JP2003102353A - ピンオンリールホルダー - Google Patents

ピンオンリールホルダー

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JP2003102353A JP2001296796A JP2001296796A JP2003102353A JP 2003102353 A JP2003102353 A JP 2003102353A JP 2001296796 A JP2001296796 A JP 2001296796A JP 2001296796 A JP2001296796 A JP 2001296796A JP 2003102353 A JP2003102353 A JP 2003102353A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピンオンリールを保持することができるピンオ
ンリールホルダーを提供すること。 【解決手段】第一の部材1aと、第二の部材2aと、保
持用突起5aと、第一のネジ8と、を備えるピンオンリ
ールホルダー10であって、第一の部材1aと第二の部
材2aとは、保持用突起5aによりピンオンリール3a
を保持した状態で、第一のネジ8により固定することが
できることを特徴とするピンオンリールホルダー10を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本願発明は、ピンオンリー
ルを保持することができるピンオンリールホルダーに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】釣りなどの際には、ラ
インカッター、フックシャープナー、針外し等の頻繁に
使用する道具をピンオンリールに取り付けておくことが
行われている。
【0003】ここで、ピンオンリールは、糸と、糸の先
に設けられたクリップ部と、リール部と、を備え、この
リール部は、糸を巻き取るドラムと、糸を巻き取る方向
にドラムを付勢するバネとをケース内に納めることによ
り構成されているのが一般的である。
【0004】以上のようなピンオンリールにおいては、
クリップ部にラインカッター等の道具を取り付け、この
道具を使用する際には、この道具を引っ張ることにより
ドラムに巻かれた糸が繰り出され、この道具から手を離
すと糸が巻き取られる仕組みになっている。
【0005】しかしながら、このようなピンオンリール
では、ピンオンリールを衣服等に固定することができ
ず、不便であった。
【0006】また、このようなピンオンリールにおいて
は、複数の道具を取り付ける場合には、必要な数だけピ
ンオンリールを使用する必要がある。
【0007】しかしながら、複数のピンオンリールを持
ち歩くのでは、その取り扱いが不便である。
【0008】また、このような不便を解消するために、
リール部の内部に複数のドラムを設け、これらのドラム
から糸を一本ずつ引き出し、これらの糸にクリップ部を
設けることにより、即ち、一つのケースの中に複数のド
ラムを設け、これと同じ数の糸及びクリップ部を備える
ことにより、複数の道具を取り付けられるようにしたも
のもある。
【0009】しかしながら、以上のようなピンオンリー
ルでは、予め、使用する道具の数と同じ数のドラム部及
びクリップ部を有するピンオンリールを用意する必要が
あり、必要に応じて、ドラム部及びクリップ部の数を増
減させることはできなかった。
【0010】そこで、本願発明は、ピンオンリールを保
持することができ、また、複数のピンオンリールを一つ
にまとめて保持することができ、さらに、消費者の選択
により、使用するピンオンリールの数を変えることがで
きるピンオンリールホルダーを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本願発明は、第一の部材と、前記第一の部材ととも
にピンオンリールを両側から挟み込む第二の部材と、前
記ピンオンリールを前記第一の部材と前記第二の部材と
に対して保持する保持手段と、前記第一の部材と前記第
二の部材とを相互に固定する固定手段と、からなるピン
オンリールホルダーを提供する。
【0012】第一の部材と第二の部材とは、固定手段に
より相互に固定された場合に、ケース状をなすように構
成することができる。
【0013】このように、ケース状をなすような第一の
部材と第二の部材とを採用する場合には、保持されるピ
ンオンリールを内部に納めることができる大きさで、第
一の部材と第二の部材を形成する必要がある。
【0014】また、このようなケース状のものを用いる
場合には、ピンオンリールの数に応じて、ピンオンリー
ルに備わっている糸を通すことができる穴を設けておく
ことが必要である。
【0015】また、第一の部材と第二の部材とをそれぞ
れ板状部材により構成し、これらの第一の部材と第二の
部材とがピンオンリールをその間に挟んだ状態で固定手
段により相互に固定するように構成することも可能であ
