JP2003105270A - 硬化性官能基を有する含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造方法 - Google Patents
硬化性官能基を有する含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造方法Info
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Abstract
易かつ低コストで製造でき、製造時にゲル化を起こすこ
とのないような、噴霧乾燥法による硬化性官能基を有す
る含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造方法を提供する。 【解決手段】 硬化性官能基を含有する含フッ素共重合
体(A)の溶液又は分散液中に、硬化剤(B)、ゲル化
防止剤(C)及びその他の粉体塗料用添加剤(D)を加
えて混合し樹脂組成物溶液又は分散液を得、この溶液又
は分散液を噴霧乾燥することにより、一工程で含フッ素
樹脂粉体塗料組成物を得る。
Description
る、含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造方法に関し、よ
り詳しくは、含フッ素樹脂粉体塗料原料を溶融混合して
製造する場合に比べて、均一に混合しやすく、また、比
較的高温で噴霧乾燥をする場合であっても樹脂のゲル化
が起こりにくく、かつ、塗膜の欠陥が少ない硬化性官能
基を有する含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造方法に関
する。
可塑性のディスパーション型フッ素樹脂塗料や、フルオ
ロオレフィンとビニルエーテルまたはビニルエステルと
の共重合体を主成分とする溶剤可溶型熱硬化性フッ素樹
脂塗料は、塗膜の耐食性や耐久性、汚れの落ちやすさな
どの理由から重防食用、建築用、工業用などの塗料分野
で近年広く使用されるようになってきた(例えば、特公
昭60−21667、特開昭59−102962、特開
昭61−57609等を参照。)。
て有機溶剤(VOC)排出量を削減した低公害型の一般
的な粉体フッ素樹脂塗料が提案されている(例えば、特
開平1−103670、特開平2−60968、特開平
6−345822、特開平7−145332等を参
照。)。
粉砕し、硬化剤、各種添加剤をドライブレンド後、溶融
混合、再度粉砕、分級を経て製造される。このように長
い製造工程をとるため、溶剤型塗料に比べるとどうして
も製造コストが高くなるという問題がある。この問題を
解決するため、原料である主剤樹脂、硬化剤、各種添加
剤を溶液中に溶解あるいは分散した原料溶液を調製して
おき、溶剤を除去することにより直接粉体塗料を得よう
とする試みが行われている。
は、沸点が100℃以下であるような低沸点の溶剤を使
用することにより、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、
エポキシ樹脂等の通常の粉体塗料で用いられる主剤樹脂
とその硬化剤が実質的に硬化反応を起こす温度以下で噴
霧乾燥することにより、硬化反応を起こさずに粉体塗料
を得る方法が提案されている。
によれば、硬化性官能基を有する含フッ素樹脂の場合に
は、アクリル樹脂等と異なり、たとえこのように低沸点
の溶剤を使用しても、問題が残るのである。すなわち、
一つは、重合後の溶液中には、実際には、比較的高沸点
の未反応単量体が残存するため、このような低い温度で
の噴霧乾燥では、粉体塗料としての充分な固形分濃度を
達成できないという問題点がある。また、もう一つは、
上記固形分濃度を上げるために比較的高い温度で噴霧乾
燥を行うと、硬化反応が起きない温度であっても、今度
は熱によって発生したラジカル等に起因するのではない
かと思われるゲル化が起きて、ゲル粒子が生ずることが
あり、ゲルのろ過などの工程が必要となるなどの問題点
が生ずることがある。
基を有する含フッ素樹脂の粉体塗料組成物を噴霧乾燥法
で製造しようとする場合の、前述の問題点を解決しよう
とするものであり、長くて複雑な製造工程を経ることな
く、容易かつ低コストで製造することができ、製造時に
ゲル化を起こすことのないような、噴霧乾燥法による硬
化性官能基を有する含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造
方法を提供しようとするものである。
するためになされたものであり、本発明に従えば、硬化
性官能基を含有する含フッ素共重合体(A)の溶液又は
分散液中に、硬化剤(B)、ゲル化防止剤(C)及びそ
の他の粉体塗料用添加剤(D)を加えて混合し樹脂組成
物溶液又は分散液を得、この溶液又は分散液を噴霧乾燥
することを特徴とする硬化性官能基を有する含フッ素樹
脂粉体塗料組成物の製造方法、が提供される。
態を詳細に説明する。
の製造方法において用いる粉体塗料原料溶液または分散
液のうち、硬化性官能基を含有する含フッ素共重合体
