JPH07168806A - 市場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援装置 - Google Patents

市場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援装置

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JPH07168806A
JPH07168806A JP34316693A JP34316693A JPH07168806A JP H07168806 A JPH07168806 A JP H07168806A JP 34316693 A JP34316693 A JP 34316693A JP 34316693 A JP34316693 A JP 34316693A JP H07168806 A JPH07168806 A JP H07168806A
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JP34316693A
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Masuhiro Yamada
益弘 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 市場取引における市場価格の流れを的確に把
握して投資等の指針とするためのデータを長期に亘って
予測できる装置を提供する。 【構成】 時系列データの取込部2aとキーボード2b
からなる入力部2、入力したデータの変動の中心をスプ
ライン関数計算で平滑な連続線とする演算部4、中心線
に対しデータの変動する確率を所定の上下限線として演
算する演算部5、演算した中心線に連なってスプライン
関数計算に基づきテイラー展開で予測線を演算する演算
部6、演算部5で演算した上下限線に連なって予測線に
対する予測上下限線を演算する演算部7、各演算部のデ
ータをチャートに設定するチャート設定部8、設定した
チャートの中心線と上下限線の領域に流れの変化を入力
する指標設定部9からなる処理部3と、これらをディス
プレー表示部10aとプリンター部10bで表示する出
力部10とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、株式市場を含む有価
証券市場、商品市場、為替市場、金融市場および先物取
引市場などの各種の市場における取引およびオプション
取引のための時系列データを入力し、価格の流れを的確
に把握して投資戦略及び戦術の指針とするための市場取
引に係わる時系列データの予測及び取引支援装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】株式市場などにおいて、取引を時系列的
に表す指標として種々な手段が使用されており、その中
にはコンピュータによってデータを解析し、これに各種
の変動要因および変動の分析を加味した予測装置の使用
が試みられている。一般にこれらの予測装置は、確率分
布(たとえば、正規分布)を前提とするものが多いが、
予測期間が長くなるにしたがって急速に推定期間の標本
平均に収束し、長い予測では標本平均自体が最適予測と
なる傾向が避けられない。一方、確率分布を前提にしな
いものは、予測線に振動が起り易い欠点がある。また、
時系列データのトレンド(傾向)は統計学において本来
明確にすることが困難で、特に市場取引に係わる時系列
データのように多くのトレンドやトレンドの重合、一部
重合等を含み、大きな流れとなって高値と安値の差が年
間で3〜5倍、2〜3年間で10倍となるような大きな
流れとなって変動するデータに対しては、その予測や予
測の対処等について充分な機能を発揮する装置は未だ知
られていない。この発明の発明者は、前記したコンピュ
ータを利用した予測装置の持つ問題の解消に取組んで先
に市場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援装
置を開発した。(特願平5−204510号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特願平5−204
510号による市場取引に係わる時系列データの予測及
び取引支援装置は、優れた的中率と効率をもって予測が
可能なものであるが、発明者はさらに長期に亘って高度
な予測が可能な装置について鋭意検討した結果、この発
明の市場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援
装置を完成するに至ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の市
場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援装置
