JP2003121053A - 貯蔵庫のフロントパネル取付け構造 - Google Patents

貯蔵庫のフロントパネル取付け構造

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JP2003121053A JP2001314452A JP2001314452A JP2003121053A JP 2003121053 A JP2003121053 A JP 2003121053A JP 2001314452 A JP2001314452 A JP 2001314452A JP 2001314452 A JP2001314452 A JP 2001314452A JP 2003121053 A JP2003121053 A JP 2003121053A
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優 広沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体に大きな有効貯蔵容積を確保したもと
で、厨房内のスペースを有効利用し得る。 【解決手段】 冷却貯蔵庫10は、内部画成した貯蔵室
12bに被貯蔵物が冷却貯蔵される本体12の左側部
に、機械室14aを内部画成したユニット収納部14が
隣接配置される。機械室14aには、冷却器28や冷凍
機構32等からなり、貯蔵室12bを冷却するための冷
却ユニット34が、ユニット収納部14の前部に形成し
た前側開口部14bを介して引出し可能に収納される。
前側開口部14bを開閉するフロントパネル62が、冷
却ユニット34に回動可能に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貯蔵庫のフロン
トパネル取付け構造に関し、更に詳しくは、空調ユニッ
トが収納されるユニット収納部を、被貯蔵物が貯蔵され
る本体に隣接配置した貯蔵庫において、前記ユニット収
納部の前側開口部を開閉するフロントパネルを、前記空
調ユニットに回動可能に配設するようにした貯蔵庫のフ
ロントパネル取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食材等を貯蔵する貯蔵室を内部画成した
本体と、貯蔵室を冷却するための冷却ユニット(空調ユ
ニット)を収納するユニット収納部とを水平に隣接配置
したアンダーカウンタ式の冷却貯蔵庫(貯蔵庫)が、特に
業務用の分野で好適に使用されている。例えば図11に
示すように、冷却貯蔵庫10における本体12には、こ
れと隣接してユニット収納部14が並設され、両者の上
面に水平な天板16が配設されて、これが調理台やカウ
ンタとして機能するようになっている。本体12は、そ
の前部に開口部12a,12a(図12に一部図示)が形
成された横長の箱形に形成され、その内部に食材等の被
貯蔵物を貯蔵する貯蔵室12bが画成される。また本体
12の前面には、例えば観音開き式の断熱扉18,18
が開閉可能に配設され、該扉18,18により開口部1
2a,12aが開閉されるようになっている。
【0003】前記ユニット収納部14は、側板、背板、
底板および前記天板16等によって箱形に形成されて、
その内部に、前記貯蔵室12bを冷却する冷却ユニット
(図示せず)を収納する機械室14aが画成されている。
なお、冷却ユニットは、圧縮機、凝縮器、冷却器等で構
成され、これら冷却ユニットはユニット収納部14の前
部に形成された前側開口部14bを介して機械室14a
から引出し可能に構成される。またユニット収納部14
の前側開口部14bは、該収納部14の前面に回動可能
に配設されたフロントパネル20により開閉されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記フロントパネル2
0は、貯蔵室12bと機械室14aとを仕切る本体12
の隔壁に配設された上下に離間する一対のヒンジ22,
22を介して回動可能に配設されており、前記前側開口
部14bを開放する場合は、該ヒンジ22,22を支点
として本体前面側に向けて回動するよう構成される。
【0005】このフロントパネル20の開放状態におい
ては、図12に示す如く、前記本体12の前面とフロン
トパネル20とが重なるため、本体12の前面における
ユニット収納部側に重なるスペースを確保しなければな
らない。すなわち、本体12の前面に配設される前記断
熱扉18の幅寸法を、フロントパネル20と干渉しない
ように短かくすると共に、本体12の開口部12aの開
口寸法も対応して小さくしなければならず、該開口部1
2aからの被貯蔵物の出し入れがし難くなる。また前記
開口部12aの開口寸法を小さくするため、貯蔵室12
bにおける前側隅部にデッドスぺースSが発生し、被貯
