JP2003110082A - リードフレーム、半導体装置および半導体チップの載置位置確認方法 - Google Patents

リードフレーム、半導体装置および半導体チップの載置位置確認方法

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JP2003110082A
JP2003110082A JP2001299162A JP2001299162A JP2003110082A JP 2003110082 A JP2003110082 A JP 2003110082A JP 2001299162 A JP2001299162 A JP 2001299162A JP 2001299162 A JP2001299162 A JP 2001299162A JP 2003110082 A JP2003110082 A JP 2003110082A
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lead frame
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Tetsuya Kamibayashi
哲也 上林
Shunichi Abe
俊一 阿部
Tadao Izumi
直生 和泉
Akira Yamazaki
暁 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレームに半導体チップを載置すると
きの位置合わせ、および検査工程における載置位置の確
認を容易にする。 【解決手段】 リードフレーム2のダイパッド5上に所
定の形状および面積を有する有形パターンを設けて、半
導体チップ3の位置確認用の目印1とする。半導体チッ
プ3がX方向に載置許容範囲6を越えて配置された場合
には、半導体チップ3が目印1に覆い被さることによっ
て目印1の観察可能な部分(斜線部)の形状が変化する
ので、これによりX方向の位置ずれを認識する。Y方向
の位置ずれは、電極4が辺8の延長線の間に位置してい
るか否かを観察することにより判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードフレームに
関する。詳しくは、リードフレーム上に半導体チップを
載置した際に、その位置を確認するための目印に関す
る。
【0002】
【従来の技術】リードフレームは、半導体パッケージ材
料の1つである。リードフレームは、半導体チップが搭
載されるダイパッドと、半導体チップをパッケージ外部
の回路と電気的に接続するための複数のリードのパター
ンにより構成されている。半導体パッケージは、リード
フレームのダイパッドに半導体チップを載せ、樹脂やは
んだなど接着剤で固定した後、ボンディングワイヤーで
リードと半導体チップの電極を接続し、各リードを加工
した後に樹脂封止材を注入することによって完成する。
【0003】ボンディングを容易にするためには、半導
体チップはダイパッド上の規定の位置にできるだけ正確
に載置されることが望ましい。このため、作業者は、ダ
イパッドの端から半導体チップまでの距離を顕微鏡で確
認しながら、半導体チップの位置合わせを行う。この作
業を容易にするために、半導体チップの四隅の配置位置
付近に点状の目印を設ける方法が提案されている。ま
た、特開平6−291241号の発明者らは、ダイパッ
ド上にメッシュ状の線の目印を設ける方法を提案してい
る。
【0004】半導体チップの載置位置の確認は、半導体
チップをダイパッドに載置するときのみならず、半導体
チップをダイパッドに固定した後の検査工程においても
行われる。検査工程における載置位置の確認では、位置
精度が所定の規格を満たしているか否かを判定する必要
がある。図9は、この判定の方法を説明するための図で
あり、リードフレーム2のダイパッド5上に半導体チッ
プ3が載置された状態を上から見た図を示している。こ
の図に示すように、従来は半導体チップを載置した後
に、ダイパッド5の端から半導体チップ3の端までの距
離L1および距離L2を顕微鏡を使って測定し、その測
定値に基づいて半導体チップの載置位置の精度が所定の
規格を満たしているか否かを判定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
測定は検査担当者の負担が大きいため、量産工程には不
向きであった。また、ダイパッドの形状が異なれば測定
方法も異なるため、検査担当者は、ダイパッドごとに測
定方法を習得しなければならなかった。
【0006】また、ダイパッドの端を基準とする測定
は、半導体チップがダイパッドよりも小さいことを前提
としている。このため、半導体チップを、その半導体チ
ップより幅の狭いダイパッドに搭載する場合には、適切
な検査および評価を行うことができないという問題があ
