JP2003111081A - ピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器 - Google Patents

ピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器

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JP2003111081A JP2001303062A JP2001303062A JP2003111081A JP 2003111081 A JP2003111081 A JP 2003111081A JP 2001303062 A JP2001303062 A JP 2001303062A JP 2001303062 A JP2001303062 A JP 2001303062A JP 2003111081 A JP2003111081 A JP 2003111081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、復号化された画像信号のみから、
符号化時に使用されたピクチャタイプの推定が可能とな
るピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用い
た画像測定装置、符号化器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 入力画像信号をある基準フレームから、
1〜K(自然数)に遅延させるフレーム遅延回路部32
-1〜32-K、遅延信号と入力画像信号をブロック単位
で比較するマクロブロック比較部33-1〜33-K、比
較された結果を計数するマクロブロック計数部34-1
〜34-K、計数された値をフレーム数M分記憶する計
数値推移蓄積部35-1〜35-K、別々の前記蓄積部3
5-1〜35-Kに対し、前記フレーム数M分の計数値の
総和を比較し、「Pピクチャ」のフレーム間隔を推定す
る比較部36、前記比較結果により「Bピクチャ」及び
「Iピクチャ」のフレームを推定することにより、MP
EG2映像符号化(ISO/IEC13818−2)に
より規定されるピクチャタイプを推定するピクチャタイ
プ推定部37を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複数のピクチャタイプから構
成されている高能率符号化されたテレビジョン信号の復
号画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定する
ピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた
画像測定装置、符号化器に関する。
【0002】
【従来の技術】情報量の多い動画像を効率よく伝送する
ため、できるだけ符号化効率を高くした動画像圧縮が望
まれており、動画像圧縮のために、フレーム間予測符号
化が基本技術として使用される。このフレーム間予測符
号化では、入力画像信号と予測画像信号との差分信号が
伝送される。復元側では、送られてきた差分信号と既に
復元されている予測画像信号とを加えることによって現
画像を復元する。
【0003】なお、前記フレーム間予測符号化を実現す
るため、ISO/IEC 13818(MPEG2)に
示されるように、イントラ符号化画像である「Iピクチ
ャ」、前方向予測符号化画像である「Pピクチャ」、両
方向予測符号化画像である「Bピクチャ」の各ピクチャ
タイプを持ったフレームが存在している。
【0004】ここで、図1を用いて画像信号におけるピ
クチャタイプの配列例と性質について説明する。
【0005】図1は、画像信号におけるピクチャタイプ
(フレーム)の配列の一構成図である。
【0006】「Iピクチャ」11は、他のフレームを必
要とせずに画面内(イントラ)で符号化を行う。シーン
の切り替わり点や予測効率が悪い画像について、イント
ラ符号化は符号化効率がよい。
【0007】なお、符号化する際にはフレームを分割
し、その分割されたブロック単位で処理が行われる。
【0008】「Pピクチャ」12は時間的に過去に位置
する符号化済みのフレームのうち「Iピクチャ」11又
は「Pピクチャ」12のいずれか1枚だけを用いて予測
符号化を行う。
【0009】ここで、物体が画面内で動いているような
画像において、「Pピクチャ」12が「Iピクチャ」1
1よりも高い符号化効率を実現するために、予測のため
の参照フレーム中のブロックと同位置に存在するブロッ
クの画素値が同一であった場合、その部分のブロックの
伝送は行わないようする。この方法により伝送されるブ
ロックをスキップブロックと呼ぶ。
【0010】スキップブロックは、復号時に参照した基
