JP2003106749A - 構造体へのエンブレム取り付け装置 - Google Patents
構造体へのエンブレム取り付け装置Info
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
いように表面処理が施されている。特に、磁石が吸着で
きるステンレス製板で形成された扉外板には、薬剤によ
る表面処理によってその表面に傷がつき難いようにして
いる。このような場合、その表面処理の種類によって
は、両面接着テープの接着力が弱く、冷蔵庫扉の開閉に
よる振動や経年変化によって、エンブレムが剥がれ落ち
る問題がある。本発明は、このような問題を解決するも
のである。 【解決手段】 表側に文字、図形等の標章を表した合成
樹脂製のエンブレムを構造体の表面に取り付けるものに
おいて、前記エンブレムの裏側に接着された板状磁石
と、一方の面が前記板状磁石に接着し他方の面が前記構
造体の磁性板に接着する両面接着テープとからなる構造
体へのエンブレム取り付け装置である。
Description
等の標章を表した合成樹脂製のエンブレムを構造体の表
面に取り付ける構造に関する。
断熱扉の表面に、表側に文字、図形等の標章を表した合
成樹脂製のエンブレムを取り付ける従来構造を図3に示
す。これにおいて、冷蔵庫扉20は、塗装鋼板やステン
レス製板で形成された扉外板21と合成樹脂製の扉内板
22との間に発泡性断熱材23が充填されて断熱扉を構
成している。この断熱扉20の表面には、エンブレム2
5の取り付け作業性の向上から、合成樹脂製のエンブレ
ム25を両面接着テープ24でもって扉外板21に接着
している。
難いように表面処理が施されている。特に、ステンレス
製板で形成された扉外板21には傷がつきやすく、その
ために、薬剤による表面処理によってその表面に傷がつ
き難いようにしている。このような場合、その表面処理
の種類によっては、両面接着テープ24の接着力が弱
く、冷蔵庫扉20の開閉による振動や経年変化によっ
て、エンブレム25が剥がれ落ちる問題がある。
代わって、エンブレムの裏側に取り付け脚を突出させ、
この取り付け脚を扉外板21にネジ止めする方式もある
が、これでは扉外板21に取り付け孔が必要であり、構
造が複雑になり取り付け作業性も悪い。そこで、本発明
は、両面接着テープによる作業性のメリットを活かしつ
つ、エンブレムの取り付けが容易に行える方法を提供す
るものである。特に、本発明では、ステンレス製の構造
体の表面板を採用する場合に、その表面板に傷がつき難
いように薬剤による表面処理が施された状態において
も、エンブレムを安定的に保持でき且つ容易に取付が行
える技術を提供するものである。
図形等の標章を表した合成樹脂製のエンブレムを冷蔵庫
扉等の構造体の表面板に取り付けるものにおいて、前記
構造体の表面板は磁石が吸着できる材質とし、前記エン
ブレムの裏側に接着された板状磁石と、一方の面が前記
板状磁石に接着し他方の面が前記構造体の表面板に接着
する両面接着テープによって、構造体へエンブレムを取
り付けるものである。
を構成する磁性表面板の表面に傷がつき難いように表面
処理が施されている場合でも、両面接着テープによる作
業性のメリットを活かしつつ、両面接着テープの接着力
が弱くなる点を板状磁石によってカバーすることによっ
て、エンブレムを振動や経年変化によって剥がれ落ちる
ことがない状態に保持できる。特に、構造体の表面板に
ステンレス製を採用する場合に効果がある。
裏側に備え、一方の面が前記板状磁石面に接着し他方の
面が前記構造体の表面板に接着する両面接着テープによ
って冷蔵庫等の構造体へエンブレムを取り付ける。これ
によって、エンブレムを合成樹脂成形するときに裏側に
板状磁石が埋め込まれた状態に成形することもでき、ま
た、エンブレムそのものを磁石材が混入した合成樹脂成
形品とすることもできるため、上記の効果に加えて、エ
ンブレムを合成樹脂成形するときに裏側に板状磁石が埋
め込まれた状態に成形することもでき、また、エンブレ
ムそのものを磁石材が混入した合成樹脂成形品とするこ
ともできるため、磁石とエンブレムの一体化ができ、構
造体へのエンブレムの取り付け作業も簡素化されるもの
となる。
て説明する。各図は本発明の実施形態を示しており、図
1は本発明に係る冷凍冷蔵庫の正面図、図2は本発明の
エンブレム取り付け部の断面図である。
つである冷凍冷蔵庫であり、全面開口の本体2内を区画
して複数の貯蔵室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉
で開閉できる構成である。冷凍冷蔵庫本体2は、外箱
(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材を充填
した断熱構造である。冷凍冷蔵庫本体2内には、上から
冷蔵室3、野菜室4、上冷凍室5、下冷凍室6が区画し
て設けられ、これら各室は、夫々冷蔵室扉7、野菜室扉
8、上冷凍室扉9、下冷凍室扉10によって開閉自在に
閉じられている。
で形成された扉外板11と合成樹脂製の扉内板12との
間に発泡性断熱材13が充填されて断熱扉を構成してい
る。14は、冷蔵室扉7の前面上部に取り付けたエンブ
レムであり、表側に冷凍冷蔵庫1の愛称、機種名、商