った。
【0007】そこで、本発明は、半導体チップの載置位
置の精度が規格を満たしているか否かを、測定を行うこ
となく簡単に確認できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体チップ
を載置するダイパッドを備えたリードフレームであっ
て、その半導体チップの載置位置確認用の目印として、
ダイパッドに所定の形状および面積を有する有形パター
ンを設けたリードフレームを提供することにより、上記
目的を達成する。目印を、点や線ではなく所定の形状お
よび面積を有する有形パターンとすれば、半導体チップ
の位置が規定の位置からずれてその目印に覆い被さった
場合に、その有形パターンの観察可能部分の形状が変化
するので、半導体チップの位置ずれを形状の変化として
容易に認識することができる。
【0009】有形パターンは凹形状部分や薄膜パターン
としてもよいが、好ましくは貫通孔として形成するのが
よい。これにより、樹脂注入工程におけるウェルドボイ
ドを抑制するという付随効果を期待することができる。
【0010】リードフレーム上には、所定の規格に基づ
いて決定された半導体チップの載置許容範囲が定義され
ており、例えば円形の有形パターンは、その載置許容範
囲の外側に、その載置許容範囲の境界線と接するように
配置されることが好ましい。あるいは、例えば矩形の組
み合わせからなる有形パターンの場合には、載置許容範
囲の外側または該載置許容範囲の境界線上に、該有形パ
ターンを構成する辺のうち少なくとも一辺が前記境界線
と一致するように配置されることが好ましい。さらに
は、有形パターンは、所定の規格により許容される半導
体チップの位置ずれの大きさと等しい大きさの部分形状
を備えることが好ましい。
【0011】有形パターンは、半導体チップの回転方向
のずれを検出しやすいように、載置許容範囲の境界線の
方向に複数並べて配置してもよい。また、有形パターン
は、サイズの異なる半導体チップの位置確認を、同じ目
印を用いて行うことができるように、載置許容範囲の境
界線と直角方向に複数並べて配置してもよい。
【0012】また、有形パターンは、第1の矩形部と第
2の矩形部を、各矩形部の長辺が互いに直角になるよう
に組み合わせた部分形状を有するようなパターンとする
ことが好ましい。さらには、この第1の矩形部および第
2の矩形部に、第1の矩形部と長辺の方向が等しく第2
の矩形部の長辺と直角な長辺を有する第3の矩形部をさ
らに組み合わせた部分形状を有するパターンとすること
が好ましい。具体的には、2つ以上の向きが異なる矩形
を互いに直角になるように組み合わせた、例えばL字
型、コの字型、H型、E型などの形状が考えられる。
【0013】さらに、そのようなパターンの一例とし
て、第1の矩形部と、第1の矩形部の第1の長辺からそ
の長辺と直角な方向に突出するように形成された複数の
第2の矩形部の列と、第1の矩形部の第2の長辺から該
その辺と直角な方向に突出するように形成された複数の
第3の矩形部の列とにより構成された形状も考えられ
る。このような形状では、第2の矩形部の列と、第3の
矩形部の列とが、前記第1の矩形部を挟んで千鳥状に配
置されていることが好ましい。
【0014】本発明の半導体装置は、以上に説明したよ
うなリードフレームと、そのリードフレーム上に載置さ
れた半導体チップを備えたことを特徴とする半導体装置
である。
【0015】次に、本発明の第1の半導体チップの載置
位置確認方法は、所定の規格に基づいて決定された半導
体チップの載置許容範囲を前記リードフレーム上で定義
し、そのリードフレームに、所定の形状および面積を有
する有形パターンを、前記載置許容範囲の外側に載置許
容範囲の境界線と接するように、または前記所定の形状
を構成する辺のうち少なくとも一辺が前記境界線と一致
するように設け、有形パターンをそのリードフレームに
搭載された半導体チップの上部から観察し、半導体チッ
プの載置位置によって変化する有形パターンの観察可能
部分の形状に基づいて半導体チップの位置を確認するこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明の第2の載置位置確認方法
は、前記リードフレームに、所定の形状および面積を有
する有形パターンを、その有形パターンの所定部分の大
きさが所定の規格により許容される半導体チップの位置
ずれの大きさと等しくなるように設けるとともに、半導
体チップの特徴部分を観察対象として定義し、観察対象
を、有形パターンの前記所定部分を基準として観察する
ことによって半導体チップの位置を確認することを特徴
とする。観察対象として定義する特徴部分は、例えば電
極や、所定の回路パターンとすればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本実施の形態は、
