JP2003120237A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置

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JP2003120237A
JP2003120237A JP2001317655A JP2001317655A JP2003120237A JP 2003120237 A JP2003120237 A JP 2003120237A JP 2001317655 A JP2001317655 A JP 2001317655A JP 2001317655 A JP2001317655 A JP 2001317655A JP 2003120237 A JP2003120237 A JP 2003120237A
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rotating body
lever
internal combustion
combustion engine
driven shaft
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JP2001317655A
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Naotaka Nagura
直孝 名倉
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カムシャフトに対するボルト結合とは別にア
ッシー化できるようにし、組付作業や修理作業の効率化
を図る。 【解決手段】 中間回転体23を駆動プレート3及びレ
バー軸10に対して回動操作することにより、中間回転
体23の渦巻き溝24に係合した球19を径方向溝8に
沿わせて変位させ、その変位をリンク14を介して駆動
プレート3とレバー軸10の相対回動に変換する。この
ようなバルブタイミング制御装置において、レバー軸1
0の基部に大径フランジ部7を設け、レバー軸10の先
端側外周に螺合されるナット51と大径フランジ部7と
で、中間回転体23、球19、案内部材17、及び、駆
動プレート3を所定のクリアランスをもって挟持固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気側
または排気側の機関弁の開閉タイミングを運転状態に応
じて可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のバルブタイミング制御装置は、
クランクシャフトからカムシャフトに至る動力伝達経路
において、両シャフトの回転位相を操作することによ
り、機関弁の開閉タイミングを制御するようにしてい
る。即ち、この種の装置は、クランクシャフトにタイミ
ングチェーン等を介して連繋された駆動回転体がカムシ
ャフト側の従動回転体に必要に応じて相対回動できるよ
うに組み付けられると共に、これらの回転体の間に両者
の組付角を操作すべく組付角操作機構が介装され、この
組付角操作機構を適宜駆動制御することによってクラン
クシャフトとカムシャフトの回転位相を変更するように
なっている。
【0003】組付角操作機構としては、ヘリカルギヤを
用いて油圧ピストンの直進作動を両回転体の回動作動に
変換するもの等種々のものが開発されているが、近年、
軸長を短縮化でき、フリクションロスが少ない等の多く
利点を有するリンクを用いたものが案出されている。
【0004】組付角操作機構にリンクを用いたバルブタ
イミング制御装置としては、例えば、特開2001−4
1013号公報に開示されるようなものがある。
【0005】この装置は、図12,図13に示すよう
に、クランクシャフト(図示せず。)にタイミングチェ
ーン(図示せず。)等を介して連係されたハウジング1
01(駆動回転体)がカムシャフト102の端部に回動
可能に組み付けられ、ハウジング101の内側端面に形
成された径方向ガイド106に複数の案内部材104,
104(可動案内部)が夫々径方向に沿って摺動自在に
係合支持されると共に、径方向外側に突出する複数のレ
バー105,105を有するレバー軸106(従動軸部
材)がカムシャフト102の端部にボルト120によっ
て取り付けられ、各案内部材104とレバー軸106の
対応するレバー105とがリンク107によって枢支連
結されている。そして、ハウジング101の前記径方向
ガイド103と対向する位置には、径方向ガイド103
