JP2003118268A - 株価チャート - Google Patents

株価チャート

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JP2003118268A JP2001314617A JP2001314617A JP2003118268A JP 2003118268 A JP2003118268 A JP 2003118268A JP 2001314617 A JP2001314617 A JP 2001314617A JP 2001314617 A JP2001314617 A JP 2001314617A JP 2003118268 A JP2003118268 A JP 2003118268A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初心者にも見やすく、かつ株価動向予測にも
好適な株価チャートを提供すること。 【解決手段】 値軸と時間軸とからなる座標上に、所定
銘柄についての「足」を時系列的に並べてなる株価チャ
ートにおいて、「足」の上端及び下端が、今回終値とそ
れ以前の規定回数分の既得終値とから算出される今回終
値平均値或いは、前回終値とそれ以前の規定回数分の既
得終値とから算出される前回終値平均値のいずれか一方
をそれぞれ示すように「足」を配置し、「足」には、前
回終値平均値と今回終値平均値との大小関係を示す表示
と、今回終値を示す座標点と、今回終値平均値を示す
「足」の上端または下端とを結ぶ「線」とを付加し、
「線」には、今回終値と今回終値平均値との大小関係を
示す表示を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、値軸と時間軸とか
らなる座標上に所定銘柄についての「足」を時系列的に
並べてなる株価チャートに係り、特に、株価情報として
終値データのみを用いて「足」及び「線」を描いた株価
チャートに関する。
【0002】
【従来の技術】株の売り時や買い時の的確な判断は、株
式に携わる者にとって共通の課題であり、そのためにも
日頃の株価動向分析は欠かすことのできないものとなっ
ている。株価動向を知り得る最も一般的なものとして、
種々の「足」(ローソク足、酒田五法、新値3本足等
々)に基づき描かれる株価チャートが挙げられるが、中
でも、ローソク足を使用した株価チャートは、古来より
日本国内における株価チャートの代表格として知られて
おり、株価情報誌や、インターネット上等で最も頻繁に
目にすることができる。
【0003】ローソク足にあっては、所定期間における
株価の値動きが、‘始値’、‘高値’、‘安値’、‘終
値’の4つの値段データを用いた日足、週足、月足、年
足等により表される。より具体的には、各足は、上端及
び下端が、‘始値’、‘終値’の何れか一方を示す矩形
上の帯と、この帯から上下方向に延びる‘高値’、‘安
値’を示す2本の「線」(ひげ)とから構成される。
【0004】ローソク足にあっては、株価指標となる4
つの値が同時に表されるため、株価動向分析には打って
つけであるが、反面、各足が複雑かつ変化の大きいもの
になりやすく、また、隣接する足同士に必ずしも連続性
がないため、初心者にとっては見づらく、かつその変化
に惑わされ易いという問題が指摘されていた。
【0005】そこで、本出願人は、『足』を所定日数の
終値平均値のみを用いて描いた新規な株価チャートを創
案した。具体的には、この株価チャートにおける『足』
は、上端及び下端が、今回(例えば当日)までの所定日
数の終値平均値或いは前回(例えば前日)までの所定日
数の終値平均値のいずれか一方をそれぞれ示す矩形上の
帯として描かれる。本出願人は、この『足』を『増田
足』と命名した。
【0006】この『増田足』を使用した新規な株価チャ
ートにあっては、以下の効果が得られることが確認され
ている。 (a)『増田足』は、2つの値(ともに終値平均値)を
それぞれ上下端として描かれるシンプルな構成であるた
め、従来のローソク足に比して、短期線、中期線、長期
線が簡素化され、初心者にも見やすい。 (b)株価指標となる値は、移動平均値であるため、ロ
ーソク足に比して増田足の変化の幅は抑制されたものと
なり、また、今回終値平均値が次回における‘前回終値
平均値’となるため、隣接する増田足同士には連続性が
保たれる。このため、短期線、中期線、長期線が滑らか
な曲線となって、初心者であっても過去の株価の動向を
一目で把握することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この新規な株価チャー
トにあっては、上述のように初心者にも見やすくかつ株
価動向を一目で把握することができるといった利点が得
られるものの、このチャートだけを頼りに今後の動向予
測、特に株の売り買い時を決定するのは依然として難し
く、そのためには、チャートを日々観察し、経験や勘を
頼りとして総合的な判断を行うと言った煩雑な作業が尚
も必要とされていた。
【0008】本発明は、斯かる問題点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、初心者にも見
やすく、かつ株価動向予測にも好適な株価チャートを提
供するところにある。
【0009】また、この発明の他の目的とするところ
は、そのような株価チャートを、プリンタやディスプレ
イに出力することが可能な株価チャート作成装置を提供
することにある。
【0010】さらに、この発明の他の目的並びに作用効
果については、以下の明細書の記載により、当業者であ
れば容易に理解されるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1実施形態は、値軸と時間軸とからなる座
標上に、所定銘柄についての「足」を時系列的に並べて
なる株価チャートして実現される。
【0012】この株価チャートにおいて、「足」の上端
及び下端は、今回終値とそれ以前の規定回数分の既得終
値とから算出される今回終値平均値或いは、前回終値と
それ以前の規定回数分の既得終値とから算出される前回
終値平均値のいずれか一方をそれぞれ示すように配置さ
れる。
【0013】ここで、『今回』、『前回』とあるが、こ
れは、チャート上の時間軸において連続する2つの時間
(日、週、月等)をそれぞれ意味している。例えば、1
日間隔で「足」が表示される場合は、「今回」を当日、
「前回」を前日等と定義することができる。また、例え
ば、1週間間隔で「足」を表示するような場合には、
「今回」を今週、「前回」を先週等と定義することがで
きる。また、1月間隔で「足」を表示するような場合
は、「今回」を今月、「前回」を先月等と定義すること
ができる。尚、この定義は一例であって、「今回」と
「前回」の定義をこれに限定するものではないが、少な
くとも、ここでは、チャート上の時間軸方向に連続する
2つの「足」の古い方の「足」における今回終値平均値
が、新しい方の「足」における前回終値平均値となるよ
うに「足」が配置される。すなわち、座標上で隣接する
「足」には、一定の連続性が保たれている。
【0014】「足」には、前回終値平均値と今回終値平
均値との大小関係を示す表示と、今回終値を示す座標点
と、今回終値平均値を示す「足」の上端または下端とを
結ぶ「線」とが付加される。
【0015】また、「線」には、今回終値と今回終値平
均値との大小関係を示す表示が付加される。
【0016】尚、「足」の「前回終値平均値と今回終値
平均値との大小関係を示す表示」或いは、「線」の「今
回終値と今回終値平均値との大小関係を示す表示」とし
ては、例えば、‘文字’、‘図形’、‘記号’、‘色
彩’等の付加表示が挙げられる。
【0017】本発明の第1実施形態によれば、「足」
は、終値平均値を上下端として描かれるものであるか
ら、‘始値’、‘終値’といった実値を上下端として描
かれるローソク足に比して、その変動(変化)が抑制さ
れたものとなる。また隣接する「足」同士に一定の連続
性が保たれるから、「足」が時系列的に並べられること
により描かれる移動線が、ローソク足の場合のそれに比
して奇麗で纏まりのあるものとなる。したがって、移動
線の視認性が向上され、株式初心者であっても、一目で
株価動向を把握することが可能となる。加えて、そのと
きの終値とそれまでの終値平均値との差が、「線」の長
さで表されるから、この「線」同士を比較等することに
より、そのときどきの株価動向の勢いを株式初心者であ
っても容易に把握することもできる。したがって、株式
初心者であっても、比較的容易に、株価動向の予測が可
能となる。
【0018】第1実施形態において、好ましくは、
「足」の「前回終値平均値と今回終値平均値との大小関
係を示す表示」として‘色彩’が用いられる。例えば、
今回終値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の色彩
が、‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施されるように
する。このような態様によれば、移動線の上下変動だけ
でなく、色によっても直感的に株価動向を知り得る。
【0019】第1実施形態において、好ましくは、
「線」の「今回終値と今回終値平均値との大小関係を示
す表示」として‘色彩’が用いられる。例えば、今回終
値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の色彩が、
‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施されるようにす
る。このような態様によれば、そのときどきの株価動向
の勢いを色によっても直感的に理解することができる。
【0020】第1実施形態において、好ましくは、
「線」には、その先端が終値を示す座標点側へと向けら
れた‘矢印’が付加されるようにする。このような態様
によれば、そのときどきの株価動向が、いずれの方向
(上昇、下降)に向かっているかを‘矢印’により直感
的に理解することができる。
【0021】第1実施形態において、好ましくは、チャ
ート上には、終値平均値を算出するための‘規定回数’
が異なる複数種の「足」が同時に描かれるようにする。
‘規定回数’が異なれば、それぞれの「足」に基づく移
動線は異なった動き、すなわち、異なった性質を示す。
また、これに伴い、それら「足」にそれぞれ付加表示さ
れる「線」も、「足」の種によって当然ながらに異なっ
たものとなる。したがって、これらを同時に見比べる
(例えば、移動線の出現パターン(上下位置関係)等を
見る)ことにより、総合的な判断に基づき株価動向予測
を行うことができる。