る。
【0016】このように、第一の部材と第二の部材とを
それぞれ板状部材により構成する場合には、固定手段と
してこれらを連結するような態様のものを採用する必要
がある。
【0017】例えば、第一の部材に、第二の部材にまで
達する柱状部材を設けておき、これを固定することなど
がある。
【0018】なお、固定するには、溶接、接着等も考え
られるが、ねじ止めや噛み合わせ等を用いて第一の部材
と第二の部材とを着脱可能に構成することが望ましい。
【0019】着脱可能な固定手段を用いることにより、
ピンオンリールが壊れた場合等に、ピンオンリールを取
り替えることができ、また、使用する道具の数に応じて
ピンオンリールホルダーに保持するピンオンリールの数
を変えることができる。
【0020】保持手段を複数備えておき、第一の部材と
第二の部材とにより複数のピンオンリールを保持した状
態で、固定手段により固定することができるようにする
こともできる。
【0021】なお、保持手段の数は、第一の部材と第二
の部材とにより保持するピンオンリールの数により変え
ることができる。
【0022】例えば、一つのピンオンリールを保持する
する場合には、一つの保持手段を備え、また、二つのピ
ンオンリールを保持する場合には、二つの保持手段を備
え、さらに、三つのピンオンリールを保持する場合に
は、三つの保持手段を備えるように構成する。
【0023】このように、複数のピンオンリールを保持
することができるようにすることにより、複数の道具を
使用する場合に便利である。
【0024】前記ピンオンリールには、相互に対向する
一対の面において、前記ピンオンリールの中心軸に沿っ
て設けられている貫通孔または凹部が形成されており、
前記保持手段は前記第一の部材及び前記第二の部材の少
なくとも一方に設けられた突起からなり、前記突起は前
記ピンオンリールの前記貫通孔または凹部に係合するも
のであることが好ましい。
【0025】このように形成された突起は、第一の部材
又は第二の部材の少なくともいずれか一方に設けること
により、この突起をピンオンリールに設けられている凹
部又は貫通孔に嵌合させ、該ピンオンリールを保持する
ことができるようになる。
【0026】なお、突起は、第一の部材又は第二の部材
のいずれか一方に設ければ足りるが、第一の部材と第二
の部材のそれぞれに設けることにより、より確実にピン
オンリールを保持することができるようになる。
【0027】前記ピンオンリールには、相互に対向する
一対の面において、前記ピンオンリールの中心軸に沿っ
て設けられている貫通孔の周囲に凹部が形成されてお
り、前記保持手段は前記第一の部材及び前記第二の部材
に設けられた突起からなり、前記突起は前記ピンオンリ
ールの前記貫通孔に係合しており、前記貫通孔から外れ
た場合であっても、前記凹部に引っかかるものであるよ
うに構成することができる。
【0028】このような脱落防止用凹部を設けておくこ
とにより、ピンオンリールホルダーに設けられている突
起が凹部又は貫通孔から外れた場合であっても、その周
りに設けられている脱落防止用凹部に引っかかり、ピン
オンリールがピンオンリールホルダーから脱落してしま
うことを防止することができる。
【0029】また、前記ピンオンリールには、その中心
軸に沿って貫通孔が設けられており、前記保持手段は、
前記貫通孔を通り、前記第一の部材及び前記第二の部材
の少なくとも何れか一方に固定可能なピン状部材からな
るものとすることができる。
【0030】このように、ピン状部材を介してピンオン
リールを第一または第二の部材に対して保持することも
可能である。
【0031】ピンオンリールを構成している第一の部材
又は第二の部材のうち少なくとも一方には、安全ピン構
造を形成しておくことが望ましい。
【0032】このような安全ピン構造を設けておくこと
により、ピンオンリールをピンオンリールホルダーに保
持し、この安全ピンにより衣服等に固定することができ
るようになる。
【0033】また、ピンオンリールホルダーを構成して
いる第一の部材又は第二の部材のうち少なくとも一方に
は、飾り用片を着脱自在に取り付けることができるよう
にすることにより、消費者の選択により、ピンオンリー
ルホルダーのデザインを変えることができるようにな
る。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の第一の実施形
態に係るピンオンリールホルダー10の分解斜視図であ
る。図2は、ピンオンリールホルダー10の第一の部材
1aの下方斜視図である。図3は、ピンオンリールホル
ダー10の第二の部材2aの下方斜視図である。図4
は、ピンオンリールホルダー10にピンオンリール3a
を取り付けた場合の上面図である。
【0035】本願発明の第一の実施形態に係るピンオン
リールホルダー10は、第一の部材1aと、第二の部材
2aとから形成されている。
【0036】第一の部材1aには、ピンオンリール3a
