JP2003105849A - 減勢工 - Google Patents
減勢工Info
- Publication number
- JP2003105849A JP2003105849A JP2001372824A JP2001372824A JP2003105849A JP 2003105849 A JP2003105849 A JP 2003105849A JP 2001372824 A JP2001372824 A JP 2001372824A JP 2001372824 A JP2001372824 A JP 2001372824A JP 2003105849 A JP2003105849 A JP 2003105849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflow
- energy
- weir
- pipe
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
減勢工を提供する。 【解決手段】流入口3から下方に傾斜する傾斜流入路5
を形成するとともに、傾斜流入路5の先端の流入開口部
6と流出部4との間に堰8を設け、流入開口部6から流
出する水流を、堰8にて強制的にせり上がらせることに
より、減勢工1の高さ方向において水流の運動エネルギ
を減勢するように構成することで、減勢工1の流入口3
から堰8までの距離を短くする。また、傾斜流入路5の
上方部分を、取り外し可能な流入ブロック21で構成す
る。
Description
た下水管(傾斜配管)などの管渠から放流される高速水
流を減勢するのに用いられる減勢工に関する。
される汚水は高速であるため、そのまま放流すると、公
共管やポンプ塔などの施設を損傷するおそれがある。こ
のため高速水流のエネルギを減勢する設備を設ける必要
がある。
は減勢工が知られている。減勢工としては、例えば図1
6に示すように、減勢槽(減勢池)201の下流部に堰
202を設け、傾斜下水管などの管渠203から流出す
る水流の運動エネルギを跳水現象により減勢させる跳水
型減勢工がある。なお、このような跳水式減勢工では、
堰202の上流側の跳水渦領域に、バッフルピアやシル
など、水流を衝突分散させる補助構造物を設けて減勢効
果を高めるという方法も採られている。
す構造の減勢工において、十分な減勢効果を得るには、
跳水長L(跳水を起こさせるために必要な長さ)を大き
くとる必要があるため、減勢工全体の規模が大きくなっ
てしまうという問題がある。
渠203から流出する水流が減勢槽201内に噴射状に
開放されるので、管渠203から減勢槽201内に連行
される空気量が多い。特に、管渠203に流入する汚水
等が多量で、管内の水流が射流(ジェット流)状態とな
る場合、減勢槽201内への空気連行量が非常に多くな
るため、減勢槽201に通気孔などの排気設備が必要と
なる。しかも、下水管等からの連行空気は臭いため、外
部への排気を行うと減勢工の周辺に悪臭が漂うという問
題もある。
されたもので、規模が小さくて空気連行量が少ない構造
の減勢工の提供を目的とする。
地に配管された下水管などの管渠から放流される高速水
流を減勢するのに用いられる減勢工であって、流入口か
ら下方に傾斜する傾斜流入路及びその傾斜流入路の先端
の流入開口部から流出部に通じる流路が形成された本体
と、流入開口部と流出部との間の流路上に配置された堰
を備えていることによって特徴づけられる。
汚水等は、流入口を通じて傾斜流入路に流入し、その傾
斜流入路の流入開口部から流出した水流は、流入開口部
と流出部との間に設けられた堰によって上昇渦流とな
り、堰に沿って上方にせり上がってゆき、堰を越流して
流出管に流入する。
ら流入した水流を、堰によって強制的にせり上がらせる
ことにより、減勢工の高さ方向において水流の運動エネ
ルギを発散(減勢)させているので、流入口と堰との間
の距離が短くても、十分な減勢効果を得ることができ
る。
口から下方に傾斜する傾斜流入路を減勢工側に設けてい
るので、次のような作用効果を達成できる。
い場合、流入口に接続する流入管の勾配が緩いときに、
堰による跳水部(滞留部)が流入管の上流方向に上がっ
てしまい、汚水内の汚物やトイレットペーパーなどが、
流入管の管頂部に付着・堆積した場合には、その清掃が
困難となる。これに対し、本発明のように、減勢工側に
傾斜流入路(滞留部)を設けておくと、流入管の勾配が
緩い場合であっても、跳水部が流入管の高い部位まで上
昇することがなく、管頂部への汚物等の付着の問題を解
消できる。
くと、減勢工を設置するマンホールの外部に配管を取り
付ける必要がなくなるので、部材を削減できてコストの
低減化をはかることができる。また、工場出荷の場合に
は全体形状をコンパクトにすることができる。
角)は、30度〜70度の範囲が好ましく、より好まし
くは45度〜60度の範囲がよい。
入開口部を、堰の上端よりも低い位置に配置することが
好ましい。このようにすると、減勢工への流入水が堰を
越流している状態では、管渠(流入管)からの噴流水は
傾斜流入路内に溜まっている滞留水の水中に流入するこ