準フレームの同位置のブロックを用いて復号される。
【0011】「Bピクチャ」13は時間的に前後に位置
する「Iピクチャ」11、又は「Pピクチャ」12の2
枚のフレームを用いて時間的に過去に位置する画像フレ
ーム(前方向)、時間的に未来に位置する画像信号(後
方向)、又はその両方の画像信号(両方向)から予測符
号化を行う。なお、どのような方向から予測符号化を行
うかは、ブロック単位に決定される。
【0012】画像の編集や画像伝送などで符号化、復号
化が繰り返し行なわれる場合、符号化時のピクチャタイ
プと異なるピクチャタイプで符号化が行われると、符号
化に使われる手法の違いから画像の劣化が生じてしま
う。また、符号化画像信号と共にピクチャタイプを伝送
する場合であっても、そのために大きな伝送帯域が必要
になっていたため、復号信号のみからピクチャタイプを
推定する手法が用いられている。
【0013】そこで、ピクチャタイプを復号信号のみを
用いて推定する従来の方法の例を図面と共に説明する。
【0014】図2に従来のピクチャタイプの推定装置の
一構成例を示す。
【0015】図2のピクチャタイプ推定装置は固定量子
化符号化器21、発生情報量算出部22、及びピクチャ
タイプ推定部23を有する。さらに、前記固定量子化符
号化器21はMC(動き補償器)24、DCT(離散コ
サイン変換器)25、量子化器26、及びVLC可変長
符号化器から構成されている。
【0016】MC24は動き補償予測の算出を、DCT
25は離散コサイン変換を、量子化器26は量子化を行
い、VLC27は可変長の符号化を行う。
【0017】また、発生情報量演算部22は、符号化信
号における一画素あたりの情報量を算出する。ピクチャ
タイプ推定部23には、事前にピクチャタイプが既知で
ある多数のサンプル画像に対して、発生情報量演算部2
2で算出された1画素あたりの情報量とピクチャタイプ
の関係がベータベースとして蓄積されている。ピクチャ
タイプ推定部23は、発生情報量演算部22で算出され
た情報量のピクチャタイプを、情報量をキーにして前記
データベースを検索して推定する。
【0018】復号化された画像信号を固定量子化符号化
器21に入力し、前記固定量子化符号化器21はMPE
G2映像符号化に基づいて再符号化を行い、符号化され
た信号は発生情報量演算部22に送られる。前記発生情
報量演算部22は符号化により発生した発生情報量を演
算し、1画素あたりの情報量を換算して出力されピクチ
ャタイプ推定部23に送られる。
【0019】前記ピクチャタイプ推定部23では、ここ
で算出された情報量に基づき前記データベースを参照し
てピクチャタイプの推定を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すようなピクチャタイプの推定方法の場合、事前にピ
クチャタイプが既知であるサンプル画像を用意しなくて
はならず、より正確な推定を行うためにはより多くのサ
ンプル画像が必要となる。また、復号化された画像に対
し再度符号化を行わなければならず、別途符号化器と同
程度の回路構成が必要となる。
【0021】本発明は、上述した問題点に鑑みなされた
ものであり、復号画像信号のみを用いてピクチャタイプ
を推定することを可能とするピクチャタイプの推定方
法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0023】請求項1に記載された発明は、複数のピク
チャタイプから構成されているテレビジョン信号の復号
画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピ
クチャタイプ推定方法であって、入力した基準フレーム
となる復号画像信号と、その基準となるフレームから1
〜K(自然数)遅延させたフレーム間で、複数に分割し
たフレームの同位置のブロックを比較し、同一であるブ
ロック数を計数し、更に基準となるフレームを順次1フ
レーム単位でずらして、その基準となるフレームについ
てM回行う計数段階と、前記計数段階における計数値を
蓄積する蓄積段階と、蓄積段階において蓄積された計数
値の比較を行う比較段階と、比較結果により入力される
計数値の推移からピクチャタイプを推定するピクチャタ
イプ推定段階とを有することを特徴とする。
【0024】これにより、ピクチャタイプが既知である
サンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化
などによってピクチャタイプを推定するための符号化器
と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみから
ピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0025】請求項2に記載された発明は、前記ピクチ
