JP2003111612A - 毛髪保持具 - Google Patents

毛髪保持具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪に容易にくせ付けを行うことのできる毛
髪保持具を提供すること。 【解決手段】 一端部に毛髪取り込み口4を有し、長手
方向に延びる毛髪挿入空間を有する細長の筒形状をして
おり、該空間は、毛髪が蛇行して挿通されるように形成
されている毛髪保持具2。毛髪保持具2は、可撓性を有
する一又は二以上のシート材を細長の扁平な袋状に形成
して構成されており、前記空間は、毛髪が該毛髪保持具
の扁平面内において蛇行するように形成されている。毛
髪保持具2は、先端に毛髪のフック部を有する毛髪挿入
具3と共に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪に所望のくせ
付けをするために用いられる毛髪保持具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開平
10−192036号公報には、屈曲自在で且つその屈
曲形状の保持が可能な塑性変形部材を筒状体の長手方向
に沿って取り付けてなり、該筒状体内に毛髪を取り込ん
だ状態で塑性変形部材を変形させることで毛髪の巻回状
態を保持する毛髪巻取具が記載されている。この毛髪巻
取具では、毛髪を取り込んだ後に前記筒状体を巻回させ
る操作を行うことで毛髪にくせ付けをしている。しか
し、この巻回操作を使用者自身で行うには操作性が良好
でなく時間と手間のかかるものとなる。
【0003】従って、本発明は、毛髪に容易にくせ付け
を行うことのできる毛髪保持具を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端部に毛髪
取り込み口を有し、長手方向に延びる毛髪挿入空間を有
する細長の筒形状をしており、該空間は、毛髪が蛇行し
て挿通されるように形成されている毛髪保持具を提供す
ることにより前記目的を達成したものである。
【0005】また本発明は、前記毛髪保持具と、先端に
毛髪のフック部を有する毛髪挿入具とを備えた毛髪処理
器具であって、該毛髪挿入具は、そのフック部を前記毛
髪保持具の毛髪取り込み口側に向けて前記毛髪保持具に
保持された状態で使用される毛髪処理器具を提供するも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1(a)
には本発明の毛髪処理器具の一実施形態をの平面図が示
されている。また図1(b)及び図1(c)には、図1
(a)におけるb−b線断面図及びc−c線断面図が示
されている。
【0007】毛髪処理器具1は、細長形状であり、毛髪
の保持が可能になされている毛髪保持具2と毛髪挿入具
3とを具備している。
【0008】毛髪保持具2は細長筒形状をしており、可
撓性を有するシート材を細長の扁平な袋状に形成して構
成されている。毛髪は毛髪保持具2内に挿入されて保持
される。毛髪保持具2は、一端部及び他端部を有してお
り、各端部は開口している。両端部のうち上端部は毛髪
取り込み口4となっている。毛髪保持具2の長さは、処
理すべき毛髪の長さに応じて適切な長さとされ、好まし
くは処理すべき毛髪の長さよりも長くなっている。毛髪
保持具2の長さは一般に50〜600mm程度の範囲で
ある。またその幅は一般に10〜150mm程度であ
る。
【0009】毛髪保持具2は、細長い短冊状のシート材
21,22が2枚接合されて構成されている。各シート
材21,22は同一形状であり、その両側部同士が所定
の接合手段で接合されて側縁接合部23,23を形成し
ている。また、各シート材21,22は、その縦中心線
に沿って断続的に接合されており、これによって所定間
隔を置いた点状の中央接合部24が多数形成されてい
る。中央接合部24同士の距離は、毛髪にどの程度のく
せ付けをさせたいかに応じて適宜調整する。一般に中央
接合部24同士の距離は10〜100mm程度となって
いる。これらの接合部23,24によって、毛髪保持具
2の内部には空間が形成される。斯かる空間は、後述す
