JP2012527060A - 自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル応用と証券テクニカル分析におけるその応用 - Google Patents

自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル応用と証券テクニカル分析におけるその応用 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のローソク足チャート指標におけるあいまいさ、拡散性、誤認性を効果的に解決し、回避することができる自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルとその株価テクニカル分析における応用を提供すること。
【解決手段】本発明は株式証券テクニカル分析の分野に関し、自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル及びその図形テクニカル指標を開示する。前日の終値を比較基準とし、相対的な安定性及び緊密な関連性を備え、自然な客観的法則、人々の伝統的な文化思想及び生活思考習慣に則した科学的な株価変動を計算表示する。前日の終値に対するローソク足の陰陽性質を科学的に定義し分類し、売買双方の駆け引き過程、力の対比変化を反映した自然な結果を正確に示す。従来のローソク足チャートにおける始値を基準とすることで存在するあいまいさ、拡散性、誤認性という欠点を解決し、ローソク足の内容及び理論を広げ、情報はさらに豊富に、図形はさらに簡潔、鮮明で立体感が増し、学習しやすく、操作使用が容易である。株式テクニカル分析のために科学的で核心的な株価図形指標及び重要な基礎を提供し、株式及び先物取引などの証券テクニカル分析・取引に広く適用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、株式証券のテクニカル分析に関し、特に自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルとその証券テクニカル分析において、ローソク足形式で表現された新型の自然ローソク足ホログラフィックのチャートテクニカル指標の応用方法に関する。
従来の株式テクニカル分析において、株価線は株価の基調を表す重要なグラフであり、このグラフはあらゆる株式のテクニカル分析の核心と基礎を成し、株式テクニカル分析ソフトウェアの最も常用されている主なチャートにおける中心的指標を構成している。
その株価線は、終値線(CLOSE)、平均株価終値(SCLOSE)、パゴダ・ライン(MTOW)、アメリカ発祥のバーチャート(BAR)、日本発祥のローソク足、つまりローソク足チャート(K線)の5大タイプがある。
この5大タイプの株価チャートにおいて、従来からのローソク足チャートは全世界で徐々に広く普及していて、株式テクニカル分析の主流となる主なチャート株価指数となっている。株価ローソク足チャートの主な優位点は、毎日の始値、高値、安値及び終値を含んでいて、形状がローソクに似ていて、一日の株価変動について簡潔で全般的に描出していることから、取引情報が豊富かつ直感的となり、図案の視覚性が極めて鮮明になっているところである。そのため、200年余りの発展を経て、ローソク足のテクニカル分析方法及び技術は、株式のテクニカル分析における重要なテクニカル分析理論として独自の地位を築いてきた。
ただし、従来の日本式ローソク足チャートの数学モデル及び図形テクニカル指標は、その設計思想上から、明らかな欠点を有し、あいまいさ、拡散性(関係が緊密でない特徴)及び誤認性の問題も存在していて、これらの問題は以下を孕む。
1.ローソク足の上昇あるいは下落の性質定義が、本日の始値のみを基準としていて、ローソク足の陰陽性質があいまいで明確でない。
2.ローソク足の実体の長さが、前日の安値から寄り付きあるいは高値から寄り付きした場合、その実体の定義範囲が明らかに過大あるいは過小となる。
3.ローソク足の窓の大きさの定義範囲は狭過ぎ、純粋に空いているタイプの窓あけしか含まれない。
4.ローソク足の上下ヒゲは、売買双方における実際の駆け引きの状況を正確に反映できない。
5.ローソク足における本日及び前日のローソク足間での関係が拡散して、関連性の緊密さに欠ける。
これらのあいまいで不明確な問題点は、具体的には以下として現れる。
(1)本日の始値がギャップアップし、かつ、終値が前日の終値よりも高いが、本日の始値よりも低くなってしまう、という偽りの陰線。
(2)本日の始値がギャップダウンし、かつ、終値が前日の終値よりも安いが、本日の始値よりも高くなってしまう、という偽りの陽線。
(3)本日の株価が安値で寄り付いたが終値が前日と比べてわずかに上昇した場合、ローソク足の比較的大きな陽線の実体は、本日の終値の前日の終値に対するわずかな変化を反映することができない。
(4)本日の株価が高値で寄り付いたが終値は前日と比べてわずかに下落した場合、ローソク足の比較的大きな陰線の実体は、本日の終値の前日の終値に対するわずかな変化を反映することができない。
(5)本日の株価が高値で寄り付き更に高値で引けた場合、陽ローソク足の実体は過小となり、前日の終値に対する比較的大きな変化を正確に反映できない。
(6)本日の株価が安値で寄り付き更に安値で引けた場合、陰ローソク足の実体は過小となり、前日の終値に対する比較的大きな変化を正確に反映できない。
(7)株式の上昇での窓あけは本日の安値の前日の高値に対する部分であり、本日の安値は前日の高値より低くなるが前日の終値よりも高くなる部分が見落とされ、上ヒゲ型と左側ローソク足の実体は陰影はらみ型の2大種類の上昇での窓あけが見落とされてしまう。
(8)株式の下落での窓あけは本日の高値の前日の安値に対する部分であり、本日の高値は前日の安値よりも高くなるが前日の終値よりも低くなる部分が見落とされ、下ヒゲ型と左側ローソク足の実体は陰影はらみ型の2大種類の下落での窓あけが含まれる。
これらの問題は、従来のローソク足の数学モデル及びそれに内在する原理の欠点により生じるものであり、先天的な欠点に由来するものである。主な根源と原因としては、ローソク足は本日の始値を比較基準としているが、それは動的で未知なものであって、比較基準において相対的に安定性を欠くということが挙げられる。
そのため、従来のローソク足チャートのテクニカル指標では、株価の毎日の売買双方の駆け引きに内在する実際の状況と結果を全面的かつ正確に反映することができず、同時に、本日の株価と前日の株価の緊密な関係を科学的に反映することもできなかった。
このことから、従来のローソク足チャートのテクニカル指標を基礎として、株価情勢の基調変化に対するテクニカル分析を行う場合、そのローソク足図には明らかにあいまいさ、拡散性(連続する複数日の間での関係が緊密ではない)及び誤認性が存在し、投資家が株式の毎日の株価の駆け引きの実際に内在する変化過程と自然な結果を正確に深く読み解くことが難しくなり、分析判断が誤りやすく、しかも投資操作をミスして投資損失を招きやすくなる恐れがあった。
そこで、本発明は、新型の自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルを設計するとともに、このモデルを基礎として、株式のテクニカル分析ソフトウェア用のプログラミング言語により、新型のローソク足チャートで表現される自然ローソク足ホログラフィックのテクニカル指標、つまり、自然ローソク足ホログラフィックを構築することを課題とする。これにより、株価の前日の終値に対する売買双方の駆け引きにおける全面的な情報、実際の経過及び自然の結果を全面的かつ正確に反映させる。
本発明の自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル及び自然ローソク足ホログラフィック指標は、株式の前日における終値を基準とし、相対的な安定性及び緊密な関連性を備えていて、自然の法則、人々の伝統的な文化思想と生活思考習慣に則した科学的な株価計算表示方法である。本発明では、従来のローソク足チャート指標におけるあいまいさ、拡散性、誤認性を、効果的に解決し回避することができる。
本発明の主な内容は、自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルと自然ローソク足ホログラフィック図形の2大部分を含む。それらの内容はそれぞれ以下の通りである。
第1の部分:
自然ローソク足ホログラフィック(JK)の数学モデルの構成と原理、及び定義と計算式は以下の通りである。
1.自然ローソク足ホログラフィック(JK)の主な構成
