JP2003107922A - 導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

導電性エンドレスベルトおよびこれを用いた画像形成装置

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JP2003107922A JP2001297895A JP2001297895A JP2003107922A JP 2003107922 A JP2003107922 A JP 2003107922A JP 2001297895 A JP2001297895 A JP 2001297895A JP 2001297895 A JP2001297895 A JP 2001297895A JP 2003107922 A JP2003107922 A JP 2003107922A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム方式、中間転写方式およびタンデム
中間転写方式の画像形成装置に使用する樹脂フィルムベ
ルトにおいて、良好な強度、特には良好な屈曲耐久性と
耐クリープ性、更には寸法安定性を備える導電性エンド
レスベルトおよびこれを用いた画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 タンデム方式の転写、搬送用導電性エン
ドレスベルトにおいて、ベルトの駆動軸方向をx軸、ベ
ルトの走行方向をy軸、ベルト表面に垂直な方向をz軸
とし、z軸からx軸に向かってなす角60°の方向から
の入射光に対応するベルト表面の光沢度をGV、z軸か
らy軸に向かってなす角60°の方向からの入射光に対
応するベルト表面の光沢度をGHとした際に、GVとGH
との間に、下記式(I)、 0.5<GV/GH<2.0
(I) で示される関係が成り立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の電子写真装置や静電記録装置等における静電記録
プロセスにおいて、表面に静電潜像を保持した潜像保持
体等の画像形成体表面に現像剤を供給して形成されたト
ナー像を、紙等の記録媒体へと転写する際に用いられる
導電性エンドレスベルト(以下、単に「ベルト」とも称
する)およびこれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、プリンター等におけ
る静電記録プロセスでは、まず、感光体(潜像保持体)
の表面を一様に帯電させ、この感光体に光学系から映像
を投射して光の当たった部分の帯電を消去することによ
って静電潜像を形成し、次いで、この静電潜像にトナー
を供給してトナーの静電的付着によりトナー像を形成
し、これを紙、OHP、印画紙等の記録媒体へと転写す
ることにより、プリントする方法が採られている。
【0003】この場合、カラープリンターやカラー複写
機においても、基本的には前記プロセスに従ってプリン
トが行われるが、カラー印刷の場合には、マゼンタ、イ
エロー、シアン、ブラックの4色のトナーを用いて色調
を再現するもので、これらのトナーを所定割合で重ね合
わせて必要な色調を得るための工程が必要であり、この
工程を行うためにいくつかの方式が提案されている。
【0004】まず、第1には、モノクロ印刷を行う場合
と同様に、感光体上にトナーを供給して静電潜像を可視
化する際に、前記マゼンタ、イエロー、シアン、ブラッ
クの4色のトナーを順次重ねていくことにより現像を行
い、感光体上にカラーのトナー像を形成する多重現像方
式がある。この方式によれば比較的コンパクトに装置を
構成することが可能であるが、この方式では階調の制御
が非常に難しく、高画質が得られないという問題点があ
る。
【0005】第2に、4つの感光ドラムを設け、各ドラ
ムの潜像を夫々マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック
のトナーで現像することにより、マゼンタによるトナー
像、イエローによるトナー像、シアンによるトナー像お
よびブラックによるトナー像の4つのトナー像を形成
し、これらトナー像が形成された感光ドラムを1列に並
べて各トナー像を紙等の記録媒体に順次転写して記録媒
体上に重ねることにより、カラー画像を再現するタンデ
ム方式がある。この方式は、良好な画像が得られるもの
の、4つの感光ドラムと、各感光ドラムごとに設けられ
た帯電機構および現像機構が1列に並べられた状態とな