標、その他等の標章を文字、図形等の形で表した合成樹
脂製である。扉外板11は磁石が吸着できる磁性板であ
り、表面塗装された塗装鋼板であったり、またSUS4
30等のステンレス製で構成される。特に、本発明で
は、扉外板11にステンレス製板を採用するものであ
り、その場合、ステンレス製板の表面に薬剤による表面
保護膜が形成されている場合にも、従来の両面接着テー
プのみによる取り付けでは達成できなかった効果ある技
術を提供するものである。
石であり、エンブレムの裏側に接着剤によって接着され
た板状磁石である。16は、一方の面が板状磁石15に
接着し他方の面が冷蔵室扉7の扉外板11に接着する両
面接着テープである。
製の扉内板12との間に発泡性断熱材13が充填された
冷蔵室扉7に対して、裏側に接着剤によって板状磁石1
5が接着されたエンブレム14を用意し、このエンブレ
ム14を一方の面が板状磁石15に接着し他方の面が扉
外板11に接着する両面接着テープ16でもって扉外板
11に接着する。両面接着テープ16は1mm以下の薄
いものであり、この接着によって、両面接着テープ16
を通して板状磁石15のN極とS極との間に扉外板11
を通る磁気通路が形成されて、板状磁石15が扉外板1
1に吸着する。このため、エンブレム14は、両面接着
テープ16による接着と板状磁石15による吸着によっ
て扉外板11にしっかりと固定される。
に、その裏側に板状磁石15が埋め込まれた状態に成形
することもできる。また、エンブレム14そのものを磁
石材が混入した合成樹脂成形品とすることもできる。前
者の場合には、剛性又はゴム状可撓性の板状磁石15を
エンブレム14の成形金型に取り付けて、エンブレム1
4を合成樹脂成形するときに成形金型に注入される合成
樹脂によってこの板状磁石15を接着保持する方法によ
って達成できる。また、後者の場合には、エンブレム1
4そのものを、磁石材が混入した合成樹脂材料を金型に
注入して所定形状に成形することによって達成できる。
この後者の場合、ゴム板状のように可撓性の磁石エンブ
レムとすることによって、冷蔵室扉7の扉外板11の曲
面に沿った取付が容易となる。前者の場合も後者の場合
も、エンブレム14の磁石の吸着力と両面接着テープ1
6による接着力との両方の作用によって、安定的にエン
ブレム14を保持でき、取り付け作業も簡単である。
は、板状磁石面を裏側に備え、一方の面が板状磁石面に
接着し、他方の面が冷蔵室扉7の磁性扉外板11に接着
する両面接着テープ16によって冷蔵室扉7の前面に取
り付けられていることによって、冷蔵庫扉7の表面を構
成する磁性扉外板11の表面に傷がつき難いように表面
処理が施されて両面接着テープ16の接着力が弱くなっ
ている状態でも、両面接着テープ16による作業性のメ
リットを活かしつつ、両面接着テープ16の接着力が弱
くなる点を板状磁石15によってカバーすることがで
き、エンブレム14を振動や経年変化によって剥がれ落
ちることがない状態に取り付けることができる。
庫1の冷蔵室扉7を対象としたものであるが、冷蔵室扉
7に代わる他の構造体、例えば、恒温庫、自動販売機、
食品ショーケース等にも適用できる。このため、本発明
は、表側に文字、図形等の標章を表した合成樹脂製のエ
ンブレムを構造体の表面板に取り付けるものにおいて、
構造体の表面板は磁石が吸着できる材質であって、特に
SUS430等のようなステンレス製とし、前記エンブ
レムの裏側に接着された板状磁石と、一方の面が前記板
状磁石に接着し他方の面が前記構造体の磁性板に接着す
る両面接着テープによって、両面接着テープの接着力と
板状磁石の吸着力とによって構造体へエンブレムを安定
的に取り付けることができるものである。
に備え、一方の面が前記板状磁石面に接着し他方の面が
前記構造体の磁性板に接着する両面接着テープによっ
て、両面接着テープの接着力と板状磁石の吸着力とによ
って構造体へエンブレムを安定的に取り付けることがで
きるものである。
テープのみのよって取り付けていた方式に比して、エン
ブレムの保持力が増加して安定保持が可能となり、エン
ブレムの裏側に取り付け脚を突出させて扉外板にネジ止
めする方式の採用も必要なくなる。このため、両面接着
テープによる作業性のメリットを活かしつつ、エンブレ
ムの取り付けが容易に行えることになる。また、磁石だ
けによる取り付けではエンブレムの位置が振動等によっ
てずれることがあるが、両面接着テープによってそれが
防止でき、磁石による吸着と両面テープによる接着とが
協働して良好な取り付けが達成できる。
却貯蔵庫等の種々の構造体に適用でき、本発明の技術的
範囲を逸脱しない限り種々の変更が考えられ、それに係
る種々の実施形態を包含するものである。
構造体の表面を構成する磁性板の表面に傷がつき難いよ
うに表面処理が施されている場合でも、両面接着テープ
による作業性のメリットを活かしつつ、両面接着テープ
の接着力が弱くなる点を板状磁石によってカバーするこ
とができる。また、磁石だけによる取り付けではエンブ
レムの位置が振動等によってずれることがあるが、両面
接着テープによってそれが防止でき、磁石による吸着と
両面テープによる接着とが協働して、エンブレムを振動
や経年変化によって剥がれ落ちることがない状態に保持