(A)について述べる。
を含有し、下記重合単位で構成される含フッ素共重合体
が好ましく使用される。
からなるものである。 (a)フルオロオレフィン 35〜65モル% (b)硬化性官能基を含有する単量体 1〜30モル% (c)その他共重合可能な単量体 20〜60モル%
ンは1種でもよいし、2種以上を組み合わせて用いても
構わない。フルオロオレフィンがこれよりも少ないと、
耐候性が低下し、またこれよりも多いと、共重合体の組
成が不均一になり、塗膜の物性が低下する。また、
(b)の硬化性官能基を含有する単量体の範囲がこれよ
り少ないと、硬化が充分行われず、これよりも多すぎる
と塗膜の耐候性の低下や塗膜欠陥が増大する。また、
(c)のその他共重合可能な単量体が多すぎると塗膜の
耐候性等の膜質が低下する。なお、(c)の下限値が0
%となっているのは、この共重合可能な単量体が全く含
まれていない場合であってもよいということを示してい
る。
ィンとしては、トリフルオロエチレン、クロロトリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロ
プロピレン、テトラフルオロプロピレン、フッ化ビニリ
デン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフルオロプロ
ピレン、テトラフルオロブチレン、ペンタフルオロブチ
レン等のフッ素原子を含む炭素数2〜4程度のフルオロ
オレフィンが好ましく、中でもトリフルオロエチレン、
クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレ
ン、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレンが好
ましい。なお、フッ素原子とともに塩素原子等の他のハ
ロゲン原子を含んでいてもよい。
量体としては、特に限定するものではないが、例えば、
(i)水酸基、(ii)カルボキシル基又は(iii)
エポキシ基などの基を硬化性官能基として含有する単量
体などが挙げられる。
は、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロ
キシプロピルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビ
ニルエーテル、ヒドロキシシクロヘキシルビニルエーテ
ル、1−ヒドロキシメチル−4−ビニロキシメチルシク
ロヘキサン、クロトン酸2−ヒドロキシエチル、2−ヒ
ドロキシエチルアリルエーテル、アリルアルコール、
(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)ア
クリル酸3−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−ヒド
ロキシブチル等が挙げられる。
単量体の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、イソクロトン酸、10−ウンデシレン(ウンデ
セン)酸、9−オクタデセン酸(オレイン酸)、フマー
ル酸、マレイン酸のごとき不飽和脂肪酸等のカルボキシ
ル基を有する単量体や、式(1)、(2)で表されるカ
ルボン酸基含有単量体などが例示される。
価の炭化水素基、R2、R4は、飽和あるいは不飽和の直
鎖状または環状の二価の炭化水素基、Mは水素原子、炭
化水素基、アルカリ金属または窒素原子を含む化合物で
ある。)
レフィンとの共重合性が良く、好ましい。
は、そのまま共重合することも可能であるが、ビニルエ
ーテルなどのように酸性雰囲気下では共重合しにくい単
量体を共重合させる場合には、重合時にカルボキシル基
をアルカリ塩などの形でブロックしておき、重合後に酸
洗浄を行ってカルボキシル基に戻せば良い。
ハク酸のような多塩基酸無水物を反応せしめてカルボキ
シル基を有する共重合体に変性しても良い。
量体の例としては、グリシジルビニルエーテル、グリシ
ジルアリルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート
などが挙げられる。
他共重合可能な単量体としては、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプロン
酸ビニル、カプリル酸ビニル、ステアリン酸ビニルなど
のビニルエステル類;メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニル
エーテル、シクロヘキシルビニルエーテルなどのビニル
エーテル類;メチルイソプロペニルエーテル、エチルイ
ソプロペニルエーテル、プロピルイソプロペニルエーテ
ル、ブチルイソプロペニルエーテル、シクロヘキシルイ
ソプロペニルエーテルなどのイソプロペニルエーテル
類;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アク
リル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、
