JP2003106635A - 空気調和機室内ユニット - Google Patents

空気調和機室内ユニット

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JP2003106635A
JP2003106635A JP2001300602A JP2001300602A JP2003106635A JP 2003106635 A JP2003106635 A JP 2003106635A JP 2001300602 A JP2001300602 A JP 2001300602A JP 2001300602 A JP2001300602 A JP 2001300602A JP 2003106635 A JP2003106635 A JP 2003106635A
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Takao Kobayashi
隆夫 小林
Akira Nishida
晃 西田
Akiyoshi Kimura
明美 木村
Makiko Tokura
万希子 十倉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右風向偏向羽根を取付ける際に発生する羽
根部爪の面ダレによる返りを防止し、左右風向偏向羽根
の取付け作業を容易にする。 【解決手段】 爪部の先端形状を2段の凸形状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室内ユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機室内ユニットの左右風
向偏向羽根は、図4および図5に示すように、吹出し送
風回路1の出口付近下面に設けられた円形孔部1aに取
付け、かつ、保持されるよう、左右風向偏向羽根2の台
座2a裏面より突出し、前記円形孔部1aでは若干小さ
な同心円状の摺動面となる外周を有し、送風回路1の下
面より外側では、外周形状が前記円形孔部1aの孔径よ
り若干大きな凸形状断面の爪3を複数本設けた構造をし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、左右風向偏向羽根2はポリプロピレン等
の樹脂材料での成形であり、吹出し送風回路出口部下面
に設けられた円形孔部1aに上方より左右風向偏向羽根
2を取付ける場合、爪3の凸形状部が円形孔部1a内面
の端面を乗り越える際に、凸形状部に面ダレ等の変形が
起り、円形孔部1aの方向へ返りが発生する。
【0004】爪3の凸形状部に面ダレによる返りが発生
した場合、爪3部と円形孔部1aの隙間が小さくなり、
また左右風向偏向羽根2が円形孔部1aに対して傾き、
円形孔部1a中心を軸としてモーター等で左右風向偏向
羽根2を回転させる場合に、摺動抵抗が大きくなり回転
時にガタツキが生じたり、場合によってはモーターの駆
動トルク以上の摺動抵抗となった場合には左右風向偏向
羽根2を回転させられなくなるため、取付け時の作業徹
底と取付け後の左右風向偏向羽根2の摺動抵抗管理が必
要であるという課題を有していた。
【0005】また、吹出し送風回路出口部部品下面に設
けられた円形孔部1aは、部品を成形する際、円形孔部
1aの金型パーティングライン側の端面にバリが発生す
る場合がしばしばあり、円形孔部1a端面にバリが形成
されると、左右風向偏向羽根2を回転させる場合に、爪
3の摺動面に円形孔部1a端面のバリが食い込んで回転
時にガタツキが発生する場合がしばしばあるため、送風
回路出口部部品成形時のバリの管理が必要であるという
課題も有していた。
【0006】本発明は、このような従来の課題に対し
て、空気調和機室内ユニットを構成する吹出し送風回路
出口部の左右風向偏向羽根が回転する時のガタツキを防
止し、部品成形時および取付け時の管理レベル・工数を
軽減した空気調和機室内ユニットの左右風向偏向羽根を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に対して、本発
明のうちで請求項1に記載の発明は、室内送風回路出口
付近に左右に風向を偏向するための左右風向偏向羽根が
具備される空気調和機の室内ユニットにおいて、前記左
右風向偏向羽根を保持するために送風回路下面の出口に
対し横方向に複数箇所の円形孔部を設け、円形孔部に取