側の側面に渦巻き状ガイド108を有する中間回転体1
09がハウジング101とレバー軸106に対して相対
回動可能に設けられ、前記各案内部材104の軸方向の
一方の端部に突設された略円弧状の複数の突条110が
前記渦巻き状ガイド108に案内係合されている。ま
た、中間回転体109はハウジング101に対して回転
を進める側にゼンマイばね111によって付勢されると
共に、電磁ブレーキ112によって回転を遅らせる側の
力を適宜受けるようになっている。
【0006】この装置の場合、電磁ブレーキ112がO
FF状態のときには、中間回転体109がゼンマイばね
111の付勢力を受けハウジング101に対して初期位
置に位置されており、渦巻き状ガイド108に突条11
0でもって噛合う案内部材104は径方向外側に最大に
変位し、リンク107を引き起こしてハウジング101
とカムシャフト102の組付角を最遅角位置または最進
角位置に維持している。そして、この状態から電磁ブレ
ーキ112がONにされると、中間回転体109が減速
されてハウジング101に対して遅れ側に相対回転する
結果、渦巻き状ガイド108に噛合う案内部材104が
径方向内側に変位し、今まで引き起こされていたリンク
107を次第に倒すようにしてハウジング101とカム
シャフト102の組付角を最進角位置または最遅角位置
に変更する。
【0007】また、このバルブタイミング制御装置にお
いては、カムシャフト102とレバー軸106の各前端
部にフランジ部121,122が設けられており、レバ
ー軸106は、中間回転体109、案内部材104、及
び、ハウジング101を両フランジ部121,122間
で挟み込みこむようにしてカムシャフト102にボルト
(120)結合されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のバ
ルブタイミング制御装置の場合、レバー軸106(従動
軸部材)とカムシャフト102のフランジ部122,1
21によって中間回転体109、案内部材104、及
び、ハウジング101(駆動回転体)を挟み込み、その
状態でレバー軸106をカムシャフト102にボルト結
合する構造となっているため、内燃機関の組付工場にお
いて部品相互の組付けとカムシャフト102に対するボ
ルト結合を同時に行わなければならない。このため、組
付作業効率が悪く、生産性が低いことが一つの問題とな
っている。
【0009】また、修理等の必要からバルブタイミング
制御装置を内燃機関の本体部から取り外す場合も、カム
シャフト102からボルト120を外すと、部品相互が
ばらばらになってしまい、修理時における作業効率が良
くないことも同様に問題となっている。
【0010】そこで本発明は、組付作業や修理作業の効
率化を図ることのできる内燃機関のバルブタイミング制
御装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、本発明は、内燃機関のクランクシャ
フトによって回転駆動される駆動回転体と、カムシャフ
トにボルトによって結合され、駆動回転体から動力を伝
達される従動軸部材と、前記駆動回転体に設けられた径
方向ガイドと、前記駆動回転体と従動軸部材に対して相
対回転可能に設けられ、前記径方向ガイドに対峙する側
の面に渦巻き状ガイドを有する中間回転体と、前記径方
向ガイドと渦巻き状ガイドに変位可能に案内係合される
複数の可動案内部と、前記従動軸部材の回転中心から離
間した部位と前記各可動案内部とを揺動可能に連結する
リンクと、を備え、中間回転体を駆動回転体及び従動軸
部材に対して回動操作することにより、渦巻き状ガイド
に係合した各可動案内部を径方向ガイドに沿わせて径方
向に変位させ、その変位を前記リンクを介して駆動回転
体と従動軸部材の相対回動に変換する内燃機関のバルブ
タイミング制御装置において、前記従動軸部材の基部に
大径フランジ部を設け、前記従動軸部材の先端側に結合
される固定部材とこの大径フランジ部とで、前記中間回
転体、可動案内部、及び、駆動回転体を所定のクリアラ
ンスをもって挟持固定するようにした。
【0012】この発明の場合、各部品を組付けた状態
で、中間回転体、可動案内部、及び、駆動回転体を従動
軸部材の大径フランジ部と固定部材で挟持固定すること
ができるため、こうして別の場所で組み立てたアッシー
を後にカムシャフトにボルト結合することができる。ま
た、カムシャフトから取り外す場合には、ボルトを外す
ことによってアッシーのまま取り外すことができる。