自然ローソク足ホログラフィック(JK)は、当日の売買双方の駆け引きの結果実体SPJT、窓実体SPJF、上ヒゲUJL、下ヒゲDJL、寄り付き警戒線OJWの5つから構成される。
2.自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの基本原理と定義の内容は以下の通りである。
(1)自然ローソク足ホログラフィックの寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O。
(2)自然ローソク足ホログラフィックの実体(SPJ)。
自然ローソク足ホログラフィックの実体(SPJ)は、株式の前日の終値を比較基準とする。
これは、株式の本日の終値(C)の前日の終値(C2)に対する結果実体(SPJT)であり、本日の売買双方の駆け引きの最終結果を反映した第1の部分と、本日の株価の前日の終値(C2)に対するギャップアップあるいはギャップダウンの窓実体(SPJF)であり、株式の本日の売買双方の駆け引きにおいてありうる強い側による弱い側に対する局所的な優位性での征圧と占領範囲となる第2の部分との2つの部分を含む。
結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=株式の本日の終値C−株式の前日の終値C2
以上は、自然ローソク足ホログラフィックの結果実体の定義と計算式であり、その窓実体の原理と定義は、以下の項目(5)において詳細に説明する。
(3)自然ローソク足ホログラフィックの高値HJ=株式の本日の高値H
(4)自然ローソク足ホログラフィックの安値LJ=株式の本日の安値L
(5)自然ローソク足ホログラフィックの窓実体と上下ヒゲの原理と定義は、それぞれ以下のように、同値引け、高値引け、安値引けの3つの状況に分類できる。
状況1:本日の株式が上昇も下落もせずに同値引けした場合
すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが同値引けした場合、つまりC=C2の場合、前日の終値C2に対してギャップアップあるいはギャップダウンの窓は存在しない。このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜前日の終値C2
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−前日の終値C2
状況2:本日の株式が高騰して高値引けした場合
すなわち、株式の本日の終値Cが前日の終値C2に比べて高くなった場合、つまりC>C2の場合は、さらに2種類の状況に分類される。
(a)本日の安値Lが前日の終値C2以下の場合、つまりC>C2かつL≦C2の場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィックの上昇での窓あけは存在しないと定義できる。この状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜本日の終値C
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−本日の終値C
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜前日の終値C2
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−前日の終値C2
(b)本日の安値Lが前日の終値C2よりも高い場合、つまり、もしO>C2かつC>C2かつL>C2である場合、前日の終値C2に対して、本日の安値Lが前日の高値H2より高いかどうかに関わらず、自然ローソク足ホログラフィックの上昇での窓あけが存在すると定義される。この場合、上昇での窓あけの計算式は以下の通り定義される。
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の終点株価CJF=本日の安値L
窓実体の長さSPJFL=本日の安値L−前日の終値C2(正の値)
このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜本日の終値C
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−本日の終値C
下ヒゲDJLの位置:この場合、下ヒゲは存在せず、その長さはゼロである。
状況3:本日の株式が下落し安値引けした場合
すなわち、株式の本日の終値Cが前日の終値C2よりも安い場合、つまりC<C2の場合、さらに2種類の状況に細分化する。
(a)本日の高値Hが前日の終値C2以上の場合、つまりC>C2かつH≧C2の場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィックは下落での窓あけは存在しないと定義される。この状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−前日の終値C
(b)本日の高値Hが前日の終値C2よりも安い場合、つまり0<C2かつC<C2かつH<C2の場合、前日の終値C2に対して、本日の高値Hが前日の安値L2よりも低いか否かに関わらず、自然ローソク足ホログラフィックの下落での窓あけが存在すると定義される。この場合、下落での窓あけの計算式の定義は以下の通りである。
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の終点株価CJF=本日の高値H
窓実体の長さSPJFL=本日の高値H−前日の終値C2(負の値)
このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:この場合、上ヒゲは存在せず、その長さはゼロ
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
3.自然ローソク足ホログラフィックにおけるこの数学モデルの5つの構成部分の計算式と方法は以下の通りである。
上述の自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの5つの原理と定義に基づき、その前日の終値に対して本日の株価が同値引け、上昇高値引け、下落安値引けした3種類の状況における自然ローソク足の各値の計算式をそれぞれ下記の通り定義する。
(1)本日の株価が同値引けした場合
すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが同値引けした場合、つまりC=C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C{C=C2}
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2=ゼロ
窓実体の長さSPJFL=本日の終値C−前日の終値C2=ゼロ
上ヒゲの位置UJL:本日の高値H〜本日の終値C
上ヒゲの長さULL=本日の高値H―本日の終値C
下ヒゲの位置DJL:本日の安値L〜前日の終値C2
下ヒゲの長さDJL=本日の安値L−前日の終値C2
この場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィックは十字線となり、ギャップ実体は存在しない、すなわち、ローソク足の結果実体及び窓実体の長さはゼロである。
(2)本日の株価が上昇して高値引けした場合
すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが高値引けした場合、つまりC>C2の場合、さらに2種類の状況に細分化してそれぞれ定義する。
(a)もし本日の安値Lが前日の終値C2以下の場合、つまり、もしO>C2かつC>C2かつL≦C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、窓実体は存在しない}、
上ヒゲの位置UJL:本日の高値H〜本日の終値C
上ヒゲの長さUJL=本日の高値H−本日の終値C
下ヒゲの位置DJL:本日の安値L〜前日の終値C2
下ヒゲの長さDJL=本日の安値L−前日の終値C2
この場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィックは高騰した陽ローソク足となるが、窓実体は存在せず、つまり窓実体の長さはゼロである。
(b)もし、本日の安値Lが前日の終値C2よりも高い場合、つまり、もしO>C2かつC>C2かつL>C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の終点株価CJF=本日の安値L