り、装置が大型化するとともに高価なものとなる。
【0006】図3にタンデム方式の画像形成装置の印字
部構成例を示す。感光体ドラム1、帯電ロール2、現像
ロール3、現像ブレード4、トナー供給ロール5および
クリーニングブレード6で構成する印字ユニットをイエ
ローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBの各トナー
に対応して4個並べており、駆動ローラ(駆動部材)9
により循環駆動されて転写搬送ベルト10で搬送した用
紙上に、トナーを順次転写しカラー画像を形成する。転
写搬送ベルトの帯電および除電は夫々帯電ロール7およ
び除電ロール8で行う。また、用紙をベルトへ吸着させ
るための用紙帯電には吸着ローラ(図示せず)が使用さ
れる。これらの対応により、オゾンの発生を抑えること
ができる。吸着ローラでは、用紙を搬送路から転写搬送
ベルトに乗せるとともに、転写搬送ベルトへの静電吸着
を行う。また、転写後の用紙分離は、転写電圧を低くす
ることにより用紙と転写搬送ベルトの吸着力を弱くし
て、曲率分離のみで行うことができる。
【0007】転写搬送ベルト10の材料としては抵抗体
と誘電体があり、夫々に長所、短所を持っている。抵抗
体ベルトは電荷の保持が短時間であるため、タンデム型
の転写に用いた場合、転写での電荷注入が少なく4色の
連続する転写でも比較的電圧の上昇が少ない。また、次
の用紙の転写に繰り返して使用されるときも電荷が放出
されており、電気的なリセットは必要としない。しか
し、環境変動により抵抗値が変化するため、転写効率に
影響すること、用紙の厚さや幅の影響を受けやすいこと
などが短所となっている。
【0008】一方、誘電体ベルトの場合は注入された電
荷の自然放出はなく、電荷の注入、放出とも電気的にコ
ントロールしなければならない。しかし、安定に電荷が
保持されるので、用紙の吸着が確実で高精度な紙搬送が
行える。誘電率は温湿度への依存性も低いため、環境に
対しても比較的安定な転写プロセスとなる。欠点は、転
写が繰り返されるごとにベルトに電荷が蓄積されるた
め、転写電圧が高くなることである。
【0009】第3に、紙等の記録媒体を転写ドラムに巻
き付けてこれを4回転させ、周回ごとに感光体上のマゼ
ンタ、イエロー、シアン、ブラックを順次記録媒体に転
写してカラー画像を再現する転写ドラム方式もある。こ
の方式によれば比較的高画質が得られるが、記録媒体が
葉書等の厚紙である場合には、これを前記転写ドラムに
巻き付けることが困難であり、記録媒体種が制限される
という問題点がある。
【0010】前記多重現像方式、タンデム方式および転
写ドラム方式に対して、良好な画質が得られ、かつ装置
が特に大型化するようなこともなく、しかも記録媒体種
が特に制限されるようなこともない方式として、中間転
写方式が提案されている。
【0011】即ち、この中間転写方式は、感光体上のト
ナー像を一旦転写保持するドラムやベルトからなる中間
転写部材を設け、この中間転写部材の周囲にマゼンタに
よるトナー像、イエローによるトナー像、シアンによる
トナー像およびブラックによるトナー像を形成した4つ
の感光体を配置して4色のトナー像を中間転写部材上に
順次転写することにより、この中間転写部材上にカラー
画像を形成し、このカラー画像を紙等の記録媒体上に転
写するものである。従って、4色のトナー像を重ね合わ
せて階調を調整するものであるから、高画質を得ること
が可能であり、かつタンデム方式のように感光体を1列
に並べる必要がないので装置が特に大型化することもな
く、しかも記録媒体をドラムに巻き付ける必要もないの
で記録媒体種が制限されることもないものである。ま
た、タンデム方式と中間転写方式とを組み合わせたタン
デム中間転写方式もある。
【0012】中間転写方式によりカラー画像の形成を行
う装置として、中間転写部材として無端ベルト状の中間
転写部材を用いた画像形成装置を図4に例示する。
【0013】図4中、11はドラム状の感光体であり、
図中矢印方向に回転するようになっている。この感光体
11は、一次帯電器12によって帯電され、次いで画像
露光13により露光部分の帯電が消去され、第1の色成
分に対応した静電潜像がこの感光体11上に形成され、
更に静電潜像が現像器41により第1色のマゼンタトナ
ーMで現像され、第1色のマゼンタトナー画像が感光体
11上に形成される。次いで、このトナー画像が、駆動
ローラ(駆動部材)30により循環駆動されて感光体1