るように、毛髪が毛髪保持具2の扁平面内において蛇行
するように形成されているものである。
【0010】毛髪保持具2を構成するシート材として
は、各種可撓性材料が用いられる。その例としては、不
織布、多孔性又は非多孔性の樹脂フィルム、紙、樹脂ネ
ット、又はこれらの複合体などが挙げられ、毛髪保持具
2の具体的用途に応じて適切な材料が選択される。例え
ば、毛髪保持具2内に挿入された状態の毛髪に対して毛
髪保持具2の外部から毛髪処理剤を施したいときには、
該毛髪処理剤に対して透過性を有する材料を用いればよ
い。
【0011】次に毛髪挿入具3について引き続き図1
(a)〜図1(c)を参照しながら説明する。毛髪挿入
具3は、細長形状の把持部9と、該把持部9の先端に取
り付けられたフック部10とを備えている。フック部1
0は、毛髪保持具2内に挿入される毛髪を引っかけるた
めに用いられ、変形可能になされている。本実施形態の
毛髪挿入具3は、一本の線材から構成されている。毛髪
挿入具3の全長は毛髪保持具2の全長よりも長くなって
いる。毛髪挿入具3は、これを引っ張って毛髪を毛髪保
持具2内に挿入するときに、引きちぎれない程度の強度
及び挿入操作を円滑に行い得る柔軟性を有していること
が好ましく、この点から、各種樹脂などの合成物、木綿
や麻などの天然物、レーヨンなどの半天然物、各種金
属、又はこれらの複合体などから構成されていることが
好ましい。特に、操作性、取り扱い性及び毛髪処理剤に
対する耐食性などの点から、金属製の針金を合成樹脂で
被覆したものが好ましく用いられる。毛髪挿入具3は、
糸状のものに限られず、例えば細長い帯状のものであっ
てもよい。
【0012】毛髪挿入具3は毛髪保持具2内に挿入され
た状態で使用される。詳細には、図1(a)に示すよう
に、毛髪挿入具3のフック部10を毛髪保持具2の毛髪
取り込み口4側に向けて挿入された状態で使用される。
毛髪挿入具3の把持部9は、毛髪保持具2内部の空間に
挿通される。把持部9の端部は、毛髪保持具2の下端部
から外方に延ばしておく。図1(a)に示すように、把
持部9は、隣り合う中央接合部24の間を横切るように
挿通される。その結果、把持部9は扁平な毛髪保持具2
の扁平面内を、蛇行した波形形状に挿通されることにな
る。この場合、使用前に毛髪挿入具3が予め個別に毛髪
保持具2に取り付られた状態の毛髪処理器具1を用いて
もよく、或いは毛髪処理器具1を使用するときに毛髪挿
入具3を毛髪保持具2に取り付けてもよい。予め取り付
けられていると、製品の製造工程において最適な状態で
毛髪保持具2に取り付けることができ、使用者が使用時
に取り付ける場合に比べて、取り付けの失敗がない。
【0013】次に、本実施形態の毛髪処理器具1の使用
方法について図2(a)及び図2(b)を参照しながら
説明する。先ず図2(a)に示すように、毛髪挿入具3
のフック部10を、毛髪保持具2の毛髪取り込み口4か
ら突出させる。そして、フック部10に所望量の毛髪H
を引っかけ、この状態下に毛髪挿入具3の下端部から引
き出されている毛髪挿入具3の把持部9を引っ張る。こ
れによって、フック部10に引っかけられている毛髪H
がフック部10と共に毛髪保持具2内に挿入される。図
2(a)に示すように把持部9は、毛髪保持具2の扁平
面内を、蛇行した波形形状に挿通されているので、フッ
ク部10と共に毛髪保持具2内に挿入された毛髪Hは、
図2(b)に示すように毛髪保持具2の扁平面内におい
て、蛇行した波形形状に挿通される。フック部10は、
毛髪保持具2の下端部を通じて毛髪保持具2の外に引き
出される。
【0014】このようにして毛髪保持具2内に挿入され
た毛髪Hは、該毛髪保持具2内において、蛇行した波形
形状となった状態が保持されるので、この状態を長時間
維持すれば、毛髪Hにウエーブ状のくせ付けがされる。
また毛髪保持具2が、パーマネント処理剤などの毛髪処
理剤に対して透過性を有する材料、例えば不織布や樹脂
製ネットから構成されている場合には、毛髪保持具2の
外部から該毛髪処理剤を施すことによって、くせ付けの
されたパーマネント処理が施される。
【0015】次に、本発明の第2〜第8の実施形態につ
