JP2003109278A - 光ディスク装置におけるトレイ保持機構 - Google Patents

光ディスク装置におけるトレイ保持機構

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JP2003109278A
JP2003109278A JP2001301567A JP2001301567A JP2003109278A JP 2003109278 A JP2003109278 A JP 2003109278A JP 2001301567 A JP2001301567 A JP 2001301567A JP 2001301567 A JP2001301567 A JP 2001301567A JP 2003109278 A JP2003109278 A JP 2003109278A
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case
optical disk
protrusion
disk device
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Koichi Tokoro
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者がトレイの前面のどの部位を押した場
合であっても、確実にトレイとケースとがロックされる
光ディスク装置のトレイ保持機構を提供する。 【解決手段】 トレイ10と、トレイ10が光ディスク
装置に対して突出入可能となるようにトレイ10を移動
可能に保持し、人手によって押し込まれるトレイ10を
収納するケース20と、トレイ収納時にケース20に設
けられた係合凸部24に係合し、トレイ10を収納状態
でロックするためにトレイに設けられたロックアーム2
2とを有する光ディスク装置におけるトレイ保持機構に
おいて、ケース20の上端部または下端部からトレイ1
0に向けて突出して設けられ、トレイ10をケース20
内に収納させていく際に、トレイ10の上端部または下
端部に当接してトレイ10がケース20と平行となるよ
うな突出長hを有する第1の突起部40を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD、CD−R、
CD−RW、DVD等の光ディスクのデータの再生およ
び/またはデータの記録を行う光ディスク装置のトレイ
を保持するトレイ保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】CD、CD−R、CD−RW、DVD等
の光ディスクを再生および/または光ディスクへデータ
を記録する光ディスク装置には、光ディスクを載置する
トレイが設けられている。以下に、従来の光ディスク装
置においてのトレイについて、図6および図7に基づい
て説明する。ただし、ここで示す光ディスク装置は、光
ディスクが縦に装着される縦置きタイプのものであっ
て、且つコンピュータに内蔵されて幅狭に形成されたス
リムタイプであるとする。
【0003】符号10がトレイである。光ディスクが縦
置きでスリムタイプの光ディスク装置におけるトレイ1
0は、光ディスクが載置される凹部12が形成されてい
ると共に、光ディスクを保持するチャッキング部材1
4、光ピックアップ16およびスピンドルモータ18等
が内蔵されている。トレイ10は、ケース20に収納さ
れ、ケース20内で摺動自在に保持されることによって
ケース20の長手方向(矢印A方向)に沿って摺動するこ
とができる。
【0004】ケース20は、トレイ10の上端部および
下端部を保持し、且つトレイ10のディスクを載置する
凹部12が設けられている面と反対側の面を閉塞するよ
うな、トレイ側に開口する皿状に形成され、トレイ10
を摺動可能に保持する金属製の部材である。かかるケー
ス14は、光ディスク装置内部に固定されている。
【0005】トレイ10とケース20の係合について、
図7に基づいて説明する。なお、この図7に示すトレイ
は、光ディスクを収納する凹部12側から見た図ではな
く、ケース20によって閉塞されている側から見た図で
ある。トレイ10の上端部の前方側には、ケース20に
設けられた係合凸部(後述する)に係合可能なロックア
ーム22が設けられている。
【0006】図8に係合凸部を示す。係合凸部24は、
ケース20の側面からトレイ10の移動方向に対して直
交する方向に突出した金属製のピンのことである(以
下、係合ピンという場合がある)。なお、係合ピン24
の後方側には、ロックアームを作動させる押圧ピン25
が、係合ピン24と同様にケース20の側面からトレイ
10の移動方向に対して直交する方向に突出して設けら
れている。係合ピン24と押圧ピン25の位置関係は、
それぞれを結ぶ直線が水平面に対して平行になっておら
ず、係合ピン24の方がやや上方に位置するように設け
られている。
【0007】図7のロックアームの説明に戻る。ロック
