JP2003105876A - 防水コンクリート構造体 - Google Patents

防水コンクリート構造体

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JP2003105876A
JP2003105876A JP2001299592A JP2001299592A JP2003105876A JP 2003105876 A JP2003105876 A JP 2003105876A JP 2001299592 A JP2001299592 A JP 2001299592A JP 2001299592 A JP2001299592 A JP 2001299592A JP 2003105876 A JP2003105876 A JP 2003105876A
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Satoshi Miyamori
敏 宮森
Koshiro Hayashi
耕四郎 林
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
AGC Matex Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Asahi Glass Matex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート造の躯体の防水性能を向上させ
防水工事を省略可能とする。 【解決手段】 構造物の壁体10や床版、屋根版等の平
版状の躯体を構成するコンクリート12内に、カーボン
繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等の高強度繊維を樹脂
により固着して格子状に一体成形してなる補強部材1を
埋設する。鉄筋コンクリート造の躯体内に配筋される鉄
筋11の少なくとも片面側に、その鉄筋に添わせて補強
部材1を配設する。鉄筋コンクリート造の躯体における
鉄筋の機能を補強部材に持たせて、その補強部材を鉄筋
に代えて躯体内に埋設する。高強度繊維を樹脂により固
着して格子状に一体成形してなる補強部材をコンクリー
ト内に埋設して構造物上に打設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート構造体
に係わり、特にそれ自体で優れた防水性能を有する防水
コンクリート構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、コンクリート造の躯体は
多少なりともひび割れが発生することが不可避であるた
め、それ自体では十分な防水性能が確保できないことが
通常であり、したがって高度の防水性能が要求される場
合にはさらに防水工事を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、防水工事はか
なりのコストと面倒な手間を要する工事であるので、防
水工事を省略ないし軽減できれば施工性を大きく改善す
ることができ、それを実現し得る有効適切な工法の開発
が望まれていた。
【0004】なお、鉄筋コンクリート造の躯体において
は、鉄筋を構造上必要とされる以上に密に配筋すればひ
び割れ発生を抑制することはできるが、それ自体で防水
性能を確保できる程度にひび割れの発生を防止するため
には所要鉄筋量が著しく増大してしまい、通常の施工で
は現実的ではない。
【0005】上記事情に鑑み、本発明はシート防水等の
防水工事を省略可能であり、また鉄筋がある場合でも鉄
筋量を増大させることもなく、コンクリート構造体それ
自体で防水性能を確保することが可能となる防水コンク
リート構造体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、構造
物の壁体や床版、屋根版等の略平版状の躯体を構成する
コンクリート内に、高強度繊維を樹脂により固着して格
子状に一体成形してなる補強部材を埋設したことを特徴
とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、鉄筋コンクリート造の躯体内に配筋される鉄筋の少
なくとも片面側に、その鉄筋に添わせて補強部材を配設
したことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、鉄筋コンクリート造の躯体における鉄筋の機能を補
強部材に持たせて、その補強部材を鉄筋に代えて躯体内
に埋設したことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、高強度繊維を樹脂によ
り固着して格子状に一体成形してなる補強部材をコンク
リート内に埋設して既設構造物上にコンクリート打設し