【0022】尚、「複数種の「足」」とあるが、一例と
しては、‘規定回数’の少ない順に、短期・中期・長期
の3種に分けられた「足」の中から選ばれた2種以上を
同時に描いたものが挙げられる。
【0023】より具体的な一例では、‘規定回数’を、
「短期」が直近の3日分、「中期」が直近の25日分、
「長期」が直近の75日分とした「日足」による複数同
時表示が挙げられる。
【0024】また、具体的な他の一例として、‘規定回
数’を、「短期」が直近の3週分、「中期」が直近の1
3週分、「長期」が直近の26週分とした「週足」によ
る複数同時表示が挙げられる。尚、この場合、各週の終
値は、その週を代表する任意の一日(例えば金曜日)の
終値が採用される。
【0025】また、具体的な他の一例として、‘規定回
数’を、「短期」が直近の3ヶ月分、「中期」が直近の
12ヶ月分、「長期」が直近の36ヶ月分とした「月
足」による複数同時表示が挙げられる。尚、この場合、
各月の終値は、その月を代表する任意の一日の終値が採
用される。
【0026】尚、上記「日足」、「週足」、「月足」の
それぞれおける複数の「足」の同時表示は、出願人の鋭
意研究の結果、株価動向を如実にチャートに反映しやす
いと考えられる組合せを示したに過ぎず、組合せは、そ
られに限定されることなく、自由に設定することができ
る。
【0027】次に、本発明の第2実施形態は、値軸と時
間軸とからなる座標上に、所定銘柄についての「足」を
時系列的に並べてなる株価チャートであって、その上端
及び下端が、今回終値とそれ以前の規定回数分の既得終
値とから算出される今回終値平均値或いは、前回終値と
それ以前の規定回数分の既得終値とから算出される前回
終値平均値のいずれか一方をそれぞれ示すように配置さ
れた‘規定回数’をそれぞれ異にする複数種の「足」が
描かれ、それら複数種の「足」のなかから選ばれた1又
は2種以上の「足」には、前回終値平均値と今回終値平
均値との大小関係を示す表示と、今回終値を示す座標点
と、今回終値平均値を示す「足」の上端または下端とを
結ぶ「線」とが付加され、「線」には、今回終値と今回
終値平均値との大小関係を示す表示が付加されている、
ことを特徴とする。
【0028】本発明の第2実施形態によれば、終値平均
値を算出するための‘規定回数’が異なる複数種の
「足」に基づく移動線を同時に見比べることができ、か
つ、それら複数種の「足」から選ばれた任意の「足」に
ついては、付加表示された「線」を見ることによりその
時々の株価動向の勢いを知ることができる。
【0029】尚、「複数種の「足」」とあるが、一例と
しては、第1実施形態と同様に、‘規定回数’の少ない
順に、短期・中期・長期の3種に分けられた「足」の中
から選ばれた2種以上を同時に描いたものが挙げられ
る。
【0030】第2実施形態において、好ましくは、
「足」の「前回終値平均値と今回終値平均値との大小関
係を示す表示」として‘色彩’が用いられる。例えば、
今回終値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の色彩
が、‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施されるように
する。このような態様によれば、移動線の上下変動だけ
でなく、色によっても直感的に株価動向を知り得る。
【0031】第2実施形態において、好ましくは、
「線」の「今回終値と今回終値平均値との大小関係を示
す表示」として‘色彩’が用いられる。例えば、今回終
値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の色彩が、
‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施されるようにす
る。このような態様によれば、そのときどきの株価動向
の勢いを色によっても直感的に理解することができる。
【0032】第2実施形態において、好ましくは、
「線」には、その先端が終値を示す座標点側へと向けら
れた‘矢印’が付加されるようにする。このような態様
によれば、そのときどきの株価動向が、いずれの方向
(上昇、下降)に向かっているかを‘矢印’により直感
的に理解することができる。
【0033】次に、本発明の第3実施形態は、株価チャ
ート作成装置として実現され、これにより、上記第1,
第2の実施形態による株価チャートを自動作成可能とし
ている。
【0034】本発明の第3実施形による株価チャート作
成装置は、入力される所定銘柄についての終値データを
時系列的に記憶する手段と、「足」が表示されるべき複
数特定日のそれぞれについて、今回終値とそれ以前の規
定回数分の既得終値とに基づく今回終値平均値と、前回
終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とに基づく前回
終値平均値と、を算出する演算手段と、今回終値平均値
と前回終値平均値とを上端または下端の何れかに有する
「足」を、前回終値平均値と今回終値平均値との大小関
係を示す表示とともに、値軸と時間軸とからなる座標上
に時系列的に表示する第1の表示手段と、第1の表示手
段により表示される各「足」の今回終値平均値を示す上
端または下端とそのときの終値座標点とを結ぶ「線」
を、今回終値と今回終値平均値との大小関係を示す表示
とともに、値軸と時間軸とからなる座標上に付加表示す
る第2の表示手段と、を有することを特徴とする。
【0035】第3実施形態において好ましくは、ユーザ
操作を介して、終値平均値を算出するための‘規定回
数’が異なる複数種の「足」から表示すべき1又は2種
以上の「足」を特定する手段を更に有し、2種以上の
「足」が特定されたときには、第1の表示手段を介し
て、それら特定された「足」を同時に表示する機能を有
する。
【0036】第3実施形態において好ましくは、第1の
表示手段は、各種の「足」が新たに特定される毎に、該
特定された種の「足」を座標上に追加表示し、各種の
「足」の特定が解除される毎に、該解除された「足」を
座標上から消去する機能を有する。
【0037】ここで、更に好ましくは、ユーザ操作を介
して、表示された2種以上の「足」のなかから、「線」
を付加表示すべき1又は2種以上の「足」を特定する手
段を更に有し、「線」を付加表示すべき2種以上の
「足」が特定されたときには、第2の表示手段を介し
て、それら特定された2種以上の「足」のそれぞれに
「線」が付加表示される。
【0038】また、更に、好ましくは、第2の表示手段
は、「線」を付加表示すべき各種の「足」が新たに特定
される毎に、該特定された種の「足」に「線」を追加表
示し、「線」を付加表示すべき各種「足」の特定が解除
される毎に、該解除された「足」に付加された「線」を
座標上から消去する機能を有する。
【0039】尚、第3実施形態においても、‘規定回
数’の異なる複数種の「足」を、予め短期・中期・長期
の3種に分類しておくことができる。
【0040】また、第3実施形態において、好ましく
は、第1の表示手段は、大小関係を示す表示として、今
回終値平均値が前回終値平均値より‘大’のとき第1の
色彩を、‘小’のとき第2の色彩を「足」に施して表示
するようにする。
【0041】また、第3実施形態において、好ましく
は、第2の表示手段は、大小関係を示す表示として、今
回終値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の色彩
を、‘小’のとき第2の色彩を「線」に施して表示する
ようにする。
【0042】また、第3実施形態において、好ましく
は、第2の表示手段は、その先端が終値座標点側へと向
けられた‘矢印’を、「線」に付加して表示するように
する。
【0043】尚、上記第1実施形態の株価チャート、第
3実施形態の株価チャート作成装置は、何れも「株価」
を対象としたが、本発明は、「株価」のみならず、その
他各種の相場(債権、商品、デリバティブ、オプショ
ン、ワラント等の値段)にも適用可能である。
【0044】すなわち、本発明の第4実施形態は、値軸
と時間軸とからなる座標上に、所定相場についての
「足」を時系列的に並べてなる相場チャートであって、
「足」の上端及び下端は、今回終値とそれ以前の規定回
数分の既得終値とから算出される今回終値平均値或い
は、前回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とから
算出される前回終値平均値のいずれか一方をそれぞれ示
すように配置され、「足」には、前回終値平均値と今回
終値平均値との大小関係を示す表示と、今回終値を示す
座標点と、今回終値平均値を示す「足」の上端または下
端とを結ぶ「線」とが付加され、「線」には、今回終値
と今回終値平均値との大小関係を示す表示が付加されて
いる、ことを特徴とする。
【0045】また、本発明の第5実施形態は、入力され
る所定相場についての終値データを時系列的に記憶する
手段と、「足」が表示されるべき(日、週、月によって
異なる)複数特定日のそれぞれについて、今回終値とそ
れ以前の規定回数分の既得終値とに基づく今回終値平均
値と、前回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とに
基づく前回終値平均値と、を算出する演算手段と、今回
終値平均値と前回終値平均値とを上端または下端の何れ
かに有する「足」を、前回終値平均値と今回終値平均値
との大小関係を示す表示とともに、値軸と時間軸とから
なる座標上に時系列的に表示する第1の表示手段と、第
1の表示手段により表示される各「足」の今回終値平均
値を示す上端または下端とそのときの終値座標点とを結
ぶ「線」を、今回終値と今回終値平均値との大小関係を
示す表示とともに、値軸と時間軸とからなる座標上に付
加表示する第2の表示手段と、を有することを特徴とす
る相場チャート作成装置である。
【0046】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の一
形態を添付図面にしたがって詳細に説明する。
【0047】本発明の実施の一形態である株価チャート
作成装置の機能的な構成が図1のブロック図に概念的に
示されている。同図に示されるように、この株価チャー
ト作成装置1は、株価情報を入力する入力手段2と、C
PUを含んで構成される処理手段3と、入力された株価
情報を記憶する株価記憶手段4と、株価記憶手段4に記
憶された株価情報に基づき足データを算出する演算手段
5と、演算(算出)結果を記憶する演算結果記憶手段6
と、演算結果記憶手段6に記憶された足データに基づく
株価チャートをディスプレイ等に出力する出力手段7と
を含んでいる。
