JP2003108934A - 通信制御システム、通信装置、通信制御方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

通信制御システム、通信装置、通信制御方法、記録媒体及びプログラム

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JP2003108934A
JP2003108934A JP2001299396A JP2001299396A JP2003108934A JP 2003108934 A JP2003108934 A JP 2003108934A JP 2001299396 A JP2001299396 A JP 2001299396A JP 2001299396 A JP2001299396 A JP 2001299396A JP 2003108934 A JP2003108934 A JP 2003108934A
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light
light receiving
optical signal
communication control
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JP2001299396A
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Inventor
Yoshiyuki Asakawa
芳幸 浅川
Hiroshi Watanabe
博史 渡邉
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信不可能な状態で電力を消費するような不
要な電力消費を抑えると共に、生産面でもコスト等の削
減を図る。 【解決手段】 発光素子2から出力される光信号と、受
光素子3で検出する入射光との相関性からICカード1
1の近接を検出し、ICカード1111の近接を検出す
るとカードリーダ/ライタに対して電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両ロック
状態の制御に必要なロックコードを記憶したICカード
との通信を行う通信制御システム、通信装置、通信制御
方法、記録媒体及びプログラムに関し、特に、電力の供
給を制御するためにICカードとの通信の可否を検出す
る通信制御システム、通信装置、通信制御方法、記録媒
体及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から車両共同利用サービスを管理す
る車両共同利用システムが提案されており、その一例が
特開2000−311287号公報に開示されている。
このような車両共同利用システムにおいては、車両のロ
ック状態を制御するための利用者個別のロックコードを
ICカード内に記憶することが一般的となっている。
【0003】ICカードには様々な種類のものがある
が、その一つに微弱電波に対応した非接触型ICカード
がある。この非接触型ICカードはカード側に電源を持
たず、無線通信の対象となる装置のアンテナに近接され
ることにより、そのアンテナから出力される微弱電波の
作用でカード内部に電磁誘導が生じ、これによって電力
が供給される。その一方で、車両側には、ICカードか
らロックコード等を読み込み、或いはその他必要な情報
をICカードに書き込むためにカードリーダ/ライタが
搭載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このカ
ードリーダ/ライタの電力消費は数十mAであるため、
何時ICカードとの通信を行うか予測できない状況にお
いて常に待ち受け状態(ポーリング状態)を維持する
と、この数十mAの電力を消費し続けることになる。こ
の消費電力は車両のバッテリ容量からみて許容できる範
囲ではない。
【0005】上記問題点の対策として、ICカードとカ
ードリーダ/ライタ間で無線通信を開始させる前に、利
用者に起動スイッチを押す操作をしてもらい、起動スイ
ッチが押されてから一定時間のみカードリーダ/ライタ
がICカードとの通信を待ち受ける状態にする通信制御
システムが知られている。
【0006】図13は、上記従来例の通信制御システム
の一部を示した構成図である。本従来例は、図13に示
すように、アンテナ21が窓ガラスの車内側に取り付け
られ、起動スイッチ22は、利用者が車外から押すこと
ができるように車外に突出するように窓ガラスに固定さ
れている。利用者は、ICカードを用いて自らの認証を
行わせる前に起動スイッチ22を押し、カードリーダ/
ライタを起動させてからICカード内のロックコードを
読み取らせる。
【0007】図14は、上記従来例の通信制御システム
の全体構成を概略的に示した図である。本従来例は、図
14に示すように、ICカード31、アンテナ21、起
動スイッチ22、カードリーダ/ライタ32、本システ
