JP2003107801A - トナー及び該トナーを用いる画像形成装置 - Google Patents
トナー及び該トナーを用いる画像形成装置Info
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Abstract
を用い、かつ、長時間の現像剤への熱、機械ストレスが
多い場合にもブロッキングを起こすことが少ないことが
要求される画像形成装置において、ラジカル重合による
ビニル系樹脂と、縮重合によるポリエステル、ポリエス
テルポリアミド又はポリアミドから構成された樹脂を含
有するトナーを使用することにより、定着性及び耐熱保
存性に優れた画像形成方法とトナーを提供する。 【解決手段】 オイルレス定着を用いた画像形成装置
で、トナーが、二つの重合系の原料モノマー混合物を予
めブレンドして、二つの重合反応を行わせる各々独立し
ている二つの重合系のうち、一方がラジカル重合による
ビニル系樹脂を得るもので、他方が縮重合によるポリエ
ステル、ポリエステルポリアミド又はポリアミドから構
成された樹脂を含有することを特徴とする画像形成装置
を主たる構成にした。
Description
プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画
像形成装置に関し、特に現像の攪拌時間が長く現像剤へ
の熱ストレス、機械ストレスが多い画像形成装置、及び
薄肉、低面圧ローラを用いた、定着装置を用いる画像形
成装置に用いる2成分現像剤用のトナーに関する。
2,297,691号明細書、特公昭49−23910
号公報及び特公昭43−24748号公報などに各種の
方法が記載されているが、一般には光導電性物質を利用
し、種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、
次いで該潜像をトナーを用いて現像し、必要に応じて紙
などにトナー粉像を転写したのち、加熱、加圧あるいは
溶剤蒸気などにより定着し、コピー画像を得るものであ
る。
て、絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散
させた現像剤を用いる液体現像方式と、カスケード法、
磁気ブラシ法、パウダークラウド法などのように天然又
は合成樹脂にカーボンブラックなどの着色剤を分散した
トナーを用いる乾式現像方式があり、近年乾式現像方式
が広く使用されている。
方法としては、大別して接触定着法と非接触定着法があ
り、前者は加熱ローラ定着、ベルト定着、後者はフラッ
シュ定着、オーブン(雰囲気)定着があげられる。
ラが直接接触するため、極めて熱効率の良い定着方式で
あり、装置も小型化できるため、広く一般に用いられて
いる。この加熱ヒートローラ方式を用いる場合、特に近
年省エネルギーのためにトナーには低温定着が要求さ
れ、特に高いエネルギーを必要とする高速複写方式には
その要求は強く、そのために定着時にトナーに与えられ
る熱エネルギーはより小さくする試みが盛んに行われて
いる。特に省エネルギーのために、画像形成装置を使用
可能な状態にしてから画像形成が可能となるまでの待機
時間に要する電力量を可能な限り小さくするために、待
機時間の短縮が強く要望されている。
着装置は熱エネルギー効率を高めるため、トナー像支持
面と接触する側の定着ローラの厚みを薄くするような試
みがなされている。これにより、極短時間で所望の温度
まで達することが可能となった。
でローラ自身の機械的強度が弱くなり、ローラ間に大き
な荷重を加えるとローラが変形するため大きな荷重が加
えられなくなる。そこで、このような定着装置に用いら
れるトナーは従来のトナーとは比較にならないほどの低
温定着化が求められている。
は、一般に低軟化点の樹脂やワックスを用いることによ
り、低温定着性を改良することが試みられている。しか
し、この様な低温定着トナーは、熱的に弱いため使用し
ている機械の熱や保存時の熱により固まる、いわゆるブ
ロッキングを起すことが知られている。また、充分な定
着温度範囲を確保することも難しく、低温定着性が良い
割に比較的熱保存性が良いといわれているポリエステル
樹脂を使用しても、未だにこの課題を解決したトナーは
得られていない。
が付加されたものが多く、コピーやプリント1枚のみの
出力が多くなり、コピー、プリント枚数に対し現像での
現像剤の攪拌時間が多くなってきている。現像装置にお
いては、現像剤の攪拌が現像剤の劣化に大きく影響して
いる。現像剤が現像ローラに汲み上げられドクター部で
キャリアとトナーは擦られる。その結果、現像剤の温度
上昇となり局部的にトナーの成分がキャリアに付着す
る。
性を確保するためにワックスが分散している。オイルレ
ストナーを含む現像剤に熱ストレスを加えた場合、ワッ
クスがトナー表面にでて、ワックス過多となり、キャリ
ア表面にもワックスを付着させてしまう。その結果、ト
ナー極性が負の場合、同じ極性のワックスがキャリアに
付着することにより現像剤の帯電量が低下してしまう。
着トナーの濃さを光検知してトナー濃度を制御して画像
濃度をコントロールする方式が使われている。その結
果、トナー帯電量が低下すると現像γ特性が立って、飽
和画像濃度が低くなる。
現像剤に加えられる熱ストレスは大きくなることが知ら
れている。また、現像剤の回転(攪拌)時間が長いほ
ど、現像剤に加えられる熱ストレスが大きくなることが
知られている。このため、原稿1枚当たりコピー1枚と
いうモードの場合、連続コピー時の1枚当たりの現像剤
回転時間に対し、2〜8倍の回転時間を要求するため、
現像剤には非常に大きな熱ストレスが加わる。
コピーの場合、1枚当たり約1秒になる。しかし一枚の
コピーの場合、約6秒間現像装置が回転する。理由とし
ては、スイッチをONにしてからモーターが回転し、転
写紙が準備され、現像が終わっても、転写、定着、排紙
の工程があるため長い時間となってしまう。また現像が
終わったらすぐ現像部の動作を止めることも考えられる
が、感光体が回転しているとキャリア付着が発生し問題
となる。その結果、現状では2〜8倍の現像回転時間と
なる。その結果上記したように剤の熱ストレスが大きく
なり、剤寿命を短いものにしている。
の異なる二種類のポリエステル樹脂を用いる方法がいく
つか提案されている。たとえば、特開昭60−9034
4号公報には、非線状ポリエステル樹脂と線状ポリエス
テル樹脂を混合させる方法、特開昭64−15755号
公報には、Tg50℃以上、軟化点200℃以下の架橋
ポリエステル樹脂と軟化点150℃以下MW3,000
〜50,000の直鎖ポリエステル樹脂を混合させる方
法、特開平2−82267号公報には、MW5,000
以上、分散比20以上の非線状高分子ポリエステル樹脂
とMW1,000〜5,000、分散比4以下の非線状
