JP2003109593A - 非水電解質二次電池およびその製造方法 - Google Patents

非水電解質二次電池およびその製造方法

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JP2003109593A
JP2003109593A JP2001302887A JP2001302887A JP2003109593A JP 2003109593 A JP2003109593 A JP 2003109593A JP 2001302887 A JP2001302887 A JP 2001302887A JP 2001302887 A JP2001302887 A JP 2001302887A JP 2003109593 A JP2003109593 A JP 2003109593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常充電状態であっても、連続充電状態であ
っも、熱安定性に優れた非水電解質二次電池を提供す
る。 【解決手段】 本発明の非水電解質二次電池は、一般式
がLiCoO2で表されるリチウム含有コバルト複合酸
化物を正極活物質として備え、正極活物質は結晶子サイ
ズが大きいLiCoO2と、の結晶子サイズが小さいL
iCoO2を混在して備えるようにしている。これによ
り、通常充電状態では、結晶構造が安定で、熱安定性に
優れた結晶子サイズの大きいLiCoO2の影響で熱安
定性が向上する。一方、連続充電では、結晶子サイズが
小さいLiCoO2の影響により、充電深度が浅い段階
で電池として機能しなくなって、充電不能になる。この
結果、連続充電が行われても安全性が低下することはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般式がLiCo
2で表されるリチウム含有コバルト複合酸化物を正極
活物質として備えた非水電解質二次電池およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型ビデオカメラ、携帯電話、ノ
ートパソコン等の携帯用電子・通信機器等に用いられる
電池として、リチウムイオンを吸蔵・放出できる合金も
しくは炭素材料などを負極活物質とし、コバルト酸リチ
ウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNi
2)、マンガン酸リチウム(LiMn24)等のリチ
ウム含有遷移金属酸化物を正極活物質とする非水電解質
二次電池が、小型軽量でかつ高エネルギー密度で充放電
可能な電池として実用化されるようになった。
【0003】上述した非水電解質二次電池の正極活物質
に用いられるリチウム含有遷移金属酸化物のうち、ニッ
ケル酸リチウム(LiNiO2)にあっては、高容量で
あるという特徴を有する反面、安全性に劣りかつ過電圧
が大きいという欠点を有することからコバルト酸リチウ
ムよりも劣っていた。また、マンガン酸リチウム(Li
Mn24)にあっては、資源が豊富で安価であるという
特徴を有する反面、低エネルギー密度で高温でマンガン
自体が溶解するという欠点を有することからコバルト酸
リチウムよりも劣っていた。このため、現在において
は、リチウム含有遷移金属酸化物としてコバルト酸リチ
ウム(LiCoO2)を用いることが主流となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コバル
ト酸リチウムにおいても、充放電により劣化することが
知られており、この劣化の程度はコバルト酸リチウムの
結晶性に相関があって、コバルト酸リチウムの結晶性が
低い場合に顕著に現れる。これは、コバルト酸リチウム
の結晶性が低いと、充電時にコバルト酸リチウムからリ
チウムが抜けて不安定な状態になり、コバルト酸リチウ
ムから酸素の脱離が起こりやすくなるからである。この
ため、結晶性の低いコバルト酸リチウムは熱安定性の面
で充分ではなく、安全性に劣るという問題があった。
【0005】ところで、電池の安全性は、通常の充電状
態で高温雰囲気下(およそ60℃〜150℃)に曝され
た場合や、充電異常により連続充電された場合に低下す
ることが分かっている。電池の安全性が低下して熱暴走
などが生じる理由は、充電状態の正極と電解液が反応す
ることにより引き起こされると考えられている。そし
て、正極と電解液との反応の程度は正極の物性により変
化する。そこで、コバルト酸リチウムの原料である酸化
コバルトの物性、あるいは焼成温度などの合成条件を適
正化することで、コバルト酸リチウムの結晶子サイズを
大きくして結晶性を高めて熱安定性を向上させることが
考えられた。
【0006】ところが、結晶子サイズを大きくしたコバ