ムの動作を制御するコントローラ33、及び、カードリ
ーダ/ライタ32に電力を供給する電源リレー回路34
により構成される。
【0008】利用者により起動スイッチ22が押される
と、コントローラ33はその旨を検知し、電源リレー回
路34に対してカードリーダ/ライタ32に一定時間電
力を供給するよう制御する。カードリーダ/ライタ32
は、電源リレー回路34から電力が供給されるとアンテ
ナ21から微弱電波を出力させ、ICカード31内部に
記憶されているロックコードを読み取り、そのロックコ
ードをコントローラ33に転送する。コントローラ33
は、転送されたロックコードに基づいて利用者の正当性
を認証する。
【0009】しかしながら、上記従来例では、利用者の
認証を行うために利用者に対して起動スイッチ22を押
す操作を強いなければならないことや、起動スイッチ2
2を取り付けるための窓ガラスの穴開け、起動スイッチ
の防水加工等の特殊な加工が必要となり、手間がかかる
と共に費用が嵩むといった問題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、通信不可能な状態で電力を消費するような不
要な電力消費を抑えると共に、電力の供給を制御するた
めに窓ガラス等に特別な加工を施すことを必要としない
通信制御システム、通信装置、通信制御方法、記録媒体
及びプログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の通信制御システムは、外部装置と
通信を行う通信手段と、前記外部装置の近接を検出する
検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づき前記
通信手段に対する電力の供給を制御する制御手段とを有
することを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の通信制御システム
は、請求項1記載の発明において、前記検出手段は、光
信号を発光する発光部と、入射光を検出する受光部とを
有し、前記発光部から発光される光信号と前記受光部に
入射される光信号との相関性から、前記外部装置の近接
を検出することを特徴とする。
【0013】また、請求項3記載の通信制御システム
は、請求項2記載の発明において、前記検出手段は、前
記受光部の前段に、所定周波数帯域の入射光を抽出する
抽出部を有することを特徴とする。
【0014】また、請求項4記載の通信制御システム
は、請求項2記載の発明において、前記受光部は、前記
発光部より狭い指向特性を有することを特徴とする。
【0015】また、請求項5記載の通信制御システム
は、請求項2記載の発明において、前記検出手段は、前
記発光部により発光される光信号の周期と前記受光部に
より検出される光信号の周期とを比較することにより両
光信号の相関性を判断し、当該判断結果に基づいて前記
外部装置の近接を検出することを特徴とする。
【0016】また、請求項6記載の通信制御システム
は、請求項2記載の発明において、前記検出手段は、入
射された光信号に応じて前記受光部から出力される電流
信号を電圧信号に変換する電流電圧変換部と、前記電流
電圧変換部から出力される電圧信号と所定の電圧とを比
較し、当該比較結果を電圧信号として出力する電圧比較
部とを有し、前記電圧比較部から出力される電圧信号に
基づいて前記受光部に入力される光信号の周期を検出
し、当該検出結果と前記発光部の光信号の発光周期とを
比較することにより両光信号の相関性を判断し、当該判
断結果に基づいて前記外部装置の近接を検出することを
特徴とする。
【0017】また、請求項7記載の通信制御システム
は、請求項6記載の発明において、前記所定電圧値を任
意に設定する設定手段を有することを特徴とする。
【0018】また、請求項8記載の通信装置は、光信号
を発光する発光手段と、入射光を検出する受光手段と、
前記発光手段から発光される光信号と前記受光手段に入
射される光信号との相関性に基づいて供給が制御される
電力により、通信動作を行う通信手段とを有することを
特徴とする。
【0019】また、請求項9記載の通信装置は、請求項
8記載の発明において、前記受光手段は、入射光を検出
する受光部と、前記受光部の前段に所定周波数帯域の入
射光を抽出する抽出部とを有することを特徴とする。
【0020】また、請求項10記載の通信装置は、請求
項8記載の発明において、前記受光手段は、前記発光手
段より狭い指向特性を有することを特徴とする。
【0021】また、請求項11記載の通信制御方法は、
外部装置の近接を検出する検出ステップと、前記検出ス
テップによる検出結果に基づき、前記外部装置と通信を
行う通信手段に対する電力の供給を制御する制御ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0022】また、請求項12記載の通信制御方法は、
光信号を発光する発光ステップと、入射光を検出する受
光ステップと、前記発光ステップにより発光される光信
号と前記受光ステップにて検出される光信号との相関性
