JP2003116225A - 分散電源システム - Google Patents

分散電源システム

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JP2003116225A
JP2003116225A JP2001310848A JP2001310848A JP2003116225A JP 2003116225 A JP2003116225 A JP 2003116225A JP 2001310848 A JP2001310848 A JP 2001310848A JP 2001310848 A JP2001310848 A JP 2001310848A JP 2003116225 A JP2003116225 A JP 2003116225A
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JP2001310848A
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Kenji Kubo
謙二 久保
Tomonori Hagio
友紀 萩尾
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受電端側に一括して電源システムを設け負荷平
準化する場合に比べて、電源システムとして柔軟性に優
れ、簡単な構成により、分散配置された電源システムか
らの放電電力により、放電電力を電源系統に逆潮流させ
ることなく、受電端電力のピークを低減し負荷平準化す
る。 【解決手段】電源系統から受電し複数の負荷に電力を供
給するものにおいて、電源系統の交流電力を直流電力に
順変換する電力順変換手段、前記電力順変換手段により
電源系統の電力を蓄電する電力蓄電手段、前記電力蓄電
手段の直流電力を交流電力に逆変換する電力逆変換手段
とから構成される電源システムを電源系統に複数台接続
すると供に、前記受電端電力を検出する手段を設け、受
電端電力値が所定の電力上限値以下となるように、各電
源システムからの放電電力を個別に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、蓄電池に電源系統の電
力を蓄電し、蓄電された電力を電源系統に放電する分散
電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源系統の受電端電力を平準化す
る方法として、特開平9―182316号公報(文献
1)に記載されているように、電力変換手段と電力蓄電
手段とから構成される電源システムを電源系統に連系
し、夜間のように系統負荷が小さいときには、系統電力
を電力蓄電手段に蓄電し、昼間のピーク負荷時には、電
力蓄電手段に蓄電した電力を放電する方式が知られてい
る。これにより、ピーク時の電力は電力蓄電手段から供
給されるため、電源系統の受電端電力を平準化できる。
【0003】一方、太陽光発電システムなどでは、複数
台の太陽光発電システムを電源系統に連系する方法が知
られているが、系統連系された分散電源の運転状態を管
理するため、特開2000―253585号公報(文献
2)に記載された技術では、複数の系統連系される分散
電源と各分散電源の動作状態をそれぞれ管理している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記文献1に
記載された技術では、電源系統の受電端に一括して電源
システムを設けるため、平準化しようとする系統電力の
ピーク分に見合った容量の電力蓄電手段、および電力変
換手段が必要となる。このため、容量の大きな蓄電シス
テムが必要となり、また、連系点の系統電圧も受電電圧
と同じ高電圧となる。
【0005】また、文献2に記載された技術では、受電
端に負荷と並列に複数の太陽光発電システム(分散電
源)を配置しているので、これらを管理する制御を行う
必要がある。
【0006】本発明の目的は、電力系統からの電力を蓄
電し必要なときに放電する電源を複数備えた分散電源シ
ステムにおいて、個々の分散電源の容量を大きくせずに
負荷に電力を供給でき、各分散電源間で信号のやり取り
を行うことを要さずに放電電力を制御することが可能な
分散電源システムを提供することにある。
【0007】
【課題を決するための手段】上記目的は、電源系統から
電力を受電する受電設備と、この受電設備から並列に接
続された複数の負荷群と、これら並列に接続された負荷
群毎に設けられ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄
電された電力を交流に変換して放電する複数の電源装置
と、前記電力系統から受電される電力を計測する受電電
力計測器と、この計測された受電電力と設定された電源
系統から受電する電力の上限値とから前記複数の電源装
置の放電電流指令を生成する機能を備えることによって
達成される。
【0008】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、前記電力
系統から受電される電流を計測する受電電流計測器と、
前記複数の電源装置の夫々に設けられ前記負荷群に接続
された系統の電圧を計測する電圧検出器と、前記複数の
電源装置毎に設けられ、前記受電電流計測器の出力とこ
の電圧検出器の出力から受電電力を演算する電力演算器
と、前記複数の電源装置毎に設けられ、この電力演算器
の出力と設定された電源系統から受電する電力の上限値
とからこの電源装置の放電電流指令を生成する機能を備
えることによって達成される。
【0009】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、前記電力
系統から受電される電力を計測する受電電力計測器と、
この計測された受電電力と設定された電源系統から受電
する電力の上限値とから前記複数の電源装置の第1の放
電電流指令を生成する機能と、前記電源装置毎に設けら
れ、夫々の電源装置が接続された並列回路における負荷
群に給電される電力を計測し、この電力と、この負荷群
が消費する最大電力よりも小さい正値の設定値とからこ
の電源装置が放電する第2の電流指令を生成する機能
と、前記第1の電流指令とこの第2の電流指令のうち一
方をこの電源装置が放電する電流指令として選択する機
能とを備えることによって達成される。
【0010】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、前記電力
系統から受電される電力を計測する受電電力計測器と、
この計測された受電電力と設定された電源系統から受電
する電力の上限値とから前記複数の電源装置の第1の放
電電流指令を生成する機能と、前記電源装置毎に設けら
れ、夫々の電源装置が接続された並列回路における負荷
群に給電される電力を計測し、この電力と、この負荷群
が消費する最大電力よりも小さい正値の設定値とからこ
の電源装置が放電する第2の電流指令を生成する機能
と、前記第1の電流指令とこの第2の電流指令のうち小
さい方をこの電源装置が放電する電流指令として選択す
る機能とを備えることによって達成される。
【0011】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、前記電力
系統から受電される電流を計測する受電電流計測器と、
前記複数の電源装置の夫々に設けられ前記負荷群に接続
された系統の電圧を計測する電圧検出器と、前記複数の
電源装置毎に設けられ、前記受電電流計測器の出力とこ
の電圧検出器の出力から受電電力を演算する電力演算器
と、この演算された受電電力と設定された電源系統から
受電する電力の上限値とから前記複数の電源装置の第1
の放電電流指令を生成する機能と、前記電源装置毎に設
けられ、夫々の電源装置が接続された並列回路における
負荷群に給電される電力を計測し、この電力と、この負
荷群が消費する最大電力よりも小さい正値の設定値とか
らこの電源装置が放電する第2の電流指令を生成する機
能と、前記第1の電流指令とこの第2の電流指令のうち
一方をこの電源装置が放電する電流指令として選択する
機能とを備えることによって達成される。
【0012】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、前記電力
系統から受電される電流を計測する受電電流計測器と、
前記複数の電源装置の夫々に設けられ前記負荷群に接続
された系統の電圧を計測する電圧検出器と、前記複数の
電源装置毎に設けられ、前記受電電流計測器の出力とこ
の電圧検出器の出力から受電電力を演算する電力演算器
と、この演算された受電電力と設定された電源系統から
受電する電力の上限値とから前記複数の電源装置の第1
の放電電流指令を生成する機能と、前記電源装置毎に設
けられ、夫々の電源装置が接続された並列回路における
負荷群に給電される電力を計測し、この電力と、この負
荷群が消費する最大電力よりも小さい正値の設定値とか
らこの電源装置が放電する第2の電流指令を生成する機
能と、前記第1の電流指令とこの第2の電流指令のうち
小さい方をこの電源装置が放電する電流指令として選択
する機能とを備えることによって達成される。
【0013】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、これら電