蔵物を貯蔵し得る有効貯蔵容積が減少したり、該デッド
スペースSにゴミ等が溜まり易くなると共に、掃除性に
劣る問題が指摘される。
【0006】なお、前記フロントパネル20の枢着位置
を、本体側とは反対側のユニット収納部14に設定すれ
ば、フロントパネル20の開放時に本体前面と重なるこ
とはなくなるから、前述したデッドスペースSが発生す
る等の問題を解消することは可能である。しかるにこの
場合は、ユニット収納部14を厨房の壁面に密着させて
据付けると、フロントパネル20の充分な回動スペース
が確保できなくなり、その全開時においても冷却ユニッ
トの引出しの邪魔となってしまう。従って、冷却ユニッ
トをメンテナンスのために機械室14aから引出す際に
は、フロントパネル20を取外す煩雑な作業が必要とな
る。また逆に、フロントパネル20の充分な回動スペー
スを確保するためにユニット収納部14と壁面と間に隙
間をあけると、狭い厨房内におけるスペースの有効利用
が図れなくなる問題を招く。
【0007】
【発明の目的】この発明は、前述した貯蔵庫のフロント
パネル取付け構造に内在している前記問題に鑑み、これ
を好適に解決するベく提案されたものであって、本体に
大きな有効貯蔵容積を確保したもとで、厨房内のスペー
スを有効利用し得るようにした貯蔵庫のフロントパネル
取付け構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る貯蔵庫のフロント
パネル取付け構造は、被貯蔵物を貯蔵する本体に隣接し
て、内部画成された機械室に空調ユニットが収納される
ユニット収納部を配置した貯蔵庫において、前記ユニッ
ト収納部に形成される前側開口部を、前記空調ユニット
に回動可能に配設したフロントパネルにより開閉するよ
う構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る貯蔵庫のフロ
ントパネル取付け構造につき、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下説明する。なお、図11お
よび図12に関して説明した部材と同一の部材について
は、同一の符号で指示する。
【0010】図1に示す貯蔵庫としての冷却貯蔵庫10
は、横長に形成した箱状の本体12の内部に、食材等の
被貯蔵物を冷却貯蔵するための貯蔵室12bが画成され
ると共に、本体12の前側には、該本体12の前部に開
設した複数の開口部12aと対応して、各開口部12a
を開閉可能に閉成する断熱扉18が夫々配設されてい
る。なお、本体前面の左側(ユニット収納部側)に配設さ
れる断熱扉18は、本体12における前面左側に配設さ
れる上下一対のヒンジ部材24(図3に一方のみ図示)に
枢着されている。また本体12の上面に配設される天板
16は、調理台を兼ねると共に本体左側に所定長さ延出
する。
【0011】前記本体12の一側部(図1の左側)には、
前記貯蔵室12bと隔壁25を隔てて隣接する機械室1
4aを内部画成したユニット収納部14が隣接配置され
ている。このユニット収納部14は、矩形状の枠体に、
側板、背板、底板を配設すると共に、前記本体12から
延出する天板16が上部に配設されることで箱状に形成
されると共に、その前部には前側開口部14bが形成し
てある。また、ユニット収納部14の内部上方には、図
3に示す如く、前記隔壁25に形成した開口25aを介
して前記貯蔵室12bと連通する冷却箱26が配設され
る。そしてこの冷却箱26の内部に、貯蔵室12b内を
冷却するべく機能する後述の冷却器28および庫内ファ
ン30が収納されるようになっている。
【0012】前記機械室14aには、前記冷却器28や
冷凍機構32等からなり、前記貯蔵室12bを冷却する
ための冷却ユニット(空調ユニット)34が、前記前側開
口部14bを介して引出し可能に収納されている(図2
参照)。すなわち、機械室14aに前後動可能に収納さ
れる移動台36に、図3に示す如く、冷凍機構32を構
成する凝縮器38、凝縮用ファン40および圧縮機42
が、機械室14aの前側から後側に向けて順に配置して
ある。また凝縮器38の右側(本体側)には、前記冷却箱
26の前面側に形成した開口26aを閉塞する断熱蓋4
4がブラケット46を介して固定されると共に、該断熱
蓋44の背面側に冷凍機構32から導出した冷媒配管
(図示せず)が連通接続される冷却器28が取付けられて
いる。そして、冷却ユニット34を機械室14aに収納
している状態で、冷却器28が冷却箱26に収納される
と共に、断熱蓋44が冷却箱26の開口26aを閉塞す
るよう位置決めしてある。なお、冷却器28を凝縮器3
8の側方に配置することで、冷却ユニット全体の高さ寸
法を抑えるようになっている。
【0013】前記冷却器28は、図7に示す如く、断熱