【0013】また、従動軸部材の外周にリンク連結用の
レバーを一体に形成する一方、駆動回転体、若しくは、
中間回転体の内周縁部に、従動軸部材のレバーを挿入す
るための切欠き部を設けるようにしても良い。この場
合、従動軸部材に径方向外側に突出するレバーを一体に
形成しても、そのレバー部分を切欠き部から挿入するこ
とによって、レバーを駆動回転体と中間回転体の間に問
題なく配置することが可能となる。
【0014】前記切欠き部は、駆動回転体、若しくは、
中間回転体に対する前記レバーの回動を許容する円周方
向長さに形成することが好ましい。この場合、レバーの
回動が切欠き部分で許容されるため、レバーを切欠き部
分から反対側に完全に通り抜けさせなくても問題なくレ
バーを回動作動させることが可能となる。
【0015】また、駆動回転体、若しくは、中間回転体
の内周縁部に、これらの回転体に対する前記レバーの回
動を許容する凹部を設けるようにしても良い。この場
合、従動軸部材の軸長を長くすることなく、レバーと駆
動回転体や中間回転体との干渉を確実に回避することが
できる。
【0016】また、駆動回転体の動力入力部を、リンク
及び可動案内部の外周を囲繞する円筒部の外面に形成す
るようにしても良い。この場合、軸方向と径方向にスペ
ースを占有する動力入力部を、軸方向中心寄りの円筒部
に形成したため、装置全体がよりコンパクト化される。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0018】最初に、図1〜図9に示す本発明の第1の
実施形態について説明する。尚、この実施形態は、本発
明にかかるバルブタイミング制御装置を内燃機関の吸気
側の動力伝達系に適用したものであるが、内燃機関の排
気側の動力伝達系に同様に適用することも可能である。
【0019】このバルブタイミング制御装置は、図1に
示すように内燃機関のシリンダヘッド(図示せず)に回
転自在に支持されたカムシャフト1と、このカムシャフ
ト1の前端部に必要に応じて相対回動できるように組み
付けられ、チェーン(図示せず)を介してクランクシャ
フト(図示せず)に連係されるタイミングスプロケット
2(動力入力部)を外周に有する駆動プレート3(本発
明における駆動回転体)と、この駆動プレート3とカム
シャフト1の前方側(図1中左側)に配置されて、両者
3,1の組付角を回動操作する組付角操作機構5と、こ
の組付角操作機構5のさらに前方側に配置されて、同機
構5を駆動操作する操作力付与手段4と、内燃機関の図
外のシリンダヘッドとロッカカバーの前面に跨って取り
付けられて組付角操作機構5と操作力付与手段4の前面
と周域を覆うVTCカバー12と、を備えている。
【0020】駆動プレート3は、挿通孔6を備えた円板
状に形成され、カムシャフト1の前端部に一体に結合さ
れたレバー軸10(本発明における従動軸部材)が挿通
孔6部分に回転可能に組み付けられている。そして、駆
動プレート3の前面(カムシャフト1と逆側の面)に
は、図2,図3に示すように、3つの径方向溝8(本発
明における径方向ガイド)が同プレート3の半径方向に
沿うように形成されており、この各径方向溝8の内部に
は、後述する案内部材17(本発明における可動案内部)
の断面方形状の基部が摺動自在に係合されている。
【0021】また、レバー軸10は、図1,図2に示す
ように、カムシャフト1の前端部に突き合わされる基部
側外周に大径フランジ7部が形成されると共に、その大
径フランジ部7よりも所定距離前方側の外面に放射状に
突出する三つのレバー9が一体に形成されている。そし
て、このレバー軸10はレバー9の突設位置よりも前方
側に略円筒状に延出し、その外周面に後述する各種部品
が組み付けられると共に、軸心部を貫通するボルト13
によってカムシャフト1に結合されている。レバー軸1
0の各レバー9には、リンク14の一端がピン15によ
って枢支連結され、各リンク14の他端には、基部側が
径方向溝8に係合された前記各案内部材17が回動可能
に嵌合されている。
【0022】各案内部材17は、上述のように径方向溝
8に係合された状態において、リンク14を介してレバ
ー軸10の対応するレバー9に連結されているため、案
内部材17が外力を受けて径方向溝8に沿って変位する
と、駆動プレート3とレバー軸10はリンク14の作用
でもって案内部材17の変位に応じた方向及び角度だけ
相対回動する。
【0023】また、各案内部材17には前面側(カムシ
ャフト1と逆側)に開口する保持穴18が設けられ、こ
の保持穴18に略円柱状のリテーナ20が摺動自在に収