半導体チップの載置位置確認用の目印を、アルファベッ
トのH型のパターンとした形態である。図1(A)はこ
の目印1の形状を表す図である。図に示すように、目印
1は所定の幅および長さを有する矩形をH型に組み合わ
せた形状をしており、リードフレーム2に貫通孔として
形成されている。
【0018】図1(B)は、この目印1が設けられたリ
ードフレーム2に半導体チップ3を載置した状態を上か
ら見た図である。半導体チップ3は、ダイパッド5の中
央の規定の位置に載置されている。なお、半導体チップ
3にはアルミニウム電極4が形成されており、この電極
4は半導体チップ3を上部から顕微鏡により観察した場
合に視認することができる。本実施の形態では、後述す
るように、半導体チップ3の左端付近の電極を、半導体
チップ3の位置確認に使用する。位置確認に使用する電
極は、チップ上の電極配置や目印1の形状に応じて適宜
選択すればよい。
【0019】ダイパッド5上には図に示されるように載
置許容範囲6が定義されている。但し、図中の点線は載
置許容範囲6について説明するための線であり、実際に
は載置許容範囲6を視認することはできない。載置許容
範囲は、所定の規格によって、例えば位置ずれ許容値何
μm以内、あるいは半導体チップのサイズの何%という
ように定められている。以下の説明では、X方向に距離
Aの位置ずれが、またY方向に距離Bの位置ずれが許容
されているものとする。位置ずれ許容値A、Bは、通常
は数百μmである。検査工程では、この載置許容範囲6
内に半導体チップ3が載置されていればその製品は合
格、許容範囲を越えて載置されていれば不合格と判断さ
れる。
【0020】目印1は、目印1を構成する辺のうち図1
(A)に示す辺7が、図1(B)に示すように、載置許
容範囲6の左の境界線と一致するように配置されてい
る。また目印1は、図1(B)に示すように、電極4の
中心と目印1の中心が一直線上に並ぶように配置され、
かつ目印1を構成する辺のうち辺8が、電極4のY方向
の位置ずれ許容限界に対応するように配置されている。
ここで、電極4の位置ずれの大きさは、半導体チップの
位置ずれの大きさにそのまま対応する。したがって、図
1(B)に示す例では、目印1の、横長の矩形部分(H
型の横棒部分)の幅は、位置ずれ許容値Bの2倍とな
る。
【0021】目印1が図1(A)のような形状をしてお
り、かつ図1(B)に示すように配置されている場合、
半導体チップ3が載置許容範囲6内に適切に載置された
状態を上から観察すると、目印1はHの字に見える。し
かし、半導体チップ3の載置位置が図のX方向左向きに
距離A以上ずれた状態を上から観察すると、目印1はカ
タカナの「ト」型、あるいはY方向に長い矩形に見え
る。すなわち、半導体チップ3の載置位置のずれを、目
印1の形状の変化として認識することができる。この方
法によれば、位置検査を行う際に、ダイパッドの端ある
いは基準となる目印から半導体チップまでの距離を測定
することなく、ずれの大きさが許容範囲内か否かを、パ
ターン形状として、一目で容易に判断することができ
る。
【0022】次にY方向の位置ずれの確認方法について
説明する。半導体チップ3のY方向の載置位置は、目印
1と電極4との位置関係に基づいて確認する。前述のよ
うに、本実施の形態では、目印1の辺8の位置が電極4
のY方向の位置限界を表している。したがって、電極4
が2つの辺8の延長線の間に位置していれば、半導体チ
ップ3のY方向の位置は、許容範囲6内であると判断す
ることができる。
【0023】Y方向の位置ズレは、目印1と同じ目印を
Y方向に設けることによっても確認することができる。
しかし、本実施の形態のように半導体チップのY方向の
位置を電極4と目印1の位置関係に基づいて観察するこ
ととすれば、半導体チップの端を基準とする必要がなく
なるので、図2に示すように、半導体チップ3の幅がダ
イパッド5の幅よりも大きい場合にも適用することがで
きる。
【0024】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、半導体チップ3の載置位置を顕微鏡を用いた観察に
より確認する場合に、X方向の位置ズレが許容範囲を越
えたか否かを、目印1の観察可能部分の形状によって一
目で判断することができる。また、Y方向の位置ズレが
許容範囲内か否かについても電極4と目印の所定部分と
を見比べることによって容易に確認することができる。
すなわち、従来のようなダイパッド端部から半導体チッ
プ端部までの距離の測定を行うことなく、載置位置の精
度が規格を満たしているか否かを判定することができ
る。
【0025】また、従来は、半導体チップ3のサイズは
ダイパッド5より小さいことが常識とされていたが、近
年、図2に示すように半導体チップのほうが大きいケー
