JP2003102391A - ミニ豚の不断給餌用飼料 - Google Patents

ミニ豚の不断給餌用飼料

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JP2003102391A JP2001300885A JP2001300885A JP2003102391A JP 2003102391 A JP2003102391 A JP 2003102391A JP 2001300885 A JP2001300885 A JP 2001300885A JP 2001300885 A JP2001300885 A JP 2001300885A JP 2003102391 A JP2003102391 A JP 2003102391A
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feeding
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Hiroshi Komaki
弘 小牧
Makoto Mizutani
誠 水谷
Hajime Yazawa
肇 矢沢
Susumu Ueda
進 上田
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Nihon University
Nippon Institute for Biological Science
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NIPPON INST FOR BIOLOG SCIENCE
Nihon University
Nippon Institute for Biological Science
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ミニ豚が過食せず、給餌量を厳密に管理するこ
とのない、いわゆる不断給餌を実施した場合であって
も、ミニ豚が肥満状態となり難い飼料を提供すること。 【解決手段】主原料として、ビートパルプおよびグレイ
ンソルガムを、それぞれ30%から35%、27%から
35%ずつ配合するとともに、その他の原料として、少
なくともアミノ酸、ビタミン、および、ミネラルを配合
した飼料により、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ミニ豚の群飼におい
て、勢力の強い個体と弱い個体に同時に給餌することに
よる群飼(多頭飼育)が可能で、しかも、群飼時または
単飼時のいずれの場合にも不断給餌が可能な、省力的、
かつ、安価なミニ豚の不断給餌用飼料に関するものであ
る。本願発明は、より具体的には、主原料としてビート
パルプおよびグレインソルガムを配合することによっ
て、ミニ豚に対する給餌量を管理、制御することなく、
自由に摂取させたとしても、ミニ豚が過食することがな
く、その成長を良好に保つことができる、省力的、か
つ、安価で、優れた飼料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミニ豚は、1950年代に、従来の食肉
用の家畜豚の品種を改良することによって創出された、
比較的歴史の浅い種の通称であり、現在では、例えば、
オーミニ種(Ohmini)やクラウン種(CLAW
N)などの、日本で創出されたものを含めて、世界中で
は20種類以上が知られている。上記例示した2種のミ
ニ豚は、成長したときの個体重量が25Kgから40K
gと、成長したときの個体体重が200Kgを越える従
来種と比較して大幅に小型化されていることから、ミニ
豚と呼称されているのである(一般的には、ミニ豚を個
体重量が60Kgから80Kg程度のもの、40Kgか
ら60Kg程度のもの、25Kgから40Kgのもの、
そして25Kg以下のもの、と大きく4種に大別するこ
とがあるが、本願発明では、これらのもの全てを「ミニ
豚」と総称的に呼ぶことにする)。そしてミニ豚は、従
来種が主として食肉用として飼育されていたのに対し
て、これとは異なった目的で飼育されている。
【0003】まず第一番目として、実験用動物としての
飼育をあげることができる。従来の豚は、強い繁殖力を
有し、多頭出産で、しかも短期間に世代交代し、飼育そ
れ自体は比較的容易である、などといった、実験用動物
として好適な動物であったにもかかわらず、給餌の管理
が面倒で、また大食漢であるがゆえ、餌代に要する費用
がばかにならず、個体が大きすぎるために麻酔などが面
倒で、そしてなによりも、個体が大きすぎるために実験
室内で飼育することが困難であったために、実験用動物
