JP2007183709A - 商品売買注文データ表示方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品に関し、商品の取引価格及び該価格における成立約定量と、売り手及び買い手から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の価格及び該価格における予約取引量の時間的推移を視覚的に容易に把握しやすい態様で提示すること。
【解決手段】 市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品に関し、一つ以上の価格における、商品の取引価格及び該価格における成立約定量と、売り手及び買い手から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の価格及び該価格における予約取引量の時間推移を表すために、価格を適当な間隔で分割し、各価格区間における売買予約量および成立約定量の区間和を、各々の価格区間において点、または線分、または面、または色の変化で図形的に表示する。
【選択図】 図4
【解決手段】 市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品に関し、一つ以上の価格における、商品の取引価格及び該価格における成立約定量と、売り手及び買い手から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の価格及び該価格における予約取引量の時間推移を表すために、価格を適当な間隔で分割し、各価格区間における売買予約量および成立約定量の区間和を、各々の価格区間において点、または線分、または面、または色の変化で図形的に表示する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、株式、金、小豆等、市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品取引に関する商品売買注文データ表示方法に関し、特に、ある銘柄に関する日中の売買注文に基づいた売買気配値の分布及びその時間的推移を視覚的に認識し易い態様で提示することが可能な商品売買注文データ表示方法および装置に関するものである。
なお、本発明は新規な取引情報の表示方法を提示することにあり、その取引に関わる商品の種類とは無関係である。そのため、本発明は有価証券、貴金属、農産物などの他に、エネルギーや二酸化炭素、天候等、金銭に換算して取引されるあらゆる商品の取引において有効である。
代表的な市場取引商品である株式を例に本発明の詳細な説明を行う。株式の売買取引は、株式を売りたい投資家(以下、「売り手」という)と株式を買いたい投資家(以下、「買い手」という)との間で、価格が合意したときに成立する。周知の通り、投資家がある銘柄の株の売買注文を行う場合、売り(株式売却)と買い(株式買付)の別と、注文株数(注文数量)と、価格を指定する。投資家が売り(又は買い)の価格を指定して行う注文を「指値(さしね)注文」という。一方、投資家が価格を指定せず、売買の成立を優先させたい場合に行う注文を「成行(なりゆき)注文」という。
例えば、今「A電気株式会社」という銘柄について、直近に商いの成立した価格が400円だとする(この価格は「現在値(げんざいね)」あるいは「時価」と呼ばれる)。ここで、この銘柄の株を指値402円で売りたい売り手がいるとき、この402円を「売り気配値」と呼ぶ。一方、指値397円で買いたい買い手がいるとき、この397円を「買い気配値」と呼ぶ。株式市場においては、これら売買気配値と同時に価格毎の株数がデータとして公表されている。例えば、402円で売りたいとする売り注文の株数が「8000株」、397円で買いたいとする買い注文の株数が「12000株」、といったデータである。今、「A電気株式会社」の株に買い注文を出す場合を考えると、8000株までならば402円の価格で直ちに買えることになる。一方、401円以下で買うためには、その価格での売り手の出現を待たなければならない。なお、現実の証券取引においては、指値の異なる複数の売り(又は買い)注文があり、指値毎の株数も千株単位のものから10万株単位、それ以上のものまで広い幅を持っている。こうした株式の売買注文の状況を表示するために従来「板」と呼ばれる表示方法が用いられてきた。
