JP2003119320A - Nbr系成形材料および該nbr系成形材料を備えた圧縮機、圧縮機におけるガスシール方法 - Google Patents

Nbr系成形材料および該nbr系成形材料を備えた圧縮機、圧縮機におけるガスシール方法

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JP2003119320A
JP2003119320A JP2001316819A JP2001316819A JP2003119320A JP 2003119320 A JP2003119320 A JP 2003119320A JP 2001316819 A JP2001316819 A JP 2001316819A JP 2001316819 A JP2001316819 A JP 2001316819A JP 2003119320 A JP2003119320 A JP 2003119320A
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Takeshi Yamada
健史 山田
Takayuki Kato
崇行 加藤
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスシール性および圧縮永久歪特性に優れた
NBR系成形材料およびそのNBR系成形材料を用いた
技術を提供する。 【解決手段】 実施例の加硫シート(NBR系成形材
料)は、水素化NBR(NBR系ポリマー)100重量
部に対し、オースチンブラック325(瀝青炭フィラ
ー)が50重量部、天然マイカ(非補強性無機充填材)
が10重量部の比率で配合されている。この加硫シート
は、炭酸ガスに対する優れたガスシール性を有し、しか
も優れた圧縮永久歪特性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NBR系ポリマー
を含有するNBR系成形材料を用いた技術に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍機等では、空調回路や、その空調回
路に設置される機器の圧力維持、冷媒ガスシールを目的
としたガスシール材が用いられる。このようなガスシー
ル材として、一般的にNBR(アクリロニトリル・ブタ
ジエン・ラバー)を主体としたNBR系ゴム材料(NB
Rまたは水素化NBR)が用いられる。このようなNB
R系ゴム材料は、耐熱性、耐油性、耐水性、耐摩耗性な
どに優れており、特にそのパーオキサイド架橋物は圧縮
永久歪が小さいため、Oリング、ガスケット等の固定用
シール材を始め、摺動箇所における摺動用シール材(例
えばリップシール)として広く使用されている。ところ
で、炭酸ガスを冷媒として使用する圧縮機は、炭酸ガス
の性質上、例えばフロンを冷媒として用いる場合よりも
高圧条件下で使用される。このような炭酸ガス冷媒使用
下において上記従来のガスシール材を用いると、ガスシ
ール材に対する炭酸ガス冷媒のガス透過率が高くなりガ
スシール性が低下する。従って、本来の目的である空調
回路における圧力維持や、冷媒ガスシール性を全うでき
ないという問題がある。そこで、従来、例えば特開20
01−26655号公報には、水素添加NBRに所定量
のカーボンブラック等の補強性無機充填材やけい酸カル
シウム等の非補強性無機充填材を配合した炭酸ガス用成
形材料が提案されている。このよな炭酸ガス用成形材料
は、炭酸ガスに対するガスシール性を向上させるのに有
効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の炭酸ガス用成形材料のように、単に無機充填材を配
合するのみでは、炭酸ガスに対するガスシール性を向上
させることはできるものの、圧縮永久歪特性が低下する
という問題がある。すなわち、無機充填材のうち、カー
ボンブラック等の補強性無機充填材はガスシール性の向
上度合が低く、あまり多く配合すると製造時の混練性が
悪化し成形材料の製造が困難となる。また、けい酸カル
シウム等の非補強性無機充填材は、ガスシール性の向上
度合は高いものの、あまり多く配合すると圧縮永久歪に
悪影響を及ぼす。そこで、本発明者らは、NBR系ゴム
材料を主体とする種々の組成のガスシール材を作製し、
それらのガスシール材を炭酸ガス冷媒に対して用いる場
合のガス透過率等、使用性能について鋭意検討した。な
お、一般に、炭酸ガス冷媒はその他のガスに比してガス
透過率が高く、炭酸ガス冷媒に対するガスシール性の高
いガスシール材はその他のガスに対しても有効であるた
め、炭酸ガス冷媒を用いる場合を主体に検討を行った。
その結果、本発明者らは、NBR系ゴム材料に、例えば
瀝青炭フィラーおよび天然マイカ(無機充填材)をそれ
ぞれ所定の比率で配合することにより、ガスシール性お
よび圧縮永久歪特性に優れた炭酸ガス冷媒に好適なNB
R系成形材料を実現し得ることを見出すことに成功し
