JP2007287601A - 電磁調理器 - Google Patents

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Hideki Sadakata
秀樹 定方
Takeshi Kitaizumi
武 北泉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】スイッチング素子がハードスイッチング動作することをなくし、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現した電磁調理器を提供する。
【解決手段】インバータ回路5と、加熱コイル8と、加熱コイル上方に磁気空間ギャップ9を介して対向配置されるトッププレート10と、トッププレート上に配置される被加熱体13と、トッププレートと加熱コイルの相対位置を調節するリフト11と、リフトを動作させ磁気空間ギャップを調節し出力電力を制御するリフト制御手段12と、これらの制御手段6とを備えたものである。これによって、加熱コイル8と被加熱体13の磁気結合を調節してインバータ回路5の負荷を制御し、必要な出力電力を加熱コイル8と被加熱体13の磁気結合が最も高い状態で供給することが可能となり、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現した。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭やオフィス、レストランなどで使用される電磁調理器に関するものである。
従来、この種の電磁調理器は、複数の加熱コイルそれぞれに周波数の異なる電流を流すと干渉音が発生するため、複数の加熱コイルそれぞれに流れる電流の周波数差を可聴周波数以下または以上とすることで干渉音を抑制している(例えば、特許文献1参照)。
図8は特許文献1参照の電磁調理器を示し、これは、電磁調理器28と、所定の周波数の高周波電流を発生するインバータ回路29と、インバータ回路29を制御する制御手段30と、高周波電流を高周波磁界に変換する加熱コイル31と、加熱コイル31の上方に設けられる磁気空間ギャップ32と、磁気空間ギャップ32を保持する磁気空間ギャップ保持体33と、磁気空間ギャップ32を介して加熱コイル31と対向するように配置されるトッププレート34と、トッププレート34上で加熱コイル31と対向するように配置される鍋などの被加熱体35から構成されている。
電磁調理器28は、インバータ回路29の動作周波数と磁気空間ギャップ32を固定して、インバータ回路29に少なくとも1つ以上含まれる複数のスイッチング素子のオン時間制御により出力電力を制御している。
特開2004−37775号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱コイル31に流れる電流の周波数を固定して、インバータ回路29のオン時間制御により出力電力を制御するため、弱火に相当する低い出力電力領域において、図9に示すように、オン・オフ動作するスイッチング素子a、bがハードスイッチング動作するため、回路損失が増大するといった課題がある。ただし、図9はインバータ回路29に含まれるスイッチング素子がa、bの2つで構成されている場合について記載している。スイッチング素子を追加することでハードスイッチング動作をしないように改善することは可能ではあるが、コストアップや大型化などの原因となってしまう。
また、磁気空間ギャップ32は小さくすると、加熱コイル31と被加熱体35の磁気結合が高まり、効率向上と磁気空間ギャップ32に比例して発生する漏洩電磁波の低減が可能となるが、高い出力電力を供給することが困難になる特性があるため、電磁調理器は最大出力電力が供給できるように磁気空間ギャップ32を大きく設計した状態で固定しており、低い出力電力領域では、低い出力電力領域に最適設計された小さい磁気空間ギャップ状態に比べて発生する漏洩電磁波量が増加するといった課題もある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、低い出力電力領域から定格出力電力までスイッチング素子がハードスイッチング動作することをなくすとともに、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