「板」の表示方式は、図1に示すように、ある1つの銘柄に関する売買未成立の売り注文株数及び買い注文株数とを左右に振り分けて価格順に並べ、現在値とともに1つの画面上に表示する方式である。「板」は投資家の間でいくらでどの程度の売買を行いたいという希望を表しており、時々刻々変化する「板」の情報は投資家が売り、または買いを判断する重要な情報となっている。「板」は従来証券取引所内部あるいはその会員である証券会社内部のコンピュータシステム上で公開されているに過ぎなかったが、時代の流れにつれて一般投資家向けに公開されつつある。
図2は、見たい複数の銘柄A,B,C,Dがあり、それら銘柄に関する板が時刻T1,T2,T3とともに変化する様子を、画面D1に表示された板D2によって説明したものである。従来の表示方式では、1つの画面に1つの銘柄の現在の板しか表示できなかったため、1つの銘柄に関する売買気配値の時系列的分布の変化を即座に読み取ったり、複数の銘柄に関する売買気配値を次々と見て現在の「場」の雰囲気を直感的に読み取ることは困難であった。
売買注文株数を価格順に並べただけの「板」表示方法では取引状況の時間的推移の把握が困難なので、図3に示すように約定の成立した売買契約各々に対して約定の成立した時刻、株数、価格を同時に表示することがある。この情報は「あゆみ値」と呼ばれる。「あゆみ値」は取引の時間的推移を明瞭に表しているが、売買の成立した約定のみしか表示できないこと、および数値で表示されるために売買予約状況を含めた時間推移を把握することはやはり直感的に把握しにくいという問題があった。
これら困難を解決するために、特開2001−222591では新しい板情報の表示方法を提示している。該発明に係る株式売買注文データ表示用チャートは、図4に示す様に一つの銘柄の株式に関し、日中のある時刻での現在値と、投資家から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の価格及びその価格における株数を表示するチャートであって、縦軸方向に価格、横軸方向に株数を表示するよう構成し、現在値を表す1つの現在値プロットと売り注文又は買い注文の価格を表す1つ又複数の指値プロットとを縦軸方向に結合した線分からなる値幅部と、値幅部上の指値プロットを始点としてその価格における株数に応じて横軸方向に延びる株数表示部とからなっている。この場合、株数表示部は、売り注文の場合は横軸の負の方向に延び、買い注文の場合は横軸の正の方向に延びることで売買注文の状況が視覚的に把握し易くなるとしている。
また、該発明に係る実施形態によれば、図5のように1つの銘柄に関し、上記の株式売買注文データ表示用チャートを時系列的に複数作成し、1つの画面上又はシート上に並べて表示することで板情報の時間的な推移が表示できるとしている。
該発明の実施例では異なる時間におけるチャートを逐次的に並べることでに時系列表示を行っているが、異なる時刻におけるデータを直接結びつけるチャートとなっていないため、該発明は各取引時刻における取引状況を視覚的に把握するのには有効であったが、更に時間的な推移を把握するのは必ずしも有効ではなかった。
特開2001−222591公報
株式、金、小豆等、市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品取引に関し、投資家から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の該価格における取引量と各々の時点で成立した約定量は価格と時間に伴って変化する多次元データであり、その推移を視覚的に把握する適切な方法がなかった。
市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品に関し、一つ以上の価格における、商品の取引価格及び該価格における成立約定量と、売り手及び買い手から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の価格及び該価格における予約取引量の時間推移を表すために、価格を適当な間隔で分割し、各価格区間における売買予約量および成立約定量の区間和を、各々の価格区間において点、または線分、または面、または色の変化で図形的に表示することを特徴とする。
また、本発明は時刻、価格、売買予約量、売買成立量等の市場データを保存するデータベースと、前記表示方法を実現するために市場データを加工する情報処理装置と、前記時間軸を有する取引注文量の表示方法に基づいて加工された市場データを表示する表示装置と、商品銘柄、表示期間、表示価格帯、表示取引量、表示色、文字等、前記表示方法で表示される情報の外観を制御するための入力装置とからなる商品売買注文データ表示装置であることを特徴とする。