【0048】本実施の形態では、株価チャート作成装置
1は、パーソナルコンピュータを用いて構成され、この
パーソナルコンピュータにより、処理手段3、株価記憶
手段4、演算手段5、演算結果記憶手段6が実現されて
いる。
【0049】入力手段2にはキーボード2aや図示しな
いマウス等が含まれる。キーボード2aは、会社情報の
登録や会社の株価情報の随時入力等に使用されるほか、
後述する出力手段7としてのディスプレイ装置7aに所
望の銘柄のチャートを表示する際に、その銘柄の名称
(または、便宜上銘柄コード)を入力するためにも使用
される。
【0050】証券取引所で取り扱っている株の銘柄数
は、店頭銘柄も含めると、3000銘柄にも及ぶ。これ
らの株価情報を終値が発表される午後3時以降に、すべ
てキーボード2aから手入力することは、多大なる時間
と労力を必要とする上、入力ミスも避け難い。そのた
め、証券取引所から提供される株価情報をオンラインで
取り込むためのオンライン受信手段2bが設けられてい
る。尚、キャッシュメモリ2cは、オンライン受信手段
2bを介して取り込まれた株価情報の一時記憶手段とし
て使用される。
【0051】処理手段3は、CPU(中央処理装置)3a
を主体として構成される。プログラム記憶装置3bは、
ROMやRAM等で構成され、株価チャート作成装置で
使用する各種のプログラム(株価情報入力プログラム、
演算プログラム、株価チャート作成プログラム等)が記
憶されている。CPU3aは、このプログラム記憶装置
3bに記憶されたプログラムに従い、株価チャート作成
装置1の各構成要素を統括制御する。
【0052】株価記憶手段4は、この例では、パーソナ
ルコンピュータ内部に設けられたハードディスク(記憶
エリアの一部割り当て)により実現されている。この株
価記億手段4には、受信手段2bを介して取り込まれた
株価情報が、予め登録された株銘柄毎に逐次記憶され
る。株価記憶手段4に記憶された株価情報の一例が図2
に示されている。1つの株銘柄に対し、株価情報が取得
された日付と、株価情報としての‘始値’、‘高値’、
‘安値’、‘終値’、‘出来高’とが、一日分のデータ
として記憶される。尚、日付は、後述する演算手段5
が、例えば短期終値平均値の算出を行う場合に、当日
と、1つ前と、2つ前の株価(終値)を特定する際に必
要となる。
【0053】本実施の形態では、後述するように、日足
の作成には、最新の450日分の日足データが、週足デ
ータの作成には、最新の192週分の週足データが、月
足による株価チャートの作成には、最新の176月分の
月足データがそれぞれ使用される。そのため、株価記億
手段4には、これらの演算を行うために必要なN日分の
株価情報が少なくとも記憶される。
【0054】尚、本実施の形態において、足作成乃至株
価チャート作成に必須とされる株価情報は「終値デー
タ」のみであるが、この例では、その他の株価情報もデ
ィスプレイ上等で数値表示等するため、このように、終
値以外の株価情報も株価記憶手段4に同時に記憶されて
いる。また、同図では、“1日”から“N日”までのデ
ータが描かれているが、株取引の行われない土日祝祭日
等は株価情報が取得されないため、「日付」は必ずしも
連続しない。
【0055】演算手段5は、主として、プログラム記憶
装置3aに記憶されている演算プログラムの手順に従っ
て、株価記憶手段4に記憶された株価情報を読み出し、
対応する演算処理を行う。この演算処理は、主として、
本実施の形態で使用される「増田足」を作成するのに必
要となる足データ(短期終値平均値,中期終値平均値,
長期終値平均値)を、所定期間(規定数)の終値データ
に基づき算出する処理である。
【0056】ここで、本実施の形態で使用される『増田
足』について説明する。
【0057】本実施の形態では、「増田足」は、その作
成間隔によって、日足、週足、月足の3種に分類され、
各種の「足」毎に、足データ算出における終値使用数
(規定数)が異なる更に3種の足(短期足、中期足、長
期足)が作成可能とされている。すなわち、この例で
は、短期日足、中期日足、長期日足、短期週足、中期週
足、長期週足、短期月足、中期月足、長期月足の計9種
類の増田足が作成可能とされる。
【0058】この例では、『日足』は、午後3時に得ら
れる毎日の終値データの規定数の平均値(日足データ:
短期、中期、長期で異なる)に基づき作成される。
【0059】また、『週足』は、各週の株取引最終日
(もっぱら金曜日)に得られる終値データ(週足デー
タ)の規定数の平均値に基づき作成される。尚、この例
では、その週の株取引最終日が到来するまでは、最新日
の終値データをその週の最終日終値データとみなし、適
宜最新週足データを作成するようにしている。
【0060】また、『月足』は、各月の株取引最終日に
得られる終値データの規定数の平均値(月足データ)に
基づき作成される。尚、この例では、その月の株取引最
終日が到来するまでは、最新日の終値データをその月の
最終日終値データとみなし、適宜最新の月足データを作
成するようにしている。
【0061】『日足』、『週足』、『月足』ともに、
「短期足」は、今回(その日)の短期終値平均値(今回
の短期足データ)と前回(日付が連続しないため、必ず
しも‘前日’とはならないためこのように記載する)の
短期終値平均値(前回の短期足データ)とに基づき作成
され、この「短期足」を値軸と時間軸とからなる座標軸
上に時系列的に並べることにより「短期線」が描かれ
る。
【0062】「中期足」は、今回の中期終値平均値と前
回の中期終値平均値とに基づき作成され、この「中期
足」を値軸と時間軸とからなる座標軸上に時系列的に並
べることにより「中期線」が描かれる。
【0063】「長期足」は、今回の長期終値平均値と前
回の長期終値平均値とに基づき作成され、この「長期
足」を値軸と時間軸とからなる座標軸上に時系列的に並
べることにより「長期線」が描かれる。
【0064】尚、以下の説明においては、短期線、中期
線、長期線を総称する場合には‘移動線’と言う。
【0065】短期日足データとしての「短期終値平均
値」は、この例では、その日の終値とそれ以前の直近2
日分の終値との計3日分の既得終値の平均値として算出
される。短期日足データとしての「中期終値平均値」
は、その日(今回)の終値とそれ以前の直近24日分の
終値との計25日分の既得終値の平均値として算出され
る。短期日足データとしての「長期終値平均値」は、そ
の日の終値とそれ以前の直近74日分の終値との計75
日分の既得終値平均値として算出される。
【0066】短期週足データとしての「短期終値平均
値」は、この例では、その週(今回)の終値とそれ以前
の直近2週分の終値との計3週分の既得終値平均値とし
て算出される。中期週足データとしての「中期終値平均
値」は、その週の終値とそれ以前の直近12週分の終値
との計13週分の既得終値平均値として算出される。長
期週足データとしての「長期終値平均値」は、その週の
終値とそれ以前の直近25週分の終値との計26週分の
既得終値平均値として算出される。
【0067】短期月足データとしての「短期終値平均
値」は、この例では、その月(今回)の終値とそれ以前
の直近2月分の終値との計3週分の既得終値平均値とし
て算出される。中期月足データとしての「中期終値平均
値」は、各月の終値とそれ以前の直近11月分の終値と
の計12週分の既得終値平均値として算出される。長期
月足データとしての「長期終値平均値」は、各月の終値
とそれ以前の直近35月分の終値との計36月分の既得
終値平均値として算出される。
【0068】演算手段5は、上記日足データ、週足デー
タ、月足データを算出し、それらデータを図1に示す演
算結果記憶手段6の日足記憶部、週足記憶部、月足記憶
部にそれぞれ保存する。
【0069】図3は、演算結果記憶手段6の日足記憶部
a、週足記憶部6b、月足記憶部6cにそれぞれ保存さ
れるデータの内容を示す図である。同図に示されるよう
に、『日足記憶部6a』には、各株銘柄毎に、3日〜D
日目(D日目を最新日と仮定)における短期・中期・長
期の終値平均値と各日の終値(今回終値)とが各日の日
付と共に記憶される。また、ここで保存される終値は、
株価記憶手段4に保存される株価情報としての終値と同
じものであるが、この例では、増田足の作成に加え、後
述する“影線”の作成をスムーズに行うため、演算結果
記憶部6にも終値が保存される。
【0070】尚、‘日付’は、日足データ算出の基準と
なる日であり、例えば、日足における短期終値平均値を
算出する場合は、3日目に該当する日(当日が、7月1
0日とすると、演算には、7月9日と7月8日の株価
(終値)が必要であり、この場合に、終値短期平均値を
算出した日である7月10日)が記憶される。
【0071】尚、データの先頭が“3日目”となってい
るのは、日足データとしての短期終値平均値の算出に
は、それ以前の2日分の終値平均値が必要とされるため
である。同様の理由から、中期終値平均値が保存される
のは、25日目以降であり、長期終値平均値が保存され
るのは、75日以降となる。
【0072】『週足記憶部6b』には、各株銘柄毎に、
3週目〜W週目までの各週の短期・中期・長期の終値平
均値と各週の終値(その週の最終日とされる日の終値)
とが日付と共に記憶される。
【0073】‘日付’は、週足データ算出の基準となる
日であり、例えば、週足における短期終値平均値を算出
する場合は、3週目に該当する日(当日が、7月10日
とすると、演算には、例えば、先週に当たる7月2日と
先々週に当たる6月25日の株価(終値)が必要であ
り、この場合に、終値平均値を算出した日である7月1
0日)が記憶される。尚、週足記憶部におけるデータの
先頭が“3週目”となっているのは、週足データとして
の短期終値平均値の算出には、それ以前の2週分の終値
平均値が必要とされるためである。同様の理由から、中
期終値平均値が保存されるのは、13週目以降であり、
長期終値平均値が保存されるのは、26週目以降とな
る。
【0074】『月足記憶部6c』には、各株銘柄毎に、
3月目〜M月目までの各月の短期・中期・長期の終値平
均値と各月の終値(その月の最終日とされる日の終値)
とが日付と共に記憶される。
【0075】ここでの‘日付’は、月足データ算出の基
準となる日であり、例えば、月足における短期終値平均
値を算出する場合は、3月目に該当する日(当日が、7
月31日とすると、演算には、例えば、先月に当たる6
月30日と先々月に当たる5月31日の株価(終値)が
必要であり、この場合に、終値平均値を算出した日であ
る7月31日)が記憶される。尚、月足記憶部における
データの先頭が“3月目”となっているのは、月足デー
タとしての短期終値平均値の算出には、それ以前の2月
