JP2003106842A - 移動体接近警告システム及び方法、移動体接近警告システムのデータ管理サーバ、並びに移動体接近警告システムの利用側移動体端末 - Google Patents

移動体接近警告システム及び方法、移動体接近警告システムのデータ管理サーバ、並びに移動体接近警告システムの利用側移動体端末

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JP2003106842A
JP2003106842A JP2001299423A JP2001299423A JP2003106842A JP 2003106842 A JP2003106842 A JP 2003106842A JP 2001299423 A JP2001299423 A JP 2001299423A JP 2001299423 A JP2001299423 A JP 2001299423A JP 2003106842 A JP2003106842 A JP 2003106842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定移動体が利用側移動体に接近している状
況を明確に把握させることができること。 【解決手段】 自己(バス、電車)の位置を検出可能な
GPS受信機17等を備えたバス側端末12、電車側端
末13と、これらの位置データを取り込み、これらの位
置データを含む情報を特定移動体データベース27に記
憶するデータ管理サーバ11と、自己(ナビゲーション
車載器搭載車両)の位置を検出可能なGPS受信機30
の他、警告を出力可能な音声合成装置36及びスピーカ
37を備えたナビゲーション車載器14とを有し、デー
タ管理サーバは、ナビゲーション車載器の搭載車両の位
置データに基づき、バス、電車に関する情報を特定移動
体データベースから検索し、ナビゲーション車載器の搭
載車両は、バス、電車が警告条件を満たすと判断した時
に、ナビゲーション車載器のスピーカ等に警告を出力さ
せるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や携帯端末
等のナビゲーションシステムに利用されて好適な移動体
接近警告システム、移動体接近警告方法、移動体接近警
告システムのデータ管理サーバ、及び移動体接近警告シ
ステムの利用側移動体端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のナビゲーションシステム
は、基本的には自車両の位置情報を表示するものであ
る。この自車両の位置情報に、例えば、DVD、CD等
の記録媒体に予め用意された地図内の情報(ルート検
索、目的地選択、またはコンビニエンスストアやガソリ
ンスタンド等の店舗情報等)を提供したり、VICS
(Vehicle Information and Communication System)等
による走行中の交通情報を提供して、ナビゲーションシ
ステムの付加価値を高めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のナビ
ゲーションシステムは、自車両以外の他車両、特に、救
急自動車等の緊急自動車、またはバスや鉄道車両等の公
共機関車両のような所定種類の特定車両が、現在どの位
置にいるかの情報を提供するものではない。まして、上
記ナビゲーションシステムにおいて、所定種類の特定車
両が、自車両に対し現在どの程度接近しているかの情報
を提供できるものではない。
【0004】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、特定移動体が利用側移動体に接近し
ている状況を明確に把握させることができる移動体接近
警告システム及び方法、移動体接近警告システムのデー
タ管理サーバ、並びに移動体接近警告システムの利用側
移動体端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、特定移動体に設置され、自己の位置を検出可能な位
置検出手段及び通信手段を備えた特定移動体端末と、上
記通信手段及び自己の通信手段を介して上記特定移動体
の位置データを取り込み、この特定移動体の位置データ
を含む情報を記憶手段に記憶するデータ管理サーバと、
利用側移動体に設置され、自己の位置を検出可能な位置
検出手段及び通信手段の他、警告を出力可能な警告手段
を備えた利用側移動体端末とを有し、上記データ管理サ
ーバは、自己及び上記利用側移動体端末の上記通信手段
を介して得られた上記利用側移動体の位置データに基づ
き、特定移動体に関する情報を上記記憶手段から検索
し、当該データ管理サーバまたは上記利用側移動体端末
は、上記特定移動体が上記利用側移動体に接近して警告
条件を満たすと判断したときに、上記利用側移動体端末
の上記警告手段に警告を出力させるよう構成されたこと
を特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記警告手段は、画像表示、音声、振
動の少なくとも一つにより警告を出力するよう構成され
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記警告条件は、特定移動体
の種類に応じて設定されたことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、上記利用側移動体端
末は表示手段を備え、特定移動体が警告条件を満たすか
否かに拘わらず、この特定移動体に関する情報が上記表
示手段に表示されるよう構成されたことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の発明において、上記特定移動体の種
類は、その用途や利用目的などに応じて分類され、バ
ス、鉄道車両、路面電車、緊急自動車などであることを
