JP2003107915A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003107915A
JP2003107915A JP2002086701A JP2002086701A JP2003107915A JP 2003107915 A JP2003107915 A JP 2003107915A JP 2002086701 A JP2002086701 A JP 2002086701A JP 2002086701 A JP2002086701 A JP 2002086701A JP 2003107915 A JP2003107915 A JP 2003107915A
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sheet material
image forming
fan
forming apparatus
environment
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JP2002086701A
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Akihiro Shimizu
昭博 清水
Koki Watanabe
岡樹 渡辺
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンの立ち上がりシーケンスを最適化しコ
ピージョブ開始から1枚目のシート材を装置外に排出す
る時間を短縮することが可能な画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 感光体からシート材Pを分離する分離手
段と、シート材を吸引するためのファンと、分離手段と
ファンを連結するダクトと、を備える画像形成装置にお
いて、コピージョブ開始準備のための所定の操作による
電気信号を検知する操作信号検知手段が、前記電気信号
を検知した場合に、前記ファンを起動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば複写機,ファ
クシミリ,プリンタ等の画像形成装置に関し、特にファ
ン等の吸引手段によりシート材を分離又は搬送する画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係る画像形成装置の一例とし
て、図5、図6を参照して説明する。
【0003】図5は、図示しない画像形成装置に収納さ
れ、画像形成部における感光体、転写装置、分離装置、
搬送装置、定着装置の模式断面図である。
【0004】図6は、画像形成装置の、スタンバイ状態
〜コピー動作〜コピー動作停止までの時間と、ファンの
動作シーケンスとの関係を簡易的に示した図である。
【0005】図5に示すように、不図示の給紙、搬送手
段によってシート材供給手段としてのレジストローラ5
01まで搬送されたシート材Pは、電子写真により形成
されたトナー画像を保持すると共に回転している感光体
である感光ドラム502と、感光ドラム502と近接に
対向して配置される転写手段503及び分離手段504
との間に侵入する。
【0006】シート材Pは転写領域において像担持体で
ある感光ドラム502と接触し始め、転写領域を通過
し、分離手段504のコロナ放電領域に達すると感光ド
ラム502に接触していたシート材Pは分離される。
【0007】さらに分離されたシート材Pは、分離手段
504の補助的役割をする吸引手段505により感光ド
ラム502から完全に分離され、分離手段504の通紙
面上に設けられたガイド507に沿って搬送手段506
へ送られる。また、吸引手段505はダクト508と分
離用ファン509で構成される。
【0008】さらに搬送手段は駆動コロ510、従動コ
ロ511、駆動コロ510と従動コロ511に掛け渡さ
れて駆動される搬送ベルト513によって構成される。
搬送されたシート材Pは搬送ベルト513によって定着
手段514まで搬送される。
【0009】ここで、分離用ファン509は図6に示す
ような起動シーケンスとなる。図6に示すグラフaにお
いて、時間T1までは画像形成装置のスタンバイ状態を
表す。スタンバイ状態においてユーザーがコピー動作準
備のための一連の操作を行い、T1においてコピー開始
ボタンを押すと、分離用ファン509が起動する。分離
用ファン509はT1〜T3で使用回転数まで立ち上が
る。T2、T2’はシート材Pの先端がレジストローラ
501まで到達する時間を示す。
【0010】シート材Pの先端が、T2(T2<T3)
において既にレジストローラ501まで到達している場
合、シート材Pは、分離用ファン509が立ち上がるT