ポリエステル樹脂を含有させる方法、特開平3−229
264号公報には、酸価5〜60の線状ポリエステル樹
脂と酸価5未満の非線状ポリエステル樹脂からなる有機
金属化合物を含有させる方法、特開平3−41470号
公報には、飽和ポリエステル樹脂で酸価の比が1.5以
上の異なるポリエステル樹脂を混合する方法、特開平4
−142301号公報には、ポリエステル樹脂とスチレ
ンアクリル樹脂を重合法で混合する方法が開示されてい
る。
ット性を有していないか、又は耐オフセット性を有して
いても、ポリエステル樹脂が本来有している低温定着性
を犠牲にしているばかりでなく、樹脂自身、又は、トナ
ー化工程においても粉砕性が極めて悪いという問題があ
った。
のような問題点を解決し、デジタル複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置あるいはこれら複合機等の画像形成装
置において、ラジカル重合によるビニル系樹脂と縮重合
によるポリエステル、ポリエステルポリアミド、又はポ
リアミドから構成された樹脂を含有するトナーを使用す
ることにより、特に現像の攪拌時間が長く現像剤への熱
ストレス、機械ストレスが多い画像形成装置、及び薄
肉、低面圧ローラを用いた定着装置を用いる画像形成装
置において、定着性及び耐熱保存性に優れたトナー及び
画像形成方法を提供するものである。
記の手段により達成される。請求項1の発明は、電子写
真現像剤用結着樹脂組成物の製造において、同一反応容
器中で各々独立している反応経路で重合反応が行われる
二つの重合系の原料モノマー混合物を予めブレンドし
て、該二つの重合反応を行わせ、前記各々独立している
二つの重合系のうち、一方がラジカル重合によりビニル
系樹脂を得るものであり、他方が縮重合によりポリエス
テル、ポリエステルポリアミド、又はポリアミドを得る
方法で製造された結着樹脂を含有するトナーを最も主要
な特徴とする。
る反応経路で重合反応が行われる二つの重合系の原料モ
ノマー混合物を予めブレンドして、該二つの重合反応を
行わせる各々独立している二つの重合系のうち、一方が
ラジカル重合によりビニル系樹脂を得るものであり、他
方が縮重合によりポリエステル、ポリエステルポリアミ
ド、又はポリアミドから構成された樹脂を樹脂成分と
し、さらにワックスを分散したトナーを得、該トナーと
キャリアから成る2成分現像剤を現像剤とする現像装置
を用いた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
該トナーが下記の化合物
ンであり、N、S、O、Pのヘテロ原子を含んでもよ
く、Yは飽和結合又は不飽和結合で結ばれた環状構造を
表し、R2、R3は相互に独立してアルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール
基又はアリールオキシ基又はアラルキル基又はアラルキ
ルオキシ基、ハロゲン基、水素、水酸基、置換基を有し
てもよいアミノ基、カルボキシル基、カルボニル基、ニ
トロ基、ニトロソ基、スルホニル基、シアノ基を表し、
R4は水素又はアルキル基を表し、lは0又は3から1
2の整数、mは1から20の整数、nは0から20の整
数、oは0から4の整数、pは0から4の整数、qは0
から3の整数,rは1から20の整数,sは0から20
の整数]で表されるジルコニウム系化合物を含有するこ
とを主要な特徴とする。
現像用トナーにおいて、該トナーがクロロホルム不溶分
を4〜45%含有することを主要な特徴とする。
項に記載の静電荷現像用トナーにおいて、トナーが体積
平均粒径5〜10μmで、5μm以下のトナーの割合が
60〜80個数%であることを主要な特徴とする。
1項に記載の静電荷現像用トナーにおいて、トナーに分
散するワックスとして、カルナウバワックス及び/また
はライスワックス及び/またはエステルワックスを用い
ることを主要な特徴とする。
に1項に記載の静電荷現像用トナーにおいて、トナーに
分散するワックスの原材料粒径が100〜600μmで
あることを主要な特徴とする。
1項に記載のトナーを含む二成分現像剤において、キャ
リアとしてシリコーン樹脂を表面に被覆したキャリアを
用いることを特徴とする。
参照しつつ説明する。まず、本発明の実施の機械構成に
ついて説明する。図1のデジタル複写機は、周知の電子
写真方式を用い内部にドラム状感光体1を備えている。
感光体1の周囲には矢印Aで示す回転方向に沿って、電
子写真複写行程を実施する帯電器2、露光手段3、現像
手段4、転写手段5、クリーニング手段6が配置されて
いる。露光手段3は、複写機上面の原稿載置台7に置か
れた原稿を読み取り手段8によって読み取られた画像信
号を基に感光体1上に静電潜像を形成する。感光体1上
に形成された静電潜像は、現像手段4によってトナー像
化され、そのトナー像が給紙装置9から給送されてくる
転写紙に転写手段5によって静電転写される。トナー像
が載った転写紙は、定着手段10に搬送、定着された後
に、機外へ排出される。
に用いられているトナーの動きについて説明する。現像
装置4は二成分現像装置で現像タンク50内にキャリア
とトナーからなる現像剤を内包している。現像装置4が
トナー像を形成すると、現像剤のトナーが消費され、そ
の割合(トナー濃度)が減少する。そこで、画像濃度の
低下を抑えるために、現像剤中のトナー濃度Vtがトナー
濃度の目標値Vrefに対して所定値以下になると、トナー
ホッパー51からトナーを補給して、現像剤中のトナー
濃度を維持することが行われる。現像剤中のトナー濃度
は現像装置下ケースにとりついている透磁率センサ52
によって測定される。トナー濃度の目標値Vrefは感光体
上に作成した測定用トナー像(Pパターン)をフォトセ
ンサーで測定した値Vsp により設定される。
して補給されたトナーは、現像装置4内の攪拌部材54
によって、キャリアと攪拌・摩擦帯電される。キャリア
とトナーからなる現像剤は、パドルホイール55によっ
て、現像ローラ56へ跳ね上げられ、現像ローラ56内
の磁石によって、現像ローラ56上に吸着する。現像ロ
ーラ外周のスリーブにより現像剤は搬送され、余剰分は
現像ドクタ57により掻き落とされる。感光体側に搬送
された現像剤中のトナーが静電潜像に対応して、現像バ
イアスにより付着する。
ナーは、転写手段5によって転写紙に静電転写される
が、約10%のトナーは未転写となって感光体上に残
る。未転写トナーはクリーニング手段6のクリーニング
ブレード6aやブラシローラ6bによって感光体から掻
き落とされるようになっていてこの掻き落とされた回収
トナーはリサイクルトナーとして再使用するために排出
口6cから自重落下して、気体流移送手段に回収トナー
として搬送される。搬送されたトナーは点線で示されて
混合気搬送チューブで現像器4にリサイクルトナーとし