1と接触しながら循環回転する中間転写部材20に転写
される。この場合、感光体11から中間転写部材20へ
の転写は、感光体11と中間転写部材20とのニップ部
において、中間転写部材20に電源61から印加される
一次転写バイアスにより行われる。この中間転写部材2
0に第1色のマゼンタトナー画像が転写された後、前記
感光体11はその表面がクリーニング装置14により清
掃され、感光体11の1回転目の現像転写操作が完了す
る。以降、感光体が3回転し、各周回ごとに現像器42
〜44を順次用いて第2色のシアントナー画像、第3色
のイエロートナー画像、第4色のブラックトナー画像が
順次感光体11上に形成され、これが周回ごとに中間転
写部材20に重畳転写され、目的のカラー画像に対応し
た合成カラートナー画像が中間転写部材20上に形成さ
れる。なお、図4の装置にあっては、感光体11の周回
ごとに現像器41〜44が順次入れ替わってマゼンタト
ナーM、シアントナーC、イエロートナーY、ブラック
トナーBによる現像が順次行われるようになっている。
【0014】次に、前記合成カラートナー画像が形成さ
れた中間転写部材20に転写ローラ25が当接し、その
ニップ部に給紙カセット19から紙等の記録媒体26が
給送される。これと同時に二次転写バイアスが電源29
から転写ローラ25に印加され、中間転写部材20から
記録媒体26上に合成カラートナー画像が転写されて加
熱定着され、最終画像となる。合成カラートナー画像を
記録媒体26へと転写した後の中間転写部材20は、表
面の転写残留トナーがクリーニング装置35により除去
され、初期状態に戻り次の画像形成に備えるようになっ
ている。
【0015】従来、かかる無端ベルト状の中間転写部材
20として、半導電性の樹脂フィルムベルトと、繊維補
強体を有するゴムベルトとが主に用いられている。これ
らのうち、半導電性の樹脂フィルムベルトとしては、従
来、ポリカーボネートにカーボンブラックを配合したも
のが知られているが、最近では、折り曲げに対する耐久
性面での改良を図ったポリアルキレンテレフタレートを
基材とする樹脂フィルムベルト(特開平8−99374
号公報)や、弾性面での改良を図った熱可塑性ポリイミ
ドを基材とする樹脂フィルムベルト(特開平11−17
0389号公報)などが提案されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】導電性エンドレスベル
トを使用するタンデム方式、中間転写方式およびタンデ
ム中間転写方式の画像形成装置においては、いずれも導
電性エンドレスベルトに対し、機構面で繰り返し連続使
用に耐える強度、特には屈曲耐久性と耐クリープ性を備
えることが要求される。
【0017】これまで一部の半導電性の樹脂フィルムベ
ルトでは実用化に至っているものもあるが、画像形成装
置の高性能化に伴い、今日、前記要求特性をより良好に
満足するものが求められている。
【0018】そこで本発明の目的は、タンデム方式、中
間転写方式およびタンデム中間転写方式の画像形成装置
に使用する樹脂フィルムベルトにおいて、良好な強度、
特には良好な屈曲耐久性と耐クリープ性、更には寸法安
定性を備える導電性エンドレスベルトおよびこれを用い
た画像形成装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく各種合成樹脂について鋭意検討を行った結
果、導電性エンドレスベルトの光沢度について、ベルト
の駆動軸方向の光沢度と周方向の光沢度との比を一定範
囲内とすることにより前記目的を達成し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は下記に
示す通りである。
【0020】(1)静電吸着により保持した記録媒体
を、駆動部材により循環駆動されて、4種の画像形成体
に搬送し、各トナー像を該記録媒体に順次転写するタン
デム方式の転写、搬送用導電性エンドレスベルトにおい
て、ベルトの駆動軸方向をx軸、ベルトの走行方向をy
軸、ベルト表面に垂直な方向をz軸とし、z軸からx軸
に向かってなす角60°の方向からの入射光に対応する
ベルト表面の光沢度をGV、z軸からy軸に向かってな
す角60°の方向からの入射光に対応するベルト表面の
光沢度をGHとした際に、GVとGHとの間に、下記式
(I)、 0.5<GV/GH<2.0 (I) で示される関係が成り立つことを特徴とする導電性エン
ドレスベルトである。
【0021】(2)画像形成体と記録媒体との間に配設
