JP2003118874A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP2003118874A JP2001322182A JP2001322182A JP2003118874A JP 2003118874 A JP2003118874 A JP 2003118874A JP 2001322182 A JP2001322182 A JP 2001322182A JP 2001322182 A JP2001322182 A JP 2001322182A JP 2003118874 A JP2003118874 A JP 2003118874A
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秀俊 木下
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シートを順次引き渡す場合において、シート
搬送駆動とシートのニップ状態又は開放状態の動作を簡
易な機構で実現し、又、高速給送可能なシート給送装置
を提供する。 【解決手段】 シート給送経路に設けられた給送ローラ
40と該給送ローラに圧接する分離部材とからなる分離
手段41と、給送経路下流に配置された中継ローラ対
と、正方向回転で給送ローラを給送方向に回転し、逆方
向回転で給送ローラと分離部材とをニップ状態又は開放
状態にする第1の圧接離間手段と、正方向回転で中継ロ
ーラ対を搬送方向に回転し、逆方向回転で中継ローラ対
をニップ状態又は開放状態にする第2の圧接離間手段を
具備する。シートの先端が中継ローラ対に到達した後に
第1の駆動手段を逆方向回転して給送ローラと分離部材
とをシート開放状態にし、シートの先端が下流側の所定
位置に到達した後に第2の駆動手段を正回転から逆回転
に切り換え、中継ローラ対を開放状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置(以下、単に
「画像形成装置」という)に装着されるシート給送装置
に関し、特に、供給されたシートの側縁を搬送基準に合
わせて整合させながら画像形成手段に供給するアライニ
ング手段を備える画像形成装置内に着脱自在に構成され
たシート自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は、集積収納されたシート
を給送するための給送部と給送部から給送されたシート
上に文字または図形等を形成するための画像形成手段と
を具備し、シートは、画像形成装置内に設けられたシー
ト搬送経路内を給送部から画像形成手段へ向けて搬送さ
れる。
【0003】このような画像形成装置においては、シー
ト上の所定位置に画像形成を行うことにより画像形成品
質を向上するため、シートを正確に位置決めするべく給
送部から給送されるシートの側縁を搬送基準に合わせて
整合させながら画像形成手段に供給するアライニング手
段を備えた画像形成装置が実用に供されている。このよ
うなアライニング手段を備えた画像形成装置の例が、特
開平8−20807号(米国特許第5494277号)
において開示されている。
【0004】この公報に記載された装置は、画像形成装
置内にシートを収納するカセットトレイを内蔵し、この
カセットトレイ内に積層されたシートを画像形成部側へ
供給するように構成されている。このようなカセットト
レイのシート収納枚数は、通常250枚から500枚程
度であり、大量に且つ高速に画像形成処理を行う場合
は、頻繁にシートの補給が必要となる。このため、大量
のシートを収納可能なシート自動供給装置が要求され
る。
【0005】このような大容量のシート自動供給装置
は、例えば、特許第2625057号(米国特許第53
68285号)に示されるように、大量(一般に200
0枚から3000枚程度)の積層シートを支持し昇降す
るペーパーデッキ(支持台)と、このペーパーデッキ上
に積層されたシートを一枚づつ分離するとともに、画像
形成装置側のレジストローラに供給する分離供給手段を
備えている。
【0006】また、特開平11−30884号は、画像
形成装置内に組み込んだ装置として、下流側の搬送ロー
ラにシートが到達した後に上流側の中継ローラ対のロー
ラ間を分離することにより、搬送経路下流側に配置され
たローラの搬送時搬送負荷を軽減しようとした例を開示
している。この中継ローラ対の分離は、一方のローラを
揺動するレバーに取り付け、このレバーをソレノイドに
よって移動することによって行われている。
【0007】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、こ
のような従来の大容量の自動給送装置を上記のアライニ
ング手段を備えた画像形成装置に装着する場合はいくつ
かの問題点があった。
【0008】第1に、シート自動給送装置からシートを
画像形成装置側のアライニング手段にシートが到達した
後、シートを搬送基準に沿ってシート搬送方向と交差す
る方向にシートを移動することになるが、分離給送手段
にシートがニップした状態であると、シートがシート搬
送基準側にスムースに移動できなかった。特に、アライ
ニング手段の般送力を強くすると搬送基準を乗り越える
かあるいは薄いシートの場合はシートの側縁が坐屈する
恐れがあり、分離給送手段が圧接状態のままであると実
質的に基準合わせができなかった。
【0009】第2に、画像形成装置側のシート搬送基準
やアライニング手段を自動給送装置側に配置とすること
も考えられるが、この場合にはシート給送装置の機構の
複雑化とそれによる装置の大型化は避けられなかった。
【0010】第3に、上記のシート給送装置は、分離給
送後に給送シートの先端を合わせるためのレジスト修正