は、過去から現在日時までの市場取引の時系列データを
入力するための入力手段、入力した時系列データの変動
の中心をスプライン関数計算によって連続した滑らかな
曲線の中心線として求める中心線演算手段、前記中心線
演算手段で求めた中心線に対して時系列データの不規則
変動する確率を所定の上限線と下限線として求める上下
限線演算手段、前記中心線演算手段で求めた中心線のス
プライン関数値に基づきテイラー展開して前記中心線に
連なる将来の予測線を演算する予測線演算手段、前記上
下限線演算手段で求めた上下限線に連なり前記予測線に
対する所定の上下限線を設定する予測上下限線演算手段
および前記各演算手段による中心線、予測線、上下限線
および予測上下限線の各演算値をチャートに設定するチ
ャート設定手段、設定したチャートのうちの前記中心線
と上下線の設定領域に表れる所要の転換点を演算し入力
する転換点の演算入力手段、前記チャート設定手段で設
定したチャートおよび前記転換点の演算入力手段で入力
した転換点とを、前記時系列データと共に出力する出力
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】この発明の市場取引に係わる時系列データ
の予測及び取引支援装置(以下単に支援装置という)
は、入力した時系列データをコンピュータによって所定
の演算処理を施し、この演算処理したデータに基づいて
将来を的確に予測するものである。この支援装置に入力
する市場取引の時系列データは、過去の適当な時期から
現在日時に至る株価、有価証券価格及び指数、商品価
格、ドル相場価格あるいは先物価格及び指数など既設の
文字放送やパソコン通信などの通信手段あるいは経済記
事などに基づいてピックアップした個々の時系列データ
等である。前記文字放送やパソコン通信などの通信手段
においては、時系列データを直接この支援装置の入力部
に自動的に、また個々の時系列データはキーボードなど
により適宜に手入力することができる。
【0006】中心線演算手段は、入力した時系列データ
の変動の中心を連続した滑らかな曲線の中心線として演
算するもので、この中心線の演算にはスプライン関数計
算が採用される。一般に、統計学的の手法としてのスプ
ライン関数計算には、3次スプライン関数、5次スプラ
イン関数および7次スプライン関数などの奇数次の各計
算が知られているが、5次以上のスプライン関数計算に
よるものは曲線の振動が増すので好ましくない。このス
プライン関数計算には、重み演算手段によって設定した
統計学上の所要の重みGを入力して演算する。
【0007】上下限線演算手段は、前記中心線演算手段
によって求めた中心線に対して時系列データの不規則変
動する確率を所定限度において連続した滑らかな上限線
と下限線とするものである。この上限線及び下限線の範
囲は、中心線に対する時系列データの不規則変動する確
率を1%から95%などの2以上の上下限線に設定する
ことができ、その中でも特に各5%として演算すること
が望ましい。予測線の演算は、スプライン関数計算によ
って演算した前記の中心線に基づきテイラー展開してそ
の演算値を前記中心線に連続して延長させて予測線とす
るものである。予測上下限線は、スプライン関数計算に
よって求めた前記中心線から標準偏差を求め、この標準
偏差から前記予測線に対する所定の%の上下限線を求め
るもので、この予測上下限線は前記過去から現在日時に
至るまでの上下限線と同じ%、あるいは同じ%の2以上
の上下限線として求めることが望ましい。たとえば、過
去から現在に至るまでの上下限線が5%で設定すれば、
予測上下限線も5%として設定するものである。以上の
計算はすべて自然値を常用対数に変換して計算し、最終
の計算値を自然値に変換するものである。
【0008】これら中心線、予測線、上下限線および予
測上下限線は、チャートとしてコンピュータのディスプ
レーに表示される。また、プリンタによって出力される
が、その際過去から現在日時に至るまでの時系列データ
の演算によって求められた中心線と上下限線のチャート
に上昇、下降の転換点を演算して出力するものである。
その際、中心線の騰落幅を示すチャート、売買高を示す
チャートと、たとえば当日足と当日時間足を示すチャー
トなどの所定の期間単位における時系列データの細部を
示すチャート等の1又は2以上のチャートを別途に出力
することが望ましく、これらの各チャートを参照するこ
とによって市場取引における時系列データの流れをより
的確に把握して予測及び取引支援を有利にすることがで
きる。
【0009】この発明の支援装置に入力する市場取引の
時系列データは、これがアナログ量として提供される場
合には、この支援装置への入力に際して事前に、あるい
はこの支援装置において、アナログ/デジタル変換を行
ってデジタル量として入力するものである。