とになる。これにより、射流により多量の空気が管渠か
ら連行されても、その連行空気は傾斜流入路内の滞留水
の存在によって減勢工内への浸入が阻止され、その殆ど
が管渠に戻される。なお、連行空気の一部は減勢工内の
溜水中に浸入し水面から破泡するが、その量はごく僅か
であるので、特に排気設備などを設ける必要はない。
ると、堰を越流する汚水の越流後の流速が位置エネルギ
によって速くなってしまい、減勢効果が薄れてしまうと
いう問題が発生するが、傾斜流入路の流入開口部の開口
高さを堰の高さ以下とし、さらに流入開口部を堰の上端
よりも低い位置に配置することにより、減勢効果を確保
しながら堰の高さを低くすることが可能になる。
をよくするために、傾斜流入路の上方部分を、本体から
取り外し可能な流入ブロックとしておいてもよい。
縁部を載置するための段部を設け、その段部の載置面と
流入ブロックの縁部との間にパッキンを設けておくこと
が好ましい。このようにパッキンを設けておけば、傾斜
流入路にて浸入が阻止された連行空気が、流入ブロック
の上方に逃げることを阻止することができる。これによ
り、減勢工の周辺に悪臭が洩れることを防ぐことがで
き、また、減勢工を設置したマンホール等の内圧が連行
空気によって上昇して鉄蓋が飛散するというような危険
も回避することができる。
入開口部の開口高さ寸法を、流入口に接続される流入管
の管径(内径)よりも小さい寸法とし、さらに、流入開
口部の流路断面積を流入管の断面積以上に保つようにし
ておけば、流入口から傾斜流入路に流入した水流が横方
向に分散するので、減勢効果を更に高めることができ
る。
管の管径(内径)の1/2以下にすることが好ましい。
また、流入口(流入管)が円形である場合、流入開口部
を横方向に細長の長方形とすることが好ましい。
流入した水の流れを、横方向と上方向に向ける面(傾斜
面)を有する分散ブロックを設けておくことが好まし
い。このような分散ブロックを設けておくと、堰に向か
う水の勢いを横方向と上方向に分散して減勢することが
できるので、減勢効果をより一層高めることができる。
開口高さ寸法以下、好ましくは流入開口部の開口高さ寸
法の1/2以下とする。また、分散ブロックの傾斜面の
角度水平面に対する傾斜角)は、30度〜70度の範囲
が好ましく、より好ましくは45度〜60度の範囲がよ
い。
分の形状を、堰の幅方向の中央部が他の部分よりも低い
形状としておくことが好ましい。このようにすると、汚
水や汚物が堰の中央部に集まりやすくなるので、堰の端
の部分に汚物が付着したり、汚水が溜まることを防止す
ることができる。
接続される流出管の管端面に対する距離が流出管の管径
(内径)の1/2以上となる位置に配置しておくことが
好ましい。このように、堰と流出管との間に距離をあけ
ておくと、堰の下流側において空気が流れやすくなり、
汚水で流出管が塞がれることを防ぐことができる。
堰の上流側流路の幅寸法よりも小さくしておくことが好
ましい。
基づいて説明する。
断面図(A)及び平面図(B)である。図2及び図3は
それぞれ図1のC矢視図及びD矢視図である。図4及び
図5はそれぞれ図1のE−E断面図及びF−F断面図で
ある。図6は図1の実施形態の全体構造を模式的に示す
斜視図である。
下水管(傾斜配管)の下流側に敷設のマンホールに減勢
機能を持たせるための装置であって、減勢工本体2とそ
の内部に配置された堰8及び分散ブロック9を備えてい
る。
面)にPEシート2aが貼着されている。減勢工本体2
は、断面楕円形のマンホール10(図8参照)に合わせ
た形状に加工されている。なお、減勢工本体2の形状は
楕円形のほか、円形や矩形であってもよい。
と、流入口3から下方に傾斜する傾斜流入路5と、傾斜
流入路5の先端の流入開口部6から流出部4に通じる流
路7が形成されている。
工されており、その開口高さ寸法H(図4)は、流入口
3に接続される流入管11の管径(内径)の1/2とな
っている。ただし、流入開口部6の流路断面積は、流入
管11の断面積と同じか、もしくはそれ以上に保たれて
いる。
路5は、流入口3から流入開口部6に向かう従って、流
路高さが狭くかつ流路幅が広くるなような形状に形成さ
れている。従って、流入口3から流入した汚水は、横方
向(左右方向)に分散されながら流入開口部6に達す
る。
からの取り外しが可能な流入ブロック21で構成されて
おり、図6に示すように、流入ブロック21を上方へと
引き上げて、減勢工本体2から取り外すことにより、傾
斜流入路5内の清掃等のメンテナンスを行うことができ
る。
されている。分散ブロック9は、図7に示すように、傾
斜流入路5に流入した汚水の流れを横方向(左右方向)
に向ける傾斜面9a,9aと、汚水の流れを上方向に向
ける傾斜面9bが形成されている。分散ブロック9の高
さは、流入開口部6の開口高さの1/2以下である(こ
の例では、流入開口部6の開口高さの30%程度として
いる)。分散ブロック9の傾斜面9a,9aは、汚水の
流れ方向に対して45度、水平面に対して45度傾斜し
ている。傾斜面9bは水平面に対して45度傾斜してい
る。
の幅方向の中央位置である。また、分散ブロック9の先
