JP2003119694A - のり付き濡れ障子紙およびその製造方法 - Google Patents

のり付き濡れ障子紙およびその製造方法

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JP2003119694A
JP2003119694A JP2001315188A JP2001315188A JP2003119694A JP 2003119694 A JP2003119694 A JP 2003119694A JP 2001315188 A JP2001315188 A JP 2001315188A JP 2001315188 A JP2001315188 A JP 2001315188A JP 2003119694 A JP2003119694 A JP 2003119694A
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shoji paper
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Masaki Okazaki
正樹 岡崎
Takayuki Goto
隆之 後藤
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MORUZA KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 障子貼り作業を簡便にしたのり付き濡れ障子
紙およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 親水性合成繊維系である熱水溶解性ビニ
ロンバインダー繊維が1.0〜10重量%、ビニロン繊維
が0.5〜10重量%、レーヨン繊維が5〜50重量%、疎
水性合成繊維系がポリエステル繊維とポリアクリルニト
リル繊維の混合もしくは単独で1.0〜40重量%、熱溶融
性ポリエステルバインダー繊維が0.5〜20重量%からな
る、もしくは疎水性合成繊維系がポリオレフィン系繊維
を1.0〜40重量%、熱溶融性ポリオレフィンバインダー
繊維が0.5〜20重量%からなり、残部がセルロースパル
プや靭皮繊維よりなる障子紙に、水溶性高分子物の水溶
液を障子紙重量の0.8〜6.0倍含有させ、折り畳まれて密
閉されたのり付き濡れ障子紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は障子紙の新しい製
造、保管、張り方を提供する障子紙とその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】障子紙は日本古来の伝統に基づき手漉
き、機械抄きに関わらず基本的には予めきれいにした障
子枠や桟にでんぷん糊り等を付けて乾いた障子紙を貼っ
たものである。貼り方としては(1)乾いた障子紙を障
子枠や桟に貼り、室温で糊が乾燥た後、霧噴き等してぴ
んと張る方法が採られている。(2)障子紙を貼る前に
霧噴きや濡れ新聞紙などに挟み込んであらかじめ水分を
5から10パーセント含ませて置いてから障子の枠に貼
り室温で乾燥する方法も採られている。(3)更に(1)
や(2)を行わずに乾燥したまま障子を貼る方法もとら
れている。(1) は貼りあがった障子紙に加湿する事で
一度繊維を膨張させ、乾燥時の収縮率の大きい差を利用
してヒ゜ンと貼る事である。(2)は予め紙に加湿する事
で繊維を膨張させておき乾燥で収縮することである。
(3)は加湿する等による水分の影響を受けないポリエ
ステル繊維等の合成繊維からなるスパンボンド不織布や
疎水性フィルムやスパンボンド不織布で障子紙を裏打ち
したり障子紙でサンドウイッチ状に貼り合わせたり、
(1)、(2)の紙に耐水化剤などの薬剤処理で紙の寸
法変化を起こり難くしたものである。
【0003】近年は紙や糊が乾燥状態で簡単に障子貼り
の方法が採られている。例えば紙に予め熱で溶融するポ
リマーを付着させておいてアイロンでポリマーを糊とし
て使用する製品が特開平7−229099や同7‐300575に示
されている。しかしこれらは乾燥した障子紙に熱溶融ポ
リマー糊を付着し、アイロンの熱で障子桟に貼るもので
ある。
【0004】また、疎水性の強いシートは水溶性の糊剤
では接着せず、両面接着テーフ゜を木製、アルミニウムなど
の金属性の障子枠や桟に接着しておいて、障子紙や合成
繊維乾式不織布のスパンボンドを紙のようにエンボス加