た。本発明では、ガスシール性および圧縮永久歪特性に
優れたNBR系成形材料およびそのNBR系成形材料を
用いた技術を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のNBR系成形材料は、請求項1,2に記載
のように構成される。また、本発明のNBR系成形材料
を備えた圧縮機は請求項3に記載のように構成される。
また、本発明の圧縮機におけるガスシール方法は請求項
4,5に記載の通りである。
【0005】請求項1に記載したNBR系成形材料は、
NBR系ポリマーを主体とするものであり、NBR系ポ
リマー100重量部に対し、瀝青炭フィラーが30重量
部以上、非補強性無機充填材が20重量部以下の比率で
配合される。NBR系ポリマーとしては、ニトリル含有
量が36%以上の各種のNBRあるいは水素化NBR、
例えばZetpol2020(日本ゼオン社製品、結合
アクリロニトリル量36.2%、比重0.95)等を用
いる。なお、本発明において「ポリマー」とは、添加剤
等が配合されていない組成物を指すものとする。瀝青炭
フィラーとしては、一般に平均粒径が約1〜10μm、
好ましくは約5〜7μmで比重が1.25〜1.45の
各種の瀝青炭フィラー、例えばオースチンブラック32
5(Coal Filler社製品、平均粒径6μm、
比重1.32)等を用いる。オースチンブラックは、8
0〜100重量部のハロブチル(塩素化ブチル、ブロモ
化ブチル)、10〜20重量部の天然ゴム、及び約45
〜50重量部のカーボンブラックにて構成される。オー
スチンブラックは、その比重が1.8であり、カーボン
ブラックの比重1.3よりも小さく、他の鉱物系フィラ
ーの比重2.6〜2.9よりも小さい。このようにオー
スチンブラックは、カーボンブラックをはじめ他の鉱物
系フィラーと比較して比重が軽く、コスト削減に貢献す
ることができるとともに、シール性向上にも優れてい
る。瀝青炭フィラーは、NBR系ポリマー100重量部
に対し、30重量部以上の比率で配合されるのが好まし
い。このような配合比率とすることで、カーボンブラッ
ク等の補強性無機充填材に比してガスシール性の向上に
貢献する。一方、瀝青炭フィラーの配合比率が30重量
部よりも少ないと、耐熱性は向上するが、ガスシール性
を向上させる効果が少なくなる。なお、瀝青炭フィラー
はガスシール性向上の効果がカーボンブラック等の補強
性無機充填材よりも大きいが、天然マイカ等の非補強性
無機充填材よりは小さい。また、瀝青炭フィラーを配合
することによる成形材料の圧縮永久歪の悪化度合は、天
然マイカ等の非補強性無機充填材より小さい。非補強性
無機充填材としては、天然マイカ、例えばレプコマイカ
S−325(レプコ社製品、平均粒径10μm以上、ア
スペクト比(フレーク径/フレーク厚)30以上)を用
いる。このような天然マイカを、20重量部以下の比率
で添加することにより、圧縮永久歪や耐熱性の悪化を最
小限に抑えてガスシール性を向上させるようになる。ま
た、天然マイカ以外の非補強性無機充填材として、メタ
けい酸カルシウム、けいそう土、グラファイト、炭酸カ
ルシウム、酸化亜鉛、けい酸マグネシウム等を用いるこ
ともできる。本発明者らは、NBR系ポリマーに対し、
瀝青炭フィラー、無機充填材の少なくとも一方を配合し
たNBR系成形材料につき、それらの配合比率を種々変
更した場合の炭酸ガス透過性や、圧縮永久歪特性を測定
した。その測定の結果、NBR系ポリマーに対し瀝青炭
フィラーおよび非補強性無機充填材を、請求項1に記載
の範囲の所定の比率で配合することにより、炭酸ガスシ
ール性を向上させ、しかも圧縮永久歪特性の低下を極力
抑えたNBR系成形材料を実現し得ることとなった。な
お、ここでいう「ガスシール性」とは、NBR系成形材
料に対するガス透過性能を示す、いわゆるガスバリア性
と同義であるものとする。NBR系ポリマー、瀝青炭フ
ィラー、非補強性無機充填材を用いた成形部材の調製
は、オープンロール等の開放式混練機、ニーダ、インタ
ーミキサー等の密閉式混練機などにより、約70〜15
0℃、好ましくは約80〜130℃の温度で行われる。
また、この加硫成形は圧縮成形機、射出成形機等を用い
て行われる。このような性質を有する本発明のNBR系
成形材料は、冷媒として炭酸ガスを用いる圧縮機、冷凍
機、超臨界CO2抽出(クロマトグラフィー)装置等、
炭酸ガス接触装置のパッキン、Oリング、ガスケット等
のシール材の成形部材、更には炭酸飲料のキャップや炭
酸ガス消化器用のシール材として好適に用いることがで
きる。なお、本発明のNBR系成形材料の対象となるガ
スは、炭酸ガスに限定されない。炭酸ガスは、他のガス
に比してガス透過性が高いことが知られており、したが
って炭酸ガス透過性に関し高い性能を有する本発明のN
BR系成形材料は、炭酸ガスのみならず、その他のガス
にも好適に用いることができる。以上のように請求項1
に記載のNBR系成形材料によれば、ガスシール性およ