として利用されることは少なかった。しかし、ミニ豚の
登場により、餌代、麻酔そして実験室内での飼育が従来
の豚に比較して容易となったため、現在では、数多くの
実験がミニ豚を用いて行われるようになっており、学術
文献での引用数も多く、いわば実験用動物としてのスタ
ンダードの一つということができる。
【0004】第二番目として、実験用の臓器を抽出する
目的での飼育をあげることができる。ミニ豚が実験用臓
器を抽出する目的で飼育されているのは、前記した、実
験用動物として優れていることに加えて、ミニ豚の個体
体重がヒトの体重と同程度であること、言い換えれば、
ミニ豚の各種臓器の大きさなどが、ヒトのそれに近いと
いう理由による。
【0005】そして、第三番目として、愛玩動物(ペッ
ト)としての飼育をあげることができる。ミニ豚は、先
にも述べたように、小型であるゆえ、飼育が比較的容易
であるが、それに加えて風貌に愛嬌があることや、ヒト
になつくことから、これを愛玩動物として飼育する愛好
家が増加しており、ペットショップにて購入できる程度
にまで一般的になってきている。
【0006】
【従来技術の課題】上述したように、ミニ豚は、現在、
実験用動物として、実験用の臓器を提供する目的で、そ
して、ペットとして、畜産に関連した研究機関、医薬品
などの研究開発を行う企業はもとより、一般の愛好家に
よって飼育されている。ここで、豚は雑食性であり、ミ
ニ豚も同様であるから、従来の食肉用の家畜豚のために
市販、提供されている飼料をミニ豚用に流用することが
可能であるが、ミニ豚の飼育に際しては、その飼育目的
が食肉用の家畜豚とは異なることから、このような豚の
ために提供されている従来の飼料をそのまま流用する
と、重大な課題が生じる可能性がある。
【0007】まず第一に、従来の食肉用の豚に提供され
ている飼料は、栄養価的には十分なものであるが、その
反面、豚が過食し易い。このような飼料を、特に生後一
年未満の、成長期にあるミニ豚に給餌した場合には、過
食によって、その体重が標準体重を超えて、いわゆる肥
満状態となり易くなる。したがって、肥満を引き起こし
やすい従来の飼料では、食肉用の豚を飼育する場合と異
なり、その給餌量を厳密に管理しなければならず、食肉
用の豚を飼育する場合に実施されている、不断給餌とい
う、省力的な給餌方法を採用することができない。いっ
たん肥満状態となったミニ豚は、脚部にかかる負担が大
きくなるため、運動量が低下し、肥満状態がさらに悪化
してしまう、という悪循環に陥るからである。ミニ豚を
研究用動物とする場合であれば、肥満状態となってしま
うと、麻酔をかける際に大量の麻酔薬が必要となるし、
臓器に脂肪が蓄積してしまうと、実験用の臓器として使
用し難くなるなどの障害が発生するのである。またペッ
トとして飼育するにしても、ミニ豚が肥満状態になって
しまうと、種々の疾病を発症し易くなるなど、飼育者の
負担の増加につながるからである。
【0008】第二に、従来の食肉用の豚に提供されてい
る飼料は、豚の「食い込み」は良好であるものの、前記
のように過食し易いものであるために、多数のミニ豚を
群飼する場合は給餌量を管理し、そして給餌方法を工夫
しなければならない、という課題がある。これは、群飼
の場合には、比較的勢力の強い個体と比較的勢力の弱い
個体の両者に対して、同時に飼料を給餌しなければなら
ないために生じる課題である。すなわち、比較的勢力の
強い個体は、勢力の弱い個体に先駆けて満腹感を覚える
まで飼料を摂取し続ける。そして勢力の弱い個体は、勢
力の強い個体が満腹感を覚えて給餌器を離れた後に、や
っと飼料にありつけるわけであるから、過剰量の飼料を
給餌しておく必要がある。ところが、過剰量の飼料を給
餌すると、勢力の強い個体は満腹感を覚えるまで飼料を
摂取するのであるから、従来の飼料では、過食の傾向が
生じてしまい、前記のような肥満の課題が発生し、逆に
勢力の弱い個体にあっては、栄養不足という課題が生じ
易いのである。これを解決するためには、結局のとこ
ろ、不断給餌という、省力的な給餌方法を採用せずに、
給餌のタイミングと給餌量を厳密に管理したり、あるい
は、例えば比較的勢力の強い個体と比較的勢力の弱い個
体を、給餌の際には離別する、などといった工夫が必要
となるのである。
【0009】第三に、ミニ豚は、その成長過程(体重の
増加)の時々で要求する成分が変化するが、特に生後一
年程度の間の成長期には、好ましくは、成長の度合いに
合わせ、種々の組成の飼料、言い換えれば複数種類の飼
料を給餌する必要がある、という課題がある。これは、
言い換えれば、飼育するミニ豚が、その種類に応じた標
準体重を前記成長期の期間に渡って維持できるような一