できる。特に、ステンレス製の構造体の表面板を採用
し、その表面板に傷がつき難いように薬剤による表面処
理が施される場合に、磁石が吸着できるステンレス製表
面板を採用することによって、エンブレムを安定的に保
持でき且つ容易に取付が行える技術を提供できるもので
ある。
えて、エンブレムを合成樹脂成形するときに裏側に板状
磁石が埋め込まれた状態に成形することもでき、また、
エンブレムそのものを磁石材が混入した合成樹脂成形品
とすることもできるため、磁石とエンブレムの一体化が
でき、構造体へのエンブレムの取り付け作業も簡素化さ
れるものとなる。
る。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 表側に文字、図形等の標章を表した合成
樹脂製のエンブレムを構造体の表面板に取り付けるもの
において、前記構造体の表面板は磁石が吸着できる材質
であって、前記エンブレムの裏側に接着された板状磁石
と、一方の面が前記板状磁石に接着し他方の面が前記構
造体の表面板に接着する両面接着テープとからなる構造
体へのエンブレム取り付け装置。 - 【請求項2】 表側に文字、図形等の標章を表した合成
樹脂製のエンブレムを構造体の表面に取り付けるものに
おいて、前記構造体の表面板は磁石が吸着できる材質で
あって、前記エンブレムは板状磁石面を裏側に備え、一
方の面が前記板状磁石面に接着し他方の面が前記構造体
の磁性板に接着する両面接着テープとからなる構造体へ
のエンブレム取り付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001295925A JP2003106749A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 構造体へのエンブレム取り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001295925A JP2003106749A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 構造体へのエンブレム取り付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003106749A true JP2003106749A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19117274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001295925A Pending JP2003106749A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 構造体へのエンブレム取り付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003106749A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006250559A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Tokyo Gas Co Ltd | センサ取付用補助部材及びセンサ取付方法 |
US7845189B2 (en) * | 2003-05-21 | 2010-12-07 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Door for a refrigeration device |
JP2020163690A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂成形品 |
-
2001
- 2001-09-27 JP JP2001295925A patent/JP2003106749A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7845189B2 (en) * | 2003-05-21 | 2010-12-07 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Door for a refrigeration device |
JP2006250559A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Tokyo Gas Co Ltd | センサ取付用補助部材及びセンサ取付方法 |
JP2020163690A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂成形品 |
JP7101634B2 (ja) | 2019-03-29 | 2022-07-15 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂成形品 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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