JP2003113908A - 直交減速装置 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
Abstract
ト性を損なわず、潤滑油の温度上昇を抑制して劣化防止
しながら、併せて潤滑油漏れの問題も解決する。 【解決手段】 入力軸104に形成されたハイポイドピ
ニオン106と出力軸105に組み込まれたハイポイド
ギヤ107とが噛合するハイポイドギヤセット108を
歯車箱110の中に有するハイポイド減速部101にお
いて、歯車箱110の内周壁110Kにおける少なくと
もハイポイドギヤ107の外周に対応する部分が、該ハ
イポイドギヤ107の外周部の形状に沿って対向するハ
イポイドギヤ107と同心の円筒形状とされ、且つ、歯
車箱110内のハイポイドギヤ107の軸方向ピニオン
106側に、潤滑油を収容する潤滑油封入空間161を
確保する。
Description
ンベヤ等の駆動系に使用される直交減速装置に関する。
わゆる直交減速装置として、従来、ベベルギヤセット、
或いはハイポイドギヤセット等を用いた減速装置が知ら
れている。この中で、例えばハイポイドギヤセットを用
いた減速装置は、特に高効率化、低騒音化、或いは被駆
動軸の軸方向の短縮化等を実現したい分野において用い
られている。
して、特許第2866247号等に開示されたものが広
く知られている。これは、ユーザから要求される可能性
のある減速比1/5〜1/240までを3段型の共通の
(同一寸法の)歯車箱で対応可能とすることにより、コ
ストの増大に直結する歯車箱の在庫を減らし、ハイポイ
ド減速装置の製造体系全体としてのコストの低減を図ろ
うとしたものである。
流機器での処理が高速化したことなどから、特に、「低
減速比」或いは「中減速比」の範囲に属する減速比が多
く要求されるようになってきた。
3段にしなくても十分達成できるが、それにも拘わらず
3段型の歯車箱を使用していたがために、必要以上に部
品点数が増え、むしろコスト面、大きさの面で不利とな
る状況が目立つようになってきた。
えば、特開2001−124155号公報、或いは特開
2001−165246号公報等において、ハイポイド
ギヤセットのみを有する1段型のハイポイド減速装置が
提案されている。
あることの利点を最大限利用するべく、小型化及び軽量
化を念頭に置いた設計とされている。
うな直交減速装置にあっては、(ハイポイド、或いはベ
ベルというのタイプの如何に拘わらず)、歯車箱内に潤
滑油を豊富に収容することが重要である。それは潤滑油
が少ないと騒音が大きくなり易く、又、潤滑油の温度が
上昇し易いという問題があるためである。潤滑油の温度
が上昇すると、該潤滑油が劣化し易くなり、寿命が短く
なってメンテナンスの負担が増大する。
の種の直交減速装置の場合、潤滑油漏れが発生しやすく
なるという問題も指摘されている。これは、恐らく歯車
箱内でピニオンとギヤとの噛合回転によって潤滑油が激
しく攪拌され、その結果、オイルシール部分に掛かる内
圧(動圧)が高まるためではないかと推察されるが、程
度の差はあるものの、ベベル減速装置の場合も同様な問
題を有している。又、この問題は潤滑油量が大くなると
一層顕著になる傾向がある。
減速装置は、その「直交」という特性から出力軸として
歯車箱の両サイドから中実軸が突出しているいわゆる両
軸型や、相手機械の中実軸に被さるようにして取付けら
れるホロー軸型が採用されることが多く、そのため、シ
ールする部分が、3箇所(出力軸2箇所、入力軸1箇
所)となり、同軸タイプや平行軸タイプのような2箇所
(出力軸1箇所、入力軸1箇所)と比べてシールを必要
とする箇所が多く、その分潤滑油漏れが発生する確率が
高くなるという事情も関係していると思われる。
るために創案されたものであって、このような直交減速
機にあっても、十分な量の潤滑油を確保すると共に、該
潤滑油の漏れの発生を抑えることのできる直交減速装置
を提供することをその目的としている。
されたピニオンと出力軸に組み込まれたギヤとが噛合す
るハイポイドギヤセット又はベベルギヤセットのいずれ
かのギヤセットを、歯車箱の中に有する直交減速装置に
おいて、前記歯車箱の内周部における少なくとも前記ギ
ヤの外周部に対応する部分が、該ギヤの外周部の形状に
沿って対向するギヤと同心の円筒形状とされ、前記歯車
箱内の前記ギヤの軸方向ピニオン側に、潤滑油を収容す
る空間を確保すると共に、前記ギヤの外周部と該外周部
に対向している歯車箱の内周部との間の隙間が、0.1
〜3.0mmの範囲内で且つ前記ギヤの外径の0.00
1〜0.02倍の範囲内に納まるように設定したことに
より、上記目的を達成したものである。
るギヤの外周部に対応する部分が、若干の隙間を持って
該外周部に対向(或いは対峙)するような形状、即ちギ
ヤと同心の円筒形状に形成される。そして、このギヤよ