3まで、レジストローラ501の位置で待機する。ある
いは、シート材Pの先端が、分離用ファン509が既に
立ち上がっている状態のT2’(T2’>T3)におい
て、レジストローラ501に到達した場合、レジストロ
ーラ501において待機することなく画像形成動作に移
る。
【0011】その後画像形成動作を開始し、T4で最後
のシート材Pが画像形成装置外に排出されると、分離用
ファン509は停止動作を行う。
【0012】また前述のように、グラフaにおいて、T
2でシート材Pの先端が、レジストローラ501まで到
達してしまう場合、レジストローラ501の位置でシー
ト材Pが待機する時間を短縮する対策として、スタンバ
イ状態において分離用ファン509をあらかじめ起動さ
せる、グラフbに示す様なシーケンスを使用してきた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年、画像を形成する
複写機、プリンタ等の画像形成装置において、画像形成
されたシートをソート、ステイプル、穴開け、製本化す
る機能等を有する後処理装置を備えた画像形成装置に見
られるように、装置システムの複雑化が進む一方、生産
性向上のために高速化も進んでいる。さらに装置の高速
化が進む一方で、環境問題に対する配慮として、省エネ
志向が一般的となっている。そこで上記従来技術の場合
には以下に示すような問題があった。
【0014】従来の低中速機の画像形成装置において
は、感光体からシート材を分離する方法として、シート
材に対してコロナ放電する方法が一般的であった。しか
し、近年において、生産性向上のために画像形成装置の
高速化が進み、前記分離方法のみでは感光体からシート
材を分離することが困難になってきた。例えば高速画像
形成装置になるにつれて感光体の回転速度が増すため、
シート材に対して十分な放電がなされずに分離不良とな
り、ジャムを引き起こすなどである。
【0015】そこでこれらの問題に対して、放電電流を
強くすることや、分離部においてダクトを介してファン
で吸引すること等の対策によって改善してきた。また、
高速化が進んでも感光体から分離したシート材を定着手
段まで安定して搬送することができるように、搬送手段
にもダクトを介してファンで吸引することでシート材を
搬送手段上に吸着させ、安定した搬送性を満足するため
にもファンを用いることが多くなってきた。
【0016】しかし、さらに高速化が進むと、前述の分
離性及び搬送性を向上させるために、さらに吸引力の大
きい吸引手段が必要となってくる。よってファンが必然
的に大型化してしまうため、下記のような問題があっ
た。
【0017】大型化したファンは従来使用していたファ
ンと比較して立ち上り時間が長くなるため、例えばユー
ザーがコピーボタンを操作しコピージョブを開始した時
点からファンを起動させると、ファンの回転が安定する
まである程度の時間を要するため、搬送が開始されたシ
ート材でも所定の位置でファンの回転が安定するまでの
間停止することになる。そのため、コピージョブ開始後
の1枚目のシート材が装置外に排出されるまでの時間が
長くなるという問題があり、これは上記の画像形成装置
の生産性向上に相反する。
【0018】そのため従来の技術では、画像形成装置の
スタンバイ状態において、ファンを通常の使用回転数の
半分の回転数で稼動することや、通常の使用回転数に保
つことにより立ち上り時間の短縮を図っていた。しか
し、画像形成装置の設置環境(温度、湿度)、あるいは
分離性のよい厚紙等の剛性が大きい紙種によってはファ
ンの回転数が過剰状態の場合がある。この場合、ファン
はシート材の吸引を必要としない時間にも稼動している
ことから、余分な電力を消費することになり上記省エネ
志向に相反することになる。
【0019】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
形成装置の高速化に伴い大型化されたファンの立ち上り
シーケンスを再考し、コピージョブ開始から1枚目のシ
ート材を装置外に排出する時間を短縮することにより高
生産性を可能とし、また、環境問題に対する配慮とし
て、画像形成装置のスタンバイ状態における余分な電力
の消費を抑えた画像形成装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置にあっては、感光体へシ
ート材を供給するシート材供給手段と、前記感光体から
前記シート材へ画像を転写する転写手段と、前記転写手
段のシート材搬送方向下流側に設けられ、前記シート材
を前記感光体から分離する分離手段と、分離された前記
シート材を定着手段へ搬送する搬送手段と、前記分離手
段側に開口部を有するダクトと、シート材の画像形成面
と反対の面を吸引するために前記ダクトの他の開口部に