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明において使用する補
強部材の一例を示すものである。この補強部材1は、高
強度補強繊維を樹脂により固着して格子状に一体成形し
てなるもので、通常の鉄筋を格子状に組んだメッシュ筋
や溶接金網に比べて遙かに軽量でありながら同等以上の
引張強度を有し、しかも全く腐食することがなく優れた
耐久性を有するものである。
【0011】この補強部材1の素材である高強度補強繊
維としては、たとえばカーボン繊維、ガラス繊維、アラ
ミド繊維、ポリアリレート繊維、ビニロン繊維、ポリエ
チレン繊維、ポリプロピレン繊維、チラノ繊維、がある
が、その中でもカーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊
維が好適に採用可能であり、それらを任意に組み合わせ
て使用しても良い。樹脂としては、たとえば、ビニルエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂があり、その中でもビニルエステル樹
脂が好適に採用可能である。
【0012】この補強部材1は、樹脂を含浸させた連続
長繊維を多層に積層することで縦材1aと横材1bとを
形成していき、(b)に示すように交差部においては縦
材1aと横材1bとを交互に積層することで、全ての縦
材1aと横材1bとを同一平面内において完全一体化さ
せた状態に形成できるものであり、十分な交点強度を持
つものである。
【0013】図2は、本発明の防水コンクリート構造体
を地下道等の地中構造物の壁体10に適用した場合の実
施形態を示すものである。この壁体10は鉄筋11をコ
ンクリート12中に埋設した鉄筋コンクリート造のもの
であるが、鉄筋11に添わせてその内面(地下水を有す
る地盤等に接する面すなわち水に接する面を外面とし、
その反対側を内面とする)側に上記の補強部材1を配設
して鉄筋11に対して結束し、そのままコンクリート1
2を打設することで、表層部(鉄筋11とコンクリート
12の表面との間のかぶりに相当する部分)に補強部材
1が埋設された状態で形成されたものとなっている。
【0014】本実施形態における補強部材1としては、
たとえばカーボン繊維をビニルエステル樹脂にて固着し
たものが好適であり、その寸法はたとえば縦材1aおよ
び横材1bの個々の断面積は約6.6mm2(幅φ約5m
m×厚さt約1.32mm)、格子間隔Csは50mm
×50mmとされ、その補強部材1が壁体10の表面か
らたとえば100mmの位置(つまり補強部材1のかぶ
りC=100mm)に埋設されている。
【0015】本実施形態では、上記のような補強部材1
を壁体10の表層部に埋設したことにより、その補強部
材1によってひび割れの発生が有効に防止され、したが
って防水性能が自ずと十分に高められたものとなってい
て、従来においては必要とされていた防水工事を省略す
ることが可能となっている。
【0016】具体的な数値例を挙げて説明すると、上記
の壁体10に生じるひび割れの幅は、コンクリート標準
示方書に規定されている算定式に準じて、次式により算
定することができる。 W=K{4C+0.7(Cs−φ)}*σ/E W:発生ひび割れ幅(mm) K:係数 C:補強部材からのかぶり(mm) Cs:補強部材の格子間隔(mm) φ:補強部材の縦材および横材の幅(mm) σ:補強部材の増加応力度(N/mm2) E:補強部材のヤング係数(N/mm2
【0017】上記で例示した補強部材1を用いる場合、
上式における各値は K=1.24 Cs=50mm φ=5mm σ=140N/mm2(本実施形態において算出された
応力度である) E=1.0*105N/mm2 であり、それらの値を代入して演算すれば、壁体10の
表面ではC=100mmであるから、そこでのひび割れ
幅Wは W=1.24{4*100+0.7(50−5)}*140/1.0*105 =0.749mm となる。また、補強部材1の位置ではC=0であるから
そこでのひび割れ幅Wは W=1.24{4*0+0.7(50−5)}*140/1.0*105 =0.055mm となる。
【0018】つまり、本実施形態の壁体10は、表面で
は0.8mm程度のひび割れが生じることが想定される
ものの、内部の補強部材1の位置ではひび割れ幅は0.
1mm以下でしかない。一般の鉄筋コンクリートではひ
び割れ幅が0.2mm以下であれば防水性能は十分であ
るといわれており、したがって本実施形態では少なくと
も補強部材1の位置においては十分な防水性能を確保で
きるものであって実質的に貫通ひび割れが生じることが
なく、それ故に防水工事を省略することが可能である
し、鉄筋11を過度に密に配筋する必要も勿論ない。
【0019】なお、以上の説明で明らかであろうが、本
発明ではひび割れ幅が0.2mm以下、好ましくは0.1
mm以下となるように補強部材1の形状、寸法、強度を