(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t
−ブチル、(メタ)アクリル酸n−アミル、(メタ)ア
クリル酸イソアミル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸イソヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル
などの(メタ)アクリル酸エステル類;クロトン酸メチ
ル、イソクロトン酸メチル、クロトン酸エチル、イソク
ロトン酸エチル、クロトン酸n−プロピル、クロトン酸
イソプロピル、クロトン酸イソブチル、クロトン酸t−
ブチル、クロトン酸n−ヘキシル、クロトン酸イソヘキ
シルなどのクロトン酸エステル類;エチルアリルエーテ
ル、プロピルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、
イソブチルアリルエーテルなどのアリルエーテル類;エ
チレン、プロピレン、ブチレン、ヘキセン、シクロヘキ
センなどのオレフィン類などが挙げられる。これらを適
宜使用することにより、硬化剤との相溶性や塗膜の柔軟
性等を向上させることができる。
フッ素共重合体(A)の溶液又は分散液は、上記(a)
〜(c)の単量体を、乳化重合、溶液重合、懸濁重合な
どの適宜な方法で重合し、含フッ素共重合体の水性分散
液や溶液とすることにより得られる。
は、通常のラジカル開始剤、特に水溶性開始剤が好まし
く採用され、具体的には、過硫酸アンモニウムなどの過
硫酸塩、過酸化水素あるいはこれらと亜硫酸水素ナトリ
ウム、チオ硫酸ナトリウムなどの還元剤との組み合わせ
からなるレドックス開始剤等が使用される。
合条件などに応じて適宜変更可能であるが、通常は乳化
重合させるべき単量体100質量部あたり0.005〜
0.5質量部程度が好ましい。また、これらの重合開始
剤は、一括添加しても分割添加してもよい。
整剤を用いてもよい。pH調整剤としては、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、オルトリン酸水素ナトリウム、チ
オ硫酸ナトリウムなどの無機塩基及びトリエチルアミ
ン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミ
ン、ジエチルエタノールアミンなどの有機塩基類などが
例示される。
応じて適宜選定されるが、通常は0〜100℃、特に1
0〜90℃程度が好ましく採用され、また重合温度は、
20〜120℃程度である。反応圧力は、適宜選定可能
であるが、通常は0.1〜10MPa、特に0.2〜5
MPa程度を採用する。
装入する方法、全量を連続して装入する方法、全量を分
割して装入する方法、その一部を仕込んで先ず反応させ
た後、残りを分割してあるいは連続して装入する方法等
種々の方法が採用できる。
体(A)の溶液又は分散液中に加えられる硬化剤(B)
について説明する。
は、ブロックイソシアネート化合物、例えば、イソホロ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、4,4’ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなど
のポリイソシアネート化合物や、これらの二量体、三量
体や、トリメチロールプロパンなどの多価アルコールで
変性したポリイソシアネート化合物などのイソシアネー
ト化合物のイソシアネート基を、ε−カプロラクタム、
フェノール、ベンジルアルコール、メチルエチルケトキ
シムなどのブロック剤でブロックしたブロックイソシア
ネート化合物や、ウレトジオン化合物、β−ヒドロキシ
アルキルアミド基を含有する硬化剤、例えば、エムス昭
和電工社製のPrimid XL-552、またはトリグリシジルイ
ソシアヌレート(TGIC)などが挙げられる。
るが、この他に紫外線等で硬化する硬化剤を用いること
も可能である。
重合体(A)と硬化剤(B)の好ましい割合は、質量比
で40/60〜98/2、好ましくは50/50〜97
/3である。
(C)について説明する。
ッ素共重合体(A)は、一般的には、重合時、乾燥時又
は使用時における光、熱、酸素などの作用によりゲル化
を起こすことがあるとされている。しかして本発明者ら
が見出したところによれば、噴霧乾燥法による粉体塗料
の製造時においては、予想外のことに、通常はかかる硬
化反応が起きない程度の乾燥温度(例えばブロックイソ
シアネート硬化剤の場合には、160℃以下の乾燥温
度)においても、ゲル化が生じることがわかった。
であって、含フッ素共重合体(A)の溶液又は分散液中
に、硬化剤(B)、及びその他の粉体塗料用添加剤
(D)を加えて混合し樹脂組成物溶液又は分散液とし、
この樹脂組成物溶液又は分散液を噴霧乾燥するに際し、
当該樹脂組成物溶液中にゲル化防止剤(C)を添加配合
することを特徴とするものである。
