JP2003106316A - 自己穿孔型リベット及び自己穿孔型リベットの結合状態の良否検査装置並びにこの装置を備えたリベットセッタ - Google Patents

自己穿孔型リベット及び自己穿孔型リベットの結合状態の良否検査装置並びにこの装置を備えたリベットセッタ

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JP2003106316A
JP2003106316A JP2001300626A JP2001300626A JP2003106316A JP 2003106316 A JP2003106316 A JP 2003106316A JP 2001300626 A JP2001300626 A JP 2001300626A JP 2001300626 A JP2001300626 A JP 2001300626A JP 2003106316 A JP2003106316 A JP 2003106316A
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JP2001300626A
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Inventor
Takehiko Nanbu
武彦 南部
Tatsuo Asaoka
辰雄 浅岡
Masaki Yamazaki
正樹 山崎
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Fukui Byora Co Ltd
Original Assignee
Fukui Byora Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/025Setting self-piercing rivets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心孔の深さ決定のための試験や、孔底への
R加工を施す工程を無くすことができるとともに、接合
状態の良否検査を容易且つ低コストで行なうことが可能
な自己穿孔型リベットを提供すること。 【解決手段】 被接合部材に打ち込まれる軸部と、該軸
部の上端部に形成された頭部とからなり、該軸部の下端
部から頭部にかけて貫通する貫通孔を有してなることを
特徴とする自己穿孔型リベットとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己穿孔型リベッ
ト及び自己穿孔型リベットの結合状態の良否検査装置並
びにこの装置を備えたリベットセッタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自己穿孔型リベットは、図15に
示すように、頭部(A)及び軸部(B)からなり、軸部
(B)の下端部から所定深さの中心孔(C)が設けられ
てなるものであった。このような自己穿孔型リベットで
は、被接合部材を接合する際に被接合部材が中心孔
(C)の中に入り込むが、中心孔(C)が浅すぎると被
接合部材が孔の中に入りきらずにリベットが胴膨れを起
こしてその箇所から破断する可能性があり、逆に深すぎ
るとリベット自体の強度が低下してしまうために、中心
孔(C)をどの程度の深さとするかは非常に重要な設計
事項である。しかしながら、中心孔(C)の深さは、被
接合部材の材質、厚み、硬度やリベットの孔径などの様
々な条件を考慮して決定する必要があるため、孔深さ決
定のために数多くの実験と多大な時間を必要としてい
た。
【0003】また、中心孔(C)からの応力集中による
破断を防ぐため、孔底にはR加工を施す必要があるが、
先端にR加工を施した孔開け用のピンにより自己穿孔型
リベットを成形するための基材に孔を開けようとする
と、ピンにかかる抵抗が非常に大きくなってピンが折れ
易く、これを予防するためには、基材になまし処理を施
したり、硬度の高い高価なピンを使用する等の工夫が必
要であるため、多大な時間と費用を要していた。
【0004】また、このような従来の自己穿孔型リベッ
トにより接合された被接合部材の接合状態の良否を確認
するためには、多くの複雑な検査装置をリベットセッタ
に取り付ける必要があった。そのため、リベットセッタ
の重量が増し、リベットセッタを移動させるための装置
(例えばロボットなど)も大型化しなければならず、設
備の高コスト化を招き、また移動のためのエネルギーも
大きくなるため、省エネルギーの点からみても好ましく
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の自己穿孔型リベットが有する種々の欠点を解消すべ
