JP2003120618A - 締結材 - Google Patents

締結材

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JP2003120618A
JP2003120618A JP2001319083A JP2001319083A JP2003120618A JP 2003120618 A JP2003120618 A JP 2003120618A JP 2001319083 A JP2001319083 A JP 2001319083A JP 2001319083 A JP2001319083 A JP 2001319083A JP 2003120618 A JP2003120618 A JP 2003120618A
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JP
Japan
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ring
shaped clip
fastening
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fastened
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JP2001319083A
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English (en)
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Tokuzo Murai
徳三 村井
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MEIHO Inc
MEIHOU KK
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MEIHO Inc
MEIHOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼却したときにダイオキシンが発生するのを
防止する。 【解決手段】 鋼からなる板体がU字形に湾曲され、湾
曲部41と湾曲部41から伸長した1本の脚部42aと
湾曲部41から伸長した2本の脚部42bとを有するU
字形クリップ本体43の内側部すなわちU字形クリップ
本体43が被締結材を締結するために変形されたときに
被締結材たとえば周縁ワイヤ、スプリングワイヤと接す
る部分に、表面にポリエチレンテレフタレート樹脂層を
有する防音層44を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はU字形クリップ、C
リング等の締結材本体を変形させることにより被締結材
を締結する締結材に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図5は従来のU字形クリップ(特開昭5
4−91662号公報、特開昭58−24609号公
報)を示す図で、(a)は斜視図、(b)は縦断面図ある。
図に示すように、板体がU字形に湾曲され、湾曲部1と
湾曲部1から伸長した脚部2a、2bとを有するU字形
クリップ本体3の内側部に、表面に塩化ビニル樹脂層を
有する防音層4が設けられている。 【0003】図6は図5に示したU字形クリップにより
被締結材を締結した状態を示す斜視図である。図に示す
ように、ベッドの周縁ワイヤ11とスプリングワイヤ1
2とが図5に示したU字形クリップ13により締結され
ている。すなわち、締付装置(図示せず)により脚部2
a、2bが変形され、脚部2a、2bが変形されたU字
形クリップ13により周辺ワイヤ11とスプリングワイ
ヤ12とが締結されている。 【0004】このU字形クリップにおいては、U字形ク
リップ本体3の内側部すなわちU字形クリップ本体3が
被締結材を締結するために変形されたときに被締結材た
とえば周縁ワイヤ11、スプリングワイヤ12と接する
部分に防音層4が設けられているから、U字形クリップ
本体3が直接被締結材に接触することがなく、防音層4
が被締結材に接触するので、締付装置を用いてU字形ク
リップ13により被締結材を締結するとき、ベッド等の
使用時において人が動いたときなどに、不快な金属摩擦
音が発生するのを防止することができる。 【0005】図7は従来のCリング(特開昭61−24
4913号公報)を示す図で、(a)は正面図、(b)は
(a)の拡大A−A断面図である。図に示すように、丸線
材をC字形に湾曲したCリング本体21に塩化ビニル樹
脂からなるチューブ状の防音材22が被覆されている。 【0006】このようなCリングは自動車用椅子のクッ
ション部の2本のスプリングワイヤを締結する場合など
に使用され、たとえば2本のスプリングワイヤをCリン
グにより締結する場合には、Cリング内に2本のスプリ
ングワイヤを位置させたのち、締付装置(図示せず)に
よりCリングの両側部23を締め付けて、Cリング本体
