JP4217011B2 - ピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器 - Google Patents

ピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
複数のピクチャタイプから構成されている高能率符号化されたテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報量の多い動画像を効率よく伝送するため、できるだけ符号化効率を高くした動画像圧縮が望まれており、動画像圧縮のために、フレーム間予測符号化が基本技術として使用される。このフレーム間予測符号化では、入力画像信号と予測画像信号との差分信号が伝送される。復元側では、送られてきた差分信号と既に復元されている予測画像信号とを加えることによって現画像を復元する。
【0003】
なお、前記フレーム間予測符号化を実現するため、ISO/IEC 13818(MPEG2)に示されるように、イントラ符号化画像である「Iピクチャ」、前方向予測符号化画像である「Pピクチャ」、両方向予測符号化画像である「Bピクチャ」の各ピクチャタイプを持ったフレームが存在している。
【0004】
ここで、図1を用いて画像信号におけるピクチャタイプの配列例と性質について説明する。
【0005】
図1は、画像信号におけるピクチャタイプ(フレーム)の配列の一構成図である。
【0006】
「Iピクチャ」11は、他のフレームを必要とせずに画面内(イントラ)で符号化を行う。シーンの切り替わり点や予測効率が悪い画像について、イントラ符号化は符号化効率がよい。
【0007】
なお、符号化する際にはフレームを分割し、その分割されたブロック単位で処理が行われる。
【0008】
「Pピクチャ」12は時間的に過去に位置する符号化済みのフレームのうち「Iピクチャ」11又は「Pピクチャ」12のいずれか1枚だけを用いて予測符号化を行う。
【0009】
ここで、物体が画面内で動いているような画像において、「Pピクチャ」12が「Iピクチャ」11よりも高い符号化効率を実現するために、予測のための参照フレーム中のブロックと同位置に存在するブロックの画素値が同一であった場合、その部分のブロックの伝送は行わないようする。この方法により伝送されるブロックをスキップブロックと呼ぶ。
【0010】
スキップブロックは、復号時に参照した基準フレームの同位置のブロックを用いて復号される。
【0011】
「Bピクチャ」13は時間的に前後に位置する「Iピクチャ」11、又は「Pピクチャ」12の2枚のフレームを用いて時間的に過去に位置する画像フレーム(前方向)、時間的に未来に位置する画像信号(後方向)、又はその両方の画像信号(両方向)から予測符号化を行う。なお、どのような方向から予測符号化を行うかは、ブロック単位に決定される。
【0012】
画像の編集や画像伝送などで符号化、復号化が繰り返し行なわれる場合、符号化時のピクチャタイプと異なるピクチャタイプで符号化が行われると、符号化に使われる手法の違いから画像の劣化が生じてしまう。また、符号化画像信号と共にピクチャタイプを伝送する場合であっても、そのために大きな伝送帯域が必要になっていたため、復号信号のみからピクチャタイプを推定する手法が用いられている。
【0013】
そこで、ピクチャタイプを復号信号のみを用いて推定する従来の方法の例を図面と共に説明する。
【0014】
図2に従来のピクチャタイプの推定装置の一構成例を示す。
【0015】
図2のピクチャタイプ推定装置は固定量子化符号化器21、発生情報量算出部22、及びピクチャタイプ推定部23を有する。さらに、前記固定量子化符号化器21はMC(動き補償器)24、DCT(離散コサイン変換器)25、量子化器26、及びVLC可変長符号化器から構成されている。
【0016】
MC24は動き補償予測の算出を、DCT25は離散コサイン変換を、量子化器26は量子化を行い、VLC27は可変長の符号化を行う。
【0017】
また、発生情報量演算部22は、符号化信号における一画素あたりの情報量を算出する。ピクチャタイプ推定部23には、事前にピクチャタイプが既知である多数のサンプル画像に対して、発生情報量演算部22で算出された1画素あたりの情報量とピクチャタイプの関係がベータベースとして蓄積されている。ピクチャタイプ推定部23は、発生情報量演算部22で算出された情報量のピクチャタイプを、情報量をキーにして前記データベースを検索して推定する。
【0018】
