JP2003110033A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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-
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Landscapes
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Abstract
域幅W1と、キャパシタの活性領域幅W2とが同一幅に
形成されているので、MOSTrのゲート容量と不純物
拡散領域の接合容量が大きくなってしまい、その影響で
読み出し電圧の立上りが遅く、高速アクセスができない
などの課題があった。 【解決手段】 MOSTrのゲート容量と不純物拡散領
域の接合容量が低減されるように、ビット線がトランジ
スタの不純物拡散領域に接続されるメモリセルを最密充
填配置した半導体記憶装置において、メモリセルを構成
する活性領域パターンFLのMOSTrの活性領域幅W
1を、キャパシタの活性領域幅W2よりも狭く形成す
る。
Description
したシステムLSIに関し、特に、ロジックプロセスで
作られたシステムLSI用のDRAM等の半導体記憶装
置に関するものである。
て、システムLSIにDRAMを搭載するためには、通
常のCMOSロジックプロセス以外に、複雑な立体構造
を持つDRAMコアのキャパシタを形成するためのプロ
セスステップ、さらに、立体構造を持つDRAMコアの
キャパシタに起因する段差を低減するための平坦化プロ
セスステップが追加され、プロセスステップが大幅に増
大することによってチップコストが増大してしまう。一
方、完全なCMOSロジックプロセスで形成できる混載
メモリとしてSRAMがある。SRAMは、従来、プロ
セッサに対するキャッシュメモリ、およびレジスタファ
イルメモリ等に使われてきたが、携帯情報端末等におい
ては、システム構成を簡単にするために、DRAMに不
可欠なリフレッシュに関わる複雑なメモリコントロール
が不要で、扱いやすいため、メインメモリとして広く使
われている。しかしながら、携帯情報端末においても、
最近になって、動画を取り扱うように機能が大幅に向上
してきており、大容量のメモリが必要になってきてい
る。DRAMでは、微細加工プロセスの進展と共に、メ
モリセルサイズのシュリンクが進み、例えば、0.18
μmDRAMプロセスでは、0.3μm2のセルサイズ
が実現している。一方、SRAMでは、メモリセルは、
pch、nch合わせて6個のトランジスタで構成され
ており、微細加工プロセスが進んでも、p−ウエル/n
−ウエル間分離距離の制約等を受けて、DRAMほどは
メモリセルサイズのシュリンクは進まず、0.18μm
CMOSロジックプロセスでのSRAMのメモリサイズ
は、7μm2程度と、DRAMのメモリセルサイズの2
0倍以上もある。したがって、SRAMでは、大容量に
なるとチップサイズが大幅に上昇してしまうため、4M
ビット以上のSRAMを混載するのは極めて困難にな
る。このようなことから、CMOSロジックプロセスに
近いプロセスで形成されるDRAMメモリセルで大容量
な混載メモリを構成すれば、チップコストの増大を抑制
しつつ、通常のDRAMのメモリサイズほど小さくない
が、SRAMのメモリサイズよりは十分に小さい混載メ
モリを実現することができる。
アウトを示す配置図であり、図において、FLは矩形状
に形成され、マトリックス状に複数が最密充填配置され
た活性領域パターンである。W1はMOSTrの活性領
域幅、W2はキャパシタの活性領域幅である。CP0〜
CP3は活性領域パターンFLのキャパシタの活性領域
上にキャパシタ絶縁膜を介して配置されたセルプレート
電極、WL0〜WL3は活性領域パターンFL上にゲー
ト酸化膜を介して2本ずつ配置され、MOSTrのゲー