21を変形させ、変形したCリング本体21により2本
のスプリングワイヤを束ねた状態とする。 【0007】このCリングにおいては、Cリング本体2
1に防音材22が被覆されているから、Cリング本体2
1が直接被締結材に接触することがなく、防音材22が
被締結材に接触するので、締付装置を用いてCリングに
より被締結材を締結するとき、自動車用椅子等の使用時
において人が動いたときなどに、不快な金属摩擦音が発
生するのを防止することができる。 【0008】図8は従来の他のCリング(特開昭61−
244913号公報)を示す図で、(a)は正面図、(b)
は(a)の拡大B−B断面図である。図に示すように、丸
線材をC字形に湾曲したCリング本体31の内側部すな
わちCリング本体31が被締結材を締結するために変形
されたときに被締結材たとえば2本のスプリングワイヤ
と接する部分に、表面に塩化ビニル樹脂層を有する防音
層32が設けられている。 【0009】このCリングにおいては、Cリング本体3
1の内側部に防音層32が設けられているから、Cリン
グ本体31が直接被締結材に接触することがなく、防音
層32が被締結材に接触するので、締付装置を用いてC
リングにより被締結材を締結するとき、自動車用椅子等
の使用時において人が動いたときなどに、不快な金属摩
擦音が発生するのを防止することができる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなU
字形クリップ、Cリングにおいては、U字形クリップ本
体3の内側部に塩化ビニル樹脂層を有する防音層4が設
けられ、Cリング本体21に塩化ビニル樹脂からなる防
音材22が被覆され、Cリング本体31の内側部に塩化
ビニル樹脂層を有する防音層32が設けられているか
ら、U字形クリップ、Cリングが使用された製品たとえ
ばベッド、自動車用椅子などが焼却されたときに、ダイ
オキシンが発生する。 【0011】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、焼却したときにダイオキシンが発生するこ
とがない締結材を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、締結材本体を変形させることに
より被締結材を締結する締結材において、上記締結材本
体の少なくとも内側部に、少なくとも表面にポリエチレ
ンテレフタレート樹脂を有する防音手段を設ける。 【0013】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係るU字形クリッ
プを示す図で、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。
図に示すように、鋼からなる板体がU字形に湾曲され、
湾曲部41と湾曲部41から伸長した1本の脚部42a
と湾曲部41から伸長した2本の脚部42bとを有する
U字形クリップ本体(締結材本体)43の内側部すなわ
ちU字形クリップ本体43が被締結材を締結するために
変形されたときに被締結材たとえば周縁ワイヤ11、ス
プリングワイヤ12と接する部分に表面にポリエチレン
テレフタレート樹脂層を有する防音層(防音手段)44
が設けられている。 【0014】図2は図1に示したU字形クリップの一部
の断面図である。図に示すように、U字形クリップ本体
43の内側部の表面に亜鉛めっき層71が設けられ、亜
鉛めっき層71の表面に化成処理層72が設けられ、化
成処理層72の表面に接着剤層73を介してポリエチレ
ンテレフタレート樹脂層74が設けられ、亜鉛めっき層
71、化成処理層72、接着剤層73、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂層74により表面にポリエチレンテレ
フタレート樹脂層74を有する防音層44が構成されて
いる。 【0015】このU字形クリップにおいては、U字形ク
リップ本体43の内側部に防音層44が設けられている
から、U字形クリップ本体43が直接被締結材に接触す
ることがなく、防音層44が被締結材に接触するので、
締付装置を用いてU字形クリップにより被締結材を締結
するとき、ベッド等の使用時において人が動いたときな
どに、不快な金属摩擦音が発生するのを防止することが
できる。また、U字形クリップ本体43の内側部にポリ
エチレンテレフタレート樹脂層74を有する防音層44
が設けられているから、U字形クリップが使用された製
品たとえばベッドなどが焼却されたときに、ダイオキシ
ンが発生することがない。 【0016】図3は本発明に係るCリングを示す図で、
(a)は正面図、(b)は(a)の拡大C−C断面図ある。図
に示すように、鋼からなる丸線材をC字形に湾曲したC
リング本体(締結材本体)51にポリエチレンテレフタ
レート樹脂からなるチューブ状の防音材(防音手段)5
2が被覆されている。 【0017】このCリングにおいては、Cリング本体5
1に防音材52が被覆されているから、Cリング本体5