ルト酸リチウムを正極活物質として用いると、通常の充
電時には熱安定性が向上するが、連続充電時には電解液
と反応して急激に結晶構造が破壊されて、熱暴走に至っ
た。逆に、結晶子サイズを小さくしたコバルト酸リチウ
ムを正極活物質として用いると、連続充電時には緩やか
に結晶構造が崩壊して不活性化し、充電深度が浅い領域
で電池として機能しなくなって、これ以上は充電ができ
なくなるので、安全である。しかしながら、通常の充電
時には熱安定性が低いために、加熱試験など行った結
果、熱暴走に至ることが分かった。
【0007】そこで、本発明はこのような知見に基づい
てなされたものであって、通常充電状態であっても、連
続充電状態であっても、熱安定性に優れた非水電解質二
次電池を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の非水電解質二次電池は、一般式がLiCo
2で表されるリチウム含有コバルト複合酸化物を正極
活物質として備え、正極活物質は結晶子サイズが大きい
LiCoO2と、結晶子サイズが小さいLiCoO2を混
在して備えるようにしている。
【0009】ここで、結晶子サイズが大きいLiCoO
2は結晶構造が安定している。このために、連続充電が
行われても、ある程度の充電深度までは結晶構造が破壊
されることはないが、より充電深度が深くなると、急激
に結晶構造が破壊されて熱安定性が低下する。反面、結
晶構造が安定しているため、通常充電状態では正極の分
解反応(酸素脱離)が抑制されるので、熱安定性は向上
する。一方、結晶子サイズが小さいLiCoO2は、結
晶構造が不安定なため、通常充電状態では熱安定性は低
下する。反面、連続充電においては、結晶構造が緩やか
に崩壊して不活性化するため、充電深度が浅い段階で電
池として機能しなくなって、充電不能になる。このた
め、連続充電が行われても安全性が低下することはな
い。
【0010】そして、結晶子サイズが大きいLiCoO
2と、結晶子サイズが小さいLiCoO2を混在して備え
るようにすると、通常充電状態では、結晶構造が安定
で、熱安定性に優れた結晶子サイズの大きいLiCoO
2の影響で熱安定性が向上する。一方、連続充電では、
結晶子サイズが小さいLiCoO2の影響により、充電
深度が浅い段階で電池として機能しなくなって、充電不
能になる。このため、連続充電が行われても安全性が低
下することはない。
【0011】この場合、結晶子サイズが1000Å以上
になると結晶構造が安定したLiCoO2になる。ま
た、結晶子サイズが700Å以下になると、連続充電で
結晶構造が緩やかに崩壊して不活性化するLiCoO2
になる。このため、結晶子サイズが大きいLiCoO2
の結晶子サイズは1000Å以上であるのが好ましい。
また、結晶子サイズが小さいLiCoO2の結晶子サイ
ズは700Å以下であるのが好ましい。
【0012】なお、結晶子サイズが小さいLiCoO2
の混合量が多くなると、サイクル特性が低下し、結晶子
サイズが大きいLiCoO2の混合量が多くなると、負
荷特性が低下する。このため、結晶子サイズが大きいL
iCoO2と結晶子サイズが小さいLiCoO2を混合す
る場合には、最適な混合比になるように混合する必要が
あるが、サイクル特性と負荷特性との両特性を満足させ
るためには、結晶子サイズが大きいLiCoO2と、結
晶子サイズが小さいLiCoO2の質量混合比は9:1
〜7:3とするのが好ましい。
【0013】そして、結晶子サイズが1000Å以上の
LiCoO2と、結晶子サイズが700Å以下のLiC
oO2が混在した正極活物質を備えた正極とするために
は、以下なような工程を備えるようにすればよい。即
ち、リチウム源としてのリチウム含有化合物と、コバル
ト源としての第1コバルト含有化合物を混合した混合物
を結晶子サイズが1000Å以上のLiCoO2となる
ように焼成する第1焼成工程と、リチウム源としてのリ
チウム含有化合物と、コバルト源としての第2コバルト
含有化合物を混合した混合物を結晶子サイズが700Å
以下のLiCoO 2となるように焼成する第2焼成工程
と、結晶子サイズが1000Å以上のLiCoO2と、
結晶子サイズが700Å以下のLiCoO2とを混合す
る混合工程とを備えるようにすればよい。
【0014】この場合、第1コバルト含有化合物とし
て、比表面積が7.8m2/g以上の酸化コバルトある
いは水酸化コバルトを用いると、結晶子サイズが100
0Å以上のLiCoO2が得られるようになる。また、
第2コバルト含有化合物として、比表面積が0.6m2
/g以下の酸化コバルトあるいは水酸化コバルトを用い
ると、結晶子サイズが700Å以下のLiCoO2が得
られるようになる。なお、本発明においては、熱的安定
性に優れて高い安全性を示す非水電解質二次電池を提供