に設けられている保持用孔4に嵌合する保持用突起5a
が取り付けられている。
【0037】保持用突起5aは、ピンオンリール3aに
設けられている保持用孔4を貫通し、第二の部材2aに
まで達するようにされている。
【0038】また、保持用突起5aの下面には、図2に
表されているように、第一のネジ穴6が設けられてお
り、第二の部材2aの下面から第二の部材2aに設けら
れている第一のネジ穴用貫通孔7を通じて、第一のネジ
8をねじ込むことにより、第一の部材1aと第二の部材
2aとは固定されるようにされている。
【0039】ここで、保持用突起5aの長さは、保持用
孔4を通じてピンオンリール3aを貫通する関係上、ピ
ンオンリール3aの厚さBを考慮して適時選択すればよ
い。
【0040】以上のように本願発明の第一の実施形態に
係るピンオンリールホルダー10を構成したので、第一
の部材1aに設けられている保持用突起5aをピンオン
リール3aに設けられている保持用孔4を貫通させ、第
二の部材2aの下面から第一のネジ8をねじ込むことに
より、ピンオンリールホルダー10により、ピンオンリ
ール3aを保持することができるようになる。
【0041】なお、図3に表されているように、第二の
部材2aの底面裏側には安全ピン構造としてピン9aが
取り付けられている。このピン9aは安全ピンの機能を
果たす。このため、ピンオンリール3aをピンオンリー
ルホルダー10に保持した後、ピン9aによりピンオン
リールホルダー10を衣服等に固定することができる。
【0042】また、本実施形態に係る第一の部材1aに
は、飾り用片11aが第二のネジ12により取り付けら
れているため、飾り用片11aを他の物に変更すること
により、ピンオンリールホルダー10のデザインを変え
ることができるようになる。
【0043】図5は、本願発明の第二の実施形態に係る
ピンオンリールホルダー20の分解斜視図である。図6
は、ピンオンリールホルダー20の第一の部材1bの下
方斜視図である。図7は、ピンオンリールホルダー20
の第二の部材2bの下方斜視図である。図8は、ピンオ
ンリールホルダー20にピンオンリール3bを二つ取り
付けた場合の上面図である。
【0044】本実施形態に係るピンオンリールホルダー
20は、それぞれ板状部材からなる第一の部材1bと第
二の部材2bとの間にピンオンリール3bを二つ挟み込
むようにして保持することができるようにされている。
【0045】本実施形態では、それぞれ板状部材からな
る第一の部材1bと第二の部材2bとの間にピンオンリ
ールを挟み込むように構成しているため、ピンオンリー
ル20を構成している第一の部材1bには、柱状部材1
3がスペーサーとして用いられている。
【0046】なお、スペーサーとして用いられている柱
状部材13の高さCは、第一の部材1bと第二の部材2
bとの間に挟み込むピンオンリール3bの厚さBに応じ
て適時選択すればよい。
【0047】また、本実施形態では、第一の実施形態同
様、飾り用片11bが第一の部材1bに取り付けられる
ようになっているが、本実施形態では、第三のネジ14
を第一の部材1bの上面から柱状部材13を貫通し、第
二の部材2bに設けられている第二のネジ穴17にねじ
込むようにして、第一の部材1bと第二の部材2bとを
固定することとしているため、飾り用片11bもこの第
三のネジ14を用いて、第一の部材1bに固定するよう
にしている。
【0048】本実施形態に係るピンオンリール3bは、
第一の実施形態に係るピンオンリール3aにおける保持
用孔4とは異なり、保持用凹部16が設けられている。
【0049】即ち、本実施形態では、図5又は図6に示
すようにピンオンリール3bを保持するための保持用突
起5bが第一の部材1bと第二の部材2bのそれぞれに
設けられており、これらの保持用突起5bに嵌合する程
度の大きさ及び深さを有する保持用凹部15がピンオン
リール3bの表面及び裏面のそれぞれに設けられてい
る。
【0050】なお、第一の部材1bと第二の部材2bの
それぞれに設けられている保持用突起5bは、ピンオン
リール3bの表面及び裏面に設けられている保持用凹部
15に対応した位置に二つずつ設けられている。
【0051】また、第一の部材1b又は第二の部材2b
に設けられている保持用突起5b同士の間隔Dは、二つ
のピンオンリール3b同士が抵触しないようにするた
め、ピンオンリール3bに設けられている保持用凹部1
5の中心からピンオンリール3bの外周部までの長さE
の和(即ち、E×2)に、第一の部材1bと第二の部材
2bとの間のスペーサーとして設けられた柱状部材13
の幅Fを足したものよりも大きくなるように構成する必
要がある(即ち、D>2E+F)。
【0052】なお、本実施形態においては、保持用突起
5bは、第一の部材1b及び第二の部材2bのそれぞれ
に2つずつ設けられている。
【0053】これは、本実施形態においては、ピンオン
リール3bを2つ保持することとしているためである。
