JP2003106014A - 錠 前 - Google Patents

錠 前

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JP2003106014A
JP2003106014A JP2001338745A JP2001338745A JP2003106014A JP 2003106014 A JP2003106014 A JP 2003106014A JP 2001338745 A JP2001338745 A JP 2001338745A JP 2001338745 A JP2001338745 A JP 2001338745A JP 2003106014 A JP2003106014 A JP 2003106014A
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Tsukasa Segawa
司 瀬川
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BEST OUME KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造で、扉を閉めた場合レバー位置を
所定位置に一時的に保持することができ、いたずらを未
然に防ぐことのできる錠前を得る。 【解決手段】 イ)扉端部に固着されるレバー受け部
と、ロ)固定ベースを有する固定部と、ハ)縦枠体端部
前後に挿通する一対のスタットを介し後側の固定ベース
と向合い呼込みボルトにより前側に呼込み基板を固着す
る呼び込み部と、ニ)円板状ガイド板を有する軸ベース
と一体のレバーを有する回動部とを備え、ホ)固定部後
側に回動部が抜出し不能、軸芯回りに回動可能とされて
いる錠前で、ヘ)ガイド板の前面同一円周上に中心を有
し対称の丸溝及び円弧帯状長溝が近接して配設され、固
定ベースに丸溝と対応位置に段付きピン孔が穿設され、
ト)ピボットと円柱体が連設されたピンと、円柱体に収
納可能なばねとキャップとを有する加圧軸が段付きピン
孔に挿着され、ピボット後端が固定ベース後より出入り
可能な錠前。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用の簡易な錠前
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレ、部屋間等の開閉する開き
戸、引戸等の扉に用いられる簡易な錠前として、つまみ
の回動に連動するレバーを開閉する扉又は枠板側に固着
されたストッパー、ストライク等の受け具に係脱可能と
した錠前が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の錠前は簡易
な構造であり広く用いられているが、通常施錠時以外は
レバー位置が不安定であることに目を付けて、レバーを
垂直上方位置においたまま外側から扉を閉め、レバーが
どちらに倒れるかを占うといった悪戯をすることが頻発
している。その場合、レバーが施錠状態となってしまう
と非常用の解錠操作が必要となり外側からの使用が制約
を受けるといった課題があった。この対策として、レバ
ーの回動をばねの加圧によって押さえることによりその
回動を抑止することを目的とした錠前があるが、加圧力
は回動位置によって強弱の差があるものの常にレバーの
回動を抑止するように作用しているため、レバーが予期
せざる位置に仮固定されてしまい使い勝手が悪かった。
これに対し、本発明は簡易な構造で、扉を開いた場合及
び外側から扉を閉めた場合レバーの位置を所定位置に一
時的に保持することができ、施錠状態となることがな
く、確実にいたずらを未然に防ぐことのできる錠前を得
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を得るため、請
求項1の発明にあっては、イ)扉端部に固着され受け具
を有するレバー受け部と、ロ)中心孔が穿設された円形
板状の固定ベースを有する固定部と、ハ)縦枠体端部前
後に挿通する一対のスタットを介し後側の前記固定ベー
スと向合い呼込みボルトにより前側に呼込み基板を固着
する呼び込み部と、ニ)前側軸芯に円柱状部が突設され
た円板状のガイド板を有する軸ベースと、該軸ベースと
一体のレバーとを有する回動部とを備え、ホ)前記固定
部後側に前記回動部が抜出し不能且つ前記中心孔軸芯回
りに回動可能とされている錠前であって、ヘ)前記ガイ
ド板の前面同一円周上に中心を有し一対対称の丸溝及び
円弧帯状長溝が近接して配設され、前記固定ベースに該
丸溝と対応位置に段付きピン孔が穿設され、ト)後端に
丸みをもったピボットと円柱体が連設されたピンと、該
円柱体に収納可能なばねとキャップとを有する加圧軸が
前記段付きピン孔に挿着され、該ピボット後端が前記固
定ベース後面より出入り可能とされ、チ)前記レバーの