くなされたものであって、中心孔の深さ決定のための試
験や、孔底へのR加工を施す工程を無くすことができる
とともに、接合状態の良否検査を容易且つ低コストで行
なうことが可能な自己穿孔型リベット及び自己穿孔型リ
ベットの結合状態の良否検査装置並びにこの装置を備え
たリベットセッタを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
被接合部材に打ち込まれる軸部と、該軸部の上端部に形
成された頭部とからなり、該軸部の下端部から頭部にか
けて貫通する貫通孔を有してなることを特徴とする自己
穿孔型リベットに関する。請求項2に係る発明は、前記
貫通孔の横断面形状が、円形以外の異形形状とされてな
ることを特徴とする請求項1記載の自己穿孔型リベット
に関する。請求項3に係る発明は、前記貫通孔が、上方
に向けて縮径するテーパ孔とされてなることを特徴とす
る請求項1記載の自己穿孔型リベットに関する。請求項
4に係る発明は、前記貫通孔が、上部又は下部において
径小となる段付き孔とされてなることを特徴とする請求
項1記載の自己穿孔型リベットに関する。請求項5に係
る発明は、前記頭部に開口された貫通孔の上端部を塞ぐ
ためのキャップを有してなることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の自己穿孔型リベットに関す
る。
【0007】請求項6に係る発明は、被接合部材に打ち
込まれる軸部と、該軸部の上端部に形成された頭部とか
らなり、該軸部の下端部から頭部にかけて貫通する貫通
孔を有してなる自己穿孔型リベットの結合状態の良否検
査装置であって、打ち込まれたリベットの頭部表面に先
端が当接される筒状の基体と、該基体の先端からの突出
長さを変化可能に基体内に収容されて打ち込まれたリベ
ットの頭部に開口された貫通孔に挿入される変位検出ピ
ンと、該変位検出ピンと基体の軸方向における相対位置
の変化を検出する変位センサとを具備してなることを特
徴とする自己穿孔型リベットの結合状態の良否検査装置
に関する。
【0008】請求項7に係る発明は、被接合部材に打ち
込まれる軸部と、該軸部の上端部に形成された頭部とか
らなり、該軸部の下端部から頭部にかけて貫通する貫通
孔を有してなる自己穿孔型リベットを被接合部材に打ち
込んでステムとポンチとの間でかしめるリベットセッタ
であって、打ち込まれたリベットの頭部表面に先端が当
接される筒状のステムと、該ステムの先端からの突出長
さを変化可能にステム内に収容されて打ち込まれたリベ
ットの頭部に開口された貫通孔に挿入される変位検出ピ
ンと、該変位検出ピンとステムの軸方向における相対位
置の変化を検出する変位センサとを具備してなることを
特徴とするリベットセッタに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自己穿孔型リ
ベット及び自己穿孔型リベットの結合状態の良否検査装
置並びにこの装置を備えたリベットセッタの好適な実施
形態について、図面を参照しつつ説明する。図1乃至図
5は本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の一例
を示す縦断面図である。本発明に係る自己穿孔型リベッ
ト(1)は、被接合部材に打ち込まれる軸部(2)と、
この軸部(2)の上端部に一体に形成された頭部(3)
とからなるものであって、軸部(2)の下端部から頭部
(3)にかけて貫通する貫通孔(4)を有していること
を特徴とするものである。尚、図示例では、頭部(3)
の形状は全て皿頭形状とされているが、丸、ウス丸、平
頭などの他の公知の形状としてもよい。
【0010】本発明に係る自己穿孔型リベット(1)に
おいて、貫通孔(4)の形状は特に限定されず、図1に
示すようにストレートの円柱状に形成する構成の他に、
図2に示すように上部において径小となる二段の段付き
孔とする構成や、図3に示すように下部において径小と
なる二段の段付き孔とする構成や、図4に示すように上
方に向けて縮径するテーパ孔とする構成や、図5に示す
ように上部においてストレートの円柱状とし下部におい
て下方に向けて拡径するテーパ孔とする構成などを好適
な例として例示することができる。尚、いずれの例にお
いても、図示の如く貫通孔(4)の下端部には面取りが
施される。ここで、貫通孔(4)の縦断面形状は図2乃
至図5に示すような形状とすると、自己穿孔型リベット
(1)を被接合部材に打ち込んだときに、打ち抜かれた
被接合部材のせん断かすが脱落するのを防止することが
できるため好ましい。
【0011】また、図1乃至図5に示した貫通孔形状を
もつ自己穿孔型リベット(1)において、貫通孔(4)