付ける左右風向偏向羽根には前記円形孔部が配設される
送風回路下面上に下面と平行に円形に、かつ、厚みを持
つ台座を設け、前記台座裏面より、前記円形孔部の内径
より若干小さな同心円状の摺動面を有し、前記円形孔部
より外側に、左右風向偏向羽根台座裏面より突出する爪
の外周に、前記円形孔部の孔径より若干大きな凸形状を
階段状に2段設けるものである。上記爪の2段の凸形状
によって、左右風向偏向羽根の取付け時の作業徹底と取
付け後の左右風向偏向羽根の摺動抵抗管理が不要とな
り、安定した左右風向偏向羽根の取付け作業が得られ
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上記円形
孔部の金型パーティングライン端面に相対する上記左右
風向偏向羽根の爪部根元に凹形状の溝を設けることによ
って、送風回路出口部部品の成形時におけるバリの管理
が不要となり、容易な取付け作業が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、室内送
風回路出口付近に左右に風向を偏向するための左右風向
偏向羽根が具備される空気調和機の室内ユニットにおい
て、前記左右風向偏向羽根を保持するために送風回路下
面の長手方向に複数箇所の円形孔部を設け、円形孔部に
取付ける左右風向偏向羽根には前記円形孔部が配設され
る送風回路下面上に水平方向に円形に、かつ、厚みを持
つ台座を設け、前記台座裏面より、前記円形孔部の内径
より若干小さな同心円状の摺動面を有し左右風向偏向羽
根台座裏面より突出する爪の外周に、前記円形孔部の孔
径より若干突出する凸形状を階段状に2段設けたもので
ある。
【0010】そしてこの構成によれば、左右風向偏向羽
根を送風回路部品の円形孔部に挿入する際、円形孔部の
内面を擦る時、および円形孔部の端面を乗り越える際
に、2段に設けた凸部の先端側の端面に面ダレによる返
りが発生しても、送風回路側の凸部端面には、面ダレに
よる返りが発生しなくなり、円形孔部との隙間を確実に
確保することが可能となる。これにより、円形孔部に対
して左右風向偏向羽根が傾くことも無くなり、取付け後
の円形孔部軸心を中心にした回転が滑らかに行なえる。
また、爪部の外周に前記円形孔部の孔径より若干突出す
る凸形状を階段状に2段設けることにより、取付け時の
面ダレによる返りが発生しなくなるため、取付け作業を
容易とすることができる。
【0011】次に請求項2に記載の発明は、上記円形孔
部の金型パーティングライン端面に相対する上記左右風
向偏向羽根の爪部根元に凹形状の溝を設けたものであ
る。上記円形孔部の金型パーティングライン端面に相対
する上記左右風向偏向羽根の爪部根元に凹形状の溝を設
けたものである。
【0012】そしてこの構成によれば、円形孔部に成形
上のバリが発生した場合でも、左右風向偏向羽根が回転
する際にバリの影響が無くなり羽根の回転が滑らかに行
なえる。また、送風回路部品を成形する際には、円形孔
部のバリの管理を行なう必要を無くすことができる。
【0013】以下、本発明の実施形態について図面を参
照して説明する。 (実施の形態1)図1および図2は本実施の形態1の断
面を示した図および断面の拡大を示した図である。図に
おいて、1は送風回路を形成する部品であり、その出口
付近の下面側に円形孔部1aが設けられている。前記円
形孔部1aには、左右風向偏向羽根2が取付けられてい
る。
【0014】左右風向偏向羽根2には、送風回路1の下
面上に水平方向に円形の、かつ、厚みを持つ台座2aを
設け、前記台座2a裏面より、前記円形孔部1aの内径
より若干小さな同心円状の摺動面を有し左右風向偏向羽
根2の台座2a裏面より突出する爪3の外周に、前記円
形孔部1aの孔径より若干突出する凸形状を階段状に2
段設けたものである。
【0015】上記左右風向偏向羽根2において、送風回
路部品1の円形孔部1aに挿入する際、円形孔部1aの
内面を擦る時、および円形孔部1aの端面を乗り越える
時に、爪3の2段に設けた凸部の外周側の端面に面ダレ
による返りが発生しても、送風回路1側の凸部端面に
は、面ダレによる返りが発生しなくなり、円形孔部1a
との隙間を確実に確保することができる。 (実施の形態2)図3は本実施の形態2における空気調
和機室内ユニットの要部断面拡大図であり、上記円形孔
部1aの金型構造上のパーティングラインは、送風回路
