JP2003115369A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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Abstract
誘導加熱調理器を提供する。 【解決手段】 インバータ回路14の発振周波数を周期
的に変更する周波数変更手段28を備え、インバータ回
路14の発振周波数を所定の周期で複数の周波数に変更
することにより、発振周波数の整数倍の周波数付近で発
生する輻射ノイズを複数の周波数に分散させることがで
き、特定周波数での輻射ノイズレベルを低減することが
可能となる。
Description
するものである。
効率という優れた特徴が認知され、一般家庭のキッチン
や業務用等に広く普及されている。
成としては、一石電圧共振型インバータが広く用いられ
ているが、近年普及しつつある多口誘導加熱調理器など
200v機器のインバータ構成としては、主としてSE
PPに代表される2石型のインバータが用いられてい
る。特に多口誘導加熱調理器では、複数のインバータを
同時使用した際に各々のインバータ回路の発振周波数差
より生じる干渉音を抑制するため、発振周波数一定で出
力を制御するインバータ構成が用いられており、発振周
波数一定のインバータ構成においては、スイッチング素
子の導通比率を変更することにより、設定された加熱出
力の実現を可能としていた。
の構成では、インバータ回路の発振周波数が固定である
ため、インバータ回路から発生する輻射ノイズが発振周
波数付近の周波数成分のみ高くなり、場合によっては他
の機器の動作に輻射ノイズの影響が出るという課題があ
った。輻射ノイズを低減するためには加熱コイルの周囲
にシールド材の設置が必要となり、誘導加熱調理器の製
品コストを高くする要因の一つとなっていた。
数固定のインバータ回路の発振周波数を所定の周期で変
更可能として、インバータ回路から発生する特定周波数
成分の輻射ノイズレベルを低減した誘導加熱調理器を提
供することを目的とする。
に本発明は、加熱コイルとスイッチング素子を含み、前
記スイッチング素子の導通比率を変更して前記加熱コイ
ルに供給する高周波電流を制御するインバータ回路と、
前記インバータ回路の出力を設定する出力設定手段と、
前記出力設定手段で設定された出力が得られるように前
記スイッチング素子の導通時間を制御する制御手段と、
所定の周期にて前記インバータ回路の発振周波数を変更
する周波数変更手段を備えた構成とするものである。
を周期的に変更することができ、インバータ回路の発振
周波数の整数倍の周波数付近で発生する輻射ノイズを広
範囲の周波数帯域に分散して、特定周波数成分での輻射
ノイズレベルを低減することができる。
調理器は、加熱コイルとスイッチング素子を含み、前記
スイッチング素子の導通比率を変更して前記加熱コイル
に供給する高周波電流を制御するインバータ回路と、前
記インバータ回路の出力を設定する出力設定手段と、前
記出力設定手段で設定された出力が得られるように前記
スイッチング素子の導通時間を制御する制御手段と、所
定の周期にて前記インバータ回路の発振周波数を変更す
る周波数変更手段を備えた構成とするものである。
を周期的に変更することができ、インバータ回路の発振
周波数の整数倍の周波数付近で発生する輻射ノイズを広
範囲の周波数帯域に分散して、特定周波数成分での輻射
ノイズレベルを低減することができる。
は、特に、周波数変更手段はインバータ回路の発振周波
数の増減値を周波数変更の度に異なる値として発振周波
数を変更する構成とするものである。
回路の発振周波数をより多くの発振周波数に変更するこ
とができ、インバータ回路の発振周波数の整数倍の周波
数付近で発生する輻射ノイズを広範囲の周波数帯域に分
散して、特定周波数成分での輻射ノイズレベルを低減す
ることができる。
は、特に、最大出力設定の異なる複数のインバータ回路
を有し、最大出力が大きい方のインバータ回路のみ周波
数変更手段にて発振周波数を変更する構成とするもので
ある。
所定より大きい出力に設定されている場合のみ発振周波
数を変更して、特定周波数成分での輻射ノイズレベルを
低減できるとともに、その他の出力設定では一定周波数
でインバータ回路を動作させるので、複数のインバータ
回路の発振周波数差より生じる干渉音の発生を最小に抑
えることができる。
は、特に、複数のインバータ回路を有し、周波数変更手
段は前記複数のインバータ回路の発振周波数を同時に変
更する構成とするものである。
回路の発振周波数変更後も、複数のインバータ回路の発
振周波数に差が生じないので、鍋の干渉音が発生するこ