設けられた一つ以上のファンと、ユーザーのコピージョ
ブ開始準備のための所定の操作による電気信号を検知す
る操作信号検知手段と、を有し、前記操作信号検知手段
が前記所定の操作による電気信号のうち少なくとも一つ
を検知した場合に、その検知信号と同期して少なくとも
一つの前記ファンが起動することを特徴とする。
【0021】感光体へシート材を供給するシート材供給
手段と、前記感光体から前記シート材へ画像を転写する
転写手段と、前記転写手段のシート材搬送方向下流側に
設けられ、前記シート材を前記感光体から分離する分離
手段と、分離された前記シート材を定着手段へ搬送する
搬送手段と、前記搬送手段側に開口部を有するダクト
と、シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために
前記ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファン
と、ユーザーのコピージョブ開始準備のための所定の操
作による電気信号を検知する操作信号検知手段と、を有
し、前記操作信号検知手段が前記所定の操作による電気
信号のうち少なくとも一つを検知した場合に、その検知
信号と同期して少なくとも一つの前記ファンが起動する
ことを特徴とする。
【0022】前記画像形成装置の動作終了後、少なくと
も一つ以上の前記ファンが、所定の回転数を保持したま
ま、一定の時間稼動した後に停止することが好ましい。
【0023】前記操作信号検知手段が前記所定の操作に
よる電気信号のうち少なくとも一つを検知した場合に、
その検知信号と同期して少なくとも一つの前記ファンが
起動し、画像形成装置が画像形成信号を一定の時間検知
しない場合に前記ファンを停止することが好ましい。
【0024】前記画像形成装置は、環境を検知する環境
検知手段を有し、前記操作信号検知手段が前記所定の操
作による電気信号のうち少なくとも一つを検知し、前記
環境検知手段が所定の環境にあることを検知した場合
は、前記ファンは停止状態を保持し、ユーザーのコピー
ジョブスタート操作の信号に同期して前記ファンが起動
することが好ましい。
【0025】前記画像形成装置は、環境を検知する環境
検知手段を有し、前記ファンの回転数が、前記環境検知
手段が検知した環境に応じて変動することが好ましい。
【0026】感光体へシート材を供給するシート材供給
手段と、前記感光体から前記シート材へ画像を転写する
転写手段と、前記転写手段のシート材搬送方向下流側に
設けられ、前記シート材を前記感光体から分離する分離
手段と、分離された前記シート材を定着手段へ搬送する
搬送手段と、前記分離手段側に開口部を有するダクト
と、シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために
前記ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファン
と、環境を検知する環境検知手段と、を有し、前記環境
検知手段が所定の環境にあることを検知した場合は、該
環境に応じて前記ファンの回転を停止もしくは回転数を
変動させることを特徴とする。
【0027】感光体へシート材を供給するシート材供給
手段と、前記感光体から前記シート材へ画像を転写する
転写手段と、前記転写手段のシート材搬送方向下流側に
設けられ、前記シート材を前記感光体から分離する分離
手段と、分離された前記シート材を定着手段へ搬送する
搬送手段と、前記分離手段側に開口部を有するダクト
と、シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために
前記ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファン
と、前記シート材の紙種を検知する紙種検知手段と、を
有し、前記紙種検知手段が前記シート材を所定の紙種で
あると検知した場合は、該紙種に応じて前記ファンの回
転を停止もしくは回転数を変動させることを特徴とす
る。
【0028】以上のように、ユーザーがコピージョブ準
備のための所定の操作を行っている間に前記ファンが立
ち上がるため、コピージョブ開始後から1枚目のシート
材が前記画像形成装置外へ排出される時間の短縮が可能
となり、高生産性を確保できる。
【0029】さらに前記画像形成装置のスタンバイ状態
においては、前記ファンは停止しているため、余分な電
力の消費を抑えることが可能となり、また前記ファンの
回転数を前記画像形成装置の設置環境やシート材の種類
に応じて必要な回転数に変化させることで、余計な電力
の消費を抑えることが可能となり、環境問題への配慮の
目的を達成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に図1〜図4を参照して、こ