いて図3〜図9を参照しながら説明する。これらの実施
形態については、第1の実施形態と異なる点についての
み説明し、特に説明しない点については、第1の実施形
態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図3
〜図9において、図1及び図2と同じ部材に同じ符号を
付してある。
【0016】図3(a)及び図3(b)に示す第2の実
施形態、並びに図4(a)及び図4(b)に示す第3の
実施形態においては、毛髪保持具2は、細長い短冊状の
シート材21,22が2枚接合されて構成されている。
両シート材の接合によって、毛髪保持具2には接合部2
5と非接合部26とが形成される。接合部25は、各シ
ート材21,22の非接合部26によって、毛髪保持具
2の長手方向に延びる蛇行した空間が、縦中心線に沿っ
て形成されるような接合形状になっている。第2の実施
形態と第3の実施形態が異なる点は、第2の実施形態で
は、非接合部26によって形成された空間以外の領域は
すべて接合部25となっているのに対して、第3の実施
形態では、蛇行した非接合部26の両側にのみ線状の接
合部25が形成されており、各シート材21,22の両
側部では両シートが接合されていない点である。両実施
形態における空間の蛇行の程度は、毛髪にどの程度のく
せ付けをさせたいかに応じて適宜調整する。
【0017】図5(a)及び図5(b)に示す第4の実
施形態においては、毛髪保持具2は、細長い短冊状のシ
ート材21,22が2枚接合されて構成されている。各
シート材21,22は、その左右両側部同士が所定の接
合手段で接合されて左右の側縁接合部23,23を形成
している。各側縁接合部23には、内方へ向かって突出
した突出接合部27が延設されている。各突出接合部2
7は、長手方向に所定間隔を置いて形成されている。左
右それぞれの側縁部に形成されている突出接合部27
は、一方の側縁部に形成されている突出接合部27が、
他方の側縁部に形成されている隣り合う突出接合部2
7,27の中間の位置に位置するように形成されてい
る。つまり左右の突出接合部は互い違いの位置に形成さ
れている。本実施形態における突出接合部27の形状は
山形をしている。しかし、突出接合部27の形状はこれ
に限られず例えば三角形や矩形であってもよい。本実施
形態においては、接合部23,25以外の領域である非
接合部によって、毛髪保持具2の長手方向に延びる蛇行
した空間が、縦中心線に沿って形成される。
【0018】図6に示す第5の実施形態の毛髪保持具2
は、第1の実施形態における毛髪保持具が多列に並設さ
れたものに相当する。尚、図6では毛髪挿入具が省略さ
れている。本実施形態の毛髪保持具2は、矩形のシート
材を2枚重ね、長手方向に延びる線状の接合部23によ
って接合することで形成される。接合部23は、シート
材の幅方向に所定間隔を置いて多数形成されている。隣
り合う接合部23の間の距離は、第1の実施形態の毛髪
保持具の幅と同様とすることができる。隣り合う接合部
23の間には、それらの中間の位置に、長手方向に延び
る点状の中央接合部24が所定間隔を置いて多数形成さ
れている。隣り合う中央接合部24間の距離は第1の実
施形態の毛髪保持具と同様とすることができる。本実施
形態の毛髪保持具2によれば、第1の実施形態の毛髪保
持具に比べて、多量の毛髪を一度にくせ付けできる。
【0019】図7に示す第6の実施形態の毛髪保持具2
は、第1の実施形態における毛髪保持具が厚さ方向に複
数個重ねられたものに相当する。本実施形態の毛髪保持
具2は、細長い短冊状のシート材21の各面に、該シー
ト材21と同形状のシート材22A,22Bがそれぞれ
重ね合わされている。各シート材21,22A,22B
は、その両側部同士が所定の接合手段で接合されてお
り、これによって側縁接合部23,23が形成されてい
る。また、各シート材21,22A,22Bは、その縦
中心線に沿って断続的に接合されており、これによって
所定間隔を置いた点状の中央接合部24が多数形成され
ている。本実施形態の毛髪保持具2によっても、第5の