となく特定周波数成分での輻射ノイズレベルを低減する
ことができる。
は、特に、複数のインバータ回路を有し、周波数変更手
段は前記複数のインバータ回路の発振周波数の周波数差
を所定以上保持して周波数を変更する。
回路の発振周波数変更後も、複数のインバータ回路の発
振周波数差が所定以上であるので、鍋の干渉音が発生す
ることなく特定周波数成分での輻射ノイズレベルを低減
することができる。
は、特に、周波数変更手段は出力設定手段で最大出力に
設定されている場合にインバータ回路の発振周波数を変
更する構成とするものである。
力設定のみインバータ回路の発振周波数を変更して、特
定周波数成分での輻射ノイズレベルを低減できるととも
に、その他の出力設定では一定周波数でインバータ回路
を動作させるので、周波数変動による電力変動を最小に
抑えることができる。
は、特に、インバータ回路の出力を検知するインバータ
出力検知手段を備え、周波数変更手段は前記インバータ
出力検知手段の検知結果が所定以上の場合に前記インバ
ータ回路の発振周波数を変更する構成とするものであ
る。
態のみインバータ回路の発振周波数を変更して、特定周
波数成分での輻射ノイズレベルを低減できるとともに、
その他の出力状態では一定周波数でインバータ回路を動
作させるので、周波数変動による電力変動を最小に抑え
ることができる。
ながら説明する。
明する誘導加熱調理器のブロック図である。図1におい
て、商用電源11を整流回路12で全波整流し平滑コン
デンサ13で平滑して直流電源を構成している。インバ
ータ回路14は、加熱コイル15と、加熱コイル15に
並列接続された第1の共振コンデンサ16と、加熱コイ
ル15に直列接続された第1のスイッチング素子17
と、加熱コイル15に並列に接続された第2の共振コン
デンサ18と第2のスイッチング素子19の直列回路
と、第1のスイッチング素子17および第2のスイッチ
ング素子19にそれぞれ逆並列に接続された第1のダイ
オード20および第2のダイオード21で構成されてい
る。22は商用電源11からの入力電力を検知する入力
電力検知手段、23はインバータ回路14からの加熱出
力を設定する出力設定手段である。24は制御手段で入
力電力検知手段22と出力設定手段23の信号に応じて
駆動手段25の出力を制御する。駆動手段25は第1の
駆動回路26と第2の駆動回路27で構成され、第1の
駆動回路26は第1のスイッチング素子17を第2の駆
動回路27は第2のスイッチング素子19をそれぞれ駆
動する。28はインバータ回路14の発振周波数を所定
の周期で変更するように制御手段24に出力する周波数
変更手段である。
の動作波形図、図3はzvp毎のインバータ回路の発振
周波数を示す図、図4は周波数に対する輻射ノイズレベ
ルを示す図である。
ついてその動作を説明する。制御手段24は入力電力検
知手段22の検知電力が出力設定手段23で設定された
電力となるように駆動手段25を駆動する。定常時のイ
ンバータ回路14の動作は図2に示すように、第1のス
イッチング素子17にゲート電圧が印加されてオンする
と第1のスイッチング素子17にコレクタ電流が流れ
(期間a)、第1のスイッチング素子17をオフすると
加熱コイル15と第1の共振コンデンサ16の共振によ
り第1のスイッチング素子17のコレクタ電圧が上昇す
る(期間b)。第1のスイッチング素子17がオフした
後、第2のスイッチング素子19をオンすると、加熱コ
イル15と第1の共振コンデンサ16および第2の共振
コンデンサ18の並列回路との共振となる(期間c)。
第2の共振コンデンサ18は第1の共振コンデンサ16
に対して充分大きい容量に設定されているので、第2の
スイッチング素子19がオンしている間は第2の共振コ
ンデンサ18により共振電圧がクランプされ第1のスイ
ッチング素子17のコレクタ電圧の電圧上昇は抑制され
る。そして、第2のスイッチング素子19をオフすると
再び加熱コイル15と第1の共振コンデンサ16による
共振となり(期間d)、第1のスイッチング素子17の
コレクタ電圧がゼロボルト付近で再度第1のスイッチン
グ素子17をオンして、インバータ回路14は発振周波
数f1で動作する。
スイッチング素子17のオン時間を長くしていくと入力
電力は大きくなり、第1のスイッチング素子17と第2
のスイッチング素子19の導通比率を変化させること
で、入力電力検知手段22の検知結果が出力設定手段2
3での設定で安定するように、インバータ回路14は発
振周波数一定で動作している。
ように1zvp毎に発振周波数が△f増減するように動
作しており、インバータ回路14が発振周波数f1で動
作した次のゼロクロスのタイミングで、周波数変更手段
28は発振周波数を△f増加させてインバータ回路14
の発振周波数をf1+△fで動作する。そして更に次の
ゼロクロスタイミングで△f減少させて、発振周波数を
再びf1として動作する。
ノイズレベルは、発振周波数が変動することなく一定で
動作すると図4(a)で示すようにインバータ回路14
の発振周波数f1付近で高いレベルとなっているが、周
波数変更手段28で発振周波数を変更することにより図
4(b)で示すように輻射ノイズのピークレベルが周波
数f1とf1+△fに分散され、周波数固定とした場合
より輻射ノイズのピークレベルは低くなる。
発振周波数の増減を異なる値とすると、図3(b)に示
すように、より多くの発振周波数でインバータ回路14
を動作することになり、図4(c)で示すように更に多
くの周波数に輻射ノイズのピークレベルが分散されて
(b)よりもピークレベルが低くなる。
更手段28にて発振周波数を変更することができるの
で、インバータ回路14から漏洩する輻射ノイズのピー
クレベルを複数の周波数に分散して特定周波数での輻射
ノイズレベルを低減することができる。
値を周波数変更毎に異なる値とすると、輻射ノイズのピ
ークレベルがより多くの周波数に分散され、さらに輻射
ノイズレベルを低減することが可能となる。
24はマイクロコンピュータで構成すると簡単な構成で
発振周波数の変更ができ、シールド部材の使用を抑えて
低コストにて輻射ノイズの低減が実現できる。
変更周期を1zvp毎に周波数を増減としたが、変更周
期および増減の規則性について制約は設けない。また、
インバータ回路14についてもフルブリッジやハーフブ
リッジ等周波数固定のインバータであれば同様の効果が
得られる。
て説明する。図5は本実施例の誘導加熱調理器を示すブ
ロック図である。11から28までの構成は実施例1と
同一であり説明を省略する。29は商用電源11を全波
整流して直流に変換する第2の整流回路、30は第2の
インバータ回路、31は第2の入力電力検知手段、32
は第2の出力設定手段、33は第2の入力電力検知手段
31と第2の出力設定手段32からの信号に応じて第2
の駆動手段34を駆動する第2の制御手段である。第2
のインバータ回路30の最大出力P2はインバータ回路
14の最大出力P1より低く設定してある。
ノイズレベルを示す図である。以上のように構成された
誘導加熱調理器において、インバータ回路14の出力が
大きくなると、図6に示すようにインバータ回路14よ
り発生する輻射ノイズレベルも大きくなる。インバータ
回路14および第2のインバータ回路30のシールド構
成は、第2のインバータ回路30の最大出力であるP2
まで、発振周波数f1一定で輻射ノイズレベルが所定以
下となるように設定されている。出力設定手段23にて
インバータ回路14の出力がP2より大きい出力に設定
された場合には、周波数変更手段28はインバータ回路
14の発振周波数を1zvp毎に変更して、輻射ノイズ
のピークレベルを複数の周波数に分散させて輻射ノイズ
レベルが所定以下となるように制御する。
で、インバータ回路14の出力がP2より大きい出力に
設定されると、周波数変更手段28がインバータ回路1
4の発振周波数を変更するので、インバータ回路14と
第2のインバータ回路30の発振周波数差より干渉音が
生じるが、インバータ回路14の出力がP2以下に設定
されると、インバータ回路14と第2のインバータ回路
30はともに発振周波数f1で動作するので干渉音は生
じない。
であるインバータ回路14が所定より大きい出力に設定
されている場合のみ、周波数変更手段28にて輻射ノイ
ズのピークレベルを複数の周波数に分散して、特定周波
数での輻射ノイズレベルを低減することができる。
でインバータ回路を動作させるので、複数のインバータ
回路の発振周波数差より生じる干渉音の発生を最小限に
抑えることができる。
波数の変更が不要であるため、回路構成を簡単にするこ
とができる。
24はマイクロコンピュータで構成すると簡単な構成で
発振周波数の変更ができ、シールド部材の使用を抑えて
低コストにて輻射ノイズの低減が実現できる。
変更周期を1zvp毎に周波数を増減としたが、変更周
期および増減の規則性について制約は設けない。また、
3つ以上のインバータ回路を有する場合にも同様の効果
が得られる。
て説明する。図7は本実施例の誘導加熱調理器を示すブ
ロック図である。11から34までの構成は実施例1お
よび実施例2と同一であり説明を省略する。35はイン
バータ回路14の出力を検知するインバータ出力検知手
段、36は第2のインバータ回路30の出力を検知する
第2のインバータ出力検知手段である。