【0010】前記した重みG、上下限線、予測線および
予測上下限線ならびに転換点である上昇の指標と下降の
指標の設定のための演算などの各演算手段は、下記の具
体的手法によるものである。 1)重み演算手段 投資方針の長期、中期、短期に従って、計算の対象とし
ての時系列データを月足、週足、日足のいずれかに指定
し、指定した時系列データを常用対数値に変換すると共
に、重みGの初期値を入力して平滑化3次スプライン関
数の値を計算する。この計算値の1階微分値、2階微分
値、3階微分値を計算する。各微分値は当然、プラスか
らマイナスに変動する幾つもの波動を持った滑らかな曲
線を形成する。この各微分値が設定された限界条件を満
足するまで重みGを変えて反復計算する。そして、限界
条件を満足したときの重みGの値が時系列データの流れ
に応じて最適化された重みになるものである。
【0011】2)上下限線の演算手段 この場合も前記と同様に常用対数値で計算し、出力の際
に自然値に変換して出力するものである。時系列データ
の高値、安値と平滑化3次スプライン関数値(中心線)
との差を取り集計すると正規分布曲線に近似するので、
この差の標準偏差を計算する。この計算において、標準
正規分布表の片側の50%における標準偏差に乗ずる値
1.96は0.47500、つまり、47.5%であ
る。したがって、この標準偏差に乗ずる1.96以上の
値をとる確率は2.5%となる。ついで、標準正規分布
表の片側50%を100%に拡大して新しく定義すると
標準偏差に乗ずる値の1.96以上の値をとる確率は5
%となる。したがって、中心線+(標準偏差×1.9
6)の線は、この線以上になる確率が5%となる。この
ようにして1%から95%の間の各%の線を計算するこ
とができ、これによって上限線および下限線を計算する
ことができる。
【0012】3)予測線の演算手段 予測線の演算に際して行うテイラー展開は、スプライン
関数計算で得た前記中心線の演算値を基にして下記の
〔数1〕の式によって行う。
【0013】
【数1】 f(x)=f(a)+f( 1 ) (a)×(x−a) +(1/2!)×f( 2 ) (a)×(x−a)2 +(1/3!)×f( 3 ) (a)×(x−a)3 +・・
・・+(1/n!)×f( n ) (a)×(x−a)n
【0014】4)予測上下限線の演算手段 スプライン関数計算によって求めた前記中心線から標準
偏差を求め、この標準偏差から前記予測線に対する所定
の%の上下限線を求める。以上の計算はすべて自然値を
常用対数に変換して計算し、最終の計算値を自然値に変
換して図示するものである。
【0015】5)上昇の指標の演算手段 時系列データの常用対数値を指数平滑法で数回計算する
と、滑らかな曲線となる。この曲線と平滑化3次スプラ
イン関数値、自然値の時系列データ、自然値の売買高と
をリンクさせて、設定された条件を満足した場合のみ、
上昇の指標を出力する。
【0016】6)下降の指標の演算手段 時系列データの常用対数値を指数平滑する。この指数平
滑値と平滑化3次スプライン関数値とをリンクさせて設
定された条件を満足した場合のみ、下降の指標を出力す
る。
【0017】このようにして上昇、下降の指標を平滑化
3次スプライン関数値とリンクさせて設定された条件下
で出力させることにより、各々の値の長所のみが出力さ
れ、最大限の効果を発揮するものである。なお、前記の
常用対数による計算は、対数の底が10であり、この底
を自然対数の底e又は2から100などの値にしても計
算効果はほとんど同じであるが、常用対数による計算が
好ましい。
【0018】
【作用】この発明の市場取引に係わる時系列データの予
測及び取引支援装置は、市場取引の時系列データを入力
し、入力した時系列データの変動をスプライン関数計算
で演算して滑らかな曲線からなる中心線を求め、この中
心線から上下限線を演算し、また前記中心線のスプライ
ン関数値に基づくテイラー展開による手法で前記中心線
の延長上に将来の予測線を演算し、前記の上下限線の延
長上には予測線に対する予測上下限線を演算し、これら
をチャートに設定すると共に、設定したチャートの前記
中心線と上下限線の領域に所要の転換点を入力して時系
列データと共に、ディスプレー又は/及びプリントアウ
トするものである。したがって、これら出力されたデー
タに基づいて、市場取引の流れを正確に長期的な見通し
で予測して買い、売り、待ちなどのアクションのタイミ
ングを的確に判断することができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例として、株式市場の
取引に係わる時系列データの予測及び取引支援装置につ
いて、添付の図面を引用して具体的に説明する。図1の
ブロック図で示された支援装置1は、大きく分けて株価
の時系列データを入力する入力部2と、入力した時系列
データを演算処理して所定のデータとして設定するため
