JP2003111683A - シャワー器具 - Google Patents
シャワー器具Info
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Abstract
快適なシャワー浴を楽しむことができるシャワー器具を
提供する。 【解決手段】 枠状に形成したシャワー本体(30)の内部
に、そのシャワー本体(30)の周方向に沿って通水路(40)
を設けて、この通水路(40)に、シャワー本体(30)の中央
開口部(33)の直下に位置する使用者(M)の頭部を除く身
体全体に向けて湯水を噴射する複数のノズル(42)(42)…
を略等間隔で取り付ける。
Description
取り付けるシャワー器具に関するものである。
洗い落とし、身体を清潔にするというだけでなく、スト
レス解消や快適さを求めて手軽に活用されている。この
ようなシャワー浴において使用するシャワー器具には、
例えば実用新案登録第2528815号公報にも開示さ
れている図10に示すような構造のものがある。このシ
ャワー器具は、浴室の天井面(60)に支持カバー(61)を介
してノズル(62)(62)を取り付け、このノズル(62)(62)よ
り使用者に向けて湯水を噴射するようになっている。
備え付けることで、使用者は両手を自由に使うことがで
き、また強い水流でも使用者に向けて確実に湯水を当て
ることができる。
ようなシャワー器具では、ノズルからの湯水の噴射範囲
が狭いため、単にノズルの下方に立っているだけでは、
身体の狭い範囲でしか湯水を浴びることができず、特に
冬場等においては背中等が冷えて寒くなることがあっ
た。
身体の向きを変えながら湯水を浴びるようにしたり、頭
部から湯水を浴びる必要があるが、身体の向きをいちい
ち変えるのは面倒であり、また頭部から湯水を浴びてい
るとのぼせてしまって、身体に良くないといった問題が
あった。
に対して湯水を効果的に噴射して、快適なシャワー浴を
楽しむことができるシャワー器具を提供することを目的
とする。
め、請求項1に係る発明のシャワー器具は、枠状に形成
したシャワー本体の内部に、そのシャワー本体の周方向
に沿って通水路を設けて、この通水路に、シャワー本体
の中央開口部の直下に位置する使用者の頭部を除く身体
全体に向けて湯水を噴射する複数のノズルを略等間隔で
取り付けたことを特徴とする。
状に形成したシャワー本体の内部に、そのシャワー本体
の周方向に沿って一対の通水路を設けて、一方の第1通
水路に、シャワー本体の中央開口部の直下に位置する使
用者の頭部を除く身体全体に向けて湯水を噴射する複数
の第1ノズルを略等間隔で取り付け、他方の第2通水路
に、シャワー本体の中央開口部の直下に位置する使用者
の頭部に向けて湯水を噴射する複数の第2ノズルを略等
間隔で取り付け、それら通水路に切替バルブ付きの湯水
供給用の配管を接続することで、切替バルブの操作によ
り湯水が供給される通水路を切り替えて、第1又は第2
ノズルのうちのいずれか一方から湯水を噴射することを
特徴とする。
器具において、シャワー本体の中央開口部の大きさを、
使用者の頭部よりも大きくしている。
側に、第2通水路を配置している。
に、そのシャワー本体を浴室の壁面に取り付けるための
取付部を設けるようにしている。
に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明のシャワ
ー器具を設置した浴室ユニットを示しており、この浴室
ユニット(1)は、床パネル(2)、複数の壁パネル(3)
(3)…、及び天井パネル(4)を箱形に組み付けてなる。
そして、浴室ユニット(1)の内部には、水栓(5)付きの
浴槽(6)と、水栓(7)付きのカウンター(8)と、シャワ
ー器具(9)とが設置されている。
に配された壁パネル(3)(3)に沿ってL字型に配置さ
れ、カウンター(8)を挟んで浴槽(6)と対向する壁パネ
ル(3)にシャワー器具(9)が設置されている。そして、
カウンター(8)前の空間が、洗い場(10)とされている。
栓(7)には、配水管(11)から分岐した枝管(12)(12)がそ
れぞれ接続されている。カウンター(8)の水栓(7)に
は、温調ハンドル(15)と切替ハンドル(16)が設けられて
おり、温調ハンドル(15)を操作することで、ノズル(17)
から出る湯水の温度を調整することができ、切替ハンド
ル(16)を操作することで、枝管(12)からの湯水をノズル
(17)又はシャワー配管(20)のいずれかに導くことができ
るようになっている。なお、切替ハンドル(16)を操作す
ることで、湯水の流量調節も可能となっている。