スが生じている。したがって、本実施の形態のように、
半導体チップの端を使用せずに半導体チップの載置位置
を確認することができるようにしたことの意義は大き
い。
【0026】なお、上記効果を達成するためには、目印
1は必ずしも貫通孔である必要はなく、凹部(穴)ある
いは識別可能な(例えば色の異なる)薄膜パターンでも
よい。但し、本実施の形態のように、目印1を貫通孔と
して形成すれば、後に続く工程で樹脂封止材を注入する
際の気泡の発生(ウエルドボイド)を抑制することがで
きる。一般に、半導体チップ3の端部(図の左右の端
部)では樹脂が流れにくいため樹脂中に気泡が発生しや
すい。しかし、本実施の形態のように貫通孔を設けれ
ば、注入された樹脂はこの貫通孔を通じて流れ落ちるた
め、気泡の発生を防ぐことができる。
【0027】なお、本実施の形態では、Y方向の位置確
認に電極4を利用したが、半導体チップ3上の特定の回
路パターンやその他の識別が容易な特徴部分を利用して
もよい。
【0028】また、本実施の形態の目印1は、検査工程
における位置確認のみならず、半導体チップ3をダイパ
ッド5に載置する際の位置あわせに用いてもよいことは
いうまでもない。
【0029】実施の形態2.次に示す実施の形態は、半
導体チップの載置位置確認用の目印を、図3(A)に示
すような形状、すなわち、X方向に長い矩形にY方向に
長い複数の矩形を組み合わせたくし型の形状とした形態
である。図3(A)のパターン形状と前述の図1(A)
のパターン形状との最も大きな相違点は、許容範囲を示
す辺となり得る辺を複数(辺10〜14)備えていると
いう点である。これにより、大きさの異なる半導体チッ
プの位置確認を1つの目印によって行うことができる。
【0030】図3(B)は、目印9が設けられたリード
フレーム2に半導体チップ3を載置した状態を上から見
た図である。半導体チップ3はX方向に距離Cの位置ず
れが許容されており、目印9の辺12が、半導体チップ
3の位置ずれの限界、すなわち載置許容範囲の左の境界
線に一致するように配置されている。また、目印9の辺
14は、半導体チップ3よりもサイズが大きく、横方向
に距離Dの位置ずれが許容されている他の半導体チップ
の載置許容範囲の左の境界線に対応している。目印9の
各部のサイズは必ずしも均等である必要はなく、そのリ
ードフレームに搭載する半導体チップのサイズに応じて
定めればよい。半導体チップの位置はX方向、Y方向と
もに実施の形態1と同様の手法により確認することがで
きる。
【0031】本実施の形態の形態によれば、1種類の目
印によって複数のサイズの異なる半導体チップの位置確
認を行うことができるので、半導体チップの種類ごとに
異なるリードフレームを用意する必要がなく経済的であ
る。
【0032】また、目印9を、図3(A)に示すよう
に、X方向に長い矩形を挟んで向かい合う辺が千鳥状に
配置される形状とすれば、各半導体チップの載置許容範
囲の境界線同士が近接している場合でも、1つの目印9
を共用することができる。
【0033】実施の形態3.実施の形態1および2はい
ずれも矩形を組み合わせた形状のパターンを目印とする
形態であったが、本発明のリードフレームに設けられる
目印は必ずしも矩形を組み合わせた形状に限定されるも
のではない。次に示す実施の形態は、円形の貫通孔を目
印とする形態である。
【0034】図4は、円形の目印15a、15b、15
cが設けられたリードフレーム2に半導体チップ3を載
置した状態を上から見た図である。目印15a、15
b、15cは、半導体チップ3のY方向の位置ずれ許容
値Bを半径とする円であり、載置許容範囲6の境界線に
接するようにY方向に並んで配置される。
【0035】X方向の位置確認は、実施の形態1、2と
同様、目印15の観察可能部分の形状に基づいて行う。
但し、本実施の形態では、目印15が複数設けられてい
るため、個々の形状を確認するとともに、各目印の形状
の相違も確認することが好ましい。例えば、半導体チッ
プ3が、中心は規定の位置にあるものの回転した状態
(傾いた状態)で載置された場合、中央の目印15bの
形状は円形として観察されるが、目印15aまたは目印
15cのいずれか一方は円が欠けた形状として観察され
ることになる。よって、検査担当者は、その形状の違い
から、その半導体チップ3が傾いて載置されていること
を容易に検出することができる。Y方向の位置確認は、
電極4がこの円の直径に相当する幅の内側に収まってい
るか否かを判定することにより行われる。
【0036】以上説明したように、本実施の形態では、
前記他の実施の形態の効果に加え、複数の目印の観察可
能部分の形状を見比べることによって、半導体チップの
傾きを比較的容易に検出することができるという効果を
有する。
【0037】なお、図5に示すように同じ形状の目印
を、さらにX方向に並べて配置してもよい。これによ