1側にある。上記爪3の上記円形孔部1aのパーティン
グラインに相対する位置には、凹状の溝3bが設けられ
たものである。
【0016】上記爪3部において、根元に凹状の溝3b
を設けることにより、円形孔部1aに成形上のバリが発
生した場合でも、左右風向偏向羽根2が回転する際にバ
リの影響が無くなり羽根の回転が滑らかに行なうことが
できる。また、送風回路1部品を成形する際には、円形
孔部1aのバリの管理を行うことが不要にできる。
【0017】
【発明の効果】上記実施の形態の説明から明らかなよう
に、請求項1に記載の本発明は、左右風向偏向羽根の爪
部外周の形状を2段の凸形状にするもので、この構成に
よれば左右風向偏向羽根を送風回路部品の円形孔部に挿
入する際、円形孔部の内面を擦る時、および円形孔部の
端面を乗り越える際に、2段に設けた凸部の先端側の端
面に面ダレによる返りが発生しても、送風回路側の凸部
端面には、面ダレによる返りが発生しなくなり、円形孔
部との隙間を確実に確保することが可能となる。
【0018】これにより、円形孔部に対して左右風向偏
向羽根が傾くことも無くなり、取付け後の円形孔部軸心
を中心にした回転が滑らかに行なえる。また、爪部の下
部外周に前記円形孔部の孔径より若干突出する凸形状を
階段状に2段設けることにより、取付け時の面ダレによ
る返りが発生しなくなるため、取付け時の作業管理が不
要となり、安定した左右風向偏向羽根の取付けが得られ
るという効果を奏する。
【0019】請求項2に記載の本発明は、爪部根元に凹
状の溝部を設けるもので、この構成によれば、円形孔部
に成形上のバリが発生した場合でも、左右風向偏向羽根
が回転する際にバリの影響が無くなり羽根の回転が滑ら
かに行なえる。また、送風回路部品を成形する際には、
円形孔部のバリの管理を行なうことが不要になるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における空気調和機室内
ユニットの要部拡大断面図
【図2】図1の拡大図
【図3】本発明の実施の形態2における空気調和機室内
ユニットの要部拡大断面図
【図4】従来の空気調和機室内ユニットの要部断面図
【図5】図4の拡大図
【符号の説明】
1 送風回路部品 1a 円形孔部 2 左右風向偏向羽根 2a 左右風向偏向羽根台座 3 爪部 3a 凸形状部 3b 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木村 明美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 十倉 万希子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BJ10 3L081 AA02 AB05 FA03 FB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内送風回路出口付近に左右に風向を偏
    向するための左右風向偏向羽根が具備される空気調和機
    の室内ユニットにおいて、前記左右風向偏向羽根を保持
    するために送風回路下面の出口に対し横方向に複数箇所
    の円形孔部を設け、前記円形孔部に取付ける左右風向偏
    向羽根には前記円形孔部が配設される送風回路下面と平
    行に円形に、かつ、厚みを持つ台座を設け、前記台座裏
    面より、前記円形孔部の内径より若干小さな同心円状の
    摺動面を有し、前記円形孔部より外側に、左右風向偏向
    羽根台座裏面より突出する爪の外周に、前記円形孔部の
    孔径より若干大きな凸形状を階段状に2段設け、前記円
    形孔部と前記爪を取付けるように構成したことを特徴と
    する空気調和機室内ユニット。
  2. 【請求項2】 爪部根元の、円形孔部の金型パーティン
    グライン端面相対位置に凹形状の溝を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機室内ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015021826A1 (zh) * 2013-08-13 2015-02-19 珠海格力电器股份有限公司 扫风叶片底板的装配结构

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