おいて、周波数変更手段28はインバータ回路14と第
2のインバータ回路30の発振周波数を図3(a)に示
すように1zvp毎に発振周波数が△f増減するように
動作させて、輻射ノイズのピークレベルを複数の周波数
に分散し、輻射ノイズレベルを低減する。
と第2のインバータ回路30の発振周波数を同時に同じ
周波数に変更するので、複数のインバータ回路を同時使
用した場合に互いのインバータ回路の発振周波数差によ
る干渉音を低減することができる。
更手段28にて全てのインバータ回路の発振周波数を同
時に変更することができるので、インバータ回路から漏
洩する輻射ノイズのピークレベルを複数の周波数に分散
して特定周波数での輻射ノイズレベルを低減することが
できる。
周波数に変更するので、複数のインバータ回路を同時使
用した場合の発振周波数差より生じる干渉音を抑制する
ことができる。
および第2の制御手段33をマイクロコンピュータで構
成すると簡単な構成で発振周波数の変更ができ、シール
ド部材の使用を抑えて低コストにて輻射ノイズの低減が
実現できる。
変更周期を1zvp毎に周波数を増減としたが、変更周
期および増減の規則性について制約は設けない。また、
3つ以上のインバータ回路を有する場合にも同様の効果
が得られる。
て図7を用いて説明する。実施例3と異なる点は、イン
バータ回路14と第2のインバータ回路30の発振周波
数差が20kHz以上で動作している点である。
おいて、周波数変更手段28はインバータ回路14と第
2のインバータ回路30の発振周波数を図3(a)に示
すように1zvp毎に発振周波数が△f増減するように
動作させて、輻射ノイズのピークレベルを複数の周波数
に分散し、輻射ノイズレベルを低減する。
と第2のインバータ回路30の変更後の発振周波数の差
が20kHz以上となるように動作するので、複数のイ
ンバータ回路を同時使用した場合に互いのインバータ回
路の発振周波数差による干渉音を低減することができ
る。
更手段28にて全てのインバータ回路の発振周波数を変
更し、かつ変更後の周波数差が所定以上となるように動
作するので、インバータ回路から漏洩する輻射ノイズの
ピークレベルを複数の周波数に分散して特定周波数での
輻射ノイズレベルを低減することができるとともに、複
数のインバータ回路を同時使用した場合の発振周波数差
より生じる干渉音を抑制することができる。
および第2の制御手段33をマイクロコンピュータで構
成すると簡単な構成で発振周波数の変更ができ、シール
ド部材の使用を抑えて低コストにて輻射ノイズの低減が
実現できる。
変更周期を1zvp毎に周波数を増減としたが、変更周
期および増減の規則性について制約は設けない。また、
発振周波数差についても20kHz以上でなくても、使
用者に聞こえにくい周波数以上であれば同様の効果が得
られる。また、3つ以上のインバータ回路を有する場合
にも同様の効果が得られる。
て図7を用いて説明する。実施例3と異なる点は、イン
バータ回路14または第2のインバータ回路30の出力
設定が最大となる場合のみ、周波数変更手段28でイン
バータ回路14と第2のインバータ回路30の発振周波
数を変更する点である。
タ回路30がともに最大出力設定以外では発振周波数は
f1固定で動作するので、周波数変動による出力の変動
が抑制される。
ンバータ回路のいずれか一つが最大出力に設定されてい
る場合のみ、周波数変更手段28で全てのインバータ回
路の発振周波数を同時に変更するのでインバータ回路か
ら漏洩する輻射ノイズのピークレベルを複数の周波数に
分散して特定周波数での輻射ノイズレベルを低減するこ
とができる。
周波数に変更するので、複数のインバータ回路を同時使
用した場合の発振周波数差より生じる干渉音を抑制する
ことができる。
外に設定されている場合は一定周波数で動作するので、
周波数変動による出力変動が低減でき、インバータ回路
の動作を安定させることができる。
および第2の制御手段33をマイクロコンピュータで構
成すると簡単な構成で発振周波数の変更ができ、シール
ド部材の使用を抑えて低コストにて輻射ノイズの低減が
実現できる。
て図7を用いて説明する。実施例3および実施例5と異
なる点は、インバータ出力検知手段35および第2のイ
ンバータ出力検知手段36を有する点であり、インバー
タ出力検知手段35あるいは第2のインバータ出力検知
手段36で、インバータ回路14あるいは第2のインバ
ータ回路30の加熱コイル電流が所定より大きいと検知
した場合に、周波数変更手段28でインバータ回路14
と第2のインバータ回路30の発振周波数を同時に変更
して特定周波数の輻射ノイズレベルを低減する。