ャタイプ推定段階は、比較される二つのフレームの間隔
毎に計数値の総和を求め、その計数値の総和が所定の値
以上となる場合、そのフレーム間隔N(1≦N≦Kを満
たす自然数)を「Pピクチャ」のフレームが出現する間
隔であると推定することを特徴とする。
【0026】これにより、ピクチャタイプが既知である
サンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化
などによってピクチャタイプを推定するための符号化器
と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみから
ピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0027】請求項3に記載された発明は、前記ピクチ
ャタイプ推定段階は、「Pピクチャ」の出現した位置に
おける同一であるブロックの計数値が所定の値以下のフ
レームを「Iピクチャ」と推定することを特徴とする。
【0028】これにより、ピクチャタイプが既知である
サンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化
などによってピクチャタイプを推定するための符号化器
と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみから
ピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0029】請求項4に記載された発明は、前記ピクチ
ャタイプ推定段階は、請求項2又は3記載のフレーム以
外のフレームを「Bピクチャ」と推定することを特徴と
するこれにより、ピクチャタイプが既知であるサンプル
画像を多数用意する必要がなく、また再符号化などによ
ってピクチャタイプを推定するための符号化器と同程度
の回路構成を必要とせずに、復号信号のみからピクチャ
タイプの推定を行うことができる。
【0030】請求項5に記載された発明は、複数のピク
チャタイプから構成されているテレビジョン信号の復号
画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピ
クチャタイプ推定装置であって、入力した基準フレーム
となる復号画像信号と、その基準となるフレームから1
〜K(自然数)遅延させたフレーム間で、複数に分割し
たフレームの同位置のブロックを比較し、同一であるブ
ロック数を計数し、更に基準となるフレームを順次1フ
レーム単位でずらして、この基準となるフレームについ
てM回行う計数部と、前記計数段階における計数値を蓄
積する蓄積部と、蓄積段階において蓄積された計数値の
比較を行う比較部と、比較結果により入力される計数値
の推移からピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推
定部とを有することを特徴とする。
【0031】請求項6に記載された発明は、前記ピクチ
ャタイプ推定部は、比較される二つのフレームの間隔毎
に計数値の総和を求め、その計数値の総和が所定の値以
上となる場合、そのフレーム間隔N(1≦N≦Kを満た
す自然数)を「Pピクチャ」のフレームが出現する間隔
であると推定することを特徴とする。
【0032】請求項7に記載された発明は、前記ピクチ
ャタイプ推定部は、「Pピクチャ」の出現した位置にお
ける同一であるブロックの計数値が所定の値以下のフレ
ームを「Iピクチャ」と推定することを特徴とする。
【0033】請求項8に記載された発明は、前記ピクチ
ャタイプ推定部は、請求項6又は7記載のフレーム以外
のフレームを「Bピクチャ」と推定することを特徴とす
る。
【0034】これにより、請求項5から8に記載された
発明は、請求項1ないし4のいずれか一項記載のピクチ
ャタイプ推定方法に適したピクチャタイプ推定装置を提
供することができる。
【0035】請求項9に記載された発明は,請求項5な
いし8のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置を
用いた画像測定装置である。
【0036】請求項10に記載された発明は,請求項5
ないし8のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置
を用いた符号化器である。
【0037】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理について説明
する。
【0038】本発明は、ある基準フレームと時間的に過
去に位置する次のフレームとを比較する。比較はマクロ
ブロック毎に行う。マクロブロックにおける対応する位