位相が180度異なる所定位置にあっては前記各ピボッ
トに前記各丸溝が係合して前記回動部が仮固定保持さ
れ、該所定位置以外にあっては該各ピボットは前記各長
溝の対向位置に非接触で該回動部は軸芯回りに回動可能
とされている錠前により解決した。請求項2の発明にあ
っては、レバーの所定位置として該レバー長手方向が略
垂直上方及び略垂直下方となるようにされている請求項
1に記載の錠前とするのが好ましい。請求項3の発明に
あっては、ガイド板の丸溝は逆略円錐形の頂点を底とし
て形成され、長溝表面は前記丸溝表面直径より僅かに広
幅の円弧帯状にとられ断面が逆略等辺三角形で頂点を底
とし、前記長溝の両端部は底から傾斜面で表面に達する
ように形成され表面側が前面視略円弧状とされ、前記各
丸溝から中間に僅かな間隔の平坦部をおいて前記長溝が
配設されている請求項1又は2に記載の錠前とするのが
好ましい。請求項4の発明にあっては、固定ベースの後
面に沿ってプラスチック製薄厚のカラーが固着され、前
記固定ベースの段付きピン孔後端と連通する一対のピン
孔が穿設されている請求項1〜3のいずれかに記載の錠
前とするのが好ましい。請求項5の発明にあっては、呼
込み基板を円板リング状の表示ベースとし、円板状で前
面が区分けされ中心に凹状部をもった解錠操作部と後側
に異形孔をもった円柱状突起部とを有する表示板と、キ
ャップ状で前記表示板を介在して前記表示ベースに係止
し軸芯に前記解錠操作部が挿通され表示窓をもった表示
カバーとを有する表示部を備え、固定ベースと前記表示
ベースとが向合って呼込みボルトを介して縦枠体端部に
固着され、軸ベースの円柱状部の軸芯前方に異形軸を突
設して前記異形孔に挿着するか又は該円柱状部軸芯と該
異形孔をキーによって連結するかしてレバーの回動に連
動して前記表示窓から前記表示板の区分けを目視可能と
した請求項1〜4のいずれかに記載の錠前とすることが
できる。請求項6の発明にあっては、レバー受け部と、
回動部及び固定部と呼込み基板又は表示部の装着箇所を
扉と縦枠体とでそれぞれ入替えた請求項1〜5のいずれ
かに記載の錠前とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の錠前を装着した開き戸の
平面図及び裏面図である。図2は、本発明の錠前を前側
より視た第一例の全体の分解斜視図及び第二例の一部の
分解斜視図である。図3は、図2の第一例の錠前を後側
より視た全体の分解斜視図である。図4は、本発明の錠
前の軸ベースの正面図及び加圧軸の各作動の概略説明断
面図である。図5は、本発明の錠前の第一例及び第二例
の正面視組立て斜視図でである。図6は、本発明の錠前
の第一例の施解錠における各作動の概略説明図である。
以下においては、通常扉を外側正面よりみた方すなわち
図1(a)においての上側及び図1(b)においての紙
面裏側を前側、外側又は表側とし、それぞれの反対側を
後側、内側又は裏側とし、扉を前側から後側に向かって
見て左右とし、又各構成要素の位置関係は使用状態にお
いて説明する。本発明の錠前は、開き戸又は引戸に用い
られるが、例えば開き戸に装着した例として図1に示す
通り、扉A側と一方(本例では前側からみて右側)の縦
枠体B側に各構成部材が固着され、又他方(本例では
前側からみて左側)の縦枠体B側には複数個のヒンジ
Cが掛渡されて扉Aが開閉可能とされている。縦枠体B
、Bの下端部には、図示しないが床面GGとの間の
間隙のばらつきを調整するためのサポートが複数個装着
される場合がある。
【0006】先ず本発明の第一例の錠前1の構成を図2
(a)、3、4に基づき説明する。錠前1は、回動部
2、固定部3、呼込み部4、レバー受け部6を備え、必
要により表示部5を有している。回動部2は、基盤2
1、レバー22、軸ベース24を有し、必要によりレバ
ーつまみ23を用いている。基盤21は、後側の略平坦
円形面21aから前方に円弧状側面21bが張出され、
前側に中央部正面視が略U字形の溝21dと該溝21d
左右に平坦な段部21cが配設され、左右段部21cに
一対の雌ねじ孔21eが設けられ、円弧状側面21bが
左右の段部21cに対し前側に向けてフランジを形成
し、溝21dの開口側は円弧状側面21bが切欠かれて
平面視が略コ字形に形成されている。レバー22は、平
行な下方の方形板状後側バー22aと上方の略U字形前
側バー22bとが互いに方形板状の中間バー22cで連
結され、後側バー22aの下方に軸ベース24のガイド
板24a後側円形軸24fが圧入可能な通し孔22dが
穿設され、好ましくは前側バー22bの上端にレバーつ
まみ23を固着するための雌ねじ孔22eが穿設されて
いる。ここで後側バー22aは、略U字形の溝21dに
左右ガタなく且つ前面が面一で嵌着可能な左右幅及び前
後幅に取られ、図2(a)、3においては後側バー22