の処理部3及び演算処理したデータを出力する出力部1
0とによって構成されている。
【0020】入力部2は、文字放送、パソコン通信など
による時系列データあるいは手入力のための時系列デー
タ等を情報として受け入れて入力するデータ取込部2a
と、該取込部2aに入力する際の取込み条件の設定と指
示、処理部3における処理条件の設定と指示およびディ
スプレーやプリンターにおける出力指示などを操作する
キーボード2bとから構成され、時系列データを手入力
するときには、このキーボード2bの操作によってデー
タの入力を行う場合もありうる。
【0021】処理部3は、前記入力部2に入力した時系
列データに基づいて株価の不規則な変動の中心をスプラ
イン関数計算によって平滑化した中心線とするための中
心線演算部4と、この中心線演算部4によって得られる
中心線に対して上限線と下限線とを演算して設定する上
下限線演算部5、前記中心線演算部4で求めた中心線の
スプライン関数値に基づきテイラー展開して前記中心線
に連なる将来の予測線を演算する予測線演算部6、前記
上下限線演算部5で求めた上下限線に連なり前記予測線
の付近で不規則変動する将来の時系列データの確率を所
定の上下限線として予測する予測上下限線演算部7と、
前記の中心線、上下限線、予測線および予測上下限線を
帯状のチャートとして設定するチャート設定部8および
設定したチャートのうちの中心線と上下限線に対する流
れの変動の転換点に変化の指標を演算設定するための指
標設定部9とからなる。処理部3における各処理は、基
本的には所定の演算処理手順にしたがって自動的に実施
される。
【0022】出力部10は、チャート設定部8で設定さ
れたチャートと、指標設定部9で得られる指標と、前記
入力部2で入力した時系列データを出力してブラウン管
等に表示するディスプレー部10aと、これをプリント
アウトするプリンター部10bとからなる。
【0023】以下、かゝる支援装置1の使用法について
説明する。まず、入力部2で入力される時系列データ
は、既存の文字放送株式市況その他による過去から現在
日時に至る時系列データであって、これら時系列データ
は、たとえば時間足、日足、週足乃至月足などの所定の
足取りのローソク足または連続線として自動的に入力さ
れる。入力された時系列データは、処理部3の中心線演
算部4において、変動するデータの中心を求めるための
3次スプライン関数計算の手法によって、平滑化した連
続線からなる中心線を形成するように演算処理される。
【0024】この演算処理によって最終的に出力された
中心線は、たとえば、図2に示す過去から現在日時にお
ける領域(以下、過去領域という)においてローソク足
からなる週足の時系列データXに対して与えられた重み
Gの条件下で自動的に柔軟な曲線を形成し、かつ振動
(曲線のブレや歪み)の少ないきわめて滑らかな曲線か
らなる中心線Aを形成する。この中心線Aを設定するた
めの演算処理は、前述したように時系列データXを常用
対数値に変換して計算し、最終的な出力の段階で自然値
に変換されて表示される。
【0025】前記入力された時系列データは、中心線演
算処理についで上下限線演算部5において、中心線演算
部4によって得られた中心線Aのデータに基づいて各5
%の上限線Bと、下限線Cとが設定される。この5%上
限線Bは、時系列データがこの上限線B以上になる確率
が5%であることを示し、また、5%下限線Cは、時系
列データXがこの下限線C以下になる確率が5%である
ことを示すものである。この上下限線B,Cは、中心線
Aの演算と同様に常用対数値で計算され、自然値に変換
して出力される。したがって、価格の高いところでは
B,C線の幅は大きく、価格の低いところのB,C線の
幅は小さくなって表れるが、中心線Aからの乖離率は同
じであり、中心線Aと同様な滑らかな曲線を形成し、株
価の足取りがおおむねこの上下限線B,Cの幅の内側で
騰落することを予測できるものである。この上下限線
B,Cは1%から95%などの任意の%の線を計算する
ことができ、または2以上の上下限線を設定することが
できる。
【0026】これらの中心線A及び上下限線B,Cは、
市場取引に係わる時系列データを、月、週、日及び時間
などのすべての期間単位に対して同様の演算処理によっ
て中心線及び上下限線を形成することができるため、長
期、中期、短期の投資方針に応じた中心線及び上下限線
を形成することができる。
【0027】図2において、前記過去領域のスプライン
関数値から求めた中心線Aを延長して予測すべき将来の
領域(以下、将来領域という)において今後の株価の流
れおよび流れの変動を予測した予測線Dが設定される。
図2の予測線Dは、過去領域における中心線Aの最終
(上昇の指標が出ている時点)において前記の式のテイ
ラー展開の手法により演算するものであり、その具体的
な演算方法は以下のとおりである。