源装置毎に設けられ、設定された時刻に設定された時間
予定の電流値の電流を放電するような電流指令を生成す
る機能を備えることによって達成される。
【0014】上記目的は、電源系統から電力を受電する
受電設備と、この受電設備から並列に接続された複数の
負荷群と、これら並列に接続された負荷群毎に設けら
れ、交流を直流に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力
を交流に変換して放電する複数の電源装置と、これら電
源装置毎に設けられ、設定された時刻に設定された時間
予定の電流値の電流を放電するような第1の電流指令を
生成する機能と、前記電源装置毎に設けられ、夫々の電
源装置が接続された並列回路における負荷群に給電され
る電力を計測し、この電力と、この負荷群が消費する最
大電力よりも小さい正値の設定値とからこの電源装置が
放電する第2の電流指令を生成する機能と、前記第1の
電流指令とこの第2の電流指令のうち小さい方をこの電
源装置が放電する電流指令として選択する機能とを備え
ることによって達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施例を図
1により説明する。図1は対象とする施設の配線系統図
を示す。施設内の各負荷の電力は、受電設備2を介して
電源系統1から受電される。電力計3は電源系統1から
施設に対して給電される電力(具体的には電流)を計測
する。受電した電力は、施設内配線4により施設内の各
負荷81、91、82、92に給電される。各負荷は、
各分電盤61、62を介して施設内配線4に接続されて
いる。すなわち、負荷81、負荷91は分電盤61を介
して施設内配線4に接続されており、また、負荷82、
負荷92は分電盤62を介して施設内配線4に接続され
ている。この分電盤61,62は、いわゆるブレーカー
であり、その分電盤の下にぶら下がっている負荷の電力
使用量が予定の値を超えると電力の供給を遮断する機能
を有している。例えば、分電盤61は、50Aを超える
と遮断機が動作するようになっており、負荷81乃至負
荷91の総電力使用量が、分散電源(1)51を用いな
い場合、この50Aを超えるとこれら負荷への電力を遮
断する。
【0016】複数台の分散電源システム、分散電源
(1)51、分散電源(n)52を、図1に示すよう
に、各分電盤毎に、電源配線71、72に接続する。す
なわち、分散電源(1)51は、負荷81、91に対す
る分散電源システムとして、また、分散電源(n)52
は、負荷82、92に対する分散電源システムとして、
それぞれ設置する。分散電源(1)51は、電力計3お
よび電力検出手段101の検出値に基づき、電源配線へ
の放電電力制御、あるいは電源配線からの電力蓄電制御
を実行する。同様に、分散電源(n)52は、電力計3
および電力検出手段102の検出値に基づき、電源配線
への放電電力制御、あるいは電源配線からの電力蓄電制
御を実行する。
【0017】図2に、分散電源(1)51の構成を示
す。なお、他の分散電源(n)52も、同様な構成とな
る。分散電源(1)51は、単相3線100/200V
の電源配線71に接続されている。電源配線71には、
各種負荷811が接続されている。また、電源配線の電
力を検出するための電力検出手段の一つとして交流電流
センサ101が設けられている。また、施設内配線4の
受電端電力を計測する手段として、同様に交流電流セン
サ3が設けられている。
【0018】分散電源(1)51は、電力変換部511
と電力蓄電部512から構成される。電力変換部511
は、交流電力と直流電力との双方向変換を実行する交直
変換回路5111、直流電力を制御して電力蓄電部51
2に蓄電、あるいは放電するチョッパ回路5112、平
滑コンデンサ5113、交直変換回路5111により交
流電流を制御する交流電流制御部5114、平滑コンデ
ンサ5113の直流電圧が一定になるよう制御する直流
電圧制御5115、チョッパ回路5112により電力蓄
電部512への蓄電電流、あるいは電力蓄電部512か
らの放電電流を制御する電流制御5116、電源配線7
1の系統電圧を検出するための交流電圧センサ511
7、交流電圧センサから交流電圧を検出する電圧検出部
5118により構成される。また、電力蓄電部512
は、多直列接続された二次電池から構成され、電源系統
の交流電力を直流電力として蓄電したり、蓄電された直
流電力を放電したりするのに用いられる。
【0019】交直変換回路5111はフルブリッジ接続
された4個のパワートランジスタIGBT( Insulated