アーム22は、前方側に位置する係合ピン24に係合す
る部位である回動レバー26と、後方側に位置する押圧
ピン25に押圧され、回動レバー26を回動させるため
のスイッチレバー27とから構成されている。回動レバ
ー26は、回動軸28によってトレイ10に取り付けら
れ、トレイ10に平行な面内で回動するように設けられ
ている。回動軸28にはねじりコイルバネ30が装着さ
れており、回動レバー26は通常、一端部26aがトレ
イ10内部に収納される方向に付勢されている。
【0008】トレイがケースに収納された時のロック動
作について、図9に基づいて説明する。図9の破線の状
態から実線の状態となるようにトレイ10を動かした場
合、すなわちトレイ10が収納方向に押し込まれていく
と、係合ピン24にはスイッチレバーが27当接せずに
そのまま通過する。そしてスイッチレバー27は押圧ピ
ン25に当接する(矢印Bに示す)。スイッチレバー2
7は押圧ピン25によって斜め前方に押し込まれ(矢印
C)、回動レバー26の他端部26bに当接する。他端
部26bが押圧された回動レバー26は、回動軸28を
中心に一端部26aが上方に向かうように回動する(矢
印D)。回動した回動レバー26の一端部26aは係合
ピン24の後方側に位置する。この位置でトレイ10の
収納が終了し、トレイ10は係合ピン24に回動レバー
26が係合することによって収納状態でロックされる。
【0009】なお、トレイ10のケース20からの突出
は、操作者がトレイ前面10aに設けられているイジェ
クトボタン9を押下することで行なわれる。イジェクト
ボタン9が押下されると、図示しない電磁石により回動
レバー26のロックしていた状態が解除されるので、ね
じりコイルバネ30の付勢力により回動レバー26の一
端部26aが下降する方向に回動してトレイ10のロッ
クが解除される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述してきたような光
ディスク装置におけるトレイ10の収納は、モータ等で
自動的に行なわれるわけではなく、操作者が手でトレイ
前面10aを押すことで行なわれてきた。しかし、図1
0に示すように、操作者がトレイ前面10aの中央では
なく上端を押したりするとトレイの後方側が下方に向か
うように傾いてしまったり、図11に示すように、操作
者がトレイ前面10aの下端を押したりするとトレイの
後方側が上方に向かうように傾いてしまったりしてしま
う。このように、ケース20にトレイ10が傾いて収納
されると、トレイ10のロックアーム22とケース20
の係合凸部24とが係合せず、トレイ10のロックが行
なわれないおそれがあった。また、操作者がトレイ前面
の中央部を押したとしても、トレイ収納時にトレイ自身
の重量によってトレイの前方側が下方に傾いてしまい、
トレイのロックレバーとケースの係合凸部とが係合せ
ず、ロックが行なわれない可能性もあった。
【0011】一方、トレイの傾きは、前後方向だけでな
く左右方向に傾くことも考えられる。かかる場合には、
トレイのロックレバーとケースの係合凸部とは高さ方向
の位置は一致しても係合凸部の突出長よりも離れた位置
にロックレバーが位置するようになるので、ロックレバ
ーとケースとが係合せず、トレイのロックが行なわれな
い場合があった。特に、図7に示しているように、今日
の光ディスク装置では光ピックアップの電気的接続用
に、フレキシブルの線材11を用いていることが多い。
この線材11を用いていると、線材11の弾性力によっ
て、トレイが横方向のどちらか一方に力を受けやすいの
で、トレイとケースが離れて係合しにくい場合がある。
【0012】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、操作者がトレイの前面
のどの部位を押した場合であっても、確実にトレイとケ
ースとがロックされる光ディスク装置のトレイ保持機
構、および左右に傾きにくく確実にトレイとケースとが
ロックされる光ディスク装置のトレイ保持機構を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る光ディスク装置におけるトレイ保持機構によれば、光
ディスクを装着するトレイと、前記トレイが光ディスク
装置に対して突出入可能となるように前記トレイを移動
可能に保持すると共に、トレイの収納時には人手によっ
て押し込まれるトレイを収納するケースと、トレイ収納
時にケースに設けられた係合凸部に係合し、トレイを収
納状態でロックするロックアームとを有する光ディスク
装置におけるトレイ保持機構において、前記ケースの、
前記係合凸部が設けられている端部とは上下反対側の端
部に設けられ、トレイをケース内に収納させていく際
に、前記トレイの上端部または下端部に当接して前記ト
レイがケースと平行となるような突出長を有する突起部
を具備することを特徴としている。この構成を採用する
ことによって、トレイを収納させるべくトレイ前面を押