り、実施の形態2と同様に、サイズの異なる複数の半導
体チップの位置確認を、1種類のリードフレームで行う
ことができる。
【0038】他の実施の形態.以上に、本発明の好適な
実施の形態として3つの形態を示したが、リードフレー
ムに設ける目印の形状はこれらに限定されるものではな
く、所定の形状および面積を有するあらゆる有形パター
ンを含む。例えば四角、楕円などの単純な形状でもよい
し、上記実施の形態に示したパターン以外の矩形の組み
合わせでもよい。
【0039】矩形を組み合わせた形状としては、例えば
図6に示すようなコの字型のパターン、あるいは図7に
示すような逆コの字型のパターンが考えられる。さらに
は、図8(A)に示すL字形および図8(A)のパター
ンを90°、180°、270°回転させたパターン、
図8(B)に示すトの字型パターンおよびそれを回転さ
せたパターン、図8(C)に示す十字型のパターン、図
8(D)に示すF字型のパターンなども考えられる。
【0040】矩形を組み合わせた形状は、X方向に長い
矩形とY方向に長い矩形の接続部分を載置許容範囲の境
界線と一致するように配置すれば、半導体チップが載置
許容範囲を越えて配置された場合に一方向に長い矩形部
分が見えなくなるので、形状の変化が大きく、半導体チ
ップの位置ずれの認識が容易である。
【0041】
【発明の効果】本発明は、リードフレームのダイパッド
に、半導体チップの載置位置確認用の目印として、目印
を、点や線ではなく、所定の形状および面積を有する有
形パターンを設ける。これにより、半導体チップが位置
ずれにより目印に覆い被さった場合に、その位置ずれを
目印の形状の変化として容易に認識することができる。
【0042】また、有形パターンの所定部分の大きさ
を、規格により許容される位置ずれの大きさと等しくし
ておき、その部分と半導体チップ上の電極などの位置関
係を観察して半導体チップの位置を確認するようにすれ
ば、ダイパッドよりも幅が広い半導体チップについても
容易に載置位置の確認を行うことができる。
【0043】この際、有形パターンを貫通孔として形成
しておけば、樹脂注入工程におけるウェルドボイドを抑
制することもできる。
【0044】また、前述のようなリードフレームを用い
れば、半導体チップの載置位置の精度を高めることがで
きるため、高品質な半導体装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における目印の形状と
リードフレーム上の配置を示す図
【図2】 実施の形態1の効果を説明するための図
【図3】 実施の形態2における目印の形状とリードフ
レーム上の配置を示す図
【図4】 実施の形態3における目印のリードフレーム
上の配置を示す図
【図5】 実施の形態3における目印のリードフレーム
上の他の配置を示す図
【図6】 他の実施の形態における目印のリードフレー
ム上の配置を示す図
【図7】 さらに他の実施の形態における目印のリード
フレーム上の配置を示す図
【図8】 目印の形状の他の例を示す図
【図9】 従来のリードフレームを示す図
【符号の説明】
1、9、15〜21 目印、 2 リードフレーム、
3 半導体チップ、4 Al電極、 5 ダイパッド、
6 載置許容範囲、 7、8、10〜14許容範囲を
示す辺。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和泉 直生 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山崎 暁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F047 AA11 AB01 FA73 5F067 AA00 BA10 BE00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップを載置するダイパッドを備
    えたリードフレームであって、 前記半導体チップの載置位置確認用の目印として、前記
    ダイパッドに所定の形状および面積を有する有形パター
    ンを設けたことを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 前記有形パターンが貫通孔として形成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載のリードフレーム。
  3. 【請求項3】 前記有形パターンは、所定の規格により
    許容される半導体チップの位置ずれの大きさと等しい大
    きさの部分形状を備えることを特徴とする請求項1また
    は2記載のリードフレーム。
  4. 【請求項4】 当該リードフレーム上で、所定の規格に
    基づいて決定された半導体チップの載置許容範囲が定義