Gate Bipolar Transistor )11、2個の交流リアクト
ル12、2個のコンデンサ13、2個の電流検出器14
から構成されており、パワートランジスタIGBTのオ
ンオフ時間を制御することで交流電力と直流電力との双
方向変換を実行する。同様に、チョッパ回路5112は
ハーフブリッジ接続された2個のパワートランジスタI
GBT21、直流リアクトル22、コンデンサ23、電
流検出器24から構成されており、パワートランジスタ
IGBTのオンオフ時間を制御することで電力蓄電部5
12への蓄電電流、電力蓄電部512からの放電電流を
制御する。
【0020】受電端の電力を計測するための交流電流セ
ンサ3からの検出信号301(電流)は、分散電源
(1)51に取り込まれる。電力演算部513におい
て、電圧検出部5118により検出された系統電圧と検
出信号301とを乗算し、受電端電力値を演算する。電
圧検出部5118は、交直変換回路5111の受電側の
電圧を計測している。この電圧は電源系統1の電圧に他
ならず、また交流電流センサ3の電流は系統から施設へ
供給している電流を計測するものであるので、これらを
乗算して求まる電力は電源系統1から施設内の全ての負
荷に対して供給している電力の総和ということができ
る。また、この電圧検出を、分散電源内の電圧検出部5
118を用いた理由は、交流電流制御のために電圧を検
出する必要があり、この電圧検出部を兼用したものであ
る。このため、総電力を算出するために別途電源系統1
の受電端に電圧検出部を設ける必要がない。
【0021】減算器515において、受電端電力の演算
値と所定の値に設定される電力上限値514との偏差を
演算する。電源系統1から施設に供給される電力の総和
は、電力会社との契約によって決められており(施設内
に存在する分電盤の遮断電流の合計は、余裕を持ってこ
の値よりも大きな値としてある)、この値を超えないよ
うに制御する必要がある。超える場合には蓄電池512
に蓄電された電気を放電することによって各分電盤下に
配置されている負荷に給電する必要がある。
【0022】このように決められた電力上限値514と
電力演算器513で演算された施設内の総消費電力の瞬
時値が、減算器515にて比較されその偏差が電力制御
部516に入力される。減算器515での演算の仕方
は、指令値である電力上限値514を負、フィードバッ
ク値である電力演算部513の出力(実電力)を正として
計算される。これは、この偏差が最終的に蓄電池512
から出力される電流指令となるためであり、電力上限値
514を実電力が超えた電力を蓄電池が負担するという
考え方に基づく。
【0023】電力制御部516において、前記偏差の値
がゼロになるような電流指令値が演算される。電流制御
部5116はチョッパ回路5112を制御し、前記電流
指令値に従って電力蓄電部512から電流を放電させ
る。この放電電力は、交直変換回路5111により交流
電力に変換され、交流電力として電源配線71に出力さ
れる。分散電源(1)51から出力された交流電力は、
電源配線71に接続された分電盤61に接続された各種
負荷811に供給されるため、その電力分だけ受電端電
力を低減できる。
【0024】それぞれの分散電源システムで同様な制御
を実行することにより、n台の分散電源システム51,
52の夫々を統括するシステムや相互に情報のやり取り
を行うことをせずに、各々の分散電源システムからの放
電電力の和だけ受電端電力を低減できる。その結果、電
力上限値514と受電端電力値との偏差がゼロとなる。
【0025】一方、分散電源(1)51では、各種負荷
811側に取り付けられた交流電流センサ101によ
り、各種負荷811側の交流電流を検出する。この検出
信号1011は、電力演算部517において、電圧検出
器5118の出力である系統電圧検出値と乗算され、夫
々の分電盤を介して給電されている各種負荷側の電力検
出値となる。
【0026】減算器518は、前記電力検出値と、所定
の値に設定される電力制限値519との偏差を演算す
る。この電力制限値519は、この分散電源システム5
1が配置されている分電盤61の制限電流値(超えると
回路を遮断する電流値)よりも小さな正値であり、この
分電盤61下に接続された負荷の使用電力に見合って設
定される。なお、減算器518は、蓄電池512が放電
する電流指令を算出するものであるため、指令値である
電力制限値519を負、帰還値である電力演算器517
の出力を正としている。
【0027】電力制御部520は前記偏差がゼロになる
ように制御演算を実行し、電流指令値を演算する。ここ
で、選択部5101は、受電端電力の検出値から演算さ