容されると共に、リテーナ20を前方側に付勢するため
のコイルばね21が収容されている。リテーナ20は前
面中央に半球状の凹部20aが設けられ、この凹部20
aに球19(案内部材17と共に本発明における可動案
内部を構成。)が転動自在に収容されている。
【0024】レバー軸10のレバー9の突設位置よりも
前方側には、略円板状の中間回転体23が玉軸受22を
介して支持されている。この中間回転体23の後部側の
面には断面半円状の渦巻き溝24(本発明における渦巻
き状ガイド)が形成され、この渦巻き溝24に前記各案
内部材17の球19が転動自在に係合されている。渦巻
き溝24の渦巻きは、図2及び図8,図9に示すように
駆動プレート3の回転方向Rに沿って次第に縮径するよ
うに形成されている。したがって、案内部材17側の球
19が渦巻き溝24に係合した状態で中間回転体23が
駆動プレート3に対して遅れ方向に相対回転すると、案
内部材17は渦巻き溝24の渦巻き形状に沿って半径方
向内側に移動し、逆に、中間回転体23が進み方向に相
対回転すると、半径方向外側に移動する。尚、中間回転
体23は、後部側の面に前記渦巻き溝24が形成された
本体部23aと、この本体部23aの外周面に圧入固定
された外周リング23bとから構成され、外周リング2
3bは、外周にシールリング60を装着した小径部53
と、その小径部53の駆動プレート3と逆側の端部から
径方向外側に張り出すフランジ部54とを備えている。
【0025】この実施形態の場合、組付角操作機構5
は、以上説明した駆動プレート3の径方向溝8、案内部
材17、球19、リンク14、レバー9、中間回転体2
3の渦巻き溝24等によって構成されている。この組付
角操作機構5は、操作力付与手段4から中間回転体23
にカムシャフト1に対する相対的な回動操作力が入力さ
れると、渦巻き溝24を介して案内部材17を径方向に
変位させ、さらにリンク14及びレバー9を介してその
回動力を設定倍率に増幅し、駆動プレート3とカムシャ
フト1に相対的な回動力を作用させる。
【0026】一方、操作力付与手段4は、図1,図4に
示すように前記中間回転体23の前面側(駆動プレート
3と逆側)に接合された円環プレート状の永久磁石ブロ
ック29と、レバー軸10に一体に結合された同じく円
環プレート状のヨークブロック30と、VTCカバー1
2内に取りつ付けられた電磁コイルブロック32と、を
備えて成り、この電磁コイルブロック32の備える複数
の電磁コイル33A,33Bは、励磁回路やパルス分配
回路等を含む駆動回路(図示せず)に接続され、この駆
動回路が図示しないコントローラによって制御されるよ
うになっている。尚、コントローラは、クランク角、カ
ム角、機関回転数、機関負荷等の各種の入力信号を受
け、随時機関の運転状態に応じた制御信号を駆動回路に
出力する。
【0027】永久磁石ブロック29は、図5に示すよう
に、軸方向と直交する面に放射方向に延出する磁極(N
極,S極)が、異磁極が交互になるように円周方向に沿
って複数着磁されている。尚、図5においては、N極の
磁極面を36nで示し、S極の磁極面を36sで示して
いる。
【0028】ヨークブロック30は、図4,図6に示す
ように第1,第2極歯リング37,38が対にされて成
る二組のヨーク39A,39Bを備え、その内周縁部が
レバー軸10に対し一体に結合されている。
【0029】各ヨーク39A,39Bの第1,第2極歯
リング37,38は透磁率の高い金属材料によって形成
され、図6に示すように、平板リング状の基部37a,
38aと、その基部37a,38aから径方向内側また
は外側に延出する略台形状の複数の極歯37b…,38
b…とを備えている。この実施形態の場合、各極歯リン
グ37,38の極歯37b,38bは、円周方向に等間
隔に、かつ、歯先が相手極歯リング側に指向するよう
に、つまり、第1極歯リング37の歯先は径方向内側
に、第2極歯リング38の歯先は径方向外側に夫々指向
するように延出している。そして、第1極歯リング37
と第2極歯リング38は、互いの極歯37b,38bが
円周方向に交互に、かつ、等ピッチとなるように絶縁体
である樹脂材料40によって結合されている。
【0030】ヨークブロック30を構成する2つのヨー
ク39A,39Bは、径方向外側と内側に全体がほぼ円
板状を成すように並べられると共に、互いの極歯37
b,38bが円周方向に沿って4分の1ピッチずれるよ
うに組み付けられている。
【0031】また、ヨークブロック30は、図1,図4