インバータ出力検知手段36で、インバータ回路14お
よび第2のインバータ回路30の加熱コイル電流がとも
に所定以下と検知した場合には発振周波数はf1固定で
動作するので、周波数変動による出力の変動が抑制され
る。
ンバータ回路のいずれか一つのコイル電流が所定より大
きいと検知された場合に、周波数変更手段28で全ての
インバータ回路の発振周波数を同時に変更するのでイン
バータ回路から漏洩する輻射ノイズのピークレベルを複
数の周波数に分散して特定周波数での輻射ノイズレベル
を低減することができる。
周波数に変更するので、複数のインバータ回路を同時使
用した場合の発振周波数差より生じる干渉音を抑制する
ことができる。
電流が所定以下と検知された場合は一定周波数で動作す
るので、周波数変動による出力変動が低減でき、インバ
ータ回路の動作を安定させることができる。
および第2の制御手段33をマイクロコンピュータで構
成すると簡単な構成で発振周波数の変更ができ、シール
ド部材の使用を抑えて低コストにて輻射ノイズの低減が
実現できる。
第2のインバータ出力検知手段36の検知結果を加熱コ
イルの電流としたが、インバータの共振電圧の検知電圧
に基づいて周波数変更手段28を制御しても同様の効果
が得られる。
発振周波数を周期的に変更することができ、インバータ
回路の発振周波数の整数倍の周波数付近で発生する輻射
ノイズを広範囲の周波数帯域に分散して、特定周波数成
分での輻射ノイズレベルを低減することができる。
ロック図
器の入力電力(小)の場合の動作波形図 (b)同、入力電力(大)の場合の動作波形図
割合を示す図
の発振周波数示す図
ロック図
力に対する輻射ノイズレベルを示す図
ロック図
Claims (7)
- 【請求項1】 加熱コイルとスイッチング素子を含み、
前記スイッチング素子の導通比率を変更して前記加熱コ
イルに供給する高周波電流を制御するインバータ回路
と、前記インバータ回路の出力を設定する出力設定手段
と、前記出力設定手段で設定された出力が得られるよう
に前記スイッチング素子の導通時間を制御する制御手段
と、所定の周期にて前記インバータ回路の発振周波数を
変更する周波数変更手段とを備えた誘導加熱調理器。 - 【請求項2】 周波数変更手段はインバータ回路の発振
周波数の増減値を周波数変更の度に異なる値として発振
周波数を変更する請求項1記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項3】 最大出力設定の異なる複数のインバータ
回路を有し、最大出力が大きい方のインバータ回路のみ
周波数変更手段にて発振周波数を変更する請求項1また
は2記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項4】 複数のインバータ回路を有し、周波数変
更手段は前記複数のインバータ回路の発振周波数を同時
に変更する請求項1または2記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項5】 複数のインバータ回路を有し、周波数変
更手段は前記複数のインバータ回路の発振周波数の周波
数差を所定以上保持して周波数を変更する請求項1また
は2記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項6】 周波数変更手段は出力設定手段で最大出
力に設定されている場合にインバータ回路の発振周波数
を変更する請求項1〜5いずれか1項に記載の誘導加熱
調理器。 - 【請求項7】 インバータ回路の出力を検知するインバ
ータ出力検知手段を備え、周波数変更手段は前記インバ
ータ出力検知手段の検知結果が所定以上の場合に前記イ
ンバータ回路の発振周波数を変更する請求項1〜6いず
れか1項に記載の誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001309602A JP2003115369A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 誘導加熱調理器 |
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JP2001309602A JP2003115369A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 誘導加熱調理器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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