JP2003104911A - 新規な薬剤溶解剤 - Google Patents

新規な薬剤溶解剤

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JP2003104911A
JP2003104911A JP2001299739A JP2001299739A JP2003104911A JP 2003104911 A JP2003104911 A JP 2003104911A JP 2001299739 A JP2001299739 A JP 2001299739A JP 2001299739 A JP2001299739 A JP 2001299739A JP 2003104911 A JP2003104911 A JP 2003104911A
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fatty acid
acid
butyl
propanediol
ethyl
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Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
Wataru Shimada
亙 島田
Yasuhiro Ezure
康博 江連
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Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
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Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】難溶性の薬剤等に対して、高い溶解度を持ち、
なおかつ安全性の高い薬剤溶解剤を見出すことを課題と
した。 【解決手段】2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパ
ンジオールと、脂肪酸が直鎖か又は分岐した炭素数6以
上の、アルキル又はアルケニル脂肪酸のエステルを用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は化粧品、医薬部外
品、医薬品で利用される難溶性物質、難溶性薬剤の溶解
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】難溶性薬剤溶解剤としては、種々のもの
が提案されているが、一般的には中鎖脂肪酸エステルが
安全性の点から賞用されてきた。これらは炭素数が8〜
10の直鎖あるいは分岐脂肪酸のポリオールエステルで
あり、ポリオールとしてはエチレングリコール、プロピ
レングリコール、グリセリン、ソルビタン、ポリグリセ
リン等である。これらはおおむね満足すべき溶解性が得
られるとされてきたが、特に溶解性の得られにくい薬剤
が存在し、例えばインドメタシン等に対して更に溶解性
の高い薬剤溶解剤が求められてきた。これら中鎖脂肪酸
エステルの中ではインドメタシンに対して1重量%以上
の溶解度を持つ溶解剤は無く、これら難溶性の薬剤に対
する製剤化上の限界が指摘されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、特に難溶
性の薬剤等に対して、高い溶解度を持つ薬剤溶解剤を見
出すことを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等はこのような
難溶性の薬剤に対して高い溶解度を持つ薬剤溶解剤を見
出すべく、鋭意研究した結果、2−エチル−2−ブチル
−1,3−プロパンジオールの脂肪酸エステルが極めて
良好な溶解性を示すことを見出した。更に脂肪酸として
分岐脂肪酸あるいは不飽和脂肪酸を用いるとき、極めて
高い溶解度を持つことを見出し本発明を完成した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いる2−エチル−2−
ブチル−1,3−プロパンジオール(Cas登録番号:
115−84−4)は高純度のものが市販されており、
そのまま用いることができる。
【0006】2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパ
ンジオール脂肪酸エステルの脂肪酸残基としては、炭素
数6以上のものであれば特に制限されることはないが、
分岐のもの、あるいは不飽和結合を持つもの、あるいは
水酸基を持つヒドロキシ脂肪酸が好ましい。具体的には
オクタン酸、イソオクタン酸、ノナン酸、イソノナン
酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、イソパルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、オレイ
