JP2003104729A - コバルト酸リチウムの製造方法 - Google Patents

コバルト酸リチウムの製造方法

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JP2003104729A
JP2003104729A JP2001335699A JP2001335699A JP2003104729A JP 2003104729 A JP2003104729 A JP 2003104729A JP 2001335699 A JP2001335699 A JP 2001335699A JP 2001335699 A JP2001335699 A JP 2001335699A JP 2003104729 A JP2003104729 A JP 2003104729A
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microns
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Isao Kuribayashi
功 栗林
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Kee KK
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KEE KK
Kee KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来のコバルト酸リチウム(LiCoO)の
欠点である高価な製造コストの低減を図りつつ、リチウ
ムイオン二次電池として要求されている急速充電性、低
温放電特性を同時に改良し、安価なコバルト酸リチウム
を提供する製造方法を確立する。 【解決手段】硫化コバルトから誘導された鉱山元のオキ
シ水酸化コバルト(CoOOH)を所望の粒子径、すな
わち、メジアン粒子径範囲が8.5ミクロン以下0.6
ミクロン以上にし、炭酸リチウム、水酸化リチウム、酢
酸リチウム、クエン酸リチウムから選ばれた少なくとも
一種のリチウム化合物とを混合し、リチウム/コバルト
のモル比を1.005から1.02の範囲で焼成するこ
とを特徴とするコバルト酸リチウムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔産業上の利用範囲〕本発明は、リチウム
イオン二次電池用正極活物質のコバルト酸リチウムの製
造方法に関する。
【0002】〔発明の属する技術分野〕近年、正極にコ
バルト酸リチウムを活物質として用いるリチウムイオン
二次電池は、種々の電子機器の電源として使用されてい
る。電子機器の小型化、軽量化を図る上で、これらの電
子機器の電源としてきわめて有用である。用途の多様化
に伴い、電池として、急速充電性、低温放電特性、製造
コスト低減によるより安価な提供が要望されている。本
発明は、コバルト酸リチウムの製造方法に関するもので
ある。
【0003】〔従来の技術〕コバルト酸リチウム(Li
CoO)は、リチウムイオン二次電池の正極活物質と
して広く使用されているが、そのコバルトの工業的原料
として四酸化三コバルト、水酸化コバルト、炭酸コバル
ト等のコバルト化合物が用いられていた。新しいコバル
ト資源として従来活用されていないコバルト硫化物を出
発物質としてコバルト化合物として従来より安価にオキ
シ水酸化コバルト(CoOOH)を誘導することが開発
された。しかしながら、工業的に入手可能な粒子径は、
メジアン粒子径が15ミクロン程度であり、小型電子機
器に応用するリチウムイオン二次電池の正極活物質のコ
バルト酸リチウム(LiCoO)の原料としては、急
速充電や低温放電性には、不向きであった。また、コバ
ルト酸リチウムを製造する際に、ダスト発生防止のため
に微粉体を結着するのに澱粉、ポリビニールアルコー
ル、カルボキシメチルセルロース等の水溶液を四酸化三
コバルト、水酸化コバルト、炭酸コバルト等のコバルト
化合物粉体と炭酸リチウム、水酸化リチウム等のリチウ
ム化合物粉体とを混合する際に使用されるが、リチウム
/コバルトのモル比を1.04から1.15の範囲で8
50〜1000℃の焼成温度で酸化雰囲気下にコバルト
酸リチウムに変化させる際に粉体混合物の器としての甲
鉢に比較的安価なコージライト・ムライト製を用いて
も、6〜12回程度しか繰り返して使用できず、甲鉢寿
命も製造コストに影響を及ぼしていた。
【0004】〔発明が解決しようとする課題〕本発明
は、従来のコバルト酸リチウム(LiCoO)の欠点
である高価な製造コストの低減を図りつつ、リチウムイ
オン二次電池としての用途の多様化に伴い、電池とし
て、要求されている急速充電性、低温放電特性を同時に
改良し、安価なコバルト酸リチウムを提供する製造方法
を確立することにある。
【0005】〔課題を解決するための手段〕本発明者ら
は、上記課題について種々検討した結果、コバルト化合
物として特定粒子径範囲に制御したオキシ水酸化コバル
トを得たうえで炭酸リチウム、水酸化リチウム、酢酸リ
チウム、クエン酸リチウムから選ばれた少なくとも一種
のリチウム化合物とを混合し、リチウム/コバルトのモ
ル比をできるだけ1.0に近く1.005から1.02
の範囲で焼成することを特徴とするコバルト酸リチウム
の製造方法、更には、特定の粒子径範囲に制御した炭酸
リチウムあるいは、水酸化リチウムから選ばれた少なく
とも一種のリチウム化合物とを混合し、リチウム/コバ
ルトのモル比を1.005から1.02の範囲で焼成す
ることを特徴とするコバルト酸リチウムの製造方法と、
更には、炭酸リチウム、水酸化リチウムから選ばれた少
なくとも一種のリチウム化合物にミネラルオイルを0.