ター(8)内部を通って、シャワー器具(9)を配置した壁
パネル(3)の裏側を立ち上がり、その途中で切替レバー
(21)付きの切替バルブ(22)を介して一対の分岐管(23)(2
3)に枝分かれして、シャワー器具(9)まで延びている。
ように、合成樹脂製又は金属製の管材を略円環状に成形
してなるシャワー本体(30)を備えている。このシャワー
本体(30)には、取付部として板状の取付金具(31)が外方
向に向けて突設され、この取付金具(31)の先端部分の垂
直片(32)を、ビスやボルト等の固定具を用いて壁パネル
(3)の壁面に固定することで、シャワー本体(30)が洗い
場(10)の上方において略水平状態で取り付けられてい
る。
大きさは、使用者(M)の頭部よりも大きく、従って、シ
ャワー本体(30)の中央開口部(33)の直下に立つ使用者
(M)を上方から包囲するようにしてシャワー本体(30)が
配置されている。
ー本体(30)の周方向に沿って一対の略円環状の通水路(4
0)(41)が設けられている。そして、一方の第1通水路(4
0)には、複数の第1ノズル(42)(42)…が、シャワー本体
(30)の底部に形成した小孔から外部に臨むようにして周
方向に略等間隔で取り付けられている。また、一方の第
1通水路(40)の内周側に配置されている他方の第2通水
路(41)には、複数の第2ノズル(43)(43)…が、シャワー
本体(30)の底部に形成した小孔から外部に臨むようにし
て周方向に略等間隔で取り付けられている。
複数の噴出孔は、図4及び図5に示すように、シャワー
本体(30)の中央開口部(33)の直下に立った使用者(M)に
対して、その頭部を除く身体に向けて湯水を噴射する方
向に穿設され、また、各第2ノズル(43)(43)…に形成さ
れている複数の噴出孔は、図6及び図7に示すように、
シャワー本体(30)の中央開口部(33)の直下に立った使用
者(M)に対して、その頭部に向けて湯水を噴射する方向
に穿設されている。
(30)を貫通して設けた第1通水管(50)を介して、シャワ
ー配管(20)の一方の分岐管(23)に接続され、第2通水路
(41)が、同じくシャワー本体(30)を貫通して設けた第2
通水管(51)を介して、シャワー配管(20)の他方の分岐管
(23)に接続されている。なお、通水管(50)(51)は、取付
金具(31)の基端部分に形成した開口(52)に挿通されて、
取付金具(31)によって支持されている。
栓(7)の各ハンドル(15)(16)、及びシャワー配管(20)の
切替レバー(21)を操作して、適温の温水をシャワー配管
(20)及び第1通水管(50)を介して第1通水路(40)に供給
すれば、図4及び図5に示すように、各第1ノズル(42)
(42)…から真下に向かって略円錐状に湯水が噴射し、シ
ャワー本体(30)の中央開口部(33)の直下において立つ使
用者(M)は、身体の向きを変えたり、頭部から湯水を浴
びるようなことをしなくとも、頭部を除く身体全体にお
いて湯水をムラなく浴びて温まることができ、快適なシ
ャワー浴を長時間楽しむことができる。
を操作して切替バルブ(22)を切り替え、適温の温水を第
2通水管(51)を介して第2通水路(41)に供給すれば、図
6及び図7に示すように、各第2ノズル(43)(43)…から
斜め下方の使用者(M)の頭部に向かって略円錐状に湯水
が噴射し、シャワー本体(30)の中央開口部(33)の直下に
おいて立つ使用者(M)は、頭部から湯水を浴びて洗髪等
を行うことができる。
のではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、シ
ャワー器具におけるシャワー本体は、上記実施形態のよ
うに略円環状のものに限らず、中央に開口部を有する枠
状に形成されていれば良く、図8に示すように略正方形
の枠状に形成したものであったり、また図9に示すよう
に略三角形の枠状に形成したものであっても良い。な
お、図8及び図9において、上記実施形態と同様の機能
を有する部材については、同一符号を付してあり、詳し
い説明は省略する。
1に係る発明によると、シャワー本体の中央開口部の直
下に立った使用者は、身体の向きを変えたり、頭部から
湯水を浴びるようなことをしなくとも、ノズルから噴射
する湯水を頭部を除く身体全体において浴びることがで
きるので、身体全体をまんべんなく温めながら、シャワ
ー浴を長時間快適に楽しむことができる。
から湯水を噴射する状態と、第2ノズルから湯水を噴射
する状態とを適宜切り替えることができるので、シャワ
ー本体の中央開口部の直下に立った使用者は、頭部を除
く身体全体において湯水を浴びることができるだけでな