の発明の好適な実施の形態に係る画像形成装置を例示的
に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではない。
【0031】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の模式的断面図であり、図2は図1に示す画像形成
装置の分離手段及び転写手段周辺を拡大した模式断面図
であり、図3は画像形成装置の、スタンバイ状態〜コピ
ー動作〜コピー動作停止の時間と、分離用ファンの動作
シーケンスとの関係を簡易的に示した図であり、図4は
画像形成装置が所定の環境に設置された場合のスタンバ
イ状態〜コピー動作〜コピー動作停止時間と、分離用フ
ァンの動作シーケンスとの関係を簡易的に示した図であ
る。
【0032】なお、本実施の形態では分離手段にダクト
を介して設けられた分離用ファンの動作シーケンスにつ
いて詳述するが、搬送手段にダクトを介して設けられた
ファンの動作シーケンスについてはこれらとほぼ同様で
あるため省略する。
【0033】図1において、100は原稿101を載せ
る原稿台ガラスであり、102は原稿101の画像情報
を読み取るリーダーユニットである。また、103は、
感光ドラム104表面上の所定位置に、原稿101の画
像情報、あるいはその他の画像情報を有する光を照射す
る光学ユニットである。
【0034】この光学ユニット103は、リーダーユニ
ット102によって得られた画像情報、あるいはその他
の画像情報を、不図示の画像処理装置を介して処理、制
御された電気信号により明滅するレーザー光源を備えて
おり、また、このレーザー光源から感光ドラム104ま
でレーザー光を導く光路上には、複数の光学部品、すな
わち、レーザー光を反射するための複数のミラーや、光
学的に拡大や補正を行うための複数の光学部材(各種レ
ンズ等)などが備えられている。
【0035】また、感光ドラム104の周辺には、感光
ドラム上の静電潜像を可視化するためにトナーを感光ド
ラム104に供給するための現像器105や、トナー像
をシート材Pに転写し、シート材Pが感光ドラム104
に静電吸着しているシート材Pを剥がすための転写・分
離帯電装置106、転写・分離帯電装置106による分
離を補助するためにシートを吸引する分離吸引装置10
7、感光ドラム104上におけるシート材Pに転写され
ずに残ったトナーを除去するためのクリーニング手段1
08、感光ドラム104上の残留潜像を消すための前露
光手段109が配置されている。
【0036】また、感光ドラム104から、トナー像を
転写したシート材Pを定着手段111に搬送するための
搬送手段110が配置されている。
【0037】また、定着手段111から出てきたシート
材Pを、機外の排紙トレー113に排紙ローラ112で
排紙するか、両面・多重のコピーを取るときに感光ドラ
ム104に再度シート材Pを再給紙する再給紙装置11
5に搬送するかを制御するための、排紙反転装置114
も設けられている。さらに、シート材Pを積載、ストッ
クしておくための給紙カセット116も設けられてい
る。
【0038】次に、上記構成における画像形成装置の動
作について順を追って説明する。
【0039】まず、不図示のコピースタートボタンをユ
ーザーが押すと、給紙カセット116から給紙装置11
7により、給紙カセット116に積載されているシート
材Pが1枚ずつ縦パス搬送部118に搬送され、シート
材供給手段であるレジストローラ119まで送られる。
【0040】次に、リーダーユニット102によって、
原稿101の画像情報を電気信号に変換すべくスキャン
が開始され、不図示の画像処理装置を介して光学ユニッ
ト103により感光ドラム104の表面に原稿画像の情
報を有する光が照射され、その画像が記録される。な
お、外部装置から入力された画像情報に基づいてこの動
作を行うことも可能である。
【0041】また、この動作と同期するように、レジス
トローラ119がシート材Pの搬送を開始する。
【0042】この時、感光ドラム104上に記録された
原稿101の画像情報である静電潜像は、現像器105
によりトナー像とされ、このトナー像を転写・分離帯電
装置106によりシート材であるシート材Pに転写した
後、シート材Pは転写・分離帯電装置106と吸引装置
107によってドラム104より分離される。分離され
たシート材Pは搬送手段である搬送装置110によって
搬送され、定着手段である定着装置111によりトナー
像をシート材Pに定着された後、シート材Pは片面のコ
ピーなら排紙反転装置114により排紙ローラ112へ
と搬送され、排紙トレー113へと機外に排出される。
【0043】また、両面又は多重コピーの場合には、定