て戻される。
未転写部や非画像部の感光体1と接触してトナーが付着
するためクリーニング手段11が設けられている。転写
ベルト5a上に残留トナーは、ベルトに摺接するクリー
ニングブレード(図示せず)により掻き落とすようにな
っている。この掻き落とされたトナーには紙粉等の異物
が含まれる可能性が高いため、本例ではリサイクルせず
に排出口5bから自重落下して、トナーガイドスクリュ
ーパイプ(点線)を介して回収トナー容器としての廃ト
ナーにタンク14に送られる。
用いられる材料について詳細に説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。本発明で用いられる樹脂
は製造される時、独立している反応経路で重合反応が行
われる二つの重合系は、一方が付加重合型であり、他方
が縮重合型であることが好ましい。
重合により得られるポリエステルは、アルコールとカル
ボン酸、もしくはカルボン酸エステル、カルボン酸無水
物等を原料モノマーとする。2価のアルコール成分とし
ては、ポリオキシプロピレン(2.2 )−2,2 −ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレ
ン(3.3 )−2,2 −ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、ポリオキシエチレン(2.0 )−2,2 −ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレ
ン(2.0 )−ポリオキシエチレン(2.0 )−2,2 −ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロ
ピレン(6)−2,2 −ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン等のビスフェノールAのアルキレンオキシド付
加物、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,2 −プロピレングリコール、
1,3 −プロピレングリコール、1,4 −ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,4 −ブテンジオール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4 −
シクロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ビスフェノール
A、水素添加ビスフェノールA等が挙げられる。
ビトール、1,2,3,6 −ヘキサンテトロール、1,4 −ソル
ビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ル、トリペンタエリスリトール、1,2,4 −ブタントリオ
ール、1,2,5 −ペンタントリオール、グリセロール、2
−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4 −ブ
タントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、1,3,5 −トリヒドロキシメチルベンゼン、
等が挙げられる。
2価の単量体として、マレイン酸、フマール酸、シトラ
コン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバチ
ン酸、アゼライン酸、マロン酸、n−ドデセニルコハク
酸、イソドデセニルコハク酸、n−ドデシルコハク酸、
イソドデシルコハク酸、n−オクテニルコハク酸、n−
オクチルコハク酸、イソオクテニルコハク酸、イソオク
チルコハク酸、及びこれらの酸の無水物、もしくは低級
アルキルエステル等が挙げられる。
4 −ベンゼントリカルボン酸、2,5,7 −ナフタレントリ
カルボン酸、1,2,4 −ナフタレントリカルボン酸、1,2,
4 −ブタントリカルボン酸、1,2,5 −ヘキサントリカル
ボン酸、1,3 −ジカルボキシル−2−メチル−2−メチ
レンカルボキシルプロパン、1,2,4 −シクロヘキサント
リカルボン酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタ
ン、1,2,7,8 −オクタンテトラカルボン酸、ピロメリッ
ト酸、エンポール三量体酸、及びこれらの酸の無水物、
低級アルキルエステルが挙げられる。
内の一方である縮重合により得られるポリエステルポリ
アミド又はポリアミド中のアミド成分を形成する原料モ
ノマーの内、ポリアミンとしては、例えばエチレンジア
ミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、イミノビスプロピルアミ
ン、フェニレンジアミン、キシリレンジアミン、トリエ
チレンテトラミン等のポリアミン、6−アミノカプロン
酸、ε−カプロラクタム等のアミノカルボン酸類、プロ
パノールアミン等のアミノアルコールが挙げられる。
内の他方である付加重合には、好ましくは、ビニル系樹
脂が用いられ、その際に、過酸化物、又はアゾ化合物等
の重合開始剤が用いられる。
代表的な単量体は、スチレン、o−メチルスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルス
チレン、p−エチルスチレン、2,4 −ジメチルスチレ
ン、p−クロルスチレン、ビニルナフタレン、例えばエ
チレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等の如き
エチレン系不飽和モノオレフィン類、例えば塩化ビニ
ル、臭化ビニル、弗化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ギ酸ビニル、カプロン酸ビニル等の如きビニ
ルエステル類、例えばアクリル酸、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル
酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イ
ソブチル、アクリル酸tert−ブチル、アクリル酸アミ
ル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸n−オクチ
ル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デシル、アク
リル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アク
リル酸ステアリル、アクリル酸メトキシエチル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸グリシジル、ア
クリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α−
クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸tert−ブチ
ル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸イソオク
チル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ラウリル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル
酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタ
クリル酸ジエチルアミノエチル等の如きエチレン性モノ
カルボン酸及びそのエステル、例えばアクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等の如きエチ
レン性モノカルボン酸置換体、マレイン酸ジメチル等の
如きエチレン性ジカルボン酸及びその置換体、例えばビ
ニルメチルケトン等の如きビニルケトン類、例えばビニ
ルメチルエーテル等の如きビニルエーテル類、例えばビ
ニリデンクロリド等の如きビニリデンハロゲン化物、例
えばN−ビニルピロール、N−ビニルピロリドン等の如
きN−ビニル化合物類がある。架橋剤を添加する場合、
例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ポリ
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリ
コールジアクリレート、トリエチレングリコールジアク
リレート、1,3 −ブチレングリコールジメタクリレー
ト、1,6 −ヘキシレングリコールジメタクリレート、ネ
オペンチルグリコールジメタクリレート、ジプロピレン
グリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジメタクリレート、2,2 ′−ビス(4−メタクリロキ
シジエトキシフェニル)プロパン、2,2 ′−ビス(4−
アクリロキシジエトキシフェニル)プロパン、トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテト
ラアクリレート、ジブロムネオペンチルグリコールジメ
タクリレート、フタル酸ジアリルなど、一般の架橋剤を
適宜(必要に応じて2種以上組み合わせて)用いること
ができる。
が熱で溶融しにくくなり、熱定着性又は熱圧定着性が劣
ることとなる。また使用量が少ないと、ヒートローラ定
着において、トナーの一部が紙に完全に固着しないでロ
ーラ表面に付着し、次の紙に転移するというオフセット
現象を防ぎにくくなる。更に、これらの架橋剤の使用量
は、重合性単量体を基準にして0.001〜15重量%
(より好ましくは0.1〜10重量%)で使用するのが
良い。
重合開始剤としては、2,2 ′−アゾビス(2,4 −ジメチ
ルバレロニトリル)、2,2 ′−アゾビスイソブチロニト
リル、1,1 ′−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボ
ニトリル)、2,2 ′−アゾビス−4−メトキシ−2,4 −
ジメチルバレロニトリル、その他のアゾ系又はジアゾ系
重合開始剤又はベンゾイルパーオキサイド、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、イソプロピルパーオキシカー
ボネート、キュメンハイドロパーオキサイド、2,4 −ジ
クロロベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキ
サイド、ジクミルパーオキサイドの如き過酸化物系重合
開始剤が挙げられる。
目的で、又は反応時間を調節する目的等で二種類又はそ
れ以上の100重量部に対して0.1〜20重量部、好
ましくは1〜10重量部である。
テルアミド又はポリアミドから選ばれた縮重合樹脂
(A)とスチレン・アクリル樹脂の如きビニル系樹脂
(B)とのブレンドからなる結着樹脂組成物を得るに際
しては、上記縮重合樹脂(A)とビニル系樹脂(B)と
の混合割合は、(A)が10乃至90重量部で(B)が
90乃至10重量部が好ましい。
ルとスチレン・アクリル樹脂を重合法で製造した樹脂を
用いることは極めて重要である。樹脂単独で用いる場合
は、ポリエステル樹脂ではホットオフセット性に弱く、
スチレン・アクリル樹脂では定着性に弱い現象がある。
またポリエステルとスチレン・アクリル樹脂を機械的に
混合する場合、相溶性が悪く、混合比率によっては、ト
ナー化後、画像評価に於いて、地汚れを生じる。
ン・アクリル樹脂を重合法で製造した結着樹脂のみでは
達成困難な低温定着と耐ホットオフセット性、熱保存性
の両立を、本発明記載の芳香族オキシカルボン酸又はそ
の塩と、ジルコニウム又はオキシジルコニウムを含む化
合物から得られるジルコニウム系化合物を適当に含有す
ることにより、樹脂とワックスの反応性が高い部分と反
応し軽度の架橋構造を作ることで達成したことである。
行われるために摩擦帯電における帯電の立上がりが早
く、又経時で安定した帯電量が得られることが判明し
た。この化合物の使用量は、トナー樹脂成分に対し、
0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部であ
る。
%含有することにより、低温定着性を損なうこと無くホ
ットオフセット性に余裕度が高く前記欠点を解消したト
ナーを得ることができることが判明した。ここで、クロ
ロホルム不溶分が45%より多い場合は、ホットオフセ
ット性は改良されるが、低温定着性が悪化するという不
具合が見られた。
1.0gを秤量し、これにクロロホルム約50gを加え
て十分に溶解させた溶液をまず遠心分離で分けこれをJ
IS規格(P3801)5種定量ろ紙を用いて常温でろ
過する。乾燥後ろ紙残渣を秤量し、用いた樹脂とろ紙残
渣の比(重量%)で表す。なお、トナーとしたときの結
着樹脂中のクロロホルム不要分を測定する場合には、ト
ナー約1.0gを秤量して結着樹脂と同様の方法で行う
が、ろ紙残渣の中には顔料などの固形物が存在するの
で、熱分析によって別途求める。
しい。トナー粒径が小さすぎるとトナーの流動性の低下
を招き、クリーニング不良等の原因となる。また、トナ
ー組成の均一化が難しく、帯電量がばらつき、トナーが
機内に飛散する場合がある。吸引すると肺に蓄積するた
め、人体にも有害である。トナー粒径が大きすぎると得
られる画像の解像力や階調性、ハーフトーンの粒状性が
著しく低下する。解像力や階調性、粒状性の面から見る
とトナー粒径10μm以上のものは好ましくない。