に示すように、その両側面が永久磁石ブロック29と電
磁コイルブロック32に軸方向で対向するように配置さ
れているが、各ヨーク39A,39Bの第1,第2極歯
リング37,38は、リング状の基部37a,38aが
電磁コイルブロック32側(図中左側)に位置され、台
形状の各極歯37b,38bが永久磁石ブロック29側
(図中右側)に位置されるように極歯37b,38bと
基部37a,38aの連接部が適宜屈曲して形成されて
いる。そして、ヨークブロック30のヨーク39A,3
9B相互は各ヨークの第1,第2極歯リング37,38
間と同様に絶縁体である樹脂材料40によって結合され
ている。
【0032】一方、電磁コイルブロック32は、径方向
内外に並べて配置された2相の電磁コイル33A,33
Bと、電磁コイル33A,33Bの各周域に配置され、
電磁コイル33Aで発生した磁束をヨークブロック30
寄りの磁気入端部34,35(図4参照)に誘導するた
めのヨーク41とを備えた構成とされている。
【0033】そして、各電磁コイル33A,33Bにお
ける磁気入出部34,35は、図4に拡大して示すよう
に、ヨークブロック30の対応するヨーク39A,39
Bの、リング状の基部37a,38aに対して、軸方向
のエアギャップaを介して対面している。したがって、
電磁コイル33A,33Bが励磁されて所定の向きの磁
界が生じると、エアギャップaを介してヨークブロック
30の対応するヨーク39A,39Bに磁気誘導が生
じ、その結果として、ヨーク39A,39Bの各極歯リ
ング37,38に磁界の向きに応じた磁極が現れる。
【0034】電磁コイル33A,33Bの発生磁界は、
駆動回路のパルスの入力に対して所定のパターンで順次
切換えられ、それによって永久磁石ブロック29の磁極
面36n,36sに対峙する極歯37b,38bの磁極
が円周方向に沿って4分の1ピッチずつ移動するように
なっている。したがって、中間回転体23は、このとき
ヨークブロック30上の円周方向に沿った磁極の移動に
追従し、レバー軸10に対して相対的に回動することと
なる。
【0035】また、電磁コイルブロック32は、両ヨー
ク41,41の磁気入出部34,35を除くほぼ全域
が、アルミニウム等の非磁性材料から成る抱持ブロック
42によって抱持され、その抱持ブロック42を介して
VTCカバー12に取り付けられている。また、抱持ブ
ロック42の内周面には玉軸受50が配置され、同ブロ
ック42はその玉軸受50を介してレバー軸10に回転
自在に係合されている。尚、図1中51はレバー軸10
の先端部外周に螺合され、玉軸受50のインナレース側
の軸方向変位を規制することによって、他の組付部品を
レバー軸10に固定するナット(本発明における固定部
材)である。
【0036】また、駆動プレート3の前面側には略円筒
状のハウジング部材62が一体に取り付けられ、その前
端側の開口部62aが前記外周リング23bの小径部5
3を囲繞するように延出している。そして、このハウジ
ング部材62と外周リング23bは、前記シールリング
60によって両者の間をほぼ密閉した状態において相対
的な回動が許容されている。
【0037】この装置の場合、組付角操作機構5と操作
力付与手段4の一部(電磁コイルブロック32以外の部
分)はレバー軸10をカムシャフト1の前端部にボルト
(13)結合する前に別の場所で予め組み付けられ、ア
ッシー(以下、このアッシーを「VTCアッシー」と呼
ぶものとする。)とされてからカムシャフト1に結合さ
れる。
【0038】VTCアッシーの組付けに際しては、図2
に示すように、レバー軸10の先端部側を駆動プレート
3の挿通孔6に挿入し、レバー軸10の各レバー9にリ
ンク14を組付けると共に、各リンク14の先端部に案
内部材17を装着し、その案内部材17の方形状の基部
を駆動プレートの前面側の各対応する径方向溝8に係合
する。
【0039】ここで、駆動プレート3は、挿通孔6の背
面側の孔縁に、図1に示すようにレバー軸10の大径フ
ランジ部7が当接する円形状の凹部63が形成されると
共に、図2に示すように、挿通孔6の周面にレバー軸1
0の各レバー9の挿入を許容するための略円弧状の3つ
の切欠き部64が形成されている。この各切欠き部64
は、組付後における各レバー9の回動を許容する円周方
向長さに設定されている。また、挿通孔6の前面側の孔
縁には凹部65が形成され、切欠き部64を通り抜けた
各レバー9が回動時に挿通孔6の孔縁と干渉するのを回
避できるようになっている。
