JP2003111817A - てこの原理を応用したマッサージ器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全身のツボ押しが一人でできる、電気
を使用しないてこの原理を応用したマッサージ器具を提
供する。 【解決手段】 大小の突起（１）のついた二本の棒
（２）を、弾性体（３）で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明は、全身のツボ押し
が一人でできる、電気を使用しないてこの原理を応用し
たマッサージ器具に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来のマッサージ器具には、大別して次
の三種がある。 （イ）枕型 仰向けになり、首の下に突起のついた
器具を置き首筋を刺激する。 （ロ）釣り針型 湾曲した棒の片方を手で持ち、主に背
中や肩を刺激する。 （ハ）こん棒型 突起のついた棒で、主に肩や首筋な
ど、手の届く範囲のツボを刺激する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これらには次のような
欠点があった。 （イ）枕型 仰向けになるため、頭部の重量のほと
んどが数か所の突起にかかるため、刺激が強すぎると感
じても力加減を調節することが難しい。 （ロ）釣り針型 固定されていないため腕の疲労が大き
く、また、すぐにツボからずれてしまい、連続した使用
が難しい。 （ハ）こん棒型 突起がツボにはまったときの効果は大
きいが、手の届く範囲でしか使用できず、釣り針型と同
じ理由により連続した使用が難しい。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】大小の突起（１）のつい
た二本の棒（２）を弾性体（３）で接続する。本発明
は、以上の構成よりなる一人で全身のツボ押しをするこ
とができる、てこの原理を応用した電気を使用しないマ
ッサージ器具である。 【０００５】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。 （イ）大小の突起（１）のついた二本の棒（２）を弾性
体（３）で接続する。本発明は、以上の構成よりなって
いる。 【０００６】 【実施例】（イ）首筋部位 本発明を両手でグリップを持ち、首筋を突起ではさむよ
うに押さえ、両手で向き角度を調節し、両手を開閉する
ことにより首筋を刺激する。また、本発明の上部の突起
を首筋にあてがい両手を固定し、頭部を後方及び左右に
倒し、頭部の重量により首筋を刺激する。 （ロ）肩・背中部位 棒の中央付近の突起を肩または背中のツボにあてがい、
片方の手でもう一方の棒をわき腹近くで固定し、ツボに
あてがった棒を前後上下に動かすことにより刺激を与え
る。 【０００７】 【発明の効果】本発明を使用することによって、一人で
使用できない、ツボからずれて連続した使用が困難であ
る等の従来のマッサージ器具の欠点を解決し、使用者の
心地よい力加減でのマッサージが可能となった。本発明
は全身のマッサージが可能であるが、特に、首筋及び肩
・背中のこりに効果的である。首筋では、てこの原理の
応用により、小さい力で大きなマッサージ効果が得ら
れ、また肩・背中のこりには、棒の接続部分に弾性体を
使用することにより、微妙な角度をつけ、連続して同じ
部位をマッサージすることができる。本発明は、特に首
及び肩・背中のこりに悩む多くの人々の苦痛を和らげる
ことができるマッサージ器具である。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の収納時の斜視図 【図２】本発明の使用状態を示す斜視図 【符号の説明】 １ 突起 ２ 棒 ３ 弾性体 ４ グリップ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 大小の突起（１）のついた２本の棒
   （２）を弾性体（３）で接続した、てこの原理を応用し
   たマッサージ器具。