され、駆動部材により循環駆動されて、前記画像形成体
表面に形成されたトナー像を一旦自己の表面に転写保持
し、これを記録媒体へと転写する中間転写部材用導電性
エンドレスベルトにおいて、ベルトの駆動軸方向をx
軸、ベルトの走行方向をy軸、ベルト表面に垂直な方向
をz軸とし、z軸からx軸に向かってなす角60°の方
向からの入射光に対応するベルト表面の光沢度をGV
z軸からy軸に向かってなす角60°の方向からの入射
光に対応するベルト表面の光沢度をGHとした際に、GV
とGHとの間に、下記式(I)、 0.5<GV/GH<2.0 (I) で示される関係が成り立つことを特徴とする導電性エン
ドレスベルトである。
【0022】(3)前記(1)または(2)の導電性エ
ンドレスベルトにおいて、機能性成分として導電性材料
が添加されてなる導電性エンドレスベルトである。
【0023】(4)前記(3)の導電性エンドレスベル
トにおいて、前記導電性材料がカーボンブラックであ
り、樹脂成分100重量部に対し0.1〜100重量部
添加されてなる導電性エンドレスベルトである。
【0024】(5)前記(1)〜(4)のいずれかの導
電性エンドレスベルトにおいて、体積抵抗値が106
1013Ω・cmである導電性エンドレスベルトである。
【0025】(6)前記(1)〜(5)のいずれかの導
電性エンドレスベルトにおいて、前記駆動部材と接触す
る側の面に、該駆動部材と勘合する嵌合部を有する導電
性エンドレスベルトである。
【0026】(7)前記(6)の導電性エンドレスベル
トにおいて、前記嵌合部が、回転方向に沿って連続して
突設された凸条である導電性エンドレスベルトである。
【0027】(8)前記(1)〜(7)のいずれかの導
電性エンドレスベルトを用いたことを特徴とする画像形
成装置である。
【0028】上述の本発明の導電性エンドレスベルト
は、良好な強度、特には良好な屈曲耐久性および耐クリ
ープ性を備え、かつ、高い寸法精度を有する。また、前
記駆動部材と導電性エンドレスベルトとに互いに嵌合す
る嵌合部を設けた場合には、2以上の軸に張架した導電
性エンドレスベルトが回転とともに幅方向にずれて行く
現象を防止することができる。また、本発明の画像形成
装置によれば、長期間にわたる使用においても不良を生
ずることがなく、良好な画像を提供することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
説明する。導電性エンドレスベルトには、一般に、ジョ
イントありのものとジョイントなしのもの(いわゆるシ
ームレスベルト)とがあるが、本発明においてはいずれ
のものであってもよい。本発明の導電性エンドレスベル
トは、前述したように、タンデム方式、中間転写方式お
よびタンデム中間転写方式の転写部材等として用いるこ
とができるものである。本発明の導電性エンドレスベル
トが、例えば、図3に参照符号10で示す転写搬送ベル
トの場合、駆動ローラ9等の駆動部材により駆動され、
これに伴い搬送される記録媒体上にトナーが順次転写さ
れ、カラー画像が形成される。
【0030】また、本発明の導電性エンドレスベルト
が、例えば、図4に参照符号20で示す中間転写部材の
場合、これを駆動ローラ30等の駆動部材により循環駆
動させ、感光体ドラム(潜像保持体)11と紙等の記録
媒体26との間に配設することで、前記感光ドラム11
の表面に形成されたトナー像を一旦転写保持し、次いで
これを記録媒体26へと転写する。なお、図4の装置
は、上述したように、中間転写方式によりカラー印刷を
行うものである。
【0031】本発明の導電性エンドレスベルトにおいて
は、ベルト表面における2方向の光沢度の比が、所定の
範囲内の値を取ることが重要である。即ち、図1のベル
ト表面の部分斜視図に示すように、ベルト100の駆動
軸方向(ベルトの回転に対して垂直方向)をx軸、ベル
ト100の走行方向(ベルトの回転に対して平行方向)
をy軸、ベルト表面に垂直な方向をz軸とした場合に、
x軸方向の光沢度とy軸方向の光沢度との比を本発明の
所定の範囲内とする。これにより、ベルトの駆動軸方向
と走行方向との力学的特性のバランスを最適化すること
ができ、良好な屈曲耐久性および耐クリープ性を備えた
導電性エンドレスベルトを実現することができる。
【0032】具体的には、図示するz軸からx軸に向か
ってなす角60°の方向からの入射光に対応する、DI
N67 530で定義されるベルト表面の光沢度を
V、z軸からy軸に向かってなす角60°の方向から
の入射光に対応する、DIN67530で定義されるベ