れる放電電流指令値、すなわち電力制御部516が出力
する放電電流指令値(総電力による電流指令)と、各種
負荷側の電力検出値から演算される放電電流指令値(個
別電流指令)、すなわち電力制御部520が出力する放
電電流指令値のうち小さい値を選択する。
【0028】これにより、受電端電力から演算される放
電電流指令値(総電力による電流指令)が、各種負荷側
の電力検出値から演算される放電電流指令値(個別電流
指令)より大きい場合には、後者が選択され、各種負荷
側の電力検出値から演算される放電電流指令値に従っ
て、電力蓄電部512からの放電が実行される。
【0029】なお、リミタ部5102により、放電電流
指令値の最大値が所定のリミタ値以下に制限されるた
め、交直変換回路5111、チョッパ回路5112、電
力蓄電部512の最大定格を超える電力放電は発生しな
い。また、電流指令が負となった場合(実電力が電力制
限値519や電力上限値514よりも小さい場合)は、
充電を意味し、実電力に応じて充電する意味がないの
で、これを捨てている。
【0030】前述の通り、電力制限値519は、各種負
荷側電力の制限値として設定される。この働きにより、
受電端電力値と電力上限値514との偏差が大きい場合
でも、分散電源(1)51からの放電電力は、各種負荷
側で消費される電力を超えることはない。このため、電
源システムから放電される電力が、同じ施設内の他の配
電系統側に流出することを防げる。従って、電源システ
ムを複数台だけ分散設置した場合でも、各電源システム
間での電力のやり取りがなく、安定した運転特性の分散
電源システムを構築できる。
【0031】なお、受電端電力が電力上限値514より
も小さい場合には、各種負荷側の電力検出値が電力上限
値519より大きい場合であっても、選択部5101に
よって受電端側の電力検出値による放電電流指令値が選
択され、分散電源(1)51からの放電は行われない。
【0032】そのときの動作波形を図3に示す。図3
(1)に受電端電力の時間変化を示す。昼間の時間帯で
受電端電力が大きく場合について示している。受電端電
力401が電力上限値514を超えた時点から、分散し
て設置された電源システムからの放電が開始される。そ
のときの、分散電源(1)からの放電電力を図3(3)
に、分散電源(n)からの放電電力を図3(4)に、そ
れぞれ示す。受電端の電力は、各分散電源からの放電電
力の総和分だけ低減させる。図3(2)に、各分散電源
からの放電電力の総和を示す。このように、それぞれの
電源システムが受電端電力を監視し、その電力値と電力
上限値との大小関係から、各電源システムからの放電電
力を個別に制御することにより、受電端の電力ピークを
低減し、受電端から見たときの電力を平準化できる。
【0033】次に、総消費電力量に対する放電電流を制
御する電力制御器516と分電盤下に接続された負荷の
消費電力に対する電力制御器518について考え方とそ
の具体例を説明する。
【0034】電力制御器516は、電源系統1から給電
される施設内全ての負荷の総消費電力が契約電力を上回
らないように蓄電池の放電制御をするための制御器であ
り、総消費電力が契約電力である電力上限値514を上
回ると放電電流指令を生成する。これは、前述したよう
に、全ての分散電源が同じ指令値を発する。電力制御器
516は、電力偏差(電力上限値を超えた電力)から積
分制御によって電流指令値を生成する。このため、指令
値を徐々に上げてゆき偏差がなくなる値で、維持され
る。
【0035】一方、電力制御器520は、分電盤61内
の系統に接続された全ての負荷811が消費する電力に
対して、電源系統1から給電する給電量を電力制限値5
19として設定するもので、この電力制限値519を超
えた分の電力を蓄電池から放電する電流指令を生成す
る。この制御が生きている場合、負荷811への給電電
力のうち電力制限値519分は必ず電源系統1から給電
される電力であるので、分散電源51から放電(出力)
される電力が、他の分電盤内の負荷に供給されることは
ない。この電力制御器520を設けることで、各分散電
源は他の分散電源から干渉を受けないので、協調制御を
行うことなく自律して放電制御を行うことができる。
【0036】今、契約電力、すなわち、電力上限値が2
0kWの施設に、負荷811(負荷82…負荷92を指
す)及び分散電源51が分電盤61に接続され、負荷8
21(負荷82…負荷92を指す)及び分散電源52が
接続されているとする。負荷811の総消費電力量を4
0kWとし、負荷821の総消費電力量を20kWとす
る。また、分散電源51の電力制限値519を負荷の総