工したシートやフィルムを貼り付ける方法も示されてい
る。
【0005】障子紙は楮、三椏、雁皮やマニラ麻などの
靭皮繊維を用いたものが手漉き障子紙では通例である
が、近年は靭皮繊維の変わりにレーヨン繊維とポリビニ
ルアルコールからなるビニロン繊維とビニロンバインダ
ー繊維、更にこれら靭皮繊維やセルローズパルプを混抄
した湿式抄紙で生産されるのが機械抄障子紙が主であ
る。紙の均一性や腰の強さ、紙の強さや取扱い性など十
分であった。これらに付いては障子紙はJIS S 3102に規
定されている。また成書(「特殊機能紙2001」紙業タイ
ムス社2001年7月発刊障子紙の章)に詳述されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】日本住宅の和室やイン
テリア材料としての障子紙は建築様式の洋風化に伴い目
にしない風景になってきた。その障子紙の良さは高温多
湿の日本の季節に合った木と紙を使う日本人の原風景と
して認めてはいるものの時代の移り変わりに従い、室内
の密閉性とエアーコンデションニングによる生活空間環
境の改善が成されてきたために、障子本来の室内と屋外
を仕切ったりする作用が失われてきた。一方では古い障
子紙を剥がして新しい障子紙を貼ると言う利便性や取扱
い性の点からも遠のいているものと思われる。
【0007】本発明の解決しようとする課題は障子紙
梱包様式の簡易化である。「一枚貼り」といわれる障子
紙は直径5cmの紙管に巻かれて紙管長さが約1m程度
のものである。1本当たりの体積にすれば2500cm3も在
り、長さも1mで大変取り扱いにくいものである。販売す
る店内に陳列するにしても大きなスペースを必要とす
る。消費者は1mものを持ち運ぶ不便さがある。従来の
巻き障子紙は貼る面積にも拠るが二間貼用では25cm幅で
巻き長さ22.5mは直径7cmで体積は1225cm3、28cm幅で
巻き長さ18.8mは直径6cmで体積は1008cm3と容積は少
ないが障子貼作業は非常に多くなり手間がかかる。同様
に折り障子紙でも二間貼用では25cm幅では長さ94cmが24
枚、28cm幅では長さ94cmが20枚、28cm幅では長さ89cmが
22枚、と折り畳まれた状態である。これとて障子貼作業
は非常に多くなり手間がかかる問題がある。
【0008】もう一つの体積を大きくしている要因は
障子紙が「皺」になっては商品価値がなくなるために巻
物の形態にしていることである。
【0009】更に障子を貼る時、障子枠や桟に糊をつ
けて貼る作業があることである。しからば準備として障
子の枠や桟は貼る前の古い障子紙を水で剥がしてきれい
にする作業も含まれる。これを更に容易にする事も改善
せねばならない。この作業の要因は糊が容易に水に溶解
すること、濡れた障子紙の表面強度と湿潤強度があるこ
とで障子桟からスムースに古い障子紙は剥離する事が出
来ること。障子張り作業のとき障子枠からはみ出した紙
をカッターナイフ等でトリムするが、糊で濡れた状態の
紙が、乾燥時と変わらない紙の強度と切れ味を示さねば
ならない。これらを再度要約すればコンパクト包装化
皺を恐れる障子張り作業の容易化の3点の課題があ
る。
【0010】従来の手漉き障子紙や水溶性のビニロンバ
インダー繊維とレーヨンからなる障子紙では長期の十分
な耐水性即ち耐水強度や賦形性を維持する事が難しく、
濡れると手で破れるとか障子枠の紙じゃくり部でのカッ
タートリム切断で紙が引っ掛かりうまく切れないなど障
子紙を濡れた状態で取扱う事に問題があったし、濡れた
障子紙を扱うなどだれもが考える事さえしなかったこと
である。
【0011】一方、疎水性熱溶融性スパンボンド法等に
よるポリエステル樹脂からなるポリエステルシートやポ
リアミド樹脂のナイロンやポリオレフィン樹脂からなるポ
リプロピレンシートなど乾式不織布の熱エンボス加工シ
ートの強さから障子紙として利用されるようになってき
た。これらの素材は極めて疎水性であるためウオシュア
ンドウエアー性に優れ皺になり難い等の性質を有してい
る。反面、簡単に水溶性糊では障子桟に接着する事は出
来ないし、水による吸湿乾燥による伸び縮みはないもの
のシート自身の伸びがきわめて大きいため上手くぴんと
貼れない。更に地合の均一性の点からは湿式法による紙
抄によって生産される障子紙本来の光の拡散と透光性の
不均一性、即ち地合不良が最大の欠点である。
【0012】本発明は、このような従来技術に存在する
