JP3130859U - スクレーピング療法用多機能マッサージ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクレーピング療法用多機能マッサージ器を提供する。
【解決手段】スクレーピング療法用多機能マッサージ器20は、次第に両端を縮小した湾曲状の刮板21からなり、刮板21の長手方向の外側には異なる弧面を有する刮縁211が形成され、端部の一端には円弧状の押圧部212が形成され、刮板21上には人間工学に符合する弧状の握持部を設け、刮板21の長手方向の内側には複数本の弧状刮棒22を所定間隔で離間して延伸し、弧状刮棒末端には円弧状の刮部221を形成してある。これにより、スクレーピング療法、指圧マッサージ、全身経脈疎通の機能を具備し、優れた実用性と便利性を達成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、経脈疎通理療器具に関し、スクレーピング動作を行うだけで、一ポイントのマッサージ、及び、全身経脈疎通が可能な、スクレーピング療法用多機能マッサージ器に関するものである。
スクレーピング療法(刮さ療法)は伝統的な民間療法であり、その理論は中国医学の十二経路を基礎とし、奇経八脈が血液を全身に行き渡らせて正本清源の道を達し、夏ばて、各種痛み、血行不良、発汗不良、疲労などの健康障害に対し効果がある。一般にスクレーピング療法に用いる器具は、従来では、スプーンや、碗、皿、硬貨等を使用してきたが、これらの物品の辺縁は人体の弧度に適切には適合せず、更には持ちにくい。
ちなみに、「刮さ療法」の「刮」は擦る意味を有し、「さ」は本来は「やまいだれ」に「沙」という字で書き表される、中国語で皮膚が赤くなる病気を指す言葉であり、皮膚が赤くなるようにマッサージするところから名付けられたもので、中国語圏以外では一般に「スクレーピング療法」と呼ばれる。このスクレーピング療法は、上述したように中国の民間で行なわれている、背骨の両側をコインや陶器やスープスプーンなどで上下に擦り、治療する方法を言うものである。
従来では、図1に示すようなスクレーピング用棒(刮さ棒)10が市販されるており、その一端は弧を有する辺縁の刮棒11を設け、他端は手で握る箇所である握柄12からなり、刮板11により人体の弧度に合わせてスクレーピング療法動作を行うものである。しかし、これは一般のスクレーピング療法に限られ、人体のツボを刺激するマッサージ効果、及び、全身経脈(脈絡)疎通を兼用することはできないので、一般のスクレーピング療法の時だけしか使用できない。
また、前記器具の形状は人間工学に符合した設計とはなっておらず、使用者(操作者)が誤った使用法を行なうと、復元作用を生じ、使用者を傷つけることがある。
また、推拿マッサージは、長期に亘り、医療スタッフの手指により実施されてきたが、医療スタッフがツボの中心点を確定できない状況も多々生じることがある上、ツボの中心点は皮下の深い箇所にあるので、手指により長時間マッサージを実行すると、手指が痛くなり、疲労し、職業病(筋肉瘤)になったり、指圧効果が不均一や半減したりして、所望の効果が得られないという問題点がある。
本考案はスクレーピング療法用多機能マッサージ器を提供し、スクレーピング療法機能だけでなく、指圧マッサージ及び全身経脈疎通の器具としても使用でき、優れた実用性を達成することを目的とする。
本考案は握持部が指の腹と弧状をなすように設計され、人間工学の弧状に符合し、使用者が楽に握持でき、施力不当による復元障害を防止することを目的とする。
また、本考案は指圧マッサージ器具ともなり、円弧状の押圧部が人体の各種筋穴部位に適合しているので、骨骼ギャップ凹陥形態等によりマッサージ動作を行い、指圧マッサージの便利性と効果を大幅に向上することを目的とする。
本考案のスクレーピング療法用マッサージ器はそれを構成する材質には適量の遠赤外線物質が添加されているので、スクレーピング療法や、指圧マッサージ、経脈疎通時に、発熱して血液の循環を促進し、更なる治療効果を増加させることを目的とする。
また、本考案のスクレーピング療法用マッサージ器は、刮縁から刮棒末端刮部までの全体の弧状形態が、人体の頭部の後脳勺部を模した形状に形成してあるので、長髪の人であれば、髪飾りとしても使用できる。本考案はそれを構成する材質に適量の遠赤外線物質が添加されているので、発熱して血液の循環を促進しするため、髪飾りとして着用しているだけで、更なる治療効果を増加させることができることを目的とする。
更にまた、本考案は、刮棒間の距離が人体のツボの存在する位置に適合する部位に合致するように設計形成されており、使用時、一度で人体の多数の経脈を疎通させ、最高の使用効率を達成することを目的とする。