【0028】すなわち、前記したテイラー展開の式にお
いて、xは株価データの年月の最初(チャートの横軸の
最左端で91年の部分)を1として次を2、その次を3
として次々に1を加算する。現在日時以降も同様にす
る。この加算による現在日時(上昇の指標が出ている部
位)のxは92である。平滑化3次スプライン関数値で
ある中心線Aを数値微分により高階微分して1階微分、
2階微分、3階微分の近似値を求める。
【0029】しかし、この各階微分値の端(xの92の
ところ)には誤差があり、端から離れるにつれて誤差は
縮小する。したがって、端から離れること4データ、す
なわち、xが88のところが適切であり、a=88とす
る。そこで、f( 1 ) (a)=f( 1 ) (88)になる
から、xが88のところの1階微分値を入れる。同様に
してf( 2 ) (88)に2階微分値、f( 3 ) (88)
に3階微分値を入れる。f(a)はf(88)になるか
ら、xは88のところの平滑化3次スプライン関数値を
導入して前記〔数1〕のテイラー展開の式に当てはめる
と〔数2〕のとおりとなる。なお、〔数2〕の右辺の5
項以降は誤差項として省略した。
【0030】
【数2】f(x)=f(88)+f( 1 ) (88)×
(x−88) +(1/2)×f( 2 ) (88)×(x−88)2 +(1/6)×f( 3 ) (88)×(x−88)3
【0031】前記図2の現在日時xは前記のとおり92
であり、xが93以降のものが将来の予測となる。上式
の右辺のxに93,94,95・・・と次々に数値を入
れると、その時点の予測値が演算され、予測線を描くこ
とができる。図2のxの最終値は140である。したが
って、予測期間はxの単位で140−92=48である
ので48週先までの長期予測を行うことができる。
【0032】この予測線Dの設定において、計算の桁数
を増せば誤差が著しく減少し、平滑化3次スプライン関
数値である前記中心線のn階までの実用上充分な数値微
分が可能であり、テイラー展開の式の計算もn階微分ま
での項数に増すことができ、かつ前記端から離れるデー
タ数もmになり、予測期間もL期間と増加する。予測上
下限線E及びFの設定は、前記スプライン関数計算で求
めた中心線Aからの標準偏差を求め、この標準偏差から
予測線Dに対する5%上下限線を演算するものである。
【0033】中心線演算処理部4および上下限線演算部
5によって演算処理された中心線Aと上下限線B,C、
予測線演算部6および予測上下限線演算部7で演算処理
された予測線Dおよび予測上下限線E,Fは、チャート
設定部8においてチャートとして併せて設定され、設定
されたチャートは中心線Aと予測線Dとが、また、上下
限線B,Cと予測上下限線E,Fとがいずれも全体的に
も局所的にも自然につながったきわめて滑らかな曲線と
して表される。
【0034】このチャート設定部8で処理された過去領
域のチャートには、指標設定部9において、株価の流れ
の変動の転換点の要所に株価の流れの変化を表すための
指標を演算し、たとえば、株価が下降から上昇に転じる
転換点のうちの投資効率のよいところでは株の買いを示
す三角マークとその近傍に「上昇」の文字を付す。ま
た、上昇から下降に移る転換点の中の所定の部分には株
の売りを示す逆三角マークとその近傍に「下降」の文字
を表示するように設定される。
【0035】これらの各曲線A〜F及び指標は、出力部
10のディスプレー表示部10aおよびプリンター部1
0bにおいて表示される。その際、過去領域においては
前記の時系列データXもローソク足として組み込まれて
図2のようなチャートとして表示される。ちなみに、図
3は将来領域における予測線D上に符号Yとして書き入
れた48週先までのローソク足からなる株価の時系列デ
ータの実績値であり、この時系列データYは、予測線D
とその予測上下限線E及びFにきわめて忠実に追従して
いることが判る。
【0036】前記の図2によるチャートの出力と共に、
支援装置1において別途に演算処理した中心線Aおよび
予測線Dの騰落幅を示す図4のチャートや、いずれも図
示していないが株の売買高を示すチャート及び当日足と
この当日足を細分化した当日時間足を示すチャート等を
出力し、これらを参照することによって、前記図2によ
るデータの予測及び取引支援をより確実にすることがで
きる。
【0037】なお、中心線および予測線の騰落幅を示す
図4のチャートは、中心線および予測線の自然値の現在
値と、その一つ前の値との差をグラフ化したもので、前
記中心線および予測線が滑らかな曲線である故に、この
チャートも滑らかに変動している。そして、プラスの領
域にある棒グラフの高さは、前記中心線の上昇速度を示
しており、同様にマイナス領域にあるものは下降の速度
を示し、これによって時系列データのその時点における
騰落の傾向と幅や速度を的確に知ることができるもので