1が直接被締結材に接触することがなく、防音材52が
被締結材に接触するので、締付装置を用いてCリングに
より被締結材を締結するとき、自動車用椅子等の使用時
において人が動いたときなどに、不快な金属摩擦音が発
生するのを防止することができる。また、Cリング本体
51にポリエチレンテレフタレート樹脂からなる防音材
52が被覆されているから、Cリングが使用された製品
たとえば自動車用椅子などが焼却されたときに、ダイオ
キシンが発生することがない。 【0018】図4は本発明に係る他のCリングを示す図
で、(a)は正面図、(b)は(a)の拡大D−D断面図あ
る。図に示すように、鋼からなる丸線材をC字形に湾曲
したCリング本体(締結材本体)61の内側部すなわち
Cリング本体61が被締結材を締結するために変形され
たときに被締結材たとえば2本のスプリングワイヤと接
する部分に、表面にポリエチレンテレフタレート樹脂層
を有する防音層(防音手段)62が設けられている。 【0019】このCリングにおいては、Cリング本体6
1の内側部に防音層62が設けられているから、Cリン
グ本体61が直接被締結材に接触することがなく、防音
層62が被締結材に接触するので、締付装置を用いてC
リングにより被締結材を締結するとき、自動車用椅子等
の使用時において人が動いたときなどに、不快な金属摩
擦音が発生するのを防止することができる。また、Cリ
ング本体61の内側部にポリエチレンテレフタレート樹
脂層を有する防音層62が設けられているから、Cリン
グが使用された製品たとえば自動車用椅子などが焼却さ
れたときに、ダイオキシンが発生することがない。 【0020】なお、上述実施の形態においては、締結材
がU字形クリップ、Cリングの場合について説明した
が、締結材本体を変形させることにより被締結材を締結
する他の締結材について本発明を適用することができ
る。また、上述実施の形態においては、U字形クリップ
本体43の内側部に防音層44を設け、Cリング本体5
1にチューブ状の防音材52を被覆し、Cリング本体6
1の内側部に防音層62を設けたが、締結材本体の少な
くとも内側部すなわち締結材本体が被締結材を締結する
ために変形されたときに被締結材と接する部分に、少な
くとも表面にポリエチレンテレフタレート樹脂を有する
防音手段を設ければよい。また、上述実施の形態におい
ては、U字形クリップ本体43、Cリング本体51、6
1の材質を鋼としたが、締結材本体の材質をアルミニウ
ム、銅などとしてもよい。また、上述実施の形態におい
ては、Cリング本体51、61の材料として丸線材を用
いたが、Cリング本体の材料として角線材などを用いて
もよい。また、U字形クリップを複数個隣接して一列に
配設し、U字形クリップそれぞれの湾曲部に接着テープ
などの保持部材を接着することにより、複数個のU字形
クリップを一体に形成してU字形クリップ組立体として
もよい。また、Cリングを複数個隣接して一列に配設
し、Cリングそれぞれの中央部に接着テープなどの保持
部材を接着することにより、複数個のCリングを一体に
形成してCリング組立体としてもよい。 【0021】 【発明の効果】本発明に係る締結材においては、焼却し
たときにダイオキシンが発生することがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るU字形クリップを示す図である。 【図2】図1に示したU字形クリップの一部の断面図で
ある。 【図3】本発明に係るCリングを示す図である。 【図4】本発明に係る他のCリングを示す図である。 【図5】従来のU字形クリップを示すである。 【図6】図5に示したU字形クリップにより被締結材を
締結した状態を示す斜視図である。 【図7】従来のCリングを示す図である。 【図8】従来の他のCリングを示す図である。 【符号の説明】 43…U字形クリップ本体 44…防音層 51…Cリング本体 52…防音材 61…Cリング本体 62…防音層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】締結材本体を変形させることにより被締結
    材を締結する締結材において、上記締結材本体の少なく
    とも内側部に、少なくとも表面にポリエチレンテレフタ
    レート樹脂を有する防音手段を設けたことを特徴とする
    締結材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103912545A (zh) * 2013-01-06 2014-07-09 骆恩浩 组合紧固装置连接件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103912545A (zh) * 2013-01-06 2014-07-09 骆恩浩 组合紧固装置连接件
WO2014106404A1 (zh) * 2013-01-06 2014-07-10 富阳友凯船艇有限公司 组合紧固装置连接件

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