を画像形成装置装置で行っていたためにアライニング手
段を設ける必要があり、この場合には画像形成装置本体
が大型化せざるを得なかった。そのために、レジスト手
段を削除すると、シートの修正をアライニング手段のみ
で行わなければならず、曲がりの大きいシートの場合は
アライニング修正が適正に行われない場合が生じてい
た。
【0011】本発明は、アライニング手段を備えた画像
形成装置にシート給送装置を装着しても、アライニング
手段によるシートの基準位置合わせが確実に行われるよ
うにした、簡易な機構によるシート給送装置の提供を目
的とする。
【0012】また、本発明は、シート給送装置側でレジ
スト修正を行い、シートを順次引き渡す場合において、
シート搬送駆動とシートニップ状態又はシート開放状態
の動作を簡易な機構で実現すると共に高速給送可能なシ
ート給送装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、シ
ート給送経路において設けられた給送ローラと該給送ロ
ーラに圧接する分離部材とから構成された分離手段と、
前記分離手段によって分離給送されたシートをシート給
送経路下流側の搬送方向に搬送する中継ローラ対と、正
方向回転で前記給送ローラをシート給送方向に回転し、
逆方向回転で前記給送ローラと分離部材とをシートニッ
プ状態又はシート開放状態にする第1の圧接離間手段を
有する第1の駆動手段と、正方向回転で前記中継ローラ
対をシート搬送方向に回転し、逆方向回転で前記中継ロ
ーラ対をシートニップ状態又はシート開放状態にする第
2の圧接離間手段を有する第2の駆動手段と、を具備
し、シートの先端が前記中継ローラ対に到達した後に前
記第1の駆動手段を正方向回転から逆方向回転に切り替
えることにより前記給送ローラと分離手段とをシート開
放状態にし、シートの先端がシート搬送下流側の所定位
置に到達した後に前記第2の駆動手段を正方向回転から
逆方向回転に切り換えることにより前記中継ローラ対を
シート開放状態にすることを特徴とするシート給送装置
を提供するものである。
【0014】これにより、本発明は、ローラ間において
シートを順次引き渡す場合にローラのシート送りのため
の駆動と当該ローラのシートニップ開放状態への作動を
一つのモータによって行うことを可能にしたのである。
これによって、例えば、シート給送装置からシート搬送
方向の所定のシート搬送基準側にシートを整合するアラ
イニング手段へのスムースなシート引渡しを簡易な機構
で実現可能にしたのである。
【0015】このため、本発明においては、前記第1の
圧接離間手段は、前記第1の駆動手段の逆方向回転の回
転量に応じて、前記給送ローラと分離部材とがシートニ
ップ状態又はシート開放状態を形成するように構成さ
れ、前記第2の圧接離間手段は、前記第2の駆動手段の
逆方向回転の回転量に応じて、前記中継ローラ対がシー
トニップ状態又はシート開放状態を形成するように構成
されている。
【0016】さらに、前記分離手段と前記中継ローラ対
間のシート搬送経路においてシートの通過を検出する検
出手段を設置し、前記検出手段がシート後端の通過を検
出後、前記第1の駆動手段を逆方向に回転駆動すること
により前記給送ローラと分離部材とをシートニップ状態
に移行させる。これにより、次に給送されてくるシート
をニップ可能にする。
【0017】本発明は、また、シート搬送方向の所定の
シート搬送基準側にシートを整合するシートアライニン
グ手段を有する画像形成装置本体に対してシートを供給
するためのシート給送装置であって、積載されたシート
を昇降可能に収納するシート収納手段と、前記シート収
納手段からシートを繰り出すシート繰出手段と、シート
給送経路において設けられた給送ローラと該給送ローラ
に圧接する分離部材とから構成された分離手段と、前記
シート繰出手段から繰り出されたシートを給送する給送
ローラと該給送ローラに圧接する分離部材とから構成さ
れた分離手段と、前記分離手段によって分離給送された
シートをシート給送経路下流側の搬送方向に搬送する中
継ローラ対と、正方向回転で前記給送ローラをシート給
送方向に回転し、逆方向回転で前記給送ローラと分離部
材とをシートニップ状態又はシート開放状態にする第1
の圧接離間手段を有する第1の駆動手段と、正方向回転
で前記中継ローラ対をシート搬送方向に回転し、逆方向
回転で前記中継ローラ対をシートニップ状態又はシート
開放状態にする第2の圧接離間手段を有する第2の駆動
手段と、から構成されたことを特徴とするシート給送装
置を提供するものである。ここで、前記シートアライニ
ング手段は、搬送されるシートの片側側縁を前記シート
搬送基準に対して片寄せしつつ搬送する搬送ローラを有
し、前記シート自動給送装置は、当該シートアライニン
グ手段を有する画像形成装置に対して着脱可能に構成さ
れる。
【0018】本発明は、さらに、積載収納されたシート
を繰り出すシート給送装置を着脱可能に備えた画像形成
装置であって、前記シート給送装置は、シート給送経路
において設けられた給送ローラと該給送ローラに圧接す
る分離部材とから構成された分離手段と、前記分離手段
において分離給送されたシートの給送方向を整えるレジ
スト修正後に、下流側のシート搬送ローラに対してシー
トを搬送するレジストローラ対と、正方向回転で前記給
送ローラをシート給送方向に回転し、逆方向回転で前記
給送ローラと分離部材とをシートニップ状態又はシート
開放状態にする第1の圧接離間手段を有する第1の駆動
手段と、正方向回転で前記レジストローラ対をシート搬
送方向に回転し、逆方向回転で前記レジストローラ対を
シートニップ状態又はシート開放状態にする第2の圧接
離間手段を有する第2の駆動手段と、から構成されたこ
とを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート給送装