に基づいて供給が制御される電力により、通信動作を行
う通信ステップとを有することを特徴とする。
【0023】また、請求項13記載の記録媒体は、請求
項1〜7の何れか1項に記載の通信制御システム、又
は、請求項8〜10の何れか1項に記載の通信装置の各
手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0024】また、請求項14記載の記録媒体は、請求
項11又は12記載の通信制御方法の処理ステップをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【0025】また、請求項15記載のプログラムは、請
求項1〜7の何れか1項に記載の通信制御システム、又
は、請求項8〜10の何れか1項に記載の通信装置の各
手段としてコンピュータを機能させることを特徴とす
る。
【0026】更に、請求項16記載のプログラムは、請
求項11又は12記載の通信制御方法の処理ステップを
コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施形態における通信
装置の外観図である。本実施形態の通信装置は、図1に
示すように、光信号を発光する発光素子2と入射光を検
出する受光素子3をアンテナ1の中心付近に備え、ま
た、破線で示すように、実際に電波を出力するアンテナ
1の導線部が両素子に対して周回的な位置に内蔵されて
いる。
【0029】図2は、本実施形態の通信装置が車両の窓
ガラスに取り付けられた状態を断面図により示してい
る。本実施形態の通信装置は、図2に示すように、車内
側の窓ガラス5表面に取り付けられている。発光素子2
から発光された光信号は窓ガラス5を介して車外に出力
され、受光素子3は常時入射光を検出する。また、受光
素子3はICカードが通信装置に十分近接されない状態
では外界光(例えば、太陽光等)を検出し、ICカード
が通信装置に近づけられるに従って、発光素子2からの
光信号の反射光が受光素子3で検出されるようになり、
外界光はICカードによって妨げられ入射されなくな
る。
【0030】尚、本実施形態では、アンテナ1から発信
される電波が微弱で、通信装置とICカード間の通信距
離が2cm程度の通信形態を想定している。従って、I
Cカードと通信装置間の距離が2cm以内とならなけれ
ば、発光素子2からの光信号をICカードに十分に反射
させることができない。一方で、ICカードと通信装置
間の距離が2cm以内となれば、受光素子3はその反射
光を正常に検出し、外界光の影響はほとんど受けなくな
る。
【0031】図3は、発光素子2及び受光素子3の構成
を詳細に示した図である。図3に示すように、受光素子
3は、発光素子2に比べて窓ガラス5表面に対して奥の
位置に配置され、発光素子2より受光素子3の指向性の
方が狭くなるようにしている。これは、上記外界光の影
響について更に考慮されたものであり、ICカードが通
信装置に近接された場合の外界光のまわり込みによる影
響を低減させている。また、図3の例では、受光素子3
の前段に特定の周波数帯域の光のみを透過させるための
フィルタ4が備えられており、適当な周波数帯域を透過
させるフィルタ4を選択することにより、外界光の影響
を更に低減することができる。
【0032】図4は、ICカードの位置と受光素子3へ
の入射光との関係を示した図である。ICカードが通信
装置に近接されていないときは、図4−aに示すよう
に、受光素子3には外界光が入射する。利用者がICカ
ードを通信装置に近接させている過程では、図4−bに
示すように、外界光はICカードによって妨げられて徐
々に入射が減少し、その反面、反射光の入射が徐々に増
えていく。最後に、ICカードが通信装置に対して十分
近接した状態となると、図4−cに示すように、外界光
はほとんど遮断され、受光素子3への入射光のほとんど
が上記反射光によって占められる。
【0033】図5は、本発明の一実施形態における通信
制御システムの全体構成を概略的に示した図である。本
実施形態の通信制御システムは、図5に示すように、I
Cカード11と、通信装置を構成するアンテナ1、発光
素子2及び受光素子3と、カードリーダ/ライタ12
と、受光素子3から出力される電流信号を電圧信号に変
換する電流電圧変換回路13と、電流電圧変換回路13
から出力される電圧信号と所定電圧とを比較し、その結
果を電圧信号として出力するコンパレータ14と、カー
ドリーダ/ライタ12に電源を供給するための電源リレ
ー回路15と、本通信制御システムの全体の動作を制御
するコントローラ16とにより構成される。尚、電源電
圧変換回路13及びコンパレータ14は通信装置の内部
又は外部に構成してもよい。
【0034】発光素子2は、光信号を常時発光する。受
光素子3も入射光を常時検出する。受光素子3は、既に
説明したように、ICカード11や他の物体が窓ガラス
を介して通信装置に近接されていない状態では、主に外
界光を検出する。その一方で、ICカード11等の何ら