りも軸方向ピニオン側の歯車箱内に、潤滑油を収容する
ための空間を確保するようにしている。
収容することができるようになるため、振動が生じにく
く、又、潤滑油も劣化しにくく寿命も長く維持できる。
部に対応する部分が、上記所定の隙間を有して該外周部
と対向する円筒形状とされているため、潤滑油がギヤの
背面側に回り込むのが抑制される。又、回り込んだとし
てもギヤの回転による潤滑油の動圧が、出力軸の反歯面
側のオイルシールにかかることがなく、少なくともこの
側に関しては、従来と同程度以下のシール構造でも十分
潤滑油漏れを防止することができる。なお、この「円筒
形状」は、必ずしも幾何学的な完全な円筒形状である必
要はなく、本発明の趣旨であるオイルの回り込み防止を
実現できる程度であれば、多少傾いていたりしても構わ
ない。
に、潤滑油としてグリスが使用されるが、ギヤの外周部
に形成される隙間を上記のような範囲に設定することに
より、いわゆるラビリンス効果により、潤滑油のギヤ背
面側への移動を一層効果的に抑制することができる。
前記歯車箱の出力軸方向の長さが、該歯車箱の入力軸方
向の幅よりも長く設定されるように設計することであ
る。
減速装置をモータを備えた状態で使用する場合に、取付
スペースに影響の及ぶモータ軸方向の長さの増大を抑制
しながら、大きな潤滑油空間を確保できるようになる。
交減速装置は、モータを備えた状態で使用されることが
多いと考えられる。この場合は、自身の外周に沿って後
部から前方へ向けて冷却風を流通させる機能を備えたモ
ータを使用し、該歯車箱の大きさが、前記冷却風の直進
を阻害する大きさよりも小さく設定されているような構
成とすると良い。
が前記モータの冷却機能を阻害してしまうのを防止で
き、且つ、この冷却風により直交減速装置全体を効率的
に冷却することができるようになる。従って、潤滑油の
温度上昇を一層を抑制できる。
基づいて説明する。
装置(直交減速装置)の平断面図、図2はその出力軸正
面から見た縦断面図、図3は減速装置側から側面図であ
る。
イド式の1段型減速部(直交減速部)101とモータ1
02を合体したものである。この減速部101は外殻体
としての歯車箱110を有し、モータ102は外殻体と
してのモータケーシング120を有する。モータケーシ
ング120は、モータフレーム121と、前部カバー1
22及び後部カバー123とからなる。
ーシング120の前部カバー122を歯車箱110の側
面開口部にインロー嵌合した状態で、前部カバー122
と歯車箱110をボルト124で結合することにより、
互いに強固に一体化されている。
カバー122に嵌合した前部軸受126と後部カバー1
23に嵌合した後部軸受127とで回転自在に支持し、
モータ軸125に回転動力を与えるように構成したもの
である。前部カバー122に嵌合した前部軸受126よ
りも前方側には、2段のオイルシール128が設けられ
ており、減速部101側から潤滑油がモータ102側に
侵入しないようになっている。
軸125に直結された冷却ファン151が設けられてお
り、モータ102の外周に沿って前方へ向けて空冷のた
めの冷却風Wを流通させるようになっている。モータケ
ーシング120の外周には、前後方向に延びる冷却フィ
ン152が設けられており、それらフィン152に沿っ
て冷却風Wが流れることで、モータ102は冷却され
る。冷却風Wは、フィン152間の通路の前端開口15
3から減速部101側に流れる。
なった入力軸104と、この入力軸104と直交して配
置されたホローシャフト(中空軸)よりなる出力軸10
5と、入力軸104に形成されたハイポイドピニオン1
06及び出力軸105に軸装されたハイポイドギヤ10
7からなるハイポイドギヤセット108と、出力軸10
5をハイポイドギヤ107を挟んだ軸方向両側の位置で
回転自在に支持する2つの軸受109A、109Bと、
これら2つの軸受109A、109Bを嵌合保持する前
記歯車箱110とを備えたものである。
一面が開放された歯車箱本体111と、歯車箱本体11
1の開放された一面を塞いだ状態で歯車箱本体111に
ボルト(図示略)で着脱自在に結合された歯車箱蓋体1
13とから構成されおり、出力軸105を支持する2つ
の軸受109A、109Bのうち、第1の軸受109A
は歯車箱本体111に嵌合され、第2の軸受109Bは
歯車箱蓋体113に嵌合されている。
ルシール119A、119Bが設けられている。オイル
シールは、それぞれ追加して2段ずつ設けることができ
るように、追加スペース119C、119Dが設けられ
ている。また、歯車箱本体111と歯車箱蓋体113と
の間にも、潤滑剤の漏れ防止のためのOリング131が
設けられている。そして、モータ102は、歯車箱蓋体
113を結合する面と直交する歯車箱本体111側の側
面に結合されている。
ギヤ107のハイポイドピニオン106に対する噛合面
107aが歯車箱蓋体113側に向いており、ハイポイ