種類の飼料が従来は提供されていないため、ミニ豚の成
長に合わせて飼料を使い分けなければならなかった、と
いう課題が存在していたことを意味するものである。
【0010】そして第四に、従来の食肉用の豚に提供さ
れている飼料の中には、トウモロコシなどの高価な穀物
を主原料としたものがあるが、このような飼料は価格が
高価であるという課題の他に、穀物の生産地において水
害や干ばつなどの災害が発生し、その収穫が減少する
と、国際価格は高騰して、入手さえも困難になってしま
うという課題がある。また更には、近年では遺伝子組み
換え穀物が世間を騒がせているが、穀物を主原料とした
飼料では、このような穀物が混入する可能性が高くなる
という課題もある。
【0011】上記課題に鑑みてなされた本願発明の第一
の目的は、ミニ豚が過食せず、したがって、特に生後一
年未満の成長期にあるミニ豚に対しても、給餌量を厳密
に管理することなく、いわゆる不断給餌を実施した場合
であっても、ミニ豚が肥満状態となり難い飼料を提供す
ることにある。本願発明の第二の目的は、ミニ豚の「食
い込み」が良好な一方で、多数のミニ豚を群飼する場合
であっても、給餌量の管理や、給餌方法に特別の工夫が
不要な飼料を提供することにある。本願発明の第三の目
的は、特に生後一年程度の間の成長期を通して、ミニ豚
の良好な成長を達成するための単一種類の飼料を提供す
ることにある。そして本願発明の第四の目的は、トウモ
ロコシなどの、高価で、しかも価格の変動が激しい穀物
を主原料としない、安価な飼料を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、前記目的
を達成するため、ビートパルプ(さとう大根の絞り粕)
に着目し、鋭意検討を行った結果、本願発明を完成する
に至った。すなわち、本願請求項1に記載した発明は、
主原料として、ビートパルプおよびグレインソルガム
を、それぞれ30%から35%、27%から35%ずつ
配合するとともに、その他の原料として、少なくともア
ミノ酸、ビタミン、および、ミネラルを配合した、ミニ
豚の不断給餌用飼料である。また本願請求項2に記載し
た発明は、前記請求項1に記載した発明に係り、主原料
であるビートパルプおよびグレインソルガムを、それぞ
れ31.70%ずつ配合したことを特徴とする。また本
願請求項3に記載した発明は、前記請求項1に記載した
発明に係り、主原料であるビートパルプおよびグレイン
ソルガムを、それぞれ34.00%、30.43%ずつ
配合したことを特徴とする。そして本願請求項4に記載
した発明は、前記請求項1に記載した発明に係り、主原
料であるビートパルプおよびグレインソルガムを、それ
ぞれ34.00%、27.58%ずつ配合したことを特
徴とする。
【0013】また、本願請求項5に記載した発明は、前
記請求項1から請求項4のいずれかに記載した発明に係
り、前記その他の原料として、トウモロコシ、アルファ
ルファミール、大豆粕、魚粉、糖蜜、脱脂米糠、フス
マ、炭酸カルシウム、第2リン酸カルシウム、食塩、リ
ジン、メチオニン、各種ビタミン、および、各種ミネラ
ルを配合したことを特徴とする。本願請求項6に記載し
た発明は、前記請求項2に記載した発明に係り、前記そ
の他の原料として、トウモロコシを9.32%、アルフ
ァルファミールを9.32%、大豆粕を2.80%、魚
粉を1.87%、糖蜜を2.33%、脱脂米糠を1.8
7%、フスマを1.40%、炭酸カルシウムを1.31
%、第2リン酸カルシウムを0.93%、食塩を0.4
7%、リジンを2.33%、メチオニンを1.63%、
各種ビタミンを合計0.56%、そして、各種ミネラル
を合計0.47%配合したことを特徴とする。本願請求
項7に記載した発明は、前記請求項3に記載した発明に
係り、前記その他の原料として、トウモロコシを8.9
5%、アルファルファミールを8.95%、大豆粕を
3.12%、魚粉を1.78%、糖蜜を2.24%、脱
脂米糠を1.79%、フスマを1.34%、炭酸カルシ
ウムを1.25%、第2リン酸カルシウムを0.90
%、食塩を0.45%、リジンを2.24%、メチオニ
ンを1.57%、各種ビタミンを合計0.54%、そし
て、各種ミネラルを合計0.45%配合したことを特徴
とする。本願請求項8に記載した発明は、前記請求項4
に記載した発明に係り、前記その他の原料として、トウ
モロコシを8.11%、アルファルファミールを8.1
1%、大豆粕を9.00%、魚粉を1.62%、糖蜜を
2.03%、脱脂米糠を1.62%、フスマを1.22
%、炭酸カルシウムを1.14%、第2リン酸カルシウ
ムを0.81%、食塩を0.41%、リジンを2.03
%、メチオニンを1.42%、各種ビタミンを合計0.