ある。また、株価の時系列データにおいて、株価が新株
権利落ちでやすくなる場合には、権利落ち修正値を用い
てすべての計算を行い、出力の際に権利落ち修正前の値
に戻すものである。
【0038】この発明の支援装置1は、以下に述べる手
段で投資戦略及び戦術に対応させることができる。 1)予測線Dと予測上下限線E,Fの経時的設定 株価は日時の経過につれて次々と変化するので、これを
新しい時系列データとして支援装置に加え、次々に来る
どの現在日時においても直ちに同様の演算を行って予測
線Dと予測上下限線E,Fを修正することができ、これ
によって「買い」または「空売り」等の投資戦術を的確
に生み出すことができる。
【0039】2)予測投資効率の設定 予測投資効率は、投資した元本に対する株価の値上がり
幅又は値下がり幅の年換算に対する倍数であり、株価の
上昇または下降の強さを示す指標となるものである。た
とえば、図2において、予測線Dはxの130の時点で
現在日時のxの92の時点から38週目に高値1541
円をつけて下降傾向となっており、株価の時系列データ
の最終時点である現在日時の株価895円からの値上が
り幅は1541−895=646(円)になる。これを
1年を52週として年当たりに換算すると、646÷3
8×52=884(円)となる。次に(895+88
4)÷895=1.98(倍)になる。この1.98
(倍)は株式を895円で買ったとしても、手数料とそ
の他の経費を無視した投資元本が年換算で1.98倍に
なると予測されるものであり、同時に株価の予測上昇力
の強さを示すものである。上述の場合とは逆に株価が下
降傾向にある場合は図2で下降の指標が出た後の株価の
ように予測線は下降傾向となる。この場合は現在日時の
株価からの値下がり幅を上述の値上がり幅と同様にして
計算し、同様にしてその倍数は株価の予測下降力の強さ
を示すものである。図2で予測線が上昇傾向の場合は、
買いであるから「買い」を表示し、下降傾向の場合は、
「空売り」の表示となる。しかして、現在日時における
これらの倍数によって示される予測投資効率を見て、
「買い」または「空売り」の銘柄を決定し、当日足、ま
たは当日時間足等を参照して有利な株価で「買い」また
は「空売り」の取引を実行することができる。
【0040】3)反対売買の実行 既に「買い」又は「空売り」した銘柄は、反対売買をす
ることによって取引が終了する。この反対売買は買って
いる場合にはその銘柄の下降の指標を、空売りしている
場合には上昇の指標によって、天井圈の反対売りと大底
圈の反対の買いで充分な成果をあげることができる。ま
た、この場合「買い」又は「空売り」した銘柄の予測投
資効率を常時見て、予測投資効率が低下した場合は、予
測上昇力または予測下降力が低下したことになるので、
天井圈または大底圈が近いか、または緩やかな上昇また
は下降になったことが予測され、この予測によって反対
売買を行い、他の予測投資効率の高いものに乗り換える
ことによって充分な成果を得ることができる。
【0041】4)投資の大戦略 前記の予測投資効率は株価の予測上昇力および予測下降
力を示すものであるから、上昇の指標が出たものゝ中の
予測投資効率の高いものを選んで買いを実行し、それを
下降の指標が出た時点で反対の売りを行うことにより、
大底圈買いの大天井圈売りとなり、年間で3〜5倍高、
2〜3年じ10倍高になるような株価の大きな流れに乗
って十分な成果が得られる可能性がある。これとは逆
に、下降の指標の場合には、大天井圈空売りの大底圈買
いとなる。
【0042】
【発明の効果】この発明の市場取引に係わる時系列デー
タの予測及び取引支援装置は、市場取引の時系列データ
を入力し、入力した時系列データを統計学的に処理して
過去の適当な時期から現在日時までの中心線と上下限線
と、これに基づく将来の予測線と予測上下限線とを演算
してチャートとして出力し、出力されたチャートによっ
て市場取引の判断材料を科学的根拠に基づいて提供して
的確な予測と取引支援を行うことができるものである。
特に、この発明は、時系列データをスプライン関数計算
で演算して求めた滑らかな曲線からなる時系列データの
変動の中心線を高階微分し、テイラー展開による演算で
設定した予測線と、この予測線に対する予測上下限線と
によって、目視と予測投資効率の倍数から長期に亘る取
引予測と有利な取引を可能とした点において優れたもの
である。
【0043】この発明の市場取引に係わる時系列データ
の予測及び取引支援装置は、株式市場を含む有価証券市
場、商品市場、為替市場、金融市場および先物取引市場
などの各種の市場における長期、中期及び短期の予測と
取引およびオプション取引に使用して高い的中率と優れ
た効率を期待することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の市場取引に係わる時系列データの予