ト電極となるサブワード線である。ZBL0,BL0,
ZBL1,BL1はビット線であり、それぞれがセルプ
レート電極CP0〜CP3およびサブワード線WL0〜
WL3上に絶縁膜を介して、かつサブワード線WL0〜
WL3に直交するように配置されている。BCはそれぞ
れがビット線ZBL0,BL0,ZBL1,BL1と、
MOSTrの不純物拡散領域とを接続するビット線コン
タクトである。MC1,MC2はそれぞれメモリセル、
S/Aはビット線対ZBL0,BL0、およびビット線
対ZBL1,BL1のそれぞれの電位を差動増幅して出
力するセンスアンプである。
ブコマンドが与えられ、ロウ選択動作時に、例えば、図
10において、サブワード線WL0〜WL3のうちの1
本を選択する。これにより、2つのメモリセルがビット
線対にそれぞれ接続される。例えば、サブワード線WL
0が選択されると、メモリセルMC1,MC2が、ビッ
ト線対ZBL0,BL0に接続される。メモリセルMC
1,MC2の一方に、Hレベルデータを記憶し、他方に
Lレベルデータを記憶して、メモリセルMC1,MC2
の対を2セルモード(ツインセルモード)のメモリ単位
として、1ビット情報を記憶する。ビット線対ZBL
0,BL0に接続されるセンスアンプS/Aは、ビット
線対ZBL0,BL0の電位を差動増幅して出力する。
は以上のように構成されているので、センスアンプS/
Aより、ビット線対ZBL0,BL0およびビット線コ
ンタクトBCを通じて接続されるMOSTrの不純物拡
散領域から記憶された電圧(データ)が読み出される。
しかしながら、図10に示したように、活性領域パター
ンFLのMOSTrの活性領域幅W1と、キャパシタの
活性領域幅W2とが同一幅に形成されているので、MO
STrのゲート容量と不純物拡散領域の接合容量が大き
くなってしまい、その影響で読み出し電圧の立上りが遅
く、高速アクセスができないなどの課題があった。
めになされたもので、読み出し電圧の立上りを早くし、
高速アクセス可能なメモリセルのレイアウトを有する半
導体記憶装置を得ることを目的とする。
憶装置は、活性領域パターンのトランジスタの活性領域
幅を、キャパシタの活性領域幅よりも狭く形成するよう
にしたものである。
ワード線が選択する活性領域パターン列に対して、隣接
する2本のワード線が選択する活性領域パターン列をワ
ード線方向にハーフピッチずらして配置するようにした
ものである。
線がトランジスタの不純物拡散領域に接続される部分の
2本のワード線間のスペースを、その他の部分の2本の
ワード線間のスペースよりも広くするようにしたもので
ある。
域パターンのビット線がトランジスタの不純物拡散領域
に接続される部分の横に、ダミーパターンを形成するよ
うにしたものである。
線が1ビット/2セルモードのメモリ単位となるメモリ
セル対について2対毎に分割され、2対毎のメモリセル
対がその分割されたワード線によって選択され、かつ隣
合う2対毎のメモリセル対がその分割されたワード線に
よって選択されないようにしたものである。
線分離ゲートが、2対毎のメモリセル対のうちの一方の
メモリセル対に接続されるビット線対、および隣合う2
対毎のメモリセル対のうちの一方のメモリセル対に接続
されるビット線対に接続され、ワード線によって選択さ
れたメモリセル対に対応するビット線対を選択してセン
スアンプに接続するようにしたものである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるD
RAMメモリセルのレイアウトを示す配置図であり、図
において、FLはマトリックス状に複数が最密充填配置
された活性領域パターンである。W1はMOSTr(ト
ランジスタ)の活性領域幅、W2はキャパシタの活性領
域幅である。CP0〜CP3は活性領域パターンFLの
キャパシタの活性領域上にキャパシタ絶縁膜を介して配
置されたセルプレート電極、WL0〜WL3は活性領域
パターンFL上にゲート酸化膜を介して2本ずつ配置さ