復号化された画像信号を固定量子化符号化器21に入力し、前記固定量子化符号化器21はMPEG2映像符号化に基づいて再符号化を行い、符号化された信号は発生情報量演算部22に送られる。前記発生情報量演算部22は符号化により発生した発生情報量を演算し、1画素あたりの情報量を換算して出力されピクチャタイプ推定部23に送られる。
【0019】
前記ピクチャタイプ推定部23では、ここで算出された情報量に基づき前記データベースを参照してピクチャタイプの推定を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示すようなピクチャタイプの推定方法の場合、事前にピクチャタイプが既知であるサンプル画像を用意しなくてはならず、より正確な推定を行うためにはより多くのサンプル画像が必要となる。また、復号化された画像に対し再度符号化を行わなければならず、別途符号化器と同程度の回路構成が必要となる。
【0021】
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、復号画像信号のみを用いてピクチャタイプを推定することを可能とするピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0023】
請求項1に記載された発明は、複数のピクチャタイプから構成されているテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定方法であって、入力した復号画像信号中の基準フレームと、前記基準フレームから1〜K(自然数)遅延させたフレーム間で、夫々のフレームを複数のブロックに分割し、分割した各ブロックにおいて、対応するブロック位置の全画素値が一致する同一ブロック数を計数し、更に前記基準フレームを順次1フレーム単位でずらしながら前記1〜K(自然数)遅延させた各フレーム間とで、前記同一ブロック数の計数を(自然数)回行う計数段階と、前記計数段階により得られる計数値を前記基準フレームからのフレーム間隔毎に夫々蓄積する蓄積段階と、前記蓄積段階により蓄積された前記フレーム間隔毎のM回分の計数値の総和を算出し、算出された総和と所定の総和値とを比較して、前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔のM回分の計数値を出力する比較段階と、前記比較段階により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値の推移から、前記計数値と所定の計数値との大小比較によりピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定段階とを有することを特徴とする。
【0024】
これにより、ピクチャタイプが既知であるサンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化などによってピクチャタイプを推定するための符号化器と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみからピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0025】
請求項2に記載された発明は、前記比較段階は、前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔N(1≦N≦Kを満たす自然数)を「Pピクチャ」のフレームが出現する間隔であるとすることを特徴とする。
【0026】
これにより、ピクチャタイプが既知であるサンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化などによってピクチャタイプを推定するための符号化器と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみからピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0027】
請求項3に記載された発明は、前記ピクチャタイプ推定段階は、前記比較段階により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値に対して、所定の計数値以上となるフレームを「Pピクチャ」と推定し、所定の計数値以下のフレームを「Iピクチャ」と推定することを特徴とする。
【0028】
これにより、ピクチャタイプが既知であるサンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化などによってピクチャタイプを推定するための符号化器と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみからピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0029】