有量は50%以上80%以下が好ましい。微紛量50%
未満で解像度や粒状性などの点で、画質の悪さが顕著で
あった。逆に微紛量が80%以上では帯電が低下してお
り、現像剤劣化が現れている。また、画像濃度低下、凝
集度が悪いことによる異常画像も現れている。
スとして、カルナウバワックス、またはライスワック
ス、またはエステルワックスを用いることが有用であ
る。これらのワックスは他のワックスに比べ、低温定着
性に優れている。
から得られる天然のワックスであるが、特に遊離脂肪酸
脱離した低酸価タイプのものが結着樹脂中に均一分散が
可能であるので好ましい。ライスワックスは米糠から抽
出される米糠油を精製する際に、脱ろうまたはウィンタ
リング工程で製出される粗ろうを精製して得られる天然
ワックスである。合成エステルワックスは単官能直鎖脂
肪酸と単官能直鎖アルコールからエステル反応で合成さ
れる。これらのワックス成分は単独または併用して使用
される。ワックス成分の添加量は0.5〜10重量部が
好ましい。
スの原材料粒径が100〜600μmであることが好ま
しい。ワックスの平均粒径が600μm以上の場合、ト
ナー中の分散径が大きくなり、フィルミング性、スペン
ト性及び耐熱保存性が悪化する。また、ワックスの平均
粒径が100μm以下の場合、トナー中の分散径が小さ
くなり、低温定着性、オフセット性が悪化する。
フルイによる測定法、レーザーによる測定法などがある
が、レーザー法の一例としては、装置として堀場製作所
LA−920を用いることができる。測定条件は、循環
速度 5〜7、分散媒 メタノールである。
シリコーン樹脂被覆したキャリアを用いることが好まし
い。従来より、キャリア表面へのトナースペントを防止
するため、各種樹脂を被覆したキャリアが提案されてい
るが、本発明に用いられるワックスのスペントに対し、
シリコンコートキャリアが極めて効果が有ることが判明
した。
帯電制御剤、他の離型剤、流動性改良剤などを配合する
ことも可能である。着色剤としては、例えばカーボンブ
ラック、ランプブラック、鉄黒、アニリンブルー、フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ハンザイ
エローG、ローダミン6Cレーキ、カルコオイルブル
ー、クロムイエロー、キナクリドン、ベンジジンイエロ
ー、ローズベンガル、トリアリルメタン系染料等の染顔
料など、従来公知のいかなる染顔料をも単独あるいは混
合して使用し得、ブラックトナーとしてもフルカラート
ナーとしても使用できる。これらの着色剤の使用量はト
ナー樹脂成分に対して、通常1〜30重量%、好ましく
は3〜20重量%である。
属錯塩型染料、第四級アンモニウム塩等の従来公知のい
かなる極性制御剤も、ジルコニウム系化合物と混合して
使用できる。これらの極性制御剤の使用量は、トナー樹
脂成分に対し、0.1〜10重量部、好ましくは1〜5
重量部である。尚、本発明のジルコニウム化合物の一般
的製法は、水又は/及び有機溶剤を用い、金属付与剤を
用いて反応させ生成物を濾取して洗浄することによって
得ることができる。本発明の化合物の製造に用いること
ができる金属付与剤は、4価の陽イオン体の場合はZr
Cl4 、ZrF 4 、ZrBr4 ,ZrI4 等のハロゲン
化ジルコニウム化合物、Zr(OR)4(Rはアルキル
基、アルケニル基等を示す)、又はZr(SO4 )2 等
の無機ジルコニウム化合物等が挙げられる。オキソ化合
物の2価の陽イオン体の場合はZrOCl2 、ZrO
(NO3 )2 、ZrO(ClO4 )2 、H2 ZrO(S
O4)2 、ZrO(SO4 )・Na2 SO4 、ZrO
(HPO4 )2 等の無機酸ジルコニウム化合物、ZrO
(CO3 )、(NH4 )2 ZrO(CO3)2 、(NH
4 )2 ZrO(C2 H3 O2 )2 、ZrO(C2 H3 O
2 )2 、ZrO(C18H 35O2 )2 等の有機酸ジルコニ
ム化合物等が挙げられる。
剤として公知のものが全て使用できるが、特に脱遊離脂
肪酸型カルナウバワックス、モンタンワックス及び酸化
ライスワックスを単独又は組み合わせて使用することが
できる。カルナウバワックスとしては、微結晶のものが
良く、酸価が5以下であり、トナーバインダー中に分散
した時の粒子径が1μm以下の粒径であるものが好まし
い。モンタンワックスについては、一般に鉱物より精製
されたモンタン系ワックスを指し、カルナウバワックス
同様、微結晶であり、酸価が5〜14であることが好ま
しい。酸化ライスワックスは、米ぬかワックスを空気酸
化したものであり、その酸価は10〜30が好ましい。
その他の離型剤としては、固形シリコーンワニス、高級
脂肪酸高級アルコール、モンタン系エステルワックス、
低分子量ポリプロピレンワックス等、従来公知のいかな
る離型剤をも混合して使用できる。これらの離型剤の使
用量は、トナー樹脂成分に対し、1〜20重量部、好ま
しくは3〜10重量部である。
チタン、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、チタン酸バリ
ウム等、従来公知のいかなる流動性改良剤をも単独ある
いは混合して使用できる。これらの流動性改良剤の使用
量は、トナー重量に対し、0.1〜5重量部、好ましく
は0.5〜2重量部である。
て使用する場合に混合して使用するキャリアとしては、
ガラス、鉄、フェライト、ニッケル、ジルコン、シリカ
等を主成分とする、粒径30〜1000μm程度の粉末
である。または、本発明におけるキャリアにコーティン
グし得る樹脂粉末としては、スチレン−アクリル共重合
体、シリコーン樹脂、マレイン酸樹脂、フッ素系樹脂、
ポリエステル樹脂エポキシ樹脂等があるが、特にシリコ
ン樹脂を用いることが好ましい。スチレン−アクリル共
重合体の場合は、30〜90重量%のスチレン分を有す
るものが好ましい。この場合スチレン分が30重量%未
満だと現像特性が低く、90重量%を越えるとコーティ
ング膜が硬くなって剥離しやすくなり、キャリアの寿命
が短くなるからである。
ィングは、上記樹脂の他に接着付与剤、硬化剤、潤滑
剤、導電材、荷電制御剤等を含有してもよい。
方法でよく、結着樹脂、着色剤、その他場合によっては
荷電制御剤、ワックス成分等をミキサー等を用いて混合
し、熱ロール、エクストルーダー等の混練機を用い混練
した後、冷却固化し、これをジェットミル等の粉砕で粉
砕し、その後分級し得られる。
するため、各種無機微粉末が使用できる。例えば、シリ
カ、酸化チタン、アルミナ等であるが、シリカ及び酸化
チタン微粉末が特に有用であり、併用することも可能で
ある。高流動性を付与することを主目的する場合には疎
水化処理シリカあるいはルチル型微粒子酸化チタンとし
て平均一次粒径が0.001〜1μm、好ましくは0.