問題点に着目してなされたものである。その目的とする
ところは、障子紙梱包様式の簡易化を目指し、付随して
発生する従来からの障子紙への皺の発生を解消すること
と、この皺の発生に対抗する障子張り作業の容易化した
のり付き濡れ障子紙およびその製造方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
のり付き濡れ障子紙は接着用の水溶性高分子を0.10〜
5.0重量パーセント含有する水溶液が障子紙重量の0.8
〜6倍含有して折り畳まれ、密閉された状態であり、そ
のまま障子張りできるのり付き濡れ障子紙としたもので
ある。1枚ばり障子紙を折り畳んで30cmと21cmの幅にす
る(A-4サイズ)とその厚さは0.5cmであるので315 cm3
となり従来体積の八分の一と大幅にコンパクトに出来
る。更に折り畳みシート物として扱う事が出来る。
【0014】請求項2に記載の発明ののり付き濡れ障子
紙は、請求項1に記載の発明において,前記水溶性高分
子がセルロース系、デンプン系、アルギン酸系、多糖
類、ビニル系合成高分子よりなる水溶液である特許請求
項1記載ののり付き濡れ障子紙としたものである。障子
紙の乾燥時の収縮力に打ち勝つ接着力が必要であり、障
子紙が乾燥するにしたがって収縮も同時に起こるためこ
れに抵抗する接着力のある接着剤が必要である。またい
たずらに接着力が良いばかりでは障子紙張替え時の剥離
作業を損なうため好ましくはない。そこで本発明の糊を
選択する理由がある。
【0015】請求項3に記載の発明ののり付き濡れ障子
紙の製造方法は親水性合成繊維系である熱水溶解性ビニ
ロンバインダー繊維が1.0〜10重量%、ビニロン繊維
が0.5〜10重量%、レーヨン繊維が5〜50重量%、疎
水性合成繊維系がポリエステル繊維とポリアクリルニト
リル繊維の混合もしくは単独で1.0〜40重量%、熱溶融
性ポリエステルバインダー繊維が0.5〜20重量%からな
る、もしくは疎水性合成繊維系がポリオレフィン系繊維
を1.0〜40重量%、熱溶融性ポリオレフィンバインダー
繊維が0.5〜20重量%からなり、残部がセルロースパル
プや靭皮繊維よりなる特許請求項1および2記載ののり
付き濡れ障子紙の製造方法によりなる障子紙としたもの
である。
【0016】親水性繊維としてはセルロースパルプや靭
皮繊維は植物からなる繊維で代表的親水性素材である。
更に親水性合成繊維系である熱水溶解性ビニロンバイン
ダー繊維とビニロン繊維及びレーヨン繊維で障子紙を構
成するのはこれ自体で従来の障子紙を生産することが可
能でJIS S 3102にも規定されている。この配合構成では
ビニロンバインダー繊維が中心となってセルロースパル
プや靭皮繊維とレーヨン繊維とビニロン繊維の結合点を
有するネットワーク構造を構成する。これは乾燥時には
強い紙強度が得られるが十分な湿潤時の紙の強度は得ら
れない。また障子紙の収縮が起こる。そしてこれらの繊
維種類は皺の発生し易い。ビニロンバインダー繊維は疎
水性繊維にたいしては接着効果はない。
【0017】一方、疎水性合成繊維系である105℃以上
で溶融する変性ポリエステルバインダー繊維でポリエス
テル繊維またはポリアクリルニトリル繊維で疎水性バイ
ンダー繊維間の結合点を有するネットワーク構造を構成
する。これは乾燥時湿潤時とも強い紙強度が得られる。
また親水性繊維で構成された障子紙の収縮を押さえる事
になる。そしてこれらの繊維種類は親水性繊維から生じ
る皺の発生を防ぐ効果が多い。ただし熱溶融する変性ポ
リエステルバインダー繊維は基本的には親水性繊維類に
は接着効果は示さない。この様に親水性繊維系と疎水性
繊維系の結合ネットワークを混在させることにより本発
明に到った。
【0018】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を、詳
細に説明する。のり付き濡れ障子紙は従来、濡れた紙を
扱うことを否定した概念を基に糊としての水溶性高分子
物を障子紙重量に対し0.10〜5.0重量パーセント含有
し、その水溶液が障子紙重量の0.8〜6.0倍含有して折り
畳まれ、密閉された状態であり、そのまま障子張りでき
るのり付き濡れ障子紙を提供しようとしたものである。
【0019】糊として用いる水溶性高分子は室温からに
水の沸点近くまでゲル化せず安定に水溶性を保ち、乾燥
固化してもまた水溶性が復元する高分子物質であること
が最も重要なことである。そのために選定した水溶性高