【0040】また、VTCアッシーの組付け時には、図
2に示すように、さらに駆動プレート3の前面側外周縁
に設けられた段部3aにハウジング部材62を圧入固定
する一方で、中間回転体23の外周リング23bを本体
部23aに圧入固定し、外周リング23bの小径部53
(図1参照。)にシールリング60を装着する。尚、中
間回転体23の前面側には、図1に示すように永久磁石
ブロック29を接着固定する。そして、この状態から前
記各案内部材17に保持された球19を中間回転体23
の渦巻き溝24に係合させ、ハウジング部材62の先端
部を中間回転体23の小径部53に嵌合するようにし
て、中間回転体23を玉軸受22と共にレバー軸10に
組付ける。
【0041】この後、レバー軸10の先端部には、ヨー
クブロック30と玉軸受50を適宜間にシムを挟み込ん
で順次組付け、最後に玉軸受50の軸方向の変位を規制
するようにナット51を締め込む。このナット51の締
め込みにより、中間回転体23、球19、案内部材1
7、及び、駆動プレート3は、玉軸受22,50やヨー
ブロック30と共に、レバー軸10の大径フランジ部7
とナット51の間で挟持固定される。尚、この挟持固定
においては、構成部品の作動を許容し得るように部品相
互間に微小なクリアランスが確保される。
【0042】このバルブタイミング制御装置は以上のよ
うな構成であるため、内燃機関の始動時やアイドル運転
時には、図3に示すように、駆動プレート3とレバー軸
10の組付角を予め最遅角側に維持しておくことによ
り、クランクシャフトとカムシャフト1の回転位相(機
関弁の開閉タイミング)を最遅角側にし、機関回転の安
定化と燃費の向上を図ることができる。
【0043】そして、この状態から機関の運転が通常運
転に移行し、前記回転位相を最進角側に変更すべく指令
が図外のコントローラから電磁コイルブロック32の駆
動回路に発されると、電磁コイルブロック32はその指
令に従って発生磁界を所定パターンで変化させ、永久磁
石ブロック29を中間回転体23と共に遅れ側に最大に
相対回動させる。これにより、渦巻き溝24に球19に
よって係合されている案内部材17は、図8,図9に順
次示すように、径方向溝8に沿って径方向内側に最大に
変位し、リンク14とレバー9を介して駆動プレート3
とレバー軸10の組付角を最進角側に変更する。この結
果、クランクシャフトとカムシャフト1の回転位相が最
進角側に変更され、それによって機関の高出力化が図ら
れることとなる。
【0044】また、この状態から前記回転位相を最遅角
側に変更すべく指令がコントローラから発されると、電
磁コイルブロック32が発生磁界を逆パターンで変化さ
せることによって中間回転体23を進み側に最大に相対
回動させ、渦巻き溝24に係合する案内部材17を、図
3に示すように、径方向溝8に沿って径方向外側に最大
に変位させる。これにより、案内部材17はリンク14
とレバー9を介して駆動プレート3とレバー軸10を相
対回動させ、クランクシャフトとカムシャフト1の回転
位相を最遅角側に変更する。
【0045】このバルブタイミング制御装置の場合、前
述のように中間回転体23、球19、案内部材17、及
び、駆動プレート3を、ヨークブロック30その他の部
品と共にレバー軸10の大径フランジ部7とナット51
の間で挟持固定する構造となっており、VTCアッシー
として別の場所で組立て、内燃機関の組立工場等におい
てカムシャフト1にボルト結合することができるため、
効率良く組付作業を行うことが可能である。
【0046】また、修理のためにバルブタイミング制御
装置をカムシャフト1から取り外す場合にも、ボルト1
3を緩めることによって構成部品をばらばらにすること
なくVTCアッシーとして取り外すことができるため、
カムシャフト1から容易にかつ迅速に取り外し、作業の
行い易い別の場所で効率良く修理を行うことができる。
【0047】また、この実施形態のバルブタイミング制
御装置の場合、従動軸部材であるレバー軸10の外周に
レバー9を一体に形成したが、駆動プレート3の内周縁
には切欠き部64を形成したため、駆動プレート3を組
付ける際には、レバー9部分を切欠き部64を通して駆
動プレート3の前面側に問題なく配置することができ
る。そして、切欠き部64を潜り抜けたレバー9は、駆
動プレート3の前面側の凹部65内で駆動プレート3に
干渉することなく、自由に回動することができる。した
がって、この実施形態の場合、凹部65を設けた分、レ
バー軸10を短くすることができる。
【0048】さらに、この実施形態の場合、駆動プレー