aの溝21dへの嵌着時には長手方向が略垂直上方にあ
るようにされている。レバーつまみ23は、美観上や使
い勝手を良くする選択的構成で、前側レバー22bに上
から嵌着可能なように下面から内部に正面視略U字形の
開口をもった筒状体23aと、筒状体23a後面に突設
された側面視略円弧状の突起23bと、筒状体23a上
面に穿設された止めねじ23dに挿着可能な通し孔23
cとを有している。軸ベース24は、円板状のガイド板
24aと、ガイド板24a前側の軸芯部に例えば断面角
形の異形軸24b、雄ねじ部24c及び円柱状部24d
とが順次外巻きして突設され、円柱状部24d及び雄ね
じ部24c前端に跨がり軸芯と平行するノック溝24e
が設けられ、ガイド板24a後側の軸芯部に前記通し孔
22dに圧入可能な円形軸24fが突設されている。図
2(a)、3に示すガイド板24aの前面には詳細に
は、図4(a)、4(b)−X)にX部として示すよう
に、断面が略逆等辺三角形で頂点tを底として形成され
外周近傍に沿って表面形状が円弧帯状で間隔をおいて配
設された一対の長溝24gと、(b)−Y)にY部とし
て示すように逆略円錐形の頂点rを底として形成され各
長溝24gの間に近接配設され表面形状が円形一対の丸
溝24hと、(b)−Z)にZ部として示すようにガイ
ド板24a前面の残り部分と同一平面をなし、丸溝24
hを中間におき数ミリ以下の僅少値の間隔をおいて隣接
した長溝24gが配設された平坦部との三通りに形成さ
れている。ここで、丸溝24h表面の直径dに対し、
長溝24gのガイド板24a軸芯sを通る半径方向の幅
を僅かに通常1mm以下程度の広幅にとっている。
長溝24gの中心である底頂点t及び丸溝24hの中心
である底頂点rは軸芯sを中心とする同一円周上におか
れ、一方の長溝24gの底頂点tの端部pが軸芯sを通
る水平面に対してなす中心角αを例えば30度とし、他
方頂点tの長溝24gの底の端部qが軸芯sを通る水平
面に対してなす中心角βを例えば60度とし、丸溝24
hの底rはこの一対の長溝24gが向合うスペース間に
軸芯sを通る水平面に対してなす中心角γを45度の位
置にあるように中心をおき、一対の長溝24g及び丸溝
24hは軸芯sに対して対称位置に設けられ位相を18
0度ずらしている。各長溝24a両端部は底p、qから
なだらかな傾斜面でガイド板24a表面に達するように
形成され表面側は前面視において略円弧状にとられ、こ
の端末と丸溝24hとのZ部の平坦部のスペースが僅少
値にとられ、後述する長溝24gと丸溝24h間にピン
が円滑に移動可能なようにされている。ガイド板24a
には、軸芯sを通る水平面と長溝24gの底tとの交差
する位置を中心とし前側に座をもった一対の通し孔24
iが穿設され、該通し孔24iに前側より挿着し雌ねじ
孔21eに螺合可能な雄ねじをもった一対の固着具24
Jが用意されている。ここで、角度α、β、γは必ずし
も上記数値に限定されないが、錠前1の作動バランスか
らは上記数値にとるのが好ましい。回動部2はレバーつ
まみ23は金属又は硬質プラスチック材製であるがその
他は通常金属材製である。
【0007】固定部3は、固定ベース31、加圧軸3
2、止め具34とを備え、必要によりカラー33、ワッ
シャー35を有している。固定ベース31は、金属又は
硬質プラスチック材製で、円形リング状の基板31a
と、基板31aの中央前側に後述する止め具34が摺動
可能な中心孔31b及び基板31aの中央後側に後述す
るカラー33のボス部分が嵌着される中心孔31cがそ
れぞれ前後中間位置まで穿設され、基板31aの外周寄
りに軸ベース24の丸溝24hに対応する対称位置に前
側僅かに大径ピン孔31d及び後側僅かに小径ピン孔3
1eが前後段付きとされ一対連通されている。更に中心
孔31b寄りで大径のピン孔31dと重ならない対称位
置に一対の前側スタット孔31f及び後側止め孔31g
がそれぞれ同軸芯で穿設されている。加圧軸32は、ば
ね32a、ピン32b及びキャップ32cとを有してい
る。ばね32aは、金属製のコイルばね、板ばね等が用
いられるが、コイルばねが最も簡便で好ましい。ピン3
2bは、前側の円柱体321と後端に丸みをつけたピボ
ット322とが軸芯を合わせて連設され、円柱体321
前端より軸芯に沿ってばね32aが収納可能なめくら孔
323が穿設されている。ピボット322の軸部は直径
とし後端の丸みは、円錐面、部分球面、その他の湾
曲面等が用いられるが、部分球面が最も作動が円滑で好
ましい。ここで、円柱体321は固定ベース31の大径
ピン孔31dを摺動可能とされ、ピボット322は小径
ピン孔31eと摺動可能とされている。キャップ32c
は、大径ピン孔31dに圧入可能な大きさの円板状であ
る。固定ベース31への加圧軸32の装着は、ピボット
322を基板31a前側大径ピン孔31dから後側小径
ピン孔31eに向けて挿着し、めくら孔323前側より