また、本発明は前記時間軸を有する取引注文量の表示方法において、価格軸と各価格における売買予約量軸および成立約定量軸が重畳しており、かつ価格軸は適当な区間に分割されており、ある時刻における各価格区間内における売買予約量各々の区間和および価格区間内の成立約定量、それぞれの量が零の時に、当該価格区間の端に一致するように表示された売買予約量および成立約定量のグラフを有することを特徴とする。
また、本発明は価格軸が適当な区間に分割されており、各価格区間内における売買予約量それぞれの区間和の時間的な推移をそれぞれの区間内における濃淡ないし色の違いにより表示することでも実施可能である。
また、本発明は前記売買予約量及び成立約定量を表示する装置において、表示すべき売買予約量及び成立約定量の範囲、売買価格の範囲、データ表示の時間範囲を連続的に変更可能な機構を有することで、大局的な変化および詳細な変化をも容易に把握可能となることを特徴とする。
本発明によればひとつ以上の価格における売買予約量の推移と成立約定の、時間的な推移を同時にかつ視覚的に把握可能な態様で表示可能となる。従って、株式投資分析の1つの判断要素として株式売買注文データを利用したい一般投資家等に対し、有用な視覚資料を提供できるものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づき説明する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術思想の範囲内において種々の変更が可能なのはいうまでもない。
図6は、本発明の基本構成を示している。本発明は時刻、価格、売買予約量、売買成立量等の市場データを保存するデータベース1と、本発明における表示方法を実現するために前記市場データを加工する情報処理装置2と、本発明における表示方法のうち、表示期間、表示価格帯、表示取引量、表示色、文字等の表示の外観を制御するための入力装置3と、加工されたデータを表示する表示装置4とからなる。このうち情報処理装置2はデータベース1及び表示装置4と独立のものであっても、データベース1あるいは表示装置4の一方と一体のものであっても良い。また入力装置3は表示装置4と独立の機器であっても良いが、ソフトウェアにより表示装置上に擬似的に実現された入力機器であってもかまわない。
図7は、本発明の一実施形態に係る売買注文データ表示方法の説明図である。ある一つの銘柄に関し、一つ以上の売買注文の価格と、各々の価格において発生している未約定取引(予約と呼ぶ)の量、及びあらかじめ定められたあるいは任意に定められた一定時間の間に約定の成立した取引(成立約定と呼ぶ)の量の時間推移を示している。
本表示方法は時間軸5と、価格軸6と、売予約量軸7、買予約量軸8及び成立約定量軸9を主要な構成要素とするグラフから成る。そのうち売買予約量軸7、8と成立約定量軸9は価格軸6と重畳し、かつ時間軸5はそれらと独立している。また各価格区間内で区間和をとった売予約量10(a〜d)買予約量11(a〜d)及び成立約定量12(a〜d)は各々の価格区間毎に、点、または線、または面で表示される。ここでa〜dは各々異なる価格区間における独立なグラフであることを示している。なお、ある一つの価格区間において、売または買予約量または成立約定量のうちいずれか一つの時間的推移を表わす図形的表現をグラフと呼び、複数のグラフをまとめて一枚の図として表示したものを改めてチャートと呼ぶ。
この時、ある価格区間における売買予約量10(a〜d)、11(a〜d)及び成立約定量12(a〜d)は該価格区間において、それらの値が零になった時にそれぞれ価格軸上で当該価格区間の下限の位置になる様、価格区間毎に表示原点が定められている。
本発明は表示時間領域、売買予約量範囲、表示価格領域を変更するための装置を有していることが望ましい。図7において、これらの装置はソフトウェアにより画面上に実現されたつまみとして表現されており、それぞれデータ表示の開始時間(13a)及び終了時間(13b)表示すべき売買予約量の上限値(16)及び成立約定量の上限値(17)、表示すべき売買価格の上限(18a)、下限値(18b)及び刻み値(18c)を制御する。図7の構成では画面上で当該つまみを移動することで表示範囲を変更する。また変更された一目盛当たりの売買予約量、一目盛あたりの単位時間あたり成立約定量、価格、時間はそれぞれ(19)(20)(21)(22)において数値表示されている。これらのつまみ13、14,16,17,18は移動可能なつまみでなくとも、たとえばダイヤル、たとえば数値入力等、外部からの変更を可能とする機構であれば何でも良い。また、本図ではソフトウェアで実現されたつまみとして表現されているが、表示部に表示せずに機械的なレバーやダイヤル等表示装置と独立の入力機器として実現されていても良い。