分の終値平均値が必要とされるためである。同様の理由
から、中期終値平均値が保存されるのは、12月目以降
であり、長期終値平均値が保存されるのは、36月目以
降となる。
【0076】上述の足データ(終値平均値)の具体的算
出態様の一例として、短期日足作成のための短期終値平
均値(以下、終値3日平均値と言う)の算出態様を図4
に示す。
【0077】同図に示されるように、各日における終値
3日平均値は、次式(式1)に従って求められる。
【数1】 終値3日平均値=(今回の終値+前回の終値+前々回の終値)÷3 …(式1)
【0078】具体的には、図4に示されるように、3日
目の時点における終値3日平均値は、 ( 800+1000+1200)÷3=1000 4日目の時点における終値3日平均値は、 (1000+1200+1400)÷3=1200 5日目の時点における終値3日平均値は、 (1200+1400+1600)÷3=1400 6日目以降も同様して求められる。
【0079】図5は、このようにして得られた3日目〜
10日目の終値3日平均値を使用して作成される増田足
(短期日足:以下、3日増田足と言う)を、値軸と時間
軸とからなる座標軸上に時系列的に並べることにより描
かれる日足短期線の一例(株価チャートの一例)を示す
図(部分拡大図)である。同図に示されるように、3日
増田足は、この例では、縦軸を値段、横軸を日にちとす
る座標上に、当日終値3日平均値(今回終値平均値)と
前日終値3日平均値(前回終値平均値)とをそれぞれ上
線若しくは下線とする対応長さの垂直バー(矩形帯)と
して描かれる。
【0080】より具体的には、4日目の3日増田足は、
4日目の終値3日平均値である1200を上線、3日目
の終値3日平均値である1000を下線とする垂直バー
として描かれる。このように、前日の終値3日移動平均
値よりも本日の終値3日平均値の方が高い場合を『陽
足』と称する。本実施の形態では、この場合、『陽足』
を示す表示として、垂直バーにピンクの色彩が付され
る。
【0081】5日目の3日増田足は、5日目の終値3日
平均値である1400を上線、4日目の終値3日平均値
である1200を下線とするピンク色の垂直バーとして
描かれる。
【0082】6日目の3日増田足は、6日の終値3日平
均値および5日目の終値3日平均値の値がいずれも14
00であることから、5日目(1つ前)と同様のピンク
色の水平な一本の線で描かれる。
【0083】7日目の3日増田足は、7日目の終値3日
平均値である1300を下線、6日目の終値3日平均値
である1400を上線とする垂直バーとして描かれる。
このように、前日の終値3日平均値よりも当日の終値3
日平均値の方が低い場合を『陰足』と称する。本実施の
形態では、この場合、『陰足』を示す表示として、垂直
バーにブルーの色彩が付される。
【0084】同様にして8日目、9日目、10日目の3
日増田足も垂直バーとして描かれ、それぞれの足には、
『陽足』または『陰足』を示すピンク若しくはブルーの
色彩が付される。このように、本実施形態における日足
短期線は、今回終値とそれ以前の直近2日分の終値との
終値3日平均値、並びに、前回終値とそれ以前の直近2
日分との終値3日平均値に基づき作成される3日増田足
(詳細は後述する)を、順に連結することで描かれる。
尚、日足短期線は、株価の急伸、急落、転換を知りうる
のに特に好適とされる。
【0085】また、日足の中期線(以下、日足中期線と
言う)は、同様にして、今回終値とそれ以前の直近24
日分の終値との終値25日平均値、並びに、前回終値と
それ以前の直近24日分の終値との終値25日平均値に
基づき作成される25日増田足を順に連結することで描
かれる。尚、日足中期線は、株価の中期的な転換、強弱
の方向性を知り得るのに特に好適とされる。
【0086】また、日足による長期線(以下、日足長期
線と言う)は、同様にして、今回終値とそれ以前の直近
74日分の終値との終値75日平均値、並びに、前回終
値とそれ以前の直近74日分の終値との終値75日平均
値に基づき作成される75日増田足を順に連結すること
で描かれる。尚、日足長期線は、株価の中長期の転換、
強弱、方向性を知り得るのに特に好適とされる。
【0087】一方、増田足の「週足」による短期線、中
期線、長期線(図示省略)は、株価の中長期の動向を知
り得るために用いられる。
【0088】週足短期線は、この例では、各週の終値
(今回終値:この例では各週の採取日の終値)とそれ以
前の直近2週分の終値(この例では、先週の金曜日と、
先々週の金曜日にそれぞれ取得された終値)との平均値
(終値3週平均)、並びに、先週終値とそれ以前の直近
2週分の終値との平均値に基づき作成される3週増田足
を順に連結することで描かれ、日足より緩やかな転換を
知り得るのに特に好適とされる。
【0089】週足中期線は、この例では、各週の終値と
それ以前の直近12週分の終値との平均値(終値13週
平均)、並びに、先週終値とそれ以前の直近12週分の
終値との平均値に基づき作成される13週増田足を順に
連結することで描かれ、株売買の中期的な動向を知り得
るのに特に好適とされる。
【0090】週足長期線は、この例では、各週の終値と
それ以前の直近25週分の終値との平均値(終値26週
平均)、並びに、先週終値とそれ以前の直近25週分の
終値との平均値に基づき作成される26週増田足を順に
連結することで描かれ、株価の長期的な将来の動向を知
り得るのに特に好適とされる。
【0091】また、月足による短期線、中期線、長期線
(図示省略)は、株価の長期の動向を知り得るために用
いられる。
【0092】月足短期線は、この例では、各月の終値
(今回終値:この例では各月の最終日の終値)とそれ以
前の直近の2月分の終値(この例では、先月最終日と、
先々月最終日の終値)との平均値に基づき作成される3
月増田足を順に連結することで描かれ、週足より緩やか
な転換を知り得るのに特に好適とされる。
【0093】月足中期線は、この例では、基準月終値
(この例では、基準月最終日の終値)とそれ以前の直近
の11月分の終値(この例では、先月最終日と、先々月
最終日の終値)との平均値に基づき作成される12月増
田足を順に連結することで描かれ、株売買の中期的な動
向を、週足より長期的展望から知ることができる。
【0094】月足長期線は、この例では、基準月終値
(この例では、基準月最終日の終値)とそれ以前の直近
の35月分の終値(この例では、先月最終日と、先々月
最終日の終値)との平均値に基づき作成される36月増
田足を順に連結することで描かれ、株価の長期の動向
を、週足より長期的展望から知ることができる。
【0095】尚、図5からも分かるように、本実施形態
においては、各増田足の上線又は下線を規定する‘今回
終値平均値’が次回増田足の上線又は下線を規定する
‘前回終値平均値’となるため、隣接する増田足同士に
は確かな連続性が保たれる。このため、日足、週足、月
足のそれぞれによる短期線、中期線、長期線は、何れも
途切れのない曲線として描かれ、初心者にも極めて見や
すい株価チャートが提供される。
【0096】図1に戻り、出力手段7について説明する
と、出力手段7は、パーソナルコンピュータに接続され
たディスプレイ装置7aとプリンタ装置7bとを含んで
構成される。ディスプレイ装置7aは、処理手段3が有
するプログラム記憶装置3aに記憶されたプログラムに
従って、入力手段2から株価や株価に関する情報を入力
するための入力画面を表示したり、演算結果記憶手段6
に記憶された足データに基づいて作成される上述の増田
足による株価チャートを画面上に出力表示する。プリン
タ装置7bは、ディスプレイ装置7aに表示された株価
チャートや、演算結果記憶手段6に記憶された足データ
に基づいて作成される上述の増田足による株価チャート
を直接出力する。尚、ディスプレイ装置7a、プリンタ
装置7bは、カラー対応とされており、これにより、上
述したように、ピンクとブルーに基づく増田足の色分け
が実現される。
【0097】次に、本実施の形態においては、株価チャ
ート表示の際、座標上の増田足のそれぞれに、今回終値
を示す座標点へと伸びる『線』を付加表示することが可
能とされている。
【0098】図6は、そのような『線』(以下“影線”
と称する)を付加して作成される増田足による日足短期
線の一例(株価チャートの一例)を示す図(部分拡大
図)である。尚、同図は、図5で示した3日増田足に、
「影線」を付加した場合を示すものである。
【0099】同図に示されるように、「影線」は、この
例では、今回終値平均値を示す増田足の上線または下線
と今回終値とを結ぶ矢印線として描かれ、矢の先端は、
今回終値を示す座標上を指し示して(位置して)表示さ
れる。尚、このときの終値データは、先述したように、
演算結果記憶手段6から読み込まれるものである。
【0100】より具体的には、同図4日目の3日増田足
に付される影線は、基準日の終値平均値である1200
を示す増田足の上線と、基準日の終値である1400を
示す座標点とを結んで描かれ、その矢印先端は、基準日
の終値である1400を示す座標点上に位置して描かれ
る。このように、基準日終値が基準日終値平均値より大
きいとき(この例では影線が上向きのとき)、この例で
は、影線にピンクの色彩が付される。本実施の形態にお
いては、この場合の影線を『陽線』と称する。
【0101】5日目の3日増田足に付される影線は、基
準日の終値平均値である1400を示す増田足の上線
と、基準日の終値である1600を示す座標点とを結ん
で描かれ、その矢印先端は、基準日の終値である160
0を示す座標点上に位置して描かれる。この影線は、
『陽線』であるため、1日目と同様にピンクの色彩が付
される。
【0102】6日目の3日増田足に付される影線は、基
準日の終値平均値である1400を示す増田足(一本
線)と、基準日の終値である1200を示す座標点とを
結んで描かれ、その矢印先端は、基準日の終値である1
200を示す座標点上に位置して描かれる。このよう
に、基準日終値が基準日終値平均値より小さいとき(こ
の例では影線が下向きのとき)、この例では、影線にブ
ルーの色彩が付される。本実施の形態においては、この
場合の影線を『陰線』と称する。
【0103】7日目の3日増田足に付される影線は、基
準日の終値平均値である1300を示す増田足の下線
と、基準日の終値である1100を示す座標点とを結ん
で描かれ、その矢印先端は、基準日の終値である110
0を示す座標点上に位置して描かれる。この影線は、
『陰線』であるため、3日目と同様にブルーの色彩が付
される。
【0104】8日目の3日増田足に付される影線は、基
準日の終値平均値である1200を示す増田足の下線
と、基準日の終値である1300を示す座標点とを結ん