窓実体の長さSPJFL=本日の安値L−前日の終値C2
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜本日の終値C
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−本日の終値C
下ヒゲDJLの位置:この場合、下ヒゲは存在しない
下ヒゲDJLの長さ=ゼロ
この場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足(JK)ホログラフィックは高騰した陽ローソク足となり、前日の終値に対して上昇での窓あけ実体は存在するが、下ヒゲは存在しない。
(3)本日の株価が下落して安値引けした場合
すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが安値引けした場合、つまりC<C2の場合、ここでさらに2種類の状況に細分化してそれぞれ定義する。
(a)本日の高値Hが前日の終値C2以上の場合、つまりO<C2かつC<C2かつH≧C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の終点株価CJF=前日の終値C2
窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、下落での窓あけは存在しない}、
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
この場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィック(JK)は下落した陰ローソク足となり、下落での窓あけ実体は存在せず、つまり窓実体の長さはゼロである。
(b)本日の高値Hが前日の終値C2よりも安い場合、つまりO<C2かつC<C2かつH<C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の終点株価CJF=本日の高値H
窓実体の長さSPJFL=本日の高値H−前日の終値C2(負の値)
上ヒゲUJLの位置:この場合、上ヒゲは存在しない
上ヒゲUJLの長さ=ゼロ
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
この場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィック(JK)は下落した陰ローソク足となり、下落での窓あけ実体が存在するが、上ヒゲはない。
第2の部分:自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルにてローソク足形式で表された自然ローソク足ホログラフィック図形テクニカル指標、すなわち自然ローソク足ホログラフィック(JK)は、以下の通りである。
上述の第1の部分の自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルによる構成・原理・定義及び計算式に基づいて、株価の変動を分類し計算処理することで得られたデータにつき、これらのデータを基礎として、自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルを従来のローソク足の形式により表し、自然ローソク足ホログラフィック図形テクニカル指標、すなわち、自然ローソク足ホログラフィックを構成して、株式テクニカル分析の重要な核心となる株価テクニカル指標とすることで、株式テクニカル分析のための重要な株価指標、基礎及び参考を提供することができる。
1.自然ローソク足ホログラフィックの図形テクニカル指標の原理、構成は、以下の通りである。
(1)本日の始値Oにより、自然ローソク足の寄り付き警戒線OJWを描出するものであり、その線の幅は、ローソク足実体の幅に比べてやや広く取る(一般には、大体120%を取る)。
(2)前日の終値C2を起点とし、本日の終値Cを終点として、株式の本日のローソク足の結果実体SPJTを描出する。この結果実体SPJTは本日の売買双方の力の緊迫した駆け引きの後の最終的な終値の自然な結果を表していて、
(3)自然ローソク足ホログラフィックの窓あけの存在を判断する。もし存在すれば、そのローソク足の窓実体SPJFを描出し、
(4)自然ローソク足ホログラフィックの上、下ヒゲの存在を判断するとともに、対応する上ヒゲUJLと下ヒゲDJLを描出する。
2.自然ローソク足ホログラフィックの図形の形状、大きさ及び色は、以下の通りである。
(1)自然ローソク足ホログラフィック図形テクニカル指標の図形と色
従来の株式テクニカル分析の習慣的方法に基づいて、自然ローソク足ホログラフィックチャートにおいて、従来のローソク足チャートと同様の図形と習慣的な色を採用する、つまり、すべてローソク足チャートの形式で表すことができる。もし、本日は上昇し陽引けした場合は、赤色で表示し、もし本日は下落し陰引けした場合は、緑色で表示し、もし本日は同値引けであれば、白色で表示をする。寄り付き警戒線は第3の色、例えば、灰色あるいは黄色を用いて警戒を促す。
(2)自然ローソク足ホログラフィックの図形の大きさ
従来の株式テクニカル分析の習慣に基づいて、自然ローソク足ホログラフィックチャートにおいて、自然ローソク足ホログラフィックの図形の大きさは、結果実体、窓実体、上ヒゲ、下ヒゲを含み、そしていずれも従来のローソク足チャートの大きさと同一規格のものを採用する。ただし、警戒線の大きさは、原則的にそのローソク足の結果実体の幅よりもやや広めとし、異なる色を用いることで、警戒を促す作用をもたらす。
(3)当然、これらの色と図形の大きさは、多種類で選択的に変更することができ、例えば、黒白ローソク足図等、ローソク足の実体(結果実体と窓実体)は点線や実線などと変化させても良い。
3.以下は、前日の終値に対して同値引け、上昇高値引け、下落安値引けの状況下でのローソク足の描画法である。
自然ローソク足を描く場合、株式証券テクニカル分析ソフトウェアのオープン数式エディタ機能と作図ソフトウェア言語のコマンドによって完成することができる。ここでは、「通達信」の株式テクニカル分析ソフトウェアにおけるオープン数式パーサのプログラミング言語を採用するものを例として説明する。
自然ローソク足ホログラフィックチャートの図形テクニカル指標の変遷過程の要点は以下の通りである。
{F.前置部分:公共パラメータの賦値定義}
{株式の前日と本日の寄り付き値、高値、安値と終値に対する分類的な賦値}
O1:=OPEN
C1:=CLOSE{本日の終値}
C2:=REF(C1,1){前日の終値}
H1:=HIGH
H2:=REF(H1,1)
L1:=LOW
L2:=REF(L1,1)
{N.自然ローソク足ホログラフィックの各分類状況の定義と賦値}
{1.本日の株価が前日の終値に対して同値引けした場合、自然ローソク足ホログラフィックに窓あけは存在しない}……
{自然ローソク足の各パラメータ値の賦値定義}
{2.本日の株価が前日の終値に対して高値引けした場合}
{2.1.本日の終値が前日の終値より低くない状況の場合、自然ローソク足ホログラフィックは上昇での窓あけ実体が存在する可能性がある}
TJ20:=IF(C1>=C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックの各値の賦値定義}
TJ20F:=IF(TJ20>0
&& L1>C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックの窓あけが存在するか否かの判断}
OJ20:=IF(TJ20>0,C2,0){結果実体の各値の賦値定義}
CJ20:=IF(TJ20>0,C1,0)
HJ20:=IF(TJ20>0,H1,0)
LJ20J1:=MIN(L1,OJ20)
LJ20:=IF(TJ20>0,LJ20J1,0)
OJ20F:=IF(TJ20>0,C2,C2){窓実体の賦値定義}
CJ20F:=IF(TJ20>0 && L1>C2,L1,C1)
OJ20T:=IF(TJ20>0 && L1>=C2,L1,C2){窓あけが存在するときのローソク足の実際の動向領域の初期値}
{3.前日の終値に対して本日の株価が安値引けした場合}
{3.1本日の終値が前日の終値よりも低い状況の場合、自然ローソク足ホログラフィックはギャップダウンが存在する可能性がある}
TJ30:=IF(C1<C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックの各値の賦値定義}