れ、MOSTrのゲート電極となるサブワード線(ワー
ド線)である。ZBL0,BL0,ZBL1,BL1は
ビット線であり、それぞれがセルプレート電極CP0〜
CP3およびサブワード線WL0〜WL3上に絶縁膜を
介して、かつサブワード線WL0〜WL3に直交するよ
うに配置されている。BCはそれぞれがビット線ZBL
0,BL0,ZBL1,BL1と、MOSTrの不純物
拡散領域とを接続するビット線コンタクトである。MC
1,MC2はそれぞれメモリセル、S/Aはビット線対
ZBL0,BL0、およびビット線対ZBL1,BL1
のそれぞれの電位を差動増幅して出力するセンスアンプ
である。
て、セルプレート電極CP0〜CP3と、MOSTrの
ゲート電極となるサブワード線WL0〜WL3とは、不
純物が導入された多結晶シリコン(ドープトポリシリコ
ン)、あるいは、WSix、CoSix等のポリサイ
ド、サリサイド等のシリコンを含む材質による同一の配
線層で構成される。この配線層は、CMOSロジックプ
ロセスにおけるトランジスタのゲート電極にも使われ
る。また、キャパシタは、ストレージノードを半導体基
板上の拡散層とするプレーナ型キャパシタ構造になって
いる。また、サブワード線WL0〜WL3直下、セルプ
レート電極CP0〜CP3直下の絶縁膜は、それぞれメ
モリセルのMOSTrのゲート酸化膜、キャパシタ絶縁
膜であり、同一の酸化膜、あるいは、デュアルゲート酸
化プロセスによって、膜厚の違う酸化膜として形成する
こともできる。また、ビット線ZBL0,BL0,ZB
L1,BL1は、第1メタル配線等によって、セルプレ
ート電極CP0〜CP3の上層に形成されるCUB構造
になっている。このように、セルプレート電極CP0〜
CP3およびストレージノードのための配線層を新たに
追加する必要がなく、また、プレーナ型キャパシタ構造
でセルプレート電極CP0〜CP3およびサブワード線
WL0〜WL3を同一配線層で形成するため、メモリア
レイ部と周辺回路部との間に段差が生じることもないの
で、段差緩和のためのCMP(ケミカル メカニカル
ポリシング)等による平坦化プロセスを導入する必要も
なく、CMOSロジックプロセスでメモリセルアレイを
形成することができる。また、図1に示したように、メ
モリセルMC1,MC2は、最密充填セル配置になって
いる。通常のDRAMにおけるメモリセルアレイにおい
ては、最密充填セル配置では、雑音耐性に弱く、開放型
ビット線構成しか取り得ない。しかし、図1に示したよ
うに、2セルモードによって、隣接するビット線対に相
補データが読み出され、センスアンプS/Aにより差動
増幅されるため、折り返し型ビット線構成にすることが
できる。
の活性領域幅W1が、キャパシタの活性領域幅W2より
も狭く形成されているので、ビット線対ZBL0,BL
0、ZBL1,BL1およびビット線コンタクトBCを
通じて接続されるMOSTrのゲート容量と不純物拡散
領域の接合容量を、従来の技術に対して低減することが
でき、その結果、読み出し電圧の立上りが早くなり、高
速アクセスが可能となる。また、活性領域パターンFL
のMOSTrの活性領域幅W1が、キャパシタの活性領
域幅W2よりも狭く形成されているので、1ビットのセ
ルサイズに占めるメモリセルTrの活性領域の占有率を
低減することができ、トレンチ分離形成時のCMPプロ
セスに最適なレイアウトとなる。従来のDRAMにおけ
るメモリセルは、一般的には縦横のサイズ比は、2:1
に近く、横のサイズが2F、縦のサイズが4Fの8F2
セルが採用されてきた。ここで、Fは設計のFeatu
re Sizeと呼ばれる値で、設計基準(=最小寸
法)に余裕度(転写プロセスにおける重ね合わせ等)を
加えたものである。図1において、横(ワード線方向)
のセルサイズをnxF、縦(ビット線方向)のセルサイ
ズをnyFとする。メモリセル中のプレーナ型キャパシ
タの面積Scap、およびセルサイズScellは、 Scap =(nxF−F)×(nyF−naF−0.