び圧縮永久歪特性に優れたNBR系成形材料を提供する
ことができる。
【0006】ここで、請求項1に記載の非補強性無機充
填材は、請求項2に記載のように天然マイカを用いて構
成されるのが好ましい。非補強性無機充填材は、天然マ
イカのみで構成されてもよいし、その他の鉱物系フィラ
ー(例えばカーボンブラック)が配合されてもよい。非
補強性無機充填材として天然マイカを用いることで、と
りわけ圧縮永久歪や耐熱性の悪化を最小限に抑えてガス
シール性を向上させるのに有効である。
【0007】また、請求項3に記載の圧縮機では、請求
項1,2のNBR系成形材料が、冷媒のガスシール材と
して用いられる。すなわち、本発明のNBR系成形材料
が、例えばパッキン、Oリング、ガスケット等の固定用
シール材として、またその他の摺動用シール材として用
いられる。とりわけ回転軸シールとして用いるリップシ
ールは冷媒と接する面積が広いため効果が大きい。これ
により、圧縮機における冷媒のガスシール性を向上させ
ることができる。本発明のNBR系成形材料は、とりわ
け炭酸ガス冷媒を高圧条件下で使用し、高いガスシール
性が要求されるような圧縮機のガスシール材として特に
有効である。
【0008】請求項4,5に記載のガスシール方法によ
れば、圧縮機に用いる冷媒に対し好適なガスシールを行
うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のNBR系成形材
料の一実施の形態である加硫シートについて図1を参照
しながら説明する。ここで、図1は、実施例および比較
例1〜4の加硫シートの組成、評価結果を示す。なお、
実施例および比較例1〜4の加硫シートに配合される水
素化NBR(本発明におけるNBR系ポリマー)、瀝青
炭フィラー、非補強性無機充填材としては、各々以下の
ものを用いている。 (A)水素化NBR:Zetpol2020(日本ゼオ
ン社製品、結合アクリロニトリル量36.2%、比重
0.95) (B)瀝青炭フィラー:オースチンブラック325(C
oal Filler社製品、平均粒径6μm、比重
1.32) (C)非補強性無機充填材:天然マイカ、レプコマイカ
S−325(レプコ社製品、平均粒径16μm、アスペ
クト比(フレーク径/フレーク厚)35) 但し、実施例及び比較例には、これらの他に通常用いら
れる老化防止剤、架橋剤、加硫促進助剤、離型剤等が適
量配合されている。
【0010】本実施の形態(実施例)の加硫シートは、
図1中の「実施例」の欄に示すように、水素化NBR1
00重量部に対し、オースチンブラック325(瀝青炭
フィラー)が50重量部、天然マイカ(非補強性無機充
填材)が10重量部の比率で配合されている。また、比
較例1の加硫シートは、「比較例1」の欄に示すよう
に、オースチンブラック325(瀝青炭フィラー)およ
び天然マイカ(非補強性無機充填材)が配合されていな
い。また、比較例2の加硫シートは、「比較例2」の欄
に示すように、水素化NBR100重量部に対し、オー
スチンブラック325(瀝青炭フィラー)が50重量部
の比率で配合され、天然マイカ(非補強性無機充填材)
は配合されていない。比較例3の加硫シートは、「比較
例3」の欄に示すように、水素化NBR100重量部に
対し、天然マイカ(非補強性無機充填材)が30重量部
の比率で配合され、オースチンブラック325(瀝青炭
フィラー)は配合されていない。比較例4の加硫シート
は、「比較例4」の欄に示すように、水素化NBR10
0重量部に対し、天然マイカ(非補強性無機充填材)が
50重量部の比率で配合され、オースチンブラック32
5(瀝青炭フィラー)は配合されていない。なお、図1
に示すように、実施例及び比較例には更に、それぞれ補
強剤としてカーボンブラック(HAF N−330)が
60重量部の比率で配合されている。カーボンブラック
は80重量部以下の比率で配合されることが好ましい。
カーボンブラックの配合比率が80重量部以上になる
と、混練性が悪化して成形材料の製造が困難となる。
【0011】これら各加硫シートを成形する場合、以上
の各々の成分を、8インチオープンロール(ロール温
度:約80〜130℃)で混練し、その混練物を180
℃で6分間プレス加硫し、正方形または円形で、厚さ
0.5mmの加硫シートに成形する。また、比較例1〜
4に示す実施例以外の加硫シートについても、上記工程
と同様の工程を用いることができる。
【0012】上記工程により得られた、実施例および比
較例1〜4の加硫シートの性能評価を行うべく、以下の
測定を実施した。 〔炭酸ガス透過係数〕各加硫シートから直径25mmの
円形の試料を採取し、この試料を高圧ガス透過率装置に
取り付け、高圧条件下(圧力:5MPa)における炭酸
ガスの透過率を測定した。なお、この測定に用いた高圧
ガス透過率装置は既知の構成のものであり、その詳細な
構成についての説明は省略するものとする。炭酸ガス透