置の全画素値が一致するもの、つまりスキップマクロブ
ロックとして伝送されたと推定されるブロック数をフレ
ーム内で計数してマクロブロック単位で、そのブロック
数を蓄積する。この処理を順次M(自然数)フレーム分
について行う。
【0039】同様に基準フレームと2、3、・・・K
(2以上の自然数)フレーム遅延させたフレームとの比
較を行う。本発明は、その蓄積結果の推移を見ることに
よりピクチャタイプを推定することを主眼とする。
【0040】ここで、画像信号のフレームには「Iピク
チャ」、「Pピクチャ」、及び「Bピクチャ」のピクチ
ャタイプが存在するが、「Pピクチャ」の場合、比較フ
レームが前方向予測符号化の際に参照したフレームであ
った場合、同一となるマクロブロック数は他のピクチャ
タイプのフレームと比べて多くなると推測できる。
【0041】なぜなら、同一となるマクロブロックはス
キップマクロブロックであると推測でき、過去に位置す
るフレームとの比較において、同一となるマクロブロッ
クの数が多いフレームは「Pピクチャ」のフレームに他
ならないからである。
【0042】また、イントラ符号化を行う「Iピクチ
ャ」はフレーム間で符号化が行われないため、同一とな
るマクロブロックの数はほとんどないと推測される。
【0043】また、両方向予測符号化を行う「Bピクチ
ャ」の場合は、「Pピクチャ」と「Iピクチャ」の間に
あると推測される。
【0044】そこで、まず「Pピクチャ」が何フレーム
前のフレームから生成されているかを検出する。
【0045】次に、そのフレーム間隔でのマクロブロッ
ク計数値の推移から「Pピクチャ」のフレーム間隔であ
りながら、その間隔に存在する計数値の少ないフレーム
が存在した場合、イントラ符号化の「Iピクチャ」であ
ると推測する。
【0046】また、「Pピクチャ」、「Iピクチャ」の
いずれにも属さないフレームが「Bピクチャ」のフレー
ムであると推測する。
【0047】これにより、MPEG2における全ピクチ
ャタイプが推定される。
【0048】次に、本発明の実施の形態について図面と
共に説明する。
【0049】図3は本発明のピクチャタイプ推定装置の
一実施例の構成図である。
【0050】本実施の形態におけるピクチャタイプ推定
装置31は、フレーム遅延回路部32-1〜32-K、マ
クロブロック比較部33-1〜33-K、マクロブロック
計数部34-1〜34-K、比較部36、ピクチャタイプ
推定部37から構成されている。
【0051】ピクチャタイプ推定装置31において、フ
レーム遅延回路部32-1〜32-Kには入力画像信号を
ある基準フレームから、1〜K(自然数)遅延させたフ
レームがメモリに蓄積されている。マクロブロック比較
部33-1〜33-Kでは、基準フレームと32-1〜3
2-Kに蓄積されたフレームとを16×16pixel
のマクロブロックに分割して、マクロブロックの対応す
る位置の画素を比較する。ブロック計数部34-1〜3
4-Kでは、マクロブロック比較部33-1〜33-Kに
て全画素が一致したマクロブロック数をカウントする。
前記計数値推移蓄積部35-1〜35-Kでは、複数の基
準フレームで計数した計数値をM(自然数)フレーム分
蓄積する。前記比較器36では、前記計数値蓄積部35
-1〜35-Kに対し、蓄積された計数値の総和を比較
し、「Pピクチャ」のフレーム間隔を推定すると同時に
そのフレーム間隔の計数値蓄積部のデータをピクチャタ
イプ推定部37に出力する。前記ピクチャタイプ推定部
37は、入力された計数値の推移からピクチャタイプを
推定する。
【0052】図3において、入力した画像信号はMPE
G2映像符号化によって符号化された映像信号を復号し
たベースバンド信号とする。前記画像信号はフレーム遅
延回路部32-1〜32-Kには、基準フレームとそのフ
レームから1からK(自然数)遅延させたフレームがメ
モリに蓄積されている。基準フレームは全てのマクロブ
ロック比較部33-1〜33-Kに出力され、遅延間隔の
異なるフレームは別々のマクロブロック比較部に出力す
る。前記マクロブロック比較部33-1〜33-Kでは、
基準フレームと各遅延間隔の異なったフレームとのマク
ロブロック単位での比較を行う。
【0053】ここで、本発明におけるフレーム比較方法
の一具体例を図4にて説明する。
【0054】フレーム41〜48は画像信号における時
間的なフレームの流れを示し、MB11〜MBpq
(p,q自然数)はフレーム内のマクロブロックを示し
ている。
【0055】まず、フレーム41が図3のマクロブロッ
ク比較部33-1〜33-Kに入力される。次に、1フレ
ーム遅延のフレーム42がフレーム遅延回路部32-1
からマクロブロック比較部33-1に、2フレーム遅延の
フレーム43がフレーム遅延回路部32-2からマクロ