請求項4に記載された発明は、前記ピクチャタイプ推定段階は、前記復号画像信号中の各フレームにおいて、前記「Pピクチャ」及び前記「Iピクチャ」と推定されたフレーム以外のフレームを「Bピクチャ」と推定することを特徴とする。
これにより、ピクチャタイプが既知であるサンプル画像を多数用意する必要がなく、また再符号化などによってピクチャタイプを推定するための符号化器と同程度の回路構成を必要とせずに、復号信号のみからピクチャタイプの推定を行うことができる。
【0030】
請求項5に記載された発明は、複数のピクチャタイプから構成されているテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定装置であって、入力した復号画像信号中の基準フレームと、前記基準フレームから1〜K(自然数)遅延させたフレーム間で、夫々のフレームを複数のブロックに分割し、分割した各ブロックにおいて、対応するブロック位置の全画素値が一致する同一ブロック数を計数し、更に前記基準フレームを順次1フレーム単位でずらしながら前記1〜K(自然数)遅延させた各フレーム間とで、前記同一ブロック数の計数を(自然数)回行う計数部と、前記計数より得られる計数値を前記基準フレームからのフレーム間隔毎に夫々蓄積する蓄積部と、前記蓄積より蓄積された前記フレーム間隔毎のM回分の計数値の総和を算出し、算出された総和と所定の総和値とを比較して、前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔のM回分の計数値を出力する比較部と、前記比較部により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値の推移から、前記計数値と所定の計数値との大小比較によりピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定部とを有することを特徴とする。
【0031】
請求項6に記載された発明は、前記比較部は、前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔N(1≦N≦Kを満たす自然数)を「Pピクチャ」のフレームが出現する間隔であるとすることを特徴とする。
【0032】
請求項7に記載された発明は、前記ピクチャタイプ推定部は、前記比較部により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値に対して、所定の計数値以上となるフレームを「Pピクチャ」と推定し、所定の計数値以下のフレームを「Iピクチャ」と推定することを特徴とする。
【0033】
請求項8に記載された発明は、前記ピクチャタイプ推定部は、前記復号画像信号中の各フレームにおいて、前記「Pピクチャ」及び前記「Iピクチャ」と推定されたフレーム以外のフレームを「Bピクチャ」と推定することを特徴とする。
【0034】
これにより、請求項5から8に記載された発明は、請求項1ないし4のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定方法に適したピクチャタイプ推定装置を提供することができる。
【0035】
請求項9に記載された発明は,請求項5ないし8のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置を用いた画像測定装置である。
【0036】
請求項10に記載された発明は,請求項5ないし8のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置を用いた符号化器である。
【0037】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の原理について説明する。
【0038】
本発明は、ある基準フレームと時間的に過去に位置する次のフレームとを比較する。比較はマクロブロック毎に行う。マクロブロックにおける対応する位置の全画素値が一致するもの、つまりスキップマクロブロックとして伝送されたと推定されるブロック数をフレーム内で計数してマクロブロック単位で、そのブロック数を蓄積する。この処理を順次M(自然数)フレーム分について行う。
【0039】
同様に基準フレームと2、3、・・・K(2以上の自然数)フレーム遅延させたフレームとの比較を行う。本発明は、その蓄積結果の推移を見ることによりピクチャタイプを推定することを主眼とする。