分子物がセルロース誘導体系、デンプン系、アルギン酸
系、多糖類、ビニル系合成高分子よりなる水溶液であ
る。
【0020】その具体例としてセルロース誘導体系はカ
ルボキシメチルセルロース(CMCと略)、エチルセル
ロース(ECと略)、メチルセルロース(MCと略)、ヒ
ドロキシエチルセルロース(HECと略)等を利用する事
が出来る。デンプン系としては原料植物の種類によって
性質が異なるがタピオカデンプンやとうもろこしデンプ
ンが使われる。デンプンは50から70℃の水温で溶解し
て適当な粘度の濃度とする。水溶性化した可溶性デンプ
ン、カルボキシメチルデンプン,メチルデンプンなどを
用いる事が出来る。アルギン酸系としてはアルギン酸ナ
トリウム塩、アルギン酸マグネシウム塩等高粘度物であ
るので低濃度水溶液とする必要がある。多糖類としては
アラビアゴムをはじめグアーガム、ローカストビーンガ
ム、カラギーナン、トラガントゴム、ペクチンなどを利
用する事が出来る。
【0021】水溶性ビニル系合成高分子としてはポリビ
ニルアルコール(PVAと略)が挙げられる。PVAは重合度と
ケン化度によって水溶解性の度合いは異なる。重合度30
0から2000の範囲で、ケン化度は80から98モル%のもの
が良い。その他水溶解性と接着力を備えた変性PVAを使
うことも出来る。その他ポリビニルピロリドン、マレイ
ン酸変性PVA、アクリル酸ソーダ、アクリルアミドなど
を使うことも出来る。セルロース誘導体系、デンプン
系、アルギン酸系、多糖類、ビニル系合成高分子等それ
ぞれを混合使用する事も出来る。また腐敗防止剤の添加
や芳香剤の添加、剥がす時に効果のある疎水性エマルジ
ョン、例えばシリコンやフッ素などを添加しても良い。
【0022】糊としての水溶性高分子物を障子紙重量に
対し0.10〜5.0重量パーセント含有する理由は、障子紙
は洋紙に比べ大変紙の見掛け密度が小さく0.35から0.4
5g/cm3その糊としての高分子水溶液が繊維間に浸透
しやすい状態にせねばならない。即ち障子桟と紙の接着
効果は紙の表面部分だけでなく繊維間に糊剤が入り込ん
で接着すると考えられる。即ち低粘度の糊剤が繊維の間
に隈なく浸透せねばならないため0.10〜5.0重量パーセ
ント濃度の高分子糊剤が必要である。特に好ましくは0.
3〜1.5重量パーセントである。更に好ましくは0.5〜1.2
重量パーセントが好ましい。0.1重量パーセント以下で
は水分で濡れた状況で一見貼れている様に見えるが乾燥
が進むにつれ接着力がなく剥落してしまう。この濃度以
下では障子貼りの効果は得られない。5.0重量パーセン
トを超えての濃度とすると粘度が高く、障子貼りはしっ
かりするものの貼りつき効果が大きすぎ、張り替え時の
糊や障子紙の剥離、清掃作業が大変で本発明の欠点とな
る。また濡れ障子紙として粘着性が強く障子張り作業に
大きな注意と手間がかかり好ましくない。
【0023】接着用糊剤の水溶性高分子水溶液が障子紙
重量の0.8〜6倍含有する理由は前述と同様に障子紙は
見掛け密度が小さく0.35から0.45g/cm3その糊として
の高分子水溶液が繊維間に浸透するためにはセルロース
繊維類の比重を1.26g/cm3として1cm3の空隙部分を計
算すると繊維部分はそれぞれ0.28から0.36 cm3残りの空
間に水分が入る部分である。即ち0.72から0.64 cm3であ
る。それぞれ水分が入る空間を繊維部分が占めている空
間で除した値は即ち紙重量に対する水分重量の割合で2.
57から1.78を占める。実際には糊の接着力と障子紙繊維
間への糊の均一浸透性の兼ね合いである。即ち低粘度の
糊剤が繊維の間に隈なく浸透せねばならないし、障子桟
や枠の紙じゃくりとの容易な接着が必要となる。即ち接
着力の強い糊を用いた時は紙への糊の付着量は少なくて
よい。即ち障子紙に対する水溶性高分子水溶液のアラビ
アゴムやPVA糊などは0.8以上が良い。また同様にCMC
やデンプン糊などは6倍以下が最適である。0.8未満の量
では紙が乾燥した状態にあり十分な接着性が得られな
い。一方6倍を超えて紙に水溶性高分子水溶液を含浸し
ても余分の糊剤が流れ出し、接着に寄与せず、更に余分
の糊で作業性が損なわれる欠点がある。そのようなこと
から接着用糊剤の水溶性高分子水溶液が障子紙重量の0.
8〜6倍含有するのが最適である。更には3から5倍が
最適である。
【0024】のり付き濡れ障子紙の製造方法は親水性合
成繊維系である熱水溶解性ビニロンバインダー繊維が1.