蓋44に配設された下方に開放するケーシング48の内
部に収容され、また冷却器28より上方のケーシング内
に庫内ファン30が配置されている。そして、該庫内フ
ァン30を回転した場合は、前記隔壁25の開口25a
から冷却箱26の内部に吸引された貯蔵室内空気が、前
記ケーシング48に下方から流入して冷却器28を下方
から上方に移動する過程で冷却され、この冷気が庫内フ
ァン30から貯蔵室12bに吹出されて循環するように
なっている。この場合に、冷却器28と庫内ファン30
とを横方向に重なるように配置するのではなく、上下の
関係で配置したことで、ケーシング内を下方から上方に
流通する空気は、冷却器28の全体に亘って通過するこ
ととなり、効率的な熱交換を行ない得るよう構成してあ
る。
【0014】前記冷却器28の下部には、除霜用のガラ
ス管ヒータ50が、カバー52を介して配設されてい
る。このカバー52は、図5および図8に示すように、
冷却器28への取付け部52aと、ガラス管ヒータ50
の配設位置より貯蔵室側に臨む防熱部52bと、ガラス
管ヒータ50の上方に位置して防熱部52bから離間す
るにつれて下方傾斜する防滴部52cとから基本的に構
成される。また防熱部52bおよび防滴部52cは、ガ
ラス管ヒータ50の略全長を覆い得る寸法に設定され、
除霜運転に際して加熱されたガラス管ヒータ50による
貯蔵室12b内の被貯蔵物への熱影響を防熱部52bで
防ぐと共に、冷却器28から滴下する露がガラス管ヒー
タ50に掛かるのを防滴部52cにより防止するように
なっている。なお、防滴部52cにおける傾斜上端部に
は、ガラス管ヒータ50の上方からは離間した位置に、
所要寸法の切欠52dが形成されて上下に連通するよう
構成される。すなわち、冷却運転に際して防滴部52c
により冷気の流れが邪魔されるのを抑制すると共に、除
霜運転時において防熱部52bと防滴部52cとの連設
部に熱が溜まるのを防止して除霜効率を向上させ得るよ
うになっている。
【0015】前記断熱蓋44の前面上部に、冷却貯蔵庫
10の運転制御を行なうマイコンボード、温度設定スイ
ッチおよび電源スイッチ等を収納した電装箱54が配設
されている。この電装箱54における本体側を向く側面
上部位置に、図4に示す如く、上部雄型ヒンジ56が配
設される。また電装箱54の下方に位置する移動台36
に、上部雄型ヒンジ56と上下の関係で整列する下部雄
型ヒンジ58が取付板60を介して配設され、前記ユニ
ット収納部14の前側開口部14bを開閉するフロント
パネル62は、両雄型ヒンジ56,58に回動可能に配
設されるよう構成される。
【0016】前記フロントパネル62には、その背面
(機械室側を向く面)における右端部(本体側の端部)の上
下離間位置に、前記上下の雄型ヒンジ56,58に着脱
可能な雌型ヒンジ64,64が配設され、雄型ヒンジ5
6,58に雌型ヒンジ64,64を枢着することで、当該
フロントパネル62が冷却ユニット34に回動可能に配
設される。またフロントパネル62の右端は、図6に示
す如く、前記電装箱54の右端より本体側に所定長さだ
け延出すると共に、該電装箱54および取付板60と本
体12の対向する左側面との間には、フロンパネル62
の右延出部62aの回動を許容する所定幅の隙間Gが画
成してある。更に、フロントパネル62により前側開口
部14bを閉成した状態で、その背面が、前記本体12
の前面より前方に位置するよう設定され、これによって
前記隙間Gを含む前側開口部14bを略全面的に閉成し
得るようになっている。
【0017】またフロントパネル62の右縦側面(枢着
側の縦側面)は、図6に示す如く、背面側から前面側に
向かうにつれて本体側から離間する(他方の縦側面に近
接する)傾斜面62bとされ、該パネル62の開閉時に
右延出部62aが前記本体12や断熱扉18と干渉する
のを防止すると共に、該断熱扉18の開閉時にフロント
パネル62と干渉するのを防止し得るよう構成される
(図9および図10参照)。
【0018】
【実施例の作用】次に、実施例に係るフロントパネル取
付け構造の作用につき、以下に説明する。前記冷却ユニ
ット34を機械室14aに収納した状態で、図3に示す
如く、前記ユニット収納部14の前側開口部14bはフ
ロントパネル62により閉成されると共に、前記冷却器
28は冷却箱26に収納される。この状態で冷却ユニッ
ト34の運転を開始すると、前記冷凍機構32から冷却
器28に冷媒が循環供給されて該冷却器28が冷却され
る。また前記庫内ファン30が回転し、図7に示す如
く、前記貯蔵室12b内における底部側の空気が隔壁2
5の開口25aを介して冷却箱26の下部側に吸込まれ
る。この空気は、前記ケーシング48に下方から流入し
て前記冷却器28との間で熱交換を行なった後、その上