ドギヤ107の背部が歯車箱本体111側を向いてい
る。そして、ハイポイドギヤ107の背面が、歯車箱本
体111側に嵌合した第1の軸受109Aの内輪によっ
てスペーサ132を介して軸方向に受け止められてい
る。
歯車箱110を貫通しており、軸方向の一端が歯車箱本
体111に形成した貫通孔より外部に露出し、他端が歯
車箱蓋体113に形成した貫通孔より外部に露出してい
る。そして、被駆動軸を一端側及び他端側のいずれの方
向からも差し込み結合できるようになっている。そのた
めに、出力軸105の中空孔内周には、全長にわたって
キー溝105bが設けられている。
軸105と直交する断面が略矩形状をなしており、その
矩形の角部に相当する位置に、出力軸105と平行に歯
車箱110を貫通する4つの取付ボルト孔141a〜1
41dが設けられている。これら4つの取付ボルト孔1
41a〜141dは、相手機械に取り付けるためのもの
で、出力軸105の軸芯105aに対角線の中心を一致
させ且つ短辺側をモータ軸125と平行に配した仮想長
方形の4つの頂点相当位置に配置されている。
の取付ボルト孔141a、141b間および141d、
141c間の距離H1が、モータ軸125と直交する方
向に並んだ2つの取付ボルト孔141a、141d間お
よび141b、141c間の距離H2よりも小さくなっ
ている。
は、ハイポイドギヤドモータ100の取付方向を、0
度、90度、180度、270度の4つの方向から自由
に選べるようにするために、正方形の頂点位置に配置し
ても構わないが、前述のように横方向(モータ軸125
方向)と縦方向(モータ軸125と直交する方向)の取
付ボルト孔のピッチを違えることにより、減速装置10
0のモータ軸125方向の寸法を短縮する上で有効とな
る。
〜141dの貫通している歯車箱110の端面は、相手
機械に対する据付け面(取付け可能面)143a、14
3bとなっている。据付け面143a、143bには、
出力軸105と同心で且つ据付け面143a、143b
より突出したフランジ部144a、144bが形成され
ている。モータ軸125は、左右2つの据付け面143
a、143bから等距離Xaに配置されている。
さL1は、入力軸方向(モータ軸125方向)の幅Sよ
りも長く設定されると共に、モータ102の外径(冷却
フィン152の先端部をつなぐ円の径)よりも小さく設
定されている。又、歯車箱110のモータ軸125及び
出力軸105と直交する方向の、出力軸105の軸芯1
05aからの寸法L2、L3は、モータ102の最外周
部(冷却フィン152の先端部)よりも歯車箱110の
端部が内側に収まるように設定されている。
されていることにより、モータ102の後部の冷却ファ
ン151からの冷却風Wが、減速部101に邪魔される
ことなく直進できるようになり、冷却風Wの流れが円滑
になって、モータ102ばかりでなく、減速部101の
冷却効果も高まるようになっている。
べると、歯車箱110の内周部における少なくともハイ
ポイドギヤ107の外周部に対応する部分(内周壁11
0K)は、該ハイポイドギヤ107の外周部の形状に沿
って対向するギヤ107と同心の(ほぼ)円筒形状とさ
れており、歯車箱110内のハイポイドギヤ107の軸
方向ピニオン106側(ハイポイドギヤ107の噛合面
107a側)には、潤滑油を収容するための第1の潤滑
油封入空間161が確保されている。又、ハイポイドギ
ヤ107の背面側(噛合面107と反対側)には、軸受
用の第2の潤滑油封入空間162が確保されている。そ
して、両空間161、162に、潤滑油としてのグリー
スが充填・封入されている。ここで、前者の第1の潤滑
油封入空間161は、ハイポイドギヤ107の噛合面1
07aから、歯車箱蓋体113側の軸受109Bまで連
続した空間であるから、十分に広い空間であり、そこに
は十分な量のグリースが確保されている。
ドギヤ107の外周面とそれに対向する歯車箱110の
内周壁面との隙間Gを微小に設定することによって、実
質的に潤滑油が流通しにくいように仕切られている。そ
の隙間Gは、0.1〜3.0mmの範囲内で且つハイポ
イドギヤ107の外径Fの0.001〜0.02倍の範
囲内に納まるように設定されている。なお、より好まし
くは、0.1〜3.0mmの範囲内で、且つ、ハイポイ
ドギヤ107の外径Fの0.001〜0.015倍の範
囲内に納まるように設定するとよい。
オン106とハイポイドギヤ107の噛合により、90
度方向が曲げられて出力軸105に伝達され、出力軸1
05から外部に取り出される。その際、歯車箱110の
内部には、充分な量のグリースが収容されているので、
該グリースの温度上昇を抑制しながら、ハイポイドギヤ
セット108に対する良好な潤滑を行うことができる。
従って、グリースの劣化を防止しつつ寿命も長く維持で
きる。
イドギヤ107の外周部に対応する部分が、該外周部と