ては、ジフェニロールプロパン、2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフェノール(BHT)、2,6−ジフェ
ニル−4−オクタデシロキシフェノール、n−オクタデ
シル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、ペンタエリスリチル−テト
ラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕、2−t−ブチル−6−
(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジ
ル)−4−メチルフェニルアクリレート、ステアリル
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
−プロピオネート、ジステアリル(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)ホスホネート、チオジ
エチレングリコールビス〔(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−
ヘキサメチレンビス〔(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、トリデシルフ
ェノール、t−ブチルフェノール、ノニルフエノール、
ジノニルフエノール、シクロヘキシルフェノール、フェ
ニルフェノール、オクチルフェノール、フェノール、ク
レゾール、キシレノール、n−ブチルフェノール、イソ
アミルフェノール、エチルフェノール、イソプロピルフ
ェノール、イソオクチルフェノール、2−エチルヘキシ
ルフェノール、t−ノニルフェノール、デシルフェノー
ル、t−オクチルフェノール、イソヘキシルフェノー
ル、オクタデシルフェノール、ジイソブチルフェノー
ル、メチルプロピルフェノール、ジアミルフェノールな
どのフェノール類;
エポキシ化桐油、エポキシ化魚油、エポキシ化ヒマシ
油、エポキシ化サフラワー油、エポキシステアリン酸メ
チル、トリス(エポキシプロピル)イソシアヌレート、
3−(2−キセノキシ)−1,2−エポキシプロパン、
エポキシ化ポリブタジエン、ビスフェノール−Aジグリ
シジルエーテル、ビニルシクロヘキセンジエポキサイ
ド、ジシクロペンタジエンジエポキサイド、3,4−エ
ポキシシクロヘキサンカルボン酸エステル、3,4−エ
ポキシシクロヘキシル−6−メチルエポキシシクロヘキ
サンカルボン酸エステル、ビス(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)アジピン酸エステルなどのエポキシ化合
物;
ホスファイト、トリラウリルホスファイト、トリデシル
ホスファイト、オクチルージフェニルホスファイト、ト
リスイソデシルホスファイト、フェニルジイソデシルホ
スファイト、フェニルジ(トリデシル)ホスファイト、
ジフェニルイソオクチルホスファイト、ジフェニルイソ
デシルホスファイト、ジフェニルトリデシルホスファイ
ト、ジフェニルデシルホスファイト、トリス(ノニルフ
ェニル)ホスファイト、トリス(2−エチルヘキシル)
ホスファイト、トリブチルホスファイト、ジラウリルア
シッドホスファイト、ジブチルアシッドホスファイト、
トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリラウリ
ルトリチオホスファイト、トリラウリルホスファイト、
ビス(ネオペンチルグリコール)−1,4−シクロヘキ
サンジメチルホスファイト、ジステアリルペンタエリス
リトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチ
ルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビ
ス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペ
ンタエリスリトールジホスファイトなどの亜リン酸エス
テル類;
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、リシ
ノール酸カルシウム、ラウリル酸バリウムなどの金属石
鹸との併用系などの酸化防止剤;
−テトラメチル−ピペリジニル−4)セバケート、2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルステアレー
ト、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ルステアレート、2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジルベンゾエート、ビス(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、4−アセ
トキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4
−ステアロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン、4−アクリロイルオキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン、4−(フェニルアセトキ
シ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−
ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン、4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン、ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルトリレン−2,4−ジカルバ
メートなどのヒンダードアミン系光安定剤などが好まし
いものとして挙げられる。
共重合体(A)に対して、0.01〜15質量%、好ま
しくは0.02〜10質量%、さらに好ましくは0.0
5〜5質量%程度添加して使用する。
ェニルトリアジン類等のトリアジン系安定剤;ジラウリ
ルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオ
ネート、ジステアリルチオジプロピオネート、グリセリ
ントリブチルチオプロピオネート、グリセリントリオク
チルチオプロピオネート等の硫黄系安定剤を使用するこ
ともできる。
剤(C)を添加して噴霧乾燥することにより、噴霧乾燥
時における含フッ素共重合体(A)のゲル化が実質的に
防止される。このメカニズムは現在のところ完全には明
らかではないが、おそらく、共重合体の樹脂構造中に存
在する微量のカルボニル基、二重結合、ヒドロペルオキ
シド、不安定塩素原子などの不安定基、あるいは重合系
から樹脂を単離する際に残存した微量の不安定物質など
のゲル化を惹起すると思われる原因物質を、上記ゲル化
防止剤を添加することにより、安定化せしめることによ
るものと推定される。
フッ素共重合体(A)と硬化剤(B)とからなるが、必
要に応じて、本発明の目的を阻害しない範囲において、
その他の粉体塗料用添加剤(D)の一種又は二種以上を
適宜加えても良い。かかる粉体塗料用添加剤としては、
表面平滑剤、発泡抑制剤、シランカップリング剤、紫外
線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、着色顔料、メタリッ
ク顔料、体質顔料などが挙げられる。また、含フッ素共
重合体(A)とともに、一般の塗料用組成物に用いる公
知のアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、
アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹
脂を、使用することもできる。
述べる。
る含フッ素共重合体(A)の溶液又は分散液中に、硬化
剤(B)、ゲル化防止剤(C)及びその他の粉体塗料用
添加剤(D)を加えて混合し樹脂組成物溶液又は分散液
を得、この溶液等を、粉体塗料組成物の原料溶液又は分
散液(以下、単に「原料溶液」と称する場合がある。)
として噴霧乾燥器に供給し、噴霧乾燥するものである。
噴霧乾燥器中に供給された原料溶液は、熱風中に微粒化
されて噴霧・分散し、熱風と接触しながら噴霧乾燥器中
を移動中に、溶媒が乾燥除去され、数秒〜数十秒の短時
間で一挙に含フッ素樹脂の乾燥粉体が得られる。
て)は、通常使用される、回転円盤法、圧力ノズル法又
は二流体ノズル法のいずれであってもよく、特に前二者
が好ましい。
式は、特に限定されず、熱風の噴霧原料流に対する流れ
方向により、並流式、向流式、及び並流・向流併用式
(複合流式)等がありうるが、そのいずれであってもよ
い。噴霧乾燥器の形態としては、円筒型、サイクロン
型、円筒横型等のいずれであってもよく、熱風との接触
方式に応じて適宜選択され、例えば円筒型−並流、サイ
クロン型−並流、円筒型−向流、円筒型−複合流、サイ
クロン型−複合流、円筒横型−並流等が採用される。な
お、熱風としては、加熱空気でもよいが、本発明におい
て、原料溶液から有機溶媒が乾燥除去される場合は、窒
素、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の不活性ガスが好ま
しく、その内窒素ガスが最も好ましい。また、原料溶液
は、適当な温度まで予め予熱して噴霧乾燥器に供給する
ことも好ましい。
官能基を有する含フッ素共重合体(A)と硬化剤(B)
が実質的に硬化反応を起こさないような範囲で、かつ乾
燥が充分に行われる温度であればよく、例えばブロック
イソシアネート硬化剤の場合には、160℃以下、TG
IC硬化剤の場合には110℃以下、β-ヒドロキシル
基を有するアミド硬化剤の場合には140℃以下、か
つ、50℃以上である。
・分離されその底部から取り出されるか、又は乾燥粉体
が熱風に同伴されて両者が一緒に噴霧乾燥器外へ取り出
され、別に設置されたサイクロン等に導入されて捕集・
分級され、乾燥粉体が分離される。