ルト表面の光沢度をGHとした際に、GVとGHとの間
に、下記式(I)、 0.5<GV/GH<2.0 (I) 好ましくは下記式(II)、 0.5<GV/GH<1.5 (II) で示される関係が成り立つ導電性エンドレスベルトとす
る。かかるDIN67530に従う光沢度の測定は、例
えば、ビック−ガードナー(Byk−Gardner)
社製ヘイズ−グロスリフレクトメーターにより行うこと
ができる。
【0033】上記範囲の光沢度の比GV/GHは、例え
ば、ベルトの材料配合や成形条件を適切に選択すること
により得ることができる。配合の面から云えば、フィラ
ー添加系および2種以上の樹脂のブレンド系に比べて単
一樹脂ではGV=GHに近い傾向がある一方、2種以上の
樹脂のブレンド系では、樹脂同士の相溶性がよいほどG
V=GHに近づき、相溶性が悪いものはGV>GHの傾向が
ある。また、成形条件については、押出し口金(ダイ
ス)径に対し、サイジングマンドレルの径がある程度大
きい場合(インフレーション)またはある程度小さい場
合(デフレーション)にはGV<GHの傾向があると推測
され、一方、押出し口金径とサイジングマンドレル径が
近い場合(ストレート)にはGV=GHとなる。従って、
これらの各条件を適切に組み合わせることによりGV
Hとの相対関係が決定すると考えられ、これにより所
望の光沢度比GV/GHが得られる。
【0034】本発明においては、上記光沢度条件の範囲
を満足するものであれば、使用する基材は特に制限され
ず、一般に使用される樹脂材料を適宜使用することがで
きる。例えば、ポリアミド12、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン、アクリロニトリル−エチレンプロ
ピレン−スチレン、ポリアミド6、ポリアミド66、ポ
リアセタール、ポリメチルメタクリレート、ポリフッ化
ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリ六フッ化エチレン
プロピレン、ポリ三フッ化エチレン、ポリ(エチレン−
テトラフルオロエチレン)、ポリアクリロニトリル、ポ
リアリレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
イミド、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリフェニレン
オキサイド、ポリスルホン等、また、これらと熱可塑性
樹脂、特には熱可塑性エラストマーとのポリマーアロイ
やポリマーブレンド等を挙げることができ、好ましくは
ポリアミド12およびアクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン、より好ましくはポリアミド12、これらのポ
リマーアロイおよびポリマーブレンドを用いる。
【0035】本発明の導電性エンドレスベルトにおいて
は、基材に対し機能性成分として導電性材料を添加し
て、導電性を付与または調整することができる。この場
合、導電性材料としては特に限定されず、ラウリルトリ
メチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、オクタデシルトリメチルアンモニウム、ドデシルト
リメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモ
ニウム、変性脂肪酸・ジメチルエチルアンモニウムの過
塩素酸塩、塩素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エ
トサルフェート塩、ハロゲン化ベンジル塩(臭化ベンジ
ル塩、塩化ベンジル塩等)等の第4級アンモニウムなど
の陽イオン界面活性剤;脂肪族スルホン酸、高級アルコ
ール硫酸エステル塩、高級アルコールエチレンオキサイ
ド付加硫酸塩、高級アルコール燐酸エステル塩等の陰イ
オン界面活性剤;各種ベタイン等の両性イオン界面活性
剤;高級アルコールエチレンオキサイド、ポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エス
テル等の非イオン性帯電防止剤などの帯電防止剤、Li
CF2SO2、NaClO4、LiBF4、NaCl等の周
期律表第1族の金属塩;Ca(ClO42等の周期律表
第2族の金属塩:およびこれらの帯電防止剤がイソシア
ネートと反応する活性水素を有する基(水素基、カルボ
キシル基、一級乃至二級アミン基等)を1個以上有する