く、例えば洗髪したいときのように必要に応じて頭部か
ら湯水を浴びることができ、使い勝手を向上することが
できる。
体の中央開口部の大きさを、使用者の頭部よりも大きく
して、シャワー本体によって中央開口部の直下に立つ使
用者を上方から包囲するようにしたので、ノズルから使
用者に向けての湯水の噴射をムラなく効率良く行うこと
ができる。
体の内部において、一対の通水路を内外2重にしてコン
パクトにまとめて配置しているので、シャワー本体の太
さや厚みを抑えて、小型軽量のシャワー器具とすること
ができる。
体に設けた取付部により、シャワー本体を浴室の壁面に
おける任意の位置に簡単に取り付けることができ、施工
性の向上を図ることができる。
置した浴室の斜視図である。
正面図である。
正面図である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 枠状に形成したシャワー本体の内部に、
そのシャワー本体の周方向に沿って通水路を設けて、こ
の通水路に、シャワー本体の中央開口部の直下に位置す
る使用者の頭部を除く身体全体に向けて湯水を噴射する
複数のノズルを略等間隔で取り付けたことを特徴とする
シャワー器具。 - 【請求項2】 枠状に形成したシャワー本体の内部に、
そのシャワー本体の周方向に沿って一対の通水路を設け
て、一方の第1通水路に、シャワー本体の中央開口部の
直下に位置する使用者の頭部を除く身体全体に向けて湯
水を噴射する複数の第1ノズルを略等間隔で取り付け、
他方の第2通水路に、シャワー本体の中央開口部の直下
に位置する使用者の頭部に向けて湯水を噴射する複数の
第2ノズルを略等間隔で取り付け、それら通水路に切替
バルブ付きの湯水供給用の配管を接続することで、切替
バルブの操作により湯水が供給される通水路を切り替え
て、第1又は第2ノズルのうちのいずれか一方から湯水
を噴射することを特徴とするシャワー器具。 - 【請求項3】 シャワー本体の中央開口部の大きさを、
使用者の頭部よりも大きくした請求項1又は2記載のシ
ャワー器具。 - 【請求項4】 第1通水路の内側に、第2通水路を配置
した請求項2記載のシャワー器具。 - 【請求項5】 シャワー本体に、そのシャワー本体を浴
室の壁面に取り付けるための取付部を設けた請求項1乃
至4のいずれかに記載のシャワー器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307116A JP3612509B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | シャワー器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307116A JP3612509B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | シャワー器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003111683A true JP2003111683A (ja) | 2003-04-15 |
JP3612509B2 JP3612509B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=19126635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001307116A Expired - Lifetime JP3612509B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | シャワー器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3612509B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103230846B (zh) * | 2013-03-28 | 2016-03-30 | 中山市福瑞卫浴设备有限公司 | 一种花洒 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307116A patent/JP3612509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3612509B2 (ja) | 2005-01-19 |
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