【0040】
ここで、画像信号のフレームには「Iピクチャ」、「Pピクチャ」、及び「Bピクチャ」のピクチャタイプが存在するが、「Pピクチャ」の場合、比較フレームが前方向予測符号化の際に参照したフレームであった場合、同一となるマクロブロック数は他のピクチャタイプのフレームと比べて多くなると推測できる。
【0041】
なぜなら、同一となるマクロブロックはスキップマクロブロックであると推測でき、過去に位置するフレームとの比較において、同一となるマクロブロックの数が多いフレームは「Pピクチャ」のフレームに他ならないからである。
【0042】
また、イントラ符号化を行う「Iピクチャ」はフレーム間で符号化が行われないため、同一となるマクロブロックの数はほとんどないと推測される。
【0043】
また、両方向予測符号化を行う「Bピクチャ」の場合は、「Pピクチャ」と「Iピクチャ」の間にあると推測される。
【0044】
そこで、まず「Pピクチャ」が何フレーム前のフレームから生成されているかを検出する。
【0045】
次に、そのフレーム間隔でのマクロブロック計数値の推移から「Pピクチャ」のフレーム間隔でありながら、その間隔に存在する計数値の少ないフレームが存在した場合、イントラ符号化の「Iピクチャ」であると推測する。
【0046】
また、「Pピクチャ」、「Iピクチャ」のいずれにも属さないフレームが「Bピクチャ」のフレームであると推測する。
【0047】
これにより、MPEG2における全ピクチャタイプが推定される。
【0048】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【0049】
図3は本発明のピクチャタイプ推定装置の一実施例の構成図である。
【0050】
本実施の形態におけるピクチャタイプ推定装置31は、フレーム遅延回路部32-1〜32-K、マクロブロック比較部33-1〜33-K、マクロブロック計数部34-1〜34-K、比較部36、ピクチャタイプ推定部37から構成されている。
【0051】
ピクチャタイプ推定装置31において、フレーム遅延回路部32-1〜32-Kには入力画像信号をある基準フレームから、1〜K(自然数)遅延させたフレームがメモリに蓄積されている。マクロブロック比較部33-1〜33-Kでは、基準フレームと32-1〜32-Kに蓄積されたフレームとを16×16pixelのマクロブロックに分割して、マクロブロックの対応する位置の画素を比較する。ブロック計数部34-1〜34-Kでは、マクロブロック比較部33-1〜33-Kにて全画素が一致したマクロブロック数をカウントする。前記計数値推移蓄積部35-1〜35-Kでは、複数の基準フレームで計数した計数値をM(自然数)フレーム分蓄積する。前記比較器36では、前記計数値蓄積部35-1〜35-Kに対し、蓄積された計数値の総和を比較し、「Pピクチャ」のフレーム間隔を推定すると同時にそのフレーム間隔の計数値蓄積部のデータをピクチャタイプ推定部37に出力する。前記ピクチャタイプ推定部37は、入力された計数値の推移からピクチャタイプを推定する。
【0052】
図3において、入力した画像信号はMPEG2映像符号化によって符号化された映像信号を復号したベースバンド信号とする。前記画像信号はフレーム遅延回路部32-1〜32-Kには、基準フレームとそのフレームから1からK(自然数)遅延させたフレームがメモリに蓄積されている。基準フレームは全てのマクロブロック比較部33-1〜33-Kに出力され、遅延間隔の異なるフレームは別々のマクロブロック比較部に出力する。前記マクロブロック比較部33-1〜33-Kでは、基準フレームと各遅延間隔の異なったフレームとのマクロブロック単位での比較を行う。
【0053】
ここで、本発明におけるフレーム比較方法の一具体例を図4にて説明する。
【0054】
フレーム41〜48は画像信号における時間的なフレームの流れを示し、MB11〜MBpq(p,q自然数)はフレーム内のマクロブロックを示している。
【0055】
まず、フレーム41が図3のマクロブロック比較部33-1〜33-Kに入力される。次に、1フレーム遅延のフレーム42がフレーム遅延回路部32-1からマクロブロック比較部33-1に、2フレーム遅延のフレーム43がフレーム遅延回路部32-2からマクロブロック比較部33-2に、以下K(自然数)フレーム遅延のフレーム45がフレーム遅延回路部32-Kからマクロブロック比較部33-Kに入力される。マクロブロック比較部33-1はフレーム41とフレーム42とを比較する。比較はマクロブロック単位で行われる。
【0056】