ばね32aを挿着し、ばね32aの前端にキャップ32
cを当て大径ピン孔31dに圧入すると、ピボット32
2先端の丸みに外力が作用しない場合において、大径ピ
ン孔31dと小径ピン孔31eとの境の段付き部に円柱
体321とピボット322の境が達し、ピボット322
先端は基板31a裏面より最も飛出し状態におかれる。
カラー33は選択的構成で、低摩擦のナイロン等のプラ
スチック製の厚さ数ミリの薄厚の基板31aと同径の円
板状の基板33aと、基板33aの中央に円柱状部24
dが摺動可能な中心孔33bが穿設され固定ベース31
後側中心孔31cに嵌着可能な外径のボスを前側にも
ち、外周寄りに小径ピン孔31eと対応する対称位置に
一対の小径ピン孔33cが穿設され、後述する最終の組
立て時において該ボス部分が中心孔31cに嵌着され、
固定ベース31の基板31a後面と基板33a前面とが
接着によって固着され一体化され、軸ベース24表面と
の摺動を円滑ならしめている。ここで、径ピン孔31e
はピン孔33cと連通し、基板31a裏面より飛出し状
態にあるピボット状体322は薄厚の基板33aからも
突出状態にあるように選択されている。図2、3、4
(a)の記載の通り、一対の大径ピン孔31d、小径ピ
ン孔31e、33cの各軸芯は丸溝24hの軸芯と一致
し、基板31a、33a及びガイド板24aの軸芯と平
行で前側より後側に通して加圧軸32が挿着可能とさ
れ、丸溝24hの軸芯はガイド板24aの軸芯sを通る
水平面に対する中心角γが45度の位置におかれている
が、この中心角γは45度に限定されず、軸芯sを通る
水平面上に中心を有する通し孔24i及び長溝24g端
部と重ならない位置であればよいが、錠前1の作動バラ
ンスからは45度にとるのが好ましい。又通し孔24i
は必ずしも水平面上でなくてもよい。止め具34は、固
定ベース31の中心孔31bと摺動可能な外周円形のア
ジャストナット34aと、該アジャストナット34aの
軸芯に軸ベース24の雄ねじ部24cと螺合可能な雌ね
じ部34bと、該雌ねじ部34bに軸芯と平行しノック
溝24eと位置を合わせをして図示しないノックが挿着
するための複数個のノック溝34cと、アジャストナッ
ト34a前面に回動めくら孔34dとを有している。ワ
ッシャー35は円形リング状通常樹脂製で、外径が中心
孔31bに摺動可能で、軸芯に雄ねじ部24cが遊嵌可
能な中心孔35aが穿設されているが、止め具34の回
動を円滑化するためのもので必須のものではない。雄ね
じ部24cと雌ねじ部34bとの螺合に代えて、雄ねじ
部24cの位置に周方向設けた浅溝に例えばC型止め輪
を嵌着し止め具34を廃してもよい。
【0008】呼込み部4は金属製で、前端部及び後端部
の各内径側に雌ねじが設けられた一対の円柱状スタット
4aと、頭付で後部にスタット4a前端部の雌ねじに螺
合可能な雄ねじをもち後述する表示ベース51を貫通す
る一対の呼込みボルト4bと、頭付で前部にスタット4
a後端部の雌ねじに螺合可能な雄ねじをもち止め孔31
gに挿通される一対の止めボルト4cとを有している。
止めボルト4cは、スタット4aを固定ベース31に固
定するのものであるが、スタット4aをスタット孔31
fに圧入しかしめ、溶着等により固着する構成とし、止
めボルト4c及び止め孔31gをなくす構成とすること
としてもよい。表示部5は、表示ベース51と、表示板
52と、表示カバー53とを有している。表示ベース5
1は、金属又は硬質プラスチック材製で、円形リング状
の呼込み基板51aと、基板51aの中央に表示板52
の突起部52eが摺動可能な中心孔51bが穿設され、
外周寄り対称位置に呼込みボルト4bの頭が定着され軸
が挿着可能な固定ベース31のスタット孔31fと軸芯
間隔が同じ座付きの一対の通し孔51cが穿設され、基
板51aの前面外周が小フランジ51dで囲繞され、基
板51aの側面対称位置に一対の小突起51eが突設さ
れている。表示板52は円板状基板52aと、基板52
aの前面軸芯部にすり割をもった解錠操作部52dと、
後側に中心孔51bに摺動可能な外径をもち軸芯に異形
軸24bに挿着可能な異形孔52fが設けられた円柱状
の突起部52eとを有している。基板52a円板状表面
に錠前の施錠状態を示す扇形の例えば赤色部分52bと
解錠状態を示す扇形の例えば青色部分52cとが色分け
してあり、赤色部分52bは通常円板状全体の1/4、
青色部分52cは全体の3/4の面積にとられている。
解錠操作部52dのすり割は、予期せずに施錠されてし
まった場合等に、扉Aの前側よりドライバー等を用いて
開錠を可能とするためのものである。表示カバー53
は、外周円形で後側に表示板52を介在して表示ベース
51の基板51a外周面と嵌着可能な開口部53bをも
ち、キャップ53a軸芯に解錠操作部52dが挿通可能
な中心孔53cが穿設され、外周寄りに赤色部分52b