ブロック比較部33-2に、以下K(自然数)フレーム
遅延のフレーム45がフレーム遅延回路部32-Kから
マクロブロック比較部33-Kに入力される。マクロブ
ロック比較部33-1はフレーム41とフレーム42と
を比較する。比較はマクロブロック単位で行われる。
【0056】まず、両フレームのマクロブロックMB1
1の全画素が一致するか否かを比較し、一致した場合は
マクロブロック計数部34-1に+1をセットする。同
じようにMB12〜MBpqまでの比較を行い、一致し
た場合はマクロブロック計数部34-1に+1をセット
する。つまり、マクロブロック計数部34-1はフレー
ム内の同一となるマクロブロックの数が計数される。
【0057】マクロブロック比較部34-2では、フレ
ーム41とフレーム43において同様の処理が行われ、
結果がマクロブロック計数部34-2で求められる。同
様の処理がマクロブロック比較部33-Kでも行われ
る。
【0058】ここまでの処理で、基準フレーム41と遅
延間隔1〜Kのフレームとのマクロブロック単位での比
較が行われたこととなる。
【0059】上記で求められた同一となるマクロブロッ
クの計数値は夫々計数値推移蓄積部35-1〜35-Kに
蓄積される。
【0060】次に、フレーム42を基準フレーム2とし
て前記処理と同様の処理を行う。以下基準フレームがM
フレームとなるまで同様の処理を行う。
【0061】図5に、図3における計数部推移蓄積部3
5-1〜35-Kの蓄積内容の一具体例を示す。
【0062】前記処理により計数値推移蓄積部35-1
には基準フレームから常に1フレーム遅延したフレーム
との比較結果がMフレーム分蓄積される。以下2フレー
ム遅延したフレームとの結果は計数値推移蓄積部35-
2に、Kフレーム遅延したフレームとの結果は計数値推
移蓄積部35-Kに蓄積される。
【0063】比較部は前記計数値推移蓄積部35-1〜
35-Kに別々蓄積されたMフレーム分の計数値の総和
を算出する。ここで、総和が所定の値以上となる蓄積部
の中で、フレーム間隔が最小の蓄積部35-kは、前方
向予測符号におけるスキップマクロブロックが多く含ま
れる「Pピクチャ」のフレーム間隔であると推定され
る。
【0064】前記比較器36は、前記蓄積部35-k内
の同位置同値のマクロブロック計数値をピクチャタイプ
推定部37へ出力する。前記ピクチャタイプ推定部は、
入力された同位置同値のマクロブロック計数値の推移か
ら、所定の値以上となるフレームを「Pピクチャ」のフ
レームであると推定する。
【0065】ここで、「Pピクチャ」と推定されるフレ
ーム間隔は一定であり、総和が所定の値以上となるフレ
ーム間隔のうち最小の遅延間隔35-kと一致する。
【0066】しかし、「Pピクチャ」と推定されるフレ
ーム間隔のZ(自然数)回に一度、同位置同値のマクロ
ブロックの計数値が極端に少なくなるフレームが存在す
る。これは、前記フレームがイントラ符号化を行ってい
るフレームであると推測でき、「Iピクチャ」のフレー
ムであると推定される。
【0067】また、前記の「Pピクチャ」、「Iピクチ
ャ」のいずれにも属さないフレームは「Bピクチャ」で
あると推定する。
【0068】よってMPEG2の画像信号における全て
のピクチャタイプが推定される。
【0069】図6にITE標準動画像(映像メディア学
会編「ハイビジョン・システム評価用標準動画像」平成
7年3月)の中のsprinklingで広く知られているエンコ
ーダであるISO/IECJTC1/SC29/WG1
1 TestModel5を用いて18MBで符号化
し、作成された圧縮画像情報を復号化した画像信号を入
力とした場合における本発明の実施結果の一例を示す。
【0070】図6では図3の計数値推移蓄積部35-1
〜35-Kに蓄積されたフレーム数M(M=150)に
おける、基準フレームからの各遅延フレーム間隔での同
位置同値のブロック数の推移を示している。
【0071】ここで、遅延フレーム毎でのマクロブロッ
ク個数を比較すると3フレーム前(遅延間隔K=3)の
時に、同位置同値のマクロブロック数の総和が所定の値
以上となることがわかる。よって「Pピクチャ」のフレ
ーム間隔Nは3であると推定される。
【0072】また、遅延フレーム間隔Nが3の時、フレ
ーム数毎の同位置同値のマクロブロック数を見ると、3
フレーム毎に同値ブロック数が所定の値以上となってい
ることがわかる。よって、所定の値以上となっているフ
レームは、前方向予測を行った「Pピクチャ」であると
推定される。
【0073】また、所定の値以上となっている「Pピク
チャ」のフレームに挟まれたフレームは「Bピクチャ」
であると推定される。
【0074】なお、同位置同値のマクロブロック数が所
定の値以上をとると予想されるフレームでありながら同