ン酸、ウンデシレン酸、トール酸、リノール酸、リノレ
ン酸、リシノレイン酸等が挙げられる。また炭素数の小
さい方が一般的には溶解性が高い。これらの脂肪酸のな
かでイソオクタン酸、イソノナン酸、イソステアリン酸
が特に好ましい。
【0007】本発明で用いる2−エチル−2−ブチル−
1,3−プロパンジオール脂肪酸エステルは、モノエス
テルであってもジエステルであっても、また混合物であ
ってもかまわない。また2−エチル−2−ブチル−1,
3−プロパンジオール脂肪酸エステル中の2−エチル−
2−ブチル−1,3−プロパンジオールの残存は実質的
には問題とならない。また脂肪酸残基の異なる混合物で
あっても実質的には問題とならない。
【0008】本発明で利用される薬剤としては、化粧
品、医薬部外品、医薬品で許容されるものであれば特に
制限されることはないが、具体的にはインドメタシン、
ジクロフェナックナトリウム、γ−オリザノール、甘草
エキス、ユビデカレノン、ジカプリル酸ピリドキシン、
ジパルミチン酸アスコルビル、モノパルミチン酸アスコ
ルビル、モノステアリン酸アスコルビル、セラミドI、
セラミドII、セラミドIII、エチルヘキシルトリア
ゾン、オキシベンゾン、ブチルメトキシジベンゾイルメ
タンが好適な利用例として挙げられる。
【0009】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるもの
ではない。
【0010】合成例1:イソオクタン酸2−エチル−2
−ブチル−1,3−プロパンジオール(IO−BEP
D)の合成 反応容器に480gの2−エチル−2−ブチル−1,3
−プロパンジオール、432gの2−エチルヘキサン
酸、0.8gのp−トルエンスルホン酸を仕込み、窒素
雰囲気下加温し、生成する水を除きながら180〜20
0℃で5時間撹拌した。冷却後、水酸化ナトリウムで中
和し、脱水後、ろ過をして塩を除いた。得られた油相成
分を水蒸気脱臭し、720gの2−エチル−2−ブチル
−1,3−プロパンジオールのイソオクタン酸エステル
が得られた。
【0011】合成例2:ジイソオクタン酸2−エチル2
−ブチル1,3−プロパンジオール(DiIO−BEP
D)の合成 反応容器に240gの2−エチル−2−ブチル−1,3
−プロパンジオール、432gの2−エチルヘキサン
酸、0.8gのp−トルエンスルホン酸を仕込み、窒素
雰囲気下加温し、生成する水を除きながら180〜20
0℃で5時間撹拌した。冷却後、水酸化ナトリウムで中
和し、脱水後、ろ過をして塩を除いた。得られた油相成
分を水蒸気脱臭し、557gの2−エチル−2−ブチル
−1,3−プロパンジオールのイソオクタン酸ジエステ
ルが得られた。
【0012】合成例3:ジイソノナン酸2−エチル−2
−ブチル−1,3−プロパンジオール(DiIN−BE
PD)の合成 DiIO−BEPDの合成法に準じて合成した。
【0013】合成例4:ジイソステアリン酸2−エチル
−2−ブチル−1,3−プロパンジオール(DiIS−
BEPD) 反応容器に160gの2−エチル−2−ブチル−1,3
−プロパンジオール、579gのイソステアリン酸を仕
込み、窒素雰囲気下加温し、生成する水を除きながら2
30℃で3時間撹拌した。冷却後、100〜120℃で
水蒸気脱臭し、668gの2−エチル−2−ブチル−
1,3−プロパンジオールのジイソステアリン酸エステ
ルが得られた。 (合成物の確認)
【0014】合成例1〜4の2−エチル2−ブチル−
1,3−プロパンジオールエステルは赤外吸収スペクト
ル法、ガスクロマトグラフィー法、及びけん化価測定法
(日本薬局方第14改正)により合成物の確認を行った
ところ、それぞれ表記化合物が合成されていることが確
認された。DiIO−BEPD、DiIN−BEPD、
DiIS−BEPDのジエステルは実質的に100重量
%の純度のものが、またIO−BEPDはモノエステル
が61重量%、ジエステルが35重量%の混合物が得ら
れた。 (溶解性の評価)
【0015】合成例1〜4の2−エチル−2−ブチル−
1,3−プロパンジオールエステルと、比較例としてイ
ソオクタン酸セチル、イソオクタン酸トリグリセリル、
ホホバ油、マカデミアナッツ油の表1及び表2に記載の
薬剤の溶解度を測定した。測定は、種々の薬剤濃度にな
るように薬剤を添加し、80℃まで加温後120/分の
回転速度で30分間攪拌・溶解した後、室温まで冷却し
た。室温で24時間放置し薬剤の析出を目視によって確
認して、溶解度を求めた。なお溶解度は重量%濃度で示
す。 (合成例1〜4の薬剤溶解剤の溶解度)
【0016】
【表1】 (比較例の溶解度)
【0017】
【表2】 表1及び表2に示されるように、合成例1〜4の2−エ
チル−2−ブチル−1,3−プロパンジオールエステル
は各種の薬剤に対して極めて良好な溶解度を示すことが
分かる。特にIO−BEPD、すなわちイソオクタン酸
2−エチル−2−ブチル1,3−プロパンジオールはイ
ンドメタシン等の難溶性の薬剤に対して極めて良好な溶