49%、そして、各種ミネラルを合計0.41%配合し
たことを特徴とする。
【0014】また本願請求項9に記載した発明は、前記
請求項5から請求項8のいずれかに記載した発明に係
り、各種ビタミンが、チアミン、リボフラビン、パント
テン酸、ピリドキシン、コリン、ビタミンA、および、
ビタミンDであることを特徴とする。本願請求項10に
記載した発明は、前記請求項5から請求項8のいずれか
に記載した発明に係り、各種ミネラルが、カルシウム、
イオウ、鉄、銅、亜鉛、マンガン、および、ヨウ素であ
ることを特徴とする。
【0015】そして本願請求項11に記載した発明は、
前記請求項1から請求項10に記載したいずれかの発明
に係り、これらミニ豚用の不断給餌用飼料が、ペレット
化されていることを特徴とする。以下に、本願発明を詳
細に説明する。
【0016】本願発明の飼料において、主原料の一つと
して使用するビートパルプは、前記したように、さとう
大根の絞り粕であり、通常、砂糖を抽出した後に、廃棄
物として処分などされるものである。ビートパルプの成
分は、およそ、水が13.4%、粗蛋白質が10.9
%、粗脂肪が1.0%、可溶性窒素物が52.7%、粗
繊維が5.0%、粗灰分が5.0%、その他12.0%
である。本願発明の飼料における、もう一つの主原料で
あるグレインソルガム(grain sorghum)
は、モロコシ類のソルガム(sorghum)の採実用
のものである。採実専用のものとして、マイロ(mil
o)があり、これは、米国で広く栽培されていることか
ら、グレインソルガムを総称してマイロということもあ
る。また、コウリャン(kaoliang)もグレイン
ソルガムの一種である。これらグレインソルガムは、米
国、オーストラリア、アルゼンチン等において生産され
ており、わが国には従来から配合飼料の原料として輸入
されているが、本願発明においてはこれらを使用するこ
とができる。なお、マイロは主成分がデンプンであっ
て、エネルギー価は高く、トウモロコシよりわずかに低
い程度であり、粗蛋白質含量は9ー10%であるが、特
殊な成分としてタンニン(tannin)を含み、ま
た、トウモロコシに比べてキサントフィルがきわめて少
ない。なお本願発明において、グレインソルガムは粉砕
して配合することを例示できる。
【0017】本願発明のミニ豚の不断給餌用飼料は、上
記のように、ビートパルプを主原料とし、30%から3
5%配合することによって、主として前記第一および第
二の目的を達成するものである。ビートパルプは、ミニ
豚の消化器官内で三倍程度にまで膨張するため、ミニ豚
が実際に満腹となる以前に、適当量の飼料を摂取した段
階で満腹感を覚えるようになり、飼料の過食は抑制さ
れ、この結果、ミニ豚が肥満状態となることが防止され
るのである。このように、このビートパルプを主原料と
して30%から35%程度配合することにより、本願発
明の飼料では、ミニ豚に対する給餌量を厳密に管理する
労力を不要とする、不断給餌という、省力的な給餌方法
を採用することができる。すなわち本願発明は、ミニ豚
に対する給餌量を管理せず、不断給餌を実施したとして
も、ミニ豚の飼料の過食を防止し、ミニ豚が肥満状態に
なることを防止できるという効果を達成し得るのであ
る。また、比較的勢力の強い個体と比較的勢力の弱い個
体を群飼する場合において、不断給餌を実施したとして
も、勢力の強いミニ豚の過食や、勢力の弱いミニ豚の栄
養不足という課題も生じない。なおビートパルプは繊維
質に富む原料であることから、これを主原料として30
%から35%程度配合した本願発明の飼料は、繊維質に
富んだ、ミニ豚の健康管理のうえでも非常に好ましい飼
料ということができる。
【0018】上記のように、本願発明の飼料は、ミニ豚
に対する給餌量を管理する必要がないという効果によ
り、ミニ豚に対する不断給餌を実施し得るという、優れ
た効果を達成するものである。不断給餌とは、給餌のた
びに、ミニ豚が摂取すると予想される量の飼料を計り取
って決まった時間に給餌したり、ミニ豚の摂取後には給
餌した飼料が残らないように片付ける、等といった給餌
管理を行う必要のない、いわば省力的な給餌量の管理を
可能とする給餌方法を意味する。言い換えれば、本願発
明の飼料は、ミニ豚の摂取量を詳細に予想せずとも、必
要十分とおおまかに予想される量、あるいは、過剰量の