ト3の各切欠き部64がレバー9の回動を許容する円周
方向長さに設定されているため、各種の誤差等によって
レバー9が駆動プレート3の凹部65よりも若干後方に
位置されることがあっても、レバー9と駆動プレート3
の干渉を確実に回避することができる。
【0049】尚、この実施形態の場合、切欠き部64を
レバー9の回動を許容する円周方向長さに形成したた
め、凹部65は省略することも可能である。
【0050】図10,図11は、本発明の第2の実施形
態と第3の実施形態を示すものである。以下、これらの
実施形態について順次説明するが、図1〜図9に示した
第1の実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、
重複する部分については説明を省力するものとする。
【0051】図10に示した第2の実施形態の装置は、
全体の基本的な構成は第1の実施形態のものと同様であ
るが、ハウジング部材162に第1の実施形態の駆動プ
レート3に相当する側壁70が一体に形成されている点
と、ハウジング部材162の円筒部71の外面にタイミ
ングスプロケット2が一体に形成されている点で第1の
実施形態のものと異なっている。
【0052】したがって、この実施形態の場合、第1の
実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができること
に加え、駆動プレート分の部品点数を削減することがで
き、しかも、径方向及び幅方向のスペースを占有するタ
イミングスプロケット2をハウジング部材162の円筒
部71上に配置したため、装置の軸端側のサイズをコン
パクトにすることができると共に、側壁70部分を薄く
して装置の軸長の短縮化をも図ることができる。
【0053】一方、図11に示した第3の実施形態の装
置は、全体の基本構成は第1,第2の実施形態とほぼ同
様であるが、リンク14とレバー9を枢支連結するピン
215を、レバー軸210とカムシャフト1の位置決め
ピンに共用した点と、レバー軸210の大径フランジ部
207を径方向外側に大きく張り出させ、第1の実施形
態の駆動プレート3や第2の実施形態の側壁70に相当
する部分を無くした点等において異なっている。
【0054】即ち、この実施形態の場合、リンク14を
レバー9に連結する3つのピンのうちの少なくとも一つ
のピン215は、レバー軸210のレバー9と大径フラ
ンジ部207を貫通して、カムシャフト1の前端部外周
の位置決め溝80に係合されるようになっている。ま
た、ハウジング部材262は円筒部71の後端から離間
した位置に径方向溝8を形成するガイド壁81が延設さ
れ、円筒部71の後端部内面は、レバー軸210の前記
大径フランジ部207によって回転可能に支持されてい
る。尚、大径フランジ部207はガイド壁81の背面に
当接することによってハウジング部材262の軸方向の
変位を規制する。また、ハウジング部材262の円筒部
71の外周面には第2の実施形態と同様にタイミングス
プロケット2が一体に形成されている。
【0055】したがって、この実施形態においては、第
2の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる
他、レバー軸210とカムシャフト1を位置決めする専
用の位置決めピンを廃止できる分、部品点数を削減で
き、さらに、大径フランジ部207をガイド壁81の底
部側まで張り出させることによってハウジング部材26
2の側壁を完全に廃止したため、装置全体の軸長をより
短縮化することができる。
【0056】尚、以上で説明した実施形態はすべて、カ
ムシャフト側に駆動プレート等の駆動回転体を配置し、
カムシャフトと反対側に中間回転体を配置したものであ
るが、逆に、中間回転体をカムシャフト側に配置し、駆
動回転体をカムシャフトと反対側に配置するようにして
も良い。この場合、レバー軸の各レバーは中間回転体の
内周側を通り抜けさせ、さらに、レバーの回動時に中間
回転体との干渉を避けなければならないため、切欠き部
や凹部は中間回転体側の内周縁部に形成する。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明は、各部品を組付け
た状態で、中間回転体、可動案内部、及び、駆動回転体
を従動軸部材の大径フランジ部と固定部材で挟持固定す
ることができるため、こうしてアッシーにした後にカム
シャフトにボルト結合することができると共に、修理時
等にはアッシーのままカムシャフトから取り外すことが