で描かれ、その矢印先端は、基準日の終値である110
0を示す座標点上に位置して描かれる。この影線は、
『陰線』であるため、3日目と同様にブルーの色彩が付
される。尚、この例にも示されるように、前回終値平均
値と基準日終値とが同値である場合には、影線が増田足
の中に入り込んで描かれることになるが、この場合に
は、増田足と影線とが色違いになるため、影線が増田足
の中に埋もれてしまうといった不具合はない。
【0105】同様にして9日目、10日目の影線は、
『陽線』を示すピンクの色彩が付されて描かれている。
【0106】尚、今回終値平均値と今回終値とが同値の
場合には、影線は、この例では矢印マークのみで描かれ
る。同図中右上の破線枠内に示される増田足は、この矢
印マークの表示態様を例示するものである。矢印マーク
(影線)は、その先端が今回終値平均値(=今回終値)
に位置するようにして増田足内に描かれる。この場合、
影線(矢印マーク)には、ピンク、ブルーの何れとも異
なる色彩である白(中抜き)が付される。
【0107】尚、このように増田足に影線を付したもの
を、本出願人は『増田影足』と命名した。そして、増田
影足によれば、今回終値平均値と今回終値との差と、そ
の増減方向(上昇・下降の別)とが、影線の長さ、色彩
および矢印の向きで表示される。すなわち、影線は、過
去の株価(所定期間の終値平均値)を基準としたその日
の株価変動の勢い(概念的な変動エネルギー)を示すベ
クトルとして捉えることができる。このため、増田影足
によれば、初心者であっても、その時々の株価の動向の
勢いを容易に把握することができ、その後の株価動向予
測に有効に利用することができる。特に、この影線(同
色彩のもの)同士が時間軸方向に複数連続される場合に
は、視覚上の疑似面(同色影線領域)が形成される。こ
の疑似面は、その色彩と面積とにより、そのときどきの
株価動向を如実に表すものとなる。したがって、ユーザ
は、この疑似面の面積(或いは形状)、色彩により、一
目で、買っていいゾーン(時期)、買ってはいけないゾ
ーン(時期)を知ることができる。
【0108】更に、増田影足による短期線(日足、週
足、月足の何れも)を参照すれば、株価の目先の変化ポ
イントをより早く高確率で知ることができる。これらに
ついては、後に図面を参照しつつ具体的にその詳細を説
明する。
【0109】次に、以上説明した増田足乃至増田影足に
基づく株価チャートを作成するための株価チャート作成
装置1の動作処理内容を図7乃至図13のフローチャー
トを参照して説明する。
【0110】図7は、株価チャート作成装置1の動作処
理内容を概略的に示すフローチャートである。
【0111】同図に示されるように、株価チャート作成
装置1による処理には、入力処理(ステップ701)
と、当日入力あり(ステップ702)を条件として実行
される演算処理(ステップ703)と、作成指示あり
(ステップ704)を条件として実行されるチャート作
成処理(ステップ705)と、プリント指示あり(ステ
ップ706)を条件として実行されるプリント処理(ス
テップ707)とを含んでいる。尚、本実施例における
プリント処理は、ステップ705によりディスプレイ上
に表示された株価チャートをそのまま出力するものであ
るから、ここでの詳細説明は省略する。
【0112】入力処理の詳細が図8のフローチャートに
示されている。同図に示されるように、この入力処理
は、当日株価の受信並びにキャッシュメモリ2cへの書
き込みを定期的に実行する処理(ステップ801,80
2)と、データが受信されたことを条件として(ステッ
プ803YES)、キャッシュメモリ2cに書き込まれ
たデータの中から、予め特定された株銘柄に関するデー
タを読み出して株価記憶手段4の該当株銘柄の株価デー
タに追加する処理(ステップ804〜811)とを含ん
でいる。
【0113】株価データ追加処理は、具体的には、ま
す、キャッシュメモリ2cから1件目の株価情報を読み
出し(ステップ804)、株価記憶手段3から、これに
該当する銘柄の情報が記憶されているかの確認を行う
(ステップ805,806)。株価記憶手段3に、該当
する銘柄情報が記憶されていない場合には(ステップ8
06NO)、株価記憶手段3に、新たに該株価情報を書
き込み(ステップ807)、この銘柄情報をプリンタに
出力する(ステップ808)。
【0114】ステップ806において、株価情報に該当
する銘柄情報があった場合には(ステップ806YE
S)、該株価情報を銘柄情報の当日分として、図2に示
したように、日付、始値、高値、安値、終値、前比、出
来高を書き加える(ステップ809)。そして、キャッ
シュメモリ2cに、次の株価情報があるか否かの判定を
行い(ステップ810)、株価情報がなかった場合には
(ステップ810)、処理を終了し、株価情報がある場
合には(ステップ810YES)、キャッシュメモリ2
cから次の株価情報を読み出して(ステップ811)、
再度、ステップ804〜810に示される処理へと移行
する。
【0115】演算処理の詳細が図9のフローチャートに
示されている。演算処理においては、まず、株価情報が
記憶された株価記憶手段4から、1件目の銘柄の株価情
報(終値)が読み出され(ステップ901)、読み出さ
れた株価情報を基に、先に示したように、当日分の日足
データ、週足データ、月足データ(短期終値平均値、中
期終値平均値、長期終値平均値)をそれぞれ算出する
(ステップ902)。次いで、演算結果記憶手段6を読
み(ステップ903)、該当する銘柄の過去の足データ
(図2参照)があるか否かの確認を行う(ステップ90
4)。確認の結果、該当する銘柄の足データがあった場
合には(ステップ904YES)、該足データを新たに
書き加える(ステップ907)。一方、該当する銘柄の
過去足データがなかった場合には、エラーとして、該足
データを、日足記憶部6aに新たに書き込むとともに
(ステップ906)、この足データをプリンタ装置7a
にプリントする(ステップ907)。
【0116】次いで、株価記憶手段4の株価情報が全て
読み出されたか否かの判定を行い(ステップ908)、
終わりでなかった場合には(ステップ908NO)、次
の銘柄の株価情報を読み出し(ステップ909)、再
度、ステップ902乃至ステップ908に示される処理
へと移行する。尚、ステップ908において、読み出し
が全て終わったと判定された場合には(ステップ908
YES)、処理は終了される。
【0117】チャート作成処理の詳細が図10のフロー
チャートに示されている。同図に示されるように、チャ
ート作成処理においては、まず、ディスプレイ装置7a
に、所定のチャート作成初期画面を表示し(ステップ1
001)、次いで、この画面を介したユーザ指示入力に
より株銘柄名(銘柄コード入力等に基づく)と、表示し
たい足種別(日足、週足、月足)とを特定する(ステッ
プ1002)。
【0118】図14は、株価チャート作成にあたり、デ
ィスプレイ装置7aに表示される株価チャート作成画面
の一例を示したものである。尚、同図には、増田足(日
足)による3種の移動線(短期線A、中期線B、長期線
C)を同時に表示した場合を示すものであるが、上述の
初期画面表示においては、これら移動線はまだ表示され
ていない。
【0119】チャート作成初期画面上には、縦軸を値
軸、横軸を時間軸(この例では、日付を示す「〜月」が
示されている)とする座標軸が表示され、また、その上
部には取引所、銘柄コード、信用銘柄コード、銘柄名、
指定日(チャート作成日等)の日付、始値、高値、安
値、終値等が表示される。
【0120】チャート作成処理における株銘柄の特定
は、チャート作成初期画面上の上部に「銘柄コード」な
る表示で示される所定欄に、ユーザがチャート作成を所
望する銘柄コードを入力することで行われる。また、チ
ャート作成処理における足種別の特定は、ユーザがマウ
スを操作して、チャート作成画初期面上の右側に表示さ
れる日足、週足、月足を特定するためのアイコン
(‘日’,‘週’,‘月’の各文字を‘□’で囲んだ態
様のもの)を適宜選択することで行われる。
【0121】図10のフローチャートに戻り、ステップ
1002において、日足が選択(特定)された場合には
日足作成処理(ステップ1004)が、週足が選択され
たときには週足作成処理(ステップ1005)が、月足
が選択されたときには月足作成処理(ステップ100
6)が、それぞれ行われる。尚、各足作成処理は、所定
の終了操作があるまで(ステップ1007YES)繰り
返し行われる。
【0122】以下、「日足作成処理」の詳細について説
明するが、「週足作成処理」および「月足作成処理」の
詳細については、これまでに説明した「週足」および
「月足」に関する説明ないし以下の日足作成処理の詳細
説明を参照することにより、当業者であれば容易にその
内容が理解されるであろうから、ここでの説明は省略す
る。
【0123】日足作成処理の詳細が図11に示されてい
る。同図に示されるように、日足作成処理は、増田足に
基づく移動線を表示する処理と、表示済みの増田足に更
に影線を付加して増田影足による移動線を表示する処理
とに分けられる。当該処理の特定は、ユーザ選択に基づ
き決定される。
【0124】ユーザ選択は、具体的には、図14に示さ
れる株価チャート作成画面を介して行われる。同図中、
右下に、枠囲みで示される‘短期足’、‘中期足’、
‘長期足’および、‘短期影’、‘中期影’、‘長期
影’なる表示は、処理区分を特定するためのアイコンを
示しており、足種別特定のときと同様、このアイコンが
ユーザのマウス操作を介してチャート作成画面上で選択
されることにより、当該処理区分が特定される。
【0125】そして、同画面上において、‘短期足’、
‘中期足’、‘長期足’の何れかが選択されたときには
(ステップ1101‘足表示’)、該当する増田足によ
る移動線を画面上に新たに表示(既に表示されている場
合は‘消去’)するための処理が行われる。
【0126】すなわち、ステップ1102においては、
まず、同チャート上に、選択された増田足に基づく移動
線が既に表示されているか否かが確認される。ここで、
該当する移動線がまだ表示されていない場合には(ステ
ップ1102NO)、その移動線の表示処理が行われる
(ステップ1103)。一方、ステップ1102におい
て、既に、該当する移動線が表示されているときには
(ステップ1102YES)、この例では、当該移動線
を画面上から‘消去’する。このことからも分かるよう
に、本実施の形態では、日足、週足、月足の種別毎に、
短期線、中期線、長期線を任意の組合せで表示可能とさ
れている。
【0127】また、ステップ1101において、チャー
ト作成画面上において、‘短期影’、‘中期影’、‘長