決定すればその補強部材1の位置でひび割れをほぼ完全
に防止できるものであり、壁体10内における補強部材
1の配設位置は特に限定されるものではない。つまり、
上式におけるかぶりCの値は任意に変更して良い。そし
て、本発明で用いる補強部材1は腐食の恐れがないこと
から鉄筋のように十分なかぶりを確保する必要はなく、
したがって表層部のごく浅い位置すなわちコンクリート
表面近くに埋設することも可能であり、その場合は特に
表層部におけるひび割れを十分に防止できることにな
る。コンクリートの表層近くに好適に施工できる例とし
て、壁においては例えば片方の型枠を先行して組み立て
るような場合には、この型枠に適宜のスペーサーを介し
たり、位置保持具としてセパレータを利用したりしてこ
の先行組立型枠に保持させれば、好適にコンクリート表
面近くに補強材を埋設することができる。ただし、上記
実施形態のように補強部材1を鉄筋11の内面側に添わ
せて配置すれば鉄筋11の近傍でのひび割れを有効に防
止できるばかりでなく、補強部材1を鉄筋11に対して
結束することができるのでその配設作業を最も効率的に
行うことができるので、そのようにすることが現実的で
あるといえる。
【0020】また、内面側でのひび割れ防止効果は若干
低下するものの、図3に示すように補強部材1を鉄筋1
1の外面側に設けることも考えられる。その場合には、
万一生じたひび割れにより外部から地下水が壁体10内
に浸入したとしても、鉄筋11の外側の補強部材1の位
置で食い止められ、したがって地下水が鉄筋11の位置
にまで達することが防止されて鉄筋11の腐食を防止で
きる利点がある。同様の理由から、本発明を地下構造物
の頂版あるいは屋根版に適用する場合には、鉄筋11の
上面側要するに地下水や雨水等の水に接する面側に補強
部材1を配置することが好ましい。
【0021】なお、必要であれば、たとえば壁体10に
配設される鉄筋の内面側と外面側の双方に補強部材1を
それぞれ埋設する等、複数の補強部材1を配設すること
も考えられる。また、補強部材1は必ずしも壁体10全
体に設けることはなく、ひび割れが予想される箇所、あ
るいはひび割れを確実に防止する必要のある箇所にのみ
補強部材1を設けることでも勿論良い。
【0022】図4は、本発明を歩道橋の床版20に適用
した場合の実施形態を示す。先の実施形態は鉄筋コンク
リート造の壁体10に対して補強部材1を付加した構造
であるが、本実施形態では上記実施形態におけるものと
同様の補強部材23に鉄筋の機能を持たせることとし
て、防水工事のみならず鉄筋をも省略するようにしたも
のである。
【0023】図4において符号21は底型枠を兼ねる鋼
床版、22は鋼床版21上に打設されたコンクリート、
23はコンクリート22中に埋設された補強部材(先の
実施形態における補強部材1と同様のもの)、24は敷
きモルタル、25はタイルであり、本実施形態では上記
実施形態と同様に補強部材23にコンクリート22に対
するひび割れ防止機能を持たせるばかりでなく、その補
強部材23に構造部材としての鉄筋(床筋)の機能を併
せ持たせるべく、補強部材23の強度、各部の寸法、形
状が決定されている。
【0024】通常のこの種の床版は図5に示すようにコ
ンクリート22内に鉄筋(溶接金網を含む)26を配筋
し、かつそれ自体では防水性能を十分に確保できないこ
とから鋼床版21上に防水シート27を設ける必要があ
ったが、本実施形態では補強部材23を設けることでコ
ンクリート22のひび割れを有効に防止できることから
防水シート27を省略でき、しかも、その補強部材23
自体が鉄筋として機能するので従来の鉄筋26を省略で
きて鉄筋工事の省略ないし軽減も実現でき、その結果、
施工性を大きく改善でき、施工コストを大きく軽減する
ことができるものである。また、従来においては鉄筋2
6のかぶりを確保するためにコンクリート22中への配
管類の埋設に対して大きな制約があるが、本実施形態で
は補強部材23の厚さが鉄筋26に比べて十分に薄いも
のとできるし、補強部材23に対するかぶりの確保もさ
して必要としないので、コンクリート22中への配管類
の埋設スペースも拡大することが可能となり、従来より
太径の配管を多数埋設することが可能となる。なお、鋼
床版21上においてコンクリート22を打ち継ぐ場合に
おいて、必要であれば打継部に対してのみ防水工事を行
えば良い。
【0025】本発明の更に別の実施形態として、コンク
リート造等の既設構造物の躯体の頂版に躯体とは別途に
施工される保護コンクリート(モルタルを含む)中に前
記実施形態の補強部材を埋設して防水コンクリート構造
物とすることである。これは例えば、地上の構造物の屋
根等で水に接する面にシート防水が敷設された上に保護
コンクリートが施工されているような場合の防水工の改
修において、シート防水をせずに防水と保護を兼ねて施
工することである。この場合の補強部材の埋設深さは特