着装置111によってトナー像が定着されたシート材P
は、排紙反転装置114により再給紙装置115によ
り、再度感光ドラム104に搬送され、再びトナー像が
転写され、順次、搬送装置110、定着装置111、排
紙反転装置114、排紙ローラ112をへて、排紙トレ
ー113上に機外排出される。
【0044】次に転写・分離帯電装置106とその周辺
に配置されている装置に関して模式断面の詳細を図2に
示す。
【0045】転写・分離帯電装置106は転写手段20
1と分離手段202から構成されている。転写手段20
1において、転写チャージャ用のワイヤー203、転写
チャージャの放電領域を決定するシールド板204が設
けられている。
【0046】分離手段202において分離チャージャ用
のワイヤー205a、205b、分離チャージャの放電
領域を決定するシールド板206a、206b、206
cが設けられている。
【0047】転写手段201及び分離手段202のシー
ト材Pの通紙面にはモールドで成形されたガイド部材2
07が設けられており、シールド板206cより通紙方
向の下流側まで伸びている。またガイド部材207はシ
ート材Pが転写手段201及び分離手段202の前記構
成部品などへの引っ掛かりを防止している。
【0048】次に、前記吸引装置107は次のように構
成されている。分離手段202の下方側に開口部211
があり、同じく開口部を有するダクト212を通じて矢
印Bの方向に吸引力が作用するようにダクト212の他
の開口部に分離用ファン213が設けられた構成によ
り、ドラム104からシート材Pを分離する際の補助を
行っている。
【0049】次に、図3、図4に画像形成装置のスタン
バイ状態〜コピー動作〜コピー動作停止までの時間と、
分離用ファン213の動作シーケンスとの関係を簡易的
に示す。
【0050】図3に示すように、グラフAにおいて時間
T1までは画像形成装置のスタンバイ状態を表す。T1
において、ユーザーがコピージョブ開始の準備のための
所定の操作である、例えば、給紙カセット116の開
閉、自動原稿送り装置120への原稿セット、自動原稿
送り装置120の開閉、不図示のコピージョブ操作ボタ
ンの操作等を行うと、各動作を電気的に検知する不図示
のセンサの検知信号がトリガーとなって分離用ファン2
13が起動し、T2までに所定の使用回転数となる。
【0051】ここでユーザーがT3(T2<T3)でコ
ピー開始ボタンを押した場合、T2では分離用ファン2
13が使用回転数に立ち上がっているので、シート材P
の先端がレジストローラ119の位置に到達するのはT
4となるため、シート材Pはレジストローラ119で待
機することなく画像形成動作に移行することができる。
【0052】あるいはユーザーが、分離用ファン213
の回転数がR(時間=T2)まで立ち上がる前のT3’
で不図示のコピー開始ボタンを押した場合においても、
ユーザーのコピー準備操作に要した時間、原稿の読み取
り及び画像処理時間、シート材Pをレジストローラ11
9まで給紙する時間、の合計時間ΔTを考慮すると、Δ
T>(T2−T1)の関係が十分満足できるため、シー
ト材Pの先端がレジストローラ119まで到達する時間
は、T4’となり、シート材Pはレジストローラ119
で待機することなく画像形成動作に移行できる。
【0053】一方、上記所定の操作による電気信号を検
知しファンが起動した場合であっても、その後一定の時
間画像形成信号を検知しないときは、すなわちユーザー
によるコピージョブが行われなかったときは、そのまま
ファンを起動させておくのは余分な電力の消費となるた
め、ファンを停止する。
【0054】また、T5で画像形成動作が終了し、最後
のシート材Pが画像形成装置外に排出された後、続けて
次のジョブを行っても、分離用ファン213が使用回転
数で稼動することができるように、コピージョブ終了後
も一定時間後のT6までは分離用ファン213を所定の
回転数で稼動し続ける。なお、この際の回転数は必ずし
も画像形成動作時の回転数である必要はなく、ファンの
大きさや立ち上がり時間、画像形成装置の搬送速度等を
考慮し回転数を適宜減少させても構わない。また、上記
コピージョブ終了後の一定時間も画像形成装置の使用頻
度を考慮し、適宜変更してもよい。
【0055】そして、その後T5からT6において、次
のコピージョブの指示が入らない場合は、T6で分離用
ファン213は停止する。これにより余分な電力の消費
を抑えることが可能である。
【0056】次に、図3に示すファンシーケンスで起動
する画像形成装置において、その設置環境が、低温、低
湿度になるほど、シート材Pの剛性が大きくなり、ドラ
ム104からの分離性が向上するため、分離用ファン2
13の回転数がRのままであると、過剰スペックとな
る。
【0057】よって、上記画像形成装置が、シート材P