特徴とするものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに記載の発明において、上記データ管理サー
バの記憶手段に記憶される情報は、特定移動体の種別I
D、識別ID、位置データ、走行経路、停車場所、停車
場所への到着時間、停車場所からの発車時間などである
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに記載の発明において、上記特定移動体端末
の位置検出手段は、GPS受信機、または線路軌道に敷
設されたマーカーを用いるマーカー検知器であることを
特徴とするものである。
【0012】請求項8に記載の発明は、特定移動体に設
置された特定移動体端末が、位置検出手段を用いて自己
の位置を検出してこの位置データを送信し、データ管理
サーバが、上記特定移動体の位置データを受信し、この
特定移動体の位置データを含む情報を記憶手段に記憶
し、利用側移動体に設置された利用側移動体端末が、位
置検出手段を用いて自己の位置を検出し位置データとし
て上記データ管理サーバへ送信し、上記データ管理サー
バが、上記利用側移動体の位置データに基づき、上記特
定移動体に関する情報を上記記憶手段から検索し、当該
データ管理サーバまたは上記利用側移動体端末が、上記
特定移動体が上記利用側移動体に接近して警告条件を満
たすと判断したときに、上記利用側移動体端末の警告手
段に警告を出力させることを特徴とするものである。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明において、上記警告手段は、画像表示、音声、振
動の少なくとも一つにより警告を出力することを特徴と
するものである。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項8また
は9に記載の発明において、上記警告条件は、特定移動
体の種類に応じて設定されたことを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項11に記載の発明は、請求項8乃至
10のいずれかに記載の発明において、上記利用側移動
体端末は、特定移動体が警告条件を満たすか否かに拘わ
らず、この特定移動体に関する情報を表示手段に表示す
ることを特徴とするものである。
【0016】請求項12に記載の発明は、請求項8乃至
11のいずれかに記載の発明において、上記特定移動体
の種類は、その用途や利用目的などに応じて分類され、
バス、鉄道車両、路面電車、緊急自動車などであること
を特徴とするものである。
【0017】請求項13に記載の発明は、請求項8乃至
12のいずれかに記載の発明において、上記データ管理
サーバの記憶手段に記憶される情報は、特定移動体の種
別ID、識別ID、位置データ、走行経路、停車場所、
停車場所への到着時間、停車場所からの発車時間などで
あることを特徴とするものである。
【0018】請求項14に記載の発明は、特定移動体が
利用側移動体に接近したときに警告する移動体接近警告
システムのデータ管理サーバであって、上記特定移動体
に設置された特定移動体端末、及び利用側移動体に設置
された上記利用側移動体端末に対し通信可能な通信手段
と、上記特定移動体端末から受信したこの特定移動体の
位置データを含む情報を記憶する記憶手段とを有し、上
記利用側移動体端末から受信したこの利用側移動体の位
置データに基づいて上記特定移動体に関する情報を上記
記憶手段から検索し、この特定移動体に関する情報を、
上記特定移動体が上記利用側移動体に接近して警告条件
を満たしたときに、警告手段に警告を出力させる上記利
用側移動体端末へ送信するよう構成されたことを特徴と
するものである。
【0019】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の発明において、上記警告手段は、画像表示、音
声、振動の少なくとも一つにより警告を出力するよう構
成されたことを特徴とするものである。
【0020】請求項16に記載の発明は、請求項14ま
たは15に記載の発明において、上記警告条件は、特定
移動体の種類に応じて設定されたことを特徴とするもの
である。
【0021】請求項17に記載の発明は、請求項14乃
至16のいずれかに記載の発明において、上記特定移動
体の種類は、その用途や利用目的などに応じて分類さ
れ、バス、鉄道車両、路面電車、緊急自動車などである
ことを特徴とするものである。
【0022】請求項18に記載の発明は、請求項14乃
至17のいずれかに記載の発明において、上記データ管
理サーバの記憶手段に記憶される情報は、特定移動体の
種別ID、識別ID、位置データ、走行経路、停車場
所、停車場所への到着時間、停車場所からの発車時間な
どであることを特徴とするものである。
【0023】請求項19に記載の発明は、特定移動体が
接近したときに警告する移動体接近警告システムの利用
側移動体端末であって、上記データ管理サーバに対し通
信可能な通信手段と、自己の位置を検出可能な位置検出
手段と、警告を出力可能な警告手段とを有し、上記特定
移動体の位置データを含む情報が記憶された上記データ
管理サーバの記憶手段から、上記位置検出手段により検
出した自己の位置データに基づき検索された上記特定移
動体に関する情報を受信し、上記特定移動体が上記利用
側移動体に接近して警告条件を満たすと判断したとき
に、上記警告手段から警告を出力するよう構成されたこ
とを特徴とするものである。
【0024】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載の発明において、上記警告手段は、画像表示、音
声、振動の少なくとも一つにより警告を出力するよう構
成されたことを特徴とするものである。
【0025】請求項21に記載の発明は、請求項19ま
たは20に記載の発明において、上記警告条件は、特定
移動体の種類に応じて設定されたことを特徴とするもの
である。