図7の例では13a及び13bにより表示時間範囲が9:00から11:00に設定されている。また14により成立約定量を計数する単位時間が設定され、たとえば5分ごとに計数されていることが15において表示されている。また16により一目盛、すなわち21における値幅10円に対応する売買予約量が設定され、その値が2000株であることが19において表示される。また17の設定により一目盛、すなわち21における値幅10円に対応する単位時間あたりの成立約定量が設定され、その値が単位時間あたり1000株であることが20において表示される。また18a、18bにより表示される売買価格の範囲が990円から1060円に設定されている。価格軸の区間設定は必ずしも「板」の価格刻みと一致する必要はなく、本発明を使用する者の意思により任意に設定可能である。各々の価格区間内の売買予約量と成立約定量の区間和を各価格区間内で、それぞれの量が零の時に価格区間の下限に一致するように表示している。図7では18cにより表示の刻みを10円に設定し、10円ごとの売買予約量および成立約定量の区間和が表示されるようにしている。
取引状況によっては表示時間領域を変更して表示したい場合がある。この場合、13a、及び13bを左右することで表示期間を変更することが可能である。
取引状況によっては売買予約量及び成立約定量が大きな変動幅を持ち、隣り合った価格における売買予約量のグラフと重畳して見にくくなったり、あるいは売買予約量及び成立約定量が少なすぎて変動が識別できない場合がある。その困難を解決するために、16または17を上下することで取引量の範囲を変更し、見やすくすることが可能である。
また取引状況によっては価格変動幅が大きな変動幅を持ち、隣り合った価格における売買予約量のグラフと重畳して見にくくなったり、あるいは価格毎の売買予約量及び成立約定量が大きく異なることである価格における変動が把握できない場合がある。その困難を解決するために、18a、18bを上下することで表示価格の範囲を変更することが可能である。
本表示方法において、売買予約量および成立約定量の表示は点、線、面、濃淡または色の変化のいずれを用いてもかまわない。図8はその例で、ある価格区間における推移のグラフを抜き出して異なる様式で表示したものである。売予約量と買予約量及び成立約定量を示すグラフは互いに色を変える、破線を用いる、線の太さないし点の大きさを変える、面のパターンを変える等により識別しやすく表示しておくことが望ましい。
まず成立約定量の時間推移について説明する。時間軸はあらかじめ決められた、ないしは任意に定められた時間間隔で一定時間毎に区切られており、その時間間隔内に成立した約定量の総和が当該価格区間の下限を示す線からどれだけ離れているかで成立約定量が表示される。約定量が零の時に価格軸上で当該価格区間の下限に一致するように表示することは先に述べた。図9は取引の推移を模式的にしめしたものである。例えば9:00の時点で1020円では約定の成立がないので当該価格における成立約定量のグラフは当該価格である1020円の線上にある(23)。約定価格の変化に伴い、異なる価格において約定の成立が発生し、各々の価格における約定量に対応したグラフが新たに描かれる。例えば9:30の時点では1020円で約定が成立しているので当該価格に対応するグラフは1020円を示す線からずれたところにプロットされる(24)。一目盛あたりの単位時間あたり成立約定量の表示20によりこの時の単位時間あたり成立約定量がおおよそ700であることもわかる。ある表示開始時間と表示終了時間の間でプロットされた約定量の推移を示すグラフと当該価格区間の下限を示す直線(図では1020円を示す線)とに囲まれた部分の面積はその時間内に成立した当該価格区間における約定量の総和となっている。以上の表示により例えば市場開場後、1010円で取引が始まった後、買いの勢いが強く1020円、1030円と上昇した後、1000円まで価格が下落してゆく過程が明瞭に把握できる。この時、各価格における成立約定量のグラフと各々の価格を示す線との間に囲まれた面積がさほど大きく変化していないことから、約定の速度はあまり変わっていないということも読み取れる。このように本表示方法によればいつ、どの価格において、どの程度の量の約定が、さらにどの程度の速度で成立したかが一目瞭然となる。
次いで売買予約量の時間推移について説明する。売買予約量は成立約定量と異なり、その時点で当該価格区間において発生している売又は買予約量の総和として表現される。売買予約量は価格毎に異なるグラフとして描かれ、成立約定量と同様、予約量が零の時に価格軸上で当該価格に一致するように表示されている。