5F) Scell=nxF×nyF でそれぞれ与えられる。必要なキャパシタ容量Csを確
保するScapに対して、セルサイズScellを最小
にするメモリセルは、従来のDRAMに比べて、縦横比
を大幅に大きくすることで、実現することができる。
AMメモリセルの等価回路を示す回路図であり、図1お
よびこの図2に基づいてDRAMメモリセルの回路動作
について説明する。ロウアクティブコマンドが与えら
れ、ロウ選択動作時に、例えば、図1において、サブワ
ード線WL0〜WL3のうちの1本を選択する。これに
より、2つのメモリセルがビット線対にそれぞれ接続さ
れる。例えば、サブワード線WL0が選択されると、メ
モリセルMC1,MC2が、ビット線対ZBL0,BL
0に接続される。メモリセルMC1,MC2の一方に、
Hレベルデータを記憶し、他方にLレベルデータを記憶
して、メモリセルMC1,MC2の対を2セルモード
(ツインセルモード)のメモリ単位として、1ビット情
報を記憶する。図2に示すように、ビット線対ZBL
0,BL0に接続されるセンスアンプS/Aは、ビット
線対ZBL0,BL0の電位を差動増幅して出力する。
HレベルデータおよびLレベルデータを書き込んだメモ
リセルMC1,MC2のストレージノードの電位の時間
変化は、近似的に次式で表される。 V(SN,H)≒Vbb+(VCCS−Vbb)・ex
p(−T/τa) V(SN,L)≒Vbb・(1−exp(−T/τ
b)) ここで、Vbbは、メモリセルの基板領域に印加される
負電圧、VCCSは、センスアンプの駆動電圧、Tは、
時間、τa,τbは、ストレージノードおよびキャパシ
タ電極間のリーク電流、ストレージノードおよび基板間
のリーク電流、メモリセルTrのオフ電流等によって決
まる時定数である。2セルモードでビット線対ZBL
0,BL0にセルデータを読み出した時のビット線対Z
BL0,BL0の読み出し電位差ΔVblは、次式で表
される。 ΔVbl=Cs・(V(SN,H)−V(SN,L))
/(Cs+Cb) ここで、Csは、キャパシタ容量、Cbは、ビット線容
量である。
ば、活性領域パターンFLのMOSTrの活性領域幅W
1が、キャパシタの活性領域幅W2よりも狭く形成され
ているので、MOSTrのゲート容量と不純物拡散領域
の接合容量を、従来の技術に対して低減することがで
き、その結果、読み出し電圧の立上りが早くなり、高速
アクセスが可能となる。また、1ビットのセルサイズに
占めるメモリセルTrの活性領域の占有率を低減するこ
とができ、トレンチ分離形成時のCMPプロセスに最適
なレイアウトとなる。
態2によるDRAMメモリセルのレイアウトを示す配置
図であり、図において、サブワード線WL0,WL1が
選択するメモリセル列の活性領域パターン列に対して、
サブワード線WL2,WL3が選択するメモリセル列の
活性領域パターン列をワード線方向にハーフピッチずら
して配置したものである。メモリセルMC1,MC2の
対を1ビット/2セルモード(ツインセルモード)のメ
モリ単位として、ビット線対は、ZBL0,BL0で与
えられる。また、折り返し型ビット線構成となってい
る。その他の構成については図1と同一である。
明の実施の形態2によるDRAMメモリセルの等価回路
を示す回路図であり、図3およびこの図4に基づいてD
RAMメモリセルの回路動作について説明する。ロウア
クティブコマンドが与えられ、ロウ選択動作時に、例え
ば、ロウアドレスの最下位からの2ビット目(RA<1
>)を縮退することで、図4において、間にサブワード
線を1本挟んだ、サブワード線対:(WL0,WL
2),(WL1,WL3),・・・を同時選択する。こ
れにより、2つのメモリセルが同時に選択される。例え
ば、サブワード線対WL0,WL2が選択されると、メ
モリセルMC1,MC2が、ビット線対ZBL0,BL
0に接続される。メモリセルMC1,MC2の一方に、
Hレベルデータを記憶し、他方にLレベルデータを記憶
して、メモリセルMC1,MC2の対を1ビット/2セ
ルモード(ツインセルモード)のメモリ単位として、1
ビット情報を記憶する。図4に示すように、ビット線対
ZBL0,BL0には、サブワード線対WL0,WL2
の同時選択によって、常にメモリセル対の相補メモリセ
ルデータが読み出されるため、HレベルデータおよびL
レベルデータのビット線対ZBL0,BL0に読み出さ
れた電位差を、センスアンプS/Aが差動増幅して出力
する。
ば、上記実施の形態1での構成の特徴を、メモリセルを
ワード線方向にハーフピッチずらして配置した半導体記