の横断面形状を図6に示す円形とする構成の他に、多角
形状とする構成を採用することが可能であり、例えば図
7に示すように六角形とする構成や、図8に示すような
四角形とする構成が好適に採用される。貫通孔(4)の
横断面形状を図7および図8に示すような円形以外の異
形形状とすることによっても、被接合部材のせん断かす
の脱落を効果的に防止することができる。
【0012】上記構成からなる本発明に係る自己穿孔型
リベット(1)によれば、従来の自己穿孔型リベットに
おいて必要とされた中心孔の深さ決定のための試験や、
孔底へのR加工を施す工程を無くすことができ、さらに
以下に説明するように、接合状態の良否検査を容易に行
なうことも可能となる。
【0013】図9は本発明に係る自己穿孔型リベット
(1)を用いて接合された被接合部材の接合状態の良否
検査装置を示す図である。この良否検査装置は、後述す
るように、本発明に係る自己穿孔型リベット(1)の軸
部(2)の下端部から頭部(3)にかけて形成された貫
通孔(4)を利用することにより接合状態の良否検査を
行なうものである。
【0014】良否検査装置としては、打ち込まれたリベ
ット(1)の頭部表面に先端が当接される筒状の基体
(5)と、この基体(5)の先端からの突出長さを変化
可能に基体内に収容されて、打ち込まれたリベットの頭
部に開口された貫通孔(4)に挿入される変位検出ピン
(6)と、変位検出ピン(6)と基体(5)の軸方向
(長さ方向)における相対位置の変化を検出する変位セ
ンサ(7)とを具備したものを使用することができる。
【0015】基体(5)は略円柱状の部材であって、そ
の上部はホルダ(8)に収容保持されている。また、そ
の長さ方向に形成された空洞部は、基端部から先端近傍
にかけて形成された大径部(51)と、前記先端近傍か
ら先端にかけて形成された小径部(52)とからなって
おり、基端部は蓋体(53)によって塞がれている。
【0016】変位検出ピン(6)の基端部(上方部)に
は大径の円柱状部(61)が形成されており、この円柱
状部(61)は基体(5)の大径部(51)内に上下動
可能に収容され、この円柱状部(61)の上下動によっ
て変位検出ピン(6)の基体先端からの突出長さが変化
するようになっている。また、基体(5)の蓋体(5
3)と円柱状部(61)の間にはバネ(11)が介装さ
れており、円柱状部(61)はこのバネ(11)によっ
て常に下向きに付勢されている。そして、変位検出ピン
(6)の先端に上向きの力が加わったときには、このバ
ネ(11)が伸縮して変位検出ピン(6)が上昇するよ
うになっている。
【0017】円柱状部(61)の側部にはセンサドグ
(9)が円柱状部(61)と直角方向に突設されてお
り、このセンサドグ(9)は基体(5)の側部に形成さ
れた長孔(54)から側方に向けて突出している。そし
て、ホルダ(8)の側部には、センサドグ(9)に指向
するように変位センサ(7)が取り付けられており、こ
の変位センサ(7)によってセンサドグ(9)との間の
距離の変化を測定することが可能となっている。
【0018】このような構成からなる良否検査装置を使
用して接合状態の良否を検査するには、先ず、打ち込ま
れたリベットの頭部に開口された貫通孔(4)に変位検
出ピン(6)を挿入し、変位検出ピン(6)の先端面を
貫通孔(4)内に存在する被接合部材(9)の表面に当
接させ、この状態にてバネ(11)の付勢力に抗して基
体(5)を押し下げて、図10に示すように、打ち込ま
れたリベット(1)の頭部表面に筒状の基体(5)の先
端面を当接させる。
【0019】そして、この状態の変位センサ(7)とセ
ンサドグ(9)との間の距離を測定し、この測定値を予
め測定された変位検出ピン(6)の先端面と基体(5)
の先端面を面一としたときの変位センサ(7)とセンサ
ドグ(9)との間の距離と比較することによって、リベ
ット(1)の表面から被接合部材(12)までの距離を
算出し、これにより接合状態の良否を判断する。
【0020】上記構成からなる良否検査装置は、図11
に示すようにそのままリベットセッタに取り付けること
が可能である。すなわち、自己穿孔型リベットを被接合
部材に打ち込んでステムとポンチとの間でかしめるリベ
ットセッタにおいて、ポンチ(10)と対向する上方位
置に前記ホルダ(8)を固設するとともに、このホルダ
(8)内に変位検出ピン(6)を収容した前記構成から
なる基体(5)をかしめ用のステム(5)として昇降可
能に配設し、ホルダ(8)に変位センサ(7)を、ステ
ム(5)にセンサドグ(9)を、それぞれ前述したよう
に設けることによって(円内拡大図参照)、良否検査装
置付きのリベットセッタとすることができる。尚、図示