かの物体が窓ガラスを介して通信装置に近接された状態
となると、発光素子2から発光された光信号がその物体
によって反射され、受光素子3はその反射光を検出する
状態となる。
【0035】受光素子3は、入射光に応じた電流信号を
後段の電流電圧変換回路13に出力し、電流電圧変換回
路13は、受光素子3から入力する電流信号を電圧信号
に変換する。電流電圧変換回路13の後段にはコンパレ
ータ14が備えられ、コンパレータ14は、電流電圧変
換回路13からの電圧信号を一方の入力端子で入力し、
他方の入力端子ではスレッシュホールド電圧を入力す
る。本実施形態では、当該他方の入力端子は接地され0
Vが入力されている。尚、本発明では、本実施形態のよ
うにスレッシュホールド電圧を固定的に設定することに
限らず、その電圧レベルを任意に設定できるように構成
することも可能である。
【0036】コンパレータ14は、両入力端子の入力電
圧を比較し、即ち、スレッシュホールド電圧を基準に電
流電圧変換回路13から入力される電圧が正か負かを検
出し、その結果を電圧信号として出力する。コントロー
ラ16は、コンパレータ14から電圧信号を入力し、そ
の電圧信号に基づいて発光素子2から発光される光信号
と受光素子3にて検出される入射光との相関性を判断す
ることにより、当該入射光は発光素子2から発光された
信号の反射光であるか否かを識別する。
【0037】図6は、上記図4の例における受光素子3
の受光量と受光素子3から出力される電流との関係を示
した図である。図4−aに示した状態は図6中のに該
当し、受光素子3では外界光が検出されるため受光量が
多く、受光素子3から出力される電流はそれに対応して
高い値をとる。図4−bに示した状態は図6中のに該
当し、ICカード11により通信装置が覆われつつある
ので受光素子3で検出される入射光は外界光が減少し、
受光素子3から出力される電流はそれに対応して低い値
となっていく。図4−cに示した状態は図6中のに該
当し、ここではICカード11により通信装置が完全に
覆われ、受光素子3への外界光の入射がほぼなくなり、
代わって発光素子2から出力される光信号の反射光が入
射されるようになる。従って、図4−cに示した状態で
は、図6中に示すように、受光素子3への入射光はAに
示す波形となり、それに対応してコンパレータ14に入
力される電圧信号もBに示す波形となる。
【0038】また、図6にはコンパレータ14における
しきい値のレベル、即ちスレッシュホールド電圧値が示
されているが、この電圧値は任意に設定することが可能
であり、反射光の検出精度を調整することができる。ス
レッシュホールド電圧値の設定方法の一例として、受光
素子3で理想的な反射光が入射され、その入射光に対応
した電圧信号がコンパレータ14に入力される場合にお
いて、その電圧信号のHiレベルとLoレベルの中間電
圧値程度にスレッシュホールド電圧を調整することが好
ましい。
【0039】ここで、コントローラ16における相関性
の判断方法について詳細に説明する。図7は、コントロ
ーラ16から発光素子2に対して出力される駆動信号の
波形を経時的に示したタイミングチャートである。本実
施形態のコントローラ16は、図7に示すように、矩形
型の駆動信号を一定周期で出力する。この駆動信号を入
力する発光素子2は、駆動信号がHi又はLoのとき発
光することにより、一定周期の光信号を出力する。従っ
て、コントローラ16は、駆動信号の周期と入射光の周
期がほぼ同一であるとき、受光素子3にて検出された入
射光は発光素子2から発光された光信号の反射光である
と判断する。
【0040】コントローラ16は、上記のように発光素
子2から発光された光信号の反射光を検出すると、カー
ドリーダ/ライタ12に一定時間電源を供給するように
電源リレー回路15を制御する。これによりカードリー
ダ/ライタ12は起動し、待ち受け状態(ポーリング状
態)となる。後に、ICカード11が通信装置に近接さ
れると、アンテナ1から出力される微弱電波によりIC
カード11に電力が供給され、カードリーダ/ライタ1
2はICカード11から情報を読み取ることが可能にな
る。このとき読み取られる情報には、本車両共同利用サ
ービスを運営するネットワークシステム固有のシステム
コード、利用者のロックコードが含まれる。
【0041】また、コントローラ16には、車両共同利
用サービスの運営を管理する総合管理センタから利用者
のロックコードが事前に送信されており、このロックコ
ードとICカード11から読み取ったロックコードを比
較することにより正当な利用者である否かを判断する。
正当な利用者であることが判断された場合は、コントロ
ーラ16は、ドアロック、IG(イグニッション)ロッ
ク及びスタータロックを全てアンロック状態にする。
【0042】尚、IGロックがロック状態にあるとは、
IG(イグニッション)キーシリンダが「LOCK」の
位置で固定されている状態であり、IGロックがアンロ
ック状態にあるとは、IGキーシリンダが「LOCK」
の位置で固定されていない状態(IGキーシリンダが