ある価格で約定が成立していることを見て投資家は指値で売買予約を行う。例えば株価の上昇を見てある値段で株式を売却しようとする投資家は現在値より高い価格で売予約を行う。価格の上昇に伴い、現在値よりも高い価格で売予約量が増加する(25)。買いの勢いが強いと売予約された取引が徐々に消化されてゆく(26)。当該価格における売予約量が全て消化されると、より高い価格で取引が始まる(27)。また価格の推移が上昇から下落に転じ、消化しきれなかった売り予約が残ること(28)もある。価格の上昇に伴って成立約定価格のすぐ上で売予約が著しく増加した場合、その価格において買い注文が払底し、結局価格は横ばいないし低下する場合がある。成立約定価格のすぐ上で売予約が増大することを見て、買いの勢いが続かないことを予測した買い手は更なる購入を手控えることで、損失の増加を防ぐことができる。従来技術によれば「板」情報を見ながらこのような取引の状況を把握することは非常な熟練を要した。本発明によればさほど熟練を要さずとも以上のような推移を視覚的に把握することが可能となる。
また、本発明における表示方法は売買予約量と成立約定量のみを表示するにとどまらず他の量を表すグラフと組み合わせることも可能である。たとえば本発明における成立約定量のグラフを、各時点において全ての価格における成立約定量の和を示す出来高の時間推移を示すグラフと、価格帯ごとに過去の成立約定量を積算した価格帯別出来高のグラフと共に表示することで約定の細かな時間的推移と大局的な約定状況とが容易に把握できる。
1:時刻、価格、売買予約量、売買成立量等の市場データを保存するデータベース。
2:時刻、価格、売買予約量、売買成立量等の市場データを加工する情報処理装置。
3:表示期間、表示価格帯、表示取引量、表示色、文字等の表示の外観を制御するための入力装置。
4:加工された市場データを表示する表示装置。
5:時間の推移をあらわす座標軸。
6:価格をあらわす座標軸。
7:売予約量をあらわす座標軸。
8:買予約量をあらわす座標軸。
9:成立約定量をあらわす座標軸。
10:売予約量の推移をあらわすグラフ(太い破線、a〜dは各々異なる価格区間における推移であることを示している。)。
11:買予約量の推移をあらわすグラフ(細い破線、a〜dは各々異なる価格区間における推移であることを示している。)。
12:成立約定量の推移をあらわすグラフ(太い実線、a~dは各々異なる価格区間における推移であることを示している。)。
13:表示される時間範囲を制御するつまみ。(aは開始時間を、bは終了時間を示している。)
14:成立約定量を計数する単位時間を制御するつまみ。
15:成立約定量を計数する単位時間
16:表示される売買予約量の上限値を制御するつまみ。
17:表示される成立約定量の上限値を制御するつまみ。
18:表示される売買価格の範囲お呼び刻みを制御するつまみ。(aは上限価格を、bは加減価格を、cは刻みを示している。)
19:一目盛当たりの売買予約量。
20:一目盛あたりの単位時間あたり成立約定量。
21:売買予約ないし約定が行われている価格。
22:時間。
23:9:00の時点において1020円で約定量が零であることを示す例。
24:9:30の時点において1020円における約定量が単位時間あたり約700であることを示す例。
25:9:30の時点で1030円における売予約量が増加していることを示す例。
26:9:15の時点で1010円における売り予約量が急減したことを示す例。
27:1010円での取引が払底してくるにつれて1020円での取引が増加していることを示す例。
28:成立約定価格が低下に転じたことで消化されずに売予約が残ったことを示す例。
2:時刻、価格、売買予約量、売買成立量等の市場データを加工する情報処理装置。
3:表示期間、表示価格帯、表示取引量、表示色、文字等の表示の外観を制御するための入力装置。
4:加工された市場データを表示する表示装置。
5:時間の推移をあらわす座標軸。
6:価格をあらわす座標軸。
7:売予約量をあらわす座標軸。
8:買予約量をあらわす座標軸。
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10:売予約量の推移をあらわすグラフ(太い破線、a〜dは各々異なる価格区間における推移であることを示している。)。
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13:表示される時間範囲を制御するつまみ。(aは開始時間を、bは終了時間を示している。)
14:成立約定量を計数する単位時間を制御するつまみ。
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16:表示される売買予約量の上限値を制御するつまみ。