するために、特定の正極活物質を用いた点にその特徴が
有る。したがって,負極材料、セパレータ材料、非水電
解質材料、結着剤材料などについては、従来より公知の
材料を用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】ついで、本発明の実施の形態を以
下に説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定さ
れるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜
実施が可能である。 1.正極活物質の調製 (1)正極活物質x1 まず、リチウム源の出発原料として炭酸リチウム(Li
2CO3)を用意し、コバルト源の出発原料として比表面
積が8.5m2/gの四酸化三コバルト(Co34)を
用意した。ついで、リチウムとコバルトのモル比が1:
1になるように秤量してこれらを混合した。この後、得
られた混合物を空気中で焼成(この場合、得られた焼成
体の(110)ベクトル方向の結晶子サイズが1040
Åになるように焼成温度(例えば980℃)および焼成
時間(例えば24時間)を調整した)して、コバルト酸
リチウム(LiCoO2)の焼成体を合成した。つい
で、合成した焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉
砕して、正極活物質x1を調製した。ここで、得られた
正極活物質a1をXRD(X-Ray Diffraction)により
測定すると、六方晶系のコバルト酸リチウム(LiCo
2)であった。これをシェラーの式を用いて結晶子サ
イズを求めると、(110)ベクトル方向の結晶子サイ
ズは1040Åであった。
【0016】(2)正極活物質x2 コバルト源の出発原料として比表面積が7.8m2/g
のCo34を用いた以外は上述と同様に、Li2CO3
Co34の混合物とした。この混合物を空気中で焼成
(この場合、得られた焼成体の(110)ベクトル方向
の結晶子サイズが1000Åになるように焼成温度(例
えば980℃)および焼成時間(例えば24時間)を調
整した)して、LiCoO2の焼成体を合成した。合成
した焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉砕して、
正極活物質x2を調製した。これをXRDにより測定す
ると、六方晶系のLiCoO2であった。これをシェラ
ーの式を用いて結晶子サイズを求めると、(110)ベ
クトル方向の結晶子サイズは1000Åであった。
【0017】(3)正極活物質y1 コバルト源の出発原料として比表面積が7.3m2/g
のCo34を用いた以外は上述と同様に、Li2CO3
Co34の混合物とした。この混合物を空気中で焼成
(この場合、得られた焼成体の(110)ベクトル方向
の結晶子サイズが955Åになるように焼成温度(例え
ば980℃)および焼成時間(例えば24時間)を調整
した)して、LiCoO2の焼成体を合成した。合成し
た焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉砕して、正
極活物質y1を調製した。これをXRDにより測定する
と、六方晶系のLiCoO2であった。これをシェラー
の式を用いて結晶子サイズを求めると、(110)ベク
トル方向の結晶子サイズは955Åであった。
【0018】(4)正極活物質y2 コバルト源の出発原料として比表面積が5.3m2/g
のCo34を用いた以外は上述と同様に、Li2CO3
Co34の混合物とした。この混合物を空気中で焼成
(この場合、得られた焼成体の(110)ベクトル方向
の結晶子サイズが867Åになるように焼成温度(例え
ば980℃)および焼成時間(例えば24時間)を調整
した)して、LiCoO2の焼成体を合成した。合成し
た焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉砕して、正
極活物質y2を調製した。これをXRDにより測定する
と、六方晶系のLiCoO2であった。これをシェラー
の式を用いて結晶子サイズを求めると、(110)ベク
トル方向の結晶子サイズは867Åであった。
【0019】(5)正極活物質y3 コバルト源の出発原料として比表面積が1.5m2/g
のCo34を用いた以外は上述と同様に、Li2CO3
Co34の混合物とした。この混合物を空気中で焼成
(この場合、得られた焼成体の(110)ベクトル方向
の結晶子サイズが742Åになるように焼成温度(例え
ば980℃)および焼成時間(例えば24時間)を調整
した)して、LiCoO2の焼成体を合成した。合成し
た焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉砕して、正