消費電力量の10%である4kWに設定し、同様に分散
電源52の電力制限値529(図示なしであるが区別す
るために数字にて表記した)を2kWに設定する。
【0037】今、施設内の負荷が受電設備を介して、電
源系統1から全電力が給電されているとする。このと
き、負荷811は10kWを消費し、負荷821は6kW
を消費しているものとする。分散電源51の電力制御器
520は、電力制限値519と消費電力との偏差である
6kW(10kW−4kW)に見合う電流指令を出力する
が、総消費電力が電力上限値を上回っていないので選択
器5101にて小さい指令値が選択されるので、電力制
御器520の出力は無視される。分散電源52における
電力制御器530(図示なし)も同様、無視される。
【0038】昼間の時間帯になり負荷が消費する電力量
が増大して各分散電源で演算される総消費電力が全ての
分散電源共通の指令値である電力上限値を上回る場合を
想定する。このとき分散電源51側の負荷811の消費
電力量を20kW、分散電源52側の負荷821の消費
電力量を10kWとする。電力上限値側の制御(同じ指
令値を出力するので一方について説明する)は、総消費
電力が30kWであるため、電力上限値との偏差が10
kW(30kW−20kW)となり、これに見合った電力
指令を選択器に対して出力する。
【0039】分散電源51の電力制御器520は、電力
制限値(4kW)との偏差である16kWに見合う電流指
令が選択器5101に対して出力される。選択器510
1は小さい電流指令を選択するので、総消費電力側の電
流指令が出力される。
【0040】一方、分散電源52の電力制御器530
は、電力制限値(2kW)との偏差である8kWに見合う
電流指令が出力される。選択器5201は、小さい電流
指令である電力制限値側の電流指令が選択される。例
え、8kWの電力を放電するに至ったとしても負荷82
1は、10kWを消費しているので、放電電力全てがこ
の負荷821で消費され、分散電源51側の負荷に消費
される恐れはない。
【0041】そして、両分散電源は一方が10kWを放
電するように、他方が8kWを放電するように徐々に指
令値を上昇させてゆく。両者が2kWづつ放電、すなわ
ち合計4kWだけ放電するまでは、分散電源52におけ
る電流指令の選択値は電力制限が掛かった電力制限値制
御側の電流指令が選択されるが、その後、電力上限値側
の制御による電流指令が小さくなるため、こちらの電流
指令が選択され、両分散電源の電流指令が、およそ5k
Wの放電に対応する値あたりで落ち着く。
【0042】以上述べたように、本実施例によれば、対
象とする施設の受電端電力と、個々の電源システムが電
力を給電する各種負荷側電力とを用い、個々の電源シス
テムからの放電電力を制御する。このため、それぞれの
電源システム間での電力のやり取りを発生させることな
く、各分散電源を自律して制御を行わせることができ、
複数の分散電源システムにより施設電力での受電端電力
のピークを抑制し、電力負荷を平準化することができ
る。
【0043】次に本発明による第2の実施例を、図4に
より説明する。図2に示す第1の実施例との相違点は、
電源システムが接続される電源配線側の負荷電力検出、
およびそれを用いた放電電力の制限が無い点にある。こ
のように、電源配線側の負荷電力検出が無い場合でも、
本実施例によれば、受電端電力の検出値と電力上限値の
設定値を用いて、各々の分散電源からの放電電力を制御
するため、分散電源からの放電電力が受電端より上流の
電源系統に逆潮流させることなく、受電端での電力ピー
クを低減できる。本実施例では、個々の分散電源からの
放電電力が、個々の分散電源が接続される電源配線側の
負荷より大きい場合には、その余剰電力分は、他の電源
配線側の負荷に供給される。分散電源システムの規模が
小さい場合には、分電盤で区分される電源配線間で、分
散電源からの放電電力のやり取りがあっても、その量を
小さく制御できるので、分散電源全体として安定した運
転ができる。このように、本実施例によれば、各分散電
源が、受電端電力とその上限設定値に基づいて、個別に
放電電力を制御することで、受電端の電力ピークを平準
化できるという利点がある。
【0044】本発明による第3の実施例を図5に示す。
本実施例では、個々の分散電源からの放電電力は、タイ
マー制御による放電パターン発生部521により実行す
る。放電パターン発生部521では、予め、受電端電力
がピークを迎える時刻を予測し、そのピーク電力を平準
化するための、各分散電源での放電電力量を設定してお
く。ここで、受電端電力は分散電源毎に監視(電力演算
器513の出力が負にならないように)し、各分散電源