解性を示す。
【0018】更にIO−BEPD、DiIO−BEP
D、DiIN−BEPDを用いた化粧品処方の具体例を
示す。なお配合量は重量%で示す。 実施例1、比較例1:油中水型サンスクリーン乳液1 (処方) 油相 実施例1 比較例1 ペンタヒドロキシステアリン酸デカグリセリル 2.0 2.0 IO−BEPD 15.0 − イソオクタン酸セチル − 15.0 メトキシ桂皮酸オクチル 7.0 7.0 ブチルメトキシベンゾイルメタン 2.0 2.0 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5.0 5.0 微粒子酸化チタン 5.0 5.0 プロピルパラベン 0.1 0.1 水相 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 硫酸マグネシウム 0.5 0.5 メチルパラベン 0.2 0.2 精製水 残部 残部 (調製法)
【0019】油相成分を80℃で加熱溶解し、攪拌して
均一化した。この均一化した油相を50℃まで冷却し、
5000回転/分の高速攪拌下で、50℃で加熱・均一
化した水相成分を徐々に添加して油中水型乳化組成物を
得た。 (評価)
【0020】実施例1、及び比較例1の油中水型乳化組
成物を5℃(±0.2)の恒温槽に二週間放置した。放
置後、500倍の顕微鏡を用いて目視により組成物中の
紫外線吸収剤として添加したメトキシ桂皮酸オクチル及
びブチルメトキシベンゾイルメタンの結晶生成を確認し
たところ、比較例では結晶生成が確認されたのに対し、
実施例では結晶生成は確認されなかった。また、皮膚に
塗布したときの使用感を比較したところ、比較例では結
晶によるザラツキが感じられたが、実施例では全くザラ
ツキは感じられなかった。 実施例2、比較例2:油中水型サンスクリーン乳液2 (処方) 油相 実施例2 比較例2 ジメチコンコポリオール 2.5 2.5 デカメチルペンタンシロキサン 30.0 30.0 DiIO−BEPD 10.0 − トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル − 10.0 メトキシ桂皮酸オクチル 8.0 8.0 ブチルメトキシベンゾイルメタン 2.0 2.0 微粒子酸化亜鉛 3.0 3.0 微粒子酸化チタン 10.0 10.0 プロピルパラベン 0.1 0.1 水相 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 グルタミン酸ナトリウム 1.0 1.0 メチルパラベン 0.2 0.2 精製水 残部 残部 (調製法)
【0021】油相成分を80℃で加熱溶解し、攪拌して
均一化した。この均一化した油相を50℃まで冷却し、
5000回転/分の高速攪拌下で、50℃で加熱・均一
化した水相成分を徐々に添加して油中水型乳化組成物を
得た。 (評価)
【0022】実施例2、及び比較例2の油中水型乳化組
成物を5℃(±0.2)の恒温槽に二週間放置した。放
置後、500倍の顕微鏡を用いて目視により組成物中の
紫外線吸収剤として添加したメトキシ桂皮酸オクチル及
びブチルメトキシベンゾイルメタンの結晶生成を確認し
たところ、比較例では結晶生成が確認されたのに対し、
実施例では結晶生成は確認されなかった。また、皮膚に
塗布したときの使用感を比較したところ、比較例では結
晶によるザラツキが感じられたが、実施例では全くザラ
ツキは感じられなかった。 実施例3、比較例3:エモリエントクリーム1 (処方) 油相 実施例3 比較例3 ペンタステアリン酸デカグリセリル 1.0 1.0 ステアリン酸 3.5 3.5 ベヘニルアルコール 2.5 2.5 パルミチン酸セチル 3.0 3.0 スクワラン 8.0 8.0 DiIN−BEPD 8.0 − トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル − 8.0 メチルポリシロキサン 0.2 0.2 甘草エキス 1.0 1.0 プロピルパラベン 0.1 0.1 水相 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 グリセリン 1.0 1.0 L−アルギニン 0.2 0.2 精製水 残部 残部 (調製法)
【0023】油相成分を80℃で加熱溶解し、攪拌して
均一化した。この均一化した油相を50℃まで冷却し、
5000回転/分の高速攪拌下で、50℃で加熱・均一
化した水相成分を徐々に添加して水中油型乳化組成物を
得た。 (評価)
【0024】実施例3、及び比較例3の油中水型乳化組
成物を5℃(±0.2)の恒温槽に二週間放置した。放
置後、500倍の顕微鏡を用いて目視により組成物中の
薬効成分として添加した甘草エキスの結晶生成を確認し
たところ、比較例では結晶生成が確認されたのに対し、
実施例では結晶生成は確認されなかった。また、皮膚に
塗布したときの使用感を比較したところ、比較例では結