部の庫内ファン30を介して貯蔵室12b内に吹出さ
れ、これにより貯蔵室12b内が冷却される。この場合
に、庫内ファン30は冷却器28の上方に位置している
から、ケーシング48を流れる空気は該冷却器28の全
体を通過することとなり、効率的な空気の冷却が達成さ
れる。また、冷却器28の下部に配設した前記カバー5
2におけるガラス管ヒータ50の上部を覆う防滴部52
cには、上下に連通する切欠52dが形成されているか
ら、該切欠52dを介して空気が冷却器28側に流れ
る。すなわち、カバー52により空気の流れが阻害され
ることで冷却効率が低下するのは抑制される。なお、冷
却器28での効率的な熱交換が可能となるから、該冷却
器28として小型のものを使用しても同じ能力が期待で
き、この場合は機械室内のスペースの有効活用も可能と
なる。
【0019】次に、除霜運転が開始されると、前記ガラ
ス管ヒータ50への通電が開始され、該ヒータ50によ
り前記冷却器28が加熱されて霜が溶け、除霜が達成さ
れる。この場合に、冷却器28から滴下する露は、前記
カバー52の防滴部52cによりガラス管ヒータ50に
直接掛かるのは防止される。また、ガラス管ヒータ50
と貯蔵室12bとの間には防熱部52bが臨んでいるか
ら、該ヒータ50の熱が貯蔵室12bに侵入するのは抑
制され、被貯蔵物の熱影響を防ぐことができる。更に、
防熱部52bと防滴部52cとの連設部には前記切欠5
2dが形成されているから、ガラス管ヒータ50の熱が
該連設部に溜まることなく、冷却器28に効率的に伝わ
って除霜効率を向上し得る。なお、切欠52dはガラス
管ヒータ50の上方からは離間しているから、冷却器2
8から滴下する露が切欠52dを介して該ヒータ50に
掛かることはない。
【0020】前記冷却ユニット34を点検するに際して
は、前記フロントパネル62をヒンジ56,58,64,
64を支点として本体側に回動して前側開口部14bを
開放する。この場合に、フロントパネル62を冷却ユニ
ット34に回動可能に配設すると共に、該パネル62の
右延出部62aを収容可能な隙間Gを電装箱54,取付
板60と本体12との間に画成しているから、フロント
パネル62の全開時において本体前面との重なりは殆ど
なくなる。すなわち、本体12側にフロントパネル62
との重なりのためのスペースを設ける必要はなく、これ
によって断熱扉18の幅寸法を大きく設定し得ると共に
前記開口部12aの開口寸法も大きく設定でき、被貯蔵
物の出し入れが容易になると共に、貯蔵室12bにおけ
る前側隅部にデッドスぺースSが発生することもなく、
有効貯蔵容積も増える。また、デッドスペースSにゴミ
等が溜まったり掃除性が低下することも解消される。
【0021】また実施例では、フロントパネル62の右
縦側面に傾斜面62bが形成されているから、その枢着
部からパネル前面角部の本体側への突出寸法は少なくな
る。。すなわち、図9に想像線で示すように、フロント
パネル62を断熱扉18と干渉させることなく全開する
ことができ、また図10に想像線で示すように、断熱扉
18をフロントパネル62と干渉させることなく全開す
ることもできる。そして、前記傾斜面62bにより、断
熱扉18および開口部12aの寸法を更に大きく設定し
得るようになる。更に、フロントパネル62で前側開口
部14bを閉成した状態で、その背面は本体12の前面
より前方に位置するよう設定してあるから、フロントパ
ネル62の枢着部から本体側に前記右延出部62aを延
出し、その端を本体側に近づけることができる。すなわ
ち、右延出部62aの端の回動軌跡が本体12と干渉し
ない範囲で本体側により近づけることが可能となり、こ
れによって前記隙間Gを含む前側開口部14bを略全面
的に閉成し得るようになる。
【0022】なお、前記フロントパネル62の枢着部を
本体側としてあるから、前記ユニット収納部14の左端
面(本体側とは反対の面)を厨房の壁面に密着させること
ができ、狭い厨房内におけるスペースの有効利用を図る
ことができる。また実施例のフロントパネル62は、ユ
ニット収納部14に収納される冷却ユニット34に配設
されるものであるから、該フロントパネル62を開放す
ることなく該冷却ユニット34を前記機械室14aから
引出すことが可能である。
【0023】実施例の冷却ユニット34では、前記凝縮
器38の側方に冷却器28を配置したから、ユニット全
体の高さ寸法を小さく抑えることができ、これによって
冷却貯蔵庫自体の高さ寸法も小さくすることが可能とな
る。また冷却ユニット34の高さ寸法を小さく抑えるこ
とで、ユニット自体の強度を向上させ得ると共に安定化
が図られる。
【0024】なお実施例では、貯蔵庫として被貯蔵物を
冷却する場合で説明したが、被貯蔵物を加温するもので
あってよい。またフロントパネルは、実施例のように電