からの放電電力が受電端より上流側の電源系統に逆潮流
することのないように放電パターンを修正する。放電パ
ターンの修正は、パタンからの電流指令から電力演算器
の出力に見合った値を減算することで行われる。各分散
電源は、設定された時刻の間、同時に電力を放電するた
め、全体として、受電端電力の特定のピークを低減する
ことができる。このように、本実施例によれば、個々の
分散電源からの放電制御をタイマ制御することで、受電
端電力のピークを平準化できるという利点がある。
【0045】本発明による第4の実施例を図6に示す。
本実施例では、図5に示す第3の実施例と同様に、個々
の分散電源からの放電電力は、タイマー制御による放電
パターン発生部521により実行する。一方、個々の分
散電源が接続される電源配線側の電力を検出し、その値
が電力制限値519を超えないように電力制御部520
により放電電流指令値を演算する。選択部5101で
は、両者の演算結果のうち、小さい値を選択し、それを
放電電流指令値とする。これにより、放電パターン発生
部が大きな放電電流指令値を指令した場合でも、電源配
線側の電力を検出して制御することで、電源配線側の負
荷の大きさ以上に放電することはない。このため、分散
電源全体としても、受電端より上流側の電源系統に電力
を逆潮流させるような放電は発生しない。このように、
本実施例によれば、受電端電力を検出することなく、放
電パターン制御により受電端電力を平準化できるという
利点がある。
【0046】
【発明の効果】以上、詳述したように、 本発明によれ
ば、電力系統からの電力を蓄電し必要なときに放電する
電源を複数備えた分散電源システムにおいて、個々の分
散電源の容量を大きくせずに負荷に電力を供給でき、各
分散電源間で信号のやり取りを行うことを要さずに放電
電力を制御することが可能な分散電源システムを提供す
ることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】分散電源を複数備えた電源装置の全体構成図を
示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る構成図である。
【図3】分散電源の動作波形を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る構成図である。
【図6】本発明の第4の実施例に係る構成図である。
【符号の説明】
1…電源系統、51…分散電源、512…蓄電池、51
3…電力制御手段、5111…交流電力変換回路、51
12…直流電力変換回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、前記電力系統から受電さ
    れる電力を計測する受電電力計測器と、この計測された
    受電電力と設定された電源系統から受電する電力の上限
    値とから前記複数の電源装置の放電電流指令を生成する
    機能を備えた分散電源システム。
  2. 【請求項2】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、前記電力系統から受電さ
    れる電流を計測する受電電流計測器と、前記複数の電源
    装置の夫々に設けられ前記負荷群に接続された系統の電
    圧を計測する電圧検出器と、前記複数の電源装置毎に設
    けられ、前記受電電流計測器の出力とこの電圧検出器の
    出力から受電電力を演算する電力演算器と、前記複数の
    電源装置毎に設けられ、この電力演算器の出力と設定さ
    れた電源系統から受電する電力の上限値とからこの電源
    装置の放電電流指令を生成する機能を備えた分散電源シ
    ステム。
  3. 【請求項3】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、前記電力系統から受電さ
    れる電力を計測する受電電力計測器と、この計測された
    受電電力と設定された電源系統から受電する電力の上限
    値とから前記複数の電源装置の第1の放電電流指令を生
    成する機能と、前記電源装置毎に設けられ、夫々の電源
    装置が接続された並列回路における負荷群に給電される
    電力を計測し、この電力と、この負荷群が消費する最大
    電力よりも小さい正値の設定値とからこの電源装置が放
    電する第2の電流指令を生成する機能と、前記第1の電
    流指令とこの第2の電流指令のうち一方をこの電源装置
    が放電する電流指令として選択する機能とを備えた分散
    電源システム。
  4. 【請求項4】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、前記電力系統から受電さ
    れる電力を計測する受電電力計測器と、この計測された
    受電電力と設定された電源系統から受電する電力の上限
    値とから前記複数の電源装置の第1の放電電流指令を生
    成する機能と、前記電源装置毎に設けられ、夫々の電源
    装置が接続された並列回路における負荷群に給電される
    電力を計測し、この電力と、この負荷群が消費する最大
    電力よりも小さい正値の設定値とからこの電源装置が放
    電する第2の電流指令を生成する機能と、前記第1の電
    流指令とこの第2の電流指令のうち小さい方をこの電源
    装置が放電する電流指令として選択する機能とを備えた
    分散電源システム。
  5. 【請求項5】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、前記電力系統から受電さ
    れる電流を計測する受電電流計測器と、前記複数の電源
    装置の夫々に設けられ前記負荷群に接続された系統の電
    圧を計測する電圧検出器と、前記複数の電源装置毎に設
    けられ、前記受電電流計測器の出力とこの電圧検出器の
    出力から受電電力を演算する電力演算器と、この演算さ
    れた受電電力と設定された電源系統から受電する電力の
    上限値とから前記複数の電源装置の第1の放電電流指令
    を生成する機能と、前記電源装置毎に設けられ、夫々の
    電源装置が接続された並列回路における負荷群に給電さ
    れる電力を計測し、この電力と、この負荷群が消費する
    最大電力よりも小さい正値の設定値とからこの電源装置
    が放電する第2の電流指令を生成する機能と、前記第1
    の電流指令とこの第2の電流指令のうち一方をこの電源
    装置が放電する電流指令として選択する機能とを備えた
    分散電源システム。
  6. 【請求項6】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、前記電力系統から受電さ
    れる電流を計測する受電電流計測器と、前記複数の電源
    装置の夫々に設けられ前記負荷群に接続された系統の電
    圧を計測する電圧検出器と、前記複数の電源装置毎に設
    けられ、前記受電電流計測器の出力とこの電圧検出器の
    出力から受電電力を演算する電力演算器と、この演算さ
    れた受電電力と設定された電源系統から受電する電力の
    上限値とから前記複数の電源装置の第1の放電電流指令
    を生成する機能と、前記電源装置毎に設けられ、夫々の
    電源装置が接続された並列回路における負荷群に給電さ
    れる電力を計測し、この電力と、この負荷群が消費する
    最大電力よりも小さい正値の設定値とからこの電源装置
    が放電する第2の電流指令を生成する機能と、前記第1
    の電流指令とこの第2の電流指令のうち小さい方をこの
    電源装置が放電する電流指令として選択する機能とを備
    えた分散電源システム。
  7. 【請求項7】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、これら電源装置毎に設け
    られ、設定された時刻に設定された時間予定の電流値の
    電流を放電するような電流指令を生成する機能を備えた
    分散電源システム。
  8. 【請求項8】電源系統から電力を受電する受電設備と、
    この受電設備から並列に接続された複数の負荷群と、こ
    れら並列に接続された負荷群毎に設けられ、交流を直流
    に変換し電力を蓄電し、蓄電された電力を交流に変換し
    て放電する複数の電源装置と、これら電源装置毎に設け
    られ、設定された時刻に設定された時間予定の電流値の
    電流を放電するような第1の電流指令を生成する機能
    と、前記電源装置毎に設けられ、夫々の電源装置が接続
    された並列回路における負荷群に給電される電力を計測
    し、この電力と、この負荷群が消費する最大電力よりも
    小さい正値の設定値とからこの電源装置が放電する第2
    の電流指令を生成する機能と、前記第1の電流指令とこ
    の第2の電流指令のうち小さい方をこの電源装置が放電
    する電流指令として選択する機能とを備えた分散電源シ
    ステム。
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