TJ30F:=IF(TJ30>0 && H1<C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックのギャップが存在するか否かの判断}
OJ30:=IF(TJ30>0,C2,0)
CJ30:=IF(TJ30>0,C1,0)……
OJ30T:=IF(TJ30>0
&& H1<C2,H1,C2)、{ギャップが存在するときのローソク足の実際動向領域の初期値}
{4.上記の分類状況に基づいて、各分類状況の下での自然ローソク足ホログラフィックチャートをそれぞれ描出}
{4.1自然ローソク足の各分類の状況の基での寄り付き警戒線の描出}
POJW:STICKLINE(DT1>0,OJW,OJW,3.6,1),COLORGRAY{OJW=O1,寄り付き値}
{4.2上記各分類の状況下での自然ローソク足ホログラフィックチャートの結果実体と上下ヒゲ}……
P20:DRAWKLINE(HD,OD,LD,CD)
{4.3上記各分類状況下での自然ローソク足ホログラフィックチャートにおいて存在し得る窓実体の描出}……
P20SPJFT:DRAWKLINE(CJFU,OJFU,OJFU,CJFU){上昇での窓あけ実体を描出}
P30SPJFF:DRAWKLINE(CJFD,OJFD,OJFD,CJFD){下落での窓あけ実体を描出}
自然ローソク足ホログラフィックの主な特徴
自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルと自然ローソク足ホログラフィック図形テクニカル指標は、既存のローソク足と比べて、非常に明白に異なる顕著な特徴を有する。主な特徴と相違点は以下の通りである。
1.ローソク足の構成が異なる。
(1)自然ローソク足ホログラフィックは、当日の売買双方の駆け引きの結果実体、窓実体、上ヒゲ、下ヒゲ、寄り付き警戒線の計5つの部分からなるものを含む。従来のローソク足は、ローソク足実体と上ヒゲと下ヒゲの計3つの部分を含むに過ぎない。
2.ローソク足の実体の大きさ及び陰陽の性質がかなり異なる。
(1)自然ローソク足ホログラフィックにおける結果実体の基準と性質は明確であるが、ローソク足ではあいまいである。
(2)複数の状況下では、結果実体の大きさはローソク足の実体の大きさと異なる。
3.窓の判別性がかなり顕著である。
(1)自然ローソク足ホログラフィックにおける窓は、前日の終値(C2)を開始基準とするものである。
(2)自然ローソク足ホログラフィックにおける窓は、従来のローソク足チャートの本日の前日の高値あるいは安値の上昇あるいは下落に対する純然たる空きの窓を含んでいて、さらに、前日の終値の有する上下ヒゲに対する純然たる空きの窓とは言えない陰影線タイプの窓と両者を兼備した混合タイプの窓を含み、複数の状況下での自然ローソク足ホログラフィックの窓実体の長さは、従来のローソク足のギャップに比べて相対的に長めである。
4.上下ヒゲの長さの判別性がかなり顕著である。
(1)自然ローソク足ホログラフィックは前日の終値に対して基準を成すものであり、そのローソク足実体に含まれる結果実体と窓実体はいずれも従来のローソク足実体とは異なるため、自然ローソク足ホログラフィックの上ヒゲ・下ヒゲとも従来のローソク足の上ヒゲ・下ヒゲとは明らかに異なる。
(2)本日の株価が前日の終値に対してギャップダウンで寄り付いて高値引けした場合、自然ローソク足ホログラフィックの下ヒゲは、従来のローソク足の下ヒゲに比べて明確に長くなる。本日の株価が前日の終値に対してギャップアップで寄り付いて安値引けした場合、その上ヒゲは明らかに従来のローソク足の上ヒゲより長くなる。
(3)特に窓あけが存在するとき、自然ローソク足ホログラフィックにおいてもし上昇での窓あけが存在するときは下ヒゲが無く、もし下落での窓あけが存在するときは上ヒゲが無い。
自然ローソク足ホログラフィックの主な長所は次の通りである。
従来の株式証券テクニカル分析における従来のローソク足及びその他の株価チャートに比べ、自然ローソク足ホログラフィックは、非常に独特であるとともに自然であり、以下のような顕著な長所を備える。
1.自然な客観的な法則と人々の伝統文化思想と生活思考習慣に適合した科学的な株価計算と表示方法である。
2.科学的に定義、分類するとともに、前日の終値における売買双方の駆け引きのローソク足に対する陰陽の安定した性質を反映し、前日の終値に対する毎日の売買双方の駆け引きの過程、最終結果及びパワーバランスの比例的な増減の変化を正確に定め、開示し、そして反映している。
3.窓あけの種類、範囲及び内容が豊富であり、窓あけ理論と技術の多様性と発展を促進し、窓あけに対する分析・認知を新たなレベルにまで高めている。
4.寄り付き警戒線を増設し、これを自然ローソク足ホログラフィックの陰影線及びローソク足実体に結合することで、毎日の売買双方の駆け引きの変化過程や、売買双方に対するパワーバランスや意向変化を客観的に反映することができ、あらかじめ警示する作用をもたせることができる。
5.従来のローソク足の簡潔さ・明瞭さ、図形の視覚効果が高いという長所を継承しつつ前進させて、さらに情報を増やし、立体感をさらに高めている。
6.従来のローソク足の定義と内容を拡張し豊富にし、従来のローソク足のあいまいさ、拡散性や誤認性等の欠点や問題を効果的に解決し克服する。
7.連続ローソク足間の緊密な関係と売買双方の駆け引きのパワーバランス変化を科学的に反映し、投資家による株価の波状の基調変化の正確な読み解き、分析を容易にするのを助け、より深いテクニカル分析のために、全面的、豊富、正確、必要な情報及び重要な技術基礎とテクニカル指標を提供する。
8.市場において悪意ある投資家が従来のローソク足における欠点により偽りの性質をもつローソク足を捏造して不正に株価操作をするのを抑制することに、技術的に有利である。
自然ローソク足ホログラフィックの構成原理の概略説明図(2本の連続したローソク足の組合わせ)。(1)この図は2本の連続した上昇する自然ローソク足ホログラフィックからなり、1本目は安値寄り付き高値引けの陽ローソク足、すなわちK2、2本目は高値寄り付き高値引けし、かつ上昇での窓あけ実体を有する陽ローソク足、すなわちK1である。(2)図中、自然ローソク足ホログラフィックの構成する各符号の説明 1.SPJT:自然ローソク足ホログラフィックの結果実体 2.SPJF:自然ローソク足ホログラフィックの窓実体、(C2 〜 L1)、3.UJL: 自然ローソク足ホログラフィックの上ヒゲ 4.DJL: 自然ローソク足ホログラフィックの下ヒゲ 5.OJW:自然ローソク足ホログラフィックの寄り付き警戒線 この5つの部分は自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの構成部分である。このうち窓実体及び上下ヒゲ部分はローソク足すべてに備わるわけではない。(3)図中におけるその他の符号の説明 C3はK2陽線の前回の取引日の終値である。O2、H2、L2、C2はそれぞれK2の始値、高値、安値、終値である。O1、H1、L1、C1はそれぞれK1の始値、高値、安値、終値である。(4)実施例は以下を参考することができる。中国深セン総合指数:2009―9−2〜2009―9−3日 中国上海総合指数:2008−4−23〜2008−4−24日 自然ローソク足ホログラフィックにおける3種類の典型的な1本のローソク足の概略説明図。(1)図中左から右は、3本の独立した自然ローソク足ホログラフィックの範例であり、それぞれが、安値寄り付き高値引け陽線、安値寄り付き同値引けの十字線、高値寄り付き安値引けの陰線である。(2)図中の符号の説明 O、H、L、Cはそれぞれローソク足の始値、高値、安値及び終値を表し、OJWはローソク足の寄り付き警戒線を表し、C2はローソク足の前日の終値を表す。 中国深セン総合指数での従来のローソク足と自然ローソク足ホログラフィックとの比較チャート。(1)中国深セン総合指数2009−8−24〜2009−9−9日のローソク足チャートを取る。(2)上半分は従来のローソク足であり、下半分は対応する自然ローソク足ホログラフィック図であり、本発明の自然ローソク足ホログラフィックのテクニカル指標であるJDKL4を用いて自動的に生成したものである。 金亜科技株の従来のローソク足と自然ローソク足ホログラフィックとの比較チャート。(1)中国深セン株式の創業板300028の金亜科技2009−10−30〜2009−11−13日のローソク足チャートを取る。(2)上半分は従来のローソク足であり、下半分は自然ローソク足ホログラフィックである。 本発明の自然ローソク足ホログラフィックを、テクニカル指標JDKL4のソフトウェア言語でするプログラミングのブロック図。 本発明の自然ローソク足ホログラフィックの主な応用方法のブロック図。 中国深セン総合指数及び中国上海総合指数の従来のローソク足統計表。(1)年月日:2009−1−5〜2009−11−20日、合計215取引日(2)簡要な分析説明 上半分はローソク足の陰陽線の大きな分類統計であり、下半分は陰線と陽線との明細な分類統計である。表中におけるパーセンテージのデータは表中における合計数中の取引日及び実際の上昇幅を比較基準としている。表中のデータでは、従来のローソク足の性質及び上昇・下落幅と指数の実際の結果とに顕著な相違が反映されて、この3つの先天的な欠点を露呈している。 中国深セン総合指数及び中国上海総合指数の自然ローソク足ホログラフィックの統計表。(1)図8は図7の対応する自然ローソク足ホログラフィックの統計表との比較である。(2)図中から分かるように、自然ローソク足ホログラフィックの性質及び上昇・下落幅は指数の実際の結果と完全に一致し、自然進展の結果に符合する。(3)図7及び図8の統計表は、いずれもコンピュータのプログラミングソフトウェアを用いて自動的に統計されているものである。