期影’の何れかが選択されたときには(ステップ110
1‘影線付加’)、「短期」、「中期」、「長期」で対
応づけられる該当する表示済みの移動線を構成する増田
足に、影線を新たに付加表示(既に表示されている場合
は‘消去’)するための処理が行われる。
【0128】すなわち、ステップ1105においては、
まず、同画面上に、該当する増田足が既に表示されてい
るか否かが確認される(ステップ1105)。ここで、
該当する増田足が表示されていない場合には(ステップ
1105NO)、エラー表示(例えば、“増田足が表示
されていません”等の表示)がなされて(ステップ11
09)、処理は一旦終了する。
【0129】ステップ1105において、該当する増田
足の表示が確認されたときには(ステップ1105YE
S)、次いで、その増田足に既に影線が付加されている
か否かが判定される(ステップ1106)。ここで、影
線がまだ付加されていない場合には(ステップ1106
NO)、ステップ1109に示す影線表示処理が行われ
る。一方、ステップ1107において、該当する増田足
に影線の付加が既になされているような場合には(ステ
ップ1107YES)、この例では、その増田足(この
場合は増田影足)から影線を‘消去’する。このことか
らも分かるように、本実施の形態では、短期線、中期
線、長期線毎に個別に影線を付加表示、あるいは消去可
能とされている。
【0130】図11中ステップ1103に示される日足
表示処理の詳細が図12のフローチャートに示されてい
る。
【0131】先に説明したように、日足の作成には最新
の450日分の日足データが使用される。すなわち、日
足表示処理においては、まず、比較値Dに足作成数より
‘1’少ない‘450’をセットする(ステップ120
1)。尚、この例は、「日足」であるため、D=450
とされるが、週足の場合は‘192’、月足の場合は
‘176’となる。
【0132】次いで、日足記憶部6aから最新の450
日分の足データを読み込み(ステップ1202)、カウ
ンタNに‘2’をセットする。このカウンタNは、読み
出された足データを古いものから順に特定するための指
標値である。尚、カウンタNの初期値を‘2’としたの
は、増田足の作成には、今回と前回の2つの終値平均値
が必要となるためである。
【0133】すなわち、ステップ1204では、読み出
した日足データの(N)番目の終値平均値(今回終値平
均値)と、(N−1)番目の終値平均値(前回終値平均
値)とを比較する(ステップ1204)。
【0134】ここで、(N)番目の終値平均値が(N−
1)番目の終値平均値より大きい場合は、終値平均値
(N)を上線、終値平均値(N−1)を下線とするピン
クの増田足を、カウンタNで特定される日付データに基
づき該当する座標上に表示する(ステップ1205)。
【0135】一方、(N)番目の終値平均値が(N−
1)番目の終値平均値より小さい場合は、終値平均値
(N)を下線、終値平均値(N−1)を上線とするブル
ーの増田足を、カウンタNで特定される日付データに基
づき該当する座標上に表示する(ステップ1206)。
【0136】また、(N)番目の終値平均値と(N−
1)番目の終値平均値が同値である場合には、1つ前と
同一の色彩の横バーをカウンタNで特定される日付デー
タに基づき該当する座標上に表示する(ステップ120
7)。
【0137】次にNがDより小さいか否かの判定を行い
(ステップ1208)、NがDより小さい場合は、Nを
1カウントアップして(ステップ1209)、ステップ
1204の処理に戻る。尚、これらの処理は、カウンタ
N=Dとなるまで(ステップ1208NO)、繰り返し
行われる。
【0138】図11中ステップ1108に示される影線
表示処理の詳細が図13のフローチャートに示されてい
る。
【0139】尚、この例では、影線表示処理は、増田足
が既に表示されていることを前提として行われるが、理
解を容易とするため、ここでは、日足データを再度記憶
部6aから読み込むものとして説明する。
【0140】すなわち、影線表示処理においては、ま
ず、比較値Dに影線足作成数より‘1’少ない‘45
0’をセットする(ステップ1301)。尚、この例
は、「日足」であるため、D=450とされるが、週足
の場合は‘192’、月足の場合は‘ ’となる。
【0141】次いで、日足記憶部6aから最新の450
日分の足データ(ここでは終値データを含む)を読み込
み(ステップ1302)、カウンタNに‘2’をセット
する。
【0142】すなわち、ステップ1304では、読み出
した日足データの(N)番目の終値(今回終値)と、
(N)番目の終値平均値(今回終値平均値)とを比較す
る(ステップ1304)。
【0143】ここで、(N)番目(当日)の終値が
(N)番目(当日)の終値平均値より大きい場合は、図
6に示したように、(N)番目の終値と(N)番目の終
値平均値とを結ぶピンクの矢印線を座標上の増田足に付
加表示する(ステップ1305)。
【0144】一方、(N)番目(当日)の終値が(N)
番目(当日)の終値平均値より小さい場合は、(N)番
目の終値と(N)番目の終値平均値とを結ぶブルーの矢
印線を座標上の増田足に付加表示する(ステップ130
6)。
【0145】また、(N)番目の終値と(N)番目の終
値平均値が同値である場合には、先端が今回終値平均値
(=今回終値)に位置するようにして増田足内に矢羽根
模様を表示する(ステップ1307)。
【0146】次にNがDより小さいか否かの判定を行い
(ステップ1308)、NがDより小さい場合は、Nを
1カウントアップして(ステップ1309)、ステップ
1304の処理に戻る。尚、これらの処理は、カウンタ
N=Dとなるまで(ステップ1308NO)、繰り返し
行われる。
【0147】図14は、図12に示す足表示処理を経て
作成された日足短期線A、日足中期線B、日足長期線C
が同時に表示された場合の株価チャートを示すものであ
る。尚、同図面は白黒図面であるため鮮明ではないが、
同図中、黒塗りの増田足は‘ピンク’の色彩を、白抜き
の増田足は‘ブルー’の色彩をそれぞれ示している(図
15〜図22において同様とする)。
【0148】同図に示されるように、増田足による移動
線(短期線、中期線、長期線)は、いずれも、隣接する
増田足同士に連続性が確保されるため、ローソク足によ
るものが断続的な曲線となりがちなのに比べて、途切れ
のない極めて滑らかな曲線として描かれる。このため、
初心者にも非常に見やすく、株価動向を容易に把握する
ことができる。また、各日における株価動向(上昇,下
降)がピンクまたはブルーの2色の色彩で示されるた
め、ユーザは、移動線の上下変動だけでなく、色によっ
ても直感的に株価動向を知り得る。
【0149】図15は、図13に示す影足表示処理を経
て作成された増田影足による短期線(3日増田影足によ
る株価チャート)を示す図である。尚、同図には、その
差を明確とするため、通常の(影線のない)増田足によ
る日足短期線(上)と、増田影足による日足短期線
(下)とが同時に示されている。尚、同図面は白黒図面
であるため分からないが、同図中、上向きの影線(矢印
線)は‘ピンク’の色彩が施されており、下向きの影線
(矢印線)はブルーの色彩が施されている(図16〜図
22において同様とする)。
【0150】増田影足による短期線は、特に、株価の上
昇トレンド・下降トレンドへの変化ポイントをより早く
高確率で知るために好適に使用される。
【0151】図16は、そのような短期線(この例では
3日増田影足)による「変化点の予測方法」を、増田影
足の具体的な一例を示しつつ説明するための図である。
【0152】本実施の形態では、同図中(a),(b)
に示されるように、下降トレンドから上昇トレンドへと
変化するポイントを、「(a)上昇はらみ」と「(b)
切り返し」を特定することで予測する。
【0153】同図中(a)に示される「上昇はらみ」
は、下降トレンド中にあって、座標上の前回増田影足の
全長領域内(同図中2本の破線で示される上下領域内)
に今回増田影足が収まった状態を指し、この場合、次回
以降、株価変動が下降トレンドから上昇トレンドへと変
化するものと予測される。
【0154】同図中(b)に示される「切り返し」は、
座標上における前回増田足の色が‘ブルー’であり、今
回増田足の色が‘ピンク’、かつ、前回影線の色彩が
‘ブルー’であり、今回影線の色彩が‘ピンク’である
状態を指し、この場合、今回以降、株価変動が下降トレ
ンドから上昇トレンドへと変化するものと予測される。
【0155】一方、同図中(c),(d)に示されるよ
うに、上昇トレンドから下降トレンドへと変化するポイ
ントは、「(c)下降はらみ」と「(d)切り返し」を
特定することで予測する。
【0156】同図中(c)に示される「下降はらみ」
は、上昇トレンド中にあって、座標上の前回増田影足の
全長領域内(同図中2本の破線で示される上下領域内)
に今回増田影足が収まった状態を指し、この場合、次回
以降、株価変動が上昇トレンドから下降トレンドへと変
化するものと予測される。
【0157】同図中(c)に示される「反転」は、座標
上における前回増田足の色が‘ピンク’であり、今回増
田足の色が‘ブルー’、かつ、前回影線の色彩が‘ピン
ク’であり、今回影線の色彩が‘ブルー’である状態を
指し、この場合、今回以降、株価変動が上昇トレンドか
ら下降トレンドへと変化するものと予測される。
【0158】尚、上述の変化点の予測方法は、出願人の
鋭意研究の結果発見されたものであり、この方法によれ
ば、おおよそ80%と言う、株価動向予測方法としては
極めて高い予測正答率を得ることができた。尚、この例
は、日足についてのものであるが、週足、月足について
も同様の正答率が得られた。
【0159】図17は、図13に示す影足表示処理を経
て作成された増田影足による中期線(25日増田影足に
よる株価チャート)を示す図である。尚、同図には、そ
の差を明確とするため、通常の(影線のない)増田足に
よる日足中期線(上)と、増田影足による日足中期線
(下)とが同時に示されている。
【0160】増田影足による中期線は、主として、中期
的な観点に基づく株価動向の予測に好適とされる。
【0161】増田足による中期線は、短期線に比して緩
やかな曲線を描くため、同図に示されるように、増田足
から伸びる影線は、短期線のときのそれと比して、同色
のもの同士が時間軸方向に複数連続される場合が多く、
視覚上の疑似面(同色影線領域)を形成しやすい。そし
て、この影線領域は、中央部に表れるこぶと、両端に表
れる収束点を有し、時間軸方向に伸びる略櫛の歯状の領
同色影線領域として描かれることが多い。
【0162】すなわち、このような同色影線領域の形成
を念頭におけば、ユーザは、その収束点、すなわち、株