できる。したがって、本発明によれば、組付時と修理時
における作業性を確実に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦断面図。
【図2】同実施形態を示す分解斜視図。
【図3】同実施形態を示す図1のA−A線に沿う断面
図。
【図4】同実施形態を示す図1の一部の拡大断面図。
【図5】同実施形態を示す電磁石ブロックの正面図。
【図6】同実施形態を示すヨークブロックの充填樹脂材
料の図示を省略した正面図。
【図7】同実施形態を示す電磁コイルブロックの縦断面
図。
【図8】同実施形態の作動状態を示す図3に対応の断面
図。
【図9】同実施形態の別の作動状態を示す図3に対応の
断面図。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す部分縦断面
図。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す縦断面図。
【図12】従来の技術を示す断面図。
【図13】同技術を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…カムシャフト 3…駆動プレート(駆動回転体) 7,207…大径フランジ部 8…径方向溝(径方向ガイド) 10,210…レバー軸(従動軸部材) 14…リンク 17…案内部材(可動案内部) 19…球(可動案内部) 23…中間回転体 24…渦巻き溝(渦巻き状ガイド) 51…ナット(固定部材) 64…切欠き部 65…凹部 71…円筒部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランクシャフトによって回
    転駆動される駆動回転体と、カムシャフトにボルトによ
    って結合され、駆動回転体から動力を伝達される従動軸
    部材と、前記駆動回転体に設けられた径方向ガイドと、
    前記駆動回転体と従動軸部材に対して相対回転可能に設
    けられ、前記径方向ガイドに対峙する側の面に渦巻き状
    ガイドを有する中間回転体と、前記径方向ガイドと渦巻
    き状ガイドに変位可能に案内係合される複数の可動案内
    部と、前記従動軸部材の回転中心から離間した部位と前
    記各可動案内部とを揺動可能に連結するリンクと、を備
    え、 中間回転体を駆動回転体及び従動軸部材に対して回動操
    作することにより、渦巻き状ガイドに係合した各可動案
    内部を径方向ガイドに沿わせて径方向に変位させ、その
    変位を前記リンクを介して駆動回転体と従動軸部材の相
    対回動に変換する内燃機関のバルブタイミング制御装置
    において、 前記従動軸部材の基部に大径フランジ部を設け、前記従
    動軸部材の先端側に結合される固定部材とこの大径フラ
    ンジ部とで、前記中間回転体、可動案内部、及び、駆動
    回転体を所定のクリアランスをもって挟持固定したこと
    を特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 【請求項2】 従動軸部材の外周にリンク連結用のレバ
    ーを一体に形成し、駆動回転体、若しくは、中間回転体
    の内周縁部に、前記従動軸部材のレバーを挿入するため
    の切欠き部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記切欠き部を、駆動回転体、若しく
    は、中間回転体に対する前記レバーの回動を許容する円
    周方向長さに形成したことを特徴とする請求項2に記載
    の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  4. 【請求項4】 駆動回転体、若しくは、中間回転体の内
    周縁部に、これらの回転体に対する前記レバーの回動を
    許容する凹部を設けたことを特徴とする請求項2または
    3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  5. 【請求項5】 駆動回転体の動力入力部を、リンク及び
    可動案内部の外周を囲繞する円筒部の外面に形成したこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機
    関のバルブタイミング制御装置。
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