置を当該シート給送装置を具備する画像形成装置の実施
の形態例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】図1は、画像形成装置(コピー装置)H内
に収納され、シート給送位置にあるシート給送装置1
(a)、(b)の例を示す。図2は、シート給送装置1
に収納されたシートを繰出しローラ8等のシート給送手
段により1枚ずつ分離されてプリンタに給送する状態を
示すものである。
【0021】画像形成装置Hは、装置本体Hの上部に画
像情報に応じてレーザー光を走査するレーザースキャ
ナ、画像プロセスユニット、転写ローラ、定着器、(何
れも図示しない。)及び搬送ローラ9等で構成されたプ
リンタが形成されている。そして、装置H本体の下方に
はシート給送装置1が形成されている。シート給送装置
内1、2に収納されたシートSは、図2に示すように繰
出しローラ8を含む搬送手段により上記プリンタに所定
のタイミングで搬送されるように構成されている。
【0022】図1(a)は、画像形成装置Hに複数のシ
ート給送装置1、2a、2b、が設けられている構成を
示している。各シート給送装置1、2a、2bは各々独
立して機能するように構成されている。シート給送装置
1は、様々なサイズのシートが積載可能なシートサイズ
検知手段を有する給送装置である。シート給送装置2
a、2bは固定サイズのシートSのシート給送装置2
a、2bとして割り当てて使用するようにしてもよい。
【0023】そして、図1(b)は、様々なサイズのシ
ートが積載可能なシートサイズ検知手段を有するシート
給送装置1のみで構成された画像形成装置Hである。複
数のサイズのシートが積載可能なシート給送装置1だけ
で給送するため画像形成装置Hは図1(a)の装置に比
べて小型化されている。
【0024】ここで、実施の形態例におけるシート給送
装置1の構成及び動作について説明する。また、複数の
シート給送装置1、2a、2b、は画像形成装置Hに着
脱可能に構成されており、例えば単一サイズのシートの
みを大量に使用する時には、図1(b)のみでよく、他の
サイズもよく使用する場合には、図1(a)のような構
成にすればよい。
【0025】シート給送装置1は、シート収納手段(シ
ート収納カセット)19と、シート収納手段19内に設
けられたシート支持台7と、シート収納手段19をシー
ト補充位置とシート給送位置間の移動経路において移動
可能に支持する支持手段30と、支持手段30の一端に
あってこれを固定するフレーム10と、シート給送位置
にあるシート収納手段19内からシートを1枚づつ分離
して繰り出す繰出しローラ8、給送ローラ40、分離ロ
ーラ41、レジストローラ対42等のシート給送手段と
で構成されている。
【0026】そして、シート収納手段19内には、シー
トの幅方向を規制する図示しないシート規制手段と後端
支持ガイド5が設けられている。
【0027】さらに、シート給送装置1は後端支持ガイ
ド5と協働してシート収納手段19に収納されたシート
Sのサイズを検知するシートサイズ検知手段20とで構
成されている。
【0028】図3は、本発明に係るシート給送装置の例
を示し、本シート収納手段19がフレーム10内からシ
ート補充位置へと引き出される途中の状態を示す斜視図
である。
【0029】フレーム10に収納されているシート収納
手段19のフロントカバー18に設けられた取っ手17
を持ち、手前に引き出すことでシート補充位置にシート
収納手段19(カセット)を移動することが出来る。そ
の移動において、シート収納手段19を支持している支
持手段30である支持レールは伸縮可能に構成されてい
る。支持手段30の一方の端はフレームに固定されてい
る。
【0030】シート収納手段19は支持手段30の支持
レールに案内されてシート補充位置に引き出されるので
ある。そして、シート収納手段19がフレーム10から
引き出された状態でシートSをシート収納手段19に収
納する。この時、本体フレームに設けられたシート検知
手段20及びリフトアップ駆動手段のカップリング12
はシート収納手段19から分離している。
【0031】シート収納手段19がシート補充位置に引
き出された時の本体フレーム10とシート収納手段19
との間に出来る空間がシート収納手段19の移動経路と
なる。
【0032】図4は、シート収納手段19がシート給送
装置1のシート給紙位置に位置しており、シート収納手
段19内のシートサイズが検出される状態を示す斜視図
である。
【0033】シート収納手段19のシート給送位置への
移動は、上記説明したシート補充位置にあるシート収納
手段19のフロントカバー18を押してフレーム10に
押し込む。シート収納手段19のフロントカバー18を
押して本体装置のフレームに押し込むと、シート収納手
段19を支持している支持手段30の支持レールが縮ん
でシート収納手段19をシート給送位置に移動する。
【0034】シートサイズ検知手段20は、フレーム内
の移動経路内に入り込む位置に設けられている。そのた
め、シート収納手段19が押し込まれてシート給送位置
に位置した時、シートサイズ検知手段20はシートの積
載方向から見てシート収納手段19及び移動経路と重な
り合う位置に配置されている。
【0035】その時、シート後端規制ガイド5の一端に
設けられたレバー押当部はシートサイズ検知手段20の
1又は複数のサイズ検知レバーに形成されている1又は
複数の検知レバー当接部に当接するように構成されてい
る。さらに、シート支持台7を昇降する駆動伝達手段と
してのカップリング12がシート収納手段19に設けら
れたカップリング用ピン14と嵌合して結合している。
【0036】ここで、本発明におけるシート給送装置に