例では、センサドグ(9)がリベットセッタのC型フレ
ームと反対方向に延出するように配設されているが、他
の方向、例えばC型フレームの面と直角方向に延出する
ように配設してもよい。尚、センサドグ(9)の延出方
向を変えた場合、これに合わせて変位センサ(7)の配
設位置も変更されるのは勿論である。
【0021】このようなリベットセッタによれば、ステ
ム(5)を下降させて自己穿孔型リベット(1)を被接
合部材(9)に打ち込んでポンチ(10)との間でかし
める際に、打ち込まれたリベットの頭部に開口された貫
通孔(4)に変位検出ピン(6)が挿入され、変位検出
ピン(6)の先端面が貫通孔(4)内に存在する被接合
部材(9)の表面に当接されることで、リベット(1)
の表面から被接合部材(12)までの距離が算出される
ので、かしめ工程と同時に接合状態の良否を検査するこ
とが可能となる。
【0022】良否判断のタイミングは、リベットセッタ
に、ステム(5)が予め決められた地点に到達したこと
を検出するセンサと、このセンサによるステムの検出と
同時に作動して予め決められた時間が経過した時に切れ
るタイマーを具備させておき、センサによってステム
(5)の所定位置への到達が検出され、このセンサによ
る検出と同時に作動されたタイマーが切れた時とされ
る。また、良否の判断基準は、被接合部材の種類や厚さ
により又はかしめ位置により、リベット(1)の表面か
ら被接合部材(12)までの距離が、予め決められた距
離の範囲に入っている場合には接合状態が良好と判断
し、範囲に入っていない場合は接合状態が不良と判断す
る。
【0023】このようにして接合状態の良否検査が終了
したリベット(1)の頭部には、図12に示す如く貫通
孔(4)が開口されている状態となり、見栄えが良くな
いので、この開口部を図13に示すように円板状の頭部
と円柱状の脚部が一体に形成された構造を有するキャッ
プ(13)で塞ぐか、図14に示すように合成樹脂(1
4)を流し込んで塞ぐことが好ましい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る自
己穿孔型リベットによれば、従来の自己穿孔型リベット
において必要であった中心孔の深さ決定のための試験
や、孔底へのR加工を施す工程を無くすことが可能とな
り、製造に要する時間やコストを大幅に削減することが
できる。請求項2乃至4に係る自己穿孔型リベットによ
れば、自己穿孔型リベットを被接合部材に打ち込んだと
きに、打ち抜かれた被接合部材のせん断かすが脱落する
のを防止することができる。請求項5に係る自己穿孔型
リベットによれば、前記頭部に開口された貫通孔の上端
部を塞ぐためのキャップを有してなることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれかに記載の自己穿孔型リベット
であるから、接合後の見栄えを良くすることができる。
【0025】請求項6に係る自己穿孔型リベットの結合
状態の良否検査装置によれば、自己穿孔型リベットによ
る被接合部材の接合状態の良否検査を極めて容易且つ低
コストで行なうことが可能となる。請求項7に係るリベ
ットセッタによれば、リベットを被接合部材に打ち込ん
でかしめ締結する一連の工程において、同時に被接合部
材の接合状態の良否検査を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す縦断面図である。
【図6】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す横縦断面図である。
【図7】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す横縦断面図である。
【図8】本発明に係る自己穿孔型リベットの実施形態の
一例を示す横縦断面図である。
【図9】本発明に係る自己穿孔型リベットを用いて接合
された被接合部材の接合状態の良否検査装置を示す図で
ある。
【図10】本発明に係る良否検査装置を用いた接合状態
の良否検査方法を示す図である。
【図11】本発明に係るリベットセッタを示す正面図で
ある。
【図12】本発明に係る自己穿孔型リベットを用いて接
合された被接合部材の接合状態を示す断面図である。
【図13】自己穿孔型リベットの貫通孔の上端開口部を
キャップで塞いだ状態を示す断面図である。
【図14】自己穿孔型リベットの貫通孔の上端開口部を
合成樹脂で塞いだ状態を示す断面図である。