【0054】このように構成することにより、本実施形
態においては、ピンオンリール3bに設けられている保
持用凹部15に第一の部材1b及び第二の部材2bに設
けられている保持用突起5bを嵌合させることにより、
ピンオンリールホルダー20は、ピンオンリール3bを
二つ保持することができるようにされている。
【0055】また、ピンオンリール3bの表面及び裏面
のそれぞれに設けられている保持用凹部15の周りに
は、脱落防止用凹部16がそれぞれ設けられている。
【0056】ここで、ピンオンリール3bに設けられる
脱落防止用凹部16は、ピンオンリール3bに設けられ
ている保持用凹部15から、第一の部材1b及び第二の
部材2bに設けられている保持用突起5bが外れた場合
に、保持用突起5bが引っかかる程度の大きさ及び深さ
を有していればよい。
【0057】このように、ピンオンリール3bの表面及
び裏面に設けられている保持用凹部15の周りに脱落防
止用凹部16が設けられているため、ピンオンリール3
bに設けられている保持用凹部15から、第一の部材1
b及び第二の部材2bに設けられている保持用突起5b
が外れた場合でも、保持用突起5bが脱落防止用凹部1
6に引っかかることにより、ピンオンリール3bがピン
オンリールホルダー20から脱落してしまうのを防止す
ることができる。
【0058】また、本実施形態では、第一の実施形態同
様、第二の部材1bの底面裏側に安全ピン9bが設けら
れているが、本実施形態に係る安全ピン9bは、第二の
部材2bに一体的に設けられており、また、第二の部材
1bの底面裏側には、安全ピン9bにより挟み込む衣服
等を固定するための波状突起18が設けられている。
【0059】このような波状突起18が設けられている
ことにより、安全ピン9bにより、ピンオンリール20
がより強固に衣服等に固定されることとなる。
【0060】以上のように本願発明の第二の実施形態に
係るピンオンリール20を構成したので、第一の実施形
態とは異なり、二つのピンオンリール3bを保持するこ
とができるようになる。
【0061】また、本実施形態では、ピンオンリール3
bに設けられている保持用凹部15の周りに脱落防止用
凹部16が設けられているため、第一の部材1b及び第
二の部材2bに設けられている保持用突起5bが保持用
凹部15から外れた場合でも、保持用突起5bが脱落防
止用凹部16に引っかかり、ピンオンリール3bがピン
オンリールホルダー20から脱落してしまうのを防止す
ることができる。
【0062】さらに、本実施形態では、第二の部材2b
の底面裏側に波状突起18が設けられているため、より
強固にピンオンリールホルダー20を衣服等に固定する
ことができる。
【0063】なお、本実施形態に係るピンオンリールホ
ルダー20は2個のピンオンリール3bを保持するする
ものとして構成したが、ピンオンリールホルダー20に
より保持できるピンオンリール3bの個数は2個には限
定されない。3個以上のピンオンリール3bを保持でき
るようにピンオンリールホルダー20を構成することも
可能である。
【0064】図9は、本願発明の第三の実施形態に係る
ピンオンリールホルダー30の分解斜視図である。
【0065】本実施形態においては、第一の実施形態と
同様保持用孔4を有するピンオンリール3aを用いてお
り、また、保持用ピン19を用いてピンオンリール3a
を二つ保持するようにされている他は、第二の実施形態
と同様の構成を有している。
【0066】保持用ピン19は、ピン部21が二つ設け
られており、ほぼ「コ」字型の形状を有している。
【0067】二つのピン部21が設けられているのは、
本実施形態では、二つのピンオンリール3aを保持する
こととしているためである。
【0068】なお、本実施形態では、二つのピン部21
を一体的に形成するため、ほぼ「コ」字型の保持用ピン
19を用いたが、例えば、一つのピン部を有する保持用
ピンを二つ用意して、二つのピンオンリールを保持する
ような構成を採用することもできる。
【0069】したがって、保持用ピン19に設けられて
いるピン部21を第一の部材1cの上面から、ピンオン
リール3aに設けられている保持用孔4を貫通させて、
第二の部材2cに設けられている嵌合用凹部22に嵌合
させることにより、ピンオンリール3aを保持すること
ができるようにされている。
【0070】なお、保持用ピン19に設けられているピ
ン部21同士の間隔Gは、第二の実施形態における保持
用突起5bと同様に、ピンオンリール3aに設けられて
いる保持用孔4の中心からピンオンリール3aの外周部
までの長さEの和(即ち、E×2)に、第一の部材1b
と第二の部材2bとの間のスペーサーとして設けられた
柱状部材13の幅Fを足したものよりも大きくなるよう
に構成する必要がある(即ち、G>2E+F)。
【0071】また、第二の部材2cの下面にあるため図
示されていないが、本実施形態においても第二の実施形
態同様、安全ピン9bが、第二の部材2cの下面に設け
られている。