おけるシート給送及びローラの圧接離間動作について説
明する。
【0037】図5は、画像形成装置本体Hの下方にシー
ト給送装置1が取り付けられている状態の断面図であっ
てシートの給送状態(その1)を示すものであり、図5
(a)は、シート給送装置1のシート収納手段19に積
載されたシートSを繰出しローラ8が繰出し、給送ロー
ラ40、分離ローラ41対に給送した状態を示すもので
ある。シート収納手段19に積載されたシートSはリフ
トアップされて待機位置に停止している。本体から給送
信号を受信したら給送を開始する。
【0038】シート収納手段19に積載されたシートS
は待機位置から上昇して繰出しローラ8に当接した状態
で繰出しローラ8により給送ローラ40、分離ローラ4
1対へと給送される。この時、給送ローラ40と分離ロ
ーラ41はニップした状態にある。分離ローラ41は給
送されたシートを1枚ずつに分離する機能を有する。
【0039】図5(b)は、給送ローラ40、分離ロー
ラ41対により給送されたシートがレジストローラ42
に当接し整合される状態を示すものである。1枚ずつに
分離されたシートSは分離センサ52、レジストセンサ
51を通過してレジストローラ42で一旦停止し整合さ
れて画像形成装置本体側の搬送ローラ9に給送される。
この時、給送ローラ40、分離ローラ41は圧接(以
下、適宜ニップという。)した状態にある。
【0040】図6は、図5に続くシート給送状態(その
2)を示すものである。(a)はシートがレジストロー
ラ42にニップされ本体装置側に給送される状態を示
す。レジストローラ42手前で整合されたシートはレジ
ストローラ42にニップされて所定距離進むと給送ロー
ラ40と分離ローラ42は分離される。この分離は整合
されたシートが撓んだりしないためである。また、搬送
ローラの負荷を軽減するためでもある。(b)は、レジ
ストローラ42から給送されたシートが本体側の搬送ロ
ーラ9、アライニングローラ9b対にニップされアライ
ニングローラ9bによりシート給送基準に片寄せしつつ
搬送される状態を示す。この状態のときレジストローラ
42対は分離する。給送ローラ40、分離ローラ41対
も分離した状態にある。このように各ローラが分離して
いることで片寄せしながら給送されるシートは撓むこと
なくシート給送基準に沿って給送されることとなる。
【0041】図7は、図6に続くシート給送状態(その
3)を示すものである。(a)は給送されるシートの後
端が分離センサ52を通過した状態を示すものである。
シートの後端が分離センサ52を通過すると次のシート
の給送に備えて給送ローラ40、分離ローラ41の対は
圧接する。給送されるシートSはレジストローラ42対
を通過中で、レジストローラ42対は分離した状態であ
る。(b)は、給送されるシートの後端がレジストセン
サ51を通過して所定距離給送された状態を示す。給送
されるシートの後端がレジストセンサ51を通過して所
定距離給送されレジストローラ42を通過するとレジス
トローラ42対は圧接される。ここで給送ローラ40、
分離ローラ41対及びレジストローラ42対は次のシー
トの給送を受け入れる準備が出来たことになる。なお、
上記の実施の形態例にあっては、画像形成装置本体Hに
アライニング手段である傾斜アライニングローラを設け
ているが、図1(a)に示されるシート給送装置1の直
上の別ユニットとしてのシート給送装置2bに、このア
ライニングを設けても良い。
【0042】ここで、本発明の実施形態例における第1
の圧接離間手段を有する第1の駆動手段である給送ロー
ラ40と分離ローラ41の圧接離間駆動機構の構成を説
明する。
【0043】図8は、第1の駆動手段である給送ローラ
40と分離ローラ41の圧接離間駆動機構の構成を示す
斜視図である。シート給送手段は、シート収納手段19
に積載されたシートの最上位のシートSを給送する繰出
しローラ8と、繰出しローラ8から給送されたシートS
をレジストローラ対42に給送する給送ローラ40と、
給送ローラ40と対でシートを1枚づつに分離する分離
ローラ41と、分離ローラ支持部材44と、分離ローラ
41を給送ローラ40から分離させるための偏芯カム4
3と、繰出しローラ8、給送ローラ40及び分離ローラ
41に回転駆動を伝達するワンウェイクラッチ45a、
45bと、モータM1の駆動力をギヤに伝達するベルト
46a、46bで構成されている。
【0044】図8(a)は、シート収納手段19に積載
されているシートを繰出しローラ8が給送ローラ40に
送り、給送ローラ40と分離ローラ42が接合してシー
トを1枚ずつに分離しつつ給送している状態を示してい
る。この時、偏芯カム43は分離ローラ支持部材44か
ら分離しセンサ47はONに状態にある。
【0045】図8(b)では、シートが給送ローラ40
からレジストローラに向けて所定の距離を給送される
と、回転した偏芯カム43が分離ローラ支持部材44を
押動してカムと連結している分離ローラ42は給送ロー
ラ40から分離する。この分離でシートは分離ローラ4
2と給送ローラ40とのニップ状態から開放されレジス
トローラの駆動負荷が減少される。さらに、給送ローラ
40と分離ローラ42を分離させることで1枚目のシー
トが完全に給送ローラ40を離れるまで2枚目のシート
を給送しないようにする。この時センサ47はOFFと
なる。
【0046】図9は、給送ローラ40と分離ローラ41
の圧接離間駆動機構の構成を示すものである。レジスト
ローラ42手前で整合されたシートSはレジストローラ
42にニップされて所定距離進むと給送ローラ40と分
離ローラ41は分離される。この分離動作は以下のよう
に行われる。シートSの先端がレジストセンサ51を越
えレジストローラ42に当接し整合を行い、そこでシー