【0026】請求項22に記載の発明は、請求項19乃
至21のいずれかに記載の発明において、上記特定移動
体が警告条件を満たすか否かに拘わらず、この特定移動
体に関する情報を表示手段に表示するよう構成されたこ
とを特徴とするものである。
【0027】請求項23に記載の発明は、請求項19乃
至22のいずれかに記載の発明において、上記特定移動
体の種類は、その用途や利用目的などに応じて分類さ
れ、バス、鉄道車両、路面電車、緊急自動車などである
ことを特徴とするものである。
【0028】請求項24に記載の発明は、請求項19乃
至23のいずれかに記載の発明において、上記データ管
理サーバの記憶手段に記憶される情報は、特定移動体の
種別ID、識別ID、位置データ、走行経路、停車場
所、停車場所への到着時間、停車場所からの発車時間な
どであることを特徴とするものである。
【0029】請求項1乃至23に記載の発明には、次の
作用がある。
【0030】データ管理サーバまたは利用側移動体端末
は、特定移動体が利用側移動体に接近して警告条件を満
たすと判断したときに、利用側移動体端末の警告手段に
警告を出力させることから、特定移動体が利用側移動体
に接近している状況を明確に把握させることができる。
【0031】特に、請求項3、10、16または21に
記載の発明には、次の作用がある。
【0032】警告条件が特定移動体の種類に応じて設定
されることから、警告手段は、特定移動体の種類に応じ
て妥当な警告を出力することができる。
【0033】特に、請求項4、11または22に記載の
発明には、次の作用がある。
【0034】利用側移動体端末の表示手段には、特定移
動体が警告条件を満たすか否かに拘わらず、この特定移
動体に関する情報が表示手段に表示されることから、特
定移動体が警告条件を満たしていない場合にも、その特
定移動体の位置等を容易に認識させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0036】図1は、本発明の一実施の形態が適用され
たナビゲーションシステムを示す全体構成図である。
【0037】この図1に示すナビゲーションシステム1
0は、自動車または携帯情報端末(携帯電話等を含む)
に利用されるものであり、データ管理サーバ11と、特
定移動体端末としてのバス側端末12及び電車側端末1
3と、利用側移動体端末としてのナビゲーション車載器
14(または携帯電話等を含む携帯情報端末)とを有し
て構成される。
【0038】バス側端末12、電車側端末13は、特定
移動体としてのバス、鉄道車両(特に電車)にそれぞれ
設置されている。特定移動体は、用途や利用目的に応じ
てその種類が分類されており、上述のバスや鉄道車両
(以下、代表して電車とする。)の他、路面電車、また
は救急自動車や消防自動車等の緊急自動車がある。これ
らの各種特定移動体に、バス側端末12や電車側端末1
3と同様な特定移動体端末が設置される。
【0039】バス側端末12及び電車側端末13は、図
2及び図3に示すように、マイクロコンピュータ15、
インタフェース16、位置検出手段としてのGPS受信
機17(GPS:Global Positing system)、通信手段
としてのパケット通信機18、メモリ19、表示装置2
0及び操作装置21を有して構成される。但し、電車側
端末13では、GPS受信機17に代えてマーカー検知
器22が設置されている。
【0040】上記GPS受信機17は、バスの位置(絶
対座標)を検出するものである。また、マーカー検知器
22は、線路軌道に敷設されたマーカーを用いて、線路
上の電車の位置を検出するものである。マーカー検知器
22の検出値は、図1に示す位置管理サーバ23を用い
て絶対座標に変換される。
【0041】バス側端末12及び電車側端末13のメモ
リ19(図2及び図3)には、表示装置20及び操作装
置21を用いて特定移動体の種類(バス、電車、緊急自
動車(救急自動車、消防自動車等)、若葉マーク付自動
車…)毎に付された種別ID(識別子)と、同一種類の
特定移動体を識別するために付された識別ID(第6
便、あずさ2号、1号車等)が記憶される。
【0042】バス側端末12のマイクロコンピュータ1
5は、所定時間毎(または所定距離走行毎)にGPS受
信機17を用いてバスの位置を検出し、この位置データ
を、メモリ19に記憶された当該バスの種別ID及び識
別IDと共に、パケット通信機18を用いてデータ管理
サーバ11へ送信する。
【0043】また、電車側端末13のマイクロコンピュ
ータ15は、所定時間毎(または所定距離走行毎)にマ
ーカー検知器22を用いて電車の位置を検出し、この位
置データを、メモリ19に記憶された当該電車の種別I
D及び識別IDと共に、パケット通信機18を用いて位
置管理サーバ23(図1)へ送信する。
【0044】この位置管理サーバ23は、電車側端末1
3から受信した位置データの位置座標(線路上の座標)
を絶対座標に変換し、この変換した位置データを、電車
側端末13の種別ID及び識別IDと共に、自己のパケ
ット通信機24を用いてデータ管理サーバ11へ送信す
る。
【0045】前記データ管理サーバ11は、図1に示す
ように、通信手段としてのパケット通信機25と、記憶
手段としての登録端末IDデータベース26及び特定移
動体データベース27とを有して構成される。上記登録
端末IDデータベース26に、ナビゲーション車載器1
4(または携帯情報端末)毎に予め設定された登録端末
IDが格納される。
【0046】また、特定移動体データベース27には、
図5に示すように、バスや電車等の特定移動体の種類毎
(つまり種別ID毎)に対応づけて、各特定移動体の識
別ID、位置データ、走行経路、停車場所(停留所、停
車駅)、停車場所への到着時刻、停車場所からの発車時
刻等が格納される。停車場所への到着時刻や発車時刻
は、バスや電車等の特定移動体の位置データに基づい
て、データ管理サーバ11が演算したものである。ま