現した電磁調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電磁調理器は、高周波電流を発生させるインバータ回路と、前記高周波電流を高周波磁界に変換する加熱コイルと、前記加熱コイル上方に磁気空間ギャップを介して対向配置される非導電性のトッププレートと、前記トッププレート上に加熱コイルと対向するように配置され加熱コイルと磁気結合する被加熱体と、前記トッププレートと加熱コイルの相対位置を調節するリフトと、前記リフトを動作させ磁気空間ギャップを調節し出力電力を制御するリフト制御手段と、インバータ回路およびリフト制御手段を制御する制御手段とを備えたものである。
これによって、加熱コイルと被加熱体の磁気結合を調節してインバータ回路の負荷を制御して、使用者が指定する必要な出力電力を加熱コイルと被加熱体の磁気結合が最も高い状態で供給することが可能となり、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現することができる。
本発明の電磁調理器は、低い出力電力領域から定格出力電力までスイッチング素子がハードスイッチング動作することをなくすとともに、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現した。
第1の発明は、高周波電流を発生させるインバータ回路と、前記高周波電流を高周波磁界に変換する加熱コイルと、前記加熱コイル上方に磁気空間ギャップを介して対向配置される非導電性のトッププレートと、前記トッププレート上に加熱コイルと対向するように配置され加熱コイルと磁気結合する被加熱体と、前記トッププレートと加熱コイルの相対位置を調節するリフトと、前記リフトを動作させ磁気空間ギャップを調節し出力電力を制御するリフト制御手段と、インバータ回路およびリフト制御手段を制御する制御手段とを備えた電磁調理器とした。これによって、加熱コイルと被加熱体の磁気結合を調節してインバータ回路の負荷を制御して、使用者が指定する必要な出力電力を加熱コイルと被加熱体の磁気結合が最も高い状態で供給することが可能となり、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、インバータ回路の動作周波数を固定したことにより、複数の加熱コイルを使用した際に複数の加熱コイルそれぞれに流れる電流周波数差を0Hzとするが可能となり、干渉音を抑制することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、磁気空間ギャップの制御と、インバータ回路のオン時間制御を組み合わせて出力電力を制御することにより、出力電力の制御範囲を拡大することが可能となり、使用者が指定する必要な出力電力を供給することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、磁気空間ギャップが最小となる磁気空間ギャップの制御と、インバータ回路のオン時間制御とを組み合わせて出力電力を制御することにより、使用者が指定する必要な出力電力を加熱コイルと被加熱体の磁気結合が最も高い状態で供給することが可能となり、電磁調理器の効率を向上し、漏洩電磁波を低減することができる。
第5の発明は、特に、第1の発明において、加熱コイルの温度を検知する加熱コイル温度検知手段を備え、前記加熱コイル温度検知手段が所定以上の温度を検知した際に磁気空間ギャップを最大とすることにより、加熱コイルの冷却風路を最大とすることが可能となり、加熱コイルの冷却性能を向上し、急冷却することができる。
第6の発明は、特に、第1の発明において、磁気空間ギャップの増減量を使用者が操作する操作部に表示することにより、使用者が磁気空間ギャップに比例して発生する漏洩電磁波量を知ることが可能となり、ペースメーカーなどの利用者に注意を促すことができる。
第7の発明は、特に、第1の発明において、磁気空間ギャップを制限する磁気空間ギャップ制限手段を備え、磁気空間ギャップの最大値を制限することにより、使用者が磁気空間ギャップに比例して発生する漏洩電磁波量を任意の値以下の制限することが可能となり、ペースメーカーなどの利用者も安心して電磁調理器を使用することができる。