極活物質y3を調製した。これをXRDにより測定する
と、六方晶系のLiCoO2であった。これをシェラー
の式を用いて結晶子サイズを求めると、(110)ベク
トル方向の結晶子サイズは742Åであった。
【0020】(6)正極活物質z1 コバルト源の出発原料として比表面積が0.6m2/g
のCo34を用いた以外は上述と同様に、Li2CO3
Co34の混合物とした。この混合物を空気中で焼成
(この場合、得られた焼成体の(110)ベクトル方向
の結晶子サイズが700Åになるように焼成温度(例え
ば980℃)および焼成時間(例えば24時間)を調整
した)して、LiCoO2の焼成体を合成した。合成し
た焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉砕して、正
極活物質z1を調製した。これをXRDにより測定する
と、六方晶系のLiCoO2であった。これをシェラー
の式を用いて結晶子サイズを求めると、(110)ベク
トル方向の結晶子サイズは700Åであった。
【0021】(7)正極活物質z2 コバルト源の出発原料として比表面積が0.5m2/g
のCo34を用いた以外は上述と同様に、Li2CO3
Co34の混合物とした。この混合物を空気中で焼成
(この場合、得られた焼成体の(110)ベクトル方向
の結晶子サイズが680Åになるように焼成温度(例え
ば980℃)および焼成時間(例えば24時間)を調整
した)して、LiCoO2の焼成体を合成した。合成し
た焼成体を平均粒径が10μmになるまで粉砕して、正
極活物質z2を調製した。これをXRDにより測定する
と、六方晶系のLiCoO2であった。これをシェラー
の式を用いて結晶子サイズを求めると、(110)ベク
トル方向の結晶子サイズは680Åであった。
【0022】2.正極の作製 (1)正極a ついで、正極活物質x1が42.5質量部と、正極活物
質z2が42.5質量部と、導電剤としての炭素粉末が
10質量部と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン
(PVdF)粉末が5質量部となるように混合して、正
極合剤を作製した。ついで、得られた正極合剤をN−メ
チル−2−ピロリドン(NMP)溶液と混合して正極ス
ラリーを調製した。この正極スラリーを、厚みが20μ
mのアルミニウム箔あるいはアルミニウム合金箔からな
る正極集電体の両面に、ドクターブレード法により塗布
して、正極集電体の両面に活物質層を形成した。これを
乾燥させた後、圧縮ロールを用いて170μmの厚みに
圧延し、所定寸法(例えば幅が55mmで、長さが50
0mm)に切断して、正極aを作製した。
【0023】(2)正極b〜g 正極活物質x1と正極活物質z1を用いる以外は上述と
同様にして正極bを作製した。また、正極活物質x1と
正極活物質y3を用いる以外は上述と同様にして正極c
を作製した。また、正極活物質x1と正極活物質y2を
用いる以外は上述と同様にして正極dを作製した。ま
た、正極活物質x1と正極活物質y1を用いる以外は上
述と同様にして正極eを作製した。また、正極活物質x
1と正極活物質x2を用いる以外は上述と同様にして正
極fを作製した。また、正極活物質x2と正極活物質z
2を用いる以外は上述と同様にして正極gを作製した。
また、正極活物質x2と正極活物質z1を用いる以外は
上述と同様にして正極hを作製した。
【0024】また、正極活物質x2と正極活物質y3を
用いる以外は上述と同様にして正極iを作製した。ま
た、正極活物質y1と正極活物質z2を用いる以外は上
述と同様にして正極jを作製した。また、正極活物質y
2と正極活物質z2を用いる以外は上述と同様にして正
極kを作製した。また、正極活物質y2と正極活物質y
3を用いる以外は上述と同様にして正極lを作製した。
また、正極活物質y3と正極活物質z2を用いる以外は
上述と同様にして正極mを作製した。また、正極活物質
y3と正極活物質z1を用いる以外は上述と同様にして
正極nを作製した。また、正極活物質z1と正極活物質
z2を用いる以外は上述と同様にして正極oを作製し
た。
【0025】3.負極の作製 天然黒鉛粉末が95質量部で、結着剤としてのポリフッ
化ビニリデン(PVdF)粉末が5質量部となるように
混合した後、これをN−メチル−2−ピロリドン(NM
P)と混合して負極スラリーとした。この後、得られた
負極スラリーを厚みが18μmの銅箔からなる負極集電
体の両面に、ドクターブレード法により塗布して、負極
集電体の両面に活物質層を形成した。これを乾燥させた
後、圧縮ロールを用いて155μmの厚みに圧延し、所
定寸法(例えば幅が57mmで、長さが550mm)に
切断して、負極を作製した。