1.自然ローソク足ホログラフィック数学モデルの株式証券テクニカル分析への応用とは、主にローソク足チャートの形式で表現された自然ローソク足ホログラフィックであるテクニカル指標で行われる。
(1)図5に示すように、株式のテクニカル分析ソフトウェアのプログラミング言語により、自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルをローソク足の図形テクニカル指標で表して、新型の自然ローソク足ホログラフィックを構成することで、株価チャートにおける新たな類型を構成するとともに、株式証券テクニカル分析ソフトウェア中における核心的な株価テクニカル指標とする。
(2)これにより、新型となる独立したテクニカル分析理論及び方法を構成したものは、独立して運用しても、その他のテクニカル指標及びテクニカル方法と組み合わせて、株式証券の株価の波状の基調変化のより深い分析・研究・判断応用中に総合的に運用しても良い。
2.図6に示すように、自然ローソク足ホログラフィックの応用方法は、下記事項のいくつかの部分を含んでいる。
(1)1本の自然ローソク足ホログラフィックの分析・判断。
(2)連続した数日における複数本の自然ローソク足ホログラフィックの分析・判断。
(3)その他のテクニカル指標及び方法を結合して、総合的に判断するとともに、相応の投資戦略を採択する。
3.1本のローソク足の分析・判断・応用方法
(1)まず、1本の自然ローソク足ホログラフィックの陽線、陰線、寄引同時線の3種類の性質から、当日におけるローソク足での売買双方の力の駆け引き結果を確認する。
(2)次に、自然ローソク足ホログラフィックの結果実体の大きさから、売買双方のパワーバランスの増減変化の強弱、大小を判断する。
(3)自然ローソク足ホログラフィックの窓実体から判断する。
(4)自然ローソク足ホログラフィックの結果実体と寄り付き警戒線との相対的な位置から、当日において優勢であった側の優勢程度を分析し判断する。
(5)上下ヒゲの長さ及び寄り付き警戒線との相対的な位置から、当日の売買双方の駆け引き過程における双方の攻守での力の探索意向の強さの程度及び力の変化過程の大きさを確定する。
4.連続した数日におけるローソク足の総合分析判断の応用方法
(1)自然ローソク足ホログラフィックにおける連続した数日のローソク足チャート中から、これらの結果実体の性質及び大きさの持続性または変化により、元よりの基調及び力に変化または増減があったか否かを判断する。
(2)自然ローソク足ホログラフィックにおける連続した数日のローソク足チャート中から、これら結果実体と寄り付き警戒線との相対的な位置の変化により、元来の基調及び力に変化があったか否かを判断する。
5.その他テクニカル指標及びテクニカル方法を結合した総合的な分析・応用の実行
(1)MA平均線を結合して株価の基調変化の分析・判断を行う。
(2)出来高及びその他のテクニカル指標を結合して総合的な分析・判断を行う。
(3)その他のテクニカル方法を結合して総合的な分析・判断を行う。
6.自然ローソク足ホログラフィックの図形テクニカル指標の使用方法の変化
実際の応用においては、自然ローソク足ホログラフィックの図形テクニカル指標の図形、ローソク足実体及び寄り付き警戒線のいずれもが異なる色、幅及び実線・点線などと異なる変化を採用することができる。同時に、ローソク足の実体中の点に中点線をさらに増やしてもよく自然ローソク足ホログラフィックを基礎として、分析の補助として使用するようにMA平均線を増やしても良い。
自然ローソク足ホログラフィックのこれら色、線、図形の変化及び中点の増加または平均線の変化はいずれも、自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル及び自然ローソク足ホログラフィックの図形テクニカル指標の基礎の上で補助部分とするものであるため、これら変化はいずれも本発明の特許請求の範囲に属する。
本発明は、実際の設計及び応用に際して、既出の色及び図形の大きさは、例えば色の変更、実線・点線などの変化といった変更、ならびに複数種類の選択が可能である。これら変化もいずれも本発明の特許請求の範囲に属する。
その株価線は、終値線(CLOSE)、株価終値(SCLOSE)、パゴダ・ライン(MTOW)、アメリカ発祥のバーチャート(BAR)、日本発祥のローソク足、つまりローソク足チャート(K線)の5大タイプがある。
状況1:本日の株式が上昇も下落もせずに同値引けした場合
すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが同値引けした場合、つまりC=C2の場合、前日の終値C2に対してギャップアップあるいはギャップダウンの窓は存在しない。このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜本日の終値C2
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−本日の終値C2
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜前日の終値C2
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−前日の終値C2
(a)本日の高値Hが前日の終値C2以上の場合、つまりC<C2かつH≧C2の場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィックは下落での窓あけは存在しないと定義される。この状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りである。
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
(a)もし本日の安値Lが前日の終値C2以下の場合、つまり、もしC>C2かつL≦C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、窓実体は存在しない}、
上ヒゲの位置UJL:本日の高値H〜本日の終値C
上ヒゲの長さUJL=本日の高値H−本日の終値C
下ヒゲの位置DJL:本日の安値L〜前日の終値C2
下ヒゲの長さDJL=本日の安値L−前日の終値C2
この場合、前日の終値C2に対して、自然ローソク足ホログラフィックは高騰した陽ローソク足となるが、窓実体は存在せず、つまり窓実体の長さはゼロである。
(a)本日の高値Hが前日の終値C2以上の場合、つまりC<C2かつH≧C2の場合、各値の計算式は以下の通りである。
寄り付き警戒線の株価OJW=本日の始値O
結果実体の初期株価OJ=前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
結果実体の終値CJ=本日の終値C
結果実体の長さSPJTL=本日の終値C−前日の終値C2
窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
窓実体の終点株価CJF=前日の終値C2
窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、下落での窓あけは存在しない}、
上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
{F.前置部分:公共パラメータの賦値定義}
{株式の前日と本日の寄り付き値、高値、安値と終値に対する分類的な賦値}
O1:=OPEN
C1:=CLOSE{本日の終値}