た、データ管理サーバ11は、この特定移動体データベ
ース27に格納される特定移動体(バス、電車等)の位
置データ、上記到着時刻及び上記発車時刻を、バス側端
末12、電車側端末13等の特定移動体端末から位置デ
ータを受信するたびに順次更新して、特定移動体データ
ベース27に格納する。
【0047】また、データ管理サーバ11は、パケット
通信機25及びナビゲーション車載器14(または携帯
情報端末)のパケット通信機33(後述)を介して、こ
のナビゲーション車載器14(または携帯情報端末)の
第2メモリ32(後述)に予め記憶された、このナビゲ
ーション車載器14(または携帯情報端末)が所望する
所定種類の特定移動体(バスや電車等)に関する情報で
あって、ナビゲーション車載器14の搭載車両(または
携帯情報端末の所有者)から所定距離内に存在する特定
移動体に関する情報を、特定移動体データベース27か
ら検索する。データ管理サーバ11は、この検索した特
定移動体に関する情報を、ナビゲーション車載器14
(または携帯情報端末)へ送信する。
【0048】上記所定距離は、ナビゲーション車載器1
4の搭載車両(または携帯情報端末の所有者)の位置を
中心に、データ管理サーバ11が東西南北に予め設定し
た距離である。または、上記所定距離は、ナビゲーショ
ン車載器14の搭載車両(または携帯情報端末の所有
者)の位置を中心に半径50m、100m、200m、
400m…の範囲内というように、ナビゲーション車載
器14(または携帯情報端末)が要求した値である。
【0049】前記ナビゲーション車載器14は利用側移
動体としての自動車に搭載され、また、携帯情報端末
は、利用側移動体としての人が携帯して所有する。これ
らのナビゲーション車載器14及び携帯情報端末は、図
4に示すように、マイクロコンピュータ28、インタフ
ェース29、位置検出手段としてのGPS受信機30、
通信手段としてのパケット通信機33、第1メモリ3
1、第2メモリ32、表示手段としての表示装置34、
操作装置35、並びに警告手段としての音声合成装置3
6及びスピーカ37を有して構成される。
【0050】GPS受信機30は、ナビゲーション車載
器14搭載車両、または携帯情報端末の所有者の位置
(絶対座標)を検出するものである。このGPS受信機
30は、マイクロコンピュータ28からの指令によっ
て、所定時間毎または所定距離移動毎に、ナビゲーショ
ン車載器14の搭載車両(または携帯情報端末の所有
者)の位置を検知する。この位置データは、パケット通
信機33を経てデータ管理サーバ11へ送信される。
【0051】第1メモリ31は、ナビゲーション車載器
14または携帯情報端末毎に予め設定された固有の登録
端末IDを記憶する。この登録端末IDの第1メモリ3
1への記憶操作は、表示装置34により確認しながら操
作装置35を用いて実施される。
【0052】この操作装置35は、ナビゲーション車載
器14または携帯情報端末が所望する特定移動体の種類
(バス、電車、緊急自動車等)を、種別IDを用いて予
め選択して指定する指定手段として機能する。この操作
装置35を用いて指定した所望する特定移動体の種別I
Dが第2メモリ32に記憶される。
【0053】上記表示装置34は、ナビゲーション車載
器14または携帯情報端末が所望して、データ管理サー
バ11から受信した所定種類の特定移動体に関する情報
を表示可能とする。この際、表示装置34は、特定移動
体の位置と、ナビゲーション車載器14搭載車両または
携帯情報端末の所有者の位置とを、図8に示すように、
アイコンを用いて地図上に表示可能とする。この表示装
置34は、表示の際に、特定移動体の種類に応じた異な
った表示形態で特定移動体の位置を表示する。例えば、
特定移動体の種類に応じて異なった形状、大きさ、色の
アイコンを用い、また、このアイコンの表示の輝度や明
度を異ならせ、更に、アイコンを点滅させたり点灯状態
とする。また、表示装置34は、特定移動体やナビゲー
ション車載器14の搭載車両(携帯情報端末の所有者)
の進行方向を矢印等を用いて表示可能とし、特定移動体
の識別IDも表示可能とする。
【0054】音声合成装置36及びスピーカ37は、デ
ータ管理サーバ11から受信した所定種類の特定移動体
(の位置)が、ナビゲーション車載器14の搭載車両ま
たは携帯情報端末の所有者に接近して警告条件を満たし
た時に、音声により警告を出力可能とする。この警告
は、音声合成装置36及びスピーカ37による音声に代
えて、または音声と共に、表示装置34による警告表示
や振動を与えるものであってもよい。
【0055】上記警告条件は、(a)ナビゲーション車
載器14の搭載車両(または携帯情報端末の所有者)に
対し特定移動体が所定距離以内にある場合、(b)特定
移動体が電車である場合には、上記ナビゲーション車載
器14の搭載車両が踏切に所定距離以内に接近し、且つ
電車が同一の踏切に所定距離以内に接近した場合、
(c)特定移動体がバスや緊急自動車であって、このバ
ス等がナビゲーション車載器14の搭載車両と同一の道
路を、このナビゲーション車載器14搭載車両の後方か
ら所定距離以内に接近した場合、(d)特定移動体がバ
スや緊急自動車であって、このバス等とナビゲーション
車載器14の搭載車両とが同一の交差点に所定距離以内
に接近した場合、または(e)特定移動体がバスや緊急
自動車であって、このバス等が、ナビゲーション車載器
14の搭載車両と同一の車線のない道路を、ナビゲーシ
ョン車載器14搭載車両の前方から所定距離以内に接近
した場合等である。
【0056】次に、上述のように構成されたナビゲーシ
ョンシステム10の作用を、図6及び図7を用いて説明
する。
【0057】〔A〕特定移動体の位置データの取得(図
6) 特定移動体であるバス、電車のそれぞれのバス側端末1
2、電車側端末13は、GPS受信機17、マーカー検
知器22を用いて、所定時間毎等に自己の位置を計測す
る(S1)。