価動向の変化のポイントを中期的観点から一目で的確に
予測することが可能となる。尚、付言すれば、この同色
影領域は、長期に観察すれば、ブルーの影領域とピンク
の影領域とをそれぞれ合計したものが、ほぼ同程度の面
積になることが確認されている。このことも、予測をす
る上で大いに参照されるべきであろう。
【0163】図18は、図13に示す影足表示処理を経
て作成された増田影足による長期線(75日増田影足に
よる株価チャート)を示す図である。尚、同図には、そ
の差を明確とするため、通常の(影線のない)増田足に
よる日足長期線(上)と、増田影足による日足長期線
(下)とが同時に示されている。
【0164】増田影足による長期線は、主として、長期
的な観点に基づく株価動向の予測に好適とされる。
【0165】増田足による長期線は、中期線よりもより
一層緩やかな曲線となる。このため、同図に示されるよ
うに、増田足から伸びる影線は、同色のもの同士が時間
軸方向に複数連続されることにより、中期線のそれと比
べてより大きくかつはっきりとした疑似面(同色影線領
域)を形成しやすい。そして、この影線領域は、中期線
と同様、中央部に表れるこぶと、両端に表れる収束点を
有し、時間軸方向に伸びる略櫛の歯状の領同色影線領域
として描かれることが多い。すなわち、このような同色
影線領域の形成を念頭におけば、ユーザは、その収束
点、すなわち、株価動向の変化のポイントを長期的観点
から一目で的確に予測することが可能となる。尚、同様
に、この同色影領域は、長期線においても、ブルーの影
領域とピンクの影領域とをそれぞれ合計したものが、ほ
ぼ同程度の面積になることが確認されている。このこと
も、予測をするの上で大いに参照されるべきであろう。
【0166】次に、図19は、図12に示す足表示処理
を経て作成された短期線、中期線、長期線(何れも日
足)のうち、図13に示す影足表示処理を経て中期線
(の各増田足)に影線を付加表示した(増田影足とし
た)株価チャートの一例(部分拡大図)を示す図であ
る。
【0167】また、図20は、図12に示す足表示処理
を経て作成された短期線、中期線、長期線(何れも日
足)のうち、図13に示す影足表示処理を経て長期線
(の各増田足)に影線を付加表示した(増田影足とし
た)株価チャートの一例(部分拡大図)を示す図であ
る。
【0168】図19、図20に示されるように、この例
では、短期線を描く増田足は、今回終値を含む3日分の
終値平均値に基づく増田足(3日増田足)であるため、
各終値座標点は、大凡、3日増田足の近辺に集中する。
すなわち、結果として、図19に示されるように、中期
線に影足を付加表示した場合には、それによる同色影領
域は、短期線と中期線とで囲まれる座標上の領域とほぼ
同面積、同形状の同色影領域となる。
【0169】同様にして、図20に示されるように、長
期線に影足を付加表示した場合には、それによる同色影
領域は、短期線と長期線とで囲まれる座標上の領域とほ
ぼ同面積、同形状の同色影領域となる。
【0170】そして、図19、図20に示されるよう
に、短期線、中期線、長期線の全てを同時表示するとと
もに、短期線と中期線、或いは短期線と長期線とで囲ま
れる座標上の領域を影線により表示することにより、影
領域による収束点(すなわち、結果として移動線同士の
交差点)が鮮明となり、図19及び図20において符号
‘A’〜‘F’で示されるように、各移動線の出現パタ
ーン(トレンドパターン)を一目で判別可能とすること
が可能となる。尚、この‘A’〜‘F’の各パターンを
判別することにより、買い銘柄、売り銘柄、手仕舞いの
ポイントを簡易に特定することができる。
【0171】ここで、本実施の形態では、同図中、A〜
Fに示される各パターンを、短期線、長期線、中期線の
並び順により以下の6種類に分類している(日足、週
足、月足何れにも共通)。尚、並び順は、高いものから
順に示す。 パターンA:(短期→長期→中期):上昇トレンドの入
り口 パターンB:(短期→中期→長期):上昇トレンド パターンC:(中期→短期→長期):上昇トレンドの崩
れ パターンD:(中期→長期→短期):下降トレンドの入
り口 パターンE:(長期→中期→短期):下降トレンド パターンF:(長期→短期→中期):下降トレンドの終
【0172】そして、株価全体がA→B→C→D→E→
F→A…と循環していると捉え、そのときどきでどのパ
ターンに当てはまるかを特定することにより、上述した
ように、買い銘柄、売り銘柄、手仕舞いのポイントを適
宜に特定する。
【0173】次に、本実施の形態では、増田影足による
中期線によっても、株価動向の変化のポイントを事前予
測することができる。そのような予測態様の一例が図2
1に示されている。尚、同図は、通常の増田足短期線、
長期線と、増田影足による中期線とが同時に描かれた株
価チャートを示すものである。
【0174】尚、同図中、右下の枠囲み内には、同図中
丸破線で囲まれた増田足による短期線と増田影足による
中期線の交差点(収束点)付近の様子が拡大して示され
ている。
【0175】同図に示されるように、増田影足による中
期線と他の移動線との交差点(収束点)における増田影
足の影線が、それまでの方向から大きく反転しているよ
うな場合には、それ以降の株価動向が、その反転する方
向(同図に示される例では、下降から上昇)に変化する
のが事前に予測できる。具体的には、同図においては、
トレンドパターンが、先に示した循環パターン通り、E
パターンからFパターンへと移行するのが予測できる。
なお、この予測方法も、出願人の鋭意研究の結果発見さ
れたものであり、この方法によれば、おおよそ90%と
言う、株価動向予測方法としては極めて高い予測正答率
を得ることができた。尚、この例は、日足についてのも
のであるが、週足、月足についても同様の正答率が得ら
れた。さらには、日足、週足、月足の各増田影足による
長期線についても同様の原理を適用可能である。この場
合には、おおよそ90%以上の正答率が得られた。
【0176】また、本実施の形態では、増田影足による
中期線および増田影足による長期線を使用して、株価動
向の変化予測をすることもできる。そのような予測態様
の一例が図22に示されている。尚、同図は、通常の増
田足短期線と増田影足による中期線および増田影足によ
る長期線とが同時に描かれた株価チャートを示すもので
ある。
【0177】同図に示されるように、符号Aで示される
範囲は、増田影足中期線によるピンクの領域が出現して
いるものの、その大半が増田影足長期線によるブルーの
領域に侵されているため、まだ、本格的な上昇トレンド
には入っていないことが伺える。したがって、トレンド
パターンは、一旦、EパターンからFパターンに移行す
るものの、その時点において、再びEパターンへと戻る
であろうことが予測される。これに対し、符号Bで示さ
れる範囲は、トレンドパターンがEパターンからFパタ
ーンへと移行後、比較的早い段階において、増田影足長
期線によるブルーの領域が消滅しており、その後は、順
当に、F→A→B…と変化するであろうことが予測され
る。
【0178】尚、上述した株価動向の予測方法は、出願
人の経験則に基づくより確かな一例を示したものに過ぎ
ず、本願発明による株価チャートを使用して、どのよう
な動向予測を行うかは、上記方法に限定されることな
く、それを見るものが適宜に決定することができること
は言うまでもない。
【0179】また、上記実施の形態では、何れも「株
価」を対象としたが、本発明は、「株価」のみならず、
その他各種の相場(債権、商品、デリバティブ、オプシ
ョン、ワラント等の値段)にも適用可能である。
【0180】また、上記実施の形態では、株価チャート
は、もっぱら、「日足」を示して説明したが、週足、月
足についても同様に説明される。
【0181】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
の株価チャートによれば、隣接する「足」同士に連続性
が維持されるため、ローソク足のそれに比べて視認性の
よい移動線が描かれ、また、‘終値’と「足」とを結ぶ
「線」により、株価の変動の勢いが表されるから、初心
者にも見やすく、かつ株価動向予測にも好適な株価チャ
ートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】株価チャート作成装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】株価情報の一例を示す図である。
【図3】演算結果記憶手段の内容を示す図である。
【図4】終値平均値の算出例を示す図である。
【図5】増田足による日足短期線の一例を示す図であ
る。
【図6】増田影足による日足短期線の一例を示す図であ
る。
【図7】株価チャート作成装置の動作内容を示す概略フ
ローチャートである。
【図8】株価情報入力処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図9】演算処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】チャート作成処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図11】日足作成処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図12】足表示処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図13】影線表示処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図14】通常の短期線、中期線、長期線が同時に示さ
れた株価チャートの一例を示す図である。
【図15】通常の増田足による日足短期線と、増田影足
による日足短期線を比較して示す図である。
【図16】3日増田影足による株価動向予測方法を説明
するための図である。
【図17】通常の増田足による日足中期線と、増田影足
による日足中期線を比較して示す図である。
【図18】通常の増田足による日足長期線と、増田影足
による日足長期線を比較して示す図である。
【図19】通常の増田足による日足短期線、日足長期線
と、増田影足による日足中期線とが同時に表示された株
価チャートの一例である。
【図20】通常の増田足による日足短期線、日足中期線
と、増田影足による日足長期線とが同時に表示された株
価チャートの一例である。
【図21】増田影足による中期線を使用した株価動向の
予測方法を示す図である。
【図22】増田影足による中期線および長期線の双方を
使用した株価動向の予測方法を示す図である。
【符号の説明】