C2:=REF(C1,1){前日の終値}
H1:=HIGH
H2:=REF(H1,1)
L1:=LOW
L2:=REF(L1,1)
{N.自然ローソク足ホログラフィックの各分類状況の定義と賦値}
{1.本日の株価が前日の終値に対して同値引けした場合、自然ローソク足ホログラフィックに窓あけは存在しない}
{自然ローソク足の各パラメータ値の賦値定義}
……
{2.本日の株価が前日の終値に対して高値引けした場合}
{2.1.本日の終値が前日の終値より低くない状況の場合、自然ローソク足ホログラフィックは上昇での窓あけ実体が存在する可能性がある}
TJ20:=IF(C1>=C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックの各値の賦値定義}
TJ20F:=IF(TJ20>0 && L1>C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックの窓あけが存在するか否かの判断}
OJ20:=IF(TJ20>0,C2,0){結果実体の各値の賦値定義}
CJ20:=IF(TJ20>0,C1,0)
HJ20:=IF(TJ20>0,H1,0)
LJ20J1:=MIN(L1,OJ20)
LJ20:=IF(TJ20>0,LJ20J1,0)
OJ20F:=IF(TJ20>0,C2,C2){窓実体の賦値定義}
CJ20F:=IF(TJ20>0 && L1>C2,L1,C1)
OJ20T:=IF(TJ20>0 && L1>=C2,L1,C2){窓あけが存在するときのローソク足の実際の動向領域の初期値}
{3.前日の終値に対して本日の株価が安値引けした場合}
{3.1本日の終値が前日の終値よりも低い状況の場合、自然ローソク足ホログラフィックはギャップダウンが存在する可能性がある}
TJ30:=IF(C1<C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックの各値の賦値定義}
TJ30F:=IF(TJ30>0
&& H1<C2,100,0){自然ローソク足ホログラフィックのギャップが存在するか否かの判断}
OJ30:=IF(TJ30>0,C2,0)
CJ30:=IF(TJ30>0,C1,0)……
OJ30T:=IF(TJ30>0 && H1<C2,H1,C2)、{ギャップが存在するときのローソク足の実際動向領域の初期値}
{4.上記の分類状況に基づいて、各分類状況の下での自然ローソク足ホログラフィックチャートをそれぞれ描出}
{4.1自然ローソク足の各分類の状況の基での寄り付き警戒線の描出}
POJW:STICKLINE(DT1>0,OJW,OJW,3.6,1),COLORGRAY{OJW=O1,寄り付き値}
{4.2上記各分類の状況下での自然ローソク足ホログラフィックチャートの結果実体と上下ヒゲ}……
P20:DRAWKLINE(HD,OD,LD,CD)
{4.3上記各分類状況下での自然ローソク足ホログラフィックチャートにおいて存在し得る窓実体の描出}
……
P20SPJFT:DRAWKLINE(CJFU,OJFU,OJFU,CJFU){上昇での窓あけ実体を描出}
P30SPJFF:DRAWKLINE(CJFD,OJFD,OJFD,CJFD){下落での窓あけ実体を描出}
自然ローソク足ホログラフィックの構成原理の概略説明図(2本の連続したローソク足の組合わせ)。(1)この図は2本の連続した上昇する自然ローソク足ホログラフィックからなり、1本目は安値寄り付き高値引けの陽ローソク足、すなわちK2、2本目は高値寄り付き高値引けし、かつ上昇での窓あけ実体を有する陽ローソク足、すなわちK1である。(2)図中、自然ローソク足ホログラフィックの構成する各符号の説明 1.SPJT:自然ローソク足ホログラフィックの結果実体 2.SPJF:自然ローソク足ホログラフィックの窓実体、(C2 〜 L1)、3.UJL:自然ローソク足ホログラフィックの上ヒゲ 4.DJL: 自然ローソク足ホログラフィックの下ヒゲ 5.OJW: 自然ローソク足ホログラフィックの寄り付き警戒線 この5つの部分は自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの構成部分である。このうち窓実体及び上下ヒゲ部分はローソク足すべてに備わるわけではない。(3)図中におけるその他の符号の説明 C3はK2陽線の前回の取引日の終値である。O2、H2、L2、C2はそれぞれK2の始値、高値、安値、終値である。O1、H1、L1、C1はそれぞれK1の始値、高値、安値、終値である。(4)実施例は以下を参考することができる。中国深セン成分指数(399001):2009―9−2〜2009―9−3日 中国上海総合指数:2008−4−23〜2008−4−24日 自然ローソク足ホログラフィックにおける3種類の典型的な1本のローソク足の概略説明図。(1)図中左から右は、3本の独立した自然ローソク足ホログラフィックの範例であり、それぞれが、安値寄り付き高値引け陽線、安値寄り付き同値引けの十字線、高値寄り付き安値引けの陰線である。(2)図中の符号の説明 O、H、L、Cはそれぞれローソク足の始値、高値、安値及び終値を表し、OJWはローソク足の寄り付き警戒線を表し、C2はローソク足の前日の終値を表す。 中国深セン成分指数(399001)での従来のローソク足と自然ローソク足ホログラフィックとの比較チャート。(1)中国深セン成分指数(399001)2009−8−24〜2009−9−9日のローソク足チャートを取る。(2)上半分は従来のローソク足であり、下半分は対応する自然ローソク足ホログラフィック図であり、本発明の自然ローソク足ホログラフィックのテクニカル指標であるJDKL4を用いて自動的に生成したものである。 金亜科技株の従来のローソク足と自然ローソク足ホログラフィックとの比較チャート。(1)中国深セン株式の創業板300028の金亜科技2009−10−30〜2009−11−13日のローソク足チャートを取る。(2)上半分は従来のローソク足であり、下半分は自然ローソク足ホログラフィックである。 本発明の自然ローソク足ホログラフィックを、テクニカル指標JDKL4のソフトウェア言語でするプログラミングのブロック図。 本発明の自然ローソク足ホログラフィックの主な応用方法のブロック図。 中国深セン成分指数(399001)及び中国上海総合指数の従来のローソク足統計表。(1)年月日:2009−1−5〜2009−11−20日、合計215取引日(2)簡要な分析説明 上半分はローソク足の陰陽線の大きな分類統計であり、下半分は陰線と陽線との明細な分類統計である。表中におけるパーセンテージのデータは表中における合計数中の取引日及び実際の上昇幅を比較基準としている。表中のデータでは、従来のローソク足の性質及び上昇・下落幅と指数の実際の結果とに顕著な相違が反映されて、この3つの先天的な欠点を露呈している。 中国深セン成分指数(399001)及び中国上海総合指数の自然ローソク足ホログラフィックの統計表。(1)図8は図7の対応する自然ローソク足ホログラフィックの統計表との比較である。(2)図中から分かるように、自然ローソク足ホログラフィックの性質及び上昇・下落幅は指数の実際の結果と完全に一致し、自然進展の結果に符合する。(3)図7及び図8の統計表は、いずれもコンピュータのプログラミングソフトウェアを用いて自動的に統計されているものである。

Claims (2)

  1. 株式類証券テクニカル分析ソフトウェアにおいて、核心モジュール及び重要な構成要素を完備した株価テクニカルモデルである自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル応用であって、
    毎日の株価の始値、高値、安値、終値及び前日の終値の5つの要素により、データの取得を行い、前日の終値を比較基準として変換し、当日の株価における各変動の鍵となる自然情報データを得て、その鍵となるデータ群を基に、ローソク足チャートで表される自然ローソク足ホログラフィック図形テクニカル指標を構築でき、当日における株式の売買双方の駆け引き過程及び結果を反映し、株式テクニカル分析の重要な核心及び基礎的テクニカル指標となる自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル応用において、
    自然ローソク足ホログラフィック(JK)の数学モデルを、
    (1)自然ローソク足ホログラフィック(JK)の構成として、
    当日の売買双方の駆け引きの結果実体(SPJT)、窓実体(SPJF)、上ヒゲ(UJL)、下ヒゲ(DJL)、寄り付き警戒線(OJW)の5つから構成し、