端(流入口3側の先端)は、傾斜流入路5の傾斜底面5
aの終端に位置している。
出部4との間の流路7上に設けられている。堰8は、図
8に示すように、流出部4に接続される流出管12の管
端面に対する距離Mが、流出管12の管径(内径)と等
しい距離となる位置に配置されている。
る。この傾斜面8aは、流入口3から傾斜流入路5内に
流入し、流入開口部6から流出した水流の向きを上方
(鉛直方向)に効率良く誘導することを目的として形成
される。
り、この貫通穴8bを介して堰8の上流側流路(汚水滞
留部)71と下流側流路(インバート)72とが連通し
ている。貫通穴8bの大きさは、汚水等に含まれる汚物
などが通過できる程度の大きさ、例えばφ50mm〜φ
100mm程度とする。なお、貫通穴の形状は、円形の
ほか楕円や四角形等であってもよい。
る上流側流路71の幅寸法よりも小さい(この例では、
堰8の幅:上流側流路71の幅=1:2としている)。
また上流側流路(汚水貯留部)71の幅寸法は、流入管
11の管径(内径)よりも大きい(この例では、上流側
流路71の幅寸法を流入管11の管径の2倍としてい
る)。
aは、上流側流路71の幅寸法が堰8に向かうに従って
徐々に小さくなるような傾斜面となっており、上流側流
路71から堰8に向かう汚水がスムーズに流れるように
なっている。
部が最も低くなるようなV字形状に加工されている。な
お、堰8の上面の形状は、堰の幅方向の中央部が他の部
分よりも低い形状であれば特に限定されず、例えばU字
形状であってもよい。
ンホール10内の底部に設置され、減勢工本体2の流入
口3に流入管(下水上流管)11が接続され、流出部4
に流出管(下水下流管)12が接続される。流出管12
の管底は下流側流路72(インバート)の底面と略一致
する高さに配置される。
斜流入路5に流入した水流は、傾斜流入路5先端の流入
開口部6と流出部4との間に設置された堰8によって上
昇渦流となり、堰8に沿って上方にせり上がってゆき、
堰8を越流して流出部4から流出管12に流出する。
勢工本体2内に流入した水流を、堰8によって強制的に
せり上がらせることにより、減勢工本体2の高さ方向に
おいて水流の運動エネルギを発散(減勢)させているの
で、減勢工本体2の流入口3と堰8との間の距離が短く
ても、十分な減勢効果を得ることができる。
量が少量(堰8を越えない水量)である場合、減勢工本
体2内に流入した排水は、堰8の貫通穴8bを通過して
流出部4から流出するので、減勢工本体2内に排水が滞
留することはない。
ック9を設けているので、堰8に向かう汚水の勢いを横
方向と上方向に分散することができる。しかも、上方向
に分散した流れは傾斜流入路5内の上部(流入ブロック
21)にて勢いが更に減勢されるので、減勢効果をより
一層高めることができる。また、分散ブロック9を設け
ておくことにより、傾斜流入路5に流入した汚水が、堰
8の貫通穴8bに直接向かうことがなくなるので、勢い
のある汚水が堰8の貫通穴8bを通過して流出部4に達
することがなくなる。
勢工本体2の表面(流水表面)に、耐摩耗性に優れたP
Eシート2aを貼着しているので、耐久性にも優れた減
勢工を提供することができる。
9として、フラットな傾斜面9a,9bが形成されたも
のを用いているが、これに替えて、例えば図9(A)及
び(B)に示すように、前方及び上方に凸の湾曲面19
aが形成された分散ブロック19、あるいは、図10
(A)及び(B)に示すように、凹面29aを組み合わ
せた構造の分散ブロック29を用いてもよい。
形成しているが、これに替えて、堰の上端から減勢工本
体2の上流側流路71(下流側流路72)の底部まで切
れ込むスリットを設けておいてもよい。
15を参照しながら説明する。
の全体構造を示す斜視図である。図13は本発明の他の
実施形態を流入ブロックを取り外した状態で示す平面図
である。図14は本発明の他の実施形態の要部縦断面図
である。
実施形態と同様な構造で、減勢工本体102と、その内
部に配置された流入ブロック120及び堰108を備え
ている。なお、分散ブロックの図示は省略している。
流出部104と、流入ブロック120の傾斜面121に
よって形成される傾斜流入路105と、傾斜流入路10
5の先端の流入開口部106から流出部104に通じる
流路107とが形成されている。
状態で傾斜面121が流入口103に対し、下方に向け
て傾斜した姿勢で対向するようになっており、流入口1
03に流入した汚水の流れを下方と横方向(左右方向)
に向けて分散する。
に示すように、減勢工本体102への取り付け/取り外
しが可能である。従って、流入ブロック120を上方へ
と引き上げて、減勢工本体102から取り外すことによ
り、傾斜流入路105の清掃等のメンテナンスを行うこ
とができる。
固定プレート122が設けられており、この固定プレー
ト122を減勢工本体102の上面縁部にボルト止めす
ることにより、減勢工本体102に対して流入ブロック
120の全体を固定することができる。また、固定プレ
ート122には把手123が設けられている。
13に示すように、減勢工本体102の内部に、流入ブ