0〜10重量%、ビニロン繊維が0.5〜10重量%、レー
ヨン繊維が5〜50重量%、疎水性合成繊維系がポリエ
ステル繊維とポリアクリルニトリル繊維の混合もしくは
単独で1.0〜40重量%、熱溶融性ポリエステルバインダ
ー繊維が0.5〜20重量%からなる、もしくは疎水性合成
繊維系がポリオレフィン系繊維を1.0〜40重量%、熱溶
融性ポリオレフィンバインダー繊維が0.5〜20重量%か
らなるり、残部がセルロースパルプや靭皮繊維よりなる
特許請求項1および2記載ののり付き濡れ障子紙の製造
方法によりなる障子紙の製造方法を説明する。
【0025】即ち、配合組成より設定された純分を計量
する。まず、セルロースパルプや靭皮繊維をパルパーに
より十分離解する。次に熱水溶解性ビニロンバインダー
繊維、ビニロン繊維、レーヨン繊維、疎水性合成繊維系
がポリエステル繊維とポリアクリルニトリル繊維を混合
又はそれぞれ単独で用いる時はその計量したものと105
℃以上で溶融する変性ポリエステルバインダー繊維を順
次投入する。もしくは疎水性合成繊維系がポリオレフィ
ン系繊維と熱溶融性ポリオレフィンバインダー繊維を使
うときも熱水溶解性ビニロンバインダー繊維、ビニロン
繊維、レーヨン繊維の後にホレンダー型の叩解機でまっ
たく同一の操作にて分散させながら均一スラリーとなる
様に混合する。更に湿潤紙力増強剤としてポリアミン
系、ポリアミド系、エポキシ系のカチオン性高分子水溶
液を添加してもよい。この様にして調整した繊維スラリ
ーを丸網と短網式の抄紙機で漉き挙げる。乾燥は120か
ら140℃の表面温度を有するヤンキ−タイプの乾燥機に
て乾燥して巻き取った。
【0026】セルロースパルプとしては木材パルプが用
いられ、通常の針葉樹パルプ、広葉樹パルプから得られ
る化学パルプ、半化学パルプといわれるセミケミカルパ
ルプ、ケミグランドパルプ、機械パルプなどが使用され
る。非木材パルプとしては藁、麻、マニラ麻、竹、綿、
コットンリンター、その他の楮、三椏、雁皮などの靭皮
繊維と呼ばれるものでパルプ化して、晒し、未晒しのも
のが使われる。
【0027】親水性合成繊維の内重合度1000から18000
でかつケン化度が98モル%以上のPVAであって、乾式、
湿式で造られる溶解温度が110℃以上の通常のショート
カットビニロン繊維であり、その太さは0.1dtexから15t
exで繊維長さは1mmから15mmまでが使用できる。本発明
の熱水溶解性ビニロンバインダー繊維とバインダー効果
及び結合点効果を得る上で少なくとも添加量は0.5重量
%以上の配合が必要である。しかし10重量%以上では紙
が硬くなり取扱い難くなり、経済性からも好ましくな
い。熱水溶解性ビニロンバインダー繊維はその溶解温度
が60℃から110℃で溶解し、その太さは0.5dtexから6.0
dtexで繊維長さは1mmから10mmまでが使用できる。本発
明に用いるレーヨン繊維は従来の再生繊維スフから製造
される物であり、太さ0.3〜11 dtex、繊維長さ1〜15mm
の繊維及びフィフ゛リル状の物でも良い。その添加量は5か
ら50重量%が好ましい。添加量5重量%未満では障子紙
の強度に寄与せず、収縮効果も少なく好ましくない。ま
た50重量%を超えては障子紙強度は増加するものの収縮
力も大きくなり好ましくない。更に好ましくは10〜40重
量%が好ましい。本発明ではビニロン繊維、ビニロンバ
インダー繊維、レーヨン繊維が必須である。
【0028】疎水性合成繊維系にはポリエステル繊維、
ポリオレフィン繊維、ポリアクリルニトリル繊維等を使
うことが出来る。ポリエステル系繊維はポリエチレンテ
レフタレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリトリ
メチレンテレフタレートやカチオン可染性を賦与した変
性ポリエステルでも良い。ポリオレフィン系繊維はポリ
エチレン、ポリプロピレン繊維等が使われる。ポリアク
リロニトリル系繊維も使われる。これらの繊維の太さは
0.10〜6.0dtex,繊維長さは1〜10mmが適当である。
【0029】105℃以上で溶融する熱溶融性ポリエステ
ル系バインダー繊維の太さは0.10〜6.0dtex,繊維長さは
1〜10mmが適当でポリエステル系繊維とポリアクリロ