    (2)自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの基本原理と定義を、以下の5つの要素を含み、
    A.自然ローソク足ホログラフィックの寄り付き警戒線OJW
    自然ローソク足ホログラフィックの寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O
    B.自然ローソク足ホログラフィックの結果実体SPJT
    結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
    結果実体の長さSPJTL=株式の本日の終値C−株式の前日の終値C2
    C.自然ローソク足ホログラフィックの高値HJ
    高値HJ=株式の本日の高値H
    D.自然ローソク足ホログラフィックの安値LJ
    安値LJ=株式の本日の安値L
    E.自然ローソク足ホログラフィックの窓実体SPJF及び上下ヒゲ(UJL及びDJL)の定義
    このとき、同値引け、高値引け、安値引けの以下の3つの状況に分類でき、
    状況1:本日の株式が上昇も下落もせずに同値引けした場合(C=C2)
    すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが同値引けした場合、つまりC=C2の場合、前日の終値C2に対してギャップアップあるいはギャップダウンの窓は存在せず、この場合、自然ローソク足ホログラフィックは十字線となり、ギャップ実体は存在せず、このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りであり、
    上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
    上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
    下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜前日の終値C2
    下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−前日の終値C2
    状況2:本日の株式が高騰して高値引けした場合(C>C2)
    すなわち、株式の本日の終値Cが前日の終値C2に比べて高くなった場合、つまりC>C2の場合は、さらに2種類の状況に分類し、
    (a)本日の安値Lが前日の終値C2以下の場合、つまりC>C2かつL≦C2の場合、自然ローソク足ホログラフィックの上昇での窓あけは存在しないと定義でき、この状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りであり、
    上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜本日の終値C
    上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−本日の終値C
    下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜前日の終値C2
    下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−前日の終値C2
    窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    この場合の自然ローソク足ホログラフィックは、窓あけのない1本の高騰した陽ローソク足となり、
    (b)本日の安値Lが前日の終値C2よりも高い場合、つまり、もし始値がO>C2かつC>C2かつL>C2の場合、本日の安値Lが前日の高値H2より高いかどうかに関わらず、自然ローソク足ホログラフィックの上昇での窓あけが存在すると定義され、この場合、上昇での窓あけの計算式は以下の通り定義し、
    窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
    窓実体の終点株価CJF=本日の安値L
    窓実体の長さSPJFL=本日の安値L−前日の終値C2(正の値)
    このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りであり、
    上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜本日の終値C
    上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−本日の終値C
    下ヒゲDJLの長さ:ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    この場合の自然ローソク足ホログラフィックは、上昇での窓あけがあるが、下ヒゲのない1本の高騰した陽ローソク足となり、
    状況3:本日の株式が下落し安値引けした場合(C<C2)
    すなわち、株式の本日の終値Cが前日の終値C2よりも安い場合、つまりC<C2の場合、さらに2種類の状況に細分化し、
    (a)本日の高値Hが前日の終値C2以上の場合、つまりC>C2かつH≧C2の場合、自然ローソク足ホログラフィックは下落での窓あけは存在しないと定義し、この状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りであり、
    上ヒゲUJLの位置:本日の高値H〜前日の終値C2
    上ヒゲUJLの長さ=本日の高値H−前日の終値C2
    下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
    下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
    窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    この場合の自然ローソク足ホログラフィックは、窓あけのない1本の下落した陰ローソク足となり、
    (b)本日の高値Hが前日の終値C2よりも安い場合、つまりO<C2かつC<C2かつH<C2の場合、本日の高値Hが前日の安値L2よりも低いか否かに関わらず、自然ローソク足ホログラフィックの下落での窓あけが存在すると定義され、この場合、下落での窓あけの計算式の定義は以下の通りであり、
    窓実体の初期株価OJF=前日の終値C2
    窓実体の終点株価CJF=本日の高値H
    窓実体の長さSPJFL=本日の高値H−前日の終値C2(負の値)
    このような状況において、上下ヒゲの定義は以下の通りであり、
    上ヒゲUJLの位置:ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    下ヒゲDJLの位置:本日の安値L〜本日の終値C
    下ヒゲDJLの長さ=本日の安値L−本日の終値C
    この場合の自然ローソク足ホログラフィックは、下落での窓あけがあるが、上ヒゲのない1本の下落した陰ローソク足となり、
    (3)自然ローソク足ホログラフィックにおけるこの数学モデルの5つの構成部分の計算方法は以下の通りであり、
    すなわち、上述の自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの5つの原理と定義に基づき、その前日の終値に対して本日の株価が同値引け、上昇高値引け、下落安値引けといった3種類の状況における自然ローソク足の各値の計算式をそれぞれ下記の通り定義し、
    第1のケース:株価が同値引けした場合(C=C2)
    すなわち、株式の前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが同値引けした場合、つまりC=C2の場合、自然ローソク足ホログラフィック(JK)の各値の計算式は以下の通りであり、
    寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O
    結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
    結果実体の長さSPJTL=C−C2=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    窓実体の初期株価OJF=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    窓実体の終点株価CJF=株式の本日の終値C