の分離性が良くなる所定の環境に設置されていると、図
1の設置環境検知センサS1により検知した場合は、図
3のグラフAに示す分離用ファン213の回転数Rから
図4のグラフBに示す必要回転数R’まで下げる、ある
いは停止するように制御する。したがって消費電力を節
約することができる。
【0058】ここで設置環境検知センサS1により検知
する設置環境としては、画像形成装置本体が設置されて
いる室内を対象としてもよいが、例えば、画像形成装置
内の雰囲気を対象としてもよい。特にシート材Pが載置
されるカセットや分離用ファン近傍にセンサを設けるこ
とで、シート材Pの状態を正確に予測し不必要なファン
の稼動を減少させることができるので、消費電力を節約
することができる。
【0059】また、シート材Pの剛性が大きい厚紙等
は、分離用ファン213の回転数を下げる、あるいは回
転させることなくドラム1から分離することができる場
合もあり、このような紙種等についてまで分離用ファン
213の回転数がRのままであると、上述と同様過剰ス
ペックとなる。
【0060】よって、搬送されるシート材Pが分離性の
よい、例えば、剛性の大きい紙種であると、図1の紙種
検知センサS2により検知した場合は、図3のグラフA
に示す分離用ファン213の回転数Rから図4のグラフ
Bに示す必要回転数R’まで下げる、あるいは停止する
ように制御する。ここで、紙種検知センサとしては、セ
ンサから発せられた光の透過光や反射光から紙種を検知
するものや、紙厚を検出するもの等を適宜用いることが
できる。したがって消費電力を節約することができる。
【0061】さらに、図4に示す分離用ファン213が
回転数R’まで立ち上がる時間をT7、原稿の読み取り
及び画像処理時間、シート材Pをレジストローラ119
まで給紙する時間をΔT’とすると、ΔT’>(T7−
T1)の場合は、コピージョブのスタート前から分離用
ファン213を回転させておかなくてもコピージョブの
スタートに同期して分離用ファン213を起動させれば
よいため、上記所定の操作による電気信号を検知した場
合であっても、分離用ファン213の起動をしないよう
にする。また、コピージョブのスタートに同期して分離
用ファン213を起動させればよいため、分離用ファン
213を次のコピージョブのためにコピージョブ終了後
に一定時間所定の回転数で稼動し続ける必要はないの
で、T5’で画像形成動作が終了後、所定時間だけR’
で回転させ、その後分離用ファン213はT6’で停止
する。
【0062】尚、2点鎖線で示すように、T5’で画像
形成動作が終了後、ただちに、分離用ファン213はT
6’で停止するようにしてもよい。
【0063】上記の動作の説明をもとに、フローチャー
トを用いてより具体的に説明する。図5は、本実施の形
態に係る画像形成装置のファンの動作手順を説明するフ
ローチャートである。
【0064】通常、スタンバイ状態において分離用ファ
ン213は停止している(S501)。
【0065】この状態において、コピージョブ開始準備
のための所定の操作を、不図示のセンサにより電気的に
検知すると分離用ファンが起動し(S502)、時間T
2までの間に使用回転数Rとなる(S503)。
【0066】次に、画像形成装置がシート材Pの分離性
が良くなる所定の環境に設置されていると設置環境検知
センサS1により検知した場合、あるいは、搬送される
シート材Pが分離性の良い、例えば、剛性の紙種である
と紙種検知センサS2により検知した場合は(S50
4)、分離用ファンの回転数は図4のグラフBに示すよ
うに回転数R’とする(S505)。
【0067】この状態で、コピー開始ボタンが押された
ことを検知した場合は(S506)、分離用ファン21
3の回転数をR’のまま維持し(S507)、コピー開
始ボタンが押されない場合は、更に停止時間T6’より
時間Tが経過しているか否かを判断する(S508)。
T<T6’の場合は、次のコピージョブのために一定期
間回転数R’で回転し続ける。一方T>T6’の場合
は、不必要な分離用ファン213の回転による無駄な電
力消費を抑えるため、分離用ファン213は停止する
(S509)。
【0068】また、画像形成装置がシート材Pの分離性
が良くなる所定の環境に設置されていないと設置環境検
知センサS1により検知した場合、あるいは、搬送され
るシート材Pが分離性の良い、例えば、剛性の紙種であ
ると紙種検知センサS2により検知されていない場合は
(S504)、分離用ファン213の回転数は図3のグ
ラフAに示すように回転数Rを維持する。
【0069】この状態で、コピー開始ボタンが押された
ことを検知した場合は(S510)、分離用ファン21
3の回転数をRのまま維持し(S511)、コピー開始
ボタンが押されない場合は、更に停止時間T6より時間