に比し僅かに小さい外周と船底断面形とで形成された表
示窓53dが穿設されている。開口部53bの内側前後
中間位置で円周方向にスリット状の嵌合溝53fが設け
られ、開口部53bの後側の対称位置に軸芯方向に設け
られ一対の係止溝53eが開口部53bの内側中間位置
において嵌合溝53fと連結する構成とされ、表示ベー
ス51の小突起51eが係止溝53eに挿着され開口部
53bの内側中間位置まで押込められた後、軸芯回りに
回動せしめて表示ベース51に対して表示カバー53を
抜出し不能とした所で、図示しないノック等の固着具に
よって定着する。表示窓53dからは、表示板52の赤
色部分52bの大部分又は青色部分52cの一部が前側
より目視可能とされる。ここで、前記表示ベース51に
対する表示カバー53の取付けに代えて、図示しないが
表示ベースの外周側面に沿って複数の係止小突起を突設
し、該係止小突起に表示カバーの開口部の後側を圧入す
ることとしてもよく、この場合は表示ベースを樹脂成形
材とすると製造が簡単で、弾力があり圧入しやすい利点
がある。又解錠操作部52dのすり割は、多角形、十字
形等の他の凹状部としてもよく、表示板62の色分けに
代えて例えば使用中と無表示の文字表示で区分けしても
よい。レバー受け部6は、受け具61と固着具62とを
有している。図1、6に示すのは最も単純な構成で、円
柱状の受け具61は好ましくは表面がゴム、プラスチッ
ク等の弾性材61aで被覆され、扉Aの前側より例えば
ボルト等の固着具62によって固着される。
【0009】次に本発明の第二例の錠前を図2(b)に
より説明するが、大部分の構成は第二例の錠前1と同様
であり、相違する表示部7のみを説明し、その他の構成
は図示省略するか、第一例と同一符号を用いて図示する
が詳細説明は省略する。表示部7は、表示ベース71と
表示カバー72とを有している。表示ベース71は、方
形板状の呼込み基板71aと、該基板71aに固定ベー
ス31のスタット孔31fと軸芯間隔が同じ一対の呼込
みボルト4bが挿通可能な通し孔71bが穿設されてい
る。表示カバー72は、呼込み基板71a前面全体を端
部に設けたリブで嵌込まれて過不足なく被覆可能な大き
さで、前面に例えば「使用中」等の文字表示が記載され
ているが、この文字表示は必須のものではない。したが
って最も簡略化した場合には、呼込み基板のみを残し他
は省略してもよい。本例では、第一例の錠前1に対し表
示部5が簡略化され、レバー22の回動に連動する異形
軸24b、表示板52はなく、前記文字表示はレバー2
2が回動しても表示が変動することはない。
【0010】次いで、錠前1の組立てを各図に基づき説
明する。ここでの例は開き戸に用いている。先ず、回動
部2回りの組立てとして、前側バー22bを略垂直上方
に突出させて後側バー22aを基盤21の溝21dに左
右ガタなく且つ前面が面一に嵌着し、左右段部21cに
軸ベース24の後面側を当て、通し孔22dに円形軸2
4fを圧入し通し孔24iに前側より一対の固着具24
Jを挿通し雌ねじ孔21eに螺合し、基盤21、レバー
22及び軸ベース24を一体として軸芯回りに回動可能
とされる。レバーつまみ23は、前側レバー22bに上
から被せて通し孔23cに止めねじ23dを挿着し雌ね
じ孔22eに螺合せしめて取付ける。このとき、軸ベー
ス24の長溝24g、丸溝24hは図4について前記し
たそれぞれの中心角α、β、γの位置におかれる。次
に、固定部3回りの組立てとして、固定ベース31の一
対のスタット孔31f前側にスタット4aをおき、止め
孔31g後側より止めボルト4cをスタット4a後端部
の雌ねじに螺合して固定ベース31にスタット4aを固
着して前側に突出状態とし、前記した通りカラー33の
ボス部分を中心孔31cに嵌着し、固定ベース31の基
板31a後面とカラー33基板33a前面とを接着によ
って固着して一体化する。次いで、円柱体321前側の
めくら孔323にばね32aを収納した一対のピン32
bを固定ベース31の各大径ピン孔31d前側にピボッ
ト322後端側より挿着し最後にキャップ32cでばね
32a前端を押さえてセットし、ピボット322後端は
基板33aの裏面側小径ピン孔33cより飛出し状態に
おかれる。回動部2と固定部3回り相互の組立ては、一
体化された固定ベース31及びカラー33の各中心孔3
1b、31c及び33bの後側よりガイド板24aの異
形軸24b、雄ねじ部24c及び円柱状部24dとを通
し、雄ねじ部24cに前側よりワッシャー35を通し止
め具34を雌ねじ部34bに螺合せしめノック溝34c
及び24eを合致させた所へノックを挿着し、円柱状部
24dは中心孔33b回りに及び止め具34は中心孔3
1b回りに摺動可能とされ、固定部3と回動部2は抜出
し不能とされる。
【0011】上記の組立てた各構成部材を、図1に示す