ものなどが挙げられる。更にまた、これらと多価アルコ
ール(1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール等)ま
たはその誘導体との錯体、或いはエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル等との錯体などのイオン導電剤;ケッチェンブラッ
ク、アセチレンブラック等の導電性カーボン;SAF、
ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、M
T等のゴム用カーボン;酸化処理を施したカラーインク
用カーボン、熱分解カーボン、天然グラファイト、人造
グラファイト等;酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛、ニ
ッケル、銅等の金属および金属酸化物;ポリアニリン、
ポリピロール、ポリアセチレン等の導電性ポリマーなど
を例示することができる。
【0036】これら導電性材料の基材への添加量は、導
電性材料がカーボンブラックの場合には樹脂成分100
重量部に対して0.1〜100重量部、好ましくは1〜
50重量部とすることができ、これにより弾性材層の体
積抵抗値を106〜1013Ω・cm、好ましくは107
1012Ω・cmに調整することができる。
【0037】また、本発明においては、本発明の効果を
損なわない範囲内で上述の成分に加え他の機能性成分を
添加することができ、例えば、各種充填材、カップリン
グ剤、酸化防止剤、滑材、表面処理剤、顔料、紫外線吸
収剤、帯電防止剤、分散剤、中和剤、発泡剤、架橋剤、
相溶化材等を適宜配合することができる。
【0038】本発明の導電性エンドレスベルトの厚さ
は、転写搬送ベルトまたは中間転写部材等の形態に応じ
て適宜選定されるものであるが、好ましくは50〜20
0μmの範囲内である。
【0039】また、本発明の導電性エンドレスベルトに
は、図2に一点鎖線で示すように、図3の画像形成装置
における駆動ローラ9または図4の駆動ローラ30など
の駆動部材と接触する側の面に、該駆動部材に形成した
嵌合部(図示せず)と嵌合する嵌合部を形成してもよ
く、本発明の導電性エンドレスベルトは、このような嵌
合部を設け、これを駆動部材に設けた嵌合部(図示せ
ず)と嵌合させて走行させることにより、導電性エンド
レスベルトの幅方向のずれを防止することができる。
【0040】この場合、前記嵌合部は、特に制限される
ものではないが、図2に示すように、ベルトの周方向
(回転方向)に沿って連続する凸条とし、これを駆動ロ
ーラ等の駆動部材の周面に周方向に沿って形成した溝に
嵌合させるようにすることが好ましい。
【0041】なお、図2(a)では、1本の連続する凸
条を嵌合部として設けた例を示したが、この嵌合部は多
数の凸部をベルトの周方向(回転方向)に沿って一列に
並べて突設してもよく、また嵌合部を2本以上設けたり
(図2(b))、ベルトの幅方向中央部に設けてもよ
い。更に、嵌合部として図2に示した凸条ではなく、ベ
ルトの周方向(回転方向)に沿った溝を設け、これを前
記駆動ローラ等の駆動部材の周面に周方向に沿って形成
した凸条と嵌合させるようにしてもよい。
【0042】本発明の導電性エンドレスベルトは、特に
制限されるものではないが、表面粗さをJIS10点平
均粗さRzで10μm以下、特に6μm以下、更には3
μm以下とすることが好ましい。
【0043】また、本発明の導電性エンドレスベルトを
用いた本発明の画像形成装置としては、図3に示すタン
デム方式のものや図4に示す中間転写方式のもの、また
は、タンデム中間転写方式のもの(図示せず)を例示す
ることができるが、これらには限定されない。尚、図4
の装置の場合、本発明の中間転写部材20を回転させる
駆動ローラまたは駆動ギアには適宜な電源61から電圧
を印加することができ、この場合の電圧は直流のみの印
加または直流に交流を重量する印加など、印加条件は適
時選択することができる。
【0044】本発明の導電性エンドレスベルトの製法は
特に制限されるべきものではなく、例えば、二軸混練機
により基材成分と導電性材料等の機能性成分とを混練
し、得られた混練物を環状ダイスを使って押出し成形す
ることにより製造することができる。あるいは、静電塗
装等の粉体塗装法、ディップ法または遠心注型法を好適
に採用することができる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。実施例1 ポリアミド12樹脂(ダイセル−テグサ(株)製、ダイ