【0072】以上のように本願発明の第三の実施形態に
係るピンオンリールホルダー30を構成したので、第二
の実施形態同様、二つのピンオンリール3aを保持する
ことができ、また、第二の実施形態とは異なり、ピンオ
ンリール3aに脱落防止用凹部16を設けることなく、
ピンオンリール3aがピンオンリールホルダー30から
脱落してしまうのを防止することができる。
【0073】なお、本実施形態に係るピンオンリールホ
ルダー30は2個のピンオンリール3aを保持するする
ものとして構成したが、ピンオンリールホルダー30に
より保持できるピンオンリール3aの個数は2個には限
定されない。3個以上のピンオンリール3aを保持でき
るようにピンオンリールホルダー30を構成することも
可能である。
【0074】
【発明の効果】以上のように本願発明は構成されるの
で、ピンオンリールホルダーによりピンオンリールを保
持することができる。
【0075】また、ピンオンリールホルダーに設けられ
ている安全ピンによりピンオンリールを衣服等に固定す
ることができる。
【0076】さらに、複数のピンオンリールを一つにま
とめて保持することができるため、消費者の選択によ
り、ピンオンリールホルダーに保持するピンオンリール
の数を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態に係るピンオンリールホルダー
10の分解斜視図。
【図2】ピンオンリールホルダー10の第一の部材1a
の下方斜視図。
【図3】ピンオンリールホルダー10の第二の部材2a
の下方斜視図。
【図4】ピンオンリールホルダー10にピンオンリール
3aを取り付けた場合の上面図。
【図5】第二の実施形態に係るピンオンリールホルダー
20の分解斜視図。
【図6】ピンオンリールホルダー20の第一の部材1b
の下方斜視図。
【図7】ピンオンリールホルダー20の第二の部材2b
の下方斜視図。
【図8】ピンオンリールホルダー20にピンオンリール
3bを二つ取り付けた場合の上面図。
【図9】第三の実施形態に係るピンオンリールホルダー
30の分解斜視図。
【符号の説明】
1a−1c 第一の部材 2a−2c 第二の部材 3a、3b ピンオンリール 4 保持用孔 5a、5b 保持用突起 6 第一のネジ穴 8 第一のネジ 9a、9b 安全ピン 10 第一の実施形態に係るピンオンリールホルダー 11a、11b 飾り用片 12 第二のネジ 13 柱状部材 14 第三のネジ 15 保持用凹部 16 脱落防止用凹部 17 第二のネジ穴 19 保持用ピン 20 第二の実施形態に係るピンオンリールホルダー 22 嵌合用凹部 30 第三の実施形態に係るピンオンリールホルダー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の部材と、 前記第一の部材とともにピンオンリールを両側から挟み
    込む第二の部材と、 前記ピンオンリールを前記第一の部材と前記第二の部材
    とに対して保持する保持手段と、 前記第一の部材と前記第二の部材とを相互に固定する固
    定手段と、 からなるピンオンリールホルダー。
  2. 【請求項2】 前記ピンオンリールには、相互に対向す
    る一対の面において、前記ピンオンリールの中心軸に沿
    って設けられている貫通孔または凹部が形成されてお
    り、 前記保持手段は前記第一の部材及び前記第二の部材の少
    なくとも一方に設けられた突起からなり、 前記突起は前記ピンオンリールの前記貫通孔または凹部
    に係合するものであることを特徴とする請求項1に記載
    のピンオンリールホルダー。
  3. 【請求項3】 前記ピンオンリールには、相互に対向す
    る一対の面において、前記ピンオンリールの中心軸に沿
    って設けられている貫通孔の周囲に凹部が形成されてお
    り、 前記保持手段は前記第一の部材及び前記第二の部材に設
    けられた突起からなり、 前記突起は前記ピンオンリールの前記貫通孔に係合して
    おり、前記貫通孔から外れた場合であっても、前記凹部
    に引っかかるものであることを特徴とする請求項1に記
    載のピンオンリールホルダー。
  4. 【請求項4】 前記ピンオンリールには、その中心軸に
    沿って貫通孔が設けられており、 前記保持手段は、前記貫通孔を通り、前記第一の部材及
    び前記第二の部材の少なくとも何れか一方に固定可能な
    ピン状部材からなるものであることを特徴とする請求項
    1に記載のピンオンリールホルダー。
  5. 【請求項5】 前記第一の部材又は第二の部材の外周面
    には安全ピン構造が形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至4の何れか一項に記載のピンオンリールホル
    ダー。
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