晶によるザラツキが感じられたが、実施例では全くザラ
ツキは感じられなかった。 実施例4、比較例4:エモリエントクリーム2 (処方) 油相 実施例4 比較例4 ペンタステアリン酸デカグリセリル 1.0 1.0 ステアリン酸 3.5 3.5 ベヘニルアルコール 2.5 2.5 パルミチン酸セチル 3.0 3.0 スクワラン 8.0 8.0 DiIN−BEPD 8.0 − マカデミアナッツ油 − 8.0 メチルポリシロキサン 0.2 0.2 γ−オリザノール 1.0 1.0 プロピルパラベン 0.1 0.1 水相 1,3−ブチレングリコール 3.0 3.0 グリセリン 3.0 3.0 L−アルギニン 0.2 0.2 精製水 残部 残部 (調製法)
【0025】油相成分を80℃で加熱溶解し、攪拌して
均一化した。この均一化した油相を50℃まで冷却し、
5000回転/分の高速攪拌下で、50℃で加熱・均一
化した水相成分を徐々に添加して水中油型乳化組成物を
得た。 (評価)
【0026】実施例4、及び比較例4の油中水型乳化組
成物を5℃(±0.2)の恒温槽に二週間放置した。放
置後、500倍の顕微鏡を用いて目視により組成物中の
薬効成分として添加したγ−オリザノールの結晶生成を
確認したところ、比較例では結晶生成が確認されたのに
対し、実施例では結晶生成は確認されなかった。また、
皮膚に塗布したときの使用感を比較したところ、比較例
では結晶によるザラツキが感じられたが、実施例では全
くザラツキは感じられなかった。 実施例5、比較例5:軟膏製剤 (処方) 油相 実施例5 比較例5 ポリオキシエチレン30セチルエーテル 2.0 2.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 10.0 10.0 流動パラフィン#70 2.0 2.0 ワセリン 5.0 5.0 セタノール 6.0 6.0 IO−BEPD 8.0 − ミリスチン酸イソプロピル − 8.0 インドメタシン 0.1 0.1 ブチルパラベン 0.1 0.1 水相 1,3−ブチレングリコール 10.0 10.0 精製水 残部 残部 (調製法)
【0027】油相成分を80℃で加熱溶解し、攪拌して
均一化した。この均一化した油相を50℃まで冷却し、
5000回転/分の高速攪拌下で、50℃で加熱・均一
化した水相成分を徐々に添加して水中油型乳化組成物を
得た。 (評価)
【0028】実施例5、及び比較例5の油中水型乳化組
成物を5℃(±0.2)の恒温槽に二週間放置した。放
置後、500倍の顕微鏡を用いて目視により組成物中の
薬効成分として添加したインドメタシンの結晶生成を確
認したところ、比較例では結晶生成が確認されたのに対
し、実施例では結晶生成は確認されなかった。また、皮
膚に塗布したときの使用感を比較したところ、比較例で
は結晶によるザラツキが感じられたが、実施例では全く
ザラツキは感じられなかった。
【発明の効果】以上詳しく示したように、2−エチル−
2−ブチル−1,3−プロパンジオールエステルは各種
の薬剤に対して極めて良好な溶解度を示す。また化粧
品、医薬部外品、医薬品の製剤処方に用いたとき、難溶
性薬剤の処方化に極めて有効であることが分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江連 康博 東京都板橋区蓮根3丁目24番3号 日本サ ーファクタント工業株式会社内 Fターム(参考) 4C076 AA06 BB31 DD34 DD37 DD38 DD39 DD43 DD45 DD46E FF15 4C083 AA112 AB052 AB212 AB242 AB352 AC022 AC072 AC122 AC212 AC242 AC342 AC391 AC392 AC422 AC482 AC582 AC912 AD152 AD532 CC05 CC19 DD31 EE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパ
    ンジオールの脂肪酸エステルから成る薬剤溶解剤。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の2−エチル−2−ブチル
    −1,3−プロパンジオール脂肪酸エステルの脂肪酸
    が、直鎖か又は分岐した炭素数6以上の、アルキル又は
    アルケニル脂肪酸残基、又はヒドロキシ脂肪酸残基から
    成る薬剤溶解剤。
  3. 【請求項3】脂肪酸がイソオクタン酸、イソノナン酸、
    イソステアリン酸から選択される脂肪酸残基である請求
    項1に記載の薬剤溶解剤。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載の薬剤溶解剤の1種
    類、又は2種類以上の薬剤溶解剤を含有する皮膚化粧
    料、医薬部外溶剤、医薬品。
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