していくと、トレイの上端部または下端部が突起部に当
接してトレイ上端部または下端部がケースと平行にな
る。このため、トレイ収納時にはトレイ前面のどの部位
を押してもロックアームと係合凸部とを確実に係合させ
ることができる。
【0014】本発明にかかる光ディスク装置のトレイ保
持機構によれば、光ディスクを装着するトレイと、前記
トレイが光ディスク装置に対して突出入可能となるよう
に前記トレイを移動可能に保持すると共に、トレイの収
納時には人手によって押し込まれるトレイを収納するケ
ースと、トレイ収納時にケースに設けられた係合凸部に
係合し、トレイを収納状態でロックするロックアームと
を有する光ディスク装置におけるトレイ保持機構におい
て、前記ケースの内側側面から前記トレイ側面に向けて
突出し、トレイをケース内に収納させていくときに、前
記トレイ側面に当接する第2の突起部を具備することを
特徴としている。この構成を採用することによって、ト
レイを収納させるべくトレイ前面を押していくと、トレ
イ側面に第2の突起部が当接するので、トレイは横方向
に傾くことが無く、トレイ側面とケース側面とが常に平
行状態を保つことができる。このため、トレイ収納時に
は、ロックアームと係合凸部とを確実に係合させること
ができる。
【0015】本発明にかかる光ディスク装置のトレイ保
持機構によれば、光ディスクを装着するトレイと、前記
トレイが光ディスク装置に対して突出入可能となるよう
に前記トレイを移動可能に保持すると共に、トレイの収
納時には人手によって押し込まれるトレイを収納するケ
ースと、トレイ収納時にケースに設けられた係合凸部に
係合し、トレイを収納状態でロックするロックアームと
を有する光ディスク装置におけるトレイ保持機構におい
て、前記ケースの、前記係合凸部が設けられている端部
とは上下反対側の端部に設けられ、トレイをケース内に
収納させていく際に、前記トレイの上端部または下端部
に当接して前記トレイがケースと平行となるような突出
長を有する突起部と、前記ケースの内側側面から前記ト
レイ側面に向けて突出し、トレイをケース内に収納させ
ていくときに、前記トレイ側面に当接する第2の突起部
とを具備することを特徴としている。この構成を採用す
ることによって、トレイを収納させるべくトレイ前面を
押していくと、トレイの上端部または下端部が突起部に
当接してトレイ上端部または下端部がケースと平行にな
る。これと共に、トレイ側面に第2の突起部が当接する
ので、トレイは横方向に傾くことが無い。このため、ト
レイ収納時には、ロックアームと係合凸部とを確実に係
合させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。 (第1実施形態)第1実施形態の光ディスク装置におけ
るトレイ保持機構は、トレイの収納時において、トレイ
の上下方向に傾いてしまうことを防止して、トレイとケ
ースとが確実にロックされるような構造を採用したもの
である。なお、トレイおよびケースの全体構造やロック
アームや係合凸部(係合ピン)等の構造については、従
来の技術で説明した通りの構造を有しており、従来の技
術と同一の構成要素については説明を省略する場合があ
る。
【0017】まず、本実施形態の特徴的な構造は、図1
に示すように、ケースの下端部の上面において、上方に
突出する突起部40を設けた点にある。突起部40は、
ケース20の下端部に設けられ、その高さhは、トレイ
10の底面とケース20の下端部とが平行状態になるよ
うな高さである。突起部40は、ケース20と一体に形
成された金属製であってもよいし、予め合成樹脂等で形
成した物をケースに接着剤等により貼り付けて設けても
よい。
【0018】図2に、図1に示したような突起部40を
設けたケース20にトレイを押し込んでいくところを示
している。ただし、ここではトレイ前面の上端部を押し
て(矢印E)トレイ10を収納させようとしているとこ
ろである。従来の技術でも説明したようにトレイ前面1
0aの上端部を押せば、トレイの後方側が下方に傾いて
しまうのが通常であるが、本実施形態ではトレイ10の
後方側が突起部40に乗り上げるので、トレイ収納時の
トレイ10の傾きを防止し、トレイ10のロックアーム
が確実にケース20の係合凸部24に係合することがで
きる。
【0019】なお、上述した突起部40は、ケース20
下端部の後方側に設けられているものであったが、図3
に示すように、ケース20の前方側の下端部に設けても
よい。この図3に示すような、ケース20の前方側に位
置している突起部42もその高さhが、トレイ10の底
面とケース20の下端部とが平行状態になるように設け
られている。
【0020】図3に示したような位置に突起部42を設
けると、トレイ前面10aの下端側を押してトレイを収
納させようとした場合であっても、トレイ10が突起部
42に乗り上げるのでトレイ後方側が上昇してしまうよ
うな傾きを防止することができ、トレイ10のロックア
ームが確実にケースの係合凸部に係合することができ
る。