トは一旦停止する。この時、モータM1が停止して分離
ローラ41は停止する。次にシートはレジストローラ4
2にニップされて給送開始され始めシート先端が所定の
長さ(例えば10mm)通過したところで分離ローラ4
1を駆動するモータM1が逆回転を開始する。この逆転
駆動は給送ローラ40がワンウェイクラッチ45aで接
続されているため伝達されない。モータM1の逆回転駆
動は、ベルト46a、ワンウェイクラッチ45bを介し
て偏芯カム43に伝えられる。偏芯カム43は回転し分
離ローラ支持部材44を矢印X方向に押動する。この押
動によって分離ローラ41が給送ローラ40から分離す
る。分離が終了するとモータM1の逆回転駆動は停止す
る。
【0047】次に、分離ローラ41と給送ローラ40が
分離された状態からニップする状態に移動する動作につ
いて説明する。
【0048】シートの後端が分離センサ52を通過する
と分離ローラ41を駆動するモータM1が逆回転を開始
する。モータM1の逆回転駆動は、ベルト46a、ワン
ウェイクラッチ45bを介して偏芯カム43に伝えられ
る。偏芯カム43は回転し分離ローラ支持部材44を矢
印X方向に押動している押動力を開放する。分離ローラ
41はバネ等(図示しない)で付勢されているため引き
戻されて給送ローラ40に圧接する。分離ローラ41と
給送ローラ40が圧接するとセンサ47はONの状態に
なる。モータM1は停止する。これで給送ローラ40、
分離ローラ41対は次のシートの給送を受け入れる準備
が出来たことになる。
【0049】次に、第2の圧接離間手段を有する第2の
駆動手段であるレジストローラ42の圧接離間駆動機構
について説明する。
【0050】図10は、レジストローラ駆動機構の斜視
図を示す。(a)は、レジストローラがニップされてい
る状態を示し、(b)は、レジストローラ対が開放され
ている状態を示す。第2の駆動手段は、レジストローラ
42と圧接離間手段を駆動する正逆回転可能なレジスト
モータM2と、レジストモータM2の駆動をレジストロ
ーラ42に伝えるベルト66と、シートを整合し本体に
給送するレジストローラ42a、42b対と、レジスト
ローラ42を圧接離間するための偏芯カム43bと、シ
ートを案内し偏芯カムを支持するガイド板65と、レジ
ストローラ42bを圧接方向に付勢するバネ70と、レ
ジストローラの圧接開放を検出するセンサ72、カムラ
グ71とで構成されている。
【0051】図11は、レジストローラ42の圧接離間
駆動機構を示すものである。(a)は、レジストローラ
42の圧接離間駆動機構の側面図である。(b)は、
(a)の平面図を示す。レジストローラ42から給送さ
れたシートが本体側の搬送ローラ9、アライニングロー
ラ9b対にニップされアライニングローラ9bによりシ
ート給送基準に片寄せしつつ搬送される。この状態のと
き本体から予め受けていた距離データと給送距離とを比
較して距離データの距離を給送したと判断するとレジス
トモータM2は逆回転を始める。レジストローラ42a
はワンウェイクラッチ60で接続されているため逆回転
しない。モータM2の逆回転駆動は、ベルト66、ワン
ウェイクラッチ61を介して偏芯カム43bに伝えられ
る。偏芯カム43bは回転しガイド板65を矢印Z方向
に押動する。この押動によってレジストローラ42bは
レジストローラ42aから分離する。分離が終了すると
センサ72はOFFの状態となりレジストモータM2は
停止する。
【0052】次に給送されるシートの後端がレジストセ
ンサ51を通過して所定距離給送されレジストローラ4
2を通過すると予め設定されたタイマが稼働を始め所定
時間経過後レジストモータM2が逆回転駆動を開始す
る。レジストモータM2の駆動はベルト66を介して偏
芯カム43bに伝えられる。偏芯カムは回転しガイド板
65を押し付ける押動力を開放する。レジストローラ4
2bはバネ70等でレジストローラ42a側に付勢され
ている付勢力により圧接される。レジストモータM2は
停止する。この時センサ72はONの状態になりレジス
トローラ42圧接の信号を本体の制御装置に送信する。
【0053】ここで給送ローラ40、分離ローラ41対
及びレジストローラ42対は次のシートの給送を受け入
れる準備が出来たことになる。
【0054】図12は、本発明に係る画像形成装置H及
びシート給送装置1の制御装置の構成を示すブロック図
である。シートの給送を制御するための構成は、プログ
ラムやデータを記憶して各装置を制御するためのCPU
100と、CPU100に接続されシートの給送データ
を検出し検出したデータをCPUに送信する、シートエ
ンプティ検出センサ101、シートレベル検出センサ1
02、ドア開閉検出センサ103、搬送シート検出セン
サA(レジストセンサ51)、搬送シート検出センサB
(分離センサ52)、シートニアエンプティ検出センサ
104、シートサイズ検出センサ21、分離ローラホー
ムポジションセンサ47、レジストローラホームポジシ
ョンセンサ72の各センサで構成されている。さらに、
CPU100には分離ローラの離間・圧接用の駆動と分
離ローラによるシート搬送用の駆動を与える分離モータ
M1、レジストローラの離間・圧接用の駆動とレジスト
ローラによるシート搬送用の駆動を与えるレジストモー
タM2とシートを積載したホッパーを昇降するためのリ
フトアップモータ11が接続されている。
【0055】ここで、画像形成装置H及びシート給送装
置1のシート給送動作について説明する。図13は、画
像形成装置H及びシート給送装置1における給送開始の
基本動作を示すフローチャートである。
【0056】シート給送装置1側は本体Hの電源投入し
てスタートする(S0)。トレイが閉じられているかを
チェックし(S1、S2)、閉じられている時のメカニ
カルイニシャル信号を待つ(S3)。メカニカルイニシ