    窓実体の長さSPJFL=C−C2=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    上ヒゲの位置UJL:株式の本日の高値H〜株式の本日の終値C
    上ヒゲの長さULL=株式の本日の高値H−株式の本日の終値C
    下ヒゲの位置DJL:株式の本日の安値L〜株式の前日の終値C2
    下ヒゲの長さDJL=株式の本日の安値L−株式の前日の終値C2
    この場合、自然ローソク足ホログラフィックは十字線となり、すなわち、ローソク足の結果実体及び窓実体の長さはゼロであり、
    第2のケース:株価が高値引けした場合(C>C2)
    すなわち、株式の前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが高値引けした場合、つまりC>C2の場合、ここではさらに2種類の状況に細分化してそれぞれ定義し、
    (a)本日の安値Lが前日の終値C2以下の場合、つまり、もしO>C2かつC>C2かつL≦C2の場合、自然ローソク足ホログラフィックの各値の計算式は以下の通りであり、
    寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O
    結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
    結果実体の長さSPJTL=株式の本日の終値C−株式の前日の終値C2
    窓実体の初期株価OJF=株式の前日の終値C2
    窓実体の終点株価CJF=株式の前日の終値C2
    窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    上ヒゲの位置UJL:株式の本日の高値H〜株式の本日の終値C
    上ヒゲの長さUJL=株式の本日の高値H−株式の本日の終値C
    下ヒゲの位置DJL:株式の本日の安値L〜株式の前日の終値C2
    下ヒゲの長さDJL=株式の本日の安値L−株式の前日の終値C2
    この場合、自然ローソク足ホログラフィックは高騰した陽ローソク足となるが、窓実体は存在せず、
    (b)本日の安値Lが前日の終値C2よりも高い場合、つまり、もし0>C2かつC>C2かつL>C2の場合、自然ローソク足ホログラフィックの各値の計算式は以下の通りであり、
    寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O
    結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
    結果実体の長さSPJTL=株式の本日の終値C−株式の前日の終値C2
    窓実体の初期株価OJF=株式の前日の終値C2
    窓実体の終点株価CJF=株式の本日の安値L
    窓実体の長さSPJFL=株式の本日の安値L−株式の前日の終値C2
    上ヒゲUJLの位置:株式の本日の高値H〜株式の本日の終値C
    上ヒゲUJLの長さ=株式の本日の高値H−株式の本日の終値C
    下ヒゲDJLの位置:株式の本日の安値L〜株式の本日の安値L
    下ヒゲDJLの長さ=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    この場合、自然ローソク足(JK)ホログラフィックは高騰した陽ローソク足となり、上昇での窓あけ実体は存在するが、下ヒゲは存在せず、
    第3のケース:株価が安値引けした場合(C<C2)
    すなわち、前日の終値C2に対して株式の本日の終値Cが安値引けした場合、つまりC<C2の場合、ここでさらに2種類の状況に細分化してそれぞれ定義し、
    (a)本日の高値Hが前日の終値C2以上の場合、つまりO<C2かつC<C2かつH≧C2の場合、自然ローソク足ホログラフィックの各値の計算式は以下の通りであり、
    寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O
    結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
    結果実体の長さSPJTL=株式の本日の終値C−株式の前日の終値C2
    窓実体の初期株価OJF=株式の前日の終値C2
    窓実体の長さSPJFL=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    上ヒゲUJLの位置:株式の本日の高値H〜株式の前日の終値C2
    上ヒゲUJLの長さ=株式の本日の高値H−株式の前日の終値C2
    下ヒゲDJLの位置:株式の本日の安値L〜株式の本日の終値C
    下ヒゲDJLの長さ=株式の本日の安値L−株式の本日の終値C
    自然ローソク足ホログラフィックは下落した陰ローソク足となり、下落での窓あけ実体は存在せず、
    (b)本日の高値Hが前日の終値C2よりも安い場合、つまりO<C2かつC<C2かつH<C2の場合、自然ローソク足ホログラフィックの各値の計算式は以下の通りであり、
    寄り付き警戒線の株価OJW=株式の本日の始値O
    結果実体の初期株価OJ=株式の前日の終値C2{C2=REF(C,1)}
    結果実体の終値CJ=株式の本日の終値C
    結果実体の長さSPJTL=株式の本日の終値C−株式の前日の終値C2
    窓実体の初期株価OJF=株式の前日の終値C2
    窓実体の終点株価CJF=株式の本日の高値H
    窓実体の長さSPJFL=株式の本日の高値H−株式の前日の終値C2
    上ヒゲUJLの位置:株式の前日の終値C2−株式の前日の終値C2
    上ヒゲUJLの長さ=ゼロ{すなわち、長さはゼロ}
    下ヒゲDJLの位置:株式の本日の安値L〜株式の本日の終値C
    下ヒゲDJLの長さ=株式の本日の安値L−株式の本日の終値C
    この場合、自然ローソク足ホログラフィックは下落した陰ローソク足となり、下落での窓あけ実体が存在するが、上ヒゲはない、とする
    ことを特徴とする自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル応用。
  2. 請求項1に記載の自然ローソク足ホログラフィックの数学モデル応用に基づいて、計算処理して得られたデータを用い、株式証券テクニカル分析ソフトウェアのプログラミング言語により、自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルをローソク足の図形形式により表し、ローソク足で表された自然ローソク足ホログラフィック図形テクニカル指標である自然ローソク足ホログラフィックを構成して、株式テクニカル分析の重要な核心となる株価テクニカル指標とすることで、テクニカル分析のために重要な株価指標、基礎及び参考情報を提供し、
    自然ローソク足ホログラフィックの図形の構成及び特徴を、
    (1)本日の始値Oにより、自然ローソク足の寄り付き警戒線OJWを描出するものであり、その線の幅を、ローソク足実体の幅に比べてやや広く(一般には120%程度)取り、
    (2)前日の終値C2を起点とし、本日の終値Cを終点として、本日のローソク足の結果実体SPJTを描出し、その結果実体SPJTで本日の売買双方の緊迫した駆け引きの後の最終的な終値の結果を表し、
    (3)自然ローソク足ホログラフィックの窓あけの存在を判断し、もし存在すれば、そのローソク足の窓実体を描出し、
    (4)自然ローソク足ホログラフィックの上、下ヒゲの存在を判断するとともに、対応する上ヒゲUJLと下ヒゲDJLを描出するものであって、
    自然ローソク足ホログラフィックの図形及び色を、
    (1)図形
    自然ローソク足ホログラフィックでの図形の大きさを、従来のローソク足チャートの大きさと同一のものを採用可能とし、
    (2)色
    自然ローソク足ホログラフィックチャートにおいて、従来のローソク足チャートと同様の色を採用可能とし、もし、本日は上昇し陽引けした場合は、赤色で表示し、本日は下落し陰引けした場合は、緑色で表示し、本日は同値引けであれば、白色で表示可能とする
    自然ローソク足ホログラフィックの数学モデルの証券テクニカル分析への応用方法。
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