005〜0.1μmの範囲ものから適宜選択でき、特に
有機シラン表面処理シリカあるいはチタニアが好まし
く、通常0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜2重量
%の割合で使用される。上記トナーに無機無粉末を添加
するにはスーパーミキサー、ヘンシェルミキサーなどの
混合機を用いる。
ましい。トナー粒径が大きいと、得られる画像の解像力
が悪くなる。また、小さすぎるとトナー流動性の低下を
招く。なお、重量平均粒径はコールターマルチサイザー
IIにて測定した。
〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくは
アルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加
える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて
約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISO
TON−II(コールター社製)が使用できる。ここ
で、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁し
た電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行
ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100
μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体
積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。
得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個
数平均粒径を求めることができる。
μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜
4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.
04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未
満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜1
2.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;
16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.
40μm未満;25.40〜32.00μm未満;3
2.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用
し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒
子を対象とする。
よってさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定
されるものではない。
では二成分ブラックトナーを例示しているが、フルカラ
ートナーに使用することも可能である。
てテフロン(登録商標)ローラーを使用した(株)リコ
ー製複写機imagio Neo 450 定着部を改造した
装置を用いて、これにリコー製のタイプ6200紙をセ
ットし複写テストを行った。マクベス濃度計による画像
濃度が1.2となるようなコピー画像を得、定着温度を
変化させたコピー画像を砂消しゴムを装着したクロック
メーターにより10回擦り、その前後の画像濃度を測定
し、下記式にて定着率を求めた。 ( 砂消しゴム10回後の画像濃度) /( 前の画像濃度)
×100=定着率(%) 定着率70%以上を達成する温度を、低温定着性の尺度
となる定着下限温度とする。従来の定温定着トナーの定
着下限温度は140〜150℃程度である。尚低温定着
の評価条件は、紙送りの線速度を120〜150mm/
sec、面圧1.2Kgf/cm2、ニップ幅3mm、
高温オフセットの評価条件は紙送りの線速度を50mm
/sec、面圧2.0Kgf/cm2、ニップ幅4.5
mmと設定した。
セット発生温度を以下のように求めた。 低温定着性 良 ◎:130℃未満、○:130〜
140℃、□:140〜150℃、△:150〜160
℃、×:160℃以上 悪 ホットオフセット 良 ◎:201℃以上、○:200
〜191℃、□:190〜181℃、△:180〜17
1℃、×:170℃以下 悪 の5段階で行った。結果は表1に示す。
評価方法 リコー製複写機imagio Neo 450 にて、連続1
0万枚(印字率6%)コピーを行いスタート、1万枚、
3万枚、5万枚、10万枚時のフィルミング性、スペン
ト性、トナー飛散を評価する。結果を表2から表4に示
す。 (1) 画像安定性:画像安定性の代表特性として、画
像濃度と地汚れをそれぞれ表2に示し評価する。共にマ
クベス反射濃度計により測定した。
たキャリアの重量をW1とし、このキャリアを溶剤に浸
し、キャリア表面に付着した物質を取り除いてキャリア
を乾燥させた重量をW2とする。 スペント性(%)=[(W1−W2)/W1]×100 で求める。結果を表3に示す。
ングし、ブローオフ法により帯電量を測定する。結果を
表4に示す。
を被覆層に有するキャリアの製造例を示す。これは公知
の手段により行うことができる。キャリア製造例1 被覆層形成液の組成 シリコン樹脂溶液(SR2100 東レシリコーン社製) 100部 カーボンブラック(#44 三菱化成工業社製) 4部 トルエン 100部 上記処方をホモミキサーで30分間分散して被覆層形成
液を調製した。この被覆層形成液を平均粒径50μmの
球状フェライト1000重量部の表面に流動床型塗布装
置を用いて被覆層を形成したキャリアAを得た。用いる樹脂の製造法の例を示す : 例1: ビニル系樹脂の単量体として、スチレン700
g、ブチルメタクリレート300g、重合開始剤として
ジクミルパーオキシド50gを滴下ロートに入れラジカ
ル重合によるビニル系樹脂の反応液とする。次に縮重合
によるポリエステル系樹脂の反応液としてポリオキシプ
ロピレン(2.2 )−2,2 −ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)38g及びジブチル錫オキシド1gを、ガラス製5
の4つ口フラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌
棒、流下式コンデンサー、及び窒素導入管を取りつけ、
マントルヒーター中で、窒素気流下にて、135℃の温
度で撹拌しつつ、先のビニル系樹脂反応液滴下ロートよ
りビニル系樹脂の単量体及び重合開始剤を4時間かけて
滴下した。135℃に保持したまま5時間熟成し、昇温
した後、220℃にて反応せしめた。この120℃に達
した時、反応を終了した。得られた樹脂組成物は、淡黄
色の固体であり、示差熱分析(以下DSCと略す)によ
るガラス転移温度は、ピークが1本のみで、62℃であ
った。得られた樹脂は、DSCに見られる吸収ピークが
1本であることから、樹脂同志の分散が良好であること
が判る。当該樹脂組成物を結着樹脂(1)とする。
チレン820g、2−エチルヘキシルアクリレート18
0g、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル4
0gを滴下ロートに入れる。ポリオキシプロピレン(2.