まず、両フレームのマクロブロックMB11の全画素が一致するか否かを比較し、一致した場合はマクロブロック計数部34-1に+1をセットする。同じようにMB12〜MBpqまでの比較を行い、一致した場合はマクロブロック計数部34-1に+1をセットする。つまり、マクロブロック計数部34-1はフレーム内の同一となるマクロブロックの数が計数される。
【0057】
マクロブロック比較部34-2では、フレーム41とフレーム43において同様の処理が行われ、結果がマクロブロック計数部34-2で求められる。同様の処理がマクロブロック比較部33-Kでも行われる。
【0058】
ここまでの処理で、基準フレーム41と遅延間隔1〜Kのフレームとのマクロブロック単位での比較が行われたこととなる。
【0059】
上記で求められた同一となるマクロブロックの計数値は夫々計数値推移蓄積部35-1〜35-Kに蓄積される。
【0060】
次に、フレーム42を基準フレーム2として前記処理と同様の処理を行う。以下基準フレームがMフレームとなるまで同様の処理を行う。
【0061】
図5に、図3における計数部推移蓄積部35-1〜35-Kの蓄積内容の一具体例を示す。
【0062】
前記処理により計数値推移蓄積部35-1には基準フレームから常に1フレーム遅延したフレームとの比較結果がMフレーム分蓄積される。以下2フレーム遅延したフレームとの結果は計数値推移蓄積部35-2に、Kフレーム遅延したフレームとの結果は計数値推移蓄積部35-Kに蓄積される。
【0063】
比較部は前記計数値推移蓄積部35-1〜35-Kに別々蓄積されたMフレーム分の計数値の総和を算出する。ここで、総和が所定の値以上となる蓄積部の中で、フレーム間隔が最小の蓄積部35-kは、前方向予測符号におけるスキップマクロブロックが多く含まれる「Pピクチャ」のフレーム間隔であると推定される。
【0064】
前記比較器36は、前記蓄積部35-k内の同位置同値のマクロブロック計数値をピクチャタイプ推定部37へ出力する。前記ピクチャタイプ推定部は、入力された同位置同値のマクロブロック計数値の推移から、所定の値以上となるフレームを「Pピクチャ」のフレームであると推定する。
【0065】
ここで、「Pピクチャ」と推定されるフレーム間隔は一定であり、総和が所定の値以上となるフレーム間隔のうち最小の遅延間隔35-kと一致する。
【0066】
しかし、「Pピクチャ」と推定されるフレーム間隔のZ(自然数)回に一度、同位置同値のマクロブロックの計数値が極端に少なくなるフレームが存在する。これは、前記フレームがイントラ符号化を行っているフレームであると推測でき、「Iピクチャ」のフレームであると推定される。
【0067】
また、前記の「Pピクチャ」、「Iピクチャ」のいずれにも属さないフレームは「Bピクチャ」であると推定する。
【0068】
よってMPEG2の画像信号における全てのピクチャタイプが推定される。
【0069】
図6にITE標準動画像(映像メディア学会編「ハイビジョン・システム評価用標準動画像」平成7年3月)の中のsprinklingで広く知られているエンコーダであるISO/IECJTC1/SC29/WG11 TestModel5を用いて18MBで符号化し、作成された圧縮画像情報を復号化した画像信号を入力とした場合における本発明の実施結果の一例を示す。
【0070】
図6では図3の計数値推移蓄積部35-1〜35-Kに蓄積されたフレーム数M(M=150)における、基準フレームからの各遅延フレーム間隔での同位置同値のブロック数の推移を示している。
【0071】
ここで、遅延フレーム毎でのマクロブロック個数を比較すると3フレーム前(遅延間隔K=3)の時に、同位置同値のマクロブロック数の総和が所定の値以上となることがわかる。よって「Pピクチャ」のフレーム間隔Nは3であると推定される。
【0072】
また、遅延フレーム間隔Nが3の時、フレーム数毎の同位置同値のマクロブロック数を見ると、3フレーム毎に同値ブロック数が所定の値以上となっていることがわかる。よって、所定の値以上となっているフレームは、前方向予測を行った「Pピクチャ」であると推定される。
【0073】
また、所定の値以上となっている「Pピクチャ」のフレームに挟まれたフレームは「Bピクチャ」であると推定される。
【0074】
なお、同位置同値のマクロブロック数が所定の値以上をとると予想されるフレームでありながら同位置同値のマクロブロック数が極端に少ないフレームが存在するが、これは予測を用いて符号化を行っていないことが推測でき、イントラ符号化である「Iピクチャ」であることが推定される。
【0075】