17:表示される成立約定量の上限値を制御するつまみ。
18:表示される売買価格の範囲お呼び刻みを制御するつまみ。(aは上限価格を、bは加減価格を、cは刻みを示している。)
19:一目盛当たりの売買予約量。
20:一目盛あたりの単位時間あたり成立約定量。
21:売買予約ないし約定が行われている価格。
22:時間。
23:9:00の時点において1020円で約定量が零であることを示す例。
24:9:30の時点において1020円における約定量が単位時間あたり約700であることを示す例。
25:9:30の時点で1030円における売予約量が増加していることを示す例。
26:9:15の時点で1010円における売り予約量が急減したことを示す例。
27:1010円での取引が払底してくるにつれて1020円での取引が増加していることを示す例。
28:成立約定価格が低下に転じたことで消化されずに売予約が残ったことを示す例。
Claims (8)
- 市場取引において売り手と買い手の合意により売買の行われる商品に関し、商品の取引価格及び該価格における成立約定量と、売り手及び買い手から指値で出され未だ売買が成立していない売り注文又は買い注文の価格及び該価格における予約取引量の時間的推移を表わすために、一方の軸を時間軸として時間の経過を表わし、他方の軸において各々の時刻における一つ以上の売買注文の価格と、各々の価格において発生している売及び買予約された約定取引の量、及びあらかじめ定められたあるいは任意に定められた一定時間の間に約定の成立した取引量の少なくとも一つを点、または線分、または面、または色の変化を用いて表示することを特徴とする商品売買注文データ表示方法。
- 請求項1における時間軸を有する取引注文量の表示方法において価格軸と各価格における売買予約量軸および成立約定量軸が重畳しており、かつ価格軸は適当な区間に分割されており、ある時刻における各価格区間内における売買予約量各々の区間和および価格区間内の成立約定量、それぞれの量が零の時に、当該価格区間の端に一致するように表示された売買予約量および成立約定量のグラフを有することを特徴とする商品売買注文データ表示方法。
- 請求項1における時間軸を有する取引注文量の表示方法において価格軸は適当な区間に分割されており、各価格区間内における売買予約量それぞれの区間和の時間的な推移を、それぞれの区間内における濃淡ないし色の違いの推移により表示することを特徴とする商品売買注文データ表示方法。
- 時刻、価格、売買予約量、売買成立量等の市場データを保存するデータベースと、請求項1における時間軸を有する取引注文量の表示方法を実現するために市場データを加工する情報処理装置と、請求項1における時間軸を有する取引注文量の表示方法に基づいて加工された市場データを表示する表示装置と、商品銘柄、表示期間、表示価格帯、表示取引量、表示色、文字等、請求項1における時間軸を有する取引注文量の表示方法で表示される情報の外観を制御するための入力装置とからなる商品売買注文データ表示装置。
- 請求項4において記載された売買予約量及び成立約定量を表示する装置において、表示すべき売買予約量及び成立約定量の上限値と一対一に対応する変化量を持つ外部から連続的に可変な可動部を有する表示装置。
- 請求項4において記載された売買予約された約定及び約定の成立した取引量を表示する装置において、表示すべき売買価格の上限及び下限値と一対一に対応する変化量を持つ外部から連続的に可変な可動部を有する表示装置。
- 請求項4において記載された売買予約された約定及び約定の成立した取引量を表示する装置において、表示すべき売買価格の刻み値と一対一に対応する変化量を持つ外部から連続的に可変な可動部を有する表示装置。
- 請求項4において記載された売買予約された約定及び約定の成立した取引量を表示する装置において、データ表示の開始時間および終了時間と一対一に対応する変化量を持つ外部から連続的に可変な可動部を有する表示装置。
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JP2006000143A JP2007183709A (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 商品売買注文データ表示方法及び装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2006
- 2006-01-04 JP JP2006000143A patent/JP2007183709A/ja active Pending
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