2 )−2,2 −ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
390g、フマル酸12gイソドデセニル無水コハク酸
55g、テレフタル酸110g及びジブチル錫オキシド
1gを、ガラス製5の4つ口フラスコに入れ、温度計、
ステンレス製撹拌棒、及び窒素導入管を取りつける。以
後の操作及び重合反応条件は、実施例1と同様である。
得られた樹脂組成物のガラス転移温度を、DSCで求め
たところ、ピークが1本のみで、60℃であり、実施例
1と同様に樹脂同志の分散が良好であることが判る。当
該樹脂組成物を結着樹脂(2)とする。
下式コンデンサー、滴下ロート及び窒素導入管を備13
5℃に昇温した。スチレン700g、ブチルメタクリレ
ート300g、ジクミルパーオキシド50gを滴下ロー
トに投入し、4時間かけて滴下し、135℃のまま5時
間熟成した。その後、200℃迄昇温し、減圧下でキシ
レンを留去して、バットに抜き出し、冷却後、粉砕し
た。ASTM E28−67に準拠した軟化点は110 ℃、ガラ
ス転移温度は66℃であった。別に、上記樹脂1000
gとポリオキシプロピレン(2.2 )−2,2 −ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン390g、イソフタル酸
120g、1,2,5 −ベンゼントリカルボン酸38g及び
ジブチル錫オキシド1gを、ガラス製5の4つ口フラス
コに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデ
ンサー、及び窒素導入管を取りつけ、マントルヒーター
中で、220℃にて反応せしめた。重合度は、ASTM E28
−67に準拠した65℃に2本のピークを示した。各樹脂
別個に合成した当該樹脂組成物を結着樹脂(3)とす
る。(重量平均分子量 4, 900、Tg 63℃、T
HF不溶分 0%,軟化点147℃,分子量ピーク4,
100)
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミル又は機械式粉砕機,風力分級機で粉砕分級
し、体積平均粒径9.5μmトナー母体を得た。分級す
る際、微粉及び粗粉のカットレベルを操作することで、
トナー中に含まれる微紛含有量を制御することができる
ので、平均粒径5μm以下の微紛トナーを60個数%含
んだトナーを作成した。得られたトナー母体に疎水性シ
リカ0.5wt%添加混合し、最終的なトナーとした。
上記ジルコニア系化合物は、3、5−ジ−t−ブチルサ
リチル酸とジルコニウム化合物との反応により得られた
化合物である。
マグネタイト粒子にメチルメタクリレート樹脂(MM
A)をコート(膜厚0.5μm)したものを用い、前記
トナーとトナー濃度4.0重量%で混合し本発明の現像
剤を得た。
た以外は実施例1と同様なトナーを得た。 結着樹脂(3) 100部 (重量平均分子量 14, 900、Tg 66℃、クロロホルム不溶分8%、 軟化点134.7℃,分子量ピーク3, 900)
チル酸亜鉛に変更した以外は実施例1と同様なトナーを
得た。
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミル又は機械式粉砕機,風力分級機で粉砕分級
し、体積平均粒径9.5μmトナー母体を得た。分級す
る際、微粉及び粗粉のカットレベルを操作することで、
トナー中に含まれる微紛含有量を制御することができる
ので、平均粒径5μm以下の微紛トナーを60個数%含
んだトナーを作成した。得られたトナー母体に疎水性シ
リカ0.5wt%添加混合し、最終的なトナーとした。
またキャリアとしては平均粒径50μmのマグネタイト
粒子にメチルメタクリレート樹脂(MMA)をコート
(膜厚0.5μm)したものを用い、前記トナーとトナ
ー濃度4.0重量%で混合し本発明の現像剤を得た。
%を30%に変更した以外は実施例2と同様なトナーを
得た。
%を90%に変更した以外は実施例2と同様なトナーを
得た。
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミル又は機械式粉砕機,風力分級機で粉砕分級
し、体積平均粒径9.5μmトナー母体を得た。分級す
る際、微粉及び粗粉のカットレベルを操作することで、
トナー中に含まれる微紛含有量を制御することができる
ので、平均粒径5μm以下の微紛トナーを60個数%含
んだトナーを作成した。得られたトナー母体に疎水性シ
リカ0.5wt%添加混合し、最終的なトナーとした。
またキャリアとしては平均粒径50μmのマグネタイト
粒子にメチルメタクリレート樹脂(MMA)をコート
(膜厚0.5μm)したものを用い、前記トナーとトナ
ー濃度4.0重量%で混合し本発明の現像剤を得た。
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミル又は機械式粉砕機,風力分級機で粉砕分級
し、体積平均粒径9.5μmトナー母体を得た。分級す
る際、微粉及び粗粉のカットレベルを操作することで、
トナー中に含まれる微紛含有量を制御することができる
ので、平均粒径5μm以下の微紛トナーを60個数%含
んだトナーを作成した。得られたトナー母体に疎水性シ
リカ0.5wt%添加混合し、最終的なトナーとした。
またキャリアとしては平均粒径50μmのマグネタイト
粒子にメチルメタクリレート樹脂(MMA)をコート
(膜厚0.5μm)したものを用い、前記トナーとトナ
ー濃度4.0重量%で混合し本発明の現像剤を得た。
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミル又は機械式粉砕機,風力分級機で粉砕分級
し、体積平均粒径9.5μmトナー母体を得た。分級す
る際、微粉及び粗粉のカットレベルを操作することで、
トナー中に含まれる微紛含有量を制御することができる
ので、平均粒径5μm以下の微紛トナーを60個数%含
んだトナーを作成した。得られたトナー母体に疎水性シ
リカ0.5wt%添加混合し、最終的なトナーとした。
またキャリアとしては平均粒径50μmのマグネタイト
粒子にシリコーン樹脂をコート(膜厚0.5μm)をコ
ート(膜厚0.5μm)したものを用い、前記トナーと
トナー濃度4.0重量%で混合し本発明の現像剤を得
た。
組成物の製造において、同一反応容器中で各々独立して
いる反応経路で重合反応が行われる二つの重合系の原料
モノマー混合物を予めブレンドして、該二つの重合反応
を行わせ、前記各々独立している二つの重合系のうち、
一方がラジカル重合によりビニル系樹脂を得るものであ
り、他方が縮重合によりポリエステル、ポリエステルポ
リアミド、又はポリアミドを得る方法で製造された結着
樹脂を含有することを特徴とするトナーによれば、ポリ
エステルとスチレン・アクリル樹脂を別々に重合法で製
造した結着樹脂のみでは達成困難な低温定着と耐ホット
オフセット性、熱保存性の両立を、樹脂とワックスの反
応性が高い部分と反応し軽度の架橋構造を作ることで達
成した。
したことを特徴とするトナーを使用した画像形成装置に