【0058】そして、これらのバス側端末12、電車側
端末13は、自己(バス、電車)の位置を検出する度
に、その位置データを、特定移動体の種別ID及び識別
IDと共に、パケット通信機18を用いてデータ管理サ
ーバ11へ送信する(S2)。
【0059】〔B〕データ管理サーバ11のデータ管理
(図6) データ管理サーバ11は、バスや電車等の特定移動体の
種別ID、識別ID、走行経路等の情報を、各種別ID
毎に特定移動体データベース27に予め記憶させ、登録
しておく(S3)。
【0060】データ管理サーバ11は、特定移動体の位
置データ、種別ID及び識別IDをバス側端末12、電
車側端末13から受信する度に(S4)、この特定移動
体の種別ID、識別ID及び位置データが特定移動体デ
ータベース27に登録されているか否かを判断する(S
5)。
【0061】このステップS5において、データ管理サ
ーバ11は、バス側端末12、電車側端末13から送信
された種別ID等が特定移動体データベース27に登録
されていると判断した時に、その位置データを更新して
記憶し、停車場所への到着時刻や停車場所からの発着時
刻を算出する(S6)。
【0062】ステップS5において、データ管理サーバ
11は、バス側端末12、電車側端末13から送信され
た種別ID等が特定移動体データベース27に登録され
ていないと判断した時には、その種別ID、識別ID、
位置データ等を特定移動体データベース27に新規に記
憶させて登録し、上記到着時刻及び発着時刻を算出して
同様に記憶する(S7)。
【0063】〔C〕データ管理サーバ11によるデータ
検索(図7) データ管理サーバ11が特定移動体に関する情報を検索
する前提として、ナビゲーション車載器14(または携
帯情報端末)は、事前に、自己の登録端末IDを第1メ
モリ31に登録し、更に、所望する所定種類の特定移動
体の種別IDを第2メモリ32に登録しておく(S1
1)。
【0064】ナビゲーション車載器14(または携帯情
報端末)は、ナビゲーション車載器14の搭載車両また
は携帯情報端末の所有者(以下、利用側移動体と称す
る)の位置を、GPS受信機30を用いて所定時間毎等
に検出する(S12)。
【0065】ナビゲーション車載器14(または携帯情
報端末)は、ステップS12にて検出した利用側移動体
の位置データに、第1メモリ31に記憶された自己の登
録端末IDと、第2メモリ32に記憶された所望する特
定移動体の種別IDを付加してデータ管理サーバ11へ
送信する(S13)。
【0066】データ管理サーバ11は、パケット通信機
25を用いて、ステップS13にて送信されたナビゲー
ション車載器14または携帯情報端末(利用側移動体)
からの情報を受信し(S14)、この情報中の登録端末
IDが登録端末IDデータベース26に存在するか否か
を判断し(S15)、存在していない場合にはステップ
S14へ戻る。
【0067】データ管理サーバ11は、登録端末IDが
登録端末IDデータベース26に存在する場合に、ナビ
ゲーション車載器14(または携帯情報端末)が所望す
る所定種類の特定移動体が、利用側移動体の位置に対し
所定距離内に存在する時に、その特定移動体に関する位
置データを含む情報を特定移動体データベース27から
検索する(S16)。
【0068】データ管理サーバ11は、特定移動体デー
タベース27から検索した位置データを含む情報(特定
移動体の位置データ、その特定移動体の種別ID及び識
別ID等)に、ステップS13にて送信された情報に含
まれる登録端末IDと同一の登録端末IDを付加した情
報をナビゲーション車載器14(または携帯情報端末)
へ送信する(S17)。
【0069】ナビゲーション車載器14(または携帯情
報端末)は、自己と同一の登録端末IDが付加されたデ
ータ管理サーバ11からの情報を受信する(S18)。
【0070】ステップS18によって情報を受信したナ
ビゲーション車載器14(または携帯情報端末)は、そ
の受信した、所望する所定種類の特定移動体に関する情
報を表示装置34に画像表示し、特に位置データを地図
上にアイコンによって表示し、他の情報を文字等によっ
て表示する(S19)。
【0071】例えば、図8に示すように、表示装置34
の地図上にバスを青色の丸形状のアイコンで表示し、電
車を緑色の四角形状のアイコンで表示し、緊急自動車を
赤色の点滅したアイコンで表示し、ナビゲーション車載
器14の搭載車両(携帯情報端末の所有者)を赤色の三
角形状のアイコンで表示する。
【0072】〔D〕ナビゲーション車載器14による警
告(図7) ナビゲーション車載器14(または携帯情報端末)に警
告を発生させる警告条件が設定されている場合には(S
20)、このナビゲーション車載器14(または携帯情
報端末)は、特定移動体が上記警告条件を満たしている
か否かを判定する(S21)。
【0073】このステップS21において、特定移動体
が上記警告条件を満たしている場合のみ、音声合成装置
36及びスピーカ37等を用いて、ナビゲーション車載
器14搭載車両に特定移動体が接近していることを警告
する(S22)。
【0074】ナビゲーションシステム10が上述のよう
に構成されたことから、次の効果〜を奏する。
【0075】データ管理サーバ11が、自己のパケッ
ト通信機25及びナビゲーション車載器14(または携
帯情報端末)のパケット通信機33を介して、ナビゲー
ション車載器14(または携帯情報端末)の操作装置3
5により選択して指定された所望する所定種類の特定移
動体(バス、または電車等)に関する情報を、利用側移
動体(ナビゲーション車載器14の搭載車両、携帯情報
端末の所有者)の位置データに基づき特定移動体データ
ベース27から検索して、ナビゲーション車載器14
(または携帯情報端末)へ送信することから、特定移動
体の位置データを含む情報を取得して利用するナビゲー
ション車載器14(または携帯情報端末)では、全ての
種類の特定移動体に関する情報が送信されるわけではな