ロック120の縁部を載置するための段部111が設け
られており、その段部111の載置面112と流入ブロ
ック120の縁部との間にゴム製のパッキン109が挟
み込まれているところに特徴がある。
ク120との間にパッキン109を設けておけば、傾斜
流入路105にて浸入が阻止された連行空気が、流入ブ
ロック120の上方に逃げることを阻止することがで
き、減勢工1の周辺に悪臭が洩れることを防ぐことがで
きる。なお、パッキン109は、減勢工本体102側に
取り付けておいてもよいし、流入ブロック120側に取
り付けておいてもよい。
うな断面Z字形のものが好ましいが、他の形状のパッキ
ンであってもよい。例えば図15(B)及び(C)に示
すような断面U字形のパッキン191や、断面Y字形の
パッキン192を用いてもよい。
ホールに限られることなく、高速水流を放流する各種配
管・管渠に設置のマンホール、あるいは高速水流を放流
する他の施設にも適用可能である。
よれば、流入口から下方に傾斜する傾斜流入路を形成す
るとともに、傾斜流入路の先端の流入開口部と流出部と
の間に堰を設け、流入開口部から流出する水流を、堰に
て強制的にせり上がらせることにより、減勢工の高さ方
向において水流の運動エネルギを減勢するように構成し
ているので、流入口から堰までの距離を短くすることが
でき、減勢工全体の規模を小さくすることができる。
入開口部を堰の上端よりも低い位置に配置し、減勢工へ
の流入水が堰を越流している状態のときに、下水管等の
流入管からの噴流水が、傾斜流入路内に溜まっている滞
留水の水中に流入するように構成すれば、管渠を流れる
射流により多量の空気が管渠から連行されても、その連
行空気が減勢工内に入り込む量は少なくて済み、排気設
備・悪臭等の問題を解消することができる。
面図(B)である。
視図である。
抽出して示す側面図(A)及び平面図(B)である。
る。
平面図(B)である。
び平面図(B)である。
図である。
斜視図である。
外した状態で示す平面図である。
面図である。
状例を示す図である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 傾斜地に配管された下水管などの管渠か
ら放流される高速水流を減勢するのに用いられる減勢工
であって、 流入口から下方に傾斜する傾斜流入路及びその傾斜流入
路の先端の流入開口部から流出部に通じる流路が形成さ
れた本体と、流入開口部と流出部との間の流路上に配置
された堰を備えていることを特徴とする減勢工。 - 【請求項2】 傾斜流入路の流入開口部が、堰の上端よ
りも低い位置に設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の減勢工。 - 【請求項3】 傾斜流入路の上方部分が、取り外し可能
な流入ブロックで構成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の減勢工。 - 【請求項4】 前記減勢工本体には、流入ブロックの縁
部を載置するための段部が設けられており、その段部の
載置面と流入ブロックの縁部との間にパッキンが挟み込
まれていることを特徴とする請求項3記載の減勢工。 - 【請求項5】 傾斜流入路の流入開口部の開口高さ寸法
が、流入口に接続される流入管の管径よりも小さいこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の減勢工。 - 【請求項6】 傾斜流入路内に流入した水の流れを、横
方向と上方向に向ける面を有する分散ブロックが設けら
れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の減勢工。 - 【請求項7】 堰上部の越流部分の形状が、堰の幅方向
の中央部が他の部分よりも低い形状となっていることを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の減勢工。 - 【請求項8】 堰は、流出部に接続される流出管の管端
面に対する距離が流出管の管径の1/2以上となる位置
に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいず
れかに記載の減勢工。 - 【請求項9】 堰の幅寸法が、堰の上流側流路の幅寸法
よりも小さいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか
に記載の減勢工。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372824A JP3676291B2 (ja) | 2001-07-23 | 2001-12-06 | 減勢工 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-221407 | 2001-07-23 | ||
JP2001221407 | 2001-07-23 | ||