第8の発明は、特に、第1の発明において、加熱コイルの外周を囲む円筒状の防磁板を備え、前記防磁板は、加熱コイルと非連動として上端をトッププレートに密着させ、下端は磁気空間ギャップ最大時の加熱コイル位置より下方となる位置としたことにより、磁気空間ギャップを大きくした場合でも加熱コイルが被加熱体だけでなく防磁板と磁気結合することになり、漏洩電磁波を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図は、本発明の実施の形態における電磁調理器を示すものである。なお、図に示す電磁調理器は1つのバーナーしか備えていないが、複数のバーナーを備えた電磁調理器でも何ら問題ないものである。
図1に示すように、電磁調理器1は、商用電源2を整流回路3で整流後に入力フィルタ4を介して接続され、所定のタイミングでオン・オフするスイッチング素子により所定の周波数の高周波電流を発生させるインバータ回路5と、制御手段6と、インバータ回路5の出力に接続される出力電力検知手段7と、高周波電流を高周波磁界に変換する加熱コイル8と、加熱コイル8の上方に設けられる磁気空間ギャップ9と、加熱コイル8の上方に磁気空間ギャップ9を介して対向配置される非導電性のトッププレート10と、トッププレート10上に加熱コイル8と対向するように配置され加熱コイル8と磁気結合する鍋などの被加熱体13と、加熱コイル位置を調節するリフト11と、リフト11を動作させ磁気空間ギャップ9を調節し出力電力を制御するリフト制御手段12とを備えている。そして、制御手段6はインバータ回路5およびリフト制御手段12を制御するものである。また、加熱コイル8の温度を検出する加熱コイル温度検知手段14、使用者が操作する操作部15、加熱コイル8の外周を囲む円筒状の防磁板16をも備えている。
前記防磁板16は、加熱コイル8と非連動として上端をトッププレート10に密着させ、下端は磁気空間ギャップ9最大時の加熱コイル8位置より下方となる位置となるように構成している。これにより、磁気空間ギャップ9を大きくした場合でも加熱コイル8が被加熱体13だけでなく防磁板16と磁気結合することになり、漏洩電磁波を低減することができる。
図2は、入力フィルタ4およびインバータ回路5を示す。商用電源2を整流回路3で整流後に入力フィルタ4が接続される。入力フィルタ4は、第1のコンデンサ17と、第1のインダクタ18と、第2のコンデンサ19と、第2のインダクタ20と、平滑コンデンサ21で構成される。入力フィルタ4の出力に相当する平滑コンデンサ21はインバータ回路5に接続される。インバータ回路5は、第1のスイッチング素子22、第2のスイッチング素子23、第1のダイオード24、第2のダイオード25、第3のコンデンサ26、第4のコンデンサ27を有している。また、図2には、制御手段6、出力電力検知手段7、加熱コイル8も記載している。本実施の形態における電磁調理器は、磁気空間ギャップ9を調節するために加熱コイル8の高さを調節するが、トッププレート10を変化させて磁気空間ギャップ9を調節しても何ら問題ない。
以上のように構成された電磁調理器1において、以下その動作、作用を説明する。
まず、インバータ回路5の動作について説明する。整流回路3の出力は入力フィルタ4に接続され、第1のコンデンサ17と、第1のインダクタ18と、第2のコンデンサ19と、第2のインダクタ20により、力率を改善する。入力フィルタ4の出力に相当する平滑コンデンサ21は商用電源2を平滑した電圧をインバータ回路5へ供給する。
インバータ回路5は平滑コンデンサ21の電圧を電源として動作する。図3にスイッチング素子のオン時間が最大の場合におけるインバータ回路5の各部動作波形を示す。
インバータ回路5は、第1のスイッチング素子22および第2のスイッチング素子23のオン・オフによって加熱コイル8と第4のコンデンサ27に所定の周波数の高周波電流を発生させる。図3に示すように、第1のスイッチング素子22がオンしている状態から、オフすると第3のコンデンサ26が傾きをもって放電するため、第1のスイッチング素子22はZVSターンオフ動作(ソフトスイッチング動作)を実現する。第3のコンデンサ26が放電しきると、第2のダイオード25がオンし、第2のダイオード25がオンしている期間中に第2のスイッチング素子23のゲートにオン信号を加えると、第2のダイオード25がターンオフして第2のスイッチング素子23に電流が転流し、第2のスイッチング素子23はZCS&ZVSターンオフ動作(ソフトスイッチング動作)を実現する。