縦枠体Bの後側におく。このとき縦枠体Bには、図
示省略するが表示板52の円柱状の突起部52eが遊嵌
可能な丸孔と該丸孔軸芯の左右対称位置に呼込みボルト
4bが挿通可能な一対の丸孔を穿設しておく。この縦枠
体Bを図5(a)に示す間隔w部分に挟むようにし
て、前記後側の組立てた各構成部材に向合わせて表示ベ
ース51の通し孔51cの前側から通した一対の呼込み
ボルト4bを前記縦枠体Bの丸孔に収まっているスタ
ット4a前端部の雌ねじに螺合し、スタット4a前端に
表示ベース51を縦枠体Bの前壁面に固着し、同時に
固定ベース31も縦枠体Bの後壁面に固着される。次
いで、表示板52の突起部52eを中心孔51bに通し
て軸芯の異形孔に突出している軸ベース24の異形軸2
4bを挿着し、表示カバー53の後側の嵌合溝53f及
び係止溝53eと表示ベース51の小突起51eとによ
って表示ベース51に対して表示カバー53を抜出し不
能とし固着具によって定着する。これによりレバー22
の回動により異形軸24b、突起部52eが連動して表
示板52が回動可能となり、表示カバー53の表示窓5
3dは、レバー22の長手方向が水平で施錠状態のとき
には表示板52の赤色部分52bが目視可能とし、レバ
ー22が垂直のときに全体が青色部分52cとなるよう
に調整されている。一方、レバー受け部6の組立ては、
図1、6(a)に示す通り、受け具61は前記レバー2
2が水平で施錠状態のときに円柱状の受け具61の上側
表面に当接可能な位置において扉A後壁面に水平方向に
突出するように固着具62により固着される。
【0012】本発明の第二例の錠前の組立ては、縦枠体
を図5(b)に示す間隔w部分に挟んで、固定ベー
ス31の一対のスタット孔31fの固着されたスタット
4aが縦枠体Bの丸孔に収まっておりこれと表示ベー
ス71の呼込み基板71aとを通し孔71bに呼込みボ
ルト4bを挿通しスタット4a前端部の雌ねじに螺合し
てスタット4a前端に呼込み基板71aを縦枠体B
前壁面に固着し、同時に固定ベース31も縦枠体B
後壁面に固着され、最後に表示カバー72を表示ベース
71の装着する。本例では、第一例の錠前1に対し簡略
化されている。
【0013】錠前1の作動を図1、4、6に基づき説明
する。先ず、加圧軸32と対向する軸ベース24との関
連で説明する。 図4(b)−X)、図6(a) ここでは、ピン32bのピボット322は軸ベース24
の長溝24gのX部位置にあり、d>dでありピボ
ット322は長溝24gと非接触で何の抵抗もなくばね
32aは自由長の状態で、ピボット322後端は基板3
1a、33a裏面より最も飛出し状態におかれ、軸ベー
ス24はピン32bの抵抗をうけることなく軸芯回りに
回動可能とされる。この状態は、図6(a)に示すよう
にレバー22とこれを被覆するレバーつまみ23の長手
が水平方向におかれレバー受け部6の受け具61と当接
する位置に対応している。 図4(b)−Y)、図6(b)又は(c) ここでは、ピボット322は軸ベース24の丸溝24h
のY部位置にあり、ピボット322後端は丸溝24hに
接触し押圧力を受けばね32aは中間的加圧状態におか
れ、各ピボット322に各丸溝24hが係合され、軸ベ
ース24はピン32bの抵抗をうけ一時的に仮固定され
る。この状態は、図6(b)に示すようにレバー22と
レバーつまみ23の長手が略垂直上方の中立位置と対応
するか、又は図6(c)に示すようにレバー22とレバ
ーつまみ23の長手が略垂直下方の中立位置と対応する
かの位相が180度異なる所定位置のいずれかである。
互いに係合する丸溝24hとピン32bとは、図6
(b)に示すレバー22長手の略垂直上方と図6(c)
に示すレバー22長手の略垂直下方とでは軸ベース24
が180度回転し入替わって仮固定される。 図4(b)−Z) ここでは、ピボット322はガイド板24aの他の部分
と同一平面で隣接する一対の長溝24gと丸溝24hの
中間の平坦部のz部の位置にあり、ピボット322後端
は該中間部からの押圧力を受けばね32aは最も加圧さ
れた状態におかれるが、この中間部は間隔数ミリ以下の
僅少値にとられているので、ピン32bがこの位置に停
止することはなく、X部位置又はY部位置に移行する。
【0014】次に、作動を錠前1を扉の施解錠との関係
についてみると、錠前1を施錠する場合においては、扉
の後側(内側)から使用者がレバー22又はレバーつま
み23を長手水平方向に移動すると、図6(a)に示す
施錠状態となる。一方、錠前1を解錠する場合において
は、扉の後側(内側)から使用者がレバー22又はつま
み23を矢印U方向に90度移動すると、長手略垂直上
方の中立位置において前記した各ピン32bのピボット
322に各丸溝24hが係合され、図6(b)に示す解
錠状態で一時的に仮固定し保持され、扉が予期せずに閉
じることはない。もし、レバー22又はレバーつまみ2