なお、本発明で説明したマクロブロックについては、そのブロックの範囲を16×16pixelとしたが、特にこの範囲に限定されるものではない。
【0076】
本発明におけるピクチャタイプの推定方法を利用することで、画像信号における各フレームのピクチャタイプを測定することができる画像測定装置を提供することができる。
【0077】
また、図7に本発明のピクチャタイプ推定装置を含む符号化器の一実施例を示す。
【0078】
図7における符号化器70は、ピクチャタイプ推定装置31、符号化部72、符号化パラメータ再利用部73から構成されている。
【0079】
符号化画像信号(ビットストリーム)は復号化器71によりベースバンド信号に変換される。前記ベースバンド信号は符号化器70に入力すると、ピクチャタイプ推定装置31により、復号化器71に入力する前の符号化画像信号の符号化時に使用された符号化パラメータを推定することができる。
【0080】
推定された符号化パラメータは、符号化パラメータ再利用部73に出力し、前記符号化パラメータを利用して再符号化を行うことにより、画像信号の符号化時に同一のピクチャタイプで符号化を行うことができ、画質劣化を低減させた符号化画像信号を生成することができる。
【0081】
一般に、異なるピクチャタイプで再符号化を行った場合と比較すると、0.1dB〜0.5dBの画質改善を行うことができる。
【0082】
また、復号化器71にピクチャタイプ推定装置31を設けた場合、符号化器70には、ピクチャタイプ推定装置31から得られる符号化パラメータを利用するための符号化パラメータ再利用部73を設ける必要があり、復号化器及び符号化器の機能の追加が必要となるため高コストとなる。
【0083】
しかしながら、図7に示すように符号化器70内にピクチャタイプ推定装置31を設けることで特殊な復号化器を用いる必要がなくなり低コスト化につながる。
【0084】
本発明では、従来手法と比べてピクチャタイプのサンプルを得るための再符号化を必要としないためシステムを簡便に実現することができ、また、大量のサンプル画像を必要とせずにピクチャタイプの推定を行うことができるピクチャタイプの推定方法、推定装置及びそれを用いた画像測定装置、符号化器を提供することができる。
【0085】
【発明の効果】
本発明では、高能率符号化されたテレビジョン信号の復号画像信号のみから、符号化時の符号化パラメータや画質に関係する物理量などの画像の属性を推定するものであり、画面の編集、画像伝送によって符号化、復号化を繰り返す場合における画質劣化の改善に効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像信号におけるピクチャタイプ(フレーム)の配列の一構成図
【図2】従来のピクチャタイプ推定装置の一構成例である。
【図3】本発明のピクチャタイプ推定装置の一実施例の構成図である。
【図4】本発明におけるフレーム比較方法の一具体例である。
【図5】計数部推移蓄積部35-1〜35-Kの蓄積内容の一具体例である。
【図6】本発明の実施結果の一例の図である。
【図7】本発明のピクチャタイプ推定装置を含む符号化器の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
11 Iピクチャのフレーム
12 Pピクチャのフレーム
13 Bピクチャのフレーム
21 固定量子化符号化器
22 発生情報量演算部
23 ピクチャタイプ推定部
24 MC(動き補償器)
25 DCT(離散コサイン変換)
26 量子化器
27 VLC(可変長符号化器)
31 ピクチャタイプ推定装置
32-1〜32-K フレーム遅延回路部
33-1〜33-K マクロブロック比較部
34-1〜34-K マクロブロック計数部
35-1〜35-K 計数値推移蓄積部
36 比較部
37 ピクチャタイプ推定部
41〜48 画像信号のフレーム
70 符号化器
71 復号化器
72 符号化部
73 符号化パラメータ再利用部

Claims (10)

  1. 複数のピクチャタイプから構成されているテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定方法であって、
    入力した復号画像信号中の基準フレームと、前記基準フレームから1〜K(自然数)遅延させたフレーム間で、夫々のフレームを複数のブロックに分割し、分割した各ブロックにおいて、対応するブロック位置の全画素値が一致する同一ブロック数を計数し、更に前記基準フレームを順次1フレーム単位でずらしながら前記1〜K(自然数)遅延させた各フレーム間とで、前記同一ブロック数の計数を(自然数)回行う計数段階と、