第2のスイッチング素子23がオンしている状態から、オフすると第3のコンデンサ26は傾きをもって充電するため、第2のスイッチング素子23はZVSターンオフ動作(ソフトスイッチング動作)を実現する。第3のコンデンサ26が平滑コンデンサ21と同じ電圧まで充電されると第1のダイオード24がオンし、第1のダイオード24がオンしている期間中に第1のスイッチング素子22のゲートにオン信号を加えると、ダイオード18がターンオフして第1のスイッチング素子22に電流が転流し、第1のスイッチング素子22はZCS&ZVSターンオン動作(ソフトスイッチング動作)を実現する。以上が図2に示したインバータ回路5の動作である。
本実施の形態におけるインバータ回路5は、インバータ回路5の動作周波数を23kHzに固定して、磁気空間ギャップ9の制御と、インバータ回路5のオン時間制御とにより出力電力を制御する。
図4に弱火に相当する低い出力電力を供給する場合における、インバータ回路5の各部波形を示す。図4に示すように、磁気空間ギャップ9を調節することにより、低い出力電力時でも第1のダイオード24がオンしているため、第1のスイッチング素子22はZCS&ZVSターンオン動作(ソフトスイッチング動作)していることが分かる。実際には第1のスイッチング素子22および第2のスイッチング素子23は平滑コンデンサ21を短絡しないようにデッドタイム2μsの間隔を設けて、交互にオン・オフさせている。以上がインバータ回路5の動作である。
次に、以上のことを踏まえて、電磁調理器1の動作を説明する。
使用者が操作部15により希望の出力電力を指定して調理を開始すると、図5の時刻t0に示すように、制御手段6は、インバータ回路5を所定の最小オン時間に設定し、磁気空間ギャップ9を所定の最小となるようにリフト制御手段12に信号を送信する。リフト制御手段12は受信内容に基づいてリフト11を駆動して磁気空間ギャップ9を最小とする。まず、制御手段6はインバータ回路5のオン時間を所定の制御量だけ増加させる。図5の時刻t1に示すようにオン時間が所定の最大値まで到達すると、制御手段6はインバータ回路5のオン時間を所定の最小値に、磁気空間ギャップ9を所定の制御量だけ大きくするようにリフト制御手段12に信号を送信する。リフト制御手段12は受信内容に応じてリフト11を駆動する。さらに、制御手段6は、インバータ回路5のオン時間を所定の制御量だけ増加させる動作を繰り返す。図5の時刻t4に示すように、所定の出力電力まで到達すると制御手段6はリフト制御手段12、インバータ回路5の動作状態を保持することで出力電力を制御する。
これにより、使用者が操作部15により指定した所定の出力電力を磁気空間ギャップ9が最小の状態で供給することが可能となり、電磁調理器1の効率を向上し、漏洩電磁波を低減することが可能となる。
また、調理終了時に加熱コイル温度検知手段14の検出温度が高いと、制御手段6は加熱コイル8の急冷却を行う。図6の時刻t5に示すように、加熱コイル温度検知手段14が所定の温度T0以上を検出すると、制御手段6は磁気空間ギャップ9が最大となるようにリフト制御手段12に信号を送信し、リフト制御手段12は受信内容に応じてリフト11を駆動する。これにより加熱コイル8の冷却風路を拡大し、冷却性能を向上させて急冷却を可能とする。
以上のように、本実施の形態の電磁調理器1は、磁気空間ギャップ9が最小となるように磁気空間ギャップ9の制御と、インバータ回路5のオン時間制御とを組み合わせて出力電力を制御することにより、加熱コイル8と被加熱体13の磁気結合を変化させてインバータ回路5の負荷状態を制御することが可能となり、図2および図3に示すように、弱火に相当する低い出力電力から定格出力電力までソフトスイッチング動作による低回路損失を達成し効率向上を実現するだけでなく、図7の定格出力電力時の漏洩電磁波(曲線A)および弱火に相当する低い出力電力時の漏洩電磁波(曲線B)に示すように、磁気空間ギャップ9を最小とすることで漏洩電磁波を低減させることが可能となる。
また、本実施の形態の電磁調理器1は、調理終了時に加熱コイル温度検知手段14が所定温度以上を検知すると磁気空間ギャップ9を最大とすることにより、加熱コイル8とトッププレート10との間の冷却風路を最大とすることが可能となり、加熱コイル8の冷却性能を向上させて急冷却することが可能となる。