「LOCK」にあっても固定されていない状態である
か、「ACC」、「ON」、「START」のいずれか
の位置にある状態)のことをいう。また、スタータロッ
クがロック状態にあるとは、車両の各部を制御するEV
コントローラへの起動信号の発生を禁止している状態で
あり、スタータロックがアンロック状態にあるとは、E
Vコントローラへの起動信号の発生を許可している状態
のことをいう。
【0043】次に、図8を参照しながら本実施形態にお
けるコントローラの動作について詳細に説明する。図8
は、本実施形態におけるコントローラ16の動作の流れ
を示したフローチャートである。
【0044】先ず、コントローラ16は、図7に示す駆
動信号を出力することにより発光素子2から光信号を出
力させる(ステップS1)。次に、コントローラ16
は、コンパレータ14から入力する電圧信号の一定時間
内における変化回数が所定値以上であるか否かを判断す
る(ステップS2)。この判断により、コンパレータ1
4からの入力信号が一定時間内に所定回数以上変化した
と判断されると(ステップS2/YES)、次に、コン
トローラ16は、上記電圧信号の変化周期が発光素子2
に出力する駆動信号の周期と一致するか否か、即ち、受
光素子3にて検出される光信号の周期と発光素子2によ
る光信号の発光周期が一致するか否かを判断することに
より、両信号間の相関性について判断する(ステップS
3)。
【0045】次に、コントローラ16は、ステップS3
の判断により両信号間に相関性があると判断すると(ス
テップS3/YES)、電源リレー回路15を制御しカ
ードリーダ/ライタ12に電源を供給する(ステップS
4)。次に、コントローラ16は、カードリーダ/ライ
タ12に対して待ち受け状態の開始を指示する。
【0046】次に、コントローラ16は、ICカード1
1からの応答を待つ(ステップS6)。コントローラ1
6は、ICカード11からの応答があったと判断すると
(ステップS6/YES)、ステップS7に移行し、I
Cカード11からの応答がないと判断すると(ステップ
S6/NO)、ステップS8に移行する。ここで、IC
カード11からの応答がない場合に想定される状態と
は、ICカード11が十分通信装置に近接されていな
い、ICカード11が通信装置に十分近接した状態にあ
るがそのカードから読み取られたシステムコードが適当
でない、及び、他の物体が近接されて正常な反射光が得
られない等である。
【0047】ステップS6の判断によりICカード11
からの応答があったと判断されると、次にコントローラ
16は、ICカード11からロックコードを読み取るよ
うカードリーダ/ライタ12に対して指示を出し、ロッ
クコードを取得する(ステップS7)。ICカード11
のロックコードが取得されると、次にコントローラ16
は、電源リレー回路15を制御することによりカードリ
ーダ/ライタ12への電源の供給を停止させる(ステッ
プS9)。
【0048】また、ステップS6の判断によりICカー
ド11からの応答がないと判断されると、次にコントロ
ーラ16は、カードリーダ/ライタ12を待ち受け状態
にした時点から一定時間が経過したか否かを判断する
(ステップS8)。この判断により一定時間が経過した
と判断されると、次にコントローラ16は、電源リレー
回路15を制御することによりカードリーダ/ライタ1
2への電源の供給を停止させる(ステップS9)。
【0049】このように、本実施形態によれば、カード
リーダ/ライタ12の消費電流は一般的に多いが、IC
カード11との通信が不可能な状態には、即ち、ICカ
ード11が通信装置に十分近接した状態にないときはカ
ードリーダ/ライタ12に電源を供給しないよう制御す
るので、省電力化を図ることができる。
【0050】<ビジネスモデルへの応用>図9〜図11
は、本通信制御システムを車両共同利用サービスに適用
した場合の手順の流れを示した図である。図9には貸出
手続き時における手順の流れ、図10には利用中におけ
る手順の流れ、そして、図11には利用終了時における
手順の流れが示されている。
【0051】[車両貸出時]車両の貸出時には、図9に
示すように、利用者は携帯電話を操作して総合管理セン
タにアクセス(例えば、NTTドコモのiアプリ等のサ
ービスを利用してアクセス)し、車両共同利用システム
にログインする(図9中の(1))。次に利用者は画面
上で自らの会員番号及び暗証番号等を入力することによ
り総合管理センタに対して認証及び貸出の要求を行う
(図9中の(2)、(3))。
【0052】総合管理センタは、利用者の認証が終わる
と、予約内容や利用可能な車両番号を利用者の携帯電話
に送信する(図9中の(4))。利用者は画面上で所望
の車両番号を入力することにより、総合管理センタにそ
の車両番号を通知する(図9中の(5)、(6))。次
に総合管理センタは、利用許可通知(予約内容、ロック
コード等)を貸出車両に送信する(図9中の(7))。
【0053】貸出車両は、総合管理センタから利用許可
通知を受信すると、利用者の認証を行う認証中状態に遷