02重量%以上0.5重量%以下を含有することによ
り、ダスト発生防止を可能にして労働環境改善を図り、
甲鉢の飛躍的寿命向上による更なるコスト低減を可能に
するコバルト酸リチウムの製造方法を見い出し、本発明
を完成させるに至った。
【0006】〔発明の実施の形態〕以下、本発明を具体
的に説明する。すなわち、本発明は:コバルト資源とし
てのコバルト硫化物から誘導されたオキシ水酸化コバル
ト(CoOOH)を所望の粒子径、すなわち(1)メジ
アン粒子径範囲が8.5ミクロン以下0.6ミクロン以
上にあるオキシ水酸化コバルトと炭酸リチウム、水酸化
リチウム、酢酸リチウム、クエン酸リチウムから選ばれ
た少なくとも一種のリチウム化合物とを混合し、リチウ
ム/コバルトのモル比を1.005から1.02の範囲
で焼成することを特徴とするコバルト酸リチウムの製造
方法、(2)メジアン粒子径範囲が8.5ミクロン以下
0.6ミクロン以上であるオキシ水酸化コバルトとメジ
アン粒子径範囲が4ミクロン以上18ミクロン以下にあ
る炭酸リチウムあるいは、水酸化リチウムから選ばれた
少なくとも一種のリチウム化合物とを混合し、リチウム
/コバルトのモル比を1.005から1.02の範囲で
焼成することを特徴とするコバルト酸リチウムの製造方
法、(3)メジアン粒子径範囲が4ミクロン以上18ミ
クロン以下である炭酸リチウムあるいは、水酸化リチウ
ムから選ばれた少なくとも一種のリチウム化合物にミネ
ラルオイルを0.02重量%以上0.5重量%以下含む
ことを特徴とするコバルト酸リチウムの製造方法であ
る。
【0007】本発明で得られるコバルト酸リチウムは、
コバルト源としてオキシ水酸化コバルトのメジアン粒子
径範囲が8.5ミクロン以下0.6ミクロン以上になる
ように、鉱山元から入手のメジアン粒子径が15ミクロ
ン程度、最大粒子径50〜60ミクロンのものを粉砕機
例えば、ピンミル、ハンマーミル、アトマイザー等を用
いて高速回転下で出口スクリーンにパンチ穴のメタル
板、スリット板、ステンレス網等を使用する。好ましく
は、例えば1.0mm以下の網目のステンレス網、更に
好ましくは0.05〜0.1mmのステンレス網と0.
1mm程度のステンレス網を重ねておき、粉砕する。最
大粒子径も30ミクロン、好ましくは、20ミクロンま
でとする。本発明に使用されるリチウム化合物は、比較
的低温の200℃〜350℃で溶融分解しコバルト粒子
中に拡散しやすいリチウムの有機塩を含むリチウム化合
物、例えば、酢酸リチウム、クエン酸リチウムから選ば
れた少なくとも一種のリチウム化合物とをリチウム/コ
バルトのモル比を1.005から1.02の範囲で混合
し、焼成してコバルト酸リチウムを製造する。市販の炭
酸リチウムでも60メッシュふるいを99.9%以上が
通過する炭酸リチウムあるいは、40ミクロンふるいを
99.9%以上通過する炭酸リチウムあるいは、60メ
ッシュふるいを60%以上が通過する水酸化リチウムか
ら選ばれた少なくとも一種のリチウム化合物が使用され
る。また、例えば、上記粉砕機のような微粉化設備を用
いて市販の炭酸リチウムあるいは、水酸化リチウムから
選ばれた少なくとも一種のリチウム化合物を微粉化しメ
ジアン粒子径範囲が4ミクロン以上18ミクロン以下に
なるように粉砕し、かつリチウム/コバルトのモル比を
1.005から1.02の範囲になるように焼成する。
リチウムをコバルト酸リチウム粒子での正確な構造位置
に存在させる上で、このオキシ水酸化コバルトの微粉砕
操作が不可欠である。勿論、製造元の化学反応工程を変
更し、特注で本発明に規定される粒子範囲に入るもの
が、得られるようになれば、粉砕を省略し、それを用い
て本発明をなし得ることは、いうまでもない。コバルト
酸リチウムとして急速充電性、低温放電特性を同時に改
良するうえで、例えば、メジアン粒子径が4ミクロンか
ら10ミクロンの範囲のものを得ようとするならば、焼
成温度820℃〜1050℃、好ましくは、890℃〜
980℃に2時間〜5時間保持する。その際、酸素濃度
13%以上が好ましいが、本発明のオキシ水酸化コバル
トを使用する際、他のコバルト化合物例えば、四酸化三
コバルトより酸素濃度の緩い雰囲気管理が出来る。ま
た、オキシ水酸化コバルトのメジアン粒子径範囲が0.