Tが経過しているか否かを判断する(S512)。T<
T6の場合は、次のコピージョブのために一定期間回転
数Rで回転し続ける。一方T>T6の場合は、不必要な
分離用ファン213の回転による無駄な電力消費を抑え
るため、分離用ファン213は停止する(S513)。
【0070】以上のシーケンスを用いることにより、コ
ピー開始後、1枚目のシート材Pをレジストローラ11
9で待機させることなくスムーズに画像形成動作に移行
できることから、高速機における生産性向上を実現でき
る。
【0071】また、画像形成装置のコピー動作終了後
も、次のコピー動作においても分離用ファン213の立
ち上りに要するロスタイムを無くすことができるため、
更なる生産性向上を実現できる。
【0072】さらに、画像形成装置のスタンバイ状態に
おいては、分離用ファン213を停止しておくことがで
き、また、画像形成装置の設置環境や搬送するシート材
の紙種に応じて分離用ファン213の回転数を適宜可変
に制御することで、余分な電力を消費することもなく環
境に対する配慮をすることができた。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コピー
ジョブ開始前の所定の操作による電気信号を検知した場
合にファンを起動させることで、コピージョブ開始から
1枚目のシート材を装置外に排出する時間を短縮するこ
とにより高生産性を可能とし、かつ、画像形成装置のス
タンバイ状態における余分な電力の消費を抑えることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置を模式
的に表した断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の分離
装置及び転写装置周辺を模式的に表した断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファンの動作シーケ
ンスを表した図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るファンの動作シーケ
ンスを表した図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置のファ
ンの動作手順を説明するフローチャートである。
【図6】従来の画像形成部を模式的に表した断面図であ
る。
【図7】従来の画像形成装置におけるファンの動作シー
ケンスを表した図である。
【符号の説明】
101 原稿 102 リーダーユニット 103 光学ユニット 104 ドラム 105 現像器 106 転写・分離帯電装置 107 分離吸引装置 108 クリーニング手段 109 前露光手段 110 搬送手段 111 定着手段 119 レジストローラ(シート材供給手段) 201 転写手段 202 分離手段 203 転写ワイヤー 204 シールド板 205a、205b 分離ワイヤー 206a、206b、206c シールド板 207 ガイド部材 211 開口部 212 ダクト 213 分離用ファン P シート材 S1 設置環境検知センサ S2 紙種検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA13 DA21 DA31 DA40 DC02 DE02 DE07 EC06 ED24 EE06 EF06 EF13 EF16 EG04 ZA07 ZA10 2H200 FA01 FA06 FA15 GA10 GA23 GA34 GB02 HA12 HB03 HB26 HB35 JA02 JA16 JA18 JB20 KA02 KA07 KA16 KA29 PA02 PA10 PA18 PB12 PB25 PB27 PB39

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体へシート材を供給するシート材供給
    手段と、 前記感光体から前記シート材へ画像を転写する転写手段
    と、 前記転写手段のシート材搬送方向下流側に設けられ、前
    記シート材を前記感光体から分離する分離手段と、 分離された前記シート材を定着手段へ搬送する搬送手段
    と、 前記分離手段側に開口部を有するダクトと、 シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために前記
    ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファンと、 ユーザーのコピージョブ開始準備のための所定の操作に
    よる電気信号を検知する操作信号検知手段と、を有し、 前記操作信号検知手段が前記所定の操作による電気信号