アミドL1940)100重量部と、デンカブラック
(電気化学工業(株)製)30重量部とを二軸混練機に
よって溶融混練して、得られた混練物を押出し成形する
ことにより、内径245mm、厚さ100μm、幅25
0mmの寸法を有する導電性エンドレスベルトを得た。
この際、内径240mmの円環ダイスと外径245mm
のサイジングマンドレルを用いた。この導電性エンドレ
スベルトの光沢度GHおよびGVをビック−ガードナー
(Byk−Gardner)社製のヘイズ−グロスリフ
レクトメーターNo.4601を用いて測定した。ま
た、耐折り曲げ回数を東洋精機(株)製の耐揉疲労試験
機を用いて測定した。さらに、引張りクリープ量の測定
を、JIS K7115試験法に従い、温度25℃にて
1200時間で行った。さらにまた、体積固有抵抗率の
測定を、温度20℃、相対湿度50%にて、測定電圧1
00Vで、測定装置としてアドバンテスト(ADVAN
TEST)社製の、抵抗計R8340Aにサンプルチャ
ンバーR12704Aを接続したものを用いて行った。
【0046】実施例2 ポリアミド12樹脂に代えて、ポリブチレンテレフタレ
ート樹脂(東レ(株)製、トレコン1401X06)を
用い、内径120mmの円環ダイスと外径245mmの
サイジングマンドレルを用いた以外は実施例1と同様に
して導電性エンドレスベルトを作製し、実施例1と同様
にして測定を行った。
【0047】実施例3 ポリアミド12樹脂に代えて、アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン樹脂(ダイセルポリマー(株)製、セ
ビアンV510)80重量部と熱可塑性ポリエーテルエ
ラストマー(東洋紡績(株)製、ペルプレンE−450
B)20重量部とのポリマーブレンドを基材として用
い、デンカブラック(電気化学工業(株)製)を基材に
対して30重量部配合した以外は実施例1と同様にして
導電性エンドレスベルトを作製し、実施例1と同様にし
て測定を行った。
【0048】実施例4 ポリアミド12樹脂に代えて、アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン樹脂(ダイセルポリマー(株)製、セ
ビアンV510)100重量部を基材として用い、帯電
防止剤(チバガイギー(株)製、イルガスタットP−1
8)を基材に対して30重量部配合した以外は実施例1
と同様にして導電性エンドレスベルトを作製し、実施例
1と同様にして測定を行った。
【0049】比較例1 ポリアミド12樹脂に代えて、ポリカーボネート樹脂
(帝人化成(株)製、パンライトK1300Y)100
重量部を基材として用い、帯電防止剤(チバガイギー
(株)製、イルガスタットP18)を基材に対して30
重量部配合した以外は実施例1と同様にして導電性エン
ドレスベルトを作製し、実施例1と同様にして測定を行
った。
【0050】比較例2 ポリアミド12樹脂に代えて、ポリフッ化ビニリデン樹
脂(エルフ−アトケム(株)製、カイナー760)10
0重量部を基材として用い、帯電防止剤(チバガイギー
(株)製、イルガスタットP−18)を基材に対して3
0重量部配合し、内径120mmの円環ダイスと外径2
45mmのサイジングマンドレルを用いた以外は実施例
1と同様にして導電性エンドレスベルトを作製し、実施
例1と同様にして測定を行った。
【0051】また、上記実施例および比較例の導電性エ
ンドレスベルトを図3に示した転写搬送ベルトを用いた
タンデム方式の画像形成装置に装着し、転写装置を繰り
返してA4用紙10万枚の耐久試験を行った。この試験
の結果を画像性について評価した。
【0052】上記光沢度GHおよびGV、光沢度の比GV
/GH、耐折り曲げ回数測定値、引張りクリープ量、体
積抵抗率値および耐久試験の結果を下記表1に示す。
尚、表中、耐折り曲げ回数については実施例を100以
上とし、耐折れ回数として指数表示した。
【0053】
【表1】
【0054】以上の測定および試験の結果より、実施例
の導電性エンドレスベルトは、屈曲耐久性および耐クリ
ープ性の点で顕著な優位性を有することが確認された。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、高い寸法精度を有し、強度、特には屈曲耐久性およ
び耐クリープ性に優れた導電性エンドレスベルトを提供
することができる。また、かかる本発明の導電性エンド