6ミクロン以上であれば、焼成時にオキシ水酸化コバル
トの微粒子は選択的に粒子が肥大化し、電池の安全性を
損ねやすい最小粒子径1ミクロン以下のコバルト酸リチ
ウム粒子は、観察されない。目的とするメジアン粒子径
4ミクロンから10ミクロンのコバルト酸リチウムを得
ることが出来る。リチウム/コバルトのモル比を1.0
05から1.02の範囲でリチウムを均一にコバルト粒
子に存在させるために焼成工程に、リチウム化合物と四
酸化三コバルトとの混合物を500℃〜700℃で仮焼
成し、粉砕し、均一になるようにリチウムの再分散をし
てから焼成温度880℃〜1050℃で本焼成する方法
が取られることが、従来は、一般的であった。コバルト
酸リチウムをメジアン粒子径10ミクロンの粒子範囲に
するには、オキシ水酸化コバルトのメジアン粒子径を
8.5ミクロン以下に制御する必要がある。リチウム化
合物として炭酸リチウムあるいは、水酸化リチウムから
選ばれた少なくとも一種をメジアン粒子径範囲が好まし
くは4ミクロン以上18ミクロン以下にし、更に好まし
くは、4ミクロン以上10ミクロン以下にしリチウム/
コバルトのモル比を1.005から1.02の範囲にす
る。オキシ水酸化コバルトのメジアン粒子径範囲が0.
6ミクロン以上1.5ミクロンのものの場合、上記記載
のような仮焼成することなく、1度の焼成でコバルト酸
リチウムとして通常の解砕するとメジアン粒子径が4ミ
クロンから10ミクロンの範囲のものがえられる。また
1.5ミクロンを超える8.5ミクロン以下までのメジ
アン粒子径範囲のオキシ水酸化コバルトでも上記記載の
粒子径範囲のリチウム化合物とを用いるとメジアン粒子
径10ミクロンを超える過度の粒子肥大化を防止出来て
1度の焼成で済む。コバルト酸リチウムのメジアン粒子
径が4ミクロンから10ミクロンの範囲のものを得る目
的で、本発明の範囲のオキシ水酸化コバルトに四酸化三
コバルト、水酸化コバルト、炭酸コバルト等の他のコバ
ルト化合物を混合使用することも出来る。コバルト酸リ
チウムとしてメジアン粒子径が4ミクロンから10ミク
ロンの範囲のものを得る上で好ましいオキシ水酸化コバ
ルトのメジアン粒子径範囲は、0.8ミクロンから3ミ
クロンである。
【0008】ダスト発生防止のために微粉体の結着を施
すが、従来使用されていた澱粉、ポリビニールアルコー
ル、カルボキシメチルセルロース等の水溶液あるいは、
水噴霧を代替できるものとして本発明では、ミネラルオ
イルを炭酸リチウム、水酸化リチウム等のリチウム化合
物粉体に添加し、粉砕することを見出し、かつ所望のメ
ジアン粒子径に制御して使用する。本発明のミネラルオ
イルは、石油系パラフィン、植物性パラフィンの脂肪
族、芳香族を問わず、いずれでも使用できる。いわゆる
室温で流動性のある液状パラフィンであれば良い。従来
の上記水溶液添加あるいは水噴霧混合物を酸化雰囲気下
にリチウム/コバルトのモル比を1.04から1.20
の範囲で、コバルト酸リチウムに変化させる際に粉体混
合物の器として比較的安価なコージライト・ムライト製
甲鉢を用いると、割れを発生したり、甲鉢内部底部の腐
食が激しく、6〜12回程度しか繰り返して使用でき
ず、注意深く400℃以上の高温に到達する前に水分を
除去しても若干延命できる程度の寿命であり、甲鉢寿命
も製造コストに影響を及ぼしていた。本発明のメジアン
粒子径範囲が4ミクロン以上18ミクロン以下の炭酸リ
チウムあるいは、水酸化リチウムから選ばれた少なくと
も一種のリチウム化合物を使用し、かつ上記ミネラルオ
イルをリチウム化合物に0.02重量%以上0.5重量
%以下含有させ、リチウム/コバルトのモル比を1.0
05から1.02の範囲で焼成することを特徴とするコ
バルト酸リチウムの製造方法である。上記リチウム化合