ャル信号を受信するとイニシャライズ処理がスタートす
る(S4)。イニシャル動作としてシートを待機位置ま
でリフトアップさせ、レジストローラ42と分離ローラ
41をホームポジションに戻す動作を行う。ホームポジ
ションに戻す動作はローラを圧接/離間する方向(搬送
時には逆転させる)に回転させ、ホームポジションをセ
ンサ47により検出したら、モータを停止させる動作の
事をいう(S5)。
【0057】図14は、図13に続きシートが分離ロー
ラまで給送される流れを説明するフローチャートであ
る。イニシャル動作が完了したらカセット給送可能状態
となり本体からの給送コマンドを待つ(S6、S7)。
【0058】本体から給送コマンドが出されたらレジス
トセンサ51、分離センサ52がシートを検知していな
いかどうかを確認する(S8)。センサ上にシートが検
知されなければ給送経路上にはシートがないので分離モ
ータM1を起動する(正転)(S9)。分離センサ52
までシートを給送する(S10)。レジストセンサ51
にシートがないことを確認してから再度、分離ローラで
搬送を始める。シートはその先端がレジストセンサ51
を超えてレジストローラ42手前で整合される。
【0059】図15は、図14の続きでシート分離動作
の流れを示すフローチャートである。分離センサ52が
用紙の先端を検知すると分離モータM1は停止し、シー
トは停止する(S12)。(分離はローラ停止する。)
1枚目であるならレジストローラ42のニップ開始を待
つ(S13、S14)。レジストローラ42のニップが
開始されると分離モータM1を再起動する(正転)(S
15)。シートが搬送されレジストセンサ51に到達す
るのを待つ(S16)。レジストセンサ51がONにな
ると分離モータM1を停止しタイマーカウントのパルス
をセットする(S17)。
【0060】図17は、図16の続きでシートがレジス
トローラで搬送される流れを示すフローチャートであ
る。分離モータの停止を待ち、分離モータが停止すると
(S18)、シート給送のタイミングをずらすため所定
時間の間(例えば600ms)待つ(S19)。所定時
間(600ms)経過後レジストモータM2を起動し本
体側にシートの給送を開始する(正転)(S20)。レ
ジストローラ42からシートの先端が10mm通過した
ところで分離ローラ41を駆動する分離モータM1が逆
転起動を開始し分離ローラが分離を開始する(S21、
S22)。
【0061】図16は、図15の続きでシートSがレジ
ストローラ42で搬送される流れを示すフローチャート
である。本体側のアライニングローラ9bはレジストロ
ーラ42からのシートの先端を待ち(S23)、シート
の先端が到達するとレジストモータM2は停止する(S
24)。ここでレジストモータM2は逆転起動を開始し
レジストローラ42が分離を開始する(S25)。シー
ト後端が分離センサ52を通過すると分離センサ52は
OFFになり(S26)、分離モータM1が逆回転起動
を開始する。分離モータM1の逆回転により分離してい
た分離ローラ41はニップ動作を開始する(S27)。
分離ローラ41がニップすると次のシートの休止が可能
な状態になる(S28、S29)。
【0062】図17は、図16の続きでレジストローラ
42がニップされる流れを示すフローチャートである。
シートの後端がレジストセンサ51を通過すると(S3
1)、分離しているレジストローラ42のニップを開始
するための待ちタイマをセットする(S32)。タイム
カウントが開始されタイムアップすると(S33)、レ
ジストローラ42のニップ動作が開始される(S3
4)。分離モータM1を再起動させ(正転)次のシート
を待つ。そして、レジストローラ42をニップさせる
(S35)。
【0063】以上詳しく説明したように、本発明に係る
シート給送装置1においては、シート給送経路において
設けられた給送ローラ40と該給送ローラ40に圧接す
る分離部材とから構成された分離手段と、前記分離手段
によって分離給送されたシートをシート給送経路下流側
の搬送方向に搬送する中継ローラ対と、正方向回転で前
記給送ローラ40をシート給送方向に回転し、逆方向回
転で前記給送ローラ40と分離部材とをシートニップ状
態又はシート開放状態にする第1の圧接離間手段を有す
る第1の駆動手段と、正方向回転で前記中継ローラ対を
シート搬送方向に回転し、逆方向回転で前記中継ローラ
対をシートニップ状態又はシート開放状態にする第2の
圧接離間手段を有する第2の駆動手段と、を具備する。
【0064】ここで、シートの先端が前記中継ローラ対
に到達した後に前記第1の駆動手段を正方向回転から逆
方向回転に転換することにより前記給送ローラ40と分
離部材とをシート開放状態にし、シートの先端がシート
搬送下流側の所定位置に到達した後に前記第2の駆動手
段を正方向回転から逆方向回転に切り換えることにより
前記中継ローラ対をシート開放状態にする。
【0065】これにより、本発明は、ローラ間において
シートを順次引き渡す場合にローラのシート送りのため
の駆動と当該ローラのシートニップ開放状態への作動を
一つのモータによって行うことを可能にしたのである。
そしてこれにより、例えば、シート給送装置1からシー
ト搬送方向の所定のシート搬送基準側にシートを整合す
るアライニング手段へのスムースなシート引渡しを簡易
な機構で実現しつつ、高速度なシート給送を可能にした
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コピー装置等の画像形成装置内に収納され、
シート給送位置にあるシート給送装置を示す。
【図2】 シート給送装置のシート給送手段により、収
納されていたシートが一枚づつ分離されて給送される状
態を示す。
【図3】 本シート収納手段19がフレーム10内から