位置同値のマクロブロック数が極端に少ないフレームが
存在するが、これは予測を用いて符号化を行っていない
ことが推測でき、イントラ符号化である「Iピクチャ」
であることが推定される。
【0075】なお、本発明で説明したマクロブロックに
ついては、そのブロックの範囲を16×16pixel
としたが、特にこの範囲に限定されるものではない。
【0076】本発明におけるピクチャタイプの推定方法
を利用することで、画像信号における各フレームのピク
チャタイプを測定することができる画像測定装置を提供
することができる。
【0077】また、図7に本発明のピクチャタイプ推定
装置を含む符号化器の一実施例を示す。
【0078】図7における符号化器70は、ピクチャタ
イプ推定装置31、符号化部72、符号化パラメータ再
利用部73から構成されている。
【0079】符号化画像信号(ビットストリーム)は復
号化器71によりベースバンド信号に変換される。前記
ベースバンド信号は符号化器70に入力すると、ピクチ
ャタイプ推定装置31により、復号化器71に入力する
前の符号化画像信号の符号化時に使用された符号化パラ
メータを推定することができる。
【0080】推定された符号化パラメータは、符号化パ
ラメータ再利用部73に出力し、前記符号化パラメータ
を利用して再符号化を行うことにより、画像信号の符号
化時に同一のピクチャタイプで符号化を行うことがで
き、画質劣化を低減させた符号化画像信号を生成するこ
とができる。
【0081】一般に、異なるピクチャタイプで再符号化
を行った場合と比較すると、0.1dB〜0.5dBの
画質改善を行うことができる。
【0082】また、復号化器71にピクチャタイプ推定
装置31を設けた場合、符号化器70には、ピクチャタ
イプ推定装置31から得られる符号化パラメータを利用
するための符号化パラメータ再利用部73を設ける必要
があり、復号化器及び符号化器の機能の追加が必要とな
るため高コストとなる。
【0083】しかしながら、図7に示すように符号化器
70内にピクチャタイプ推定装置31を設けることで特
殊な復号化器を用いる必要がなくなり低コスト化につな
がる。
【0084】本発明では、従来手法と比べてピクチャタ
イプのサンプルを得るための再符号化を必要としないた
めシステムを簡便に実現することができ、また、大量の
サンプル画像を必要とせずにピクチャタイプの推定を行
うことができるピクチャタイプの推定方法、推定装置及
びそれを用いた画像測定装置、符号化器を提供すること
ができる。
【0085】
【発明の効果】本発明では、高能率符号化されたテレビ
ジョン信号の復号画像信号のみから、符号化時の符号化
パラメータや画質に関係する物理量などの画像の属性を
推定するものであり、画面の編集、画像伝送によって符
号化、復号化を繰り返す場合における画質劣化の改善に
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像信号におけるピクチャタイプ(フレーム)
の配列の一構成図
【図2】従来のピクチャタイプ推定装置の一構成例であ
る。
【図3】本発明のピクチャタイプ推定装置の一実施例の
構成図である。
【図4】本発明におけるフレーム比較方法の一具体例で
ある。
【図5】計数部推移蓄積部35-1〜35-Kの蓄積内容
の一具体例である。
【図6】本発明の実施結果の一例の図である。
【図7】本発明のピクチャタイプ推定装置を含む符号化
器の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
11 Iピクチャのフレーム 12 Pピクチャのフレーム 13 Bピクチャのフレーム 21 固定量子化符号化器 22 発生情報量演算部 23 ピクチャタイプ推定部 24 MC(動き補償器) 25 DCT(離散コサイン変換) 26 量子化器 27 VLC(可変長符号化器) 31 ピクチャタイプ推定装置 32-1〜32-K フレーム遅延回路部 33-1〜33-K マクロブロック比較部 34-1〜34-K マクロブロック計数部 35-1〜35-K 計数値推移蓄積部 36 比較部 37 ピクチャタイプ推定部 41〜48 画像信号のフレーム 70 符号化器 71 復号化器 72 符号化部 73 符号化パラメータ再利用部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 智彦 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 神田 菊文 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 中須 英輔 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C059 KK01 MA00 MA04 MA05 MA14 MA23 MC11 MC38 ME01 PP05 PP06 PP07 SS11 UA02 UA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピクチャタイプから構成されてい
    るテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピ
    クチャタイプを推定するピクチャタイプ推定方法であっ
    て、 入力した基準フレームとなる復号画像信号と、その基準
    となるフレームから1〜K(自然数)遅延させたフレー
    ム間で、複数に分割したフレームの同位置のブロックを
    比較し、同一であるブロック数を計数し、更に基準とな
    るフレームを順次1フレーム単位でずらして、その基準
    となるフレームについてM回行う計数段階と、 前記計数段階における計数値を蓄積する蓄積段階と、 蓄積段階において蓄積された計数値の比較を行う比較段
    階と、 比較結果により入力される計数値の推移からピクチャタ
    イプを推定するピクチャタイプ推定段階とを有すること
    を特徴とするピクチャタイプ推定方法。
  2. 【請求項2】 前記ピクチャタイプ推定段階は、比較さ
    れる二つのフレームの間隔毎に計数値の総和を求め、そ
    の計数値の総和が所定の値以上となる場合、そのフレー
    ム間隔N(1≦N≦Kを満たす自然数)を「Pピクチ
    ャ」のフレームが出現する間隔であると推定することを
    特徴とする請求項1記載のピクチャタイプ推定方法。
  3. 【請求項3】 前記ピクチャタイプ推定段階は、「Pピ
    クチャ」の出現した位置における同一であるブロックの
    計数値が所定の値以下のフレームを「Iピクチャ」と推
    定することを特徴とする請求項1又は2記載のピクチャ
    タイプ推定方法。
  4. 【請求項4】 前記ピクチャタイプ推定段階は、請求項
    2又は3記載のフレーム以外のフレームを「Bピクチ
    ャ」と推定することを特徴とする請求項1ないし3記載
    のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定方法。
  5. 【請求項5】 複数のピクチャタイプから構成されてい
    るテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピ
    クチャタイプを推定するピクチャタイプ推定装置であっ
    て、 入力した基準フレームとなる復号画像信号と、その基準
    となるフレームから1〜K(自然数)遅延させたフレー
    ム間で、複数に分割したフレームの同位置のブロックを
    比較し、同一であるブロック数を計数し、更に基準とな
    るフレームを順次1フレーム単位でずらして、この基準
    となるフレームについてM回行う計数部と、 前記計数段階における計数値を蓄積する蓄積部と、 蓄積段階において蓄積された計数値の比較を行う比較部
    と、 比較結果により入力される計数値の推移からピクチャタ
    イプを推定するピクチャタイプ推定部とを有することを
    特徴とするピクチャタイプ推定装置。
  6. 【請求項6】 前記ピクチャタイプ推定部は、比較され
    る二つのフレームの間隔毎に計数値の総和を求め、その
    計数値の総和が所定の値以上となる場合、そのフレーム
    間隔N(1≦N≦Kを満たす自然数)を「Pピクチャ」
    のフレームが出現する間隔であると推定することを特徴
    とする請求項5記載のピクチャタイプ推定装置。
  7. 【請求項7】 前記ピクチャタイプ推定部は、「Pピク
    チャ」の出現した位置における同一であるブロックの計
    数値が所定の値以下のフレームを「Iピクチャ」と推定
    することを特徴とする請求項5又は6記載のピクチャタ
    イプ推定装置。
  8. 【請求項8】 前記ピクチャタイプ推定部は、請求項6
    又は7記載のフレーム以外のフレームを「Bピクチャ」
    と推定することを特徴とする請求項5ないし7記載のい
    ずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし8のいずれか一項記載の
    ピクチャタイプ推定装置を用いた画像測定装置。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし8のいずれか一項記載
    のピクチャタイプ推定装置を用いた符号化器。
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