ニトリル系繊維を混合又は単独使用する場合は低融点に
イタコン酸等で変性したポリエステル成分を芯鞘繊維の
鞘成分としたバインダー繊維、サイドバイサイド型の一
成分をかかる成分としたバインダー繊維、それだけの単
一成分のバインダー繊維として使うことが出来る。更に
105℃以上で溶融する熱溶融性オレフィン系バインダー
繊維やそのフィフ゛リル化バインダー繊維で繊維がポリエ
チレン繊維やポリプロピレン繊維のバインダーとして使
う場合は低融点にハロゲン変性ポリオレフィン等で変性
された成分を芯鞘繊維の鞘成分としたバインダー繊維、
サイドバイサイド型の一成分としたバインダー繊維を用
いる事が出来る。
【0030】疎水性合成繊維系で熱溶融性ポリエステル
系バインダー繊維とポリエステル繊維とポリアクリルニ
トリル繊維等を使う時、ポリエステル繊維又はポリアク
リルニトリル繊維を混合又はそれぞれ単独に1〜40重量
%とその熱溶融性ポリエステル系バインダー繊維の配合
量は0.5〜20重量%が好ましい。一方では熱溶融性ポリ
オレフィン系バインダー繊維やそのフィフ゛リル化バイン
ダー繊維で繊維がポリエチレン繊維やポリプロピレン繊
維のバインダーとして使う場合ポリオレフィン系繊維1
〜40重量%とその熱溶融性ポリオレフィン系バインダー
繊維の配合量は0.5〜20重量%が好ましい。
【0031】親水性繊維系から選ばれたセルロースパル
プとビニロン繊維、ビニロンバインダー繊維、レイヨン
繊維が必須であること。更に疎水性合成繊維系から選ば
れた熱溶融性ポリエステル系バインダー繊維とポリエス
テル繊維とポリアクリルニトリル繊維の混合又はそれぞ
れ単独、もしくは熱溶融性ポリオレフィン系バインダー
繊維とポリエチレン繊維やポリプロピレン繊維が必須で
ある親水性結合点と疎水性結合点から構成される内部複
合性障子紙を提供する事である。
【0032】このような繊維配合から得られる紙は従来
の障子紙では米坪量が一般用では40から55g/cm2と軽
量で厚さも薄い。業務用と称されている経師屋向けで50
〜60g/cm2と若干厚みが増加している。これは障子を
貼ったりする時の取扱性を良くしている。即ち本発明の
障子紙は耐水性があるものの障子紙を貼る時の取扱い性
を良くするために米坪量が55から80g/cm2が好まし
い。
【0033】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 (1)障子紙の包装形態が折り畳むことが可能になり体
積が八分の一に減少した。そのために商品の保管倉庫が
極めて少なくて済む。また流通時の費用削減が可能にな
った。販売店での商品陳列スペースが縮小され、その他
の商品を展示する事が可能になった。顧客の運搬の利便
性が良くなり購入し易くなった。
【0034】(2)障子張り時に一番気を使う障子紙の
皺の発生が有っても乾燥時になくなってしまうと言う操
作性の向上に役立つ。 (3)障子張り作業というと旧来の障子紙を剥がして障
子桟を乾燥して貼る作業にかかっていた。最適糊量を予
め付着してあるため容易に剥離・清掃作業が出来るよう
になった。 (4)障子張り作業は障子枠に本発明の障子紙を置いて
行くだけでよいと言う簡便性に富む。しかし紙じゃくり
部分でトリムする事は従来通りである。しかし、耐水性
の良い障子紙であるためにトリム時の紙の引っ掛かりは
無くなりきれいに仕上がる。 (5)乾燥後障子紙は糊でコーティングされた状態とな
り紙強度が向上し、耐久性が延びた。
【0035】以下、実施例及び比較例を挙げ、前記実施
形態を更に具体的に説明する。 (実施例1)親水性合成繊維レーヨン繊維(ダイワボウ
レーヨン社製コロナSB3.3dtex繊維長さ5mm)を25重量
%、及びビニロンバインダー繊維((株)クラレ社製VPB1
07-1X3)を3重量%、ビニロン繊維((株)クラレ社製VPB
303X9)を1重量%、疎水性合成繊維として105℃で溶
解する変性ポリエステルバインダー繊維(クラレ社製ソ
フィットN-720)を15重量%、ポリエステル繊維((株)
クラレ社製EP203X5)を1重量%、残部が針葉樹木材パ
ルプ(NUKP クロフトンCK-HF CSF 730ml)55重量%の配
合とした。抄紙方法は針葉樹木材パルプを上記配合量を