飼料を給餌しても、ミニ豚の過食などに起因する課題を
引き起こす恐れがないのである。また当然のことなが
ら、決まった時間に給餌を行わずとも、ミニ豚が常に飼
料を摂取できるような状態で飼育することが可能となる
のである。
【0019】不断給餌は、従来から食肉用の豚の給餌に
おいては採用されている方法であり、本願発明の飼料を
不断給餌する場合には、具体的には、かかる従来公知の
方法を実施することができる。例えば、単に過剰量の飼
料を給餌するだけでも良いが、飼料が散乱などするのを
防止するためで、飼料を給餌するためのトレイ部と、飼
料を蓄えたホッパー部とを連結するかあるいは、トレイ
部に一定量の飼料が常に保持されるようにホッパー部か
らトレイ部への給餌を自動的に制御する制御部と、を具
備する自動給餌装置などを用いることが、特に好まし
い。かかる自動給餌装置を用いれば、飼育者は、例えば
当該ホッパー部中に飼料が蓄えられているか否かのみを
管理すれば良いことになる。もっとも、実際の給餌に際
しては、いずれの場合にも、給餌した飼料が腐敗したり
しないように、十分に注意すべきことはいうまでもな
い。
【0020】そして、本願発明のミニ豚の不断給餌用飼
料は、上記のように、グレインソルガムをも主原料と
し、27%から35%配合することによって、主として
前記第四の目的を達成するものである。すなわち、グレ
インソルガムは、従来からトウモロコシの代替品として
の使用されているのであるが、本願発明はこれを主原料
とすることで、配合するトウモロコシの量を低下させ
て、安価で、かつ、価格変動を抑制し得る飼料の提供を
可能とするのである。
【0021】本願発明の飼料は、ビートパルプおよびグ
レインソルガムの他に、少なくともアミノ酸、ビタミ
ン、および、ミネラルを配合したものである。これら、
ビートパルプおよびグレインソルガムの他の原料は、ミ
ニ豚の成長・繁殖に必要な養分を給餌するために配合さ
れるものであるが、かかる原料としては、具体的に例え
ば、トウモロコシ、アルファルファミール、大豆粕、魚
粉、糖蜜、脱脂米糠、フスマ、炭酸カルシウム、第2リ
ン酸カルシウム、食塩、リジン、メチオニン、各種ビタ
ミン、および、各種ミネラルを例示することができる。
【0022】また、上記の各種ビタミンとしては、より
具体的に例えば、チアミン、リボフラビン、パントテン
酸、ピリドキシン、コリン、ビタミンA、および、ビタ
ミンDを例示することができる。そして上記の各種ミネ
ラルとしては、より具体的に例えば、カルシウム、イオ
ウ、鉄、銅、亜鉛、マンガン、および、ヨウ素を例示す
ることができる。
【0023】このように、主原料であるビートパルプお
よびグレインソルガムの他に、アミノ酸、ビタミン、お
よび、ミネラルを配合した結果、本願発明の飼料は、後
の実施例にも示すように、特に生後一年程度の間の成長
期を通して、そしてその後の時期を通して、ミニ豚の良
好な成長を促し、また平均体重を維持させることが可能
である、という効果を達成できるのである。
【0024】本願発明の飼料は、上記のような原料を一
定割合で配合することにより製造し得るが、ミニ豚への
給餌に際しては、粉末状態で給餌しても良いし、ペレッ
ト状に成形し、固めて給餌しても良い。しかしながら、
ミニ豚が特定の飼料成分のみを選び食いしてしまうと、
上述のような効果を達成することが困難となるため、か
かる選び食いができないように、上記原料を配合後、均
質に混合したうえで、ペレット状に成形し、固めたもの
を給餌することが特に好ましい。ここで、飼料をペレッ
ト状に成形する方法としては、従来知られた方法を特別
の制限なしに使用することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本願発明の飼料を更に具
体的に説明するため、実施例を記載するが、これら実施
例は本願発明の一実施形態であり、本願発明を限定する
ものではない。
【0026】実施例1 飼料の調整(その1) 各種原料を、表1に示した割合で配合し、底面部の直径
が約3.2mm、長さが約10mmのペレット状に成形
した本願発明の飼料(以下、「NU飼料」とする)を調
整した。なお表1中の配合割合は、飼料1kgに対する
配合割合(乾燥重量換算)であり、また、表中のビタミ
ンミックス剤とは、1kgあたり、1000mgのチア
ミン、7000mgのリボフラビン、10900mgの