【0026】4.非水電解質二次電池の作製 ついで、上述のように作製した各正極a,b,c,d,
e,f,g,h,i,j,k,l,m,n,oと、上述
のようにして作製した負極をそれぞれ用い、これらの間
にポリプロピレン製微多孔膜からなるセパレータを介在
させて積層した後、これらを渦巻状にそれぞれ巻回して
渦巻状電極群とした。これらをそれぞれ円筒状の金属製
外装缶に挿入した後、各集電体から延出する集電タブを
各端子に溶接し、エチレンカーボネート(EC)とジエ
チルカーボネート(DEC)との等体積混合溶媒に、L
iPF6を1モル/リットル溶解した非水電解液を注入
した。
【0027】この後、外装缶の開口部に正極蓋を取り付
けて封口して、設計容量が1500mAhの非水電解質
二次電池(高さが65mmで、直径が18mm)をそれ
ぞれ作製した。なお、正極aを用いたものを電池Aと
し、正極bを用いたものを電池Bとし、正極cを用いた
ものを電池Cとし、正極dを用いたものを電池Dとし、
正極eを用いたものを電池Eし、正極fを用いたものを
電池Fとし、正極gを用いたものを電池Gとし、正極h
を用いたものを電池Hとした。また、正極iを用いたも
のを電池Iとし、正極jを用いたものを電池Jとし、正
極kを用いたものを電池Kとし、正極lを用いたものを
電池Lとし、正極mを用いたものを電池Mとし、正極n
を用いたものを電池Nとし、正極oを用いたものを電池
Oとした。
【0028】5.電池試験 (1)加熱試験 これらの各電池A〜Oを10個ずつ用いて、25℃(室
温)で、1500mAの充電電流で、電池電圧が4.3
Vになるまで定電流充電した後、電池電圧が4.3Vの
定電圧で終止電流が30mAになるまで定電圧充電し
た。この後、充電済みの10個づつの各電池A〜Oを恒
温槽内に配置し、恒温槽内を150度の温度になるよう
に加熱した。この加熱により電池に燃焼を生じたものを
不良と判定し、不良が生じた電池の個数を求めると、下
記の表1に示す結果になった。なお、通常の電池使用条
件においては、充電電圧は4.1〜4.2Vであって、
このような状態におかれることはない。
【0029】(2)連続充電(過充電)試験 また、これらの各電池A〜Oを10個ずつ用いて、25
℃(室温)で、3000mAの定電流で連続充電した。
この連続充電(過充電)により電池に燃焼を生じたもの
を不良と判定し、不良が生じた電池の個数を求めると、
下記の表1に示す結果になった。なお、通常の円筒型電
池においては、連続充電時には電流遮断機構等が付加さ
れているので、燃焼に至ることはない。しかしながら、
本発明においては、上記のような極端な条件であって
も、安全性が確保できるかどうかを確認するために上記
の加熱試験および連続充電(過充電)試験を行った。
【0030】
【表1】
【0031】上記表1の結果から明らかなように、電池
A.BおよびG,Hは、加熱試験および連続充電試験の
両方において不良の発生個数が0であることが分かる。
また、電池C,D,E,FおよびIは、加熱試験におい
て不良の発生個数が0であるが、連続充電試験において
不良が発生することが分かる。また、電池J,K,M,
NおよびOは、連続充電試験において不良の発生個数が
0であるが、加熱試験において不良が発生することが分
かる。さらに、電池Lは、加熱試験および連続充電試験
の両方において不良が発生していることが分かる。
【0032】これは、連続充電試験において不良が発生
しなかった電池J,K,M,NおよびOにおいては、結
晶子サイズが700Å以下の第2活物質z1,z2を備
えている。このため、連続充電時には、結晶子サイズが
小さいとLiCoO2の結晶構造が緩やかに崩壊して不
活性化し、充電深度が浅い段階で電池として機能しなく
なって、充電できなくなったためと考えられる。また、
連続充電試験において不良が発生した電池C,D,E,
FおよびIにおいては、結晶子サイズが1000Å以上
の結晶構造が安定した第1活物質x1,x2を備えてい
る。このため、連続充電時に、結晶子サイズの大きいL
iCoO2は、ある程度の充電深度までは結晶が壊れる
ことなく維持される。ところが、充電深度が極度に深く
なった時点で、安定性が維持できる限界点に達して、一
気に結晶構造が崩壊したためと考えられる。
【0033】一方、加熱試験において不良が発生しなか
った電池C,D,E,FおよびIにおいては、結晶子サ
イズが1000Å以上の結晶構造が安定した第1活物質
x1,x2を備えている。このため、充電状態で加熱さ
れても、正極活物質の分解反応、即ち、酸素脱離が抑制
された考えられる。また、加熱試験において不良が発生
した電池J,K,M,NおよびOにおいては、結晶子サ
イズが700Å以下の結晶構造が不安定な第2活物質z
1,z2を備えている。このため、充電状態で加熱され