計量しパルパーで十分離解した後ビータに移送し更に十
分で分散及び叩解を行った。このスラリーにそれぞれの
所定のレーヨン繊維とビニロンバインダー繊維とビニロ
ン繊維を添加し良く混合した。更に変性ポリエステルバ
インダー繊維とポリエステル繊維を混合した。これを原
スラリーとし丸網と短網に50%づつの重量となるように
抄紙した。紙幅は1000mmとした。また乾燥はヤンキータイ
プのドライヤーでその実測の表面温度は130℃であっ
た。
【0036】得られた紙の米坪量はJIS P 8124で測定し
た結果、63.0g/m2 であった。引張り強度は機械の
進行方向をMDとし紙幅方向をCDとして乾燥時及び水
浸漬(湿潤)時をJIS P 8113で測定した。紙の厚さはJI
S P 8118で測定した。紙の嵩密度は米坪量を単位面積と
紙厚さから計算で求めた。風乾収縮率は機械の進行方向
MDとし紙幅方向をCDとして乾燥時の長さ1800mmで幅
950mmを正確に測定し、室温水に1昼夜浸漬後水切りを
行い室内で自然乾燥した後基の長さとの比較で行った。
全てもとの長さより同じか収縮していた。
【0037】障子紙の取り扱い性に関する観察結果を
折り畳まれた障子紙へのCMC糊の含浸性を見た。これは
紙幅95cm長さ2mの障子紙を紙幅20cmに10回巻き取り後
4つ折りとしてポリ袋に入れ、そこに各濃度のCMC糊を障
子紙重量比で投入し3日後に展開した時の糊の含浸性を
示した。障子貼り作業をして剥がれないCMC糊濃度
(%)と障子紙重量と高分子水溶液の量の比率(倍)を
観察した。トリム切断性は紙じゃくり部の余分な紙を
オルファカッターで切る時の紙の引っかかり性から判断
した。障子張り作業において貼りあがり後の観察結果を
折り畳み皺の有無、幅方向の皺の発生の有無から全体的
評価結果を表に示した。以上を実施例1から5までと比
較例1から2を表に示した。
【0038】(実施例2)配合のみが異なり実施例1と
まったくの方法で実施した。親水性合成繊維レーヨン繊
維(ダイワボウレーヨン社製コロナSB3.3dtex繊維長さ5
mm)を30重量%、及びビニロンバインダー繊維((株)ク
ラレ社製VPB107-1X3)を3重量%、ビニロン繊維((株)
クラレ社製VPB303X9)を1重量%、疎水性合成繊維と
して105℃で溶解する変性ポリエステルバインダー繊維
(クラレ社製ソフィットN-720)を1.0重量%、ポリアク
リロニトリル繊維((株)三菱レイヨン社製MVP-H400, 1.
7dtex, 5mm)を6重量%、残部が針葉樹木材パルプ(NUK
P クロフトンCK-HF CSF 730ml)50重量%の配合とし
た。得られた紙の米坪量は70.0g/m2 であった。そ
の他の結果は表の実施例2に示した。
【0039】(実施例3)配合のみが異なり実施例1と
まったくの方法で実施した。親水性合成繊維レーヨン繊
維(ダイワボウレーヨン社製コロナSB3.3dtex繊維長さ5
mm)を21重量%、及びビニロンバインダー繊維((株)ク
ラレ社製VPB107-1X3)を4重量%、ビニロン繊維((株)
クラレ社製VPB203X6)を8重量%、疎水性合成繊維とし
て105℃で溶解する変性ポリエステルバインダー繊維
(クラレ社製ソフィットN-720)を2.0重量%、ポリエス
テル繊維((株)クラレ社製EP203X5)を3重量%、残部が
針葉樹木材パルプ(NUKP クロフトンCK-HF CSF 730ml)
62重量%の配合とした。得られた紙の米坪量は54.0g/
2 であった。その他の結果は表の実施例3に示し
た。
【0040】(実施例4)配合のみが異なり実施例1と
まったくの方法で実施した。親水性合成繊維レーヨン繊
維(ダイワボウレーヨン社製コロナSB3.3dtex繊維長さ5
mm)を10重量%、及びビニロンバインダー繊維((株)ク
ラレ社製VPB107-1X3)を4重量%、ビニロン繊維((株)
クラレ社製VPB303X9)を1重量%、疎水性合成繊維とし
て105℃で溶解する変性ポリエステルバインダー繊維
(クラレ社製ソフィットN-720)を10重量%、ポリエス
テル繊維((株)クラレ社製EP203X5)を32重量%、残部
が針葉樹木材パルプ(NUKP クロフトンCK-HF CSF 730m