体塗料組成物が、噴霧乾燥により、一工程で得られる。
これは、従来の溶融・粉砕法のごとく、主剤樹脂を製造
後、粗粉砕し、硬化剤、各種添加剤をドライブレンド
後、溶融混合、再度粉砕、分級を経るという長い工程に
よるものに比較して極めて簡単な製造工程ということが
できる。
料溶液から揮発分離した有機溶媒蒸気は、排出熱風中に
同伴されているので、これを溶剤回収装置(コンデンサ
ー)と接触させて凝縮分離し、再度合成反応に使用する
ことができる。
た本発明の硬化性含フッ素樹脂粉体塗料組成物は、対象
とする基材に塗装後、加熱処理等して焼付け硬化させて
塗装塗膜を形成するのに使用される。
なく、従来公知の方法、例えば静電スプレー塗装(吹き
付け塗装)、流動浸漬塗装等が採用できる。塗膜厚みは
特に限定するものではないが、通常乾燥厚みで、30〜
120μmである。加熱処理温度(硬化温度)は140
〜220℃、好ましくは150〜200℃程度であり、
加熱処理時間は10〜60分、好ましくは15〜30分
程度である。
は、例えば、鉄板、ステンレス鋼、アルミニウム、亜鉛
処理鋼板等があげられ、これらの表面は、あらかじめリ
ン酸クロム処理、リン酸亜鉛処理、クロメート処理等を
行ってもよい。
的に説明するが、かかる実施例などにより本発明は何ら
限定されるものではない。なお、以下の実施例中の部数
は、とくに断りのない限り質量部を示すものであり、%
とあるのは、質量%を示す。
ス製撹拌機付き耐圧容器(耐圧5.0Mpa)に、キシ
レン157g、シクロヘキシルビニルエーテル(CHVE)
16g、イソブチルビニルエーテル(iBVE)9g、
ヒドロキシブチルビニルエーテル(HBVE)25g、
炭酸カリウム1gおよびパーブチルパーピバレート(P
BPV)0.07gを仕込み、液体窒素による固化脱気
により溶存酸素を除去した。
(CTEE)50gを導入し除々に昇温した。そして、
温度65℃に維持しながら撹拌下で反応を続け、10時
間後に反応器を水冷して反応を停止した。室温まで冷却
したのち、未反応モノマーをパージし反応器を開放し
た。得られた反応液をケイソウ土でろ過して固形物を除
去した。
す組成に変えて重合した以外は、合成例1と同様な実験
を行った。
物の全成分を均一になるまで1時間溶液混合した。この
樹脂組成物溶液を60℃に予熱し、底部抜出し管に接続
した可燃性有機溶媒用噴霧乾燥器(坂本技研社製、回転
円盤型式スプレードライヤー:乾燥ガスとして使用する
窒素ガスの温度は120℃、円盤の回転速度は15,0
00rpmとした。)に0.5kg/hrの供給速度で
通すことにより、平均15μmの球状の粉体塗料組成物
を得た。その不揮発分濃度は99.5%であった。
鋼板に静電塗装し、180℃のオーブン中で20分硬化
させて塗膜を得た。
以下のようにして測定した。結果を表3に示した。
評価した。 ○−全く塊が見られない △−塊があっても指でつかめない ×−塊を指でつかむことができる
した含フッ素共重合組成物(溶液)A−1〜A−6を、
それぞれの条件で噴霧乾燥して、粉体塗料組成物を得、
これを実施例1と同様にして塗装した結果を表3に示
す。
ロラクタムブロックイソシアネート、固形分100% アダクトBF−1540:Huls社製ウレトジオン化
合物、化合物100% モダフロー:商品名、モンサント社製レベリング剤 Sanol LS744:商品名、 日本チバガイギー
社製ヒンダードアミン系光安定剤
乾燥する際に、ゲル化防止剤を使用している実施例1〜
6は、塗料組成物及び塗膜の耐ブロッキング性、塗膜外
観、光沢のいずれも満足すべきものであったが、ゲル化
防止剤を使用しない比較例1〜2は、耐ブロッキング
性、塗膜外観、光沢のいずれも不満足であった。これ
は、噴霧乾燥時にゲル化が生じていることを示してい
る。
雑な製造工程を経ることなく、容易かつ低コストで製造
でき、製造時にゲル化を起こすことのない、噴霧乾燥法
による硬化性官能基を有する含フッ素樹脂粉体塗料組成
物の製造方法が提供される。
Claims (4)
- 【請求項1】 硬化性官能基を含有する含フッ素共重合
体(A)の溶液又は分散液中に、硬化剤(B)、ゲル化
防止剤(C)及びその他の粉体塗料用添加剤(D)を加
えて混合し樹脂組成物溶液又は分散液を得、この溶液又
は分散液を噴霧乾燥することを特徴とする硬化性官能基
を有する含フッ素樹脂粉体塗料組成物の製造方法。 - 【請求項2】 含フッ素共重合体(A)の硬化性官能基
が、水酸基、カルボキシル基及びエポキシ基からなる群
より選ばれる少なくとも一種である請求項1に記載の製
造方法。 - 【請求項3】 ゲル化防止剤(C)が、フェノール類、
エポキシ化合物、亜リン酸エステル類及びヒンダードア
ミン系光安定剤から選択されるものである請求項1又は
2に記載の製造方法。 - 【請求項4】 噴霧乾燥時の温度が、実質的に前記含フ
ッ素共重合体(A)と硬化剤(B)が硬化反応を起こさ
ない温度である請求項1〜3のいずれかに記載の製造方
法。
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