3の長手を略垂直上方から更に矢印U方向に移動した場
合には、各ピン32bと各丸溝24hとの係合が解除さ
れ前記した中間部のZ部を乗越えて、長溝24gのX部
位置に移るがこの部分は抵抗なくレバー22又はつまみ
レバー23の長手が略垂直上方から略垂直下方に180
度軸芯回りに回動し図6(c)に示す解錠状態で一時的
に仮固定し保持される。又、若し図6(a)に示す施錠
状態のまま扉を開けてしまった場合には、レバー22又
はレバーつまみ23の長手は水平位置から矢印Uと反対
方向に90度回動し、図6(c)に示す解錠状態で一時
的に仮固定し保持される。いずれにしても、使用者が意
思をもって施錠のためにレバー22又はレバーつまみ2
3を長手水平方向に移動する場合以外は、レバー22又
はレバーつまみ23の長手略垂直上方又は略垂直下方に
仮固定し保持され、その他の予期しない中間位置で停止
し不安定となることはなく、前記したレバー22がどち
らに倒れるかを占うといったいたずらを未然に防ぐこと
ができる。
【0015】次に図示省略するが、前記各例及び各構成
要素の変形例について説明する。本発明の第一例及び第
二例の錠前の錠前は、開き戸において各構成部材を扉側
と縦枠板側とを入替えて装着してもよい。又引戸におい
ても使用可能で、その場合も各構成部材をレバー受け部
と、回動部及び固定部回りと、表示部の3グループにそ
れぞれに分け縦枠板側と扉側とに装着する。レバー受け
部6は、最も単純な構成であるが、上向き略コ字形の受
け溝をもった受け具を該受け溝を扉壁面に突設させると
か、略方形板状の中央部に略方形状開口部が形成された
受け溝を有する基板を扉端部側面に固着するか又は該基
板と略方形板状の固着板とで略L字形に形成し扉端部壁
面に横付けするとかすることができる。一方レバーを板
状又は棒状とし一端部に根元部より小サイズに切欠かれ
た係止溝又は鎌状の係止溝を形成して各種の受け溝に係
合又は離脱可能な構成としてもよい。通常レバーは開き
戸にあっては係止溝をなくしてレバーの表面均一形状の
構成とすることもできるが、引戸では扉を左右に移動す
ると均一形状では抜けるおそれがあり係止溝が必要であ
る。表示部5の回動部2との連結は、軸ベース24の軸
芯前方に異形軸24bを突設せずに、円柱状部軸芯24
dと異形孔52fを別体のキーによって連結してもよ
い。又表示カバー72は、最も単純な構成ではこれを省
略し呼込み基板71aのみを残す場合もある。錠前1で
は、図2乃至4について前記した通り、レバー22の長
手が略垂直上方又は垂直下方に一時的に仮固定される
が、この仮固定位置は多少ずれた所定位置とすることも
許容され、その場合には長溝24g、丸溝24hの各位
置をレバー22の長手が180度の位相差をもった所定
位置となるよう組合わせればよいが、通常前記略垂直上
方又は垂直下方とするのが好ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明の錠前によれば、簡易な構造で、
扉を開いた場合及び外側から扉を閉めた場合レバーの位
置が不安定となることがなく、所定位置に一時的に仮固
定されて保持することができ、施錠状態となることがな
く、いたずらを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の錠前を装着した開き戸の(a)平面
図、(b)裏面図である。
【図2】本発明の錠前を前側より視た(a)第一例の全
体の分解斜視図、(b)(a)を簡略化した第二例の一
部の分解斜視図である。
【図3】図2(a)の第一例の錠前を後側より視た全体
の分解斜視図である。
【図4】本発明の錠前の(a)軸ベースの正面図、
(b)加圧軸の各作動の概略説明図で、X)はx・x′
方向、Y)はy・y′方向、Z)はz・z′方向の断面
図である。
【図5】図1、2の錠前の正面視組立て斜視図で(a)
第一例、(b)第二例である。
【図6】本発明の錠前の第一例の施解錠における作動の
概略説明図で、(a)施錠時、(b)解錠仮固定時、
(b)他の解錠仮固定時である。
【符号の説明】
1 錠前 2 回動部 21 基盤 22 レバー 22d、23c、24i、51c 通し孔 23 レバーつまみ 24 軸ベース 24a ガイド板 24b 異形軸 24d 円柱状部 24e ノック部 24f 円形軸 24g 長溝 24h 丸溝 24j、62 固着具 3 固定部 31 固定ベース 31a、32a、33a、51a、52a、71a 基
板 31b、31c、33b、35a、51b、53c 中