過係数の測定に際しては、例えばASTM D1434
に準拠した試験方法を用いる。 〔圧縮永久歪率〕圧縮永久歪率の測定に際しては、例え
ばJIS K6301に準拠した試験方法を用い、15
0℃の温度で、70時間の測定を行った。
【0013】上記の方法によって炭酸ガス透過係数およ
び圧縮永久歪率を測定した結果、以下のことがいえる。
なお、図1において、炭酸ガス透過係数の小さい方が炭
酸ガスのガスシール性が高く、圧縮永久歪率の小さい方
が圧縮永久歪特性が良好であることを示す。 (1)実施例の加硫シートは、炭酸ガスのガスシール性
および圧縮永久歪特性が相対的に優れている。 (2)比較例1〜3の加硫シートは、いずれも実施例の
加硫シートに比して炭酸ガスに対するガスシール性が低
い。 (3)比較例3および4の加硫シートは、いずれも実施
例の加硫シートに比して圧縮永久歪特性が悪い。
【0014】以上のように本実施の形態によれば、水素
化NBR(NBR系ポリマー)に対しオースチンブラッ
ク325(瀝青炭フィラー)およびレプコマイカS−3
25(非補強性無機充填材)を好適に配合した実施例の
加硫シートは、炭酸ガスに対するガスシール性および圧
縮永久歪特性の優れた性能を有することが確認された。
従って、実施例の加硫シートを、炭酸ガス冷媒を使用す
る圧縮機をはじめ、冷凍機、超臨界CO2抽出(クロマ
トグラフィー)装置等、炭酸ガス接触装置のパッキン、
Oリング、ガスケット等のガスシール材、更には炭酸飲
料のキャップや炭酸ガス消化器用のガスシール材として
好適に用いることができる。また、炭酸ガスは各種のガ
スの中でも比較的ガス透過性が高く、この炭酸ガスに対
するガスシール性の優れた実施例の加硫シートは、炭酸
ガス以外のガスシール材としても有効である。
【0015】なお、本実施の形態では、水素化NBR
(NBR系ポリマー)100重量部に対し、オースチン
ブラック325(瀝青炭フィラー)が50重量部、天然
マイカ(非補強性無機充填材)が10重量部の比率で配
合される加硫シートについて記載したが、瀝青炭フィラ
ーの配合比率は、水素化NBR100重量部に対し30
重量部以上の範囲において適宜設定可能である。また、
非補強性無機充填材の配合比率は、水素化NBR100
重量部に対し20重量部以下の範囲において適宜設定可
能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ガスシール性および圧
縮永久歪特性に優れたNBR系成形材料およびそのNB
R系成形材料を用いた技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例1〜4の加硫シートの組
成、評価結果を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16J 15/10 F16J 15/10 Y 15/32 311 15/32 311A Fターム(参考) 3H003 AA00 AB00 AC03 AD02 BC00 3J006 AD02 CA01 3J040 BA01 EA16 FA06 HA09 4J002 AC071 AG002 DA026 DA036 DE106 DE236 DJ006 DJ036 DJ056 FD012 FD016 GJ02 GM00 GT00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NBR系ポリマー100重量部に対し、
    瀝青炭フィラーが30重量部以上、非補強性無機充填材
    が20重量部以下の比率で配合されていることを特徴と
    するNBR系成形材料。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のNBR系成形材料であ
    って、 前記非補強性無機充填材は、天然マイカを用いて構成さ
    れることを特徴とするNBR系成形材料。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のNBR系成形
    材料が、冷媒の使用箇所にガスシール材として設けられ
    ていることを特徴とする圧縮機。
  4. 【請求項4】 冷媒を吸入して圧縮し、高圧化して吐出
    する圧縮機において、 NBR系ポリマー100重量部に対し、瀝青炭フィラー
    が30重量部以上、非補強性無機充填材が20重量部以
    下の比率で配合されたNBR系成形材料を、前記冷媒の
    使用箇所に設け、この冷媒のガスシールを行うことを特
    徴とするガスシール方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のガスシール方法であっ
    て、 前記非補強性無機充填材は、天然マイカを用いて構成さ
    れることを特徴とするガスシール方法。
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