は感光体2表面の初期電位の50
〜70%になるように一定の電圧(以後バイアス電圧と
称す)が掛かっている。 感光体2上の静電潜像が現像
装置1の現像磁気ロール3付近にくるとマイナスに帯電
しているトナー5は、現像磁気ロール3がマイナスの電
位が掛かっているため、静電気力により感光体の電位が
下がった静電潜像部分に付着し、感光体2上の静電潜像
は現像される。 【0007】感光体2上に現像されたトナー5は次行程
で転写装置15により用紙16に転写され、更に次行程
で定着される。現像装置1内のトナー5は攪拌による摩
擦熱や現像磁気ロールのうず電流から発生する熱などに
より高温となりやすく、熱によりトナー5が変質して塊
状になることを防ぐため、従来の現像装置1ではハウジ
ング10に熱伝導率の高いアルミ合金材を使い更に放熱
しやすい放熱フィン17などを付けるなどして蓄熱しな
いようにしている。 【0008】現像装置1内のトナー濃度が低くなってキ
ャリア6の比率が増した時など、図3のように現像装置
1内のキャリア6は磁性体であるためキャリア6どうし
が磁力により連なりやすく、清掃磁気ロール4や現像磁
気ロール3からそれらに掛かっているバイアス電圧が連
なった導体であるキャリア6を通ってハウジング10に
落ちてしまう。その場合ハウジング10は接地されてい
るため、バイアス電圧を正常に保つことができず、印字
の濃度が薄くなったり白く抜けたりして印刷不具合の原
因となる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】通常の反転現像方式の
電子写真装置では、トナーは攪拌によりキャリアなどと
混合されながら同時にトナー自身はマイナスに帯電さ
れ、キャリアとの磁力により現像磁気ロールに引き寄せ
られ混合されたトナーも一緒に現像磁気ロールに付着す
る。 一方感光体は帯電器によりマイナスに帯電され次
行程でレーザーなどで露光された部分は約10〜20の
電位に落ち静電潜像を形成する。 感光体上の静電潜像
の部分が現像装置の現像磁気ロール付近までくるとマイ
ナスに帯電したトナーは現像磁気ロールから電位の落ち
た感光体上の静電潜像へ静電気力により付着する。 【0010】通常、現像磁気ロールは更に静電気力によ
り現像磁気ロール上のトナーが感光体上の静電潜像部分
に付着しやすいように感光体帯電電位の約50〜70%
の電位(バイアス電圧)がかけられている。しかし、ト
ナーの濃度が低い時など、成分が鉄であるキャリアは磁
性体であるため磁力によりキャリアどうしが連なり、現
像磁気ロールにかかっているバイアス電圧が連なった導
体であるキャリアを通ってアルミ合金材のハウジングに
短絡してしまう場合がある。通常ハウジングは接地され
ているため、現像磁気ロール上のバイアス電圧は正常に
保つことができず、印字が薄くなったりする印刷品質の
低下の原因となる場合がある。 【0011】本発明の目的は、前記課題をなくし高印刷
品質を維持する現像装置を提供することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】前記目的は、トナー及び
キャリアを収納する現像装置のハウジングの内側表面に
被膜厚さ30〜150μmのフッ素コーティングを施す
ことにより達成される。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1により説明
する。図1において、現像装置1のハウジング10は熱
伝導率が高いアルミ合金材であって内側表面に被膜厚さ
30〜150μmの潤滑性のよく絶縁性の高いフッ素コ
ーティング18が施されており、放熱効果を高めるため
に放熱フィン17がついている。 【0014】ハウジング10のアルミ合金の熱伝導率が
200〜230 W/m・Kに対し、フッ素コーティング1
8の被膜の熱伝導率は0.10〜0.25W/m・Kである
が、フッ素コーティング18被膜厚さが150μm以下
であればハウジング10の放熱性に影響する割合は小さ
く、ハウジングの形状によって放熱する温度が多少異な
るが、現像装置1内部の温度をトナーが変質して塊状と
なるトナーのガラス転移温度約60℃より低く保つこと
が実験で判っている。 【0015】従って、現像装置1のハウジング10に施
されているフッ素コーティング18は被膜厚さ150μ
m以下であるので、現像装置1内部の温度が上昇しトナ
ーが変質して塊状となることはない。 【0016】また、トナー濃度が低くなり磁力により連
なったキャリア7により通電経路が発生しても、ハウジ
ング10内側表面は被膜厚さ30μm以上のフッ素コー
ティング18により絶縁されているため、バイアス電圧
がハウジング10に短絡してバイアス電圧が変動するこ
とはなく、またそれにより印字薄や印字抜けなどの印刷
品質不具合を招くことはない。 【0017】なお、フッ素コーティング18の被膜厚さ
が30μm未満の場合、フッ素コーティング18にピン
ホールができやすく、フッ素コーティング18の耐圧値
がバイアス電圧以上を確保できずにバイアス電圧がハウ
ジング10に短絡しやすいため、フッ素コーティング1
8の被膜厚さは30μm以上であることが、バイアス電
圧が短絡することを防ぐには必要である。 【0018】 【発明の効果】本発明によれば、現像装置のハウジング
に被膜厚さ30〜150μmフッ素コーティングを内側
表面に施したアルミ合金材により、マグネットロールや
キャッチロールに掛かっているバイアス電圧が磁力によ
り連なったキャリアを介してハウジングに落ちることを
防ぎ、高品質な印刷を維持できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例である現像装置の模式図で
ある。 【図2】 従来の現像装置の模式図である。 【図3】 従来の現像装置の模式図である。 【符号の説明】 1…現像装置、2…感光体、3…現像磁気ロール、4…
清掃磁気ロール、5…トナー、6…キャリア、7,8,
9…攪拌部材、10…ハウジング、11…トナー補給装
置、12…トナー濃度センサ、13…帯電器、14…レ
ーザ照射、15…転写装置、16…用紙、17…放熱フ
ィン、18…フッ素コーティング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AB02 AC02 AD06 BA08 FA13 FA26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 感光体に形成された静電潜像にトナーを
    付着させて像を形成する電子写真装置の現像装置におい
    て、 トナー及びキャリアを納め、内側表面に被膜厚さ30〜
    150μmのフッ素被膜を施したアルミ合金からなるハ
    ウジングを設けたことを特徴とする現像装置。
JP2001314963A 2001-10-12 2001-10-12 現像装置 Pending JP2003122117A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134275A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016001296A (ja) * 2014-05-22 2016-01-07 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010134275A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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