測及び取引支援装置の各処理手段を示したブロック図で
ある。
【図2】この発明の市場取引に係わる時系列データの予
測及び取引支援装置で出力されたチャートの一例を示す
ものである。
【図3】図2のチヤートの将来領域に株価データの実績
値を記入したチャートである。
【図4】図2のチャートに対応させさた中心線及び予測
線の騰落幅をチャートとして示したものである。
【符号の説明】
1 市場取引に係わる時系列データの予測及び取引
支援装置 2 入力部 2a データ取込部 2b キーボード 3 処理部 4 中心線演算部 5 上下限線演算部 6 予測線演算部 7 予測上下限線演算部 8 チャート設定部 9 指標設定部 10 出力部 10a ディスプレー表示部 10b プリンター部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】2)上下限線の演算手段 この場合も前記と同様に常用対数値で計算し、出力の際
に自然値に変換して出力するものである。時系列データ
の高値、安値と平滑化3次スプライン関数値(中心線)
との差を取り集計すると正規分布曲線に近似するので、
この差の標準偏差を計算する。この計算において、標準
正規分布表の片側の50%における標準偏差に乗ずる値
1.96は0.47500、つまり、47.5%であ
る。したがって、この標準偏差に乗ずる1.96以上の
値をとる確率は2.5%となる。ついで、標準正規分布
表の片側50%を100%に拡大して新しく定義すると
標準偏差に乗ずる値の1.96以上の値をとる確率は5
%となる。したがって、中心線+(標準偏差×1.9
6)の線は、この線以上になる確率が5%となる。
た、下限線の場合は、中心線−(標準偏差×1.96)
として、他は同様に計算する。このようにして1%から
95%の間の各%の線を計算することができ、これによ
って上限線および下限線を計算することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】なお、中心線および予測線の騰落幅を示す
図4のチャートは、中心線および予測線の自然値の現在
値と、その一つ前の値との差をグラフ化したもので、前
記中心線および予測線が滑らかな曲線である故に、この
チャートも滑らかに変動している。そして、プラスの領
域にある棒グラフの高さは、前記中心線の上昇速度を示
しており、同様にマイナス領域にあるものは下降の速度
を示し、これによって時系列データのその時点における
騰落の傾向と幅や速度を的確に知ることができるもので
ある。また、株価の時系列データにおいて、株価が新株
権利落ちで安くなる場合には、権利落ち修正値を用いて
すべての計算を行い、出力の際に権利落ち修正前の値に
戻すものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】2)予測投資効率の設定 予測投資効率は、投資した元本に対する株価の値上がり
幅又は値下がり幅の年換算に対する倍数であり、株価の
上昇または下降の強さを示す指標となるものである。た
とえば、図2において、予測線Dはxの130の時点で
現在日時のxの92の時点から38週目に高値1541
円をつけて下降傾向となっており、株価の時系列データ
の最終時点である現在日時の株価895円からの値上が
り幅は1541−895=646(円)になる。これを
1年を52週として年当たりに換算すると、646÷3
8×52=884(円)となる。次に(895+88
4)÷895=1.98(倍)になる。この1.98
(倍)は株式を895円で買えたとして、投資元本が
数料とその他の経費を無視して、年換算で1.98
(倍)になると予測されるものであり、同時に株価の予
測上昇力の強さを示すものである。上述の場合とは逆に
株価が下降傾向にある場合は図2で下降の指標が出た後
の株価のように予測線は下降傾向となる。この場合は現
在日時の株価からの値下がり幅を上述の値上がり幅と同
様にして計算し、同様にしてその倍数は株価の予測下降
力の強さを示すものである。図2で予測線が上昇傾向の
場合は、買いであるから「買い」を表示し、下降傾向の
場合は、「空売り」の表示となる。しかして、現在日時
におけるこれらの倍数によって示される予測投資効率を
見て、「買い」または「空売り」の銘柄を決定し、当日
足、または当日時間足等を参照して有利な株価で「買
い」または「空売り」の取引を実行することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】4)投資の大戦略 前記の予測投資効率は株価の予測上昇力および予測下降
力を示すものであるから、上昇の指標が出たものゝ中の
予測投資効率の高いものを選んで買いを実行し、それを
下降の指標が出た時点で反対の売りを行うことにより、
大底圏買いの大天井圏売りとなり、年間で3〜5倍高、
2〜3年で10倍高になるような株価の大きな流れに乗
って十分な成果が得られる可能性がある。これとは逆
に、下降の指標の場合には、大天井圏空売りの大底圏買
いとなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】この発明の市場取引に係わる時系列デー
タの予測及び取引支援装置は、市場取引の時系列データ
を入力し、入力した時系列データを統計学的に処理して
過去の適当な時期から現在日時までの中心線と上下限線
と、これに基づく将来の予測線と予測上下限線とを演算
してチャートとして出力し、出力されたチャートによっ
て市場取引の判断材料を科学的根拠に基づいて提供して
的確な予測と取引支援を行うことができるものである。
特に、この発明は、時系列データをスプライン関数計算
で演算して求めた滑らかな曲線からなる時系列データの
変動の中心線を高階微分し、テイラー展開による演算で
設定した予測線と、この予測線に対する予測上下限線と
によって、目視と予測投資効率の倍数から長期に亘る予
測と有利な取引を可能とした点において優れたものであ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過去から現在日時までの市場取引の時系
    列データを入力するための入力手段、入力した時系列デ
    ータの変動の中心をスプライン関数計算によって連続し
    た滑らかな曲線の中心線として求める中心線演算手段、
    前記中心線演算手段で求めた中心線に対して時系列デー
    タの不規則変動する確率を所定の上限線と下限線として
    求める上下限線演算手段、前記中心線演算手段で求めた
    中心線のスプライン関数値に基づきテイラー展開して前
    記中心線に連なる将来の予測線を演算する予測線演算手
    段、前記上下限線演算手段で求めた上下限線に連なり前
    記予測線に対する所定の上下限線を設定する予測上下限
    線演算手段および前記各演算手段による中心線、予測
    線、上下限線および予測上下限線の各演算値をチャート
    に設定するチャート設定手段、設定したチャートのうち
    の前記中心線と上下線の設定領域に表れる所要の転換点
    を演算し入力する転換点の演算入力手段、前記チャート
    設定手段で設定したチャートおよび前記転換点の演算入
    力手段で入力した転換点とを、前記時系列データと共に
    出力する出力手段とを備えたことを特徴とする市場取引
    に係わる時系列データの予測及び取引支援装置。
  2. 【請求項2】 前記中心線演算手段におけるスプライン
    関数計算は、時系列の月、週、日などの期間単位に基づ
    き時系列データの流れに応じて最適化された重みを設定
    して演算したものであることを特徴とする請求項1記載
    の市場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スプライン関数計算は、平滑化3次
    スプライン関数計算によるものであることを特徴とする
    請求項1又は2記載の市場取引に係わる時系列データの
    予測及び取引支援装置。
  4. 【請求項4】 前記上下限線は、中心線に対する時系列
    データの不規則変動する確率を各5%として演算し、こ
    の演算値に基いて予測上下限線を予測線に対して各5%
    として演算するものであることを特徴とする請求項1記
    載の市場取引に係わる時系列データの予測及び取引支援
    装置。
  5. 【請求項5】 前記予測線は、前記中心線の演算で求め
    たスプライン関数値の1階、2階、3階微分値を前記テ
    イラー展開に導入して演算して求めることを特徴とする
    請求項1記載の市場取引に係わる時系列データの予測及
    び取引支援装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、ディスプレー又は/及
    びプリンターによって出力されるものであることを特徴
    とする請求項1記載の市場取引に係わる時系列データの
    予測及び取引支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の市場取引に係わる時系列デー
    タの予測及び取引支援装置は、前記中心線、予測線、上
    下限線、予測上下限線、転換点及び時系列データの出力
    と共に、中心線及び予測線の騰落幅を示すチャート、売
    買高を示すチャートと、所定の期間単位における時系列
    データの細部を示すチャートから選ばれた1又は2以上
    を別途に出力するよう構成したことを特徴とする市場取
    引に係わる時系列データの予測及び取引支援装置。
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