    前記計数段階により得られる計数値を前記基準フレームからのフレーム間隔毎に夫々蓄積する蓄積段階と、
    前記蓄積段階により蓄積された前記フレーム間隔毎のM回分の計数値の総和を算出し、算出された総和と所定の総和値とを比較して、前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔のM回分の計数値を出力する比較段階と、
    前記比較段階により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値の推移から、前記計数値と所定の計数値との大小比較によりピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定段階とを有することを特徴とするピクチャタイプ推定方法。
  2. 前記比較段階は、
    前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔N(1≦N≦Kを満たす自然数)を「Pピクチャ」のフレームが出現する間隔であるとすることを特徴とする請求項1記載のピクチャタイプ推定方法。
  3. 前記ピクチャタイプ推定段階は、
    前記比較段階により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値に対して、所定の計数値以上となるフレームを「Pピクチャ」と推定し、所定の計数値以下のフレームを「Iピクチャ」と推定することを特徴とする請求項1又は2記載のピクチャタイプ推定方法。
  4. 前記ピクチャタイプ推定段階は、
    前記復号画像信号中の各フレームにおいて、前記「Pピクチャ」及び前記「Iピクチャ」と推定されたフレーム以外のフレームを「Bピクチャ」と推定することを特徴とする請求項3記載のピクチャタイプ推定方法。
  5. 複数のピクチャタイプから構成されているテレビジョン信号の復号画像信号のみから、画像のピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定装置であって、
    入力した復号画像信号中の基準フレームと、前記基準フレームから1〜K(自然数)遅延させたフレーム間で、夫々のフレームを複数のブロックに分割し、分割した各ブロックにおいて、対応するブロック位置の全画素値が一致する同一ブロック数を計数し、更に前記基準フレームを順次1フレーム単位でずらしながら前記1〜K(自然数)遅延させた各フレーム間とで、前記同一ブロック数の計数を(自然数)回行う計数部と、
    前記計数より得られる計数値を前記基準フレームからのフレーム間隔毎に夫々蓄積する蓄積部と、
    前記蓄積より蓄積された前記フレーム間隔毎のM回分の計数値の総和を算出し、算出された総和と所定の総和値とを比較して、前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔のM回分の計数値を出力する比較部と、
    前記比較部により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値の推移から、前記計数値と所定の計数値との大小比較によりピクチャタイプを推定するピクチャタイプ推定部とを有することを特徴とするピクチャタイプ推定装置。
  6. 前記比較部は、
    前記総和が前記所定の総和値以上であり、更に前記フレーム間隔が最小となるフレーム間隔N(1≦N≦Kを満たす自然数)を「Pピクチャ」のフレームが出現する間隔であるとすることを特徴とする請求項5記載のピクチャタイプ推定装置。
  7. 前記ピクチャタイプ推定部は、
    前記比較部により比較結果として入力される前記フレーム間隔のM回分の計数値に対して、所定の計数値以上となるフレームを「Pピクチャ」と推定し、所定の計数値以下のフレームを「Iピクチャ」と推定することを特徴とする請求項5又は6記載のピクチャタイプ推定装置。
  8. 前記ピクチャタイプ推定部は、
    前記復号画像信号中の各フレームにおいて、前記「Pピクチャ」及び前記「Iピクチャ」と推定されたフレーム以外のフレームを「Bピクチャ」と推定することを特徴とする請求項7記載のピクチャタイプ推定装置。
  9. 請求項5ないし8のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置を用いた画像測定装置。
  10. 請求項5ないし8のいずれか一項記載のピクチャタイプ推定装置を用いた符号化器。
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