に限定されない。さらに、この構造は地中構造物あるい
は水槽等の場合で、水に接する面に構造物躯体とは別途
に施工される保護コンクリートを兼ねた防水コンクリー
ト構造物にも適用できるし、改修に限らず新設でも良
い。この構造によれば、シート防水に比べて工程の省略
による工期短縮になる。
【0026】なお、本発明を壁体10に適用した先の実
施形態においても、補強部材1に鉄筋の機能を持たせる
ことで、換言すれば鉄筋11の機能を併せ持つような補
強部材1を採用することで、本来の鉄筋11を省略する
ことも可能であることはいうまでもない。それから、本
実施形態において、壁や床版等での補強材として格子間
隔50mmのものを使用したが、特にこの格子間隔に限
定される訳ではない。しかし、ひび割れを拘束する点を
考慮すれば格子間隔は小さい方が良い。一体成型品の補
強材として、25mmから50mm程度の格子間隔のも
のの採用が好ましいが、取り扱いの容易性で格子間隔5
0mmが更に好ましい。その他、今までの実施形態でコ
ンクリートがモルタルを含むものであることはもちろん
である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明の防水コンクリート構造
体は、高強度繊維を樹脂により固着して格子状に一体成
形してなる補強部材をコンクリート内に埋設したので、
その補強部材によりコンクリートのひび割れを有効に防
止してそれ自体で優れた防水性能を有するものであり、
したがって従来においては必要であった防水工事を省略
することができ、構造物の施工に際してコスト削減と施
工性改善に大きく寄与することができる。
【0028】請求項2の発明は、鉄筋の少なくとも片面
側に補強部材を添わせて配設したので、鉄筋の近傍にお
けるひび割れを有効を防止できるばかりでなく、補強部
材を鉄筋に結束することでその設置を容易に行うことが
でき施工性に優れる。
【0029】請求項3の発明は、鉄筋コンクリート造の
躯体における鉄筋の機能を補強部材に持たせることでそ
の補強部材を鉄筋に代えて躯体内に埋設したので、防水
工事を省略できるのみならず鉄筋工事も省略ないし軽減
することができる。
【0030】請求項4の発明は、高強度繊維を樹脂によ
り固着して格子状に一体成形してなる補強部材をコンク
リート内に埋設して既設構造物上にコンクリート打設し
たので、構造物に対する防水と保護を兼ねるものとして
施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防水コンクリート構造体に適用する
補強部材の一例を示す図である。
【図2】 本発明の防水コンクリート構造体を地中構造
物の壁体に適用した場合の実施形態を示す断面図であ
る。
【図3】 同、他の実施形態を示す断面図である。
【図4】 本発明の防水コンクリート構造体を歩道橋の
床版に適用した場合の実施形態を示す断面図である。
【図5】 従来の歩道橋の床版の構造の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 補強部材 1a 縦材 1b 横材 10 壁体(防水コンクリート構造体) 11 鉄筋 12 コンクリート 20 床版(防水コンクリート構造体) 22 コンクリート 23 補強部材
フロントページの続き (72)発明者 林 耕四郎 神奈川県相模原市宮下1−2−27 旭硝子 マテックス株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DA01 DH35 EA01 GA77 HA04 HA33 JA22 JA29 JD02 JD04 JD05 2E164 AA05 BA06 CB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物の壁体や床版、屋根版等の略平版
    状の躯体を構成するコンクリート内に、高強度繊維を樹
    脂により固着して格子状に一体成形してなる補強部材を
    埋設したことを特徴とする防水コンクリート構造体。
  2. 【請求項2】 鉄筋コンクリート造の躯体内に配筋され
    る鉄筋の少なくとも片面側に、その鉄筋に添わせて補強
    部材を配設したことを特徴とする請求項1記載の防水コ
    ンクリート構造体。
  3. 【請求項3】 鉄筋コンクリート造の躯体における鉄筋
    の機能を補強部材に持たせて、その補強部材を鉄筋に代
    えて躯体内に埋設したことを特徴とする請求項1記載の
    防水コンクリート構造体。
  4. 【請求項4】 高強度繊維を樹脂により固着して格子状
    に一体成形してなる補強部材をコンクリート内に埋設し
    て既設構造物上にコンクリート打設したことを特徴とす
    る防水コンクリート構造体。
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