    されており、 前記有形パターンは、前記載置許容範囲の外側に、該載
    置許容範囲の境界線と接するように配置されたことを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のリードフレ
    ーム。
  5. 【請求項5】 当該リードフレーム上で、所定の規格に
    基づいて決定された半導体チップの載置許容範囲が定義
    されており、 前記有形パターンは、前記載置許容範囲の外側または該
    載置許容範囲の境界線上に、該有形パターンを構成する
    辺のうち少なくとも一辺が前記境界線と一致するように
    配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載のリードフレーム。
  6. 【請求項6】 前記有形パターンは、前記載置許容範囲
    の境界線の方向に複数並んで配置されていることを特徴
    とする請求項4または5記載のリードフレーム。
  7. 【請求項7】 前記有形パターンは、前記載置許容範囲
    の境界線と直角方向に複数並んで配置されていることを
    特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のリードフ
    レーム。
  8. 【請求項8】 前記有形パターンは、第1の矩形部と第
    2の矩形部を、該各矩形部の長辺が互いに直角になるよ
    うに組み合わせた部分形状を有することを特徴とする請
    求項1から7のいずれかに記載のリードフレーム。
  9. 【請求項9】 前記有形パターンは、前記第1の矩形部
    および第2の矩形部に、前記第1の矩形部と長辺の方向
    が等しく前記第2の矩形部の長辺と直角な長辺を有する
    第3の矩形部をさらに組み合わせた部分形状を有するこ
    とを特徴とする請求項8記載のリードフレーム。
  10. 【請求項10】 前記有形パターンは、 第1の矩形部と、 前記第1の矩形部の第1の長辺から該長辺と直角な方向
    に突出するように形成された複数の第2の矩形部の列
    と、 前記第1の矩形部の第2の長辺から該長辺と直角な方向
    に突出するように形成された複数の第3の矩形部の列と
    により構成され、 前記第2の矩形部の列と、前記第3の矩形部の列とが、
    前記第1の矩形部を挟んで千鳥状に配置されていること
    を特徴とする請求項9記載のリードフレーム。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかに記載の
    リードフレームと、該リードフレーム上に載置された半
    導体チップを備えたことを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 リードフレーム上の半導体チップの載
    置位置確認方法であって、 所定の規格に基づいて決定された半導体チップの載置許
    容範囲を前記リードフレーム上で定義し、 前記リードフレームに、所定の形状および面積を有する
    有形パターンを、前記載置許容範囲の外側に、該載置許
    容範囲の境界線と接するように、または前記所定の形状
    を構成する辺のうち少なくとも一辺が前記境界線と一致
    するように設け、 前記有形パターンを当該リードフレームに搭載された半
    導体チップの上部から観察し、 前記半導体チップの載置位置によって変化する前記有形
    パターンの観察可能部分の形状に基づいて前記半導体チ
    ップの位置を確認することを特徴とする半導体チップの
    載置位置確認方法。
  13. 【請求項13】 リードフレーム上の半導体チップの載
    置位置確認方法であって、 前記リードフレームに、所定の形状および面積を有する
    有形パターンを、該有形パターンの所定部分の大きさが
    所定の規格により許容される半導体チップの位置ずれの
    大きさと等しくなるように設けるとともに、前記半導体
    チップの特徴部分を観察対象として定義し、 前記観察対象を、前記有形パターンの前記所定部分を基
    準として観察することによって前記半導体チップの位置
    を確認することを特徴とする半導体チップの載置位置確
    認方法。
  14. 【請求項14】 前記半導体チップの電極を前記観察対
    象と定義することを特徴とする請求項13記載の半導体
    チップの載置位置確認方法。
  15. 【請求項15】 前記半導体チップの所定の回路パター
    ンを前記観察対象と定義することを特徴とする請求項1
    3記載の半導体チップの載置位置確認方法。
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