憶装置にも適用することができる。また、この場合、さ
らに、メモリセルを最密充填して配置することができ
る。
態3によるDRAMメモリセルのレイアウトを示す配置
図であり、図において、FLはC型または逆C型に形成
され、マトリックス状に複数が最密充填配置された活性
領域パターンである。W1はMOSTr(トランジス
タ)の活性領域幅、W2はキャパシタの活性領域幅であ
る。CP0〜CP3は活性領域パターンFLのキャパシ
タの活性領域上に、そのキャパシタの活性領域形状に合
わせて形成され、キャパシタ絶縁膜を介して配置された
セルプレート電極、WL0〜WL3は活性領域パターン
FL上にゲート酸化膜を介して2本ずつ配置され、MO
STrのゲート電極となるサブワード線(ワード線)で
ある。S1はビット線コンタクトBCが配置される部分
のワード線のスペース、S2はその他の部分の分離上の
ワード線のスペースである。その他の構成については図
1と同一である。
ように、ビット線コンタクトBCが配置される部分のワ
ード線のスペースS1を、その他の部分の分離上のワー
ド線のスペースS2よりも広くすることにより、1ビッ
トのメモリセルに占めるキャパシタ面積を増加させるこ
とが可能となり、メモリセルの面積を縮小し、小型化す
ることができる。
ば、上記実施の形態1の効果に加えて、1ビットのメモ
リセルに占めるキャパシタ面積を増加させることが可能
となり、メモリセルの面積を縮小し、小型化することが
できる。なお、この実施の形態3の構成の特徴を、実施
の形態2に示した構成に組み合せても良い。
態4によるDRAMメモリセルのレイアウトを示す配置
図であり、図において、DMは活性領域パターンFLの
ビット線コンタクトBCが配置される部分の横に、形成
され配置されたダミーパターンである。その他の構成に
ついては図1と同一である。
ように、活性領域パターンFLのビット線コンタクトB
Cが配置される部分の横に、ダミーパターンDMを配置
することにより、トレンチ分離形成時には、ビット線コ
ンタクトBCの活性領域パターンFLを良好に形成する
ことができる。特に、トレンチ分離形成時には、CMP
(ケミカル メカニカル ポリシング)プロセスにより
酸化膜を削るので、細い活性領域パターンFLでは削り
すぎることがあるが、ダミーパターンDMにより活性領
域パターンFLの削りすぎを防止することができる。
ば、上記実施の形態1の効果に加えて、トレンチ分離形
成時に、ダミーパターンDMにより活性領域パターンF
Lの削りすぎを防止することができる。なお、この実施
の形態4の構成の特徴を、実施の形態2または実施の形
態3に示した構成に組み合せても良い。
の実施の形態5によるDRAMメモリセルのレイアウト
を示す配置図であり、図7は活性領域パターンから第1
メタル配線までのレイヤパターンを示し、図8は活性領
域パターンから第2メタル配線までのレイヤパターンを
示したものである。図において、FLはC型または逆C
型に形成され、マトリックス状に複数が最密充填配置さ
れた活性領域パターンである。W1はMOSTr(トラ
ンジスタ)の活性領域幅、W2はキャパシタの活性領域
幅である。CP0〜CP3は活性領域パターンFLのキ
ャパシタの活性領域上にキャパシタ絶縁膜を介して配置
されたセルプレート電極、SWL0〜SWL7は1ビッ
ト/2セルモードのメモリ単位となるメモリセル対につ
いて2対毎に分割され、活性領域パターンFL上にゲー
ト酸化膜を介して2本ずつ配置され、MOSTrのゲー
ト電極となるサブワード線(ワード線)である。BL
a,ZBLa,BLb,ZBLbはビット線であり、そ
れぞれがセルプレート電極CP0〜CP3およびサブワ
ード線SWL0〜SWL7上に絶縁膜を介して、かつサ
ブワード線SWL0〜SWL7に直交するように配置さ
れている。BCはそれぞれがビット線BLa,ZBL
a,BLb,ZBLbと、MOSTrの不純物拡散領域
とを接続するビット線コンタクトである。MC1,MC
2はそれぞれメモリセルである。BIGa,BIGbは
2対毎のメモリセル対((MC1,MC2)×2)のう
ちの一方のメモリセル対に接続されるビット線対BL
a,ZBLa、および隣合う2対毎のメモリセル対のう
ちの一方のメモリセル対に接続されるビット線対BL
b,ZBLbに接続され、サブワード線によって選択さ
れたメモリセル対に対応するビット線対を選択してセン
スアンプS/Aに接続するビット線分離ゲートである。
また、MWL0〜MWL7は第2メタル配線で形成され
たメインワード線である。1Mは第1メタル配線を示