移し、利用者に貸出車両を知らせるためにハザードを点
滅させ、受信したロックコードを有効化する(図9中の
(8))。次に総合管理センタは、利用者の携帯電話に
利用可能通知を送信し、携帯電話の画面上では利用案内
の情報が表示される(図9中の(9)、(10))。
【0054】利用者は、ハザードが点滅している車両の
側に移動し、充電パドルを抜き、ICカード11を通信
装置にかざす(図9中の(11)、(12))。車両で
はICカード11から読み取ったロックコードが総合管
理センタから受信したロックコードと一致するか否かを
判断し、一致するとドアロック及びIGロック等を解鍵
し、ハザード点滅を解除し、利用中状態に遷移する(図
9中の(13))。
【0055】次に車両は、ドアロック及びIGロック等
を解鍵したことを車両情報として総合管理センタに通知
すると共に、車両が利用中状態に遷移したことを通知す
る(図9中の(14)、(15))。利用者は、ドアを
開けて車両に乗り込み、既にIGキーシリンダに挿入さ
れた状態にあるIGノブを回して車両を始動させる(図
9中の(16)、(17))。
【0056】[利用中]貸出車両の利用中において利用
者が買い物等で車両を途中で駐車させるときには、利用
者は、車両を駐車した後、IGノブを「LOCK」の位
置まで回す(図10中の(1)。IGノブが「LOC
K」の位置まで回されると、車両はIGキーシリンダが
「LOCK」の位置まで回されたことを総合管理センタ
に通知する(図10中の(2))。
【0057】次に利用者がドアを開けて車両から降りる
と、車両は車両状態に変化があったことを総合管理セン
タに対して通知する(図10中の(3)、(4))。次
に利用者がICカード11を通信装置にかざすと、車両
は、ICカード11から読み取ったロックコードが記憶
しているロックコードと一致するか否かを判断する。両
者が一致すると判断されると、車両は、現時点ではドア
が解鍵された状態にあるのでドアロック及びIGロック
を施錠した状態にする(図10中の(5)、(6))。
【0058】次に、車両は、駐車中にドアロック状態及
びIGロック状態に変化があったか等を車両情報として
定期的に総合管理センタに送信する(図10中の
(7))。利用者が貸出中に車両から離れても、車両か
ら通知される情報により総合管理センタが車両状態を監
視できるので、盗難等を防止することができる。
【0059】利用者は用が済み、再び車両に乗り込もう
とする際には、ICカード11を通信装置にかざして車
両にロックコードの認証を行わせる(図10中の
(8))。車両はロックコードの認証を終えると、現時
点ではドアが施錠された状態にあるのでドアロック及び
IGロックを解鍵した状態にし、その旨を車両情報とし
て総合管理センタに通知する(図10中の(9)、(1
0))。そして、利用者はドアを開けて車両に乗り込
み、IGノブを回して車両を始動させる(図10中の
(11)、(12))。
【0060】[利用終了時]利用者が車両を停車させ、
IGノブを「LOCK」の位置まで回すと、車両はIG
ロックキーシリンダの位置を車両情報として総合管理セ
ンタに通知する(図11中の(1)、(2))。次に利
用者がドアを開けて車両から降りると、車両は車両状態
に変化があったことを車両情報として総合管理センタに
通知する(図11中の(4))。
【0061】次に利用者は充電パドルを車両に差し込む
と、車両と充電器との間で情報交換がなされて充電処理
が開始される(図11中の(6))。車両は充電を完了
すると、総合管理センタに対して充電が完了したことを
通知する(図11中の(7))。次に利用者は携帯電話
を操作することにより車両共同利用システムにログイン
し、自らの会員番号及び暗証場号を入力することによ
り、総合管理センタに対して認証及び返却を要求する
(図11中の(8)、(9)、(10))。
【0062】総合管理センタは、受信した会員番号及び
暗証番号に基づく利用者の認証処理が終わると、利用者
の携帯電話に対して利用実績を通知する(図11中の
(11))。利用者は画面上で利用実績を確認した後、
「OK」ボタンを選択入力することにより、総合管理セ
ンタに対して利用実績を承認した旨の情報を送信する
(図11中の(12)、(13))。
【0063】総合管理センタは、上記承認情報を受信す
ると、利用許可状態を解除するための情報を車両に対し
て送信すると共に、利用者に対しては返却処理が完了し
た旨を通知する(図11中の(14)、(15))。こ
れにより、利用者の携帯電話上では、返却処理が完了し
たことを案内する画面が表示される(図11中の(1
6))。
【0064】一方、車両側では総合管理センタから利用
許可解除通知を受信することにより、車両は返却中状態
となり、IGキーシリンダが「START」の位置まで
回されても起動信号が発生しないようにスタータロック
をかけると共に、記憶されていたロックコードを消去す
る(図11中の(17))。更にそれから数分が経過す
ると、車両は自動的にドアロック及びIGロックを施錠