シート補充位置へと引き出される途中の状態を示す斜視
図である。
【図4】 シート収納手段がシート給送装置のシート給
送位置に位置しており、シート収納手段内のシートサイ
ズが検出される状態を示す斜視図である。
【図5】 画像形成装置本体の下段にシート給送装置が
取り付けられている状態の断面図であってシートの給送
状態(その1)を示す。
【図6】 図5に続く、シート給送状態(その2)を示
す。
【図7】 図6に続くシート給送状態(その3)を示
す。
【図8】 第1の駆動手段である給送ローラと分離ロー
ラの圧接離間駆動機構の構成を示す斜視図である。
【図9】 給送ローラと分離ローラの分離機構の構成を
示す。
【図10】 レジストローラ駆動機構の斜視図を示す。
(a)部は、レジストローラがニップされている状態を
示し、(b)部は、レジストローラ対が開放されている
状態を示す。
【図11】 レジストローラの分離駆動機構を示す。
(a)部は、レジストローラの分離駆動機構の側面図で
ある。(b)部は、(a)部の平面図を示す。
【図12】 画像形成装置及びシート給送装置の制御機
構の構成を示すブロック図である。
【図13】 画像形成装置及びシート給送装置における
給送開始の基本動作を示すフローチャート(その1)で
ある。
【図14】 図13に続き、シートの給送と分離ローラ
の圧接離間の動作を説明するフローチャート(その2)
である。
【図15】 図14の続きで、シートの給送と分離ロー
ラの圧接離間の動作を説明するフローチャート(その
3)である。
【図16】 図15の続きで、シートの給送と分離ロー
ラの圧接離間の動作を説明するフローチャート(その
4)である。
【図17】 図16の続きで、シートの給送と分離ロー
ラの圧接離間の動作を説明するフローチャート(その
5)である。
【図18】 図17の続きで、シートの給送と分離ロー
ラの圧接離間の動作を説明するフローチャート(その
6)である。
【符号の説明】
1 シート給送装置 4 押圧規制板 7 シート支持台 8 繰出しローラ 10 フレーム 11 リフトアップモータ 12 カップリング 14 カップリングピン 19 シート収納手段 25 レバー押当部 21 サイズ検知センサ 22 サイズ検知レバー 40 給送ローラ 41 分離ローラ 42 レジストローラ対 43 偏芯カム 43b 偏芯カム 44 分離ローラ支持部材 45a、45b ワンウェイクラッチ 46a、46b ベルト 51 レジストセンサ 52 分離センサ 65 ガイド板 M1 分離モータ M2 レジストモータ H 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 9/00 B65H 9/00 A 9/14 9/14 9/16 9/16 (72)発明者 木下 秀俊 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 Fターム(参考) 3F049 AA02 DA12 DB02 EA17 EA22 EA24 EA28 EA29 LA02 LA05 LA07 LB03 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BA02 BA04 BB02 BB04 CA03 CB01 CB02 DA08 EA03 EA06 FA02 FA07 FA08 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC14 FC15 GA01 GB01 HB04 HD07 HD09 HD14 HD16 JA01 JA14 JA19 JA20 JD04 JD09 JD33 KB05 KB06 KB13 KB17 KB19 KB20 LA04 LA14 LB08 LC04 LC06 LC07 LC11 LC13 LC14 LC20 LD10 LD13 LD27 MA09 MA14 MA15 MA22 MA26 MA45 MA54 MB04 MB14 MB15 MC08 MC12 MC22 MC26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート給送経路において設けられた給送
    ローラと該給送ローラに圧接する分離部材とから構成さ
    れた分離手段と、 前記分離手段によって分離給送されたシートをシート給
    送経路下流側の搬送方向に搬送する中継ローラ対と、 正方向回転で前記給送ローラをシート給送方向に回転
    し、逆方向回転で前記給送ローラと分離部材とをシート
    ニップ状態又はシート開放状態にする第1の圧接離間手
    段を有する第1の駆動手段と、 正方向回転で前記中継ローラ対をシート搬送方向に回転
    し、逆方向回転で前記中継ローラ対をシートニップ状態
    又はシート開放状態にする第2の圧接離間手段を有する
    第2の駆動手段と、を具備し、 シートの先端が前記中継ローラ対に到達した後に前記第
    1の駆動手段を正方向回転から逆方向回転に切り替える
    ことにより前記給送ローラと分離手段とをシート開放状
    態にし、 シートの先端がシート搬送下流側の所定位置に到達した
    後に前記第2の駆動手段を正方向回転から逆方向回転に
    切り換えることにより前記中継ローラ対をシート開放状
    態にすることを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧接離間手段は、前記第1の
    駆動手段の逆方向回転の回転量に応じて、前記給送ロー
    ラと分離部材とがシートニップ状態又はシート開放状態
    を形成するように構成されたことを特徴とする請求項1