す。
て、セルプレート電極CP0〜CP3と、MOSTrの
ゲート電極となるサブワード線SWL0〜SWL7と
は、不純物が導入された多結晶シリコン(ドープトポリ
シリコン)、あるいは、WSix、CoSix等のポリ
サイド、サリサイド等のシリコンを含む材質による同一
の配線層で構成される。この配線層は、CMOSロジッ
クプロセスにおけるトランジスタのゲート電極にも使わ
れる。また、キャパシタは、ストレージノードを半導体
基板上の拡散層とするプレーナ型キャパシタ構造になっ
ている。また、サブワード線SWL0〜SWL7直下、
セルプレート電極CP0〜CP3直下の絶縁膜は、それ
ぞれメモリセルのMOSTrのゲート酸化膜、キャパシ
タ絶縁膜であり、同一の酸化膜、あるいは、デュアルゲ
ート酸化プロセスによって、膜厚の違う酸化膜として形
成することもできる。また、ビット線BLa,ZBL
a,BLb,ZBLbは、第1メタル配線等によって、
セルプレート電極CP0〜CP3の上層に形成されるC
UB構造になっている。このように、セルプレート電極
CP0〜CP3およびストレージノードのための配線層
を新たに追加する必要がなく、また、プレーナ型キャパ
シタ構造でセルプレート電極CP0〜CP3およびサブ
ワード線SWL0〜SWL7を同一配線層で形成するた
め、メモリアレイ部と周辺回路部との間に段差が生じる
こともないので、段差緩和のためのCMP(ケミカル
メカニカル ポリシング)等による平坦化プロセスを導
入する必要もなく、CMOSロジックプロセスでメモリ
セルアレイを形成することができる。
AMメモリセルの等価回路を示す回路図であり、図7、
図8およびこの図9に基づいてDRAMメモリセルの回
路動作について説明する。ロウアクティブコマンドが与
えられ、サブワード線SWL0〜SWL7のうちの1本
が、入力アドレスによって選択されると、2つのメモリ
セルがビット線対にそれぞれ接続される。例えば、サブ
ワード線SWL0が選択されると、メモリセルMC1,
MC2が、ビット線対BLb,ZBLbに接続される。
メモリセルMC1,MC2の一方に、Hレベルデータを
記憶し、他方にLレベルデータを記憶して、メモリセル
MC1,MC2の対を2セルモード(ツインセルモー
ド)のメモリ単位として、1ビット情報を記憶する。図
9に示すように、ビット線対BLb,ZBLbに接続さ
れるセンスアンプS/Aは、ビット線対BLb,ZBL
bの電位を差動増幅して出力する。このように、プレナ
型キャパシタ構造によるキャパシタ容量を十分に確保す
ることができない点を、1ビット/2セルモードのアレ
イ動作にすることで、データ保持特性を十分に確保する
ことができる。
WL0〜SWL7は、従来において1本であったもの
が、1ビット/2セルモードのメモリ単位となるメモリ
セル対について2対毎に行方向に分割されており、(S
WL0,SWL1)、(SWL2,SWL3)、(SW
L4,SWL5)、(SWL6,SWL7)がそれぞれ
交互に配置されている。図8において、第2メタル配線
によるメインワード線MWL0〜MWL7のうちの1本
が入力アドレスによって選択されると、対応するサブワ
ード線SWL0〜SWL7のうちの1本が選択される。
すなわち、偶数番目のメインワード線MWL0,MWL
2,MWL4,MWL6が選択されると、ビット線対B
Lb,ZBLbに接続されるメモリセル対が選択され、
それらビット線対BLb,ZBLbから相補データが読
み出される。一方、ビット線対BLa,ZBLaに接続
されるメモリセル対は、非選択で、ビット線対BLa,
ZBLaはプリチャージ電位レベルを保つ。逆に、奇数
番目のメインワード線MWL1,MWL3,MWL5,
MWL7が選択されると、ビット線対BLa,ZBLa
に接続されるメモリセル対が選択され、それらビット線
対BLa,ZBLaから相補データが読み出される。一
方、ビット線対BLb,ZBLbに接続されるメモリセ
ル対は、非選択で、ビット線対BLb,ZBLbはプリ
チャージ電位レベルを保つ。
b,ZBLbは、ビット線分離ゲートBIGa,BIG
bを介して、センスアンプS/Aと接続される。ビット
線分離ゲートBIGa,BIGbは、図8に示す第2メ
タル配線によるビット線分離ゲート制御信号BLIa,
BLIbによって制御される。すなわち、BLIa信号
が立下ると、ビット線分離ゲートBIGaがオフ状態と
なり、BLIb信号が立下ると、ビット線分離ゲートB
IGbがオフ状態となる。この実施の形態5によるアレ
イ制御によれば、偶数番目のメインワード線MWL0,