した状態にし、自らが非利用中状態に遷移したことを総
合管理センタに通知する(図11中の(18)(1
9))。
【0065】このように、本実施形態によれば、以上説
明した何れの利用時点においても、ICカード11を通
信装置に近接させるだけでコントローラ16により自動
的に車両のロック状態が制御される。従って、利用者に
とってはスイッチを押す等の特別な作業を行う必要がな
く、利便性の向上が図れ、また、窓ガラスに穴を開ける
など特殊な加工を施す必要もなくなるため、生産面でも
コストの低減等が図れる。
【0066】<通信装置、カードリーダ/ライタの配置
例>図12は、本通信装置の具体的な配置例を示した図
であり、本実施形態では、通信装置はフロント窓又は固
定されたリア窓の車内側に密着され、カードリーダ/ラ
イタは図示していないがそれらの近くに設置されてい
る。尚、本発明においては例示した配置方法に限られ
ず、利用者に利便性に応じて適宜変更可能である。
【0067】<他の実施形態>また、本発明の目的は、
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装
置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いることが出来る。
【0070】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、通信対象となる外部装置の近接を検出し、そ
の結果に基づいて通信手段に対する電力の供給を制御す
るよう構成したので、外部装置が近接していない状態、
即ち外部装置との通信が不可能な状態と、外部装置が近
接した状態、即ち外部装置との通信が可能な状態間で異
なる電力供給の制御が可能となり、その結果、通信不可
能な状態で電力を消費するような不要な電力消費を抑え
ることができる。
【0073】また、本発明によれば、通信手段に対する
電力の供給を制御するために窓ガラス等に特別な加工を
施してスイッチ等を設けることを必要としないので、生
産面でのコスト等を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における通信装置の外観図
である。
【図2】本発明の一実施形態における通信装置が車両の
窓ガラスに取り付けられた状態を示した断面図である。
【図3】本発明の一実施形態における発光素子及び受光
素子の構成を詳細に示した図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるICカードの位置
と受光素子への入射光との関係を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態における通信制御システム
の全体構成を概略的に示した図である。
【図6】本発明の一実施形態における受光素子の受光量
と受光素子から出力される電流との関係を示した図であ
る。
【図7】本発明の一実施形態におけるコントローラから
発光素子に対して出力される駆動信号の波形を経時的に
示したタイミングチャートである。
【図8】本発明の一実施形態におけるコントローラの動
作の流れを示したフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態における通信制御システム
を車両共同利用サービスに適用した場合の手順の流れを
示した図である。
【図10】本発明の一実施形態における通信制御システ
ムを車両共同利用サービスに適用した場合の手順の流れ
を示した図である。
【図11】本発明の一実施形態における通信制御システ
ムを車両共同利用サービスに適用した場合の手順の流れ
を示した図である。
【図12】本発明の一実施形態における通信装置の具体
的な配置例を示した図である。
【図13】従来例の通信制御システムの一部を示した構
成図である。
【図14】従来例の通信制御システムの全体構成を概略
的に示した図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 発光素子 3 受光素子 4 フィルタ 11 ICカード 12 カードリーダ/ライタ 13 電流電圧変換回路 14 コンパレータ 15 電源リレー回路 16 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB35 BB48 CC11 DD06 EE02 FF26 FF35 HH01 JJ03 KK03 LL01 QQ02 SS01 TT04 5B011 EA10 MA02 5B058 CA17 CA22 KA40 YA20 5H180 AA01 AA20 BB04 BB05 BB12 CC01 EE07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置と通信を行う通信手段と、 前記外部装置の近接を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づき前記通信手段に対