対向する(ほぼ)円筒形状とされているため、グリース
がハイポイドギヤ107の背面の空間162側に回り込
むのが抑制される。従って、オイルシール119Aに過
大な動圧がかかることがなく、少なくともこの側のシー
ルに関しては、従来と同程度以下のシール構造でも十分
潤滑油漏れを防止することができる。
箱110間の隙間Gが前述のように極めて微小な寸法に
設定されているので、その隙間Gのいわゆるラビリンス
効果により、グリースのハイポイドギヤ107背面側へ
の移動を一層効果的に抑制することができる。
さL1をモータ軸125方向の幅Sより大きく設定して
いるので、取付スペースに影響の及ぶモータ軸125方
向の長さの増大を抑制しながら、大きな潤滑油空間を確
保できる。
却風Wにより減速部101側の冷却効果が増すので、潤
滑油の温度上昇を一層を抑制できるようになる。
部101の全長Sに関しても、例えば前記の潤滑油封入
空間161を、その外周(即ち歯車箱110の内周)が
ハイポイドギヤ107の半径より僅かに大きい程度の範
囲に収まるようにして確保した場合には、モータ軸12
5方向にコンパクトにすることができる。
軸105方向の長さL1がモータ102の外径を超える
程に、或いは、潤滑油封入空間161の外周(歯車箱1
10の内周)がハイポイドギヤ107の半径を大きく超
える程に、大きな潤滑油空間161を確保することを禁
止するものではない。
直交する断面形状)は、矩形であっても円形であっても
よいが、内周壁110Kは全体が円筒状になっている方
がよい。ただし、必ずしもそうである必要はなく、内周
壁110Kが外周壁に合わせて矩形状になっていてもよ
く、その場合は、ハイポイドギヤ107の外周部に対向
する内周壁部分に突出部を設け、その突出部の内周だけ
を円筒壁で構成する必要がある。
ポイドギヤセットである場合を示したが、ベベルギヤセ
ットに置き換えてもよい。
01と従来の3段型のハイポイド減速部201の大きさ
を比較して示す図である。
外径に対して減速部201が大きく、そのため、モータ
102から冷却風Wが直進できないおそれがあったが、
上記実施形態の減速部101は、モータ102の外径に
対して歯車箱110がかなり小さくコンパクトになって
いるので、モータ102からの冷却風Wの直進を妨げる
ことがなく、従って、冷却風Wの通りがよくなること
で、減速部101の冷却効果が高まり、減速部101内
の潤滑油の劣化が少ない。
ン側に、ピニオンと噛合するギヤの背面側の空間に回り
込み難い潤滑油封入空間を確保しているので、コンパク
ト性を維持しながら、潤滑油の温度上昇を抑制して、そ
の品質の劣化を防止することができ、併せて、潤滑油漏
れの問題も同時に解決することができる。
タと合体したハイポイドギヤドモータの平断面図
た断面図
の大きさの比較を示す図
Claims (3)
- 【請求項1】入力軸に形成されたピニオンと出力軸に組
み込まれたギヤとが噛合するハイポイドギヤセット又は
ベベルギヤセットのいずれかのギヤセットを、歯車箱の
中に有する直交減速装置において、 前記歯車箱の内周部における少なくとも前記ギヤの外周
部に対応する部分が、該ギヤの外周部の形状に沿って対
向するギヤと同心の円筒形状とされ、 前記歯車箱内の前記ギヤの軸方向ピニオン側に、潤滑油
を収容する空間を確保すると共に、 前記ギヤの外周部と該外周部に対向している歯車箱の内
周部との間の隙間が、0.1〜3.0mmの範囲内で且
つ前記ギヤの外径の0.001〜0.02倍の範囲内に
納まるように設定されたことを特徴とする直交減速装
置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記歯車箱の出力軸方向の長さが、該歯車箱の入力軸方
向の幅よりも長く設定されたことを特徴とする直交減速
装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 自身の外周に沿って後部から前方へ向けて冷却風を流通
させる機能を備えたモータを有し、 前記歯車箱の大きさが、前記冷却風の直進を阻害する大
きさよりも小さく設定されていることを特徴とする直交
減速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001310587A JP2003113908A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | 直交減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=19129532
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Cited By (4)
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