【0021】さらに、上述してきた突起部40,42に
トレイ10が乗り上げやすくなるように、突起部の前方
側に傾斜面を形成しても良い(一例として、突起部40
に傾斜面44を形成したところを、図4に示す)。傾斜
面44は、各突起部40,42が前方側から後方側にか
けて徐々に高さが高くなるように設けられているので、
傾斜面44を形成することによって、トレイ10が突起
部40,42に乗り上げやすくなるのである。
【0022】(第2実施形態)次にトレイの横方向への
傾きを防止するための突起部を設けた第2実施形態につ
いて説明する。図5に、光ディスク装置をトレイ前方側
から見たところを示す。ここで示すように、トレイ前面
を押してトレイを収納する場合に、トレイ10の中心部
分を押さないと、破線のようにトレイ10がケース20
の側面から離れる方向に傾いてしまうおそれもある。こ
のような場合には、トレイのロックレバーがケースの係
合凸部24に係合することができずにトレイ収納時のロ
ックができない。
【0023】図5では、ケース20の側面からトレイ1
0側へ突出する突起部46が設けられている。突起部4
6が設けられている位置は、係合凸部24が設けられて
いる位置と上下反対側である。このように突起部46を
ケース20に設けたことによって、トレイ収納時のトレ
イ10の横方向への傾きを防止し、トレイ10がケース
に対して確実にロックされるようにすることができる。
なお、符号21はトップケースである。トップケース2
1は、いわばケース20の蓋体であり、ケース20内に
収納したトレイ10を閉塞すべくケース20の開口側に
設けられている。特許請求の範囲にいうケースには、こ
こでいうトップケースも含まれる概念である。
【0024】トレイの横方向への傾きを抑える突起部と
しては、図5の符号48に示すような位置に設けても良
い。突起部48は、トップケース21の側面において、
トレイ10側へ向けて突出するように設けられている。
突起部48の突出長は、突起部48の先端がトレイ10
に当接した際にトレイ10とケース20(トップケース
21)とが平行となるような長さに形成されている。こ
のように、突起部48をトップケース21に設けたこと
によって、トレイ収納時のトレイ10の横方向への傾き
を防止し、トレイ10がケース20に対して確実にロッ
クされるようにすることができる。
【0025】なお、突起部46および突起部48も、第
1実施形態の突起部40,42と同様に、ケース20と
一体に金属製としてもよいし、合成樹脂等で形成してケ
ース20の側面に取り付けるようにしてもよい。また突
起部46,48は、トレイ10に設け、ケース20また
はトップケース21方向に突出するように設けてもよ
い。
【0026】なお、上述した2つの実施形態は、突起部
がケース20の下端部または下方側に設けられているも
のであった。しかし、突起部はケース20の上端部また
は上方側に設けられている場合ある。これは、トレイの
ロックアームがトレイ10の下端部に設けられており、
このロックアームに係合する係合凸部がケースの下方側
側面に設けられているような場合である。このような場
合は、トレイの下方側においてトレイとケースとが係合
するので、トレイの上部側でトレイとケースと距離を決
めるようにしても好適である。
【0027】さらに、本発明は、第1の実施形態の突起
部40または42と第2の実施形態の突起部46を両方
設けたものであってもよい。また、上述してきた実施形
態ではディスクを縦置きする形態のみを説明してきたが
これには限定されず、ディスクを横置きにした形態に適
用させても良い。
【0028】なお、本発明を適用させる光ディスク装置
とは、光ディスクを再生するだけの機能を有する装置で
あってもよいし、記録も再生も両方できる装置であって
もよい。
【0029】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る光ディスク装置におけるト
レイ保持機構によれば、トレイを収納させるべくトレイ
前面を押していくと、トレイの上端部または下端部が第
1の突起部に乗り上げていきトレイとケースとが平行に
なる。このため、トレイ収納時にはトレイ前面のどの部
位を押してもロックアームと係合凸部とを確実に係合さ
せることができる。
【0031】また、本発明に係る光ディスク装置におけ
るトレイ保持機構によれば、トレイを収納させるべくト
レイ前面を押していくと、トレイ側面に第2の突起部が
当接するので、トレイは横方向に傾くことが無く、トレ
イ側面とケース側面とが常に平行状態を保つことができ
る。このため、トレイ収納時には、ロックアームと係合
凸部とを確実に係合させることができる。
【0032】トレイを収納させるべくトレイ前面を押し
ていくと、トレイの上端部または下端部が第1の突起部
に当接してトレイ上端部または下端部がケースと平行に
なる。これと共に、トレイ側面に第2の突起部が当接す
るので、トレイは横方向に傾くことが無い。このため、