いので、その負担を軽減できる。
【0076】データ管理サーバ11が、自己のパケッ
ト通信機25及びナビゲーション車載器14(または携
帯情報端末)のパケット通信機33を介して、ナビゲー
ション車載器14(または携帯情報端末)が所望する特
定種類の特定移動体(バス、電車等)に関する情報を、
利用側移動体(ナビゲーション車載器14の搭載車両、
携帯情報端末の所有者)の位置データに基づき特定移動
体データベース27から検索してナビゲーション車載器
14(または携帯情報端末)へ送信し、また、ナビゲー
ション車載器14(または携帯情報端末)が、データ管
理サーバ11から送信された特定移動体(バス、電車
等)に関する情報を表示装置34に表示することから、
ナビゲーション車載器14(または携帯情報端末)が所
望する特定種類の特定移動体の位置データを含めた情報
を、画像により正確にリアルタイムに把握できる。
【0077】ナビゲーション車載器14(または携帯
情報端末)が、特定移動体(バス、電車等)に関する情
報と利用側移動体(ナビゲーション車載器14の搭載車
両、携帯情報端末の所有者)の位置等を表示装置34に
表示することから、特定移動体と利用側移動体との位置
関係を画像により正確にリアルタイムに把握でき、ナビ
ゲーション車載器14(または携帯情報端末)のナビゲ
ーションシステム10に有効に利用できる。特に、携帯
情報端末の所有者の場合には、バス停留所や停車駅等に
対してバスや電車が到着する時間を知ることができた
り、バスや電車の現在地点等の表示によって、最適なバ
ス停留所や停車駅を選択できる等、公共機関の利用に積
極的に活用できる。
【0078】ナビゲーション車載器14(または携帯
情報端末)の表示装置34には、特定移動体(バス、電
車等)の種類に応じた異なった表示形態で特定移動体の
位置が表示されることから、表示装置34上で、この特
定移動体の種類を視覚的に明瞭に識別できる。
【0079】ナビゲーション車載器14は、特定移動
体(バス、電車等)が利用側移動体(ナビゲーション車
載器14の搭載車両)に接近して警告条件を満たすと判
断した時に、ナビゲーション車載器14の音声合成装置
36及びスピーカ37等に警告を出力させることから、
特定移動体が利用側移動体に接近している状況を明確に
把握させることができる。このため、例えば、踏切や緊
急自動車に対する車両の対応を適切に実施させることが
できる。
【0080】ナビゲーション車載器14に設定された
警告条件が、前述の(b)〜(e)のように、特定移動
体(バス、電車、緊急自動車等)の種類に応じて設定さ
れることから、音声合成装置36及びスピーカ37は、
特定移動体の種類に応じて妥当な警告を出力することが
できる。
【0081】ナビゲーション車載器14の表示装置3
4には、特定移動体(バス、電車等)が警告条件を満た
すか否かに拘わらず、この特定移動体に関する情報が表
示装置34に表示されることから、特定移動体が警告条
件を満たしていない場合にも、その特定移動体の位置等
を容易に認識させることができる。
【0082】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0083】例えば、電車側端末13のマーカー検知器
22が、特開平2001−28095号公報に記載のよ
うに、線路軌道に敷設されたM系列(PN符号化)磁気
マーカーを検出する場合には、電車の絶対座標を検出で
きるので位置管理サーバ23は不要となり、電車側端末
13のパケット通信機18からデータ管理サーバ11へ
位置データを直接送信できる。また、電車側端末13の
位置検出手段として、マーカー検知器22に代えてGP
S受信機を用いてもよい。この場合も、電車の絶対座標
を検出できるので位置管理サーバ23が不要となる。
【0084】また、バス側端末12及び電車側端末13
のパケット通信機18、データ管理サーバ11のパケッ
ト通信機25、並びにナビゲーション車載器14(また
は携帯情報端末)のパケット通信機33は、インターネ
ット38(図1)による無線通信であってもよい。
【0085】更に、データ管理サーバ11は、特定移動
体データベース27にて検索した特定移動体に関する情
報に登録端末IDを付加してナビゲーション車載器14
(または携帯情報端末)へ送信するのではなく、ナビゲ
ーション車載器14(携帯情報端末)が所望した所定種
類の特定移動体の位置と、ナビゲーション車載器14の
搭載車両(または携帯情報端末の所有者)の位置等を、
該当する地域の地図上に付加し、これらを当該ナビゲー
ション車載器14(または携帯情報端末)へ送信しても
よい。
【0086】また、警告条件をデータ管理サーバ11の
メモリに格納し、このデータ管理サーバ11が警告処理
を実行して、その結果を、該当するナビゲーション車載
器14(または携帯情報端末)へ送信してもよい。
【0087】
【発明の効果】請求項1乃至7に記載の発明に係る移動
体接近警告システムによれば、特定移動体が利用側移動
体に接近している状況を明確に把握させることができ
る。
【0088】請求項8乃至13に記載の発明に係る移動
体接近警告方法によれば、特定移動体が利用側移動体に
接近している状況を明確に把握させることができる。
【0089】請求項14乃至18に記載の発明に係る移
動体接近警告システムのデータ管理サーバによれば、特
定移動体が利用側移動体に接近している状況を明確に把
握させることができる。
【0090】請求項19乃至24に記載の発明に係る移
動体接近警告システムの利用側移動体によれば、特定移
動体が利用側移動体に接近している状況を明確に把握さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体接近警報システムの一実施
の形態が適用されたナビゲーションシステムを示す全体
構成図である。
【図2】図1のバス側端末を示すブロック図である。
【図3】図1の電車側端末を示すブロック図である。