さらに、本実施の形態の電磁調理器は、磁気空間ギャップ9が大きくなり加熱コイル8と被加熱体13の磁気結合が低くなっても、加熱コイル8の外周に防磁板16があるため、加熱コイル8は被加熱体13と防磁板16と磁気結合することが可能となり、図7に示すように漏洩電磁波を抑制することが可能となる。
なお、磁気空間ギャップ9の増減量を使用者が操作する操作部15に表示することにより、使用者が磁気空間ギャップ9に比例して発生する漏洩電磁波量を知ることが可能となり、ペースメーカーなどの利用者に注意を促すことができる。また、磁気空間ギャップ9を制限する磁気空間ギャップ制限手段を備え、磁気空間ギャップ9の最大値を制限することにより、使用者が磁気空間ギャップに比例して発生する漏洩電磁波量を任意の値以下の制限することが可能となり、ペースメーカーなどの利用者も安心して電磁調理器を使用することができる。
以上のように、本発明にかかる電磁調理器は、低い出力電力領域から定格出力電力までスイッチング素子がハードスイッチング動作することをなくすとともに、低い出力電力領域での漏洩電磁波の低減をはかり効率向上を実現したので、一般家庭やオフィスだけでなくレストランなどの専門家の用途にも適応可能である。
本発明の実施の形態における電磁調理器の構成図 同電磁調理器の入力フィルタとインバータ回路の詳細を示す回路図 同電磁調理器における定格出力電力時のインバータ回路の各部波形図 同電磁調理器における低い出力電力時のインバータ回路の各部波形図 同電磁調理器の出力電力の制御シーケンスを示す図 同電磁調理器の加熱コイル急冷却時の制御シーケンスを示す図 同電磁調理器の磁気空間ギャップと漏洩電磁波を表すグラフ 従来の電磁調理器の構成図 同電磁調理器における低い出力電力時のインバータ回路の各部波形図
符号の説明
1 電磁調理器
2 商用電源
3 整流回路
4 入力フィルタ
5 インバータ回路
6 制御手段
7 出力電力検知手段
8 加熱コイル
9 磁気空間ギャップ
10 トッププレート
11 リフト
12 リフト制御手段
13 被加熱体
14 加熱コイル温度検知手段
15 操作部
16 防磁板

Claims (8)

  1. 高周波電流を発生させるインバータ回路と、前記高周波電流を高周波磁界に変換する加熱コイルと、前記加熱コイル上方に磁気空間ギャップを介して対向配置される非導電性のトッププレートと、前記トッププレート上に加熱コイルと対向するように配置され加熱コイルと磁気結合する被加熱体と、前記トッププレートと加熱コイルの相対位置を調節するリフトと、前記リフトを動作させ磁気空間ギャップを調節し出力電力を制御するリフト制御手段と、インバータ回路およびリフト制御手段を制御する制御手段とを備えた電磁調理器。
  2. インバータ回路の動作周波数を固定した請求項1に記載の電磁調理器。
  3. 磁気空間ギャップの制御と、インバータ回路のオン時間制御を組み合わせて出力電力を制御する請求項1または2に記載の電磁調理器。
  4. 磁気空間ギャップが最小となる磁気空間ギャップの制御と、インバータ回路のオン時間制御とを組み合わせて出力電力を制御する請求項1〜3に記載の電磁調理器。
  5. 加熱コイルの温度を検知する加熱コイル温度検知手段を備え、前記加熱コイル温度検知手段が所定以上の温度を検知した際に磁気空間ギャップを最大とする請求項1に記載の電磁調理器。
  6. 磁気空間ギャップの増減量を使用者が操作する操作部に表示する請求項1に記載の電磁調理器。
  7. 磁気空間ギャップを制限する磁気空間ギャップ制限手段を備え、磁気空間ギャップの最大値を制限する請求項1に記載の電磁調理器。
  8. 加熱コイルの外周を囲む円筒状の防磁板を備え、前記防磁板は、加熱コイルと非連動として上端をトッププレートに密着させ、下端は磁気空間ギャップ最大時の加熱コイル位置より下方となる位置とした請求項1に記載の電磁調理器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013175298A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
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