1 株価チャート作成装置 2 入力手段 3 処理手段 4 株価記憶手段 5 演算手段 6 演算結果記憶手段 7 出力手段

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 値軸と時間軸とからなる座標上に、所定
    銘柄についての「足」を時系列的に並べてなる株価チャ
    ートであって、 「足」の上端及び下端は、 今回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とから算出
    される今回終値平均値或いは、前回終値とそれ以前の規
    定回数分の既得終値とから算出される前回終値平均値の
    いずれか一方をそれぞれ示すように配置され、 「足」には、 前回終値平均値と今回終値平均値との大小関係を示す表
    示と、 今回終値を示す座標点と、今回終値平均値を示す「足」
    の上端または下端とを結ぶ「線」とが付加され、 「線」には、今回終値と今回終値平均値との大小関係を
    示す表示が付加されている、ことを特徴とする株価チャ
    ート。
  2. 【請求項2】 「足」には、大小関係を示す表示とし
    て、今回終値平均値が前回終値平均値より‘大’のとき
    第1の色彩が、‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の株価チャー
    ト。
  3. 【請求項3】 「線」には、大小関係を示す表示とし
    て、今回終値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の
    色彩が、‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の株価チャート。
  4. 【請求項4】 「線」には、その先端が終値を示す座標
    点側へと向けられた‘矢印’が付加されていることを特
    徴とする請求項1に記載の株価チャート。
  5. 【請求項5】 終値平均値を算出するための‘規定回
    数’が異なる複数種の「足」が同時に描かれている、請
    求項1乃至4に記載の株価チャート。
  6. 【請求項6】‘規定回数’の異なる複数種の「足」は、
    短期・中期・長期の3種に分類されている、請求項5に
    記載の株価チャート。
  7. 【請求項7】 値軸と時間軸とからなる座標上に、所定
    銘柄についての「足」を時系列的に並べてなる株価チャ
    ートであって、 その上端及び下端が、今回終値とそれ以前の規定回数分
    の既得終値とから算出される今回終値平均値或いは、前
    回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とから算出さ
    れる前回終値平均値のいずれか一方をそれぞれ示すよう
    に配置された‘規定回数’をそれぞれ異にする複数種の
    「足」が描かれ、 それら複数種の「足」のなかから選ばれた1又は2種以
    上の「足」には、 前回終値平均値と今回終値平均値との大小関係を示す表
    示と、 今回終値を示す座標点と、今回終値平均値を示す「足」
    の上端または下端とを結ぶ「線」とが付加され、 「線」には、今回終値と今回終値平均値との大小関係を
    示す表示が付加されている、ことを特徴とする株価チャ
    ート。
  8. 【請求項8】 「足」には、大小関係を示す表示とし
    て、今回終値平均値が前回終値平均値より‘大’のとき
    第1の色彩が、‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載の株価チャー
    ト。
  9. 【請求項9】 「線」には、大小関係を示す表示とし
    て、今回終値が今回終値平均値より‘大’のとき第1の
    色彩が、‘小’のとき第2の色彩がそれぞれ施されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の株価チャート。
  10. 【請求項10】 「線」には、その先端が終値を示す座
    標点側へと向けられた‘矢印’が付加されていることを
    特徴とする請求項7に記載の株価チャート。
  11. 【請求項11】 ‘規定回数’の異なる複数種の「足」
    は、短期・中期・長期の3種に分類されている、請求項
    7に記載の株価チャート。
  12. 【請求項12】 入力される所定銘柄についての終値デ
    ータを時系列的に記憶する手段と、 「足」が表示されるべき複数特定日のそれぞれについ
    て、今回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とに基
    づく今回終値平均値と、前回終値とそれ以前の規定回数
    分の既得終値とに基づく前回終値平均値と、を算出する
    演算手段と、 今回終値平均値と前回終値平均値とを上端または下端の
    何れかに有する「足」を、前回終値平均値と今回終値平
    均値との大小関係を示す表示とともに、値軸と時間軸と
    からなる座標上に時系列的に表示する第1の表示手段
    と、 第1の表示手段により表示される各「足」の今回終値平
    均値を示す上端または下端とそのときの終値座標点とを
    結ぶ「線」を、今回終値と今回終値平均値との大小関係
    を示す表示とともに、値軸と時間軸とからなる座標上に
    付加表示する第2の表示手段と、 を有することを特徴とする株価チャート作成装置。
  13. 【請求項13】 ユーザ操作を介して、終値平均値を算
    出するための‘規定回数’が異なる複数種の「足」から
    表示すべき1又は2種以上の「足」を特定する手段を更
    に有し、 2種以上の「足」が特定されたときには、第1の表示手
    段を介して、それら特定された「足」を同時に表示する
    機能を有する、請求項12に記載の株価チャート作成装
    置。
  14. 【請求項14】 第1の表示手段は、各種の「足」が新
    たに特定される毎に、該特定された種の「足」を座標上
    に追加表示し、各種の「足」の特定が解除される毎に、
    該解除された「足」を座標上から消去する機能を有す
    る、請求項13に記載の株価チャート作成装置。
  15. 【請求項15】 ユーザ操作を介して、表示された2種
    以上の「足」のなかから、「線」を付加表示すべき1又
    は2種以上の「足」を特定する手段を更に有し、 「線」を付加表示すべき2種以上の「足」が特定された
    ときには、第2の表示手段を介して、それら特定された
    2種以上の「足」のそれぞれに「線」が付加表示され
    る、請求項13乃至14の何れかに記載の株価チャート
    作成装置。
  16. 【請求項16】 第2の表示手段は、「線」を付加表示
    すべき各種の「足」が新たに特定される毎に、該特定さ
    れた種の「足」に「線」を追加表示し、「線」を付加表
    示すべき各種「足」の特定が解除される毎に、該解除さ
    れた「足」に付加された「線」を座標上から消去する機
    能を有する、請求項15に記載の株価チャート作成装
    置。
  17. 【請求項17】 ‘規定回数’の異なる複数種の「足」
    は、短期・中期・長期の3種に分類されている、請求項
    13乃至16の何れかに記載の株価チャート作成装置。
  18. 【請求項18】 第1の表示手段は、大小関係を示す表
    示として、今回終値平均値が前回終値平均値より‘大’
    のとき第1の色彩を、‘小’のとき第2の色彩を「足」
    に施して表示することを特徴とする請求項12に記載の
    株価チャート作成装置。
  19. 【請求項19】 第2の表示手段は、大小関係を示す表
    示として、今回終値が今回終値平均値より‘大’のとき
    第1の色彩を、‘小’のとき第2の色彩を「線」に施し
    て表示することを特徴とする請求項12に記載の株価チ
    ャート作成装置。
  20. 【請求項20】 第2の表示手段は、その先端が終値座
    標点側へと向けられた‘矢印’を、「線」に付加して表
    示することを特徴とする請求項12に記載の株価チャー
    ト作成装置。
  21. 【請求項21】 値軸と時間軸とからなる座標上に、所
    定相場についての「足」を時系列的に並べてなる相場チ
    ャートであって、 「足」の上端及び下端は、 今回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とから算出
    される今回終値平均値或いは、前回終値とそれ以前の規
    定回数分の既得終値とから算出される前回終値平均値の
    いずれか一方をそれぞれ示すように配置され、 「足」には、 前回終値平均値と今回終値平均値との大小関係を示す表
    示と、 今回終値を示す座標点と、今回終値平均値を示す「足」
    の上端または下端とを結ぶ「線」とが付加され、 「線」には、今回終値と今回終値平均値との大小関係を
    示す表示が付加されている、ことを特徴とする相場チャ
    ート。
  22. 【請求項22】 入力される所定相場についての終値デ
    ータを時系列的に記憶する手段と、 「足」が表示されるべき(日、週、月によって異なる)
    複数特定日のそれぞれについて、今回終値とそれ以前の
    規定回数分の既得終値とに基づく今回終値平均値と、前
    回終値とそれ以前の規定回数分の既得終値とに基づく前
    回終値平均値と、を算出する演算手段と、 今回終値平均値と前回終値平均値とを上端または下端の
    何れかに有する「足」を、前回終値平均値と今回終値平
    均値との大小関係を示す表示とともに、値軸と時間軸と
    からなる座標上に時系列的に表示する第1の表示手段
    と、 第1の表示手段により表示される各「足」の今回終値平
    均値を示す上端または下端とそのときの終値座標点とを
    結ぶ「線」を、今回終値と今回終値平均値との大小関係
    を示す表示とともに、値軸と時間軸とからなる座標上に
    付加表示する第2の表示手段と、 を有することを特徴とする相場チャート作成装置。
  23. 【請求項23】 請求項12乃至請求項20に記載の株
    価チャート作成装置、又は請求項22に記載の相場チャ
    ート作成装置をコンピュータにて実現するためのプログ
    ラムが記憶された記録媒体。
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