トレイ収納時には、ロックアームと係合凸部とを確実に
係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置におけるトレイ保
持機構の第1の実施形態を説明する側面図である。
【図2】図1に示したトレイを収納させているところを
示す側面図である。
【図3】第1の実施形態の他の形態を示す側面図であ
る。
【図4】第1の実施形態の突起部に傾斜面を形成したと
ころを示す側面図である。
【図5】本発明に係る光ディスク装置におけるトレイ保
持機構の第2の実施形態を説明する側面図である。
【図6】光ディスク装置全体の説明図である。
【図7】トレイのロック機構を示す説明図である。
【図8】ロック機構の動作を説明する説明図である。
【図9】ケースの係合凸部を示す説明図である。
【図10】トレイの後方側が下降して傾いているところ
を示す説明図である。
【図11】トレイの後方側が上昇して傾いているところ
を示す説明図である。
【符号の説明】
9 イジェクトボタン 10 トレイ 12 凹部 14 チャキング部材 16 光ピックアップ 18 スピンドルモータ 20 ケース 22 ロックアーム 24 係合凸部(係合ピン) 25 押圧ピン 26 回動レバー 27 スイッチレバー 28 回動軸 30 ねじりコイルバネ 40,42,46 突起部 44 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを装着するトレイと、 前記トレイが光ディスク装置に対して突出入可能となる
    ように前記トレイを移動可能に保持すると共に、トレイ
    の収納時には人手によって押し込まれるトレイを収納す
    るケースと、 トレイ収納時にケースに設けられた係合凸部に係合し、
    トレイを収納状態でロックするためにトレイに設けられ
    たロックアームとを有する光ディスク装置におけるトレ
    イ保持機構において、 前記ケースの上端部または下端部からトレイに向けて突
    出して設けられ、トレイをケース内に収納させていく際
    に、前記トレイの上端部または下端部に当接して前記ト
    レイがケースと平行となるような突出長を有する第1の
    突起部を具備することを特徴とする光ディスク装置にお
    けるトレイ保持機構。
  2. 【請求項2】 光ディスクを装着するトレイと、 前記トレイが光ディスク装置に対して突出入可能となる
    ように前記トレイを移動可能に保持すると共に、トレイ
    の収納時には人手によって押し込まれるトレイを収納す
    るケースと、 トレイ収納時にケースに設けられた係合凸部に係合し、
    トレイを収納状態でロックするためにトレイに設けられ
    たロックアームとを有する光ディスク装置におけるトレ
    イ保持機構において、 前記ケースの内側側面から前記トレイ側面に向けて突出
    し、トレイをケース内に収納させていくときに、前記ト
    レイ側面に当接して前記トレイの側面が前記ケースの側
    面と平行となるような突出長を有する第2の突起部を具
    備することを特徴とする光ディスク装置におけるトレイ
    保持機構。
  3. 【請求項3】 光ディスクを装着するトレイと、 前記トレイが光ディスク装置に対して突出入可能となる
    ように前記トレイを移動可能に保持すると共に、トレイ
    の収納時には人手によって押し込まれるトレイを収納す
    るケースと、 トレイ収納時にケースに設けられた係合凸部に係合し、
    トレイを収納状態でロックするためにトレイに設けられ
    たロックアームとを有する光ディスク装置におけるトレ
    イ保持機構において、 前記ケースの上端部または下端部からトレイに向けて突
    出して設けられ、トレイをケース内に収納させていく際
    に、前記トレイの上端部または下端部に当接して前記ト
    レイがケースと平行となるような突出長を有する第1の
    突起部と、 前記ケースの内側側面から前記トレイ側面に向けて突出
    し、トレイをケース内に収納させていくときに、前記ト
    レイ側面に当接して前記トレイの側面が前記ケースの側
    面と平行となるような突出長を有する第2の突起部とを
    具備することを特徴とする光ディスク装置におけるトレ
    イ保持機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066485A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置

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JP2007066485A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ディスク装置

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