【図15】従来の自己穿孔型リベットの一例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 自己穿孔型リベット 2 軸部 3 頭部 4 貫通孔 5 基体 6 変位検出ピン 7 変位センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月19日(2001.10.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】このような構成からなる良否検査装置を使
用して接合状態の良否を検査するには、先ず、打ち込ま
れたリベットの頭部に開口された貫通孔(4)に変位検
出ピン(6)を挿入し、変位検出ピン(6)の先端面を
貫通孔(4)内に存在する被接合部材(12)の表面に
当接させ、この状態にてバネ(11)の付勢力に抗して
基体(5)を押し下げて、図10に示すように、打ち込
まれたリベット(1)の頭部表面に筒状の基体(5)の
先端面を当接させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】このようなリベットセッタによれば、ステ
ム(5)を下降させて自己穿孔型リベット(1)を被接
合部材(12)に打ち込んでポンチ(10)との間でか
しめる際に、打ち込まれたリベットの頭部に開口された
貫通孔(4)に変位検出ピン(6)が挿入され、変位検
出ピン(6)の先端面が貫通孔(4)内に存在する被接
合部材(12)の表面に当接されることで、リベット
(1)の表面から被接合部材(12)までの距離が算出
されるので、かしめ工程と同時に接合状態の良否を検査
することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 正樹 福井県坂井郡金津町指中59号115番地 福 井鋲螺株式会社内 Fターム(参考) 3J036 AA04 EA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接合部材に打ち込まれる軸部と、該軸
    部の上端部に形成された頭部とからなり、該軸部の下端
    部から頭部にかけて貫通する貫通孔を有してなることを
    特徴とする自己穿孔型リベット。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔の横断面形状が、円形以外の
    異形形状とされてなることを特徴とする請求項1記載の
    自己穿孔型リベット。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔が、上方に向けて縮径するテ
    ーパ孔とされてなることを特徴とする請求項1記載の自
    己穿孔型リベット。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔が、上部又は下部において径
    小となる段付き孔とされてなることを特徴とする請求項
    1記載の自己穿孔型リベット。
  5. 【請求項5】 前記頭部に開口された貫通孔の上端部を
    塞ぐためのキャップを有してなることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の自己穿孔型リベット。
  6. 【請求項6】 被接合部材に打ち込まれる軸部と、該軸
    部の上端部に形成された頭部とからなり、該軸部の下端
    部から頭部にかけて貫通する貫通孔を有してなる自己穿
    孔型リベットの結合状態の良否検査装置であって、打ち
    込まれたリベットの頭部表面に先端が当接される筒状の
    基体と、該基体の先端からの突出長さを変化可能に基体
    内に収容されて、打ち込まれたリベットの頭部に開口さ
    れた貫通孔に挿入される変位検出ピンと、該変位検出ピ
    ンと基体の軸方向における相対位置の変化を検出する変
    位センサとを具備してなることを特徴とする自己穿孔型
    リベットの結合状態の良否検査装置。
  7. 【請求項7】 被接合部材に打ち込まれる軸部と、該軸
    部の上端部に形成された頭部とからなり、該軸部の下端
    部から頭部にかけて貫通する貫通孔を有してなる自己穿
    孔型リベットを被接合部材に打ち込んでステムとポンチ
    との間でかしめるリベットセッタであって、打ち込まれ
    たリベットの頭部表面に先端が当接される筒状のステム
    と、該ステムの先端からの突出長さを変化可能にステム
    内に収容されて、打ち込まれたリベットの頭部に開口さ
    れた貫通孔に挿入される変位検出ピンと、該変位検出ピ
    ンとステムの軸方向における相対位置の変化を検出する
    変位センサとを具備してなることを特徴とするリベット
    セッタ。
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