MWL2,MWL4,MWL6が選択されると、BLI
a信号が立下り、ビット線対BLb,ZBLbをセンス
アンプS/Aと接続し、奇数番目のメインワード線MW
L1,MWL3,MWL5,MWL7が選択されると、
BLIb信号が立下り、ビット線対BLa,ZBLaを
センスアンプS/Aと接続する。すなわち、1つのセン
スアンプS/Aで、2ビット線対をシェアし、どのビッ
ト線対の読み出しデータを差動増幅するかをビット線分
離ゲートBIGa,BIGbで制御している。
くと、従来のDRAMでは、選択されたサブメモリマッ
ト上の非選択メモリセルにつながるビット線は、Vcc
あるいは0Vにフル振幅される。メモリセルが図7〜図
9に示したように、NMOSで構成される場合、0Vに
フル振幅されたビット線につながる非選択メモリセルト
ランジスタのゲート電圧のソースに対する電位は0Vの
ため、オフ電流Ioffは無視できなくなり、Hレベル
データを記憶していたメモリセルは、ストレージノード
電位が低下する。一般には、このような状態をメモリセ
ルはディスターブを受けると言う。このようなメモリセ
ルは、従来のDRAMと異なり、ロジックトランジスタ
とほぼ同じ閾値を持つため、オフ電流Ioffが大き
く、ディスターブを受ける時間的デューティをできる限
り小さくすることが必須である。
ば、1ビット/2セルモードのメモリセル対が2対毎に
しか選択されず、その間にある2対のビット線対はプリ
チャージレベルを保つため、最大でもディスターブを受
ける時間的デューティは0.5に抑えられ、ディスター
ブリフレッシュ特性を改善することができる。また、メ
インワード線に接続されるメモリセルは、行方向に並ん
だメモリセル中、半分で済むため、メインワード線の負
荷容量が小さくなり、サブワード線の立上り立下りが早
くなるため、高速アクセスが可能になる。さらに、メモ
リセル対のデータが読み出され、センスアンプS/Aに
よって差動増幅されるビット線対の片方の隣のビット線
対はプリチャージレベルを保っているので、ノイズ耐性
を改善することができる。さらに、1つのセンスアンプ
S/Aは、ビット線対を2対シェアするため、非交互配
置センスアンプ配置が可能になり、メモリマット上のセ
ンスアンプ帯の数を半減でき、メモリコアサイズを小さ
くすることができる。
領域パターンのトランジスタの活性領域幅を、キャパシ
タの活性領域幅よりも狭く形成するように構成したの
で、当該活性領域パターンでは、ビット線が接続される
トランジスタのゲート容量と不純物拡散領域の接合容量
を、矩形の活性領域パターンにおけるゲート容量と接合
容量よりも低減することができ、読み出し電圧の立上り
が早くなり、高速アクセス可能なメモリセルのレイアウ
トを得ることができる。また、当該活性領域パターンで
は、1ビットのセルサイズに占めるトランジスタの活性
領域の占有率を低減することができ、トレンチ分離形成
時のCMP(ケミカル メカニカル ポリシング)プロ
セスに最適なレイアウトを得ることができる効果があ
る。
する活性領域パターン列に対して、隣接する2本のワー
ド線が選択する活性領域パターン列をワード線方向にハ
ーフピッチずらして配置するように構成したので、メモ
リセルをワード線方向にハーフピッチずらして配置した
半導体記憶装置にも適用することができ、この場合、さ
らに、メモリセルを最密充填して配置することができる
効果がある。
タの不純物拡散領域に接続される部分の2本のワード線
間のスペースを、その他の部分の2本のワード線間のス
ペースよりも広くするように構成したので、1ビットの
メモリセルに占めるキャパシタ面積を増加させることが
可能となり、メモリセルの面積を縮小し、小型化するこ
とができる効果がある。
ット線がトランジスタの不純物拡散領域に接続される部
分の横に、ダミーパターンを形成するように構成したの
で、トレンチ分離形成時には、CMP(ケミカル メカ
ニカル ポリシング)プロセスにより酸化膜を削るの
で、細い活性領域パターンでは削りすぎることがある
が、ダミーパターンにより活性領域パターンの削りすぎ
を防止することができる効果がある。
2セルモードのメモリ単位となるメモリセル対について
2対毎に分割され、2対毎のメモリセル対がその分割さ
れたワード線によって選択され、かつ隣合う2対毎のメ
モリセル対がその分割されたワード線によって選択され
ないように構成したので、ワード線によって選択されな
い2対毎のメモリセル対に接続されるビット線対はプリ
チャージレベルを保つため、ディスターブリフレッシュ