    のうち少なくとも一つを検知した場合に、その検知信号
    と同期して少なくとも一つの前記ファンが起動すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】感光体へシート材を供給するシート材供給
    手段と、 前記感光体から前記シート材へ画像を転写する転写手段
    と、 前記転写手段のシート材搬送方向下流側に設けられ、前
    記シート材を前記感光体から分離する分離手段と、 分離された前記シート材を定着手段へ搬送する搬送手段
    と、 前記搬送手段側に開口部を有するダクトと、 シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために前記
    ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファンと、 ユーザーのコピージョブ開始準備のための所定の操作に
    よる電気信号を検知する操作信号検知手段と、を有し、 前記操作信号検知手段が前記所定の操作による電気信号
    のうち少なくとも一つを検知した場合に、その検知信号
    と同期して少なくとも一つの前記ファンが起動すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置の動作終了後、少なくと
    も一つ以上の前記ファンが、所定の回転数を保持したま
    ま、一定の時間稼動した後に停止することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記操作信号検知手段が前記所定の操作に
    よる電気信号のうち少なくとも一つを検知した場合に、
    その検知信号と同期して少なくとも一つの前記ファンが
    起動し、 画像形成装置が画像形成信号を一定の時間検知しない場
    合に前記ファンを停止することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載の画像形成装置は、
    環境を検知する環境検知手段を有し、 前記操作信号検知手段が前記所定の操作による電気信号
    のうち少なくとも一つを検知し、前記環境検知手段が所
    定の環境にあることを検知した場合は、前記ファンは停
    止状態を保持し、 ユーザーのコピージョブスタート操作の信号に同期して
    前記ファンが起動することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2に記載の画像形成装置は、
    環境を検知する環境検知手段を有し、 前記ファンの回転数が、前記環境検知手段が検知した環
    境に応じて変動することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】感光体へシート材を供給するシート材供給
    手段と、 前記感光体から前記シート材へ画像を転写する転写手段
    と、 前記転写手段のシート材搬送方向下流側に設けられ、前
    記シート材を前記感光体から分離する分離手段と、 分離された前記シート材を定着手段へ搬送する搬送手段
    と、 前記分離手段側に開口部を有するダクトと、 シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために前記
    ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファンと、 環境を検知する環境検知手段と、を有し、 前記環境検知手段が所定の環境にあることを検知した場
    合は、該環境に応じて前記ファンの回転を停止もしくは
    回転数を変動させることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】感光体へシート材を供給するシート材供給
    手段と、 前記感光体から前記シート材へ画像を転写する転写手段
    と、 前記転写手段のシート材搬送方向下流側に設けられ、前
    記シート材を前記感光体から分離する分離手段と、 分離された前記シート材を定着手段へ搬送する搬送手段
    と、 前記分離手段側に開口部を有するダクトと、 シート材の画像形成面と反対の面を吸引するために前記
    ダクトの他の開口部に設けられた一つ以上のファンと、 前記シート材の紙種を検知する紙種検知手段と、を有
    し、 前記紙種検知手段が前記シート材を所定の紙種であると
    検知した場合は、該紙種に応じて前記ファンの回転を停
    止もしくは回転数を変動させることを特徴とする画像形
    成装置。
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