    する電力の供給を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする通信制御システム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 光信号を発光する発光部と、 入射光を検出する受光部とを有し、 前記発光部から発光される光信号と前記受光部に入射さ
    れる光信号との相関性から、前記外部装置の近接を検出
    することを特徴とする請求項1記載の通信制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記受光部の前段に、
    所定周波数帯域の入射光を抽出する抽出部を有すること
    を特徴とする請求項2記載の通信制御システム。
  4. 【請求項4】 前記受光部は、前記発光部より狭い指向
    特性を有することを特徴とする請求項2記載の通信制御
    システム。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記発光部により発光
    される光信号の周期と前記受光部により検出される光信
    号の周期とを比較することにより両光信号の相関性を判
    断し、当該判断結果に基づいて前記外部装置の近接を検
    出することを特徴とする請求項2記載の通信制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、 入射された光信号に応じて前記受光部から出力される電
    流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換部と、 前記電流電圧変換部から出力される電圧信号と所定の電
    圧とを比較し、当該比較結果を電圧信号として出力する
    電圧比較部とを有し、 前記電圧比較部から出力される電圧信号に基づいて前記
    受光部に入力される光信号の周期を検出し、当該検出結
    果と前記発光部の光信号の発光周期とを比較することに
    より両光信号の相関性を判断し、当該判断結果に基づい
    て前記外部装置の近接を検出することを特徴とする請求
    項2記載の通信制御システム。
  7. 【請求項7】 前記所定電圧値を任意に設定する設定手
    段を有することを特徴とする請求項6記載の通信制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 光信号を発光する発光手段と、 入射光を検出する受光手段と、 前記発光手段から発光される光信号と前記受光手段に入
    射される光信号との相関性に基づいて供給が制御される
    電力により、通信動作を行う通信手段とを有することを
    特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 前記受光手段は、 入射光を検出する受光部と、 前記受光部の前段に所定周波数帯域の入射光を抽出する
    抽出部とを有することを特徴とする請求項8記載の通信
    装置。
  10. 【請求項10】 前記受光手段は、前記発光手段より狭
    い指向特性を有することを特徴とする請求項8記載の通
    信装置。
  11. 【請求項11】 外部装置の近接を検出する検出ステッ
    プと、 前記検出ステップによる検出結果に基づき、前記外部装
    置と通信を行う通信手段に対する電力の供給を制御する
    制御ステップとを有することを特徴とする通信制御方
    法。
  12. 【請求項12】 光信号を発光する発光ステップと、 入射光を検出する受光ステップと、 前記発光ステップにより発光される光信号と前記受光ス
    テップにて検出される光信号との相関性に基づいて供給
    が制御される電力により、通信動作を行う通信ステップ
    とを有することを特徴とする通信制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜7の何れか1項に記載の通
    信制御システム、又は、請求項8〜10の何れか1項に
    記載の通信装置の各手段としてコンピュータを機能させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11又は12記載の通信制御方
    法の処理ステップをコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項1〜7の何れか1項に記載の通
    信制御システム、又は、請求項8〜10の何れか1項に
    記載の通信装置の各手段としてコンピュータを機能させ
    るためのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項11又は12記載の通信制御方
    法の処理ステップをコンピュータに実行させるためのプ
    ログラム。
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