【図4】図1のナビゲーション車載器(または携帯情報
端末)を示すブロック図である。
【図5】図1のデータ管理サーバにおける特定移動体デ
ータベースの内容を示す図である。
【図6】データ管理サーバが実行するデータ管理を示す
フローチャートである。
【図7】データ管理サーバが実行するデータ検索と、ナ
ビゲーション車載器(または携帯情報端末)が実行する
情報取得及び警告動作を示すフローチャートである。
【図8】図1のナビゲーション車載器(または携帯情報
端末)の表示装置に表示される画像を示す図である。
【符号の説明】
10 ナビゲーションシステム 11 データ管理サーバ 12 バス側端末(特定移動体端末) 13 電車側端末(特定移動体端末) 14 ナビゲーション車載器(利用側移動体端末) 17 GPS受信機(位置検出手段) 18 パケット通信機(通信手段) 22 マーカー検知器(位置検出手段) 25 パケット通信機(通信手段) 27 特定移動体データベース(記憶手段) 30 GPS受信機(位置検出手段) 33 パケット通信機(通信手段) 34 表示装置(表示手段) 35 操作装置(指定手段) 36 音声合成装置(警告手段) 37 スピーカ(警告手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A // G01S 5/14 G01S 5/14 Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HB24 HC31 HD04 2F029 AA02 AB01 AB07 AB12 AC02 AC09 AC13 AC18 AC19 5H180 AA01 AA06 AA12 AA16 BB05 CC12 FF04 FF05 FF13 FF25 FF38 LL01 LL02 LL04 LL07 LL08 5J062 AA05 BB01 CC07

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定移動体に設置され、自己の位置を検
    出可能な位置検出手段及び通信手段を備えた特定移動体
    端末と、 上記通信手段及び自己の通信手段を介して上記特定移動
    体の位置データを取り込み、この特定移動体の位置デー
    タを含む情報を記憶手段に記憶するデータ管理サーバ
    と、 利用側移動体に設置され、自己の位置を検出可能な位置
    検出手段及び通信手段の他、警告を出力可能な警告手段
    を備えた利用側移動体端末とを有し、 上記データ管理サーバは、自己及び上記利用側移動体端
    末の上記通信手段を介して得られた上記利用側移動体の
    位置データに基づき、特定移動体に関する情報を上記記
    憶手段から検索し、 当該データ管理サーバまたは上記利用側移動体端末は、
    上記特定移動体が上記利用側移動体に接近して警告条件
    を満たすと判断したときに、上記利用側移動体端末の上
    記警告手段に警告を出力させるよう構成されたことを特
    徴とする移動体接近警告システム。
  2. 【請求項2】 上記警告手段は、画像表示、音声、振動
    の少なくとも一つにより警告を出力するよう構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動体接近警告シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記警告条件は、特定移動体の種類に応
    じて設定されたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の移動体接近警告システム。
  4. 【請求項4】 上記利用側移動体端末は表示手段を備
    え、特定移動体が警告条件を満たすか否かに拘わらず、
    この特定移動体に関する情報が上記表示手段に表示され
    るよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の移動体接近警告システム。
  5. 【請求項5】 上記特定移動体の種類は、その用途や利
    用目的などに応じて分類され、バス、鉄道車両、路面電
    車、緊急自動車などであることを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の移動体接近警告システム。
  6. 【請求項6】 上記データ管理サーバの記憶手段に記憶
    される情報は、特定移動体の種別ID、識別ID、位置
    データ、走行経路、停車場所、停車場所への到着時間、
    停車場所からの発車時間などであることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の移動体接近警告システ
    ム。
  7. 【請求項7】 上記特定移動体端末の位置検出手段は、
    GPS受信機、または線路軌道に敷設されたマーカーを
    用いるマーカー検知器であることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載の移動体接近警告システム。
  8. 【請求項8】 特定移動体に設置された特定移動体端末
    が、位置検出手段を用いて自己の位置を検出してこの位
    置データを送信し、 データ管理サーバが、上記特定移動体の位置データを受
    信し、この特定移動体の位置データを含む情報を記憶手
    段に記憶し、 利用側移動体に設置された利用側移動体端末が、位置検
    出手段を用いて自己の位置を検出し位置データとして上
    記データ管理サーバへ送信し、 上記データ管理サーバが、上記利用側移動体の位置デー
    タに基づき、上記特定移動体に関する情報を上記記憶手
    段から検索し、 当該データ管理サーバまたは上記利用側移動体端末が、
    上記特定移動体が上記利用側移動体に接近して警告条件