パントテン酸、500mgのピリドキシン、そして、5
7600mgのコリンを含む剤であり、表中のミネラル
ミックス剤とは、10.54%のカルシウム、22.6
5%のイオウ、1kgあたり、50000mgの鉄、1
0000mgの銅、60000mgの亜鉛、50000
mgのマンガン、そして10000mgのヨウ素を含む
剤であり、そして表中のビタミンA、D剤とは、1kg
あたり、10000IUのビタミンAと、20000I
UのビタミンDを含む剤である。なお、NU飼料の製造
コストは、1kgあたり約61.8円であった。
【0027】
【表1】
【0028】このようにして調整したペレット状の飼料
の、化学的組成と栄養価を、化学的組成については常法
により、栄養価については消化試験により、実験した。
その結果を表2に示す。表中、GEは総エネルギーを示
し、NFEとは可溶窒素物を示し、DEとは可消化エネ
ルギーを示し、HemiCelluloseとは、植物
の細胞壁においてセルロースと結合して存在する多糖類
を意味し、NFCとは非繊維性炭水化物を示し、NDF
とは中性デタージェントファイバーを示し、ADFとは
酸性デタージェントファイバーを示し、そしてADLと
は酸性デタージェントリグニンを示すものである。な
お、表中のSDは、NU飼料を5回製造し、それぞれに
ついて化学的組成および栄養価を調査して算出した標準
偏差である。
【0029】
【表2】
【0030】実施例2 飼料の調整(その2) 各種原料を、表3に示した割合で配合し、底面部の直径
が約3.2mm、長さが約10mmのペレット状に成形
した本願発明の飼料(以下、「NLー12飼料」とす
る)を調整した。なお表3中の配合割合は、飼料1kg
に対する配合割合(乾燥重量換算)であり、また、表中
のビタミンミックス剤、ミネラルミックス剤、そしてビ
タミンA、D剤は、実施例1で使用したものと同一であ
る。なお、NLー12飼料の製造コストは、1kgあた
り約62円であった。
【0031】
【表3】
【0032】このようにして調整したペレット状の飼料
の、化学的組成と栄養価を、実施例1と同様の方法によ
り調査した。その結果を表4に示す。なお、表中のSD
は、NLー12飼料を5回製造し、それぞれについて化
学的組成および栄養価を調査して算出した標準偏差であ
る。
【0033】
【表4】
【0034】実施例3 飼料の調整(その3) 各種原料を、表5に示した割合で配合し、底面部の直径
が約3.2mm、長さが約10mmのペレット状に成形
した本願発明の飼料(以下、「NHー14飼料」とす
る)を調整した。なお表5中の配合割合は、飼料1kg
に対する配合割合(乾燥重量換算)であり、また、表中
のビタミンミックス剤、ミネラルミックス剤、そしてビ
タミンA、D剤は、実施例1で使用したものと同一であ
る。なお、NHー14飼料の製造コストは、1kgあた
り約62円であった。
【0035】
【表5】
【0036】このようにして調整したペレット状の飼料
の、化学的組成と栄養価を、実施例1と同様の方法によ
り調査した。その結果を表6に示す。なお、表中のSD
は、NHー14飼料を5回製造し、それぞれについて化
学的組成および栄養価を調査して算出した標準偏差であ
る。
【0037】
【表6】
【0038】実施例4 ミニ豚への不断給餌 合計9頭のミニ豚(白毛色ミニ豚(NIBS系)、月齢
3)を、それぞれ3頭ずつ、3群に分け、実施例1から
実施例3で調整した、NU飼料、NLー12飼料、また
は、NHー14飼料を不断給餌して、体重の推移を1週
間ごとに測定した。なおこの測定は、平成12年9月2
日から、平成13年2月18日にかけて実施した。また
各飼料の不断給餌に際しては、ステンレス製5頭口不断
給餌器を使用し、水は、ミニ豚が自由に摂取できるよう
にした。
【0039】測定結果(3頭の平均体重、12.3K
g)と、各測定時での、ミニ豚(白毛色ミニ豚(NIB
S系))の標準体重を結果を表7に示すとともに、これ
をグラフ化したものを図1に示す。なお、ミニ豚の標準
体重は、NS飼料を制限給餌した際の数値である。また
表中のSDは、各群中の各個体それぞれの体重を測定し
て算出した標準偏差である。
【0040】
【表7】
【0041】表7および図1から容易に理解されるよう
に、本願発明のNU飼料、NLー12飼料およびNHー