物にミネラルオイルが0.02重量未満では、ダスト防
止と甲鉢内部底部の接触面を被覆するには、不十分であ
り、0.5重量%を超えると、焼成前の混合物に塊状凝
集物が生成しやすく、焼成後の甲鉢内部底部の接触面か
ら焼成物の剥離が困難になったり、過度の肥大化粒子
が、生成したりするので好ましくない。また経済性から
も本発明の目的の必要量を超える不要な量となるので好
ましくない。本発明により、対リチウム金属極に対して
4.30Vの電圧まで充電を繰り返しても、放電容量を
維持することが出来る。また、4.20V充電でも、従
来の市販のコバルト酸リチウム放電容量と同等である。
【0009】本発明により得られたコバルト酸リチウム
を使用した正極は、例えば、コバルト酸リチウム88〜
96重量%とグラファイト粉、アセチレンブラック等の
導電助剤3〜6重量%とポリフッ化ビニリデン(PVD
F),プロピレンとフッ化ビニリデンとテトラフルオロ
エチレンの三元共重合体、フッ化ビニリデンとヘキサフ
ルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンの三元共重
合体、エチレンとプロピレンとエチリデンノルボーネン
の三元共重合体(EPDM)、カルボキシ変性スチレン
ーブタジエン共重合体、カルボキシ変性水添スチレンー
ブタジエン共重合体、カルボキシメチルセルロース、変
性カルボキシ変性ポリアクリル酸エステル、カルボキシ
変性ポリメタクリル酸エステル、エチレンーテトラフル
オロエチレン共重合体、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)等のバインダー1〜6重量%からなる有機
溶媒分散液ないし水分散液を脱脂されたアルミニウム箔
(厚さ10〜20μm)あるいはレーザー、パンチ、電
蝕、酸処理により開孔されたアルミニウムに、塗布・乾
燥する、必要あればプレス(圧化)して高密度にしたも
のである。
【0010】本発明により得られたコバルト酸リチウム
を使用した正極に対する負極は、リチウム金属箔、リチ
ウム合金箔及び活物質として球形、繊維状の人造グラフ
ァイトあるいは粒状、多角形の天然グラファイト、球
形、粒状、多角形の人造グラファイトに芳香族炭化水素
をCVD法で被覆するかピッチ・フェノール樹脂等を表
面に被覆・炭化して得られる多層構造炭素材、コークス
から選ばれた単独またはそれらの混合物からなり脱脂さ
れた圧延銅箔、電解銅箔(7〜16μm)あるいは、レ
ーザー、パンチ、電蝕、酸処理、銅微粉末焼結圧延によ
り開孔された銅に塗布・乾燥更には、プレス(圧化)し
たものである。前記炭素質材料がメジアン粒子径5〜3
0μmの範囲にあり、更に電池の安全性と高容量化を図
る上で好ましいメジアン粒子径13〜30μmの範囲に
あり、前記炭素質材料88〜98重量%とポリフッ化ビ
ニリデン(PVDF),プロピレンとフッ化ビニリデン
とテトラフルオロエチレンの三元共重合体、エチレンと
プロピレンとエチリデンノルボーネンの三元共重合体
(EPDM)、カルボキシ変性スチレンーブタジエン共
重合体、カルボキシ変性水添スチレンーブタジエン共重
合体、カルボキシメチルセルロース、変性カルボキシ変
性ポリアクリル酸エステル、カルボキシ変性ポリメタク
リル酸エステル等のバインダー2〜12重量%を含む有
機溶媒分散液ないし水分散液として前記の銅に塗布・乾
燥する、必要あればプレス(圧化)して高密度にしたも
のである。また電池の安全性を損ねない限り、錫、珪
素、ホウ素等を上記炭素質材料に含有されたものも使用
出来る。
【0011】本発明により得られたコバルト酸リチウム
を使用した正極からなるリチウムイオン二次電池に使用