装箱や取付板でなく、冷却ユニット(空調ユニット)を構
成する他の部材に枢着する構成を採用し得る。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る貯蔵庫
のフロントパネル取付け構造によれば、ユニット収納部
に収納される空調ユニットにフロントパネルを回動可能
に配設したから、ユニット収納部を厨房の壁面に密着さ
せることが可能となり、狭い厨房内におけるスペースの
有効利用を図り得る。またフロントパネルの枢着部を本
体側とした場合においても、該パネルの開放時に本体前
面に重ならないよう構成し得るから、本体に形成される
貯蔵物の出し入れ用の開口部や断熱扉の寸法を大きくす
ることが可能となり、被貯蔵物の出し入れが容易になる
と共に、本体内にデッドスぺースを発生させないように
し得る。従って、有効貯蔵容積を増やしたり、掃除性を
向上することができる。
【0026】更に、フロントパネルにより前側開口部を
閉成した状態で、その機械室側の面が、本体の前面より
前方に位置するよう設定したことで、フロントパネルの
開閉時に本体側に干渉させることなく前側開口部を略全
面的に閉成することを可能とし得る。また、フロントパ
ネルにおける枢着側の縦側面に傾斜面を形成したこと
で、該パネルの枢着側の端を本体側に近づけることが可
能となり、本体とユニット収納部との間の前側を覆うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る冷却貯蔵庫を示
す外観斜視図である。
【図2】 実施例に係る冷却貯蔵庫のユニット収納部か
ら冷却ユニットを引出す状態を示す要部外観斜視図であ
る。
【図3】 実施例に係る冷却貯蔵庫を一部破断して示す
要部平面図である。
【図4】 実施例に係る冷却ユニットを示す正面図であ
る。
【図5】 実施例に係る冷却ユニットを示す側面図であ
る。
【図6】 実施例に係るフロントパネルと本体および断
熱扉の関係を示す説明図である。
【図7】 実施例に係る冷却箱に冷却器を収納した状態
を示す概略構成図である。
【図8】 実施例に係るガラス管ヒータのカバーを示す
縦断側面図である。
【図9】 実施例に係るフロントパネルを開閉する状態
を示す説明図である。
【図10】 実施例に係る本体の断熱扉を開閉する状態
を示す説明図である。
【図11】 従来の技術に係る冷却貯蔵庫の正面図であ
る。
【図12】 従来の技術に係るフロントパネルと本体お
よび断熱扉の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
12 本体,14 ユニット収納部,14a 機械室,1
4b 前側開口部 34 冷却ユニット(空調ユニット),62 フロントパネ
ル,62b 傾斜面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被貯蔵物を貯蔵する本体(12)に隣接し
    て、内部画成された機械室(14a)に空調ユニット(34)が
    収納されるユニット収納部(14)を配置した貯蔵庫におい
    て、 前記ユニット収納部(14)に形成される前側開口部(14b)
    を、前記空調ユニット(34)に回動可能に配設したフロン
    トパネル(62)により開閉するよう構成したことを特徴と
    する貯蔵庫のフロントパネル取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記フロントパネル(62)により前側開口
    部(14b)を閉成したときに、その機械室側の面が、前記
    本体(12)の前面より前方に位置するよう設定されている
    請求項1記載の貯蔵庫のフロントパネル取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記フロントパネル(62)は、空調ユニッ
    ト(34)における本体側の側部に枢着されている請求項1
    または2記載の貯蔵庫のフロントパネル取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記フロントパネル(62)における枢着側
    の縦側面には、背面側から前面側に向かうにつれて他方
    の縦側面に近接する傾斜面(62b)が形成されている請求
    項1〜3の何れかに記載の貯蔵庫のフロントパネル取付
    け構造。
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JP2009092261A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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