本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器は、その材質に適量の遠赤外線物質が添加されており、全体は、断面が楕円形の次第に縮小した湾曲状の刮板で、外側に異なる弧状を有する刮縁を形成し、縮小端は円弧状の押圧部を設け、刮板上に人間工学に符合する弧状の握持部を設けてなり、刮板内側は複数本の弧状刮棒を所定間隔を持って離間して延伸形成し、弧状刮棒末端は円弧状の刮部を形成している。これにより、必要に応じて、刮板によりスクレーピング療法を実行し、円弧状の押圧部が単地点の指圧マッサージを実行し、刮棒により全身経脈(脈絡)疎通を実行し、マッサージ効果を高める。
本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器により、スクレーピング療法機能だけでなく、指圧マッサージ及び全身経脈(脈絡)疎通の器具としても使用でき、優れた実用性を有する。
また、頭部に髪飾りとして使用すると、器具を構成する材質に添加された遠赤外線物質が発熱して血液の循環を促進するため、着用しているだけで更なる治療効果を増加させることができるという効果がある。
以下、本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器における実施例を図面と共に説明する。
図2,図3で示されるように、本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器20は、材質内に適量の遠赤外線物質を添加したもので形成されており、全体は、断面が楕円形で、次第に両端側が縮小した湾曲状の刮板21からなり、その長手方向外側には異なる弧状曲面を有する刮縁211を形成し、縮小端は円弧状の押圧部212を形成し、刮板21上には人間工学に符合する弧状の握持部213が形成してある。
刮板21の長手方向の内側部には複数本の弧状刮棒22が所定間隔で離間して延伸形成されており、弧状刮棒22末端は円弧状の刮部221が形成されている。また、刮縁211から延伸された弧状刮棒22末端刮部221の全体の弧状は、人体の頭部の後脳勺部を模倣して形成されている。
以上のように構成された本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器の使用にあたっては、図4、図5で示されるように、スクレーピング療法を施したい部分やスクレーピング方式に従って適切な握持角度を選択し、スクレーピング療法を施している操作者の指の腹を刮板21上の弧状握持部213上に接合させ、人間工学に符合する楽な握持で、刮板21の異なる弧状の刮縁211により背部、頚部、肩部等にスクレーピング療法による治療を行うことで、操作時の省力化を達成し、また、スクレーピング療法時の不当な背力により生ずる双方の復元障害が起こるのを防止する。
また、スクレーピング療法用多機能マッサージ器を構成する前記刮板、刮縁、および刮棒を形成する材質に適量の遠赤外線物質が添加されているので、一般のスクレーピング療法効果以外にも、遠赤外線物質が熱を発して血液循環を促進することで、更なる治療効果を増加する。
図6、図7で示されるように、人体の背中部に対し経脈疎通したい時、弧状刮棒22を外向きにして刮板21を握持する。
刮棒22末端の間隔は人体のツボの位置に合わせて設計形成されているので、使用時には、一度で多数の経脈を疎通させることができる。
また、材質に適量の遠赤外線物質が添加されているので、これにより熱を発し、血液循環を促進し、疎通の治療効果を増加する。
また、図8〜図10で示されるように、頭部の経脈を疎通させたい時、弧状刮棒22を外向けで刮板21上に握持する。刮棒22末端の円弧状の刮部221の間隔により、頭部の経脈に沿って上から下に疎通動作を実行する。
刮棒22末端の間隔は人体のツボ位置に合わせて設計形成されているので、使用時、一度に多数の経脈を疎通させることができる。
また、材質に適量の遠赤外線物質が添加されているので、これによって熱を発し、血液循環を促進し、疎通の治療効果を増加する。
また、ツボ指圧マッサージを実行したい時には、刮板21を握持してから、刮板21の円弧状の押圧部212を、たとえば頭部、或いはその他の部位のツボの深層に圧接させて刺激すると、ツボの中心点を確実に捉え、最適な指圧効果を達成することができる。
更にまた、図11で示されるように、刮縁211の刮棒22末端刮部221の全体の弧状は頭部の後脳勺部位を模倣するように設計形成されているので、長髪の人であれば、マッサージ器として使用しない場合にも、刮棒22を頭髪上に挿入して髪飾りとして使用できる。
刮棒22の材質には適量の遠赤外線物質が添加されているので、遠赤外線物質が人体に有益な放射線を発し、髪飾りとして使用しているだけで予防保健効果を達成することができる。
上述の実施例の構造により、本考案は以下のような効果が達成される。
1.スクレーピング療法、指圧マッサージ、及び、経脈疎通の機能を兼具し、優れた実用性と利便性を有する。