特性を改善することができる。また、ワード線に接続さ
れるメモリセルは、半分で済むため、ワード線の負荷容
量が小さくなり、ワード線の立上り立下りが早くなるた
め、高速アクセスが可能になる効果がある。
が、2対毎のメモリセル対のうちの一方のメモリセル対
に接続されるビット線対、および隣合う2対毎のメモリ
セル対のうちの一方のメモリセル対に接続されるビット
線対に接続され、ワード線によって選択されたメモリセ
ル対に対応するビット線対を選択してセンスアンプに接
続するように構成したので、メモリセル対のデータが読
み出され、センスアンプによって差動増幅されるビット
線対の片方の隣のビット線対はプリチャージレベルを保
っているので、ノイズ耐性を改善することができる。ま
た、1つのセンスアンプは、ビット線対を2対シェアす
るため、非交互配置センスアンプ配置が可能になり、メ
モリマット上のセンスアンプ帯の数を半減でき、メモリ
コアサイズを小さくすることができる効果がある。
リセルのレイアウトを示す配置図である。
リセルの等価回路を示す回路図である。
リセルのレイアウトを示す配置図である。
リセルの等価回路を示す回路図である。
リセルのレイアウトを示す配置図である。
リセルのレイアウトを示す配置図である。
リセルのレイアウトを示す配置図である。
リセルのレイアウトを示す配置図である。
リセルの等価回路を示す回路図である。
示す配置図である。
IGa,BIGb ビット線分離ゲート、BL0,BL
1,ZBL0,ZBL1,BLa,ZBLa,BLb,
ZBLb ビット線、CP0〜CP3 セルプレート電
極、DM ダミーパターン、FL 活性領域パターン、
MC1,MC2 メモリセル、MWL0〜MWL7 メ
インワード線、S1,S2 ワード線のスペース、S/
A センスアンプ、W1 MOSTrの活性領域幅、W
2 キャパシタの活性領域幅、WL0〜WL3,SWL
0〜SWL7 サブワード線(ワード線)。
Claims (6)
- 【請求項1】 マトリックス状に複数が最密充填配置さ
れた活性領域パターンと、 上記活性領域パターンのキャパシタの活性領域上に配置
されたセルプレート電極と、 上記活性領域パターン上に2本ずつ配置されたワード線
と、 上記セルプレート電極上に、かつ上記ワード線に直交す
るように配置され、上記活性領域パターンのトランジス
タの不純物拡散領域に接続されたビット線と、 上記2つのビット線からなるビット線対のそれぞれの電
位を差動増幅して出力するセンスアンプとを備え、 上記活性領域パターンのトランジスタの活性領域幅を、
キャパシタの活性領域幅よりも狭く形成したことを特徴
とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 2本のワード線が選択する活性領域パタ
ーン列に対して、隣接する2本のワード線が選択する活
性領域パターン列をワード線方向にハーフピッチずらし
て配置したことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項3】 ビット線がトランジスタの不純物拡散領
域に接続される部分の2本のワード線間のスペースを、
その他の部分の2本のワード線間のスペースよりも広く
したことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 活性領域パターンのビット線がトランジ
スタの不純物拡散領域に接続される部分の横に、ダミー
パターンを形成したことを特徴とする請求項1記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項5】 ワード線が1ビット/2セルモードのメ
モリ単位となるメモリセル対について2対毎に分割さ
れ、2対毎のメモリセル対がその分割されたワード線に
よって選択され、かつ隣合う2対毎のメモリセル対がそ
の分割されたワード線によって選択されないようにした
ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 ビット線分離ゲートが、2対毎のメモリ
セル対のうちの一方のメモリセル対に接続されるビット
線対、および隣合う2対毎のメモリセル対のうちの一方
のメモリセル対に接続されるビット線対に接続され、ワ
ード線によって選択されたメモリセル対に対応するビッ
ト線対を選択してセンスアンプに接続することを特徴と
する請求項5記載の半導体記憶装置。
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