ることにより、正極活物質の分解反応が生じて、加熱試
験において不良が発生したと考えられる。
【0034】これらに対して、電池A.B,GおよびH
にあっては、結晶子サイズが1000Å以上の第1活物
質x1,x2と、結晶子サイズが700Å以下の第2活
物質z1,z2が混在している。このため、通常充電状
態では、結晶構造が安定で、熱安定性に優れた結晶子サ
イズが1000Å以上の第1活物質x1,x2の影響で
熱安定性が向上したと考えられる。一方、連続充電で
は、結晶子サイズが700Å以下の第2活物質z1,z
2の影響により、充電深度が浅い段階で電池として機能
しなくなって、充電不能になり、連続充電が行われても
安全性が低下しなかったと考えられる。
【0035】以上の結果から、結晶子サイズが1000
Å以上のLiCoO2と結晶子サイズが700Å以下の
LiCoO2が混在する正極活物質を用いると、通常充
電状態での加熱時の安定性と、連続充電時の安定性を両
立させることが可能になることが判明した。このことか
ら、結晶子サイズが1000Å以上のLiCoO2と結
晶子サイズが700Å以下のLiCoO2が混在する正
極活物質を用いるのが好ましいということができる。
【0036】6.混合比の検討 ついで、結晶子サイズが異なるLiCoO2の混合比に
ついて検討した。このため、上述した正極aを作製する
際に用いた正極活物質x1と正極活物質z2を用意し、
これらの混合比を変更した以外は、上述した正極aと同
様に正極p,q,r,s,tをそれぞれ作製した。ここ
で、正極活物質x1と正極活物質z2との混合質量比率
を95:5として作製したものを正極pとした。同様
に、90:10したものを正極qとし、80:20した
ものを正極rとし、70:30したものを正極sとし、
65:35したものを正極tとした。
【0037】また、比較のために、正極活物質x1のみ
を用いて正極uを作製し、正極活物質z2のみを用いて
正極vを作製した。これらの正極p,q,r,s,t,
u,vを用いて、上述と同様に非水電解質二次電池P,
Q,R,S,T,U,Vをそれぞれ作製した。そして、
これらの電池P,Q,R,S,T,U,Vをそれぞれ1
0個ずつ用いて、上述と同様に加熱試験および連続充電
試験を行うと、下記の表2に示すような結果が得られ
た。
【0038】7.電池特性試験 (1)負荷特性試験 上述のようにして作製した各電池P,Q,R,S,T,
U,Vおよび前記電池A(x1とz2の混合質量比率が
50:50のもの)を用いて、25℃(室温)で、15
00mAの充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで
定電流充電した後、電池電圧が4.2Vの定電圧で終止
電流が30mAになるまで定電圧充電した。この後、1
500mAの放電電流で電池電圧が2.75Vになるま
で放電させて、放電時間から放電容量を求めた。また、
同様に、定電流充電および定電圧充電をした後、375
0mAの放電電流で電池電圧が2.75Vになるまで放
電させて、放電時間から高率放電容量を求めた。つい
で、求めた放電容量に対する高率放電容量の割合を算出
して負荷特性を求めると、下記の表2に示すような結果
となった。
【0039】(2)サイクル特性試験 また、これらの各電池P,Q,R,S,T,U,Vおよ
び前記電池Aを用いて、25℃(室温)で、1500m
Aの充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流
充電した後、電池電圧が4.2Vの定電圧で終止電流が
30mAになるまで定電圧充電した。この後、1500
mAの放電電流で電池電圧が2.75Vになるまで放電
させるという充放電サイクルを100サイクルだけ繰り
返して行い、各サイクル毎の放電容量を求めた。そし
て、各電池の1サイクル目の放電容量に対する100サ
イクル目の放電容量の割合を容量維持率として算出する
と、下記の表2に示すような結果となった。
【0040】
【表2】
【0041】上記表2の結果から明らかなように、正極
活物質x1と正極活物質z2を混合した正極活物質を用
いた電池A,P,Q,R,S,Tにおいては、混合比率
に関わらず、加熱試験および連続充電試験において不良
が発生しなかったことが分かる。また、結晶子サイズが
大きい正極活物質x1のみを用いた電池Uにおいては、
上述した理由で、加熱試験において不良が発生した。ま
た、結晶子サイズが小さい正極活物質z2のみを用いた
電池Vにおいては、上述した理由で、連続充電試験にお
いて不良が発生した。
【0042】また、結晶子サイズが大きい正極活物質x
1のみを用いた電池Uは、負荷特性が低下し、結晶子サ
イズが小さい正極活物質z2のみを用いた電池Vは、容
量維持率が低下していることが分かる。このため、正極
活物質x1と正極活物質z2を混合して用いると、混合
比率に応じて負荷特性および容量維持率に影響を及ぼす
と考えられる。この結果、結晶子サイズが小さい正極活
物質z2の混合量が多くなると、容量維持率が低下し、
結晶子サイズが大きい正極活物質x1の混合量が多くな
ると、負荷特性が低下したと考えられる。
【0043】このことから、負荷特性と容量維持率(サ
イクル特性)の両特性を満足させるためには、結晶子サ
イズが大きい正極活物質x1と結晶子サイズが小さい正
極活物質z2との質量混合比が9;1〜7:3になるよ
う混合するのが望ましいということができる。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、結
晶子サイズが大きいLiCoO2と、結晶子サイズが小
さいLiCoO2が混在して備えるようにしている。こ
のため、通常充電状態では、結晶構造が安定で、熱安定
性に優れた結晶子サイズの大きいLiCoO2の影響で
熱安定性が向上する。一方、連続充電では、結晶子サイ
ズが小さいLiCoO2の影響により、充電深度が浅い
段階で電池として機能しなくなって、充電不能になる。
この結果、連続充電が行われても安全性が低下すること
はない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H029 AJ12 AK03 AL07 AM03 AM05 AM07 CJ02 CJ08 CJ28 DJ17 HJ01 HJ07 HJ13 5H050 AA15 BA17 CA08 CB08 FA19 GA02 GA10 GA27 HA01 HA07 HA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式がLiCoO2で表されるリチウ
    ム含有コバルト複合酸化物を正極活物質として備えた非
    水電解質二次電池であって、 前記正極活物質は結晶子サイズが大きいLiCoO
    2と、結晶子サイズが小さいLiCoO2を混在して備え
    ていることを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 【請求項2】 前記結晶子サイズが大きいLiCoO2
    の(110)ベクトル方向の結晶子サイズは1000Å
    以上で、前記結晶子サイズが小さいLiCoO2の(1
    10)ベクトル方向の結晶子サイズは700Å以下であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電
    池。
  3. 【請求項3】 前記結晶子サイズが大きいLiCoO2
    の質量混合割合を前記結晶子サイズが小さいLiCoO
    2の質量混合割合よりも大きくしたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 【請求項4】 前記結晶子サイズが大きいLiCoO2
    と前記結晶子サイズが小さいLiCoO2の質量混合比
    は9:1〜7:3であることを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
  5. 【請求項5】 一般式がLiCoO2で表される六方晶
    系のリチウム含有コバルト複合酸化物を正極活物質とし
    て備えた非水電解質二次電池の製造方法であって、 リチウム源としてのリチウム含有化合物と、コバルト源
    としての第1コバルト含有化合物を混合した混合物を
    (110)ベクトル方向の結晶子サイズが1000Å以
    上のLiCoO2となるように焼成する第1焼成工程
    と、 リチウム源としてのリチウム含有化合物と、コバルト源
    としての第2コバルト含有化合物を混合した混合物を
    (110)ベクトル方向の結晶子サイズが700Å以下
    のLiCoO2となるように焼成する第2焼成工程と、 前記焼成された結晶子サイズが1000Å以上のLiC
    oO2と、前記焼成された結晶子サイズが700Å以下
    のLiCoO2を混合する混合工程とを備えたことを特
    徴とする非水電解質二次電池の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1コバルト含有化合物は比表面積
    が7.8m2/g以上の酸化コバルトあるいは水酸化コ
    バルトであり、前記第2コバルト含有化合物は比表面積
    が0.6m2/g以下の酸化コバルトあるいは水酸化コ
    バルトであることを特徴とする請求項5に記載の非水電
    解質二次電池の製造方法。
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