    を満たすと判断したときに、上記利用側移動体端末の警
    告手段に警告を出力させることを特徴とする移動体接近
    警告方法。
  9. 【請求項9】 上記警告手段は、画像表示、音声、振動
    の少なくとも一つにより警告を出力することを特徴とす
    る請求項8に記載の移動体接近警告方法。
  10. 【請求項10】 上記警告条件は、特定移動体の種類に
    応じて設定されたことを特徴とする請求項8または9に
    記載の移動体接近警告方法。
  11. 【請求項11】 上記利用側移動体端末は、特定移動体
    が警告条件を満たすか否かに拘わらず、この特定移動体
    に関する情報を表示手段に表示することを特徴とする請
    求項8乃至10のいずれかに記載の移動体接近警告方
    法。
  12. 【請求項12】 上記特定移動体の種類は、その用途や
    利用目的などに応じて分類され、バス、鉄道車両、路面
    電車、緊急自動車などであることを特徴とする請求項8
    乃至11のいずれかに記載の移動体接近警告方法。
  13. 【請求項13】 上記データ管理サーバの記憶手段に記
    憶される情報は、特定移動体の種別ID、識別ID、位
    置データ、走行経路、停車場所、停車場所への到着時
    間、停車場所からの発車時間などであることを特徴とす
    る請求項8乃至12のいずれかに記載の移動体接近警告
    方法。
  14. 【請求項14】 特定移動体が利用側移動体に接近した
    ときに警告する移動体接近警告システムのデータ管理サ
    ーバであって、 上記特定移動体に設置された特定移動体端末、及び利用
    側移動体に設置された上記利用側移動体端末に対し通信
    可能な通信手段と、 上記特定移動体端末から受信したこの特定移動体の位置
    データを含む情報を記憶する記憶手段とを有し、 上記利用側移動体端末から受信したこの利用側移動体の
    位置データに基づいて上記特定移動体に関する情報を上
    記記憶手段から検索し、 この特定移動体に関する情報を、上記特定移動体が上記
    利用側移動体に接近して警告条件を満たしたときに、警
    告手段に警告を出力させる上記利用側移動体端末へ送信
    するよう構成されたことを特徴とする移動体接近警告シ
    ステムのデータ管理サーバ。
  15. 【請求項15】 上記警告手段は、画像表示、音声、振
    動の少なくとも一つにより警告を出力するよう構成され
    たことを特徴とする請求項14に記載の移動体接近警告
    システムのデータ管理サーバ。
  16. 【請求項16】 上記警告条件は、特定移動体の種類に
    応じて設定されたことを特徴とする請求項14または1
    5に記載の移動体接近警告システムのデータ管理サー
    バ。
  17. 【請求項17】 上記特定移動体の種類は、その用途や
    利用目的などに応じて分類され、バス、鉄道車両、路面
    電車、緊急自動車などであることを特徴とする請求項1
    4乃至16のいずれかに記載の移動体接近警告システム
    のデータ管理サーバ。
  18. 【請求項18】 上記データ管理サーバの記憶手段に記
    憶される情報は、特定移動体の種別ID、識別ID、位
    置データ、走行経路、停車場所、停車場所への到着時
    間、停車場所からの発車時間などであることを特徴とす
    る請求項14乃至17のいずれかに記載の移動体接近警
    告システムのデータ管理サーバ。
  19. 【請求項19】 特定移動体が接近したときに警告する
    移動体接近警告システムの利用側移動体端末であって、 上記データ管理サーバに対し通信可能な通信手段と、 自己の位置を検出可能な位置検出手段と、 警告を出力可能な警告手段とを有し、 上記特定移動体の位置データを含む情報が記憶された上
    記データ管理サーバの記憶手段から、上記位置検出手段
    により検出した自己の位置データに基づき検索された上
    記特定移動体に関する情報を受信し、 上記特定移動体が上記利用側移動体に接近して警告条件
    を満たすと判断したときに、上記警告手段から警告を出
    力するよう構成されたことを特徴とする移動体接近警告
    システムの利用側移動体端末。
  20. 【請求項20】 上記警告手段は、画像表示、音声、振
    動の少なくとも一つにより警告を出力するよう構成され
    たことを特徴とする請求項19に記載の移動体接近警告
    システムの利用側移動体端末。
  21. 【請求項21】 上記警告条件は、特定移動体の種類に
    応じて設定されたことを特徴とする請求項19または2
    0に記載の移動体接近警告システムの利用側移動体端
    末。
  22. 【請求項22】 上記特定移動体が警告条件を満たすか
    否かに拘わらず、この特定移動体に関する情報を表示手
    段に表示するよう構成されたことを特徴とする請求項1
    9乃至21のいずれかに記載の移動体接近警告システム
    の利用側移動体端末。
  23. 【請求項23】 上記特定移動体の種類は、その用途や
    利用目的などに応じて分類され、バス、鉄道車両、路面
    電車、緊急自動車などであることを特徴とする請求項1
    9乃至22のいずれかに記載の移動体接近警告システム
    の利用側移動体端末。
  24. 【請求項24】 上記データ管理サーバの記憶手段に記
    憶される情報は、特定移動体の種別ID、識別ID、位
    置データ、走行経路、停車場所、停車場所への到着時
    間、停車場所からの発車時間などであることを特徴とす
    る請求項19乃至23のいずれかに記載の移動体接近警
    告システムの利用側移動体端末。
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