よれば、樹脂とワックスの反応性で軽度の架橋構造を作
ることで、低温定着と耐ホットオフセット性、熱保存性
の両立を達成した。
ンであり、N、S、O、Pのヘテロ原子を含んでもよ
く、Yは飽和結合又は不飽和結合で結ばれた環状構造を
表し、R2、R3は相互に独立してアルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール
基又はアリールオキシ基又はアラルキル基又はアラルキ
ルオキシ基、ハロゲン基、水素、水酸基、置換基を有し
てもよいアミノ基、カルボキシル基、カルボニル基、ニ
トロ基、ニトロソ基、スルホニル基、シアノ基を表し、
R4は水素又はアルキル基を表し、lは0又は3から1
2の整数、mは1から20の整数、nは0から20の整
数、oは0から4の整数、pは0から4の整数、qは0
から3の整数,rは1から20の整数,sは0から20
の整数]で表されるジルコニウム系化合物を含有するこ
とを特徴とする請求項1記載の静電荷現像用トナーによ
れば、ジルコニウム又はオキシジルコニウムを含む化合
物から得られるジルコニウム系化合物を適当に含有する
ことにより、樹脂とワックスの反応性が高い部分と反応
し軽度の架橋構造を作ることで達成した。
分を4〜45%含有することを特徴とする請求項1、ま
たは3記載の静電荷現像用トナーによれば、低温定着性
を損なうこと無くホットオフセット性に余裕度が高く従
来の欠点を解消したトナーを得ることができることが判
明した。
0μmで、5μm以下のトナーの割合が60〜80個数
%であることを特徴とする請求項1、3から4のいずれ
か1項に記載の静電荷現像用トナーによれば、トナー粒
径が小さすぎる場合のトナーの流動性の低下、クリーニ
ング不良、トナーの機内飛散、人体への有害性等の原因
を除去し、トナー粒径が大きすぎる場合の画像の解像力
や階調性、ハーフトーンの低下を防ぐ。解像力や階調
性、粒状性の面から見るとトナー粒径10μm以上のも
のは好ましくない。
して、カルナウバワックス及び/またはライスワックス
及び/またはエステルワックスを用いることを特徴とす
る請求項1、3から5のいずれか1項に記載の静電荷現
像用トナーによれば、これらのワックスは他のワックス
に比べ、低温定着性に優れており、カルナウバワックス
結着樹脂中に均一分散が可能であるので好ましい。ま
た、ライスワックスは米糠から抽出される米糠油を精製
する際に、脱ろうまたはウィンタリング工程で製出され
る粗ろうを精製して得られる天然ワックスである。合成
エステルワックスは単官能直鎖脂肪酸と単官能直鎖アル
コールからエステル反応で合成される。これらのワック
ス成分は単独または併用して使用される。ワックス成分
の添加量は0.5〜10重量部が好ましい。
原材料粒径が100〜600μmであることを特徴とす
る請求項1、3から6のいずれか1項に記載の静電荷現
像用トナーによれば、ワックスの平均粒径が600μm
以上の場合、トナー中の分散径が大きくなり、フィルミ
ング性、スペント性及び耐熱保存性が悪化する。また、
ワックスの平均粒径が100μm以下の場合、トナー中
の分散径が小さくなり、低温定着性、オフセット性が悪
化する。
脂を表面に被覆したキャリアを用いることを特徴とする
請求項1、3から7のいずれか1項に記載のトナーを含
む二成分現像剤によれば、従来より、キャリア表面への
トナースペントを防止するため、各種樹脂を被覆したキ
ャリアが提案されているが、本発明に用いられるワック
スのスペントに対し、シリコンコートキャリアが極めて
効果が有ることが判明した。上記の通り、本発明によ
り、低温定着性と熱保存性及び帯電安定性の全てを満足
した静電荷像現像用トナーを提供することができる。
を示す断面図である。
明するための断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 電子写真現像剤用結着樹脂組成物の製造
において、同一反応容器中で各々独立している反応経路
で重合反応が行われる二つの重合系の原料モノマー混合
物を予めブレンドして、該二つの重合反応を行わせ、前
記各々独立している二つの重合系のうち、一方がラジカ
ル重合によりビニル系樹脂を得るものであり、他方が縮
重合によりポリエステル、ポリエステルポリアミド、又
はポリアミドを得る方法で製造された結着樹脂を含有す
ることを特徴とするトナー。 - 【請求項2】 同一反応容器中で各々独立している反応
経路で重合反応が行われる二つの重合系の原料モノマー
混合物を予めブレンドして、該二つの重合反応を行わせ
る各々独立している二つの重合系のうち、一方がラジカ
ル重合によりビニル系樹脂を得るものであり、他方が縮
重合によりポリエステル、ポリエステルポリアミド、又
はポリアミドから構成された樹脂を樹脂成分とし、さら
にワックスを分散したトナーを得、該トナーとキャリア
から成る2成分現像剤を現像剤とする現像装置を用いた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 下記の構造式 【化1】 [式中、R1は4級炭素、メチン、メチレンであり、
N、S、O、Pのヘテロ原子を含んでもよく、Yは飽和
結合又は不飽和結合で結ばれた環状構造を表し、R2、
R3は相互に独立してアルキル基、アルケニル基、アル
コキシ基、置換基を有し、または有さないアリール基又
はアリールオキシ基又はアラルキル基又はアラルキルオ
キシ基、ハロゲン基、水素、水酸基、置換基を有し、ま
たは有さないアミノ基、カルボキシル基、カルボニル
基、ニトロ基、ニトロソ基、スルホニル基、シアノ基を
表し、R4は水素又はアルキル基を表し、lは0又は3
から12の整数、mは1から20の整数、nは0から2
0の整数、oは0から4の整数、pは0から4の整数、
qは0から3の整数,rは1から20の整数,sは0か
ら20の整数]で表されるジルコニウム系化合物を含有
することを特徴とする請求項1記載のトナー。 - 【請求項4】 前記トナーがクロロホルム不溶分を4〜
45%含有することを特徴とする請求項1または3記載
のトナー。 - 【請求項5】 前記トナーが体積平均粒径5〜10μm
で、5μm以下のトナーの割合が60〜80個数%であ
ることを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1項に
記載のトナー。 - 【請求項6】 前記トナーに分散するワックスとして、
カルナウバワックス及び/またはライスワックス及び/
またはエステルワックスを用いることを特徴とする請求
項1、3乃至5のいずれか1項に記載のトナー。 - 【請求項7】 前記トナーに分散するワックスの原材料
粒径が100〜600μmであることを特徴とする請求
項1、3乃至6のいずれか1項に記載のトナー。 - 【請求項8】 前記キャリアとしてシリコーン樹脂を表
面に被覆したキャリアを用いることを特徴とする請求項
1、3乃至7のいずれか1項に記載のトナーを含む二成
分現像剤。
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