される電解液には、非プロトン性の有機溶媒として、例
えば、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネート、プロピレンカーボネート、
エチレンカーボネート、エチリデンカーボナネート等の
カーボネート類、γ−ブチロラクトン、ε−カプロラク
トン等のラクトン類、蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メ
チル、酢酸エチル等のエステル類、1,2−ジメトキシ
メタン、1,2−ジエトキシメタン、1,2−ジエトキ
シエタン、ジグライム等のエーテル類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類及び硫黄又は/及
び窒素を含む複素環化合物等のいずれか1種又は2種以
上を混合した物を用いることが出来る。電解質として
は、LiPF、LiBF、(CFSONL
i、(CFSOCLi等のリチウム塩のいずれ
か1種又は、2種以上混合した物が使用できる。
【0012】本発明により得られたコバルト酸リチウム
を使用した正極からなるリチウムイオン二次電池に使用
されるセパレーターには、ポリエチレン微孔膜、ポリプ
ロピレン微孔膜、ポリフッ化ビニリデン微孔膜、部分架
橋ポリアクリロニトリル、架橋ポリアクリル酸エステ
ル、極細セルロース繊維抄紙に支持されたプロピレンー
フッ化ビニリデンーテトラフルオロエチレン3元共重合
体の微孔膜等が使用できる。
【0013】本発明により製造されたコバルト酸リチウ
ムを使用する正極と上記負極を上記セパレーターを介し
て対峙し、スパイラル状に巻回し、円筒缶に入れて前記
電解液を注入し、封口する。或いは楕円形もしくは長円
形に巻回し、或いは前記正極と上記負極を上記セパレー
タを積層し、角型缶、もしくは、長円缶に入れて前記電
解液を注入し、封口する。更には、前記の楕円形巻回
物、長円形巻回物、積層物を、内層がポリエチレンない
しポリプロピレン膜、中間層がアルミニウム箔、表層が
ナイロンないしポリエステル膜からなるラミネートフィ
ルムに入れて前記電解液を注入し、封口することも出来
る。巻回数或いは積層数を変えることにより、薄型シー
ト電池形状とすることも可能である。電池として好まし
い繰り返し充放電の可能な使用電圧範囲は、4.20V
〜3.00Vの範囲であるが、対負極の電位との関係で
正極に4.30V(対リチウム金属対照極)までかかる
のを上限電圧として、使用することも可能である。
【0014】〔実施例〕以下実施例、比較例により本発
明を詳しく説明するが、本発明の範囲は、これに限定さ
れるものではない。
【0015】オキシ水酸化コバルトおよびコバルト酸リ
チウムの粒子径分布測定は、堀場製作所製のLA−92
0を用いて透過率(H)85〜90%で循環速度7で測
定する。炭酸リチウムの粒子径分布の測定は、炭酸リチ
ウム粉体をビーカー中のエタノールに入れ、超音波洗浄
装置で10分間分散する。この分散した試料にレーザー
光線を照射し、その散乱を測定して粒子径分布を求め
る。例えば、日機装社製SRA方式のマイクロトラック
粒度分析計を使用し、完全球形粒子とみなした体積の累
積体積率50%の粒子径(D(50))をメジアン粒子
径と呼称し、ミクロン単位で表示する。水酸化リチウム
・一水和物粉末を110℃で乾燥し、化学共栄社製ロー
タップ振とう機を用い、乾式篩法で測定した。完全球形
粒子とみなした体積の累積体積率50%の粒子径(D
(50))をメジアン粒子径と呼称し、ミクロン単位で
表示する。電解液は、1MLiPFのエチレンカーボ
ネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)
とジメチルカーボネート(DMC)との容積比1:2:
2の電解液を用いて、減圧下60℃で3時間乾燥した厚
さ25ミクロンのポリエチレン微多孔膜をセパレーター
として用いてスクリューセルにて充放電評価をする。コ
バルト酸リチウムの粉末(91.0部)と電導助剤とし
てのグラファイト粉末(日本黒鉛LB270J、2.5
部、日本黒鉛JSP4K2.5部)を混合した後、呉羽
製PVDF1300(4.0部)をバインダーとしてP
VDFに対して1000ppmの無水マレイン酸を加え
てドイツBASF社製N−メチルピロリドン(NMP)
を用い、溶液(固形分65〜68%)をつくり、15μ
mの三菱アルミニウム社製の両面光沢なしアルミニウム
箔の片面に塗布し、150℃で15分以内に熱風乾燥す
る。冷却後、所定の大きさの電極として切断した後、更
に柴田社製グラスチューブオーブンGTO350に入れ
て130℃で3時間、0.1パスカルの減圧下に乾燥
し、グローブボックス内で乾燥アルゴンガス気流中、ス
クリューセルに正極として組み込まれる。電解液を添加
後約30分後から4.30Vまで0.4mA/cm
定電流密度で充電し、4.30Vに到達後更に4.30
Vの定電圧に3時間に保持し、電流密度が1μA/cm
以下になるのを確認後、15分間の休止状態を経て
0.4mA/cmの定電流密度で 放電し、3.00
Vに到達時に停止し、その間に流れた電気量をスクリュ
ーセル内の正極活物質重量で割り算し、mAh/gを単
位として放電容量(A)とする。更に15分間の休止状
態を経て0.4mA/cmの定電流密度で4.30V
まで充電し、4.30Vに到達後更に4.30Vの定電
圧に3時間に保持し、電流密度の1μA/cm以下に
なるのを確認後、15分間の休止状態を経て0.4mA
/cmの定電流密度で 放電し、3.00Vに到達時
に停止し、その間に流れた電気量をスクリューセル内の
正極活物質重量で割り算し、mAh/gを単位として放
電容量(B)とする。この充電と放電を繰り返す。活物
質としての寿命の目安としての容量保持率は、前記放電
容量に対して第10回目の放電容量(B)の百分率であ
る。また、別のスクリューセルで電解液を添加後約30
分後から4.30Vまで0.4mA/cmの定電流密
度で充電し、4.30Vに到達後更に4.30Vの定電
圧に3時間に保持し、電流密度がほとんど1μA/cm
程度になるのを確認後、15分間の休止状態を経て
0.4mA/cmの定電流密度で 放電し、3.00
Vに到達時に停止し、その間に流れた電気量をスクリュ
ーセル内の正極活物質重量で割り算し、mAh/gを単
位として放電容量(C)とする。更に15分間の休止状
態を経て0.4mA/cmの定電流密度で4.30V
まで充電し、4.30Vに到達後更に4.30Vの定電
圧に3時間に保持し、電流密度のほとんど1μA/cm
程度になるのを確認後、−10℃の低温恒温器に移
し、3時間の休止状態を経て0.4mA/cmの定電
流密度で 放電し、3.00Vに到達時に停止し、その
間に流れた電気量をスクリューセル内の正極活物質重量
で割り算し、mAh/gを単位として−10℃における
放電容量(D)とする。放電容量Cに対する放電容量D
の比C/Dx100を低温放電性の良さの目安とする。
【0016】〔実施例1〕クイーンズランド ニッケル
ジョイントベンチャー社製のオキシ水酸化コバルト粒
子をピンミルで粉砕し、メジアン粒子径が1.3ミクロ
ンのオキシ水酸化コバルトの微粉(コバルト含有率 5
9.6%)を得る。これを6.92kgとケメタルフッ
ト社製の炭酸リチウム グレードSCL−85に松村石
油社製のミネラルオイルのスモイルPS−260を添加
し、微粉砕したメジアン粒子径が6ミクロンであり、
0.08%ミネラルオイルを含有する炭酸リチウム2.