14飼料を給餌した場合には、ミニ豚の体重の増加が標
準体重の増加プロファイルと近似したものとなり、ミニ
豚の良好な飼育が実現できることがわかる。これらの飼
料のなかでも、NU飼料を給餌した場合は、NLー12
飼料やNHー14飼料を給餌した場合と比較して、ミニ
豚の体重増加プロファイルが標準体重の増加プロファイ
ルに最も近似しており、本願発明の飼料の中でも特に効
果的であることがわかる。
【0042】表7および図1を詳細に検討すると、NL
ー12飼料を給餌した場合であっても、NHー14飼料
を給餌した場合に比べれば、体重の平均値の標準偏差が
小さいことから、ミニ豚の体重のバラツキが小さいとい
うことが理解できる。しかしながら、NU飼料を給餌し
た場合は、NLー12を給餌した場合よりも、更に体重
のバラツキは小さく、最も優れた飼料であることがわか
る。しかも、NLー12飼料を給餌した場合では、NH
ー14飼料を給餌した場合と同様に、飼育後半のミニ豚
の体重増加プロファイルが標準体重の増加プロファイル
を下回っていることがわかる。これは、NU飼料とは異
なり、NLー12飼料やNHー14飼料では、飼育の後
半にミニ豚の食欲減退がおこり、体重の増加が停滞した
ためであると推測できる。
【0043】以上の結果から、給餌した飼料の総エネル
ギー(GE)の高低よりも、むしろ、ビートパルプの配
合量をわずかに変えたことによって、ミニ豚が満腹感を
覚える度合いが変化し、これをおよそ32%配合したN
U飼料では、標準体重の増加プロファイルと最も近似し
た体重増加プロファイルに沿ったミニ豚の飼育が実現で
きるのに対して、34%程度配合したNLー12飼料や
NHー14飼料では、ミニ豚が満腹感を覚える時期がわ
ずかに早いために、飼料の摂取抑制効果が高めになって
しまうことがわかる。
【0044】
【発明の効果】本願発明では、ビートパルプを主原料と
し、これを30%から35%配合することによって、ミ
ニ豚が過食せず、生後一年未満の成長期にあるミニ豚に
対しても、給餌量を厳密に管理することなく給餌するこ
とが可能で、しかも、ミニ豚が肥満状態となり難い、ミ
ニ豚の不断給餌用飼料を提供したものである。また本願
発明は、ビートパルプを主原料とし、これを30%から
35%配合することによって、多数のミニ豚を群飼する
場合であっても、給餌量の管理や、給餌方法に特別の工
夫が不要な、ミニ豚の不断給餌飼料を提供したものであ
る。
【0045】また本願発明は、上記に加えてグレインソ
ルガムをも主原料とし、これを27%から35%配合す
ることによって、安価で、かつ、価格変動を抑制し得
る、ミニ豚用の不断給餌飼料を提供したものである。そ
して本願発明は、ビートパルプおよびグレインソルガム
の他に、少なくともアミノ酸、ビタミン、および、ミネ
ラルを配合することによって特に生後一年程度の間の成
長期を通して、良好な成長を達成するためのミニ豚用の
不断給餌飼料を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、前記実施例における、表7に示した結
果を図示したものであり、縦軸はミニ豚の体重(Kg)
を、横軸は実施例に示した飼料の給餌を開始してからの
日付(給餌期間)をそれぞれ示す。図中、黒四角は、ミ
ニ豚の標準体重を、白丸は実施例1で調整したNU飼料
を給餌した場合の結果を、黒丸は実施例2で調整したN
Lー12飼料を給餌した場合の結果を、そして白三角は
実施例3で調整したNHー14飼料を給餌した場合の結
果を、それぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23K 1/16 302 A23K 1/16 302N 1/175 1/175 1/18 1/18 Z 1/20 1/20 (72)発明者 水谷 誠 山梨県北巨摩郡小淵沢町451 (72)発明者 矢沢 肇 山梨県北巨摩郡小淵沢町320 (72)発明者 上田 進 埼玉県所沢市中新井3−12−19 Fターム(参考) 2B005 EA01 2B150 AA03 AB02 AE05 CA02 CA03 CA13 CB01 CD30 CE01 CE05 CE21 DA44 DA48 DA49 DE01 DE02 DE08 DE14 DH04 DH06 DH07 DH08 DH09 DH13 DH14 DH17 DH19 DH35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主原料として、ビートパルプおよびグレ