レスベルトを用いた本発明の画像形成装置によれば、長
期間の使用においても不良がなく良好な画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二方向の光沢度を説明するための
導電性エンドレスベルトの部分斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る導電性エンドレス
ベルトの幅方向断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置の一例としての転写搬送
ベルトを用いたタンデム方式の画像形成装置の一例を示
す概略図である。
【図4】本発明の画像形成装置の他の例としての中間転
写部材を用いた中間転写方式の画像形成装置の一例を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ロール 3 現像ロール 4 現像ブレード 5 トナー供給ロール 6 クリーニングブレード 7 帯電ロール 8 除電ロール 9 駆動ローラ(駆動部材) 10 転写搬送ベルト 11 感光体 12 一次帯電器 13 画像露光 14,35 クリーニング装置 19 給紙カセット 20 中間転写部材 25 転写ローラ 26 記録媒体 29,61 電源 30 駆動ローラ 41,42,43,44 現像器 100 導電性エンドレスベルト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電吸着により保持した記録媒体を、駆
    動部材により循環駆動されて、4種の画像形成体に搬送
    し、各トナー像を該記録媒体に順次転写するタンデム方
    式の転写、搬送用導電性エンドレスベルトにおいて、 ベルトの駆動軸方向をx軸、ベルトの走行方向をy軸、
    ベルト表面に垂直な方向をz軸とし、z軸からx軸に向
    かってなす角60°の方向からの入射光に対応するベル
    ト表面の光沢度をGV、z軸からy軸に向かってなす角
    60°の方向からの入射光に対応するベルト表面の光沢
    度をGHとした際に、GVとGHとの間に、下記式
    (I)、 0.5<GV/GH<2.0 (I) で示される関係が成り立つことを特徴とする導電性エン
    ドレスベルト。
  2. 【請求項2】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
    れ、駆動部材により循環駆動されて、前記画像形成体表
    面に形成されたトナー像を一旦自己の表面に転写保持
    し、これを記録媒体へと転写する中間転写部材用導電性
    エンドレスベルトにおいて、 ベルトの駆動軸方向をx軸、ベルトの走行方向をy軸、
    ベルト表面に垂直な方向をz軸とし、z軸からx軸に向
    かってなす角60°の方向からの入射光に対応するベル
    ト表面の光沢度をGV、z軸からy軸に向かってなす角
    60°の方向からの入射光に対応するベルト表面の光沢
    度をGHとした際に、GVとGHとの間に、下記式
    (I)、 0.5<GV/GH<2.0 (I) で示される関係が成り立つことを特徴とする導電性エン
    ドレスベルト。
  3. 【請求項3】 機能性成分として導電性材料が添加され
    てなる請求項1または2記載の導電性エンドレスベル
    ト。
  4. 【請求項4】 前記導電性材料がカーボンブラックであ
    り、樹脂成分100重量部に対し0.1〜100重量部
    添加されてなる請求項3記載の導電性エンドレスベル
    ト。
  5. 【請求項5】 体積抵抗値が106〜1013Ω・cmで
    ある請求項1〜4のうちいずれか一項記載の導電性エン
    ドレスベルト。
  6. 【請求項6】 前記駆動部材と接触する側の面に、該駆
    動部材と勘合する嵌合部を有する請求項1〜5のうちい
    ずれか一項記載の導電性エンドレスベルト。
  7. 【請求項7】 前記嵌合部が、回転方向に沿って連続し
    て突設された凸条である請求項6記載の導電性エンドレ
    スベルト。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか一項記載の
    導電性エンドレスベルトを用いたことを特徴とする画像
    形成装置。
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