心孔 31d、31e、33c ピン孔 31f スタット孔 31g 止め孔 32 加圧軸 32a ばね 32b ピン 32c キャップ 321 円柱状体 322 ピボット 323 めくら孔 33 カラー 34 止め具 4 呼込み部 4a スタット 4b 呼込みボルト 4c 止めボルト 5、7 表示部 51、71 表示ベース 51a、71a 呼込み基板 52 表示板 52d 解錠操作部 52e 突起部 53、72 表示カバー 6 レバー受け部 61 受け具 A 扉 B、B 縦枠体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イ)扉端部に固着され受け具を有するレ
    バー受け部と、ロ)中心孔が穿設された円形板状の固定
    ベースを有する固定部と、ハ)縦枠体端部前後に挿通す
    る一対のスタットを介し後側の前記固定ベースと向合い
    呼込みボルトにより前側に呼込み基板を固着する呼び込
    み部と、ニ)前側軸芯に円柱状部が突設された円板状の
    ガイド板を有する軸ベースと、該軸ベースと一体のレバ
    ーとを有する回動部とを備え、ホ)前記固定部後側に前
    記回動部が抜出し不能且つ前記中心孔軸芯回りに回動可
    能とされている錠前であって、ヘ)前記ガイド板の前面
    同一円周上に中心を有し一対対称の丸溝及び円弧帯状長
    溝が近接して配設され、前記固定ベースに該丸溝と対応
    位置に段付きピン孔が穿設され、ト)後端に丸みをもっ
    たピボットと円柱体が連設されたピンと、該円柱体に収
    納可能なばねとキャップとを有する加圧軸が前記段付き
    ピン孔に挿着され、該ピボット後端が前記固定ベース後
    面より出入り可能とされ、チ)前記レバーの位相が18
    0度異なる所定位置にあっては前記各ピボットに前記各
    丸溝が係合して前記回動部が仮固定保持され、該所定位
    置以外にあっては該各ピボットは前記各長溝の対向位置
    に非接触で該回動部は軸芯回りに回動可能とされている
    ことを特徴とする錠前。
  2. 【請求項2】 レバーの所定位置として該レバー長手方
    向が略垂直上方及び略垂直下方となるようにされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の錠前。
  3. 【請求項3】 ガイド板の丸溝は逆略円錐形の頂点を底
    として形成され、長溝表面は前記丸溝表面直径より僅か
    に広幅の円弧帯状にとられ断面が逆略等辺三角形で頂点
    を底とし、前記長溝の両端部は底から傾斜面で表面に達
    するように形成され表面側が前面視略円弧状とされ、前
    記各丸溝から中間に僅かな間隔の平坦部をおいて前記長
    溝が配設されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の錠前。
  4. 【請求項4】 固定ベースの後面に沿ってプラスチック
    製薄厚のカラーが固着され、前記固定ベースの段付きピ
    ン孔後端と連通する一対のピン孔が穿設されていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の錠前。
  5. 【請求項5】 呼込み基板を円板リング状の表示ベース
    とし、円板状で前面が区分けされ中心に凹状部をもった
    解錠操作部と後側に異形孔をもった円柱状突起部とを有
    する表示板と、キャップ状で前記表示板を介在して前記
    表示ベースに係止し軸芯に前記解錠操作部が挿通され表
    示窓をもった表示カバーとを有する表示部を備え、固定
    ベースと前記表示ベースとが向合って呼込みボルトを介
    して縦枠体端部に固着され、軸ベースの円柱状部の軸芯
    前方に異形軸を突設して前記異形孔に挿着するか又は該
    円柱状部軸芯と該異形孔をキーによって連結するかして
    レバーの回動に連動して前記表示窓から前記表示板の区
    分けを目視可能としたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の錠前。
  6. 【請求項6】 レバー受け部と、回動部及び固定部と呼
    込み基板又は表示部の装着箇所を扉と縦枠体とでそれぞ
    れ入替えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の錠前。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102653998A (zh) * 2012-05-24 2012-09-05 张家港优尼克五金工具有限公司 自动门锁
CN104088543A (zh) * 2013-11-25 2014-10-08 都江堰市凯鑫自动门技术有限公司 一种全自动门锁
CN113370881A (zh) * 2021-06-18 2021-09-10 四川华能氢能科技有限公司 一种便于氢气存储罐转移的结构装置

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