    インソルガムを、それぞれ30%から35%、27%か
    ら35%ずつ配合するとともに、その他の原料として、
    少なくともアミノ酸、ビタミン、および、ミネラルを配
    合した、ミニ豚の不断給餌用飼料。
  2. 【請求項2】 主原料であるビートパルプおよびグレイ
    ンソルガムを、それぞれ31.70%ずつ配合したこと
    を特徴とする、請求項1に記載のミニ豚の不断給餌用飼
    料。
  3. 【請求項3】 主原料であるビートパルプおよびグレイ
    ンソルガムを、それぞれ34.00%、30.43%ず
    つ配合したことを特徴とする、請求項1に記載のミニ豚
    の不断給餌用飼料。
  4. 【請求項4】 主原料であるビートパルプおよびグレイ
    ンソルガムを、それぞれ34.00%、27.58%ず
    つ配合したことを特徴とする、請求項1に記載のミニ豚
    の不断給餌用飼料。
  5. 【請求項5】 前記その他の原料として、トウモロコ
    シ、アルファルファミール、大豆粕、魚粉、糖蜜、脱脂
    米糠、フスマ、炭酸カルシウム、第2リン酸カルシウ
    ム、食塩、リジン、メチオニン、各種ビタミン、およ
    び、各種ミネラルを配合したことを特徴とする、請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のミニ豚の不断給餌用
    飼料。
  6. 【請求項6】 前記その他の原料として、トウモロコシ
    を9.32%、アルファルファミールを9.32%、大
    豆粕を2.80%、魚粉を1.87%、糖蜜を2.33
    %、脱脂米糠を1.87%、フスマを1.40%、炭酸
    カルシウムを1.31%、第2リン酸カルシウムを0.
    93%、食塩を0.47%、リジンを2.33%、メチ
    オニンを1.63%、各種ビタミンを合計0.56%、
    そして、各種ミネラルを合計0.47%配合したことを
    特徴とする、請求項2に記載のミニ豚の不断給餌用飼
    料。
  7. 【請求項7】 前記その他の原料として、トウモロコシ
    を8.95%、アルファルファミールを8.95%、大
    豆粕を3.12%、魚粉を1.78%、糖蜜を2.24
    %、脱脂米糠を1.79%、フスマを1.34%、炭酸
    カルシウムを1.25%、第2リン酸カルシウムを0.
    90%、食塩を0.45%、リジンを2.24%、メチ
    オニンを1.57%、各種ビタミンを合計0.54%、
    そして、各種ミネラルを合計0.45%配合したことを
    特徴とする、請求項3に記載のミニ豚の不断給餌用飼
    料。
  8. 【請求項8】 前記その他の原料として、トウモロコシ
    を8.11%、アルファルファミールを8.11%、大
    豆粕を9.00%、魚粉を1.62%、糖蜜を2.03
    %、脱脂米糠を1.62%、フスマを1.22%、炭酸
    カルシウムを1.14%、第2リン酸カルシウムを0.
    81%、食塩を0.41%、リジンを2.03%、メチ
    オニンを1.42%、各種ビタミンを合計0.49%、
    そして、各種ミネラルを合計0.41%配合したことを
    特徴とする、請求項4に記載のミニ豚の不断給餌用飼
    料。
  9. 【請求項9】 各種ビタミンが、チアミン、リボフラビ
    ン、パントテン酸、ピリドキシン、コリン、ビタミン
    A、および、ビタミンDであることを特徴とする、請求
    項5から請求項8のいずれかに記載したミニ豚の不断給
    餌用飼料。
  10. 【請求項10】 各種ミネラルが、カルシウム、イオ
    ウ、鉄、銅、亜鉛、マンガン、および、ヨウ素であるこ
    とを特徴とする、請求項5から請求項8のいずれかに記
    載したミニ豚の不断給餌用飼料。
  11. 【請求項11】 ペレット化されていることを特徴とす
    る、請求項1から請求項10のいずれかに記載したミニ
    豚の不断給餌用飼料。
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