JP2001372824A JP3676291B2 (ja) | 2001-07-23 | 2001-12-06 | 減勢工 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003105849A true JP2003105849A (ja) | 2003-04-09 |
JP3676291B2 JP3676291B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=26619098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001372824A Expired - Fee Related JP3676291B2 (ja) | 2001-07-23 | 2001-12-06 | 減勢工 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3676291B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100381642C (zh) * | 2006-06-20 | 2008-04-16 | 四川大学 | 洞塞消能工 |
KR100854423B1 (ko) * | 2007-12-11 | 2008-09-05 | 승한케미칼(주) | 악취 차단장치 |
KR101519783B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-05-13 | 주식회사 포스코건설 | 거품 분리를 위한 우회유동을 갖는 거품저감 배수로 구조물 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106436633A (zh) * | 2016-10-15 | 2017-02-22 | 王丽 | 一种水利预埋管道的防堵装置 |
-
2001
- 2001-12-06 JP JP2001372824A patent/JP3676291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100381642C (zh) * | 2006-06-20 | 2008-04-16 | 四川大学 | 洞塞消能工 |
KR100854423B1 (ko) * | 2007-12-11 | 2008-09-05 | 승한케미칼(주) | 악취 차단장치 |
KR101519783B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-05-13 | 주식회사 포스코건설 | 거품 분리를 위한 우회유동을 갖는 거품저감 배수로 구조물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3676291B2 (ja) | 2005-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4395190B2 (ja) | 分離装置及び分離方法 | |
JP2022066578A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2014005594A (ja) | 水洗式大便器 | |
CN107090887B (zh) | 冲水大便器 | |
JP2003105849A (ja) | 減勢工 | |
JP5703824B2 (ja) | 排水トラップ | |
KR101571606B1 (ko) | 거품 저감을 위한 수중위어를 갖는 방류구조물 | |
JP3854126B2 (ja) | 減勢工 | |
JP3648157B2 (ja) | 減勢工 | |
JP3854127B2 (ja) | 減勢工 | |
JP3648156B2 (ja) | 減勢工 | |
JP2004116235A (ja) | 減勢工 | |
JP4104492B2 (ja) | 減勢工 | |
JP2002030637A (ja) | 減勢装置 | |
JP2004100285A (ja) | 減勢工 | |
JP5110412B1 (ja) | 水洗大便器 | |
CN220149369U (zh) | 一种新型dn池进水端配水井出水堰口 | |
JP6619842B2 (ja) | ごみ分離システム | |
JP2004100284A (ja) | 減勢工 | |
JP3296449B2 (ja) | サイホン式水洗便器 | |
KR102118902B1 (ko) | 교량 배수 장치 | |
CN216195219U (zh) | 限流防溅管及安装该管的坐便器 | |
JP2001032356A (ja) | 管渠連結部の減勢装置 | |
JP2002348946A (ja) | 減勢工ユニット | |
CN213477094U (zh) | 一种消能井 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3676291 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |