JP2003117715A - 治具の製造方法 - Google Patents

治具の製造方法

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JP2003117715A
JP2003117715A JP2001316134A JP2001316134A JP2003117715A JP 2003117715 A JP2003117715 A JP 2003117715A JP 2001316134 A JP2001316134 A JP 2001316134A JP 2001316134 A JP2001316134 A JP 2001316134A JP 2003117715 A JP2003117715 A JP 2003117715A
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Japan
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liquid crystal
crystal display
fixing frame
manufacturing
ring fixing
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JP2001316134A
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Yoshinori Kato
佳則 加藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置の製造工程中に使用され、側壁
に複数のテーパ溝を有する枠状体の治具を、従来よりも
短時間で製造することが可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 液晶表示装置の製造工程中に使用され、
側壁に複数のテーパ溝を有する枠状体の治具の製造方法
であって、前記枠状体の治具を、マシニングセンタ用の
回転テーブルに設置する工程と、カッタを使用し、か
つ、前記回転テーブルを回転させて、前記枠状体の治具
の側壁に複数のテーパ溝を加工する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、治具の製造方法に
係り、特に、液晶表示装置の製造工程中に使用されるO
リング固定枠の製造方法に適用して有効な技術に関す
る。 【0002】 【従来の技術】STN(Super Twisted Nematic)方
式、あるいはTFT(Thin Film Transister)の液晶表
示モジュールは、ノート型パーソナルコンピュータ等の
表示装置として広く使用されている。これらの液晶表示
モジュールは、周囲に駆動回路部が配置された液晶表示
パネルと、当該液晶表示パネルを照射するバックライト
ユニットとで構成される。なお、このような技術は、例
えば、特開昭63−309921号公報や、「冗長構成
を採用した12.5型アクティブ・マトリクス方式カラー液
晶ディスプレイ」、日経エレクトロニクス、頁193〜21
0、1986年12月15日、日経マグロウヒル社発行、に記載
されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前述したような液晶表
示パネルは、量産自動化ライン装置により製造される。
この量産化自動化ライン装置には、種々の治具が取り付
けられているが、その中の一つに、液晶表示パネルの製
造工程中に、液晶表示パネルを吸い付け、移動させるた
めのOリング固定枠がある。このOリング固定枠は、側
壁に多数のテーパ溝を有するが、従来、ワイヤカット放
電加工機を用いて、このOリング固定枠の側壁に多数の
テーパ溝を形成していた。しかしながら、ワイヤカット
放電加工機は切削速度が遅く、ワイヤカット放電加工機
を用いて、Oリング固定枠の側壁に多数のテーパ溝を形
成する場合、加工時間が長く、例えば、10時間もかか
るという問題点があった。そのため、Oリング固定枠の
製造コストが上昇し、結果として、液晶表示モジュール
のコストが増加するという問題点があった。 【0004】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、液晶表
示装置の製造工程中に使用され、側壁に複数のテーパ溝
を有する枠状体の治具を、従来よりも短時間で製造する
ことが可能な治具の製造方法を提供することにある。本
発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明
細書の記述及び添付図面によって明らかにする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、液晶表示装置の製
造工程中に使用され、側壁に複数のテーパ溝を有する枠
状体の治具の製造方法であって、前記枠状体の治具を、
マシニングセンタ用の回転テーブルに設置する工程と、
カッタを使用し、かつ、前記回転テーブルを回転させ
て、前記枠状体の治具の側壁に複数のテーパ溝を加工す
る工程とを有することを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。図8は、従
来のTFT方式の液晶表示モジュール(LCM)の概略
構成を示す分解斜視図である。図8に示す液晶表示モジ
ュール(LCM)は、金属板から成る枠状のフレーム
(上側ケース)4、液晶表示パネル(LCD)5、バッ
クライトユニットとから構成される。液晶表示パネル5
は、画素電極、薄膜トランジスタ等が形成されるTFT
基板と、対向電極、カラーフィルタ等が形成されるフィ
ルタ基板とを、所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基
板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材により、両基
板を貼り合わせると共に、シール材の一部に設けた液晶
封入口から両基板間のシール材の内側に液晶を封入、封
止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付けて構成
される。 【0007】TFT基板のガラス基板上には、半導体集
積回路装置(IC)で構成される複数のドレインドライ
バおよびゲートドライバが搭載されている。このドレイ
ンドライバには、フレキシブルプリント配線基板1を介
して、駆動電源、表示データおよび制御信号が供給さ
れ、ゲートドライバには、フレキシブルプリント配線基
板2を介して、駆動電源および制御信号が供給される。
これらフレキシブルプリント配線基板(1,2)は、バ
ックライトユニットの後ろ側に設けられる駆動回路基板
3に接続される。本実施の形態のバックライトユニット
は、冷陰極蛍光灯16、楔形(側面形状が台形)の導光
体9、上拡散シート6、上プリズムシート7、下プリズ
ムシート7、下拡散シート8、反射シート10とが、図
8に示す順序で、側壁140を有し、枠状に形成された
モールド14に嵌め込まれて構成される。なお、図8に
おいて、11はゴムブッシュ、12はコネクタ、18,
19はケーブルである。 【0008】図8に示す液晶表示パネル5は、以下の手
順で製造される。 (イ)工程1 ガラス基板上に、カラーフィルタ、対向電極等を積層し
て、フィルタ基板を製造する。同様に、ガラス基板上
に、画素電極、薄膜トランジスタなどを積層して、TF
T基板を製造する。なお、一般に、この工程において
は、スループット向上のために、1枚のガラス基板で複
数個分のデバイスを同時に加工する。 (ロ)工程2 一枚のガラスから、それぞれTFT基板とフィルタ基板
とを、シートサイズにカットする。 (ハ)工程3 フィルタ基板の周辺部に熱硬化型エポキシ樹脂材料から
なるシール材を形成した後、TFT基板とのパターン面
を合わせて重ね合わせ、さらに、フィルタ基板とTFT
基板との外面を加圧した状態で加熱してシール材を硬化
させ、フィルタ基板とTFT基板とを接着シールする。 (ニ)工程4 次に、前記重ね合わせられた基板を、任意のセル形状に
切断した後、シール材の液晶注入封止口から液晶層を注
入し、液晶注入封止口をエポキシ樹脂等で封止する。 (ホ)工程5 最後に、ガラス基板の上に偏光板を貼り付ける。 【0009】図8に示す液晶表示パネル5は、前述した
手順で製造されるが、前述した手順では、量産自動化ラ
イン装置が使用される。この量産自動化ライン装置に
は、種々の治具が取り付けられているが、その中の一つ
に、図1に示すOリング固定枠がある。図1は、本発明
の実施の形態の製造方法により作成されるOリング固定
枠の形状を示す上平面図である。図2は、図1に示すA
−A’切断線に沿った断面構造を示す断面図である。図
1、図2において、30はOリング固定枠であり、図
1、図2に示すように、Oリング固定枠30は、中央に
開口部31を有し、この開口部31の周辺には、Oリン
グ固定枠30を製造装置に固定するためのネジ孔32が
形成される。なお、Oリング固定枠30の材料として
は、ステンレス等を用いる。図6は、図2に示すE部を
拡大して示す図である。図6に示すように、ネジ孔32
が形成される周辺部で、外側の部分は、段差部33を有
し、この段差部33に連続して、側壁34が形成され
る。なお、図6において、36はネジ孔32に挿入され
るネジである。 【0010】図3は、図1に示すB部を拡大して示す図
である。また、図4は、図3に示すC−C’切断線に沿
った断面構造を示す断面図であり、図5は、図3に示す
D−D’切断線に沿った断面構造を示す断面図である。
図3、図4、図5に示すように、Oリング固定枠30の
側壁34には、複数のテーパ溝35が形成される。この
テーパ溝35は、Oリング固定枠30のコーナー部の側
壁34にも形成され、また、テーパ溝35は、側壁34
の底面に対して68度の角度で形成される。なお、図1
では、このテーパ溝35は、線で表しており、図1に示
すように、このテーパ溝35は、Oリング固定枠30の
全側壁に多数形成される。前述のOリング固定枠30
は、液晶表示パネルの基板を組み立てる量産自動化ライ
ン装置に取り付けられる。このOリング固定枠30の側
壁34の外側には、Oリング(図示せず)が配置され、
Oリング固定枠30は、このOリングで、液晶表示パネ
ルを吸い付け移動させるために使用される。この場合
に、このOリング固定枠30から、陽極液と呼ぶ液体を
Oリングに流し込む必要があり、そのため、Oリング固
定枠30の側壁34に多数のテーパ溝35を形成し、こ
の多数のテーパ溝35からOリングに対して、陽極液を
均一に流し込むようにしている。 【0011】図7は、本発明の実施の形態のOリング固
定枠30の製造方法を説明するための図である。図7に
おいて、50はマシニングセンタ用のサーキュラー(回
転)テーブル、51はOリング固定枠30の取付治具、
52はメタルカッタである。図7に示すように、本実施
の形態では、マシニングセンタ用のサーキュラーテーブ
ル50を、回転軸が横方向となるように設置する。次
に、このサーキュラーテーブル50に、取付治具51を
介して、前述のOリング固定枠30を取り付ける。そし
て、メタルカッタ52を使用し、NCプログラム制御に
より、Oリング固定枠30の側壁34に、テーパ溝35
を形成する。これにより、本実施の形態では、従来の加
工法で、テーパ溝35を形成する場合よりも、加工時間
を短縮することが可能となる。 【0012】従来、このOリング固定枠30の側壁34
に多数のテーパ溝35を形成する場合には、ワイヤカッ
ト放電加工機を用い、ワイヤ駆動部内の上部ワイヤガイ
ドをテーパ角度に位置決めして加工していた。しかしな
がら、ワイヤカット放電加工機は切削速度が遅く、ワイ
ヤカット放電加工機を使用して、Oリング固定枠30の
側壁34に多数のテーパ溝35を形成する場合、加工時
間が長く、例えば、10時間も要していた。これに対し
て、マシニングセンタの切削速度(加工スピード)は、
ワイヤカット放電加工機の切削速度よりも桁違いに早
く、そのため、本実施の形態では、Oリング固定枠30
の側壁34に多数のテーパ溝35を形成する際の加工時
間を、例えば、2時間に短縮することが可能となる。こ
のように、マシニングセンタを使用する本実施の形態で
は、Oリング固定枠30の側壁34に多数のテーパ溝3
5を形成する場合の加工時間を、従来の1/5に低減す
ることができ、これにより、Oリング固定枠の製造コス
トを低減でき、結果として、液晶表示モジュールのコス
トが低減することが可能となる。以上、本発明者によっ
てなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更
可能であることは勿論である。 【0013】 【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明によれば、液晶表示装置の製造
工程中に使用され、側壁に複数のテーパ溝を有する枠状
体の治具を、従来よりも短時間で製造することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の製造方法により作成され
るOリング固定枠の形状を示す上平面図である。 【図2】図1に示すA−A’切断線に沿った断面構造を
示す断面図である。 【図3】図1に示すB部を拡大して示す図である。 【図4】図3に示すC−C’切断線に沿った断面構造を
示す断面図である。 【図5】図3に示すD−D’切断線に沿った断面構造を
示す断面図である。 【図6】図2に示すE部を拡大して示す図である。 【図7】本発明の実施の形態のOリング固定枠の製造方
法を説明するための図である。 【図8】従来のTFT方式の液晶表示モジュール(LC
M)の概略構成を示す分解斜視図である。 【符号の説明】 1,2…フレキシブルプリント配線基板、3…駆動回路
基板、4…フレーム、5…液晶表示パネル、6,8…拡
散シート、7…プリズムシート、9…導光体、10…反
射シート、11…ゴムブッシュ、12…コネクタ、14
…モールド、16…冷陰極蛍光灯、18,19…ケーブ
ル、30…Oリング固定枠、31…開口部、32…ネジ
孔、33…段差部、34…側壁、35…テーパ溝、36
…ネジ、50…マシニングセンタ用のサーキュラー(回
転)テーブル、51…取付治具、52…メタルカッタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA17 FA30 3C022 EE02 EE17 5C094 AA43 AA44 BA43 GB10 5G435 AA17 BB12 KK05 KK09 KK10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液晶表示装置の製造工程中に使用され、
    側壁に複数のテーパ溝を有する枠状体の治具の製造方法
    であって、 前記枠状体の治具を、マシニングセンタ用の回転テーブ
    ルに設置する工程と、 カッタを使用し、かつ、前記回転テーブルを回転させ
    て、前記枠状体の治具の側壁に複数のテーパ溝を加工す
    る工程とを有することを特徴とする治具の製造方法。
JP2001316134A 2001-10-15 2001-10-15 治具の製造方法 Pending JP2003117715A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108672777A (zh) * 2018-05-23 2018-10-19 夏文斌 一种剥线刀片的自动加工设备及其切铣角度控制方法

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