実施形態と同様に、第1の実施形態の毛髪保持具に比べ
て、多量の毛髪を一度にくせ付けできる。
【0020】図8に示す第7の実施形態の毛髪保持具2
は、細長い短冊状のシート材21,22が貼り合わせて
構成されている。各シート材21,22には、その一部
が該シート材の面内から突出した突出部28,28,・
・が該シート材の長手方向に多数形成されている。各突
出部28は、シート材の縦中心線に沿って形成されてい
る。各突出部28は、各シート材21,22同士を貼り
合わせたときに、各突出部30同士が対向することで、
該シート材の面内に対して上下方向に蛇行した空間が形
成されるような形状及び/又は位置に形成されている。
各突出部30は、シート材をプレス成形することで形成
することができる。本実施形態においては、前記空間
は、シート材の面内と直交する方向に蛇行する管状の形
状となっている。
【0021】図9に示す第8の実施形態の毛髪保持具2
は、これまで説明した実施形態のものと異なり円管から
構成されている。この円管は螺旋状に巻回されている。
本実施形態によれば毛髪は螺旋状にくせ付けされる。
【0022】本発明は前記実施形態に制限されない。例
えば、第1から第7の実施形態においては、毛髪保持具
に所定の巻き上げ手段を付加してもよい。巻き上げ手段
としては、毛髪保持具を手で巻き上げた後にクリップや
ピンで巻き上げ状態を固定する手段や、毛髪保持具に自
己接着性を付与する手段がある。更に、巻き上げ手段と
して巻き上げ用糸や熱収縮を利用することも可能であ
る。毛髪保持具に毛髪を挿入した後に巻き上げること
で、更に複雑な三次元状のくせ付けを行うことが可能と
なる。具体的には、第1の実施形態を例にとれば、図1
0(a)に示すように、巻き上げ手段として巻き上げ用
糸6が用いられる。巻き上げ用糸6は、毛髪保持具2の
長手方向に伸びており、ぐし縫い状に毛髪保持具2を貫
通するように取り付けられている。詳細には、毛髪保持
具2を正面から視たときに、巻き上げ用糸6が、毛髪保
持具2の正面側と背面側とを交互に通過するように、毛
髪保持具2に取り付けられている。巻き上げ用糸6は、
各中央接合部24を貫通している。巻き上げ用糸6は、
毛髪保持具2の最下端に位置する中央接合部24の位置
において引き抜かれないようになされている。具体的に
は、巻き上げ用糸6の一端を、最下端に位置する中央接
合部24で毛髪保持具2に固定することで、その引き抜
きを防止している。一方、毛髪取り込み口4に最も近い
位置にある中央接合部24においては、巻き上げ用糸6
が自由状態となっている。
【0023】毛髪保持具2に取り付けられている巻き上
げ用糸6の自由端を引っ張ると、図10(b)に示すよ
うに、毛髪保持具2は毛髪(図示せず)と共に蛇腹状に
折り畳まれ、毛髪は略ジグザグ形に屈曲される。そし
て、その屈曲状態を保持するために、毛髪保持具2から
引き出されている巻き上げ用糸6の根元をクリップ(図
示せず)で係止する。
【0024】この実施形態によれば、平面内(つまり二
次元)で蛇行していた毛髪が略ジグザグ形に屈曲される
ことで、複雑な三次元状のくせ付けをすることができ
る。
【0025】巻き上げ手段の別の例として、第1の実施
形態の毛髪保持具2を構成するシート材の少なくとも一
つとして熱収縮性の材料を用いても良い。具体的には、
毛髪保持具2を構成する2枚のシート材のうちの一方と
して熱収縮性を有するシートを用い、他方のシートとし
て熱収縮性を有しないシートを用いる。これらの材料か
ら製造された毛髪保持具内に毛髪を挿入した後、ヘアド
ライヤなどを用いて毛髪保持具を加熱すれば、図11に
示すように、毛髪保持具2はそれに挿入されている毛髪
と共に、熱収縮性を有するシート側を内側としてロール
状に巻き上げられる。この巻き上げ形態は、毛髪保持具
2への熱の付与を止めた後も保持される。従って、図1
0(a)に示す実施形態の毛髪保持具と異なり、本実施
形態の毛髪保持具には、巻き上げ形態を保持するための
手段が不要であるという利点がある。
【0026】尚、巻き上げ手段に関しては、第2〜第7
の実施形態についても、第1の実施形態と同様に適用で
きる。