l)42重量%の配合とした。得られた紙の米坪量は71.6
g/m2 であった。その他の結果は表の実施例4に示し
た。
【0041】(実施例5)配合のみが異なり実施例1と
まったくの方法で実施した。親水性合成繊維レーヨン繊
維(ダイワボウレーヨン社製コロナSB3.3dtex繊維長さ5
mm)を10重量%、及びビニロンバインダー繊維((株)ク
ラレ社製VPB107-1X3)を5重量%、ビニロン繊維((株)
クラレ社製VPB303X9)を1重量%、疎水性合成繊維とし
て105℃で溶解する芯鞘タイプのポリオレフィンバイン
ダー繊維(ダイワボウレーヨン社製NBF-H 2.2dtex,5m
m)を10重量%、ポリエチレン繊維2.2dtex,5mmを32重量
%、残部が針葉樹木材パルプ(NUKP クロフトンCK-HF C
SF 730ml)42重量%の配合とした。得られた紙の米坪量
は70.2g/m2 であった。その他の結果は表の実施例5
に示した。
【0042】(比較例1)配合のみが異なり実施例1と
まったくの方法で実施した。親水性合成繊維レーヨン繊
維(ダイワボウレーヨン社製コロナSB3.3dtex繊維長さ5
mm)を10重量%、及びビニロンバインダー繊維((株)ク
ラレ社製VPB107-1X3)を1重量%、ビニロン繊維((株)
クラレ社製VPB303X9)を1重量%、疎水性合成繊維は用
いなかった。残部が針葉樹木材パルプ(NUKP クロフトン
CK-HF CSF 730ml)88重量%の配合とした。得られた紙
の米坪量は54.0g/m2 であった。その他の結果は表
の比較例1に示した。
【0043】(比較例2)市販のポリエステルスパンボ
ンド(旭化成工業社製ポリエステルスパンボンドスマッ
シュY2 5050)を実施例と同様に評価した。その他の
結果は表の比較例2に示した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
のり付き濡れ障子紙によれば、予め障子紙に水溶性高分
子糊を含浸させておくことでそのまま障子張りが出来
る。
【0046】請求項2に記載の発明ののり付き濡れ障子
紙によれば、障子貼り、及び障子紙剥がし作業が容易に
することができる。
【0047】請求項3に記載の発明ののり付き濡れ障子
紙の製造方法によれば障子紙のコンパクト化、皺の発
生、障子張り作業の簡便化の一挙三得の効果を得ること
ができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4L055 AA02 AA09 AC06 AF09 AF10 AF15 AF16 AF21 AF29 AG44 AG46 AG47 AG64 AH37 AJ03 BE10 EA04 EA13 EA14 FA30 GA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊としての水溶性高分子物を障子紙重量
    に対し0.10〜5.0重量パーセント含有し、その水溶液が
    障子紙重量の0.8〜6.0倍含有して、折り畳まれて密閉さ
    れた状態であり、そのまま障子張りできるのり付き濡れ
    障子紙
  2. 【請求項2】 水溶性高分子物がセルロース誘導体系、
    デンプン系、アルギン酸系、多糖類、ビニル系合成高分
    子よりなる水溶液である特許請求項1記載ののり付き濡
    れ障子紙
  3. 【請求項3】 親水性合成繊維系である熱水溶解性ビニ
    ロンバインダー繊維が1.0〜10重量%、ビニロン繊維
    が0.5〜10重量%、レーヨン繊維が5〜50重量%、疎
    水性合成繊維系がポリエステル繊維とポリアクリルニト
    リル繊維の混合もしくは単独で1.0〜40重量%、熱溶融
    性ポリエステルバインダー繊維が0.5〜20重量%からな
    る、もしくは疎水性合成繊維系がポリオレフィン系繊維
    を1.0〜40重量%、熱溶融性ポリオレフィンバインダー
    繊維が0.5〜20重量%からなり、残部がセルロースパル
    プや靭皮繊維よりなる特許請求項1および2記載ののり
    付き濡れ障子紙の製造方法
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