    に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の圧接離間手段は、前記第2の
    駆動手段の逆方向回転の回転量に応じて、前記中継ロー
    ラ対がシートニップ状態又はシート開放状態を形成する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記分離手段と前記中継ローラ対間のシ
    ート搬送経路においてシートの通過を検出する検出手段
    を設置し、前記検出手段がシート後端の通過を検出後、
    前記第1の駆動手段を逆方向に回転駆動することにより
    前記給送ローラと分離部材とをシートニップ状態に移行
    させる、ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送
    装置。
  5. 【請求項5】 シート搬送方向の所定のシート搬送基準
    側にシートを整合するシートアライニング手段を有する
    画像形成装置本体に対してシートを供給するためのシー
    ト給送装置であって、 積載されたシートを昇降可能に収納するシート収納手段
    と、 前記シート収納手段からシートを繰り出すシート繰出手
    段と、 シート給送経路において設けられた給送ローラと該給送
    ローラに圧接する分離部材とから構成された分離手段
    と、 前記シート繰出手段から繰り出されたシートを給送する
    給送ローラと該給送ローラに圧接する分離部材とから構
    成された分離手段と、 前記分離手段によって分離給送されたシートをシート給
    送経路下流側の搬送方向に搬送する中継ローラ対と、 正方向回転で前記給送ローラをシート給送方向に回転
    し、逆方向回転で前記給送ローラと分離部材とをシート
    ニップ状態又はシート開放状態にする第1の圧接離間手
    段を有する第1の駆動手段と、 正方向回転で前記中継ローラ対をシート搬送方向に回転
    し、逆方向回転で前記中継ローラ対をシートニップ状態
    又はシート開放状態にする第2の圧接離間手段を有する
    第2の駆動手段と、から構成されたことを特徴とするシ
    ート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の駆動手段は、シートの先端が
    前記中継ローラ対に到達した後に前記給送ローラを正方
    向回転から逆方向回転に切り換えることにより前記給送
    ローラと分離部材とをシート開放状態にし、 前記第2の駆動手段は、シートの先端が前記シートアラ
    イニング手段に到達した後に前記中継ローラ対を正方向
    回転から逆方向回転に切り換えることにより前記中継ロ
    ーラ対をシート開放状態にする、ように制御されたこと
    を特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記シートアライニング手段は、搬送さ
    れるシートの片側側縁を前記シート搬送基準に対して片
    寄せしつつ搬送する搬送ローラを有し、 前記シート給送装置は、当該シートアライニング手段を
    有する画像形成装置に対して着脱可能に構成された請求
    項6に記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 積載収納されたシートを繰り出すシート
    給送装置を着脱可能に備えた画像形成装置であって、 前記シート給送装置は、 シート給送経路において設けられた給送ローラと該給送
    ローラに圧接する分離部材とから構成された分離手段
    と、 前記分離手段において分離給送されたシートの給送方向
    を整えるレジスト修正後に、下流側のシート搬送ローラ
    に対してシートを搬送するレジストローラ対と、 正方向回転で前記給送ローラをシート給送方向に回転
    し、逆方向回転で前記給送ローラと分離部材とをシート
    ニップ状態又はシート開放状態にする第1の圧接離間手
    段を有する第1の駆動手段と、 正方向回転で前記レジストローラ対をシート搬送方向に
    回転し、逆方向回転で前記レジストローラ対をシートニ
    ップ状態又はシート開放状態にする第2の圧接離間手段
    を有する第2の駆動手段と、から構成されたことを特徴
    とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の駆動手段は、シートの先端が
    前記レジストローラ対に到達した後に前記給送ローラを
    正方向回転から逆方向回転に転換することにより前記給
    送ローラと分離部材とをシート開放状態にし、 前記第2の駆動手段は、シートの先端が前記下流側のシ
    ート搬送ローラに到達した後に前記レジストローラ対を
    正方向回転から逆方向回転に転換することにより前記レ
    ジストローラ対をシート開放状態にする、ように制御さ
    れた、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の分離圧接手段は、前記第1
    の駆動手段による前記給送ローラの逆方向回転の回転量
    に応じて、前記給送ローラと分離部材とがシートニップ
    状態又はシート開放状態を形成するように構成され、 前記第2の分離圧接手段は、前記第2の駆動手段による
    前記中継ローラ対の逆方向回転の回転量に応じて、前記
    レジストローラ対がシートニップ状態又はシート開放状
    態を形成するように構成された、ことを特徴とする請求
    項9に記載の画像形成装置。
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