2.握持部213は、人間工学に符合させて人間の指の腹の弧状にあわせるように設計形成されているので、使用者(操作者)が楽に握持でき、操作が省力でき、施力不当による復元障害が起きないよう防止する。
3.刮板21は円弧状の押圧部212を有し、人体の各種筋穴部位に適合し、骨骼ギャップ凹陥形態等により深層マッサージ動作を行い、指圧マッサージの便利性と効果を大幅に向上すると共に、指圧を施す人の手指の痛み、疲労、職業病を防止する。
4.刮棒22の材質に適量の遠赤外線物質を添加して製造されているため、これを用いて、スクレーピング療法、指圧マッサージ、経脈疎通を施した時に、発熱して血液循環を促進し、治療効果を増加し増加することができる。
5.刮縁211から刮棒22末端刮部221までの全体の弧状が人体の頭部の後脳勺部を模して形成されているので、使用者が長髪ならば、髪飾りとして使用できる上に、刮棒22の材質に適量の遠赤外線物質が添加されているため、髪飾りとして着用するだけで、遠赤外線物質が人体に有益な射線を発し、予防保健効果を達することができる。
6.刮棒22間の距離が人体のツボの位置に合わせて設計形成されているため、使用時、一度の操作で人体の多数の経脈を疎通させ、最高の使用効率を達成する。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができ、従って本考案明の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
従来のスクレーピング療法用マッサージ器における刮棒の外観斜視図である。 本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器の実施例を示す全体斜視図である。 本考案の本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器の実施例を示す要部縦断面図である。 本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器の実施例を示すスクレーピング療法の使用動作説明図である。 本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器の実施例を示すスクレーピング療法における他の使用動作説明図である。 人体の背中部におけるツボ部並びに経脈説明図である。 本考案の背中部に対し経脈疎通の動作を行う状態を示す説明図である。 人体の頭部のツボ部並びに経脈説明図である。 本考案の頭部に対し経脈疎通の動作を行う状態を示す説明図である。 本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器を使用した指圧マッサージの動作を示す図である。 本考案のスクレーピング療法用多機能マッサージ器を髪飾りとして使用した状態を示す図である。
符号の説明
10 スクレーピング用棒(刮さ棒)
11 刮板
12 握柄
20 スクレーピング療法用多機能マッサージ器
21 刮板
211 刮縁
212 押圧部
213 握持部
22 刮棒
221 刮部

Claims (7)

  1. スクレーピング療法用多機能マッサージ器であって、刮板の外側辺には異なる弧面を有する刮縁を形成し、一端には円弧状の押圧部を設け、内側辺には複数本の刮棒を所定間隔で離間して延伸形成してなることを特徴とするスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
  2. 前記刮板は徐々に縮減する湾曲面状であることを特徴とする請求項1に記載のスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
  3. 前記刮板上に人間工学に符合する弧状の握持部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
  4. 前記刮棒末端は円弧状刮部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
  5. 前記刮板、刮縁、および刮棒を形成する材質には適量の遠赤外線物質が添加されていることを特徴とする請求項1に記載のスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
  6. 前記刮板の断面は楕円形であることを特徴とする請求項1に記載のスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
  7. 前記複数本からなる刮棒の間隔は、人体のツボ位置に適合させた距離に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスクレーピング療法用多機能マッサージ器。
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