【0027】第1〜第7の実施形態においては、複数枚
のシート材を用いて毛髪保持具を構成したが、必要に応
じ1枚のシート材から毛髪保持具を構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明の毛髪保持具及び毛髪処理器具に
よれば、毛髪に容易にくせ付けを行うことができる。ま
た、パーマネント処理も容易行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の毛髪処理器具の一実施
形態を示す平面図であり、図1(b)及び図1(c)は
それぞれ、図1(a)におけるb−b線断面図及びc−
c線断面図である。
【図2】図2(a)及び図2(b)はそれぞれ、本発明
の毛髪処理器具の使用方法を示す図である。
【図3】図3(a)は、本発明の第2の実施形態の毛髪
処理器具を示す平面図であり、図3(b)は、図3
(a)におけるb−b線断面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の第3の実施形態の毛髪
処理器具を示す平面図であり、図4(b)は、図4
(a)におけるb−b線断面図である。
【図5】図5(a)は、本発明の第4の実施形態の毛髪
処理器具を示す平面図であり、図5(b)は、図5
(a)におけるb−b線断面図である。
【図6】図6は、本発明の第5の実施形態の毛髪処理器
具を示す平面図である。
【図7】図7は、本発明の第6の実施形態の毛髪処理器
具を示す断面図である。
【図8】図7は、本発明の第7の実施形態の毛髪処理器
具を示す斜視図である。
【図9】図8は、本発明の第8の実施形態の毛髪処理器
具を示す斜視図である。
【図10】図10(a)は、第1の実施形態の毛髪保持
具に巻き上げ手段を取り付けた状態を表す模式図であ
り、図10(b)は、図10(a)の毛髪処理具を巻き
上げた状態を示す図である。
【図11】図11は、本発明更に別の実施形態の毛髪処
理器具を巻き上げた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 毛髪処理器具 2 毛髪保持具 3 毛髪挿入具 4 毛髪取り込み口 5 チャック 6 巻き上げ用糸 9 把持部 10 フック部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に毛髪取り込み口を有し、長手方
    向に延びる毛髪挿入空間を有する細長の筒形状をしてお
    り、該空間は、毛髪が蛇行して挿通されるように形成さ
    れている毛髪保持具。
  2. 【請求項2】 可撓性を有する一又は二以上のシート材
    を細長の扁平な袋状に形成して構成されており、前記空
    間は、毛髪が該毛髪保持具の扁平面内において蛇行する
    ように形成されている請求項1記載の毛髪保持具。
  3. 【請求項3】 複数の細長のシート材を貼り合わせて構
    成されており、各シート材には、その一部が該シート材
    の面内から突出した突出部が該シート材の長手方向に多
    数形成されており、各突出部は、各シート材同士を貼り
    合わせたときに、各突出部同士が対向することで、該シ
    ート材の面内に対して上下方向に蛇行する前記空間が形
    成されるような形状及び/又は位置に形成されている請
    求項1記載の毛髪保持具。
  4. 【請求項4】 前記シート材の少なくとも一つが熱収縮
    性を有する請求項2又は3記載の毛髪保持具。
  5. 【請求項5】 螺旋状に巻回された管からなる請求項1
    記載の毛髪保持具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の毛髪保持
    具と、先端に毛髪のフック部を有する毛髪挿入具とを備
    えた毛髪処理器具であって、該毛髪挿入具は、そのフッ
    ク部を前記毛髪保持具の毛髪取り込み口側に向けて前記
    毛髪保持具に保持された状態で使用される毛髪処理器
    具。
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