64kgとを20Lヘンシェルミキサーにて高速1.5
分間、続いて低速0.5分間混合し、リチウム/コバル
トのモル比を1.015の混合物とする。この混合物を
1時間あたり120℃の昇温速度で室温から980℃ま
で加熱する。980℃に3時間保持した後に860℃に
下げ3時間保持した後、約150℃の冷却速度で室温ま
で冷やす。この焼成品をハンマーミルで粉砕し、75μ
m網目のフルイにかけてコバルト酸リチウムを得る。こ
のフルイ通過品を原子吸光法による分析結果は、リチウ
ム/コバルトのモル比1.01である。コバルト酸リチ
ウムの粒子径、放電容量及び容量保持率の測定結果を表
1に示す。また、コージライト・ムライト製甲鉢を用い
てこの同じ焼成を繰り返しても23回まで耐用すること
を確認した。
【0017】〔実施例2〕クイーンズランド ニッケル
ジョイントベンチャー社製のオキシ水酸化コバルト粒
子をピンミルで粉砕し、メジアン粒子径が2.8ミクロ
ンのオキシ水酸化コバルトの微粉(コバルト含有率5
9.1%)を得る。これを6.98kgとケメタルフッ
ト社製のフリーフロータイプ水酸化リチウム・1水和物
に松村石油社製のミネラルオイルのスモイルPS−26
0を添加し、微粉砕したメジアン粒子径が8ミクロンで
あり、0.08%ミネラルオイルを含有する水酸化リチ
ウム・1水和物2.94kgとを20Lヘンシェルミキ
サーにて高速1.5分間、続いて低速0.5分間混合
し、リチウム/コバルトのモル比を1.010の混合物
とする。この混合物を室温から400℃まで加熱する。
400℃で3時間保持した後に1時間あたり120℃の
昇温速度で890℃まで加熱する。890℃に3時間保
持した後に860℃に下げ3時間保持した後、約100
℃の冷却速度で室温まで冷やす。この焼成品をハンマー
ミルで粉砕し、75μm網目のフルイにかけてコバルト
酸リチウムを得る。このフルイ通過品を原子吸光法によ
る分析結果は、リチウム/コバルトのモル比1.007
である。コバルト酸リチウムの粒子径、放電容量及び容
量保持率の測定結果を表1に示す。
【0018】〔実施例3〕クイーンズランド ニッケル
ジョイントベンチャー社製のオキシ水酸化コバルト粒
子をハンマーミルで粉砕し、メジアン粒子径が2.3ミ
クロンのオキシ水酸化コバルトの微粉(コバルト含有率
59.1%)を得る。これを6.98kgとケメタルフ
ット社製のフリーフロータイプ水酸化リチウム・1水和
物に松村石油社製のミネラルオイルのスモイルPS−2
60を添加し、メジアン粒子径が8ミクロンであり、
0.04%ミネラルオイルを含有する水酸化リチウム・
1水和物1.47kgとケメタルフッ社の炭酸リチウム
グレードSCL−85に松村石油社製のミネラルオイル
のスモイルPS−260を添加し、メジアン粒子径が5
ミクロンであり、0.10%ミネラルオイルを含有する
炭酸リチウム1.31kgとを20Lヘンシェルミキサ
ーにて高速1.5分間、続いて低速0.5分間混合し、
を20Lヘンシェルミキサーにて高速1.5分間、続い
て低速0.5分間混合し、リチウム/コバルトのモル比
を1.010の混合物とする。この混合物を室温から4
00℃まで加熱する。400℃で3時間保持した後に1
時間あたり120℃の昇温速度で920℃まで加熱す
る。890℃に3時間保持した後に、約100℃の冷却
速度で室温まで冷やす。この焼成品をピンミルで粉砕
し、75μm網目のフルイにかけてコバルト酸リチウム
を得る。このフルイ通過品を原子吸光法による分析結果
は、リチウム/コバルトのモル比1.01である。コバ
ルト酸リチウムの粒子径、放電容量及び容量保持率の測
定結果を表1に示す。
【0019】〔実施例4〕クイーンズランド ニッケル
ジョイントベンチャー社製のオキシ水酸化コバルト粒
子をピンミルで粉砕し、メジアン粒子径が0.9ミクロ
ンのオキシ水酸化コバルトの微粉(コバルト含有率5
9.0%)を得る。これを6.99kgとケメタルフッ
ト社製の炭酸リチウム グレードSCL−85に松村石
油社製のミネラルオイルのスモイルPS−260を0.
2%添加/混合しそのまま粉砕をせずに2.64kgを
秤量し20Lヘンシェルミキサーにて高速1.5分間、
続いて低速0.5分間混合し、リチウム/コバルトのモ
ル比を1.015の混合物とする。この混合物を1時間
あたり120℃の昇温速度で室温から980℃まで加熱
する。980℃に3時間保持した後に860℃に下げ3
時間保持した後、約150℃の冷却速度で室温まで冷や
す。この焼成品をハンマーミルで粉砕し、75μm網目
のフルイにかけてコバルト酸リチウムを得る。このフル
イ通過品を原子吸光法による分析結果は、リチウム/コ
バルトのモル比1.01である。コバルト酸リチウムの
粒子径、放電容量及び容量保持率の測定結果を表1に示
す。
【0020】〔比較例1〕クイーンズランド ニッケル
ジョイントベンチャー社製のオキシ水酸化コバルト粒
子(コバルト含有率59.6%)をそのまま6.92k
gとケメタルフット社製の炭酸リチウム グレードSC
L−85をそのまま秤量し、2.72kgと5%ポリビ
ニール水溶液430gを20Lヘンシェルミキサーにて
高速1.5分間、続いて低速0.5分間混合し、リチウ
ム/コバルトのモル比を1.045の混合物とする。こ
の混合物を1時間あたり120℃の昇温速度で室温から
980℃まで加熱する。980℃に3時間保持した後に
860℃に下げ3時間保持した後、約150℃の冷却速
度で室温まで冷やす。この焼成品をハンマーミルで粉砕
し、75μm網目のフルイにかけてコバルト酸リチウム
を得る。このフルイ通過品を原子吸光法による分析結果
は、リチウム/コバルトのモル比1.04である。コバ
ルト酸リチウムの粒子径、放電鉢を用いてこの同じ焼成
を繰り返すと12回までで割れを生じて使用不可となっ
た。
【0021】〔比較例2〕クイーンズランド ニッケル
ジョイントベンチャー社製のオキシ水酸化コバルト粒
子(コバルト含有率58.8%)をそのまま7.015
kgとドイツケメタル社製の40ミクロン以下保証の炭
酸リチウム2.64kgと5%ポリビニール水溶液43
0gとを20Lヘンシェルミキサーにて高速1.5分
間、続いて低速0.5分間混合し、リチウム/コバルト
のモル比を1.015の混合物とする。この混合物を室
温から400℃まで加熱する。400℃で3時間保持し
た後に1時間あたり120℃の昇温速度で890℃まで
加熱する。890℃に3時間保持した後に860℃に下
げ3時間保持した後、約100℃の冷却速度で室温まで
冷やす。この焼成品をハンマーミルで粉砕し、75μm
網目のフルイにかけてコバルト酸リチウムを得る。この
フルイ通過品を原子吸光法による分析結果は、リチウム
/コバルトのモル比1.01である。コバルト酸リチウ
ムの粒子径、放電容量及び容量保持率の測定結果を表1
に示す。
【0022】
【表1】
【0023】〔発明の効果〕本発明によるコバルト酸リ
チウムの製造方法により、メジアン粒子径範囲が8.5
ミクロン以下0.6ミクロン以上であるオキシ水酸化コ
バルトとリチウム化合物とを混合し、リチウム/コバル
トのモル比を1.005から1.02の範囲で焼成する
と放電容量と保持率と低温特性の優れたメジアン粒子径
が4ミクロンから10ミクロンの範囲のコバルト酸リチ
ウムが得ることができる。また、水酸化リチウムや炭酸
リチウムにミネラルオイルを添加した微粉末品を用いる
ことにより、ダスト防止の良好な労働作業環境を保持し
てリチウム/コバルトのモル比を1.005から1.0
2の範囲で焼成するとコージライト・ムライト製甲鉢の
耐用寿命を長く出来る経済性の優れたコバルト酸リチウ
ムを提供することが出来るようになる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メジアン粒子径範囲が8.5ミクロン以下
    0.6ミクロン以上であるオキシ水酸化コバルトと炭酸
    リチウム、水酸化リチウム、酢酸リチウム、クエン酸リ
    チウムから選ばれた少なくとも一種のリチウム化合物と
    を混合し、リチウム/コバルトのモル比を1.005か
    ら1.02の範囲で焼成することを特徴とするコバルト
    酸リチウムの製造方法。
  2. 【請求項2】メジアン粒子径範囲が8.5ミクロン以下
    0.6ミクロン以上であるオキシ水酸化コバルトとメジ
    アン粒子径範囲が4ミクロン以上18ミクロン以下であ
    る炭酸リチウムあるいは、水酸化リチウムから選ばれた
    少なくとも一種のリチウム化合物とを混合し、リチウム
    /コバルトのモル比を1.005から1.02の範囲で
    焼成することを特徴とする請求項1に記載のコバルト酸
    リチウムの製造方法。
  3. 【請求項3】メジアン粒子径範囲が4ミクロン以上18
    ミクロン以下である炭酸リチウムあるいは、水酸化リチ
    ウムから選ばれた少なくとも一種のリチウム化合物にミ
    ネラルオイルを0.02重量%以上0.5重量%以下含
    むことを特徴とする請求項1に記載のコバルト酸リチウ
    ムの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206422A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Honjo Chemical Corp 高密度コバルト酸リチウムとその製造方法
JP2006298699A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Seimi Chem Co Ltd 大粒径のリチウムコバルト複合酸化物の製造方法
JP2009292704A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Noritake